JP2013191999A - 画像形成装置及び制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】オペレータや出力対象の画像形成装置が変更された場合でも、サンプルプリントや試し刷りを実施するための資源や時間を節約し、バリアブルプリントのジョブを効率的に処理する。
【解決手段】固定データと可変データとを利用するジョブに基づいてバリアブルプリントを実行する画像形成装置であって、サンプルプリント若しくは試し刷りを実施した場合に、前記サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報を、前記バリアブルプリントに関するデータ構造内に保存する制御部を備え、前記制御部は、出力先の画像形成装置に関する情報、ジョブの設定情報及び印刷用紙に関する情報の少なくとも一つに基づいて、前記ジョブに類似する類似ジョブを抽出し、前記類似ジョブに基づくバリアブルプリントに関するデータ構造内に、前記サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報を保存、反映する。
【選択図】図9

Description

本発明は、画像形成装置及び制御プログラムに関し、特に、バリアブルプリントを実行する画像形成装置及びバリアブルプリントにおけるサンプルプリント若しくは試し刷りに関する制御を行う制御プログラムに関する。
世界的にペーパーレス化が進み、印刷量が減少する昨今、唯一印刷量が増大傾向にあるのがバリアブルプリントである。バリアブルプリントの具体例としては、ダイレクトメールや顧客毎にカスタマイズされたカタログ等がある。このバリアブルプリントでは、繰り返し利用する部品(固定データ若しくはフォームデータ)をラスタライズした後に内部記憶領域にキャッシュし、繰り返し利用しない部品(可変データ)をラスタライズした後、キャッシュした部品と合成してページイメージを作成し、繰り返し利用する部品のラスタライズ処理及び同じデータの転送を抑えることで処理効率を上げている。
このバリアブルプリントのジョブは、従来、PPML(Personalized Print Markup Language)で記述され、画像形成装置では、PPMLで記述された特殊なファイルフォーマットを解釈することにより、ジョブの処理を行っていたが、この従来の方式では、専用のアプリケーションが必要であり、且つ、そのファイルフォーマットは、一般には馴染みのないものであるために、バリアブルプリントの普及の一障壁となっていた。このような背景から、バリアブルプリントの普及を図るべく、2010年7月にバリアブルプリントのPDF(Portable Document Format)/VT(Variable Transactional)仕様(ISO16612-2:2010)が公開された。このPDF/VTでは、デファクトスタンダードであるAcrobatアプリケーションを利用することができ、また、馴染みのあるPDFファイルを利用することができる。
このようなバリアブルプリントのデータ構造に関する技術として、例えば、下記特許文献1には、バリアブルデータプリントに用いるコンテンツに関する指定を含むコンテンツデータ及び対応するジョブチケットに基づくジョブをレコード単位で管理するジョブ管理装置であって、前記コンテンツデータからメタデータを抽出するメタデータ抽出手段と、抽出した前記メタデータをジョブの処理の制御のための制御用メタデータとジョブに関する表示に用いる表示用メタデータとに分類するメタデータ分類手段と、前記メタデータ分類手段により表示用メタデータに分類されたメタデータの値を用いた、前記ジョブをレコード単位での表示を行うための情報を生成する生成手段と、を有する構成が開示されている。
また、バリアブルプリントは、同一のフォームデータを用いて、データベース内の大量の可変データを変えながら繰り返し印刷を行うため、印刷の良否を判断するための試し印刷(サンプルプリント若しくは試し刷り)が行われるが、その際、同一のフォームデータはひとつだけサンプルプリントを出力したり、外部参照の情報が更新されたときにのみサンプルプリントを出力したりするなど、様々なサンプルプリントの出力方法が提案されている。
このようなサンプルプリントの出力に関する技術として、例えば、下記特許文献2には、オペレータの作業により画像形成装置に生じた変化を検知する手段と、その変化の内容が予め設定されたサンプルプリント要因に該当するか否かを判定する手段と、該当する場合にサンプルプリント要因として記憶する手段と、記憶されたサンプルプリント要因の影響を受ける最初の印刷ジョブを実行するときにサンプルプリントを実行させる手段とを有する画像形成装置が開示されている。
特開2010−218306号公報 特開2009−216780号公報
ここで、PPMLによるバリアブルプリントのジョブは、ジョブチケットを内包しており、このジョブチケットの設定には、バリアブルプリントに関わる様々な情報が保持されている。また、PDF/VTによるバリアブルプリントのジョブは、1つのPDFファイル内に、階層構造でカテゴリー分類やジョブ設定など多くの情報がデータベースとして保持されている。
しかしながら、サンプルプリントや試し刷りの出力結果に関する情報(良否の判定情報やジョブの設定情報)は、バリアブルプリントに関するデータ構造内には保存されていないため、オペレータや出力対象の画像形成装置が変更された場合に再度サンプルプリントや試し刷りを実施したり、最適な画像形成装置を決定するために何度もサンプルプリントや試し刷りを実施したりする必要がある。そのため、サンプルプリントや試し刷りを実施するために資源や時間を無駄に消費してしまい、バリアブルプリントのジョブを効率的に処理することができないという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、オペレータや出力対象の画像形成装置が変更された場合であっても、サンプルプリントや試し刷りを実施するための資源や時間を節約し、バリアブルプリントのジョブを効率的に処理することができる画像形成装置及び制御プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、固定データと可変データとを利用するジョブに基づいてバリアブルプリントを実行する画像形成装置であって、サンプルプリント若しくは試し刷りを実施した場合に、前記サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報を、前記バリアブルプリントに関するデータ構造内に保存する制御部を備えるものである。
また、本発明は、固定データと可変データとを利用するジョブを生成又は保存する装置、若しくは、前記ジョブに基づいてバリアブルプリントを実行する装置で動作する制御プログラムであって、前記装置を、サンプルプリント若しくは試し刷りを実施した場合に、前記サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報を取得し、前記取得した情報を、前記バリアブルプリントに関するデータ構造内に保存する制御部として機能させるものである。
本発明の画像形成装置及び制御プログラムによれば、オペレータや出力対象の画像形成装置が変更された場合であっても、サンプルプリントや試し刷りを実施するための資源や時間を節約し、バリアブルプリントのジョブを効率的に処理することができる。
その理由は、画像形成装置若しくは画像形成装置に通信ネットワークで接続される他の装置は、サンプルプリントや試し刷りの出力結果に関する情報をバリアブルプリントに関するデータ構造内に保存し、また、類似ジョブに対して、出力結果に関する情報をそのジョブのバリアブルプリントに関するデータ構造内に保存、反映するからである。
このように、サンプルプリントや試し刷りの出力結果に関する情報をバリアブルプリントに関するデータ構造内に保存、反映することにより、最適な出力結果が得られる設定を簡便に確認することができるため、オペレータや出力装置が変更された場合でも、サンプルプリントや試し刷りを再度行うことなく、最適な条件でバリアブルプリントのジョブを処理することができる。
本発明の一実施例に係るバリアブルプリントシステムの構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施例に係るコンピュータ端末の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の外観構成を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 サンプルプリントの出力結果を保存、反映する前のバリアブルデータの一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の全体動作を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の動作(出力結果の保存、反映処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るサンプルプリントの出力結果に関する画面の一例である。 サンプルプリントの出力結果を保存、反映した後のバリアブルデータの一例を示す図である。 本発明の一実施例に係るサンプルプリントの出力画像の一例である。 本発明の一実施例に係る一致情報リストの一例である。
背景技術で示したように、バリアブルプリントは、同一のフォームデータを用いて、データベース内の大量のデータを変えながら繰り返し印刷するため、印刷の良否を判断するために、試し印刷(サンプルプリント若しくは試し刷り)が行われる。しかしながら、サンプルプリントや試し刷りの出力結果に関する情報(良否の判定情報やジョブの設定情報)は、バリアブルプリントジョブのデータベースには保存されていないため、オペレータや出力装置が変わった場合や最適な出力装置を決定する場合に、何度もサンプルプリントや試し刷りを実施する必要があり、サンプルプリントや試し刷りを実施するために資源や時間を無駄に消費してしまい、バリアブルプリントのジョブを効率的に処理することができないという問題があった。
一方、PPMLによるバリアブルプリントジョブは、ジョブチケットを内包しており、このジョブチケットの設定には、バリアブルプリントに関わる様々な情報が保持されており、また、PDF/VTによるバリアブルプリントジョブは、1つのPDFファイル内に、階層構造でカテゴリー分類やジョブ設定など多くの情報がデータベースとして保持されている。
そこで、本発明の一実施の形態では、サンプルプリントや試し刷りの出力結果に関する情報をバリアブルプリントに関するデータ構造内に保存し、また、デバイス設定やジョブ設定、用紙プロファイル設定などが同一又は類似する類似ジョブに対して、出力結果に関する情報を保存、反映する。そして、保存、反映された出力結果に関する情報を利用することで、各ジョブに対して最適な出力結果が得られる設定を確認できるようにし、オペレータや出力装置が変更された場合であっても、サンプルプリントや試し刷りを実施するために資源や時間を省き、バリアブルプリントのジョブを効率的に処理できるようにする。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る画像形成装置及び制御プログラムについて、図1乃至図11を参照して説明する。図1は、本実施例のバリアブルプリントシステムの構成を模式的に示す図である。また、図2は、本実施例のコンピュータ端末の構成を示すブロック図であり、図3は、本実施例の画像形成装置の外観構成を示す図、図4は、画像形成装置の構成を示すブロック図である。また、図5及び図9は、バリアブルデータの一例を示す図であり、図6及び図7は、本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。また、図8は、本実施例のサンプルプリントの出力結果に関する画面の一例であり、図10は、サンプルプリントの出力画像の一例、図11は、一致情報リストの一例である。
図1に示すように、本実施例のバリアブルプリントシステムは、バリアブルプリントのジョブを送信するクライアントのコンピュータ端末10と、ジョブを受信して、バリアブルプリントを実行する画像形成装置20と、画像形成装置20が参照する外部参照データを保持するサーバ端末30と、を含み、これらは、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等のネットワーク40によって相互に接続されている。以下、各装置について詳細に説明する。なお、本実施例では、PDF/VTによるバリアブルプリントについて説明するが、PPMLによるバリアブルプリントに対しても同様に適用することができる。
[コンピュータ端末]
図2に示すように、コンピュータ端末10は、CPU(Central Processing Unit)11、メモリ12、HDD(Hard Disk Drive)13、通信I/F部14、ディスプレイ15、入力装置16などで構成される。
CPU11は、各部の制御を行う。メモリ12は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、HDD13、通信I/F部14から読み込んだ種々のデータを一時的に記憶する。記憶されたデータはCPU11によって処理され、必要に応じてHDD13や通信I/F部14に転送される。HDD13は、CPU11が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、画像データなどを格納し、CPU11により必要に応じて読み出され、メモリ12上で実行処理される。通信I/F部14は、サーバ端末30や画像形成装置20、他の装置との接続を確立し、データの送受信を実行する。そして、CPU11とメモリ12とHDD13と通信I/F部14とで制御部が構成され、制御部は、PDF/VT仕様に基づいたバリアブルプリントのジョブを作成し、そのジョブを画像形成装置20に送信するプリンタドライバとしても機能する。
ディスプレイ15は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)表示装置等からなり、各種の情報を表示する。また、画像形成装置20へ送信するジョブの設定を選択するための操作画面などを表示する。
入力装置16は、ディスプレイ15上に表示された情報を操作したり、情報を入力したりする部分であり、ポインティングデバイスやキーボードなどで構成される。また、トラックボール、トラックパッド、タブレット、及びスタイラスペンなどの各種デバイスを用いることもできる。
[画像形成装置]
図3及び図4に示すように、画像形成装置20は、制御部21、表示・操作部22、給紙部23、画像形成部24、後処理部25などで構成される。
制御部21は、各構成部を制御する部分であり、CPU21a、メモリ21b、HDD21c、RIP(Raster Image Processor)21d、通信I/F部21eなどがバスを介して接続されてなる。
CPU21aは、各部の制御ならびにRIP(ソフトウェア)を含めた画像処理等を行う。メモリ21bは、ROMやRAMなどであり、RIP21d、通信I/F部21e、HDD21cから読み込んだ種々のデータを一時的に記憶する。記憶された画像データはCPU21aによって処理され、必要に応じてHDD21cや画像形成部24に転送される。HDD21cは、CPU21aが各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報を格納し、CPU21aにより必要に応じて読み出され、メモリ21b上で実行処理される。RIP21dは、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やCPU21aで処理されるソフトウェアプログラムで構成され、バリアブルプリントにおけるページ画像を作成する。通信I/F部21eは、サーバ端末30やコンピュータ端末10、他の装置との接続を確立し、データの送受信を実行する。
また、制御部21は、サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報(印刷結果が良好であるか否かの判定結果に関する情報、ジョブの設定に関する情報など)をバリアブルプリントに関するデータ構造内に保存し、実行予定若しくは実行中の類似ジョブに対して、上記出力結果に関する情報をバリアブルプリントに関するデータ構造内に保存、反映し、サンプルプリントが必要であるか否か、ジョブの設定の変更が必要であるか否かなどを判断可能にするバリアブルプリント制御部としても機能する。このバリアブルプリント制御部は、ハードウェアとして構成してもよいし、制御部21をバリアブルプリント制御部としても機能させる制御プログラムとしても構成してもよい。
なお、印刷結果が良好であるか否かは、後述する画像形成部24が形成した画像に基づいて(例えば、感光体から転写した画像を測定した結果を利用して)判定してもよいし、外部のスキャナ装置(自装置にスキャン機能を備えている場合は当該スキャン機能)で読み取った画像に基づいて判定してもよいし、サンプルプリント若しくは試し刷りをユーザが目視で判定してもよい。また、ジョブの設定の変更が必要であるか否かは、サンプルプリントを行ったジョブと実行予定若しくは実行中の他のジョブとを比較し、類似ジョブ(例えば、デバイス設定やジョブ設定、用紙プロファイル設定が同一又は類似するジョブ)であるか否かに基づいて判断することができ、類似ジョブである場合は、当該類似ジョブの設定を、サンプルプリントを行ったジョブに合わせて変更する。
表示・操作部22は、液晶表示装置や有機EL表示装置等の表示部上に格子状の透明電極からなるタッチパネルが配置されたタッチスクリーンなどであり、ジョブの情報や後述するサンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報などを表示し、ジョブの投入順序の制御や、上記出力結果に対する入力等の種々の操作ができるようになっている。なお、この操作機能はタッチパネル上に限らず、操作機能を提供できればWEB、アプリケーション等でもよい。
給紙部23は、印刷用紙を格納する部分である。また、格納された印刷用紙を画像形成部24へ送り出す部分を含む。
画像形成部24は、本明細書においては、電子写真方式や静電記録方式等の作像プロセスを利用した画像形成装置における画像を形成するのに必要な構成要素の総称である。つまり、感光体、転写ベルト、定着器、各種搬送ベルト等を含む。画像形成部24では、メモリ21bから読み込んだ画像データから、印刷用紙に画像を形成し、後処理部25に送り出す。この際、白黒/カラー種別、解像度600/1200/2400dpi、用紙サイズ等の設定情報に応じて画像が形成される。
後処理部25は、画像形成部24から搬送される用紙を、制御部21からの指示により、パンチ・ステープル・製本などのユーザの希望するフィニッシング処理を加えて出力する。また、必要に応じてスキャン機能や測色機能を持たせることで、印刷用紙の画像比較や色差の測定などを行うことができる。
[サーバ端末]
サーバ端末30は、図示しないCPU、メモリ、HDD、通信I/F部などで構成される。
CPUは、各部の制御を行う。メモリは、ROMやRAMなどであり、HDD、通信I/F部から読み込んだ種々のデータを一時的に記憶する。記憶されたデータはCPUによって処理され、必要に応じてHDDや通信I/F部に転送される。HDDは、CPUが各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、バリアブルプリントに利用される外部参照データなどを格納し、CPUにより必要に応じて読み出され、メモリ上で実行処理される。通信I/F部は、コンピュータ端末10や画像形成装置20、他の装置との接続を確立し、データの送受信を実行する。そして、CPUとメモリとHDDと通信I/F部とで制御部が構成される。
なお、図1乃至図4は本実施例のバリアブルプリントシステムの一例であり、その構成は適宜変更可能である。例えば、図1は、バリアブルプリントシステムをコンピュータ端末10と画像形成装置20とサーバ端末30とで構成しているが、コンピュータ端末10や画像形成装置20がバリアブルプリントに利用するデータ(固定データなど)を記憶している場合は、サーバ端末30を省略することができる。
次に、上記構成のバリアブルプリントシステムが利用するバリアブルプリントのデータ(以下、バリアブルデータと呼ぶ。)の構造について、図5を参照して説明する。
PDF/VT仕様のバリアブルデータは、図5に示すように、ドキュメント階層51、カテゴリー52、可変データ53、固定データ54、55、メタデータ56、ジョブチケット57などを含み、これらでデータベースを構成している。以下、各々について詳細に説明する。
ドキュメント階層51:バリアブルプリントのジョブは、全てのページ情報、各種メタデータ56が階層構造にて分類、定義されるが、ドキュメント階層51はそのルートを指す。
カテゴリー52:バリアブルデータを分類する条件であり、メタデータの一部である。例えば、郵便番号による分類、商品毎の分類、顧客年齢毎の分類等、フレキシブルに定義できる。具体的なシナリオとして、今月はある特定地域を中心にダイレクトメールを発行するために、郵便番号毎のカテゴリーに分類し、来月はある特定商品の販売促進に注力するために、商品毎のカテゴリーに分類する等が考えられる。また、実際に印刷する際は、カテゴリー毎のジョブ投入が一シナリオとして考えられる。
可変データ53:メタデータの一つであり、顧客氏名、住所、郵便番号、年齢、年収等の個人情報が一般的に定義され、どの固定データを利用するか等の関連付けがなされている。また、各ページのどの場所にどの可変データを配置するか等の構成情報も含まれている。
固定データ54、55:メタデータの一つであり、可変データを含む複数のジョブにて再利用されるデータである。例として、ロゴデータ、商品写真、バーコードデータ等のフォームデータ、サーバ端末30に保存されたデータを参照するための外部参照URL(Uniform Resource Locator)、光沢を出すために透明トナー(クリアトナー)をオーバーコートするための透明トナーフォームなどがある。再利用されるか否か、再利用が複数のページに渡るかどうか、若しくは、複数のジョブにて利用されるか否か等のヒント情報を含む。この固定データは、カテゴリー内部に定義されたものや、全カテゴリーから利用されるカテゴリー外に定義されたものがある。
ジョブチケット57:メタデータの一つであり、各ジョブの出力設定(ステイプル、600dpi等)が定義可能である。
メタデータ56:カテゴリー52、可変データ53、固定データ54、55、ジョブチケット57等から成り、XML(Extensible Markup Language)、JDF(Job Definition Format)等を用いて定義され、階層構造をとる。
以下、このようなデータ構造のバリアブルデータを用いてバリアブルプリントやサンプルプリント若しくは試し刷りを行う場合の画像形成装置20の制御部21(制御プログラム)の動作について、図6のフローチャート図を参照して説明する。
制御部21は、通信I/F部21eを介してネットワークからバリアブルプリントのジョブを受信するまで待機する(S101)。このジョブは、ジョブ情報(ジョブチケット設定ともいう。)と、印刷ページ情報と、例えばCYMKの4色からなる画像データと、で構成される。バリアブルプリントのジョブを受信したら(S101のYes)、制御部21は、ジョブをメモリ21bに一時的に保持し、全ページが終了するまで以下を繰り返す(S102)。
まず、制御部21は、メモリ21b上のジョブに含まれるジョブ情報、印刷ページ情報を分析し、ページデータ毎に画像形成処理を行う(S103)。そして、指定された給紙部23から搬送された用紙に、画像形成により作成された画像を印字し、必要に応じて後処理部25にて後処理を施す(S104)。
次に、制御部21は、上記ジョブ情報、印刷ページ情報を分析した結果に基づき、処理中のページが通常の印刷ページであるか、若しくは、試し刷りの印刷ページやサンプルプリントの印刷ページであるかを判断する(S105)。ここで、試し刷りとは、一般的に、バリアブルプリントのジョブとは別に、もしくはバリアブルプリントのジョブを実施する前に、テストページやジョブの一部を出力して、その出力結果により、画像形成装置の調整(キャリブレーションや印字範囲の調整や表裏調整など)、またはジョブのカラー設定や解像度設定など様々なパラメータを調整するために行う処理である。また、サンプルプリントとは、一般的に、バリアブルプリントのジョブの実施中(特に大量ページや大量部数が設定されている場合)に、印刷途中の画像の差異を極力無くすために、画像形成装置が原稿画像との差異を比較したり、ジョブが出力される出力トレイとは別の出力トレイにテストページやジョブの一部を定期的に出力してユーザが直接出力画像を確認したりするために行う処理であり、その結果によって、印刷の一時停止を行い、画像形成装置の調整やジョブのカラー設定などを行う。
処理中のページが、サンプルプリント若しくは試し刷りの印刷ページの場合(S105のYes)、制御部21は、サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果を判定する(S106)。出力結果の判定方法としては、前述したように、画像形成部24で印刷画像を生成する際に、感光体から転写した画像を読み取ってジョブの画像データに基づく画像と比較したり、画像形成装置20にスキャン機能を備えている場合は、画像形成物をスキャン機能で読み取ってジョブの画像データに基づく画像と比較したりする方法が考えられる。また、特開平10−145530号公報に記載されているように、外部のスキャナを用いて、印字用紙に印字されたイメージを電子データとして保持して、元の画像データとドットごとに比較する方法や、特開2005−96249号公報に記載されているように、画像の色濃度、測色値および位置精度を測定する方法などもある。
そして、制御部21は、サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報を、表示・操作部22の画面に表示する(S107)。図8(a)は、表示・操作部22に表示される画面の一例である。上記出力結果に関する情報は、印刷実行時の設定に関する情報と判定結果に関する情報の2つに大別することができる。印刷実行時の設定に関する情報は、画像形成装置20の種類や画像形成装置20の出力履歴、画像形成装置20の調整情報、ジョブで利用する固定データの設定、ジョブの解像度設定(600dpi/1200dpi、High Quality)、カラー設定(Color/Grayscale、光沢、カラープロファイル)、用紙プロファイル設定(用紙種類、用紙斤量、用紙の色)などである。また、判定結果に関する情報は、サンプルプリント若しくは試し刷りの印刷ページの色濃度、測色値および位置精度などの測定値、測定値に基づいて判断した良否の判定結果などである。また、この画面では、サンプルプリント若しくは試し刷りの印刷ページを目視で判定した結果などをコメント欄などに入力することもでき、入力した情報は判定結果に関する情報に包含される。
その後、ユーザが上記画面を確認してOKボタンを押下すると、制御部21は、出力結果に関する情報をメモリ21b又はHDD21cに保存する(S108)。
ここまでの処理を全てのページが終了するまで繰り返し、全ページ終了したらループから抜ける(S109)。なお、サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果の表示やユーザの入力は、上記フローのように、サンプルプリント若しくは試し刷りの印刷を実施するたびに行ってもよいし、ユーザが表示・操作部22を操作して指示した時に行ってもよいし、サンプルプリント若しくは試し刷りの画像と元データの画像との比較結果が予め設定された閾値を越えた場合に行ってもよい。
そして、制御部21は、サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報がメモリ21b又はHDD21cに保存されていれば(S110のYes)、サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報の保存、反映処理を行う(S111)。
図7は、上記S111のサンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報の保存、反映処理の詳細を示している。
まず、制御部21は、メモリ21b又はHDD21cに保存したサンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報を、実行中のバリアブルプリントに関するデータ構造(データベース)に保存する(S201)。例えば、図5のバリアブルデータのカテゴリーAの氏名1を用いたジョブにおいて、サンプルプリント若しくは試し刷りを行った場合は、図9に示すように、カテゴリーAの氏名1に、サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報(図の網掛けで示した枠内の情報)を可変データとして追加する。
次に、制御部21は、データベースの全てのジョブに対して以下の処理を繰り返す(S202)。まず、デバイス設定(画像形成装置20の種類や出力履歴、調整情報など)やジョブ設定(ジョブで利用する固定データの設定、解像度設定、カラー設定など)、用紙プロファイル設定(用紙種類、用紙斤量、用紙の色など)が同一又は類似のジョブ(以下、類似ジョブと呼ぶ。)があるかを判断し(S203)、類似ジョブがある場合はそのジョブを抽出し(S204)、抽出した類似ジョブの情報と出力結果に関する情報をリストに追加する(S205)。ここでは、図9のバリアブルデータを例にし、カテゴリーAの氏名1のジョブでサンプルプリントを実施して、図10に示すようなサンプルプリントが出力された場合について具体的に説明する。
図9の例では、カテゴリーBの氏名5は、カテゴリーAの氏名1と固定データ(A−1、A−2、A−3)が一致するため、制御部21は、類似ジョブありと判断して(S203のYes)、一致する固定データに対応する出力結果に関する情報を抽出する(S204)。ここでは、A−1、A−2、A−3の固定データが一致するため、「Eng=C6xxx(SN123456)/A-1:ΔE=2.5/A-2:ΔE=5/A-3:光沢度=80度」の情報を抽出する。なお、「Eng」は画像形成装置20の種類、「ΔE」は色差である。また、カテゴリーZは、カテゴリーAの氏名1と固定データ(A−1)が一致するため、固定データ(A−1)に対応する情報「Eng=C6xxx(SN123456)/A-1:ΔE=2.5」を抽出する。そして、類似ジョブと抽出した出力結果に関する情報を一致情報リストに追加する(S205)。図11は、一致情報リストの一例であり、元ジョブの欄にはサンプルプリント若しくは試し刷りを行ったジョブの情報が記載され、類似ジョブの欄にはデバイス設定やジョブ設定、用紙プロファイルが同一又は類似する類似ジョブの情報が記載される。また、保存する情報の欄には一致する固定データに対応する出力結果に関する情報が記載され、反映する情報の欄にはジョブに反映する出力結果に関する情報が記載され、装置情報の欄には画像形成装置20に関する情報が記載される。
データベース内の全てのジョブに対する判断が終了したら(S206)、上記ステップで情報を追加した一致情報リストを表示・操作部22に表示する(S207)。一致情報リストの表示画面では、出力結果に関する情報を保存、反映するジョブや保存、反映する出力結果の情報が選択できるようになっており、ユーザは、例えば、カテゴリーBの氏名5には出力結果に関する情報を反映するがカテゴリーZには反映しないとか、カテゴリーBの氏名5の中に保存する情報の欄の出力結果に関する情報は保存するが、反映する情報の欄の出力結果に関する情報は反映しないなどを選択する。なお、全ての類似ジョブに全ての出力結果に関する情報を保存、反映するようにしてもよく、その場合は、保存、反映した結果をユーザに知らせる表示を行うことが好ましい。
次に、保存、反映する出力結果に関する情報が少なくとも1つ選択された場合(S208のYes)、制御部21は、ユーザが選択した情報や予め設定された情報(類似ジョブに全て反映するか一部を反映するかなどの設定)を取得し(S209)、取得した情報に従って類似ジョブに基づくバリアブルプリントに関するデータ構造内に出力結果に関する情報を保存、反映する(S210)。図9の例では、カテゴリーBの氏名5とカテゴリーZはカテゴリーAの氏名1と固定データが一致するため、類似ジョブと判断して、カテゴリーAの氏名1に保存した出力結果に関する情報をカテゴリーBの氏名5とカテゴリーZに保存、反映する(図の網掛けの破線の枠参照)。そして、制御部21は、表示・操作部22に、出力結果に関する情報を保存、反映したことを知らせる通知画面を表示する(S211)。図8(b)は、通知画面の一例であり、この通知画面では、カテゴリーAの氏名1に保存した出力結果に関する情報の内、反映する情報の欄に記載された出力結果に関する情報がカテゴリーBの氏名5に反映されたことを示している。
なお、出力結果に関する情報を保存、反映するタイミングは上記フローに限らず、図11の一致情報リストをHDD21c上に保存した後、次のジョブを受信した際に、一致情報リストを参照して出力結果に関する情報を保存、反映して印刷することも可能である。
そして、ユーザが出力結果に関する情報の保存、反映を確認したら、出力結果に関する情報の保存、反映処理を終了し、図6のフローチャートに戻って、全ての処理を終了する。
このように、本実施例では、画像形成装置20の制御部21(制御プログラム)は、サンプルプリント若しくは試し刷りを実施した場合、その出力結果に関する情報(良否の判定結果に関する情報、ジョブの設定に関する情報)をバリアブルプリントに関するデータ構造内に保存し、また、類似ジョブがある場合には、出力結果に関する情報をその類似ジョブのバリアブルプリントに関するデータ構造内に保存、反映するため、オペレータや出力対象の画像形成装置が変更された場合でも、再度サンプルプリントや試し刷りを実施する必要がなくなり、サンプルプリントや試し刷りを実施するための資源や時間を節約し、バリアブルプリントのジョブを効率的に処理することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御内容は適宜変更可能である。
例えば、本実施例では、画像形成装置20上で、サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報を保存、反映する場合について説明したが、出力結果に関する情報の保存や反映は、コンピュータ端末10やサーバ端末30などで行ってもよい。
例えば、上記処理をコンピュータ端末10で実行する場合は、コンピュータ端末10の制御部で動作する制御プログラムは、画像形成装置20から出力結果に関する情報を取得し、取得した情報をバリアブルプリントに関するデータ構造内に保存したり、類似ジョブが保存されている場合に、取得した情報を、その類似ジョブに基づくバリアブルプリントに関するデータ構造内に保存、反映したりすることができる。
また、上記処理をサーバ端末30で実行する場合は、サーバ端末30の制御部で動作する制御プログラムは、コンピュータ端末10又は画像形成装置20からジョブを取得すると共に画像形成装置20から出力結果に関する情報を取得し、取得した情報をバリアブルプリントに関するデータ構造内に保存したり、取得した情報を類似ジョブに基づくバリアブルプリントに関するデータ構造内に保存、反映したりすることができる。
また、本実施例では、サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報を同じバリアブルデータ内の類似ジョブに保存、反映する場合について説明したが、他のバリアブルデータ内に類似ジョブがある場合も、同様に、出力結果に関する情報を他のバリアブルデータ内の類似ジョブに保存、反映することができる。
また、本実施例では、PDF/VT仕様に基づくバリアブルデータを利用する場合について説明したが、PPMLなど、他の仕様に基づくバリアブルデータを利用する場合も、同様に、出力結果に関する情報をバリアブルプリントに関するデータ構造内に保存、反映することができる。
本発明は、バリアブルプリントを行う画像形成装置、及び、当該画像形成装置を含むバリアブルプリントシステムに利用可能である。
10 コンピュータ端末
11 CPU
12 メモリ
13 HDD
14 通信I/F部
15 ディスプレイ
16 入力装置
20 画像形成装置
21 制御部
21a CPU
21b メモリ
21c HDD
21d RIP
21e 通信I/F部
22 表示・操作部
23 給紙部
24 画像形成部
25 後処理部
30 サーバ端末
40 ネットワーク
51 ドキュメント階層
52 カテゴリー
53 可変データ
54、55 固定データ
56 メタデータ
57 ジョブチケット
58 出力結果に関する情報

Claims (10)

  1. 固定データと可変データとを利用するジョブに基づいてバリアブルプリントを実行する画像形成装置であって、
    サンプルプリント若しくは試し刷りを実施した場合に、前記サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報を、前記バリアブルプリントに関するデータ構造内に保存する制御部を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、バリアブルプリントを出力する画像形成装置に関する情報、ジョブの設定情報及び印刷用紙に関する情報の少なくとも一つに基づいて、前記ジョブに類似する類似ジョブを抽出し、前記類似ジョブに基づくバリアブルプリントに関するデータ構造内に、前記サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報を保存、反映する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報は、前記サンプルプリント若しくは試し刷りの判定情報と、前記ジョブの設定情報と、を含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記判定情報は、前記サンプルプリント若しくは試し刷りの画像を読み取った測定値、前記測定値に基づいて判断した良否の判定結果、及び、ユーザが入力した良否の判定結果のいずれか一つを含む、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記ジョブは、カテゴリー毎に前記可変データ及び/又は前記固定データを含む階層構造のファイルであり、
    前記制御部は、個々の前記可変データ内、個々の前記カテゴリー内、前記カテゴリー外の少なくとも1箇所に、前記サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報を可変データとして付加する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の画像形成装置。
  6. 固定データと可変データとを利用するジョブを生成又は保存する装置、若しくは、前記ジョブに基づいてバリアブルプリントを実行する装置で動作する制御プログラムであって、
    前記装置を、
    サンプルプリント若しくは試し刷りを実施した場合に、前記サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報を取得し、前記取得した情報を、前記バリアブルプリントに関するデータ構造内に保存する制御部として機能させる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
  7. 前記制御部は、バリアブルプリントを出力する装置に関する情報、ジョブの設定情報及び印刷用紙に関する情報の少なくとも一つに基づいて、前記ジョブに類似する類似ジョブを抽出し、前記類似ジョブに基づくバリアブルプリントに関するデータ構造内に、前記サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報を保存、反映する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の制御プログラム。
  8. 前記サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報は、前記サンプルプリント若しくは試し刷りの判定情報と、前記ジョブの設定情報と、を含む、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の制御プログラム。
  9. 前記判定情報は、前記サンプルプリント若しくは試し刷りの画像を読み取った測定値、前記測定値に基づいて判断した良否の判定結果、及び、ユーザが入力した良否の判定結果のいずれか一つを含む、
    ことを特徴とする請求項8に記載の制御プログラム。
  10. 前記ジョブは、カテゴリー毎に前記可変データ及び/又は前記固定データを含む階層構造のファイルであり、
    前記制御部は、個々の前記可変データ内、個々の前記カテゴリー内、前記カテゴリー外の少なくとも1箇所に、前記サンプルプリント若しくは試し刷りの出力結果に関する情報を可変データとして付加する、
    ことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一に記載の制御プログラム。
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