JPH1178125A - カラープリンタドライバ装置 - Google Patents
カラープリンタドライバ装置Info
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- JPH1178125A JPH1178125A JP9250818A JP25081897A JPH1178125A JP H1178125 A JPH1178125 A JP H1178125A JP 9250818 A JP9250818 A JP 9250818A JP 25081897 A JP25081897 A JP 25081897A JP H1178125 A JPH1178125 A JP H1178125A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数種類の印刷用紙及び使用プリンタのそれ
ぞれに最適な色再現性を得るＵＣＲ処理方法が容易かつ
確実に判明するようにし、かつ、保存して最適なＵＣＲ
処理による色再現性に優れた印刷を行う。 【解決手段】 ＣＰＵ１からの印刷命令信号によって、
インクジェットプリンタ８が、ＲＧＢデータを印刷デー
タ信号のＣＭＹＫデータに生成して出力する。また、印
刷用紙及び使用プリンタでのそれぞれの最適な色再現性
の印刷画像を形成するＵＣＲ処理方法を得るテスト印刷
を行う。このテスト印刷に対する確認結果（評価）に基
づいて、テスト印刷を行った印刷用紙及び使用プリンタ
での最適なＵＣＲ処理方法を選択して保存する。この
後、実際に印刷する印刷用紙及び使用プリンタに対応し
たＵＣＲ処理方法を読み出して処理したＣＭＹＫデータ
をインクジェットプリンタ８に送出して印刷する。
ぞれに最適な色再現性を得るＵＣＲ処理方法が容易かつ
確実に判明するようにし、かつ、保存して最適なＵＣＲ
処理による色再現性に優れた印刷を行う。 【解決手段】 ＣＰＵ１からの印刷命令信号によって、
インクジェットプリンタ８が、ＲＧＢデータを印刷デー
タ信号のＣＭＹＫデータに生成して出力する。また、印
刷用紙及び使用プリンタでのそれぞれの最適な色再現性
の印刷画像を形成するＵＣＲ処理方法を得るテスト印刷
を行う。このテスト印刷に対する確認結果（評価）に基
づいて、テスト印刷を行った印刷用紙及び使用プリンタ
での最適なＵＣＲ処理方法を選択して保存する。この
後、実際に印刷する印刷用紙及び使用プリンタに対応し
たＵＣＲ処理方法を読み出して処理したＣＭＹＫデータ
をインクジェットプリンタ８に送出して印刷する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタ、カラー複写装置、電子写真プリンタ等に利用
し、多種類の印刷用紙及びプリンタのそれぞれに最適な
色再現性を形成するＵＣＲ処理方法を得るためのＵＣＲ
テスト及び選択保存を行うカラープリンタドライバ装置
に関する。
リンタ、カラー複写装置、電子写真プリンタ等に利用
し、多種類の印刷用紙及びプリンタのそれぞれに最適な
色再現性を形成するＵＣＲ処理方法を得るためのＵＣＲ
テスト及び選択保存を行うカラープリンタドライバ装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、４色刷りカラー画像の形成では、
シアン（Ｃ）、マゼンタ（Ｍ）及びイエロー（Ｙ）のそ
れぞれの色とともに、これらの合成で形成される黒色に
代えて黒インクを使用している。いわゆる、自然な色を
得る色再現性の向上を図るための下色除去（ＵＣＲ:Und
ercolor Removal)処理が行われている。このようなカラ
ー画像形成におけるＵＣＲ処理を行うプリンタは、例え
ば、特開平６３ー２７４５４８号公報に示すものがあ
る。このようなプリンタでは、最適な色再現性を得るた
めにＵＣＲ率を外部スイッチ回路によって任意に設定し
ている。
シアン（Ｃ）、マゼンタ（Ｍ）及びイエロー（Ｙ）のそ
れぞれの色とともに、これらの合成で形成される黒色に
代えて黒インクを使用している。いわゆる、自然な色を
得る色再現性の向上を図るための下色除去（ＵＣＲ:Und
ercolor Removal)処理が行われている。このようなカラ
ー画像形成におけるＵＣＲ処理を行うプリンタは、例え
ば、特開平６３ー２７４５４８号公報に示すものがあ
る。このようなプリンタでは、最適な色再現性を得るた
めにＵＣＲ率を外部スイッチ回路によって任意に設定し
ている。
【０００３】図１０は従来例のＵＣＲ率を外部スイッチ
回路によって任意に設定するインクジェットプリンタド
ライバの構成例を示すブロック図である。この例は、Ｃ
ＰＵ１からの印刷命令によってプリンタドライバ２内の
画像データ受信部３が、印刷用の０〜２５５の整数値の
データ形式のＲＧＢデータ（Ｒ０，Ｇ０，Ｂ０）を受け
取って、色変換処理部４に送出する。色変換処理部４で
はＲＧＢデータを０〜２５５の整数値のデータ形式のＣ
ＭＹデータ（Ｒ０，Ｇ０，Ｂ０→Ｃ０，Ｍ０，Ｙ０）に
色変換の処理を行って２値化処理部５に送出する。２値
化処理部５では、ＣＭＹデータ（Ｃ０，Ｍ０，Ｙ０）を
０又は２５６データ形式のＣＭＹデータ（Ｃ１，Ｍ１，
Ｙ１）に２値化する。
回路によって任意に設定するインクジェットプリンタド
ライバの構成例を示すブロック図である。この例は、Ｃ
ＰＵ１からの印刷命令によってプリンタドライバ２内の
画像データ受信部３が、印刷用の０〜２５５の整数値の
データ形式のＲＧＢデータ（Ｒ０，Ｇ０，Ｂ０）を受け
取って、色変換処理部４に送出する。色変換処理部４で
はＲＧＢデータを０〜２５５の整数値のデータ形式のＣ
ＭＹデータ（Ｒ０，Ｇ０，Ｂ０→Ｃ０，Ｍ０，Ｙ０）に
色変換の処理を行って２値化処理部５に送出する。２値
化処理部５では、ＣＭＹデータ（Ｃ０，Ｍ０，Ｙ０）を
０又は２５６データ形式のＣＭＹデータ（Ｃ１，Ｍ１，
Ｙ１）に２値化する。
【０００４】この２値のＣＭＹデータ（Ｃ１，Ｍ１，Ｙ
１）がＵＣＲ処理部６に入力され、ここでＣＭＹデータ
（Ｃ１，Ｍ１，Ｙ１）を０又は２５６データ形式のＣＭ
ＹＫデータ（Ｃ１，Ｍ１，Ｙ１→Ｃ２，Ｍ２，Ｙ２，Ｋ
２）に変換して画像データ送信部７に送出する。この
際、ＵＣＲ処理部６の外部スイッチ回路ＳＷによってＵ
ＣＲ率を任意に設定する。画像データ送信部７からのＣ
ＭＹＫデータ（Ｃ２，Ｍ２，Ｙ２，Ｋ２）を印刷データ
信号としてインクジェットプリンタ８に送出し、ここで
印刷して出力する。
１）がＵＣＲ処理部６に入力され、ここでＣＭＹデータ
（Ｃ１，Ｍ１，Ｙ１）を０又は２５６データ形式のＣＭ
ＹＫデータ（Ｃ１，Ｍ１，Ｙ１→Ｃ２，Ｍ２，Ｙ２，Ｋ
２）に変換して画像データ送信部７に送出する。この
際、ＵＣＲ処理部６の外部スイッチ回路ＳＷによってＵ
ＣＲ率を任意に設定する。画像データ送信部７からのＣ
ＭＹＫデータ（Ｃ２，Ｍ２，Ｙ２，Ｋ２）を印刷データ
信号としてインクジェットプリンタ８に送出し、ここで
印刷して出力する。
【０００５】図１１は従来のＵＣＲ処理方法を説明する
ための図である。ＣＭＹ信号がそれぞれ図１１（ａ）に
示すＣ，Ｍ，Ｙの場合のＵＣＲ処理は次式（１）で表さ
れる。したがって、Ｃ，Ｍ，Ｙは図１１（ｂ）に示すよ
うにＣａ，Ｍａ，Ｙａで表される。
ための図である。ＣＭＹ信号がそれぞれ図１１（ａ）に
示すＣ，Ｍ，Ｙの場合のＵＣＲ処理は次式（１）で表さ
れる。したがって、Ｃ，Ｍ，Ｙは図１１（ｂ）に示すよ
うにＣａ，Ｍａ，Ｙａで表される。
【０００６】 Ｋ＝ｍｉｎ［Ｃ，Ｍ，Ｙ］ Ｃａ＝Ｃ−βＫ Ｍａ＝Ｍ−βＫ Ｙａ＝Ｙ−βＫ …（１） β：ＵＣＲ率 βＫ：ＵＣＲ量
【０００７】この（数１）に示されるように外部スイッ
チ回路の設定によってＵＣＲ率βを任意に設定する。す
なわち、ＵＣＲ率βをＵＣＲ処理を行わない下色加刷
（ＵＣＡ）処理から完全なＵＣＲ処理までの間に設定す
る。このように従来の外部スイッチ回路によってＵＣＡ
処理から完全なＵＣＲ処理までを任意に設定できる汎用
性があり、プリンタごとの動作特性に対応できるように
なっている。
チ回路の設定によってＵＣＲ率βを任意に設定する。す
なわち、ＵＣＲ率βをＵＣＲ処理を行わない下色加刷
（ＵＣＡ）処理から完全なＵＣＲ処理までの間に設定す
る。このように従来の外部スイッチ回路によってＵＣＡ
処理から完全なＵＣＲ処理までを任意に設定できる汎用
性があり、プリンタごとの動作特性に対応できるように
なっている。
【０００８】このように従来のプリンタではＵＣＲ率β
を任意に設定可能であるが、最適な色再現性（品質）を
得るＵＣＲ率βの設定には困難を伴う。これはＵＣＲ率
βの高低の設定によって、実際に印刷した際の色再現の
変化が印刷前に容易に判明しないためである。例えば、
個々のインクジェットプリンタに対する最適なＵＣＲ率
βが予め判明している印刷用紙を使用した場合は、最適
な色再現性（品質）が得られるが、印刷用紙は、再生紙
を含む多種類が使用されるため、使用するそれぞれの印
刷用紙ごとに最適な色再現性（品質）が得られるＵＣＲ
率βの設定に困難を伴う。
を任意に設定可能であるが、最適な色再現性（品質）を
得るＵＣＲ率βの設定には困難を伴う。これはＵＣＲ率
βの高低の設定によって、実際に印刷した際の色再現の
変化が印刷前に容易に判明しないためである。例えば、
個々のインクジェットプリンタに対する最適なＵＣＲ率
βが予め判明している印刷用紙を使用した場合は、最適
な色再現性（品質）が得られるが、印刷用紙は、再生紙
を含む多種類が使用されるため、使用するそれぞれの印
刷用紙ごとに最適な色再現性（品質）が得られるＵＣＲ
率βの設定に困難を伴う。
【０００９】更に、ＵＣＲ処理の調整、すなわち、各種
のＵＣＲ処理方法を採用しても多種類の印刷用紙でのそ
れぞれの最適な色再現性（品質）が得られ難い。これは
ＵＣＡ処理から完全なＵＣＲ処理までを任意に設定でき
る汎用性を有しているものの、ＵＣＲ率βの高低の計算
式が、実際のプリンタでの印刷による色再現の変化に対
応していないためである。例えば、インクジェットプリ
ンタでは、搬送機構、送り出し機構などでの印刷用紙位
置の微妙な変動によってドットのバラツキが発生し、ま
た、黒インクの使用によるカラー（Ｃ，Ｍ，Ｙ）インク
の多量消費の抑制を考慮していないためである。
のＵＣＲ処理方法を採用しても多種類の印刷用紙でのそ
れぞれの最適な色再現性（品質）が得られ難い。これは
ＵＣＡ処理から完全なＵＣＲ処理までを任意に設定でき
る汎用性を有しているものの、ＵＣＲ率βの高低の計算
式が、実際のプリンタでの印刷による色再現の変化に対
応していないためである。例えば、インクジェットプリ
ンタでは、搬送機構、送り出し機構などでの印刷用紙位
置の微妙な変動によってドットのバラツキが発生し、ま
た、黒インクの使用によるカラー（Ｃ，Ｍ，Ｙ）インク
の多量消費の抑制を考慮していないためである。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
では最適な色再現性（品質）を得るＵＣＲ率βの設定に
困難を伴うとともに、ＵＣＲ処理の調整によって、多種
類の印刷用紙でのそれぞれの最適な色再現性（品質）が
得られ難いという欠点がある。
では最適な色再現性（品質）を得るＵＣＲ率βの設定に
困難を伴うとともに、ＵＣＲ処理の調整によって、多種
類の印刷用紙でのそれぞれの最適な色再現性（品質）が
得られ難いという欠点がある。
【００１１】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、多種類の印刷用紙及び使用
プリンタのそれぞれに最適な色再現性（品質）を得るＵ
ＣＲ処理方法が容易かつ確実に得られ、かつ、印刷用紙
及び使用プリンタごとに自然な高品質での印刷が可能に
なるとともに、インクの消費量が偏らないように出来る
カラープリンタドライバ装置の提供を目的とする。
課題を解決するものであり、多種類の印刷用紙及び使用
プリンタのそれぞれに最適な色再現性（品質）を得るＵ
ＣＲ処理方法が容易かつ確実に得られ、かつ、印刷用紙
及び使用プリンタごとに自然な高品質での印刷が可能に
なるとともに、インクの消費量が偏らないように出来る
カラープリンタドライバ装置の提供を目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項１記載の発明は、カラー画像形成におけるＵ
ＣＲ処理を行うカラープリンタドライバ装置において、
複数種類のＵＣＲ処理方法に基づいた印刷品質を確認す
るためのテスト印刷を行い、この確認結果に基づいたＵ
ＣＲ処理方法を選択し、かつ、選択したＵＣＲ処理方法
を保存するとともに、この後に保存したＵＣＲ処理方法
に基づいて印刷を行うためのＵＣＲテスト／処理手段を
備える構成としてある。
に、請求項１記載の発明は、カラー画像形成におけるＵ
ＣＲ処理を行うカラープリンタドライバ装置において、
複数種類のＵＣＲ処理方法に基づいた印刷品質を確認す
るためのテスト印刷を行い、この確認結果に基づいたＵ
ＣＲ処理方法を選択し、かつ、選択したＵＣＲ処理方法
を保存するとともに、この後に保存したＵＣＲ処理方法
に基づいて印刷を行うためのＵＣＲテスト／処理手段を
備える構成としてある。
【００１３】請求項２記載のカラープリンタドライバ装
置は、前記ＵＣＲテスト／処理手段が、印刷用紙ごとに
最適な色再現性が得られるＵＣＲ処理方法を選択して保
存する構成としてある。
置は、前記ＵＣＲテスト／処理手段が、印刷用紙ごとに
最適な色再現性が得られるＵＣＲ処理方法を選択して保
存する構成としてある。
【００１４】請求項３記載のカラープリンタドライバ装
置は、前記ＵＣＲテスト／処理手段が、プリンタごとに
最適な色再現性が得られるＵＣＲ処理方法を選択して保
存する構成としてある。
置は、前記ＵＣＲテスト／処理手段が、プリンタごとに
最適な色再現性が得られるＵＣＲ処理方法を選択して保
存する構成としてある。
【００１５】請求項４記載のカラープリンタドライバ装
置は、前記テスト印刷の確認結果に基づいて選択したＵ
ＣＲ処理方法に、テスト印刷を行った印刷用紙及びプリ
ンタのそれぞれを特定する数字を含む記号を付加して保
存し、この保存後に記号を入力して、実際の印刷を行う
印刷用紙及びプリンタのそれぞれに最適なＵＣＲ処理方
法を読み出して印刷を行う構成としてある。
置は、前記テスト印刷の確認結果に基づいて選択したＵ
ＣＲ処理方法に、テスト印刷を行った印刷用紙及びプリ
ンタのそれぞれを特定する数字を含む記号を付加して保
存し、この保存後に記号を入力して、実際の印刷を行う
印刷用紙及びプリンタのそれぞれに最適なＵＣＲ処理方
法を読み出して印刷を行う構成としてある。
【００１６】請求項５記載のカラープリンタドライバ装
置は、前記ＵＣＲテスト／処理手段として、ＲＧＢデー
タを受け取る画像データ受信部と、画像データ受信部か
らのＲＧＢデータをＣＭＹデータに色変換して出力する
色変換処理部と、色変換処理部からのＣＭＹデータを２
値化する２値化処理部と、複数種類のＵＣＲ処理方法に
基づいたそれぞれの印刷品質を確認するためのテスト印
刷を行い、この確認結果に基づいたＵＣＲ処理方法を選
択し、かつ、選択したＵＣＲ処理方法を保存するととも
に、この保存したＵＣＲ処理方法に基づいて２値化処理
部からのＣＭＹデータに対し、使用する印刷用紙及びプ
リンタ適合するＵＣＲ処理を施して送出するＵＣＲテス
ト／処理部と、ＵＣＲテスト／処理部からの印刷用のＣ
ＭＹＫデータをインタフェース処理してプリンタに出力
するインタフェース処理部とを備える構成としてある。
置は、前記ＵＣＲテスト／処理手段として、ＲＧＢデー
タを受け取る画像データ受信部と、画像データ受信部か
らのＲＧＢデータをＣＭＹデータに色変換して出力する
色変換処理部と、色変換処理部からのＣＭＹデータを２
値化する２値化処理部と、複数種類のＵＣＲ処理方法に
基づいたそれぞれの印刷品質を確認するためのテスト印
刷を行い、この確認結果に基づいたＵＣＲ処理方法を選
択し、かつ、選択したＵＣＲ処理方法を保存するととも
に、この保存したＵＣＲ処理方法に基づいて２値化処理
部からのＣＭＹデータに対し、使用する印刷用紙及びプ
リンタ適合するＵＣＲ処理を施して送出するＵＣＲテス
ト／処理部と、ＵＣＲテスト／処理部からの印刷用のＣ
ＭＹＫデータをインタフェース処理してプリンタに出力
するインタフェース処理部とを備える構成としてある。
【００１７】請求項６記載のカラープリンタドライバ装
置は、前記ＵＣＲテスト／処理部として、操作指示に対
応した各命令信号を送出する画面入力制御部と、ＵＣＲ
テスト及び選択保存操作用のダイアログボックスのデー
タを格納した画像データメモリと、画像データメモリに
記憶しているダイアログボックスを画面入力制御部の制
御で画面表示する表示ディスプレイと、表示ディスプレ
イに画面表示されたダイアログボックスに対してＵＣＲ
テスト及び選択保存の指示操作を行うための操作部と、
ＵＣＲテスト及び選択保存用の画像データを送出する画
像データ形成部と、ＵＣＲ処理制御部が読み出すための
複数種類のＵＣＲ処理方法のデータを記憶するＵＣＲ処
理記憶部と、ＵＣＲ処理記憶部が記憶している複数種類
のＵＣＲ処理方法のデータを読み出して送出するＵＣＲ
処理制御部と、画像データ形成部からのＵＣＲテスト用
の画像データを、ＵＣＲ処理制御部からの複数種類のＵ
ＣＲ処理方法のデータに基づいて印刷画像データに変換
する画像変換制御部と、画像変換制御部からの印刷画像
のＣＭＹＫデータをプリンタに適合するインタフェース
処理を行って送出するインタフェース処理部と、画像変
換制御部がＵＣＲテスト及び選択保存時に読み出すＵＣ
Ｒテスト用の画像データを記憶するテスト印刷データ記
憶部とを備える構成としてある。
置は、前記ＵＣＲテスト／処理部として、操作指示に対
応した各命令信号を送出する画面入力制御部と、ＵＣＲ
テスト及び選択保存操作用のダイアログボックスのデー
タを格納した画像データメモリと、画像データメモリに
記憶しているダイアログボックスを画面入力制御部の制
御で画面表示する表示ディスプレイと、表示ディスプレ
イに画面表示されたダイアログボックスに対してＵＣＲ
テスト及び選択保存の指示操作を行うための操作部と、
ＵＣＲテスト及び選択保存用の画像データを送出する画
像データ形成部と、ＵＣＲ処理制御部が読み出すための
複数種類のＵＣＲ処理方法のデータを記憶するＵＣＲ処
理記憶部と、ＵＣＲ処理記憶部が記憶している複数種類
のＵＣＲ処理方法のデータを読み出して送出するＵＣＲ
処理制御部と、画像データ形成部からのＵＣＲテスト用
の画像データを、ＵＣＲ処理制御部からの複数種類のＵ
ＣＲ処理方法のデータに基づいて印刷画像データに変換
する画像変換制御部と、画像変換制御部からの印刷画像
のＣＭＹＫデータをプリンタに適合するインタフェース
処理を行って送出するインタフェース処理部と、画像変
換制御部がＵＣＲテスト及び選択保存時に読み出すＵＣ
Ｒテスト用の画像データを記憶するテスト印刷データ記
憶部とを備える構成としてある。
【００１８】請求項７記載のカラープリンタドライバ装
置は、前記ダイアログボックスとして、複数種類の異な
るＵＣＲ処理方法から選択したＵＣＲ処理方法を選択す
るためのＵＣＲ設定部と、複数種類のＵＣＲ処理方法に
よるテスト印刷を指示するためのテスト印刷部と、テス
ト印刷を行った印刷用紙及び／又はプリンタの特定番
号、及び、この特定番号の印刷用紙及び／又はプリンタ
に対するＵＣＲ処理方法を保存する指示を行うための保
存部と、使用する特定番号の印刷用紙及び／又はプリン
タに対応した前回のＵＣＲテストで保存しているＵＣＲ
処理方法を呼び出す指示を行うための呼出部と、ＵＣＲ
テストの確認結果に基づいたＵＣＲ処理方法を保存する
ための指示を行うＯＫ部と、ＵＣＲ処理方法を保存しな
いで処理終了する指示を行うためのキャンセル部とを備
える構成としてある。
置は、前記ダイアログボックスとして、複数種類の異な
るＵＣＲ処理方法から選択したＵＣＲ処理方法を選択す
るためのＵＣＲ設定部と、複数種類のＵＣＲ処理方法に
よるテスト印刷を指示するためのテスト印刷部と、テス
ト印刷を行った印刷用紙及び／又はプリンタの特定番
号、及び、この特定番号の印刷用紙及び／又はプリンタ
に対するＵＣＲ処理方法を保存する指示を行うための保
存部と、使用する特定番号の印刷用紙及び／又はプリン
タに対応した前回のＵＣＲテストで保存しているＵＣＲ
処理方法を呼び出す指示を行うための呼出部と、ＵＣＲ
テストの確認結果に基づいたＵＣＲ処理方法を保存する
ための指示を行うＯＫ部と、ＵＣＲ処理方法を保存しな
いで処理終了する指示を行うためのキャンセル部とを備
える構成としてある。
【００１９】請求項８記載のカラープリンタドライバ装
置は、前記テスト印刷の確認結果に基づいたＵＣＲ処理
方法の選択を、ＣＭＹが最小値の階調数及びＵＣＲ置換
率に基づいて行う構成としてある。
置は、前記テスト印刷の確認結果に基づいたＵＣＲ処理
方法の選択を、ＣＭＹが最小値の階調数及びＵＣＲ置換
率に基づいて行う構成としてある。
【００２０】請求項９記載のカラープリンタドライバ装
置は、前記テスト印刷の確認結果に基づいたＵＣＲ処理
方法の選択を、インクジェットプリンタによる印刷での
ＣＭＹで形成されるプロセスブラック及び黒色インクの
みによるピュアブラックにおける白抜け部分の発生量に
基づいて行う構成としてある。
置は、前記テスト印刷の確認結果に基づいたＵＣＲ処理
方法の選択を、インクジェットプリンタによる印刷での
ＣＭＹで形成されるプロセスブラック及び黒色インクの
みによるピュアブラックにおける白抜け部分の発生量に
基づいて行う構成としてある。
【００２１】請求項１０記載のカラープリンタドライバ
装置は、前記テスト印刷の確認結果に基づいたＵＣＲ処
理方法の選択を、インクジェットプリンタによる印刷で
のＣＭＹで形成されるプロセスブラック及び黒色インク
のみによるピュアブラックにおける白抜け部分の発生量
に基づいて判定する光学読取装置を更に備える構成とし
てある。
装置は、前記テスト印刷の確認結果に基づいたＵＣＲ処
理方法の選択を、インクジェットプリンタによる印刷で
のＣＭＹで形成されるプロセスブラック及び黒色インク
のみによるピュアブラックにおける白抜け部分の発生量
に基づいて判定する光学読取装置を更に備える構成とし
てある。
【００２２】請求項１１記載のカラープリンタドライバ
装置は、前記光学読取装置として、インクジェットプリ
ンタによる印刷でのＣＭＹで形成されるプロセスブラッ
ク及び黒色インクのみによるピュアブラックの画像を取
り込む光学撮影装置と、光学撮影装置からの撮像データ
に基づいてプロセスブラック又はピュアブラックにおけ
る黒色部分及び白抜け部分の発生量を判定したデータを
数値で表示する表示装置とを備える構成としてある。
装置は、前記光学読取装置として、インクジェットプリ
ンタによる印刷でのＣＭＹで形成されるプロセスブラッ
ク及び黒色インクのみによるピュアブラックの画像を取
り込む光学撮影装置と、光学撮影装置からの撮像データ
に基づいてプロセスブラック又はピュアブラックにおけ
る黒色部分及び白抜け部分の発生量を判定したデータを
数値で表示する表示装置とを備える構成としてある。
【００２３】請求項１２記載のカラープリンタドライバ
装置は、前記請求項１乃至１２の構成をインクジェット
プリンタ、カラー複写装置、電子写真プリンタに適用す
る構成としてある。
装置は、前記請求項１乃至１２の構成をインクジェット
プリンタ、カラー複写装置、電子写真プリンタに適用す
る構成としてある。
【００２４】このような構成のカラープリンタドライバ
装置は、複数種類のＵＣＲ処理方法に基づいた印刷品質
を確認するためのテスト印刷を行い、この印刷結果から
テスト印刷を行った印刷用紙及びプリンタに最適な色再
現性が得られるＵＣＲ処理方法を決定して保存してい
る。この後に保存した印刷用紙及びプリンタごとのＵＣ
Ｒ処理方法を読み出し、その印刷用紙又はプリンタでの
印刷を行っている。
装置は、複数種類のＵＣＲ処理方法に基づいた印刷品質
を確認するためのテスト印刷を行い、この印刷結果から
テスト印刷を行った印刷用紙及びプリンタに最適な色再
現性が得られるＵＣＲ処理方法を決定して保存してい
る。この後に保存した印刷用紙及びプリンタごとのＵＣ
Ｒ処理方法を読み出し、その印刷用紙又はプリンタでの
印刷を行っている。
【００２５】この場合、複数種類の印刷用紙及び使用プ
リンタのそれぞれに最適な色再現性（品質）が得られる
ＵＣＲ処理方法が容易かつ確実に判明する。かつ、この
ＵＣＲ処理方法を保存し、この後に保存したＵＣＲ処理
に基づいて印刷を行っている。したがって、複数種類の
印刷用紙及び使用プリンタのそれぞれでの自然な高品質
の印刷が可能になる。更に、従来のように白抜け部分の
発生を回避するためのＵＣＲ量を低減する必要がなくな
り、カラーインクのみが多量消費されずに、そのインク
の消費量が偏らないようになる。
リンタのそれぞれに最適な色再現性（品質）が得られる
ＵＣＲ処理方法が容易かつ確実に判明する。かつ、この
ＵＣＲ処理方法を保存し、この後に保存したＵＣＲ処理
に基づいて印刷を行っている。したがって、複数種類の
印刷用紙及び使用プリンタのそれぞれでの自然な高品質
の印刷が可能になる。更に、従来のように白抜け部分の
発生を回避するためのＵＣＲ量を低減する必要がなくな
り、カラーインクのみが多量消費されずに、そのインク
の消費量が偏らないようになる。
【００２６】
【発明の実施の形態】次に、本発明のカラープリンタド
ライバ装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。なお、従来例の図１０と同一の構成要素には同一の
符号を付して説明を省略した。
ライバ装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。なお、従来例の図１０と同一の構成要素には同一の
符号を付して説明を省略した。
【００２７】図１は本発明のカラープリンタドライバ装
置の実施形態における構成を示すブロック図である。こ
の例は、インクジェットプリンタのドライバであり、印
刷命令信号を送出するＣＰＵ１と、印刷用の０〜２５５
の整数値のデータ形式のＲＧＢデータ（Ｒ０，Ｇ０，Ｂ
０）を印刷データ信号のＣＭＹＫデータ（Ｃ２，Ｍ２，
Ｙ２，Ｋ２）に生成して出力し、特に、複数種類のＵＣ
Ｒ処理方法に基づいた印刷を行うテスト印刷と、このテ
スト印刷結果から、この印刷用紙に対する最適なＵＣＲ
処理方法を選択して保存（以下、ＵＣＲテスト及び選択
保存と記載する）するプリンタドライバ２Ａと、このプ
リンタドライバ２Ａからの印刷データ信号のＣＭＹＫデ
ータ（Ｃ２，Ｍ２，Ｙ２，Ｋ２）に基づいた印刷を行う
インクジェットプリンタ８とで概略構成される。
置の実施形態における構成を示すブロック図である。こ
の例は、インクジェットプリンタのドライバであり、印
刷命令信号を送出するＣＰＵ１と、印刷用の０〜２５５
の整数値のデータ形式のＲＧＢデータ（Ｒ０，Ｇ０，Ｂ
０）を印刷データ信号のＣＭＹＫデータ（Ｃ２，Ｍ２，
Ｙ２，Ｋ２）に生成して出力し、特に、複数種類のＵＣ
Ｒ処理方法に基づいた印刷を行うテスト印刷と、このテ
スト印刷結果から、この印刷用紙に対する最適なＵＣＲ
処理方法を選択して保存（以下、ＵＣＲテスト及び選択
保存と記載する）するプリンタドライバ２Ａと、このプ
リンタドライバ２Ａからの印刷データ信号のＣＭＹＫデ
ータ（Ｃ２，Ｍ２，Ｙ２，Ｋ２）に基づいた印刷を行う
インクジェットプリンタ８とで概略構成される。
【００２８】プリンタドライバ２Ａは、ＣＰＵ１からの
印刷命令によって印刷用の０〜２５５（整数値）データ
形式のＲＧＢデータ（Ｒ０，Ｇ０，Ｂ０）を受けとる画
像データ受信部３と、この画像データ受信部３からのＲ
ＧＢデータを０〜２５５（整数値）データ形式のＣＭＹ
データ（Ｒ０，Ｇ０，Ｂ０→Ｃ０，Ｍ０，Ｙ０）に色変
換の処理を行って出力する色変換処理部４とを有してい
る。
印刷命令によって印刷用の０〜２５５（整数値）データ
形式のＲＧＢデータ（Ｒ０，Ｇ０，Ｂ０）を受けとる画
像データ受信部３と、この画像データ受信部３からのＲ
ＧＢデータを０〜２５５（整数値）データ形式のＣＭＹ
データ（Ｒ０，Ｇ０，Ｂ０→Ｃ０，Ｍ０，Ｙ０）に色変
換の処理を行って出力する色変換処理部４とを有してい
る。
【００２９】また、このプリンタドライバ２Ａには、色
変換処理部４からのＣＭＹデータ（Ｃ０，Ｍ０，Ｙ０）
を０又は２５６データ形式のＣＭＹデータ（Ｃ１，Ｍ
１，Ｙ１）に２値化する２値化処理部５と、この２値化
処理部５からのＣＭＹデータ（Ｃ１，Ｍ１，Ｙ１）を０
又は２５６データ形式のＣＭＹＫデータ（Ｃ１，Ｍ１，
Ｙ１→Ｃ２，Ｍ２，Ｙ２，Ｋ２）に変換して出力し、特
に、ＵＣＲテスト及び選択保存を行うためのＵＣＲテス
ト／処理部６Ａとを有し、かつ、印刷データ信号のＣＭ
ＹＫデータ（Ｃ２，Ｍ２，Ｙ２，Ｋ２）をインクジェッ
トプリンタ８に出力する画像データ送信部７を有してい
る。
変換処理部４からのＣＭＹデータ（Ｃ０，Ｍ０，Ｙ０）
を０又は２５６データ形式のＣＭＹデータ（Ｃ１，Ｍ
１，Ｙ１）に２値化する２値化処理部５と、この２値化
処理部５からのＣＭＹデータ（Ｃ１，Ｍ１，Ｙ１）を０
又は２５６データ形式のＣＭＹＫデータ（Ｃ１，Ｍ１，
Ｙ１→Ｃ２，Ｍ２，Ｙ２，Ｋ２）に変換して出力し、特
に、ＵＣＲテスト及び選択保存を行うためのＵＣＲテス
ト／処理部６Ａとを有し、かつ、印刷データ信号のＣＭ
ＹＫデータ（Ｃ２，Ｍ２，Ｙ２，Ｋ２）をインクジェッ
トプリンタ８に出力する画像データ送信部７を有してい
る。
【００３０】図２はＵＣＲテスト／処理部６Ａの詳細な
構成を示すブロック図である。このＵＣＲテスト／処理
部６Ａは、操作指示に対応した各命令信号を送出する画
面入力制御部１１と、図３に示すＵＣＲテスト及び選択
保存操作用のダイアログボックスのデータを格納した画
像データメモリ１２と、画面入力制御部１１の処理デー
タ、特に、ダイアログボックスを画面表示する表示ディ
スプレイ１３と、マウス及びキーボードを備える操作部
１４とを有している。
構成を示すブロック図である。このＵＣＲテスト／処理
部６Ａは、操作指示に対応した各命令信号を送出する画
面入力制御部１１と、図３に示すＵＣＲテスト及び選択
保存操作用のダイアログボックスのデータを格納した画
像データメモリ１２と、画面入力制御部１１の処理デー
タ、特に、ダイアログボックスを画面表示する表示ディ
スプレイ１３と、マウス及びキーボードを備える操作部
１４とを有している。
【００３１】更に、このＵＣＲテスト／処理部６Ａは、
ＵＣＲテスト用の画像データを送出する画像データ形成
部１５と、ＵＣＲ処理記憶部１７に記憶している以降で
詳細に説明する五種類のＵＣＲ処理方法のデータを読み
出して送出するＵＣＲ処理制御部１６と、図５及び図７
に示すテスト印刷部Ａ〜Ｅに対応する五種類のＵＣＲ処
理方法を記憶するＵＣＲ処理記憶部１７と有している。
ＵＣＲテスト用の画像データを送出する画像データ形成
部１５と、ＵＣＲ処理記憶部１７に記憶している以降で
詳細に説明する五種類のＵＣＲ処理方法のデータを読み
出して送出するＵＣＲ処理制御部１６と、図５及び図７
に示すテスト印刷部Ａ〜Ｅに対応する五種類のＵＣＲ処
理方法を記憶するＵＣＲ処理記憶部１７と有している。
【００３２】また、このＵＣＲテスト／処理部６Ａは、
画像データ形成部１５からのＵＣＲテスト及び選択保存
用の画像データを、ＵＣＲ処理制御部１６からの五種類
のＵＣＲ処理方法によるそれぞれの印刷画像データに変
換して送出する画像変換制御部１８と、印刷画像のＣＭ
ＹＫデータをインクジェットプリンタ８に対するインタ
フェース処理を行って図１に示す画像データ送信部７に
送出するインタフェース（Ｉ／Ｆ）処理部１９と、ＵＣ
Ｒテスト用の画像データをＵＣＲテスト及び選択保存時
に読み出して画像変換制御部１８に送出するテスト印刷
データ記憶部２０とを有している。
画像データ形成部１５からのＵＣＲテスト及び選択保存
用の画像データを、ＵＣＲ処理制御部１６からの五種類
のＵＣＲ処理方法によるそれぞれの印刷画像データに変
換して送出する画像変換制御部１８と、印刷画像のＣＭ
ＹＫデータをインクジェットプリンタ８に対するインタ
フェース処理を行って図１に示す画像データ送信部７に
送出するインタフェース（Ｉ／Ｆ）処理部１９と、ＵＣ
Ｒテスト用の画像データをＵＣＲテスト及び選択保存時
に読み出して画像変換制御部１８に送出するテスト印刷
データ記憶部２０とを有している。
【００３３】図３はＵＣＲテスト及び選択保存操作用の
ダイアログボックスの表示画面を示す図である。このダ
イアログボックスのデータは画像データメモリ１２に格
納されており、かつ、表示ディスプレイ１３に画面表示
され、ＵＣＲテスト及び選択保存時に図２に示す操作部
１４のマウスによる操作対象となる画面である。
ダイアログボックスの表示画面を示す図である。このダ
イアログボックスのデータは画像データメモリ１２に格
納されており、かつ、表示ディスプレイ１３に画面表示
され、ＵＣＲテスト及び選択保存時に図２に示す操作部
１４のマウスによる操作対象となる画面である。
【００３４】このダイアログボックスには、五種類の異
なるＵＣＲ処理方法を選択し、かつ、設定するためのＵ
ＣＲ設定部２２Ａ，２２Ｂ，２２Ｃ，２２Ｄ，２２Ｅ
と、五種類のＵＣＲ処理方法によるテスト印刷を指示す
るためのテスト印刷部２３とが設けられ、更に、テスト
印刷を行った印刷用紙の特定番号とともに、この特定番
号の印刷用紙に対するＵＣＲ処理方法（五種類の異なる
ＵＣＲ処理方法中の一つ）を保存する指示を行うための
保存部２４とが設けられている。
なるＵＣＲ処理方法を選択し、かつ、設定するためのＵ
ＣＲ設定部２２Ａ，２２Ｂ，２２Ｃ，２２Ｄ，２２Ｅ
と、五種類のＵＣＲ処理方法によるテスト印刷を指示す
るためのテスト印刷部２３とが設けられ、更に、テスト
印刷を行った印刷用紙の特定番号とともに、この特定番
号の印刷用紙に対するＵＣＲ処理方法（五種類の異なる
ＵＣＲ処理方法中の一つ）を保存する指示を行うための
保存部２４とが設けられている。
【００３５】この保存部２４で特定番号の印刷用紙に対
するＵＣＲ処理方法を保存する場合、ＵＣＲ設定部２２
Ａ〜２２Ｅのいずれかを操作して、そのＵＣＲ処理方法
を選択保存するとともに、テスト印刷に使用したインク
ジェットプリンタ８の特定番号も合わせて保存する。こ
のインクジェットプリンタ８に対するＵＣＲ処理方法の
保存は、例えば、操作部１４の図示しないキーボードな
どから指示する。また、印刷用紙及びインクジェットプ
リンタ８の特定番号は操作部１４の図示しないキーボー
ドなどから入力する。
するＵＣＲ処理方法を保存する場合、ＵＣＲ設定部２２
Ａ〜２２Ｅのいずれかを操作して、そのＵＣＲ処理方法
を選択保存するとともに、テスト印刷に使用したインク
ジェットプリンタ８の特定番号も合わせて保存する。こ
のインクジェットプリンタ８に対するＵＣＲ処理方法の
保存は、例えば、操作部１４の図示しないキーボードな
どから指示する。また、印刷用紙及びインクジェットプ
リンタ８の特定番号は操作部１４の図示しないキーボー
ドなどから入力する。
【００３６】更に、このダイアログボックスには、使用
する特定番号の印刷用紙に対応した前回のＵＣＲテスト
及び選択保存で設定しているＵＣＲ処理方法を呼び出す
指示を行うための呼出部２５と、ＵＣＲテスト及び選択
保存の結果に基づいて設定するＵＣＲ処理方法をダイア
ログボックスに格納（図２の画像データメモリ１２に格
納）して閉じるための指示を行うＯＫ部２６とを有し、
また、設定したＵＣＲ処理方法をダイアログボックス
（図２の画像データメモリ１２）に格納しないで閉じる
ための指示を行うキャンセル部２７を有している。
する特定番号の印刷用紙に対応した前回のＵＣＲテスト
及び選択保存で設定しているＵＣＲ処理方法を呼び出す
指示を行うための呼出部２５と、ＵＣＲテスト及び選択
保存の結果に基づいて設定するＵＣＲ処理方法をダイア
ログボックスに格納（図２の画像データメモリ１２に格
納）して閉じるための指示を行うＯＫ部２６とを有し、
また、設定したＵＣＲ処理方法をダイアログボックス
（図２の画像データメモリ１２）に格納しないで閉じる
ための指示を行うキャンセル部２７を有している。
【００３７】次に、この実施形態の動作について説明す
る。まず、図１の構成の全体動作について説明する。Ｃ
ＰＵ１からの印刷命令によってプリンタドライバ２Ａ内
の画像データ受信部３が印刷用の０〜２５５の整数値の
データ形式のＲＧＢデータ（Ｒ０，Ｇ０，Ｂ０）を受け
取って、色変換処理部４に送出する。色変換処理部４で
はＲＧＢデータを０〜２５５（整数値）データ形式のＣ
ＭＹデータ（Ｒ０，Ｇ０，Ｂ０→Ｃ０，Ｍ０，Ｙ０）に
色変換して２値化処理部５に送出する。２値化処理部５
では、ＣＭＹデータ（Ｃ０，Ｍ０，Ｙ０）を０又は２５
６データ形式のＣＭＹデータ（Ｃ１，Ｍ１，Ｙ１）に２
値化する。
る。まず、図１の構成の全体動作について説明する。Ｃ
ＰＵ１からの印刷命令によってプリンタドライバ２Ａ内
の画像データ受信部３が印刷用の０〜２５５の整数値の
データ形式のＲＧＢデータ（Ｒ０，Ｇ０，Ｂ０）を受け
取って、色変換処理部４に送出する。色変換処理部４で
はＲＧＢデータを０〜２５５（整数値）データ形式のＣ
ＭＹデータ（Ｒ０，Ｇ０，Ｂ０→Ｃ０，Ｍ０，Ｙ０）に
色変換して２値化処理部５に送出する。２値化処理部５
では、ＣＭＹデータ（Ｃ０，Ｍ０，Ｙ０）を０又は２５
６データ形式のＣＭＹデータ（Ｃ１，Ｍ１，Ｙ１）に２
値化する。
【００３８】この２値のＣＭＹデータ（Ｃ１，Ｍ１，Ｙ
１）がＵＣＲテスト／処理部６Ａに入力され、ここでＣ
ＭＹデータ（Ｃ１，Ｍ１，Ｙ１）を０又は２５６データ
形式のＣＭＹＫデータ（Ｃ１，Ｍ１，Ｙ１→Ｃ２，Ｍ
２，Ｙ２，Ｋ２）に変換して画像データ送信部７に送出
する。また、ＵＣＲテスト／処理部６ＡではＵＣＲテス
ト及び選択保存を実行する。この画像データ送信部７か
らのＣＭＹＫデータ（Ｃ２，Ｍ２，Ｙ２，Ｋ２）を印刷
データとしてインクジェットプリンタ８に送出し、ここ
で印刷を行う。
１）がＵＣＲテスト／処理部６Ａに入力され、ここでＣ
ＭＹデータ（Ｃ１，Ｍ１，Ｙ１）を０又は２５６データ
形式のＣＭＹＫデータ（Ｃ１，Ｍ１，Ｙ１→Ｃ２，Ｍ
２，Ｙ２，Ｋ２）に変換して画像データ送信部７に送出
する。また、ＵＣＲテスト／処理部６ＡではＵＣＲテス
ト及び選択保存を実行する。この画像データ送信部７か
らのＣＭＹＫデータ（Ｃ２，Ｍ２，Ｙ２，Ｋ２）を印刷
データとしてインクジェットプリンタ８に送出し、ここ
で印刷を行う。
【００３９】図４はＵＣＲテスト及び選択保存の処理手
順を示すフローチャートである。図１乃至図４におい
て、印刷用紙ごとに最適な色再現性（品質）の印刷画像
を形成するＵＣＲ処理方法を得るためのＵＣＲテスト及
び選択保存を実行する。まず、プリンタドライバ２Ａ内
のＵＣＲテスト／処理部６Ａにおける図２に示す操作部
１４のマウスを操作して画像データメモリ１２から図３
に示すダイアログボックスを表示ディスプレイ１３に画
面表示する（ステップＳ３０）。
順を示すフローチャートである。図１乃至図４におい
て、印刷用紙ごとに最適な色再現性（品質）の印刷画像
を形成するＵＣＲ処理方法を得るためのＵＣＲテスト及
び選択保存を実行する。まず、プリンタドライバ２Ａ内
のＵＣＲテスト／処理部６Ａにおける図２に示す操作部
１４のマウスを操作して画像データメモリ１２から図３
に示すダイアログボックスを表示ディスプレイ１３に画
面表示する（ステップＳ３０）。
【００４０】ここで、プリンタドライバ２Ａを通じてイ
ンクジェットプリンタ８で保存している前回のＵＣＲテ
スト及び選択保存におけるＵＣＲ処理方法（五種類の異
なるＵＣＲ処理方法中の一つ）を用いて印刷用紙に印刷
するか、又は、新たなＵＣＲ処理方法を得るためのテス
ト印刷を行うかを判断する（ステップＳ３１）。この判
断がテスト印刷の場合（Ｙｅｓ）、図３に示すダイアロ
グボックスにおけるテスト印刷部２３がマウスで指示さ
れ、ＵＣＲテスト／処理部６Ａ、画像データ送信部７を
通じてインクジェットプリンタ８でテスト印刷が行われ
る（ステップＳ３２）。
ンクジェットプリンタ８で保存している前回のＵＣＲテ
スト及び選択保存におけるＵＣＲ処理方法（五種類の異
なるＵＣＲ処理方法中の一つ）を用いて印刷用紙に印刷
するか、又は、新たなＵＣＲ処理方法を得るためのテス
ト印刷を行うかを判断する（ステップＳ３１）。この判
断がテスト印刷の場合（Ｙｅｓ）、図３に示すダイアロ
グボックスにおけるテスト印刷部２３がマウスで指示さ
れ、ＵＣＲテスト／処理部６Ａ、画像データ送信部７を
通じてインクジェットプリンタ８でテスト印刷が行われ
る（ステップＳ３２）。
【００４１】図５はテスト印刷の状態を示す図である。
このテスト印刷では図２中のテスト印刷データ記憶部２
０から読み出した図５（ａ）に示すようにＵＣＲ処理方
法が異なるテスト印刷部Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，ＥをＵＣＲテ
スト／処理部６Ａ、画像データ送信部７を通じてインク
ジェットプリンタ８に装着したテスト用の印刷用紙に印
刷する。このテスト印刷部Ａ〜Ｅは、図５（ｂ）に示す
ように、それぞれに印刷色（Ｂｌｕｅ，Ｃｙａｎ，Ｂｌ
ａｃｋ，Ｒｅｄ，ＭａｇｅｎｔａｐＧｅｅｅｎ，Ｙｅｌ
ｌｏｗ）が異なる三つの（１）（２）（３）の印刷部を
有している。
このテスト印刷では図２中のテスト印刷データ記憶部２
０から読み出した図５（ａ）に示すようにＵＣＲ処理方
法が異なるテスト印刷部Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，ＥをＵＣＲテ
スト／処理部６Ａ、画像データ送信部７を通じてインク
ジェットプリンタ８に装着したテスト用の印刷用紙に印
刷する。このテスト印刷部Ａ〜Ｅは、図５（ｂ）に示す
ように、それぞれに印刷色（Ｂｌｕｅ，Ｃｙａｎ，Ｂｌ
ａｃｋ，Ｒｅｄ，ＭａｇｅｎｔａｐＧｅｅｅｎ，Ｙｅｌ
ｌｏｗ）が異なる三つの（１）（２）（３）の印刷部を
有している。
【００４２】この図５に示すテスト印刷の結果から、こ
のテスト印刷を行った印刷用紙又は使用したインクジェ
ットプリンタ８に最適なＵＣＲ処理方法を判断するため
に、印刷結果を確認する（ステップＳ３３）。この最適
なＵＣＲ処理方法の判断についてはあとで詳細に説明す
る。次に、印刷用紙に最適なＵＣＲ処理方法に対応する
図３に示すダイアログボックスにおけるＵＣＲ設定部２
２Ａ〜２２Ｅのいずれかを選択する（ステップＳ３
４）。次に、ＵＣＲ処理方法の保存を判断し（ステップ
Ｓ３５）、ＵＣＲ設定部２２Ａ〜２２Ｅの選択によって
ＵＣＲテスト／処理部６Ａが、印刷用紙の番号などとと
もに最適なＵＣＲ処理方法を保存する（ステップＳ３
６）。なお、インキジェットプリンタ８に対する最適な
ＵＣＲ処理方法は操作部１４から入力する。
のテスト印刷を行った印刷用紙又は使用したインクジェ
ットプリンタ８に最適なＵＣＲ処理方法を判断するため
に、印刷結果を確認する（ステップＳ３３）。この最適
なＵＣＲ処理方法の判断についてはあとで詳細に説明す
る。次に、印刷用紙に最適なＵＣＲ処理方法に対応する
図３に示すダイアログボックスにおけるＵＣＲ設定部２
２Ａ〜２２Ｅのいずれかを選択する（ステップＳ３
４）。次に、ＵＣＲ処理方法の保存を判断し（ステップ
Ｓ３５）、ＵＣＲ設定部２２Ａ〜２２Ｅの選択によって
ＵＣＲテスト／処理部６Ａが、印刷用紙の番号などとと
もに最適なＵＣＲ処理方法を保存する（ステップＳ３
６）。なお、インキジェットプリンタ８に対する最適な
ＵＣＲ処理方法は操作部１４から入力する。
【００４３】次に、ステップＳ３５で保存を行わない場
合（Ｎｏ）、このＵＣＲ処理方法を以後に使用するか否
かを判断し（ステップＳ３７）、ここで使用する場合
（Ｙｅｓ）は、図３に示すダイアログボックスにおける
ＯＫ部２６を操作して、その設定（選択保存）を行う
（ステップＳ３８）。ステップＳ３７で設定内容を使用
しない場合（Ｎｏ）は、図３に示すダイアログボックス
におけるキャンセル部２７を操作して、その設定内容を
キャンセルする（ステップＳ３９）。この後、図３に示
すダイアログボックスにおけるＯＫ部２６を操作してダ
イアログボックスを閉じる（ステップＳ４０）。なお、
印刷用紙及びインクジェットプリンタ８の特定番号は操
作部１４の図示しないキーボードなどから入力する。
合（Ｎｏ）、このＵＣＲ処理方法を以後に使用するか否
かを判断し（ステップＳ３７）、ここで使用する場合
（Ｙｅｓ）は、図３に示すダイアログボックスにおける
ＯＫ部２６を操作して、その設定（選択保存）を行う
（ステップＳ３８）。ステップＳ３７で設定内容を使用
しない場合（Ｎｏ）は、図３に示すダイアログボックス
におけるキャンセル部２７を操作して、その設定内容を
キャンセルする（ステップＳ３９）。この後、図３に示
すダイアログボックスにおけるＯＫ部２６を操作してダ
イアログボックスを閉じる（ステップＳ４０）。なお、
印刷用紙及びインクジェットプリンタ８の特定番号は操
作部１４の図示しないキーボードなどから入力する。
【００４４】また、ステップＳ３１で前回のＵＣＲテス
ト及び選択保存でのＵＣＲ処理方法を用いて、このＵＣ
Ｒ処理方法に対応する印刷用紙への印刷を行う場合（Ｎ
ｏ）、図３に示すダイアログボックスにおける呼出部２
５及び図２に示す操作部１４を操作して、使用する印刷
用紙の特定番号に対応するＵＣＲ処理方法を図３に示す
ダイアログボックスにおける呼出部２５を操作して呼び
出し、このＵＣＲ処理方法に基づいて図１に示すインク
ジェットプリンタ８が印刷を行う（ステップＳ４１，Ｓ
４２）。
ト及び選択保存でのＵＣＲ処理方法を用いて、このＵＣ
Ｒ処理方法に対応する印刷用紙への印刷を行う場合（Ｎ
ｏ）、図３に示すダイアログボックスにおける呼出部２
５及び図２に示す操作部１４を操作して、使用する印刷
用紙の特定番号に対応するＵＣＲ処理方法を図３に示す
ダイアログボックスにおける呼出部２５を操作して呼び
出し、このＵＣＲ処理方法に基づいて図１に示すインク
ジェットプリンタ８が印刷を行う（ステップＳ４１，Ｓ
４２）。
【００４５】テスト印刷を行った印刷用紙に対する最適
なＵＣＲ処理方法の選択判断について詳細に説明する。
図５に示すテスト印刷の結果の判断には複数種類の方法
が知られているが、ここではインクジェットプリンタ８
を用いる場合に、ＣＭＹのドットが重なった際の、その
ドットを黒色に置換する方法を利用する。すなわち、Ｃ
ＭＹは印刷しない。この場合の図５に示す五種類のＵＣ
Ｒ処理方法の相違による印刷の品質を調べる。
なＵＣＲ処理方法の選択判断について詳細に説明する。
図５に示すテスト印刷の結果の判断には複数種類の方法
が知られているが、ここではインクジェットプリンタ８
を用いる場合に、ＣＭＹのドットが重なった際の、その
ドットを黒色に置換する方法を利用する。すなわち、Ｃ
ＭＹは印刷しない。この場合の図５に示す五種類のＵＣ
Ｒ処理方法の相違による印刷の品質を調べる。
【００４６】図６は使用する印刷用紙及びインクジェッ
トプリンタ８によるプロセスブラック及びピュアブラッ
クの状態を説明するための図である。通常、ＣＭＹで形
成される図６（ａ）に示すプロセスブラックと図６
（ｂ）に示す黒色インクのみによるピュアブラックとで
は、図６（ａ）に示すプロセスブラックのドット径が大
きくなる。使用する印刷用紙によっては、図６（ｂ）に
示す黒色インクのみによるピュアブラックのドット径
が、インクジェットプリンタ８の解像度から計算された
理想径よりも小さくなる。図６（ａ）に示すプロセスブ
ラックでは白抜け部分が発生しないが、図６（ｂ）に示
す黒色インクのみによるピュアブラックでは、白抜け部
分が発生する。
トプリンタ８によるプロセスブラック及びピュアブラッ
クの状態を説明するための図である。通常、ＣＭＹで形
成される図６（ａ）に示すプロセスブラックと図６
（ｂ）に示す黒色インクのみによるピュアブラックとで
は、図６（ａ）に示すプロセスブラックのドット径が大
きくなる。使用する印刷用紙によっては、図６（ｂ）に
示す黒色インクのみによるピュアブラックのドット径
が、インクジェットプリンタ８の解像度から計算された
理想径よりも小さくなる。図６（ａ）に示すプロセスブ
ラックでは白抜け部分が発生しないが、図６（ｂ）に示
す黒色インクのみによるピュアブラックでは、白抜け部
分が発生する。
【００４７】また、インクジェットプリンタ８の印刷精
度が悪く、図６（ｃ）に示すプロセスブラックでのドッ
ト位置の精度が悪化する場合、図６（ｄ）に示すように
黒色インクのみによるピュアブラックでの白抜け部分が
発生する。
度が悪く、図６（ｃ）に示すプロセスブラックでのドッ
ト位置の精度が悪化する場合、図６（ｄ）に示すように
黒色インクのみによるピュアブラックでの白抜け部分が
発生する。
【００４８】これらの白抜け部分の発生を回避するため
にＵＣＲ量を少なくすると、カラーインクのみの消費量
が多大になったり、黒ベタ印刷部に印刷にじみが発生す
る。したがって、白抜け部分が発生しないレベルで、よ
り高いＵＣＲ置換率が必要になる。
にＵＣＲ量を少なくすると、カラーインクのみの消費量
が多大になったり、黒ベタ印刷部に印刷にじみが発生す
る。したがって、白抜け部分が発生しないレベルで、よ
り高いＵＣＲ置換率が必要になる。
【００４９】図７は階調数とＵＣＲ置換率の関係を説明
するための図である。これは階調数（ＣＭＹの最小値）
とＵＣＲ置換率の関係を示しており、表示特性ＡはＣＭ
Ｙのドットが重なった際に、全てを黒色に置き換えるこ
とを示している。表示特性Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅは階調数によ
ってＵＣＲ置換率を変化させる関数（特性）を表してい
る。この実施形態では図７に示すグラフのような代表的
な五種類の関数を使用してＵＣＲ処理を行っている。
するための図である。これは階調数（ＣＭＹの最小値）
とＵＣＲ置換率の関係を示しており、表示特性ＡはＣＭ
Ｙのドットが重なった際に、全てを黒色に置き換えるこ
とを示している。表示特性Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅは階調数によ
ってＵＣＲ置換率を変化させる関数（特性）を表してい
る。この実施形態では図７に示すグラフのような代表的
な五種類の関数を使用してＵＣＲ処理を行っている。
【００５０】図６に示すテスト印刷結果において白抜け
部分が少なく、かつ、ＵＣＲ置換率の大きい図５に示す
テスト印刷部Ａ〜Ｅのいずれかを選択する。すなわち、
図７に示す表示特性Ａに近い状態を選択する。この結
果、このテスト印刷を行った印刷用紙及び使用プリンタ
（インクジェットプリンタ８）のそれぞれで自然な印刷
色の最適な色再現性が得られるＵＣＲ処理方法を得るこ
とが出来る。
部分が少なく、かつ、ＵＣＲ置換率の大きい図５に示す
テスト印刷部Ａ〜Ｅのいずれかを選択する。すなわち、
図７に示す表示特性Ａに近い状態を選択する。この結
果、このテスト印刷を行った印刷用紙及び使用プリンタ
（インクジェットプリンタ８）のそれぞれで自然な印刷
色の最適な色再現性が得られるＵＣＲ処理方法を得るこ
とが出来る。
【００５１】ＵＣＲテスト／処理部６Ａの詳細な動作を
説明する。図２において、画面入力制御部１１は操作部
１４のマウスなどの指示操作によって画像データメモリ
１２から図３に示すダイアログボックスを読み出し、表
示ディスプレイ１３上に画面表示する。更に、画面入力
制御部１１は操作部１４の操作指示を取り込んで判別
し、それぞれの指示に対応した各命令信号を画像データ
形成部１５及びＵＣＲ処理制御部１６に送出する。ＵＣ
Ｒ処理記憶部１７には図５に示すテスト印刷部Ａ〜Ｅに
対応する五種類のＵＣＲ処理方法が記憶されている。具
体的には階調数（レベル）とＵＣＲ率の特性情報が記憶
されている。
説明する。図２において、画面入力制御部１１は操作部
１４のマウスなどの指示操作によって画像データメモリ
１２から図３に示すダイアログボックスを読み出し、表
示ディスプレイ１３上に画面表示する。更に、画面入力
制御部１１は操作部１４の操作指示を取り込んで判別
し、それぞれの指示に対応した各命令信号を画像データ
形成部１５及びＵＣＲ処理制御部１６に送出する。ＵＣ
Ｒ処理記憶部１７には図５に示すテスト印刷部Ａ〜Ｅに
対応する五種類のＵＣＲ処理方法が記憶されている。具
体的には階調数（レベル）とＵＣＲ率の特性情報が記憶
されている。
【００５２】ＵＣＲテスト及び選択保存時には、ＵＣＲ
処理制御部１６がＵＣＲ処理記憶部１７に記憶している
五種類のＵＣＲ処理方法を読み出して画像変換制御部１
８に送出する。画像変換制御部１８は画像データ形成部
１５から送られて来るＵＣＲテスト及び選択保存用の五
種類の画像データを受け取るとともに、ＵＣＲ処理制御
部１６からのＵＣＲ処理方法を実行する。また、テスト
印刷データ記憶部２０に記憶しているＵＣＲテスト及び
選択保存の画像データをＵＣＲテスト及び選択保存時に
読み出して画像変換制御部１８に送出する。
処理制御部１６がＵＣＲ処理記憶部１７に記憶している
五種類のＵＣＲ処理方法を読み出して画像変換制御部１
８に送出する。画像変換制御部１８は画像データ形成部
１５から送られて来るＵＣＲテスト及び選択保存用の五
種類の画像データを受け取るとともに、ＵＣＲ処理制御
部１６からのＵＣＲ処理方法を実行する。また、テスト
印刷データ記憶部２０に記憶しているＵＣＲテスト及び
選択保存の画像データをＵＣＲテスト及び選択保存時に
読み出して画像変換制御部１８に送出する。
【００５３】この画像変換制御部１８で実行したＵＣＲ
処理方法のＣＭＹＫデータがインタフェース（Ｉ／Ｆ）
処理部１９に入力される。インタフェース（Ｉ／Ｆ）処
理部１９は、ＣＭＹＫデータをインタフェース処理して
図１に示す画像データ送信部７に送信し、インクジェッ
トプリンタ８で図５に示すテスト印刷部Ａ〜ＥをＵＣＲ
テスト対象の印刷用紙に印刷する。
処理方法のＣＭＹＫデータがインタフェース（Ｉ／Ｆ）
処理部１９に入力される。インタフェース（Ｉ／Ｆ）処
理部１９は、ＣＭＹＫデータをインタフェース処理して
図１に示す画像データ送信部７に送信し、インクジェッ
トプリンタ８で図５に示すテスト印刷部Ａ〜ＥをＵＣＲ
テスト対象の印刷用紙に印刷する。
【００５４】図８は画面入力制御部１１の動作における
処理手順を示すフローチャートである。図２、図３及び
図８において、画面入力制御部１１は、操作部１４の指
示を判断し（ステップＳ５０）、図３に示すダイアログ
ボックス中のＸＹ座標の指示位置（カーソル）を読み込
む（ステップＳ５１）。次に、ＵＣＲ設定部２２Ａ〜２
２Ｅにおける設定指示を判断し（ステップＳ５２）、こ
こでの判断が設定指示の場合（Ｙｅｓ）、指示されたＵ
ＣＲテストにおけるＵＣＲ処理方法を決定したＵＣＲ処
理確定命令がＵＣＲ処理制御部１６に送出される（ステ
ップＳ５３，５４）。
処理手順を示すフローチャートである。図２、図３及び
図８において、画面入力制御部１１は、操作部１４の指
示を判断し（ステップＳ５０）、図３に示すダイアログ
ボックス中のＸＹ座標の指示位置（カーソル）を読み込
む（ステップＳ５１）。次に、ＵＣＲ設定部２２Ａ〜２
２Ｅにおける設定指示を判断し（ステップＳ５２）、こ
こでの判断が設定指示の場合（Ｙｅｓ）、指示されたＵ
ＣＲテストにおけるＵＣＲ処理方法を決定したＵＣＲ処
理確定命令がＵＣＲ処理制御部１６に送出される（ステ
ップＳ５３，５４）。
【００５５】ステップＳ５２での判断が設定指示でない
場合（Ｎｏ）、テスト印刷部２３の指示を判断し（ステ
ップＳ５５）、また、ここでの判断がテスト印刷指示の
場合（Ｙｅｓ）、画像データ形成部１５にテスト印刷命
令を送出する（ステップＳ５６）。ステップＳ５５でテ
スト印刷指示でない場合（Ｎｏ）、保存部２４の指示を
判断し（ステップＳ５７）、ここでの判断が保存指示の
場合（Ｙｅｓ）、ＵＣＲ処理制御部１６に保存命令を送
信する（ステップＳ５８）。
場合（Ｎｏ）、テスト印刷部２３の指示を判断し（ステ
ップＳ５５）、また、ここでの判断がテスト印刷指示の
場合（Ｙｅｓ）、画像データ形成部１５にテスト印刷命
令を送出する（ステップＳ５６）。ステップＳ５５でテ
スト印刷指示でない場合（Ｎｏ）、保存部２４の指示を
判断し（ステップＳ５７）、ここでの判断が保存指示の
場合（Ｙｅｓ）、ＵＣＲ処理制御部１６に保存命令を送
信する（ステップＳ５８）。
【００５６】ステップＳ５７での判断が保存指示でない
場合（Ｎｏ）、呼出部２５の操作指示を判断し（ステッ
プＳ５９）、この判断が呼び出し指示の場合（Ｙｅ
ｓ）、呼び出し命令をＵＣＲ処理制御部１６に送出す
る。また、ステップＳ５９の判断が呼び出し指示でない
場合（Ｎｏ）、ＯＫ部２６の操作指示を判断し（ステッ
プＳ６１）、ここでの判断がＯＫ部２６の操作指示の場
合（Ｙｅｓ）、確定命令をＵＣＲ処理制御部１６が送出
する（ステップＳ６２）。
場合（Ｎｏ）、呼出部２５の操作指示を判断し（ステッ
プＳ５９）、この判断が呼び出し指示の場合（Ｙｅ
ｓ）、呼び出し命令をＵＣＲ処理制御部１６に送出す
る。また、ステップＳ５９の判断が呼び出し指示でない
場合（Ｎｏ）、ＯＫ部２６の操作指示を判断し（ステッ
プＳ６１）、ここでの判断がＯＫ部２６の操作指示の場
合（Ｙｅｓ）、確定命令をＵＣＲ処理制御部１６が送出
する（ステップＳ６２）。
【００５７】ステップＳ６１での判断がＯＫ部２６の操
作指示でない場合（Ｎｏ）、キャンセル部２７の操作指
示を判断し（ステップＳ６３）、この判断がキャンセル
部２７の操作指示の場合（Ｙｅｓ）、ＵＣＲ処理無効命
令をＵＣＲ処理制御部１６が送出する（ステップＳ６
４）。これらのステップＳ５４，Ｓ５６，Ｓ５８，Ｓ６
０，Ｓ６２，Ｓ６４の後、及び、ステップＳ６１での判
断がＯＫ部２６の操作指示でない場合（Ｎｏ）、ＵＣＲ
処理方法を実行する（ステップＳ６５）。
作指示でない場合（Ｎｏ）、キャンセル部２７の操作指
示を判断し（ステップＳ６３）、この判断がキャンセル
部２７の操作指示の場合（Ｙｅｓ）、ＵＣＲ処理無効命
令をＵＣＲ処理制御部１６が送出する（ステップＳ６
４）。これらのステップＳ５４，Ｓ５６，Ｓ５８，Ｓ６
０，Ｓ６２，Ｓ６４の後、及び、ステップＳ６１での判
断がＯＫ部２６の操作指示でない場合（Ｎｏ）、ＵＣＲ
処理方法を実行する（ステップＳ６５）。
【００５８】図９はＵＣＲ処理制御部１６の動作におけ
る処理手順を示すフローチャートである。この処理手順
は図８におけるステップＳ６５のＵＣＲ処理（サブルー
チン）であり、ＵＣＲ処理制御部１６は、画面入力制御
部１１からの命令（ＵＣＲ処理確定命令、テスト印刷命
令、保存命令、呼び出し命令、確定命令又はＵＣＲ処理
無効命令）を取り込み、まず、ＵＣＲ処理確定命令を判
断し（ステップＳ７１）、ここでの判断がＵＣＲ処理確
定命令の場合（Ｙｅｓ）、次に、ＵＣＲ処理記憶部１７
から設定に応じたＵＣＲ処理方法を読み出す（ステップ
Ｓ７２）。次に、確定命令の入力を判断し（ステップＳ
７３）、ここでの判断が確定命令の場合（Ｙｅｓ）、最
後に設定されたＵＣＲ処理方法を画像変換制御部１８に
送出する（ステップＳ７４）。
る処理手順を示すフローチャートである。この処理手順
は図８におけるステップＳ６５のＵＣＲ処理（サブルー
チン）であり、ＵＣＲ処理制御部１６は、画面入力制御
部１１からの命令（ＵＣＲ処理確定命令、テスト印刷命
令、保存命令、呼び出し命令、確定命令又はＵＣＲ処理
無効命令）を取り込み、まず、ＵＣＲ処理確定命令を判
断し（ステップＳ７１）、ここでの判断がＵＣＲ処理確
定命令の場合（Ｙｅｓ）、次に、ＵＣＲ処理記憶部１７
から設定に応じたＵＣＲ処理方法を読み出す（ステップ
Ｓ７２）。次に、確定命令の入力を判断し（ステップＳ
７３）、ここでの判断が確定命令の場合（Ｙｅｓ）、最
後に設定されたＵＣＲ処理方法を画像変換制御部１８に
送出する（ステップＳ７４）。
【００５９】ステップＳ７０の判断がＵＣＲ処理確定命
令でない場合（Ｎｏ）、保存命令の取り込みを判断し
（ステップＳ７５）、保存命令の場合（Ｙｅｓ）、画像
変換制御部１８で処理した最新のＵＣＲ処理方法をＵＣ
Ｒ処理記憶部１７に記憶する（ステップＳ７６）。次
に、ステップＳ７５の判断が保存命令でない場合（Ｎ
ｏ）、呼び出し命令を判断し（ステップＳ７７）、ここ
での判断が呼び出し命令の場合（Ｙｅｓ）、前回のＵＣ
Ｒテスト及び選択保存で保存されたＵＣＲ処理方法を読
み出し（ステップＳ７８）。次に、確定命令の取り込み
を判断し（ステップＳ７９）、この判断が確定命令の場
合（Ｙｅｓ）、最後に設定されたＵＣＲ処理方法を画像
変換制御部１８に送信する（ステップＳ８０）。
令でない場合（Ｎｏ）、保存命令の取り込みを判断し
（ステップＳ７５）、保存命令の場合（Ｙｅｓ）、画像
変換制御部１８で処理した最新のＵＣＲ処理方法をＵＣ
Ｒ処理記憶部１７に記憶する（ステップＳ７６）。次
に、ステップＳ７５の判断が保存命令でない場合（Ｎ
ｏ）、呼び出し命令を判断し（ステップＳ７７）、ここ
での判断が呼び出し命令の場合（Ｙｅｓ）、前回のＵＣ
Ｒテスト及び選択保存で保存されたＵＣＲ処理方法を読
み出し（ステップＳ７８）。次に、確定命令の取り込み
を判断し（ステップＳ７９）、この判断が確定命令の場
合（Ｙｅｓ）、最後に設定されたＵＣＲ処理方法を画像
変換制御部１８に送信する（ステップＳ８０）。
【００６０】これらのステップＳ７４，Ｓ７６，Ｓ７７
（Ｎｏ）、Ｓ７９（Ｎｏ）、Ｓ８０の後は、画像変換制
御部１８で実行したＵＣＲ処理のＣＭＹＫデータがイン
タフェース（Ｉ／Ｆ）処理部１９に入力される。インタ
フェース（Ｉ／Ｆ）処理部１９は、ＣＭＹＫデータをイ
ンタフェース処理して図１に示す画像データ送信部７に
送信し、インクジェットプリンタ８で図５に示すテスト
印刷部Ａ〜ＥをＵＣＲテスト用の印刷用紙に印刷する
（ステップＳ８１）。
（Ｎｏ）、Ｓ７９（Ｎｏ）、Ｓ８０の後は、画像変換制
御部１８で実行したＵＣＲ処理のＣＭＹＫデータがイン
タフェース（Ｉ／Ｆ）処理部１９に入力される。インタ
フェース（Ｉ／Ｆ）処理部１９は、ＣＭＹＫデータをイ
ンタフェース処理して図１に示す画像データ送信部７に
送信し、インクジェットプリンタ８で図５に示すテスト
印刷部Ａ〜ＥをＵＣＲテスト用の印刷用紙に印刷する
（ステップＳ８１）。
【００６１】なお、上記の説明では、図６に示すように
インクジェットプリンタ８による印刷における図６
（ａ）（ｂ）のプロセスブラック及び図６（ｂ）（ｄ）
のピュアブラックにおける白抜け部分の発生状態の確認
を人が目視して行う例としたが、光学読取装置を用いて
黒色部分及び白抜け部分を判定すれば、より定量的（正
確）な判断が可能になる。
インクジェットプリンタ８による印刷における図６
（ａ）（ｂ）のプロセスブラック及び図６（ｂ）（ｄ）
のピュアブラックにおける白抜け部分の発生状態の確認
を人が目視して行う例としたが、光学読取装置を用いて
黒色部分及び白抜け部分を判定すれば、より定量的（正
確）な判断が可能になる。
【００６２】このような光学読取装置は、周知の構成で
ある。例えば、インクジェットプリンタ８による印刷に
おける図６（ａ）（ｂ）に示すプロセスブラック及び図
６（ｂ）（ｄ）のピュアブラックの画像を光学的に取り
込む光学撮影装置と、この光学撮影装置からの撮像デー
タに基づいてプロセスブラック又はピュアブラックにお
ける黒色部分及び白抜け部分を判定したデータを数値で
表示する表示装置で構成されるのが一般的である。
ある。例えば、インクジェットプリンタ８による印刷に
おける図６（ａ）（ｂ）に示すプロセスブラック及び図
６（ｂ）（ｄ）のピュアブラックの画像を光学的に取り
込む光学撮影装置と、この光学撮影装置からの撮像デー
タに基づいてプロセスブラック又はピュアブラックにお
ける黒色部分及び白抜け部分を判定したデータを数値で
表示する表示装置で構成されるのが一般的である。
【００６３】なお、この実施形態では、インクジェット
プリンタ８を用いて説明したが、この他のＵＣＲ処理を
行う印刷装置に適用可能である。例えば、電子写真プリ
ンタ、カラー複写装置にそのまま適用可能である。
プリンタ８を用いて説明したが、この他のＵＣＲ処理を
行う印刷装置に適用可能である。例えば、電子写真プリ
ンタ、カラー複写装置にそのまま適用可能である。
【００６４】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のカラープリンタドライバ装置によれば、複数種類のＵ
ＣＲ処理方法が異なるテスト印刷を行い、この印刷結果
から印刷用紙及びプリンタで最適な色再現性が得られる
それぞれのＵＣＲ処理方法を決定して保存している。
のカラープリンタドライバ装置によれば、複数種類のＵ
ＣＲ処理方法が異なるテスト印刷を行い、この印刷結果
から印刷用紙及びプリンタで最適な色再現性が得られる
それぞれのＵＣＲ処理方法を決定して保存している。
【００６５】この場合、複数種類の印刷用紙及び使用プ
リンタのそれぞれに自然で最適な色再現性を得るそれぞ
れのＵＣＲ処理方法が容易かつ確実に判明する。かつ、
このＵＣＲ処理方法を保存し、この後に実際に印刷する
印刷用紙及び使用プリンタのそれぞれに対応した自然な
高品質の印刷が可能になる。更に、白抜け部分の発生を
回避するためのＵＣＲ量を低減する必要がなくなり、カ
ラーインクのみが多量に消費されず、そのインクの消費
量を偏らないように出来る。
リンタのそれぞれに自然で最適な色再現性を得るそれぞ
れのＵＣＲ処理方法が容易かつ確実に判明する。かつ、
このＵＣＲ処理方法を保存し、この後に実際に印刷する
印刷用紙及び使用プリンタのそれぞれに対応した自然な
高品質の印刷が可能になる。更に、白抜け部分の発生を
回避するためのＵＣＲ量を低減する必要がなくなり、カ
ラーインクのみが多量に消費されず、そのインクの消費
量を偏らないように出来る。
【図１】本発明のカラープリンタドライバ装置の実施形
態における構成を示すブロック図である。
態における構成を示すブロック図である。
【図２】図１中のＵＣＲテスト／処理部の詳細な構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図３】実施形態にあってダイアログボックスの表示画
面を示す図である。
面を示す図である。
【図４】実施形態におけるＵＣＲテストの処理手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図５】実施形態におけるテスト印刷の状態を示す図で
ある。
ある。
【図６】実施形態における使用する印刷用紙及びインク
ジェットプリンタによるプロセスブラック及びピュアブ
ラックの状態を説明するための図である。
ジェットプリンタによるプロセスブラック及びピュアブ
ラックの状態を説明するための図である。
【図７】実施形態における階調数とＵＣＲ置換率の関係
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図８】実施形態にあって画面入力制御部の動作におけ
る処理手順を示すフローチャートである。
る処理手順を示すフローチャートである。
【図９】実施形態にあってＵＣＲ処理制御部の動作にお
ける処理手順を示すフローチャートである。
ける処理手順を示すフローチャートである。
【図１０】従来例のＵＣＲ率を任意に設定するインクジ
ェットプリンタドライバの構成を示すブロック図であ
る。
ェットプリンタドライバの構成を示すブロック図であ
る。
【図１１】従来のＵＣＲ処理を説明するための図であ
る。
る。
１ ＣＰＵ ２Ａ プリンタドライバ ３ 画像データ受信部 ４ 色変換処理部 ５ ２値化処理部 ６Ａ ＵＣＲテスト／処理部 ７ 画像データ送信部 ８ インクジェットプリンタ １１ 画面入力制御部 １２ 画像データメモリ １３ 表示ディスプレイ １４ 操作部 １５ 画像データ形成部 １７ ＵＣＲ処理記憶部 １６ ＵＣＲ処理制御部 １８ 画像変換制御部 １９ インタフェース（Ｉ／Ｆ）処理部 ２０ テスト印刷データ記憶部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｎ 1/407 Ｈ０４Ｎ 1/40 １０１Ｂ 1/46 1/46 Ｚ
Claims (12)
- 【請求項１】 カラー画像形成におけるＵＣＲ処理を行
うカラープリンタドライバ装置において、 複数種類のＵＣＲ処理方法に基づいた印刷品質を確認す
るためのテスト印刷を行い、この確認結果に基づいたＵ
ＣＲ処理方法を選択し、かつ、選択したＵＣＲ処理方法
を保存するとともに、この後に保存したＵＣＲ処理方法
に基づいて印刷を行うためのＵＣＲテスト／処理手段を
備えることを特徴とするカラープリンタドライバ装置。 - 【請求項２】 前記ＵＣＲテスト／処理手段が、 印刷用紙ごとに最適な色再現性が得られるＵＣＲ処理方
法を選択して保存することを特徴とする請求項１記載の
カラープリンタドライバ装置。 - 【請求項３】 前記ＵＣＲテスト／処理手段が、 プリンタごとに最適な色再現性が得られるＵＣＲ処理方
法を選択して保存することを特徴とする請求項１記載の
カラープリンタドライバ装置。 - 【請求項４】 前記テスト印刷の確認結果に基づいて選
択したＵＣＲ処理方法に、テスト印刷を行った印刷用紙
及びプリンタのそれぞれを特定する数字を含む記号を付
加して保存し、この保存後に記号を入力して、実際の印
刷を行う印刷用紙及びプリンタのそれぞれに最適なＵＣ
Ｒ処理方法を読み出して印刷を行うことを特徴とする請
求項２又は３記載のカラープリンタドライバ装置。 - 【請求項５】 前記ＵＣＲテスト／処理手段として、 ＲＧＢデータを受け取る画像データ受信部と、 前記画像データ受信部からのＲＧＢデータをＣＭＹデー
タに色変換して出力する色変換処理部と、 前記色変換処理部からのＣＭＹデータを２値化する２値
化処理部と、 複数種類のＵＣＲ処理方法に基づいたそれぞれの印刷品
質を確認するためのテスト印刷を行い、この確認結果に
基づいたＵＣＲ処理方法を選択し、かつ、選択したＵＣ
Ｒ処理方法を保存するとともに、この保存したＵＣＲ処
理方法に基づいて前記２値化処理部からのＣＭＹデータ
に対し、使用する印刷用紙及びプリンタ適合するＵＣＲ
処理を施して送出するＵＣＲテスト／処理部と、 前記ＵＣＲテスト／処理部からの印刷用のＣＭＹＫデー
タをインタフェース処理してプリンタに出力するインタ
フェース処理部と、 を備えることを特徴とする請求項１記載のカラープリン
タドライバ装置。 - 【請求項６】 前記ＵＣＲテスト／処理部として、 操作指示に対応した各命令信号を送出する画面入力制御
部と、 ＵＣＲテスト及び選択保存操作用のダイアログボックス
のデータを格納した画像データメモリと、 前記画像データメモリに記憶しているダイアログボック
スを前記画面入力制御部の制御で画面表示する表示ディ
スプレイと、 前記表示ディスプレイに画面表示されたダイアログボッ
クスに対してＵＣＲテスト及び選択保存の指示操作を行
うための操作部と、 ＵＣＲテスト及び選択保存用の画像データを送出する画
像データ形成部と、 前記ＵＣＲ処理制御部が読み出すための複数種類のＵＣ
Ｒ処理方法のデータを記憶するＵＣＲ処理記憶部と、 前記ＵＣＲ処理記憶部が記憶している複数種類のＵＣＲ
処理方法のデータを読み出して送出するＵＣＲ処理制御
部と、 前記画像データ形成部からのＵＣＲテスト用の画像デー
タを、ＵＣＲ処理制御部からの複数種類のＵＣＲ処理方
法のデータに基づいて印刷画像データに変換する画像変
換制御部と、 前記画像変換制御部からの印刷画像のＣＭＹＫデータを
プリンタに適合するインタフェース処理を行って送出す
るインタフェース処理部と、 前記画像変換制御部がＵＣＲテスト及び選択保存時に読
み出すＵＣＲテスト用の画像データを記憶するテスト印
刷データ記憶部と、 を備えることを特徴とする請求項５記載のカラープリン
タドライバ装置。 - 【請求項７】 前記ダイアログボックスとして、 複数種類の異なるＵＣＲ処理方法から選択したＵＣＲ処
理方法を保存するためのＵＣＲ設定部と、 複数種類のＵＣＲ処理方法によるテスト印刷を指示する
ためのテスト印刷部と、テスト印刷を行った印刷用紙及
び／又はプリンタの特定番号、及び、この特定番号の印
刷用紙及び／又はプリンタに対するＵＣＲ処理方法を保
存する指示を行うための保存部と、 使用する特定番号の印刷用紙及び／又はプリンタに対応
した前回のＵＣＲテストで保存しているＵＣＲ処理方法
を呼び出す指示を行うための呼出部と、 ＵＣＲテストの確認結果に基づいたＵＣＲ処理方法を保
存するための指示を行うＯＫ部と、 ＵＣＲ処理方法を保存しないで処理終了する指示を行う
ためのキャンセル部と、を備えることを特徴とする請求
項６記載のカラープリンタドライバ装置。 - 【請求項８】 前記テスト印刷の確認結果に基づいたＵ
ＣＲ処理方法の選択を、 ＣＭＹが最小値の階調数及びＵＣＲ置換率に基づいて行
うことを特徴とする請求項１記載のカラープリンタドラ
イバ装置。 - 【請求項９】 前記テスト印刷の確認結果に基づいたＵ
ＣＲ処理方法の選択を、 インクジェットプリンタによる印刷でのＣＭＹで形成さ
れるプロセスブラック及び黒色インクのみによるピュア
ブラックにおける白抜け部分の発生量に基づいて行うこ
とを特徴とする請求項１記載のカラープリンタドライバ
装置。 - 【請求項１０】 前記テスト印刷の確認結果に基づいた
ＵＣＲ処理方法の選択を、 インクジェットプリンタによる印刷でのＣＭＹで形成さ
れるプロセスブラック及び黒色インクのみによるピュア
ブラックにおける白抜け部分の発生量に基づいて判定す
る光学読取装置を更に備えることを特徴とする請求項１
記載のカラープリンタドライバ装置。 - 【請求項１１】 前記光学読取装置として、 インクジェットプリンタによる印刷でのＣＭＹで形成さ
れるプロセスブラック及び黒色インクのみによるピュア
ブラックの画像を取り込む光学撮影装置と、前記光学撮
影装置からの撮像データに基づいてプロセスブラック又
はピュアブラックにおける黒色部分及び白抜け部分の発
生量を判定したデータを数値で表示する表示装置と、 を備えることを特徴とする請求項１０記載のカラープリ
ンタドライバ装置。 - 【請求項１２】 前記請求項１乃至１２の構成をインク
ジェットプリンタ、カラー複写装置、電子写真プリンタ
に適用することを特徴とするカラープリンタドライバ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25081897A JP3206513B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | カラープリンタドライバ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25081897A JP3206513B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | カラープリンタドライバ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1178125A true JPH1178125A (ja) | 1999-03-23 |
| JP3206513B2 JP3206513B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=17213501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25081897A Expired - Fee Related JP3206513B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | カラープリンタドライバ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3206513B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008055700A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置及び液滴吐出装置 |
| JP2008114441A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置及び画像形成方法 |
| JP2012191407A (ja) * | 2011-03-10 | 2012-10-04 | Riso Kagaku Corp | 印刷装置及び画像データ判別方法 |
| JP2013191999A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Konica Minolta Inc | 画像形成装置及び制御プログラム |
-
1997
- 1997-09-16 JP JP25081897A patent/JP3206513B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008055700A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置及び液滴吐出装置 |
| JP2008114441A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置及び画像形成方法 |
| JP2012191407A (ja) * | 2011-03-10 | 2012-10-04 | Riso Kagaku Corp | 印刷装置及び画像データ判別方法 |
| JP2013191999A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Konica Minolta Inc | 画像形成装置及び制御プログラム |
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|---|---|
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