JP2006315105A - パンチ穴あけ器 - Google Patents
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Abstract
【課題】書類を綴じるため、従来は、パンチ穴を開ける作業と補強シールを貼る作業は別々に行っており、台紙に貼られたシールをその都度、剥がし、パンチ穴につける方法が一般的であった。
【解決手段】書類に綴じるためのパンチ穴を開け、続いて、その穴の補強に補強シールを貼る操作を、補強シールを貼る工程とパンチ穴を開ける工程、操作を戻す工程からなる1回の押し戻りの操作だけで行うことにより、誰でも簡単にパンチ穴を開けると同時に補強シールを貼ることができるパンチ穴あけ器を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】書類に綴じるためのパンチ穴を開け、続いて、その穴の補強に補強シールを貼る操作を、補強シールを貼る工程とパンチ穴を開ける工程、操作を戻す工程からなる1回の押し戻りの操作だけで行うことにより、誰でも簡単にパンチ穴を開けると同時に補強シールを貼ることができるパンチ穴あけ器を提供する。
【選択図】図1
Description
この発明は、書類に綴じ穴を開け、その穴の補強に補強シールを貼る作業を、一連の押し戻りの操作で行うパンチ穴あけ器に関する。
従来は、パンチ穴を開ける作業と補強シールを貼る作業は別々に行っており、台紙に貼られたシールをその都度、剥がし、パンチ穴につける方法が一般的であった。
しかしながら、以上の方法によれば、シールを1枚ずつ、剥がし、パンチ穴部へ貼り付けるので、時間がかかり、うまく穴上に貼れない場合ある。時には、貼りなおしにより、書類を傷めることもある。
そこで、この発明は、誰でも簡単にパンチ穴を開けると同時に補強シールを貼ることができるパンチ穴あけ器を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために、パンチ穴を開ける軸棒の周りにシールを積層したシールカートリッジをはめ込み、上部を手で押すことにより、パンチ穴が開き、そのまま、さらに押し込むことによりシールが貼れるようにしたパンチ穴あけ器、あるいは、先に、シールが貼れるようにし、その後、パンチ穴が開くようにしたパンチ穴あけ器を考案した。
従来からあるパンチ穴を開ける軸棒の周りにシールを積層したシールカートリッジをはめ込む構造になっている。軸棒の上部を押し込むことにより、シールカートリッジが下がり、書類に押し付けられ、シールの糊面で、書類にシールが1枚だけ貼ることができる。
続いて、そのまま、さらに押し込むことにより、パンチの軸棒が下がり、書類にパンチ穴が開く。
押すのを止めると、上部の引き上げようのスプリングで、軸棒とシールカートリッジが上に戻される。こうして、1回の押し戻りの操作で、誰でも簡単にパンチ穴を開けると同時に補強シールを貼ることができる。
ここで用いるシールは、簡単に破れない強度の化学合成フィルムや紙質から出来ており、5円玉のように円形で中に、パンチ穴と同径の穴が開いていて、その裏面には糊部があり、粘着性を持っている。一旦、書類などに押し付けられると、中々剥がれない接着剤がコーティングされていることが好ましい。
また、シールカートリッジは、上述のシールが整然と積層された、竹輪状の中が空いている円筒になっている。シールカートリッジは、パンチ穴を開ける軸棒に通した構造になっている。シールカートリッジは積層されたシールと内部スプリングからなり、押し付け圧力の強さが調整できる構造になっている。
シールカートリッジカバーにシールカートリッジを取り替える場合は、支柱を倒し、新しいシールカートリッジを取り付ける方法や側面から取り外しできるような方法があるが、これらに限定するものではない。
以上の説明から明らかのように、1回の押し戻りの操作で、誰でも簡単にパンチ穴を開けると同時に補強シールを貼ることができるパンチ穴あけ器を考案することができた。特に、多くの書類にこのような作業する場合に、効果を発揮することができる。
以下、この発明の実施形態を、図に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、この発明の一実施形態に係るパンチ穴あけ器は、パンチ穴軸棒(1)、軸棒操作レバー(2)、軸棒固定支持台(3)、シールカートリッジカバーのスプリング(5)、シールカートリッジ(6)、台座(7)、軸棒操作レバー引き上げ用スプリング(8)、支柱(9)、軸棒操作レバー留具(10)、パンチ穴軸棒留具(11)、支柱留具(12)、パンチ穴軸棒の穴あけ刃先(13)からなっている。
図1の中の円(4)は、パンチ穴軸棒とシールカートリッジの断面を表す。また、図1の中のA−A‘の線での断面は、図2の中の円(4)に示す。
まず、綴じる書類を台座(7)の上に乗せ、パンチ穴を開けるところの位置決めをする。次に、軸棒操作レバー(2)を引き下げる。軸棒に取り付けられたシールカートリッジ(6)が下がり、書類に押し付けられ、シールの糊面で、書類に最下部のシールが1枚だけ貼られる。
続いて、そのまま、さらに押し込むことにより、シールカートリッジ(6)は、シールカートリッジカバーのスプリング(5)で、押し上げられ、他方、パンチ穴の軸棒(1)が下がり、その刃先(13)で書類にパンチ穴が開く。
押すのを止めると、上部の軸棒操作レバー引き上げ用スプリング(8)で、軸棒操作レバー(2)が、引き上げられ、軸棒(1)とシールカートリッジ(6)が上に戻される。こうして、1回の押し戻りの操作で、誰でも簡単にパンチ穴を開けると同時に補強シールを貼ることができる。
シールカートリッジカバー(5)にシールカートリッジ(6)を取り替える場合は、図3に示すように、支柱(9)を倒し、新しいシールカートリッジ(6)を取り付ける。
パンチ穴軸棒(1)、軸棒操作レバー(2)、軸棒固定支持台(3)、シールカートリッジカバー及びそのスプリング(5)、積層されたシールのカートリッジ(6)、台座(7)、軸棒操作レバー引き上げ用スプリング(8)、支柱(9)、軸棒操作レバー留具(10)、パンチ穴軸棒留具(11)、支柱留具(12)、パンチ穴軸棒の穴あけ刃先(13)。
Claims (4)
- 書類に綴じるためのパンチ穴を開け、その穴の補強に補強シールを貼る操作を、補強シールを貼る工程とパンチ穴を開ける工程、操作を戻す工程からなる1回の押し戻りの操作だけで行うことを特徴とするパンチ穴あけ器。
- パンチ穴を開ける軸棒の周りにシールを積層したシールカートリッジをはめ込む構造になっており、上部を手で押すことにより、パンチの軸棒が下がり、書類に穴が開く第一段階、そのまま、さらに押し込むことにより、続いて、シールカートリッジが下がり、書類に押し付けられ、シールの糊面で、書類にシールが1枚だけ貼る第二段階、押すのを止めると、付けていたスプリングで、軸棒とシールカートリッジが上に戻される第三段階を1回の押し戻りの操作で行うことを特徴とする請求項1記載のパンチ穴あけ器。
- パンチ穴を開ける軸棒の周りにシールを積層したシールカートリッジをはめ込む構造になっており、上部を手で押すことにより、シールカートリッジが下がり、書類に押し付けられ、シールの糊面で、書類にシールが1枚だけ貼る第一段階、そのまま、さらに押し込むことにより、続いて、パンチの軸棒が下がり、書類に穴が開く第二段階、押すのを止めると、付けていたスプリングで、軸棒とシールカートリッジが上に戻される第三段階を1回の押し戻りの操作で行うことを特徴とする請求項1記載のパンチ穴あけ器。
- ここで用いるシールカートリッジは、下片面が糊部になっている粘着性シールが整然と積層された、竹輪状の中が空いている円筒になっており、シールカートリッジは、パンチ穴を開ける軸棒に通した構造になっていることを特徴とする請求項1記載のパンチ穴あけ器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005137949A JP2006315105A (ja) | 2005-05-11 | 2005-05-11 | パンチ穴あけ器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005137949A JP2006315105A (ja) | 2005-05-11 | 2005-05-11 | パンチ穴あけ器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006315105A true JP2006315105A (ja) | 2006-11-24 |
Family
ID=37536214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005137949A Pending JP2006315105A (ja) | 2005-05-11 | 2005-05-11 | パンチ穴あけ器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006315105A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013203223A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Lintec Corp | 防錆方法 |
JP2018027606A (ja) * | 2016-08-19 | 2018-02-22 | コクヨ株式会社 | パンチ |
CN113199554A (zh) * | 2021-04-27 | 2021-08-03 | 桃江县亿阳仑生态食品有限公司 | 一种自动漂笋打孔装置 |
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2005
- 2005-05-11 JP JP2005137949A patent/JP2006315105A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013203223A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Lintec Corp | 防錆方法 |
JP2018027606A (ja) * | 2016-08-19 | 2018-02-22 | コクヨ株式会社 | パンチ |
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CN113199554B (zh) * | 2021-04-27 | 2022-06-17 | 桃江县亿阳仑生态食品有限公司 | 一种自动漂笋打孔装置 |
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