JP5062103B2 - 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)などの複数色の記録材を組み合わせて印刷を行うための画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラムに関する。
従来、複数の色インクを備えたプリンタに画像を印刷させる際、有彩色インクであるシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)インクの一部または全部を墨色系インクである黒色(K)インクに置き換えてドットを形成させることが行われている。このようなプリンタに対して印刷制御を行う場合は、画像データを入力し、色変換テーブルを参照して複数のインクのそれぞれに対応した画像データに色変換することにより印刷制御を行う。
色変換テーブルは、色変換前後の画像データの対応関係を規定したいわゆるLUT(ルックアップテーブル)である。すなわち、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の各階調値により表される色と、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)などの各色インク打ち込み量とを予め対応付けたテーブルである。
通常、プリンタには複数種類の色変換テーブルが用意されており、印刷設定条件によって参照する色変換テーブルを変更するようになっている。例えば、特許文献1には、パス数、メディアの種類、解像度、ドットサイズ等の各種印刷条件を取得し、取得した印刷条件に応じて有彩色インクと墨色系インクとの使用割合を変更させるように画像データを色変換する方法が記載されている。つまり、パス数別、メディアの種類別、解像度別、ドットサイズ別に、LUTが設けられており、各設定条件に適合するLUTが選択され、選択されたLUTにしたがって色変換処理が行われる。
特開2003−237115号公報
特許文献1に記載された方法によると、パス数別、メディアの種類別、解像度別、ドットサイズ別の色変換テーブルが設定条件毎に予め定められているため、設定条件を超えた選択を行うことはできない。具体的には、印刷メディアの設定を「普通紙」に設定すると、参照するLUTは普通紙用のLUTのうちの何れかになる。通常、色変換テーブルは適切な印刷結果を得られる範囲内で選択されるよう設計されているため、設定条件と外れる色変換テーブルを選択するということはない。
しかしながら、印刷メディアの設定を「普通紙」に設定しても、実際にセットされた普通紙の品質が粗悪であった場合等には、予め設計された色変換テーブルを参照しても期待する印刷結果が得られない場合がある。このような場合には、参照する色変換テーブルをユーザーが強制的に変更できる構成とすることが望まれる。一方、ユーザーは必ずしも色変換テーブルに関する知識を十分備えているとは限らないため、色変換テーブルの設定のために煩雑な処理を強いることにもなりかねない。
また通常、印刷条件設定画面などに入力した設定条件は、色変換テーブルの選択のために利用されるだけでなく、キャリッジや紙送り機構、印刷ヘッド等の機械的な構成部分の動作設定に反映される。すなわち、印刷設定画面上で、印刷メディアを設定すると、参照する色変換テーブルの選択と機械的な構成部分の動作設定が行われる。このため、参照する色変換テーブルを変更しようとして、印刷設定画面上の印刷メディアの設定を変更すると、機械的な構成部の動作設定も変わってしまう。例えば、実際には「普通紙」に印刷したいが、セットした普通紙の品質が粗悪なため所望の印刷品質が得られず、インク打ち込み量(濃度)を高くするため色変換テーブルを「ファイン紙」用の色変換テーブルに変更したい場合、印刷設定画面上で設定された印刷メディアに依存した動作処理が行われるため適切な印刷の実現が困難である。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、印刷メディアを指定するメディア設定値に依存することなく、記録材の使用量に基づいた色変換テーブルの選択を行うことができる画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]印刷装置に印刷用の出力データを出力する画像処理装置であって、記録材の使用量に応じて順位付けされた印刷メディアの種類毎の色変換テーブルを記憶する記憶部と、前記印刷メディアの種類を設定するためのメディア設定値よりも、記録材の使用量を設定するための使用量設定値を優先して、前記色変換テーブルを前記記憶部から選択する選択部と、印刷対象とする第1の画像データを、選択された色変換テーブルに基づき記録材の使用量を表現する第2の画像データに変換する変換部と、前記第2の画像データに基づいて、前記出力データを生成する生成部と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
この構成によれば、記録材の使用量を表現する第2の画像データに変換する場合に使用する色変換テーブルは、メディア設定値より使用量設定値を優先して使用量設定値に対応する色変換テーブルが選択される。すなわち、メディア設定値が特定の印刷メディアを指定する値であっても、指定された印刷メディア用の色変換テーブルが自動的に選択されるのではなく、使用量設定値に応じた色変換テーブルが選択される。したがって、印刷メディアを指定するメディア設定値に依存することなく、指定された印刷メディア以外の他の印刷メディアに対応した色変換テーブルを選択することが可能となる。このため、色変換テーブルの選択肢が増え記録材の使用量の調整を従来よりも幅広く行うことができる。
また、色変換テーブルは、印刷メディアの種類間を超えて選択することができるので、記録材の使用量の調整幅を広げるために色変換テーブルを各印刷メディアにつき多種類備える必要がない。このため、色変換テーブルの設計工程を効率的に行うことができる。
[適用例2]上記画像処理装置において、前記使用量設定値は記録材の使用量を段階的に表した使用量レベルであって、前記印刷メディアの種類毎に複数設定されている使用量レベルのうち何れかの使用量レベルが入力されると、前記第1の画像データの濃度を入力された使用量レベルに対応した濃度に調整する調整部を備えることを特徴とする画像処理装置。
この構成によれば、記録材の使用量を段階的に使用量レベルとして表しているため、ユーザーは記録材の使用量調整を感覚的に指定することができる。また、使用量レベルに対応した色変換テーブルが選択されるだけでなく、第1の画像データの濃度が使用量レベルに対応した濃度に変換される。すなわち、色変換テーブルの選択肢が増えて幅広い記録材の使用量の調整が行えるだけでなく、同一種類の印刷メディアに対しても複数レベルに分類した細かい濃度調整を行うことができる。
[適用例3]上記画像処理装置において、前記色変換テーブルは、各印刷メディアにつき複数の印刷品質に対応して備えられ、
前記選択部は、前記印刷品質を設定するための品質設定値及び前記使用量設定値に対応した色変換テーブルを前記記憶部から選択することを特徴とする画像処理装置。
この構成によれば、色変換テーブルは、印刷メディアの種類毎に備えられているほか、各印刷メディアにつき複数の印刷品質に対応して備えられている。このため、使用量設定値のみならず、品質設定値にも対応した色変換テーブルが選択されるので、記録材の使用量の調整幅をより細かく設定して、高品質な出力結果を提供することができる。
[適用例4]印刷装置に出力する印刷用の出力データを生成する画像処理方法であって、記録材の使用量に応じて順位付けされた印刷メディアの種類毎の色変換テーブルを記憶する記憶部から、前記印刷メディアの種類を設定するためのメディア設定値よりも、記録材の使用量を設定するための使用量設定値を優先して、前記色変換テーブルを選択するステップと、印刷対象とする第1の画像データを、選択された色変換テーブルに基づき記録材の使用量を表現する第2の画像データに変換するステップと、前記第2の画像データに基づいて、前記出力データを生成するステップと、を備えることを特徴とする画像処理方法。
[適用例5]画像処理方法において、前記使用量設定値は記録材の使用量を段階的に表した使用量レベルであって、前記印刷メディアの種類毎に複数設定されている使用量レベルのうち何れかの使用量レベルが入力されると、前記第1の画像データの濃度を、指定された使用量レベルに対応した濃度に調整するステップ、を備えることを特徴とする画像処理方法。
[適用例6]画像処理方法において、前記色変換テーブルは、各印刷メディアにつき複数の印刷品質に対応して備えられ、前記選択ステップは、前記印刷品質を設定するための品質設定値及び前記使用量設定値に対応した色変換テーブルを前記記憶部から選択することを特徴とする画像処理方法。
[適用例7]印刷装置に出力する印刷用の出力データを生成するための画像処理プログラムであって、コンピュータを、記録材の使用量に応じて順位付けされた印刷メディアの種類毎の色変換テーブルを記憶する記憶部から、前記印刷メディアの種類を設定するためのメディア設定値よりも、記録材の使用量を設定するための使用量設定値を優先して、前記色変換テーブルを選択する選択部と、印刷対象とする第1の画像データを、選択された色変換テーブルに基づき記録材の使用量を表現する第2の画像データに変換する変換部と、前記第2の画像データに基づいて、前記出力データを生成する生成部と、として機能させることを特徴とする画像処理プログラム。
以下、本発明の実施の形態に係る実施例について図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施例に係る印刷システムのハードウェア構成を示したブロック図である。図1に示すように、印刷システム1は、インクジェットプリンタ(印刷装置)2と、インクジェットプリンタ2を制御するホストコンピュータ(画像処理装置)3と、を備えている。なお、インクジェットプリンタ2は、シアン(C)インクを収容したインクカートリッジ、マゼンタ(M)インクを収容したインクカートリッジ、およびイエロー(Y)インクを収容したインクカートリッジが着脱可能に構成されており、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)の3色のインク(記録材)を適切な比率で組み合わせることによりブラックを表現する、コンポジットブラックの印刷を行うものである。
次に、ホストコンピュータ3の構成について説明する。ホストコンピュータ3は、汎用のパーソナルコンピュータであり、CPU30と、ROM31と、RAM32と、ハードディスク(以下、「HD」という)33と、入力I/F34と、ディスプレイI/F35と、出力I/F36と、を備えている。入力I/F34はマウス37やキーボード38などの入力機器(操作部)が接続されたインターフェイス部分であり、ユーザー操作に応じた操作信号を入力機器から受信する。ディスプレイI/F35は、ディスプレイ39が接続されたインターフェイス部分であり、画面の表示データをディスプレイ39に出力することにより画面表示を制御する。出力I/F36は、インクジェットプリンタ2とのインターフェイス部分であり、ケーブルなどを介してインクジェットプリンタ2とデータ通信可能に接続されている。
HD33(記憶部)には、アプリケーションプログラムAP、ドライバプログラム(画像処理プログラム)DPが記憶されている。また、HD33の所定の領域には色変換テーブルCTを記憶する色変換テーブル記憶部260が形成されている。アプリケーションプログラムAPおよびドライバプログラムDPは、記録媒体に記録された形態でホストコンピュータ3に供給され、ホストコンピュータ3に備わる読取装置(図示なし)によって読み取られてHD33に記録されたものである。記録媒体の例としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROMなどの光ディスク、光磁気ディスク、メモリカード、携帯型ハードディスクなど、コンピュータ読み取り可能な種々の記録媒体が挙げられる。もっとも、記録媒体を介して供給されることなく、ホストコンピュータ3が、電気通信回線を介してサーバからプログラムをダウンロードすることにより、HD33にプログラムを記録してもよい。なお、色変換テーブルCTは後述する色変換処理に用いるためのものであり、「普通紙」、「ファイン紙」などの用紙種類ごとに別々に最適化されたテーブルがHD33に記憶されている。詳細は後述する。
次に、ホストコンピュータ3のソフトウェア構成について説明する。図2は、ホストコンピュータ3のソフトウェア構成を示したブロック図である。図2に示すように、ホストコンピュータ3は、アプリケーション100と、プリンタドライバ200と、を有する。
アプリケーション100は、アプリケーションプログラムAPにより機能するバーコード作成ソフトウェアであり、マウス37やキーボード38へのユーザー操作により入力された、テキスト、グラフィック、イメージなどのオブジェクトを所定の言語で記述した印刷データを生成する。そして、アプリケーション100は、数字やアルファベットなどの文字列のオブジェクトに対して、通常の文字フォントに加えて、さらに互いに異なるバーコード規格に対応する複数のバーコードフォントのうちから所望のフォントを選択可能になっている。ユーザーが、入力した文字列に対してバーコードフォントを指定することによりバーコード印刷用の印刷データが生成される。すなわち、ユーザーがマウス37やキーボード38を操作することにより、文字列を入力するとともに、入力した文字列に対してバーコードフォントを指定すると、アプリケーション100は、入力された文字列および指定されたバーコードフォントの記述を含むバーコード印刷用の印刷データを生成する。そして、生成した印刷データをプリンタドライバ200に渡す。
プリンタドライバ200は、インクジェットプリンタ2による印刷を制御するソフトウェアであり、描画部210と、濃度調整部(調整部)220と、色変換テーブル選択部(選択部)225、色変換部(変換部)230と、ハーフトーン処理部(生成部)240と、濃度調整パラメータ設定部250と、を備える。なお、これらの各構成は、CPU30が、HD33に記憶されたドライバプログラムDPを読み出して、ROM31およびRAM32と協働してドライバプログラムDPを実行することにより機能するものである。
[描画処理について]
描画部210は、オブジェクト展開部211と、バーコード展開部212と、を有する。オブジェクト展開部211は、アプリケーション100から受け取った印刷データに含まれた、通常の文字フォントが指定されたテキスト、グラフィック、イメージなどのオブジェクトの記述を解釈して、テキスト、グラフィック、イメージの画像データをRAM32のメモリ領域に展開する処理を行う。
一方のバーコード展開部212は、バーコードフォントが指定されたオブジェクトの記述を解釈して、指定されたバーコードフォントのバーコード規格に従って文字列に対応するバーコードを生成し、生成したバーコードの画像データをRAM32のメモリ領域に展開する処理を行う。
オブジェクト展開部211がテキストやグラフィックやイメージの画像データを展開し、バーコード展開部212がバーコードの画像データを展開することにより、RAM32のメモリ領域上に、印刷データに記述された内容に対応するビットマップデータ(第1の画像データ)が生成される。なお、本実施例では、ビットマップデータは、画像データを構成する各ピクセルのチャネル毎の階調値を表すデータであって、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の各色の濃度を、「0」〜「255」の256階調の階調値で表現するRGB形式の画像データ(以下「RGB画像データ」という)であるものとする。RGB画像データは、RGBの各階調値が同じデータが無彩色に対応し、(R,G,B)=(0,0,0)が濃度最大の無彩色であるブラック、(R,G,B)=(255,255,255)が濃度最小の無彩色である白に対応する。
[濃度調整処理について]
濃度調整部220は、各ピクセルのチャネル毎の印刷濃度を調整する濃度調整処理を行う。インク使用量を設定するための使用量設定値として入力されたインク打ち込みレベル(使用量レベル)に応じて濃度調整のための調整値ΔVを設定する。図3は、濃度調整処理による調整前後の階調値を示した図であり、横軸にRGB画像データの濃度調整前の階調値(R,G,B)、縦軸に濃度調整後の階調値(R’,G’,B’)を示している。図3に示すように、濃度調整処理では、ブラックに対応する調整前の階調値(R,G,B)=(0,0,0)について、調整値ΔV(≧0)分を調整して、(R’,G’,B’)=(ΔV,ΔV,ΔV)に変換する。一方、白に対応する調整前の階調値(R,G,B)=(255,255,255)については階調値変化を生じさせることなく、(R’,G’,B’)=(255,255,255)に変換する。ブラックより濃度が低いグレーに対応する階調値(0<R,G,B<255)については、図3に示すように、ブラックに対応する調整後の階調値(R’,G’,B’)=(ΔV,ΔV,ΔV)から、白に対応する調整後の階調値(R’,G’,B’)=(255,255,255)へと階調が連続に変化するように線形な階調変換を行う。このように、濃度調整処理では、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の各階調値に対する調整量を同じ値とすることにより、RGB画像データにおける無彩色について、無彩色を維持しつつ、ブラックおよびグレーの濃度を調整し、R’G’B’画像データを生成する。
図3は、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の各チャネルに当てはめることができる。破線Lが濃度調整前の階調値を示す関数である。また、調整値ΔVで濃度調整すると、調整後の階調値を示す関数は調整値ΔVを切片とする所定の関数(実線L’)となる。所定の関数については、後に詳述する。なお、図3の例のように階調変換を行った場合(ΔV(≧0))、ブラック(R’,G’,B’)=(ΔV,ΔV,ΔV)を印刷するために使用するインク打ち込み量が少なくなるため、印刷時のインクの滲みが抑制される。
上述した各ピクセルのチャネル毎の濃度を調整するための濃度調整処理における調整値ΔVの値は、濃度調整パラメータ設定部250が設定する。本実施形態では濃度調整パラメータ設定部250は、入力されたインク打ち込みレベルに応じた調整値ΔVを設定する。図4に印刷設定画面の一例を示す。図4に示すように、インク打ち込みレベルは、ディスプレイI/F35を介してディスプレイ39に表示させる印刷設定画面上で入力することができる。
印刷設定画面380には、用紙種類の設定欄390、印刷品質の設定欄394、色補正方法の設定欄396などの各種設定欄が含まれている。ユーザーがマウス37やキーボード38を操作することにより、用紙種類の設定欄390の入力欄391に用紙の種類を設定するための用紙設定値(メディア設定値)を入力することができる。本実施形態では、印刷メディアとして、普通紙、ファイン紙などの複数種類の選択肢のうちから用紙種類を選択可能になっている。
印刷品質の設定欄394には、印刷品質を設定するための品質設定値を入力することができる。本実施形態では、印刷解像度に応じてレベル1及びレベル2の2つのレベルのうち何れかを選択することができ、レベル1はレベル2より印刷解像度が高いものとする。
色補正方法の設定欄396では、推奨設定398あるいは詳細設定399の何れかを選択することができる。推奨設定を選択すると、用紙設定値や印刷品質として入力した印刷設定条件に適合した色補正が自動的に実行される。一方、詳細設定を選択すると、図5に示す色調整画面400が表示される。
図5は、色調整画面の一例を示した図である。図5に示すように、色調整画面400の濃度調整の設定欄410は、濃度調整の有無を設定するチェックボックス411、インク打ち込みレベルの設定欄412を有している。インク打ち込みレベルは、−7から12までインク使用量に応じて順位付けされている。20段階のインク打ち込みレベルから所望のレベルを選択することができる。本実施形態では、インク打ち込みレベルが大きい程インク打ち込み量は増加する傾向にある。
[色変換テーブルの選択処理について]
図6は、HD33の色変換テーブル記憶部260に記憶されている色変換テーブルを示した図である。色変換テーブル記憶部260は、用紙の種類毎の色変換テーブルを、インク打ち込みレベルに応じて順位付けて記憶している。また、色変換テーブルは、各用紙の種類につき複数の印刷品質に対応して備えられている。つまり、印刷品質に応じて選択する色変換テーブルを変えることもできる。
具体的には、図5に示した色調整画面400においてインク打ち込みレベル0から−3の何れかが選択された場合は、色変換テーブル選択部225は図6に示すように、印刷メディア2用のLUT(CT2あるいはCT7)を選択する。インク打ち込みレベル−4から−7の何れかが選択された場合は、印刷メディア1用のLUT(CT1あるいはCT6)を選択する。インク打ち込みレベル1から4の何れかが選択された場合は、印刷メディア3用のLUT(CT3あるいはCT8)を選択する。インク打ち込みレベル5から8の何れかが選択された場合は、印刷メディア4用のLUT(CT4あるいはCT9)を選択する。さらに、インク打ち込みレベル9から12の何れかが選択された場合は、印刷メディア5用のLUT(CT5あるいはCT10)を選択する。
また、色変換テーブル選択部225は、図4に示した印刷設定画面380の印刷品質の設定欄394で選択された印刷品質レベルに対応するLUTを選択する。設定欄394でレベル1が選択されると図6に示すように各インク打ち込みレベルと印刷品質レベル1に対応するLUT(CT1〜CT5のうちの何れか)を選択する。設定欄394でレベル2が選択されると図6に示すように各インク打ち込みレベルと印刷品質レベル2に対応するLUT(CT6〜CT10のうちの何れか)を選択する。
[色変換処理について]
色変換部230は、濃度調整処理後のR’G’B’画像データを、インクジェットプリンタ2に備わるインクのインク量に対応するデータに変換する処理を行う。本実施例では、インクジェットプリンタ2はシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色のインクを備えるため、色変換部230は、R’G’B’画像データの各階調値を変換して、CMY形式のビットマップデータであるCMY画像データ(第2の画像データ)に変換する。
ここで、色変換部230による色変換は、上述した色変換テーブル選択処理において選択した色変換テーブルCTに従って行われる。色変換テーブルCTは、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の各階調値により表される色と、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色インク打ち込み量とを予め対応付けたテーブルであり、特に、ブラックおよびグレーに対応するRGB値は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色インクの組み合わせによりブラックおよびグレーの色が好適に表現されるように、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色インク打ち込み量と対応付けられている。すなわち、ブラックに対応するR’G’B’値が、コンポジットブラックを実現するよう各色インク打ち込み量のバランスが取られたCMY値に色変換され、グレーに対応するR’G’B’値が、グレーを表現させるよう各色インク打ち込み量のバランスが取られたCMY値に色変換されるようになっている。
[ハーフトーン処理について]
ハーフトーン処理部240は、CMY画像データにハーフトーン処理を行って、印刷時にインクジェットプリンタ2が形成するドットの有無に対応する出力データを生成する。
そして、プリンタドライバ200は、出力データを出力I/F36を介してインクジェットプリンタ2に出力することにより、インクジェットプリンタ2が行う印刷を制御する。
以上に説明したように、プリンタドライバ200は、アプリケーション100から受け取る印刷データに対して、描画処理、濃度調整処理、色変換テーブル選択処理、色変換処理、およびハーフトーン処理を順次行うことにより、各チャネルの濃度が調整された印刷用出力データを生成する。次に、プリンタドライバ200が行う処理の手順について、図7のフローチャートに従って詳細に説明する。
まず、アプリケーション100がバーコード印刷用の印刷データを生成し、プリンタドライバ200がアプリケーション100から印刷データを受け取ると、CPU30は、印刷設定画面380、色調整画面400において入力された設定条件を取得する(ステップS50)。ここでは、印刷設定画面380の用紙種類の設定欄391で「普通紙」が選択され、印刷品質の設定欄394で「レベル2」が選択され、色補正方法の設定欄396で詳細設定398が選択された場合を前提に説明する。また、色調整画面400の濃度調整の設定欄410でインク打ち込みレベル0が選択されたものとする。この場合、CPU30は印刷設定値として、用紙設定値:「普通紙」、品質設定値:「レベル2」、濃度調整:「行う」、インク打ち込みレベル:「0」、を取得する。また、濃度調整パラメータ設定部250がインク打ち込みレベル0に対応する濃度調整のための調整値ΔVの設定情報をRAM32の所定領域に記憶する。なお、調整値ΔVは、予め定められた不図示の調整値設定テーブルに基づき設定される。調整値設定テーブルは、用紙設定値、印刷品質、及びインク打ち込みレベルに対応した調整値ΔVが定められたテーブルである。
次に、CPU30は、アプリケーション100から受け取る印刷データに対して描画処理を行う(ステップS100)。ここでは、印刷データに含まれる記述のうち、バーコードフォントが指定された文字列の記述を解釈して、バーコードの画像データをRAM32の記憶領域上に展開する。なお、受け取った印刷データに、通常の文字フォントが指定されたテキスト、グラフィック、イメージの記述が含まれていた場合、印刷データの記述を解釈して、RAM32の記憶領域上に展開する通常の描画処理を行う。ステップS100の処理により、RAM32の記憶領域上にRGB画像データが生成される。
次に、CPU30は、RGB画像データに対して各ピクセルのチャネル毎に濃度を調整する処理を行う(ステップS110)。濃度調整処理では、まず、ステップS50で取得した印刷設定値をRAM32から読み出して、調整値ΔVの値を取得する。そして、RGB画像データの各色階調値(R値、G値、B値)に対して次式(1)〜(3)(所定の関数)に示す演算を行うことにより、RGB画像データをR’G’B’画像データに変換する。
R’=R×{(255−ΔV)/255}+ΔV …(1)
G’=G×{(255−ΔV)/255}+ΔV …(2)
B’=B×{(255−ΔV)/255}+ΔV …(3)
濃度調整部220は、濃度調整パラメータ設定部250が不図示の調整値決定テーブルを参照して設定した調整値ΔVと、上記(1),(2),(3)の式と、に基づき濃度調整処理を行う。例えば調整値ΔV=20が設定された場合は、図3に示すように、ブラックを表す階調値(R,G,B)=(0,0,0)を(R’,G’,B’)=(20,20,20)に、レッドを表す階調値(R,G,B)=(255,0,0)を(R’,G’,B’)=(255,20,20)に、オレンジを表す階調値(R,G,B)=(255,70,5)を(R’,G’,B’)=(255,84,24)に変換して濃度調整を行う。
次に、CPU30は、ステップS50で取得した印刷設定値に基づき、色変換テーブルの選択処理を行う(ステップS115)。色変換テーブル選択部225は、用紙設定値よりも、インク打ち込みレベルを優先して、インク打ち込みレベルに対応した色変換テーブルCTを色変換テーブル記憶部260から選択する。さらに、品質設定値を取得している場合は、品質設定値及びインク打ち込みレベルに対応した色変換テーブルCTを選択する。
次に、CPU30は、ステップS115で選択した色変換テーブルCTを参照して、濃度調整処理後のR’G’B’画像データをCMY画像データに色変換する(ステップS120)。このとき、色変換テーブルCTでは、各RGB値で各色を実現させるCMY値に対応付けられている。また、ブラックに対応するRGB値が、コンポジットブラックを実現させるCMY値に対応付けられているので、ブラックに対応するR’G’B’値はコンポジットブラックに対応するCMY値に変換される。
次に、CPU30は、CMY画像データに対してハーフトーン処理を行って、ドットの有無に対応する出力データを生成し(ステップS130)、出力I/F36を介して出力データをインクジェットプリンタ2に出力する(ステップS140)。インクジェットプリンタ2は、ホストコンピュータ3から受信する出力データに従ってインク滴を吐出して、用紙などの印刷媒体表面にドットを形成することにより、印刷データに記述されたバーコードおよび他のオブジェクトを含む画像が印刷される。
なお、ステップS100はCPU30が描画部210として行う処理、ステップS110はCPU30が濃度調整部220として行う処理、ステップS115はCPU30が色変換テーブル選択部225として行う処理、ステップS120はCPU30が色変換部230として行う処理、ステップS130はCPU30がハーフトーン処理部240として行う処理である。
このように、本実施形態によれば、インク打ち込み量を表現するCMY画像データに変換する場合に使用する色変換テーブルは、用紙設定値よりインク打ち込みレベルを優先してインク打ち込みレベルに対応する色変換テーブルCTが選択される。すなわち、用紙設定値が特定種類の用紙を指定する値であっても、指定された用紙用の色変換テーブルが自動的に選択されるのではなく、インク打ち込みレベルに応じた色変換テーブルCTが選択される。したがって、用紙設定値に依存することなく、指定された用紙以外の他の用紙に対応した色変換テーブルを選択することも可能となる。このため、色変換テーブルの選択肢が増えインク使用量の調整を従来よりも幅広く行うことができる。
また、本実施形態によれば、色変換テーブルCTは、用紙の種類を超えて選択することができるので、インク使用量の調整幅を広げるために色変換テーブルを各用紙につき多種類備える必要がない。このため、色変換テーブルCTの設計工程を効率的に行うことができる。本実施形態では、各用紙に対応する色変換テーブルを、印刷品質レベルに対応して2種類備えているのみである。例えば、印刷メディア1用の色変換テーブルは、印刷品質レベル1用(CT1)と印刷品質レベル2用(CT2)の2種類のみ備えられている。用紙設定値として「印刷メディア1」を設定した場合でも、インク打ち込みレベルの値によっては2種類以外の他の色変換テーブル(CT3〜CT10)を選択することも可能となる。
また、本実施形態によれば、インク使用量を段階的にインク打ち込みレベルとして表しているため、ユーザーはインクの使用量調整を感覚的に指定することができる。さらに、インク打ち込みレベルに対応した色変換テーブルが選択されるだけでなく、アプリケーションから受信したビットマップデータの濃度がインク打ち込みレベルに対応した濃度に変換される。すなわち、色変換テーブルの選択肢が増えて幅広いインク使用量の調整が行えるだけでなく、同一種類の用紙に対しても複数レベルに分けた細かい濃度調整を行うことができる。
また、本実施形態によれば、色変換テーブルは、用紙の種類毎に備えられているほか、各用紙につき複数の印刷品質レベルに対応して備えられている。このため、インク打ち込みレベルのみならず、印刷品質レベルにも対応した色変換テーブルが選択されるので、インク使用量の調整幅をより細かく設定することができ、高品質な出力結果を提供することができる。
以上、本実施形態について説明したが、これらの態様に限られることなく、以下の変形例としてもよい。
(変形例1)上記の実施形態では、式(1)に示すように、線形な階調変換による濃度調整処理を行うようにしたが、濃度調整処理の調整方法としてはこれに限られない。例えば、調整値ΔV分のブラック濃度を調整したときに、グレーについては濃度調整処理による濃度変化を抑制するように、ブラックに対応する階調値と白に対応する階調値とを繋ぐ直線より下に凸状の特性を有する階調変換曲線に従って濃度調整処理の階調変換を行うようにしてもよい。この場合、ブラックの濃度を調整しながらグレーの濃度変化を抑制することができ、濃度変化が生じる色をブラックにより限定した濃度調整を行うことができる。
(変形例2)上記の実施形態では、描画部210がRGB画像データを生成する場合を例にして説明したが、例えば、モノクロ印刷を行う場合や、印刷データにバーコードのみが含まれている場合、描画部210が、ブラックKの濃度を表す濃淡画像データ(第1の画像データ)を生成し、濃淡画像データに対して濃度調整処理以降の処理を行うようにしてもよい。
(変形例3)上記の実施形態では、CMYの3種類のインクによりコンポジットブラックを表現する場合を例にして説明したが、インクセットの組み合わせとしてはこれに限られない。例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のインクに加えて、さらにマゼンタ(M)のインクより明度の高いライトマゼンタ(LM)、シアン(C)のインクより明度の高いライトシアン(LC)、またはイエロー(Y)のインクより明度の高いライトイエロー(LY)、もしくはレッド(R)、グリーン(G)またはブルー(B)のインクをさらに備え、4種類以上のインクによりコンポジットブラックを実現する構成としてもよい。
(変形例4)上記の実施形態では、インクジェットプリンタであったが、印刷装置としてはこれに限られることなく、コンポジットブラックによってブラックを表現する装置であれば、ドットインパクトプリンタ、熱転写プリンタ、レーザープリンタなど、様々な印刷方式のプリンタであってもよい。
(変形例5)上記の実施形態では、ホストコンピュータ3が、描画処理、濃度調整処理、色変換テーブル選択処理、色変換処理、およびハーフトーン処理を行うようにしたが、ホストコンピュータ3が、描画処理、濃度調整処理、色変換テーブル選択処理、色変換処理を行い、色変換処理後のデータを出力データとしてプリンタに出力する構成としてもよい。この場合、プリンタは、受信した出力データに対してハーフトーン処理を行って、ハーフトーン処理の処理結果に基づいて印刷を行う。また、画像処理装置としてのプリンタが、ホストコンピュータから受信した印刷データに対して、描画処理、濃度調整処理、色変換テーブル選択処理、色変換処理、およびハーフトーン処理を行う構成としてもよい。さらに、ホストコンピュータが描画処理を行い、描画処理後のRGB画像データを出力データとしてプリンタに出力する構成としてもよい。この場合、画像処理装置としてのプリンタが、ホストコンピュータから受信した印刷データに対して、濃度調整処理、色変換テーブル選択処理、色変換処理、およびハーフトーン処理を行う。
第1の実施例に係る印刷システムのハードウェア構成を示したブロック図である。 ホストコンピュータのソフトウェア構成を示したブロック図である。 濃度調整処理を説明するための図である。 印刷設定画面の一例を示した図である。 色調整画面の一例を示した図である。 色変換テーブル記憶部に記憶されている色変換テーブルを示した図である。 印刷処理の手順を示したフローチャートである。
符号の説明
1…印刷システム、2…印刷装置としてのインクジェットプリンタ、3…画像処理装置としてのホストコンピュータ、30…CPU、31…ROM、32…RAM、33…ハードディスク、34…入力I/F、35…ディスプレイI/F、36…出力I/F、37…操作部としてのマウス、38…操作部としてのキーボード、39…表示部としてのディスプレイ、100…アプリケーション、200…プリンタドライバ、210…取得部としての描画部、211…オブジェクト展開部、212…バーコード展開部、220…調整手段としての濃度調整部、225…選択部としての色変換テーブル選択部、230…変換部としての色変換部、240…生成部としてのハーフトーン処理部、250…決定部としての濃度調整パラメータ設定部、260…記憶部としての色変換テーブル記憶部、300…入力画面としての印刷設定画面、400…入力画面としての色調整画面。

Claims (7)

  1. 印刷装置に印刷用の出力データを出力する画像処理装置であって、
    記録材の使用量に応じて順位付けされた印刷メディアの種類毎の色変換テーブルを記憶する記憶部と、
    前記印刷メディアの種類を設定するためのメディア設定値よりも、記録材の使用量を設定するための使用量設定値を優先して前記色変換テーブルを前記記憶部から選択する選択部と、
    印刷対象とする第1の画像データを、選択された色変換テーブルに基づき記録材の使用量を表現する第2の画像データに変換する変換部と、
    前記第2の画像データに基づいて、前記出力データを生成する生成部と、を備え
    ることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記使用量設定値は記録材の使用量を段階的に表した使用量レベルであって、前記印刷メディアの種類毎に複数設定されている使用量レベルのうち何れかの使用量レベルが入力されると、前記第1の画像データの濃度を入力された使用量レベルに対応した濃度に調整する調整部を備えることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像処理装置であって、
    前記色変換テーブルは、各印刷メディアにつき複数の印刷品質に対応して備えられ、
    前記選択部は、前記印刷品質を設定するための品質設定値及び前記使用量設定値に対応した色変換テーブルを前記記憶部から選択することを特徴とする画像処理装置。
  4. 印刷装置に出力する印刷用の出力データを生成する画像処理方法であって、
    記録材の使用量に応じて順位付けされた印刷メディアの種類毎の色変換テーブルを記憶する記憶部から、前記印刷メディアの種類を設定するためのメディア設定値よりも、記録材の使用量を設定するための使用量設定値を優先して、前記色変換テーブルを選択するステップと、
    印刷対象とする第1の画像データを、選択された色変換テーブルに基づき記録材の使用量を表現する第2の画像データに変換するステップと、
    前記第2の画像データに基づいて、前記出力データを生成するステップと、を備えることを特徴とする画像処理方法。
  5. 請求項4に記載の画像処理方法であって、
    前記使用量設定値は記録材の使用量を段階的に表した使用量レベルであって、前記印刷メディアの種類毎に複数設定されている使用量レベルのうち何れかの使用量レベルが入力されると、前記第1の画像データの濃度を、入力された使用量レベルに対応した濃度に調整するステップ、を備えることを特徴とする画像処理方法。
  6. 請求項4または5に記載の画像処理方法であって、
    前記色変換テーブルは、各印刷メディアにつき複数の印刷品質に対応して備えられ、
    前記選択ステップは、前記印刷品質を設定するための品質設定値及び前記使用量設定値に対応した色変換テーブルを前記記憶部から選択することを特徴とする画像処理方法。
  7. 印刷装置に出力する印刷用の出力データを生成するための画像処理プログラムであって、
    コンピュータを、
    記録材の使用量に応じて順位付けされた印刷メディアの種類毎の色変換テーブルを記憶する記憶部から、前記印刷メディアの種類を設定するためのメディア設定値よりも、記録材の使用量を設定するための使用量設定値を優先して、前記色変換テーブルを選択する選択部と、
    印刷対象とする第1の画像データを、選択された色変換テーブルに基づき記録材の使用量を表現する第2の画像データに変換する変換部と、
    前記第2の画像データに基づいて、前記出力データを生成する生成部と、として機能させることを特徴とする画像処理プログラム。
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