JP6862993B2 - 出力制御プログラム及び出力制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、出力制御プログラム及び出力制御方法に関し、特に、表データの出力を制御する出力制御プログラム及び出力制御方法に関する。
文書作成や表計算などの処理が可能なオフィススイート・アプリケーションは、オフィスワーク、教育、家庭など、あらゆる場面で一般的に使用されている。オフィススイート・アプリケーションの内の代表的な表計算アプリケーションとして、Microsoft(登録商標、以下省略)のExcel(登録商標、以下省略)が挙げられる。また、Apache OpenOfficeなど、同様の機能を有するアプリケーションも複数流通しており、これらの表計算アプリケーションはスプレッドシート(Spreadsheet)と呼ばれる。
上記MicrosoftのExcelのようなスプレッドシートにおいて、ワークシート内に図、表、文字などのオブジェクトを配置して、資料を作成する事が日常的に行われている。特に、表を作成する場合は、所定のセルを参照して表を作成することができ、所定のセルの内容を修正することにより、表の内容を自動的に修正することができる。また、スプレッドシートでは範囲やオブジェクトを指定することにより、指定された範囲やオブジェクトのみを用紙に印刷したり画面に表示させたりすることができる。
このようなオブジェクトの印刷に関して、例えば、下記特許文献1には、グラフの描画結果が複数ページに区分けされていた場合や、同じシート上にある表とグラフとが別ページに区分けされていた場合に、これらが同じページに印刷されるように印刷を制御する技術が開示されている。
特開2011−068060号公報
上述したように、所定のセルを参照して表を作成するなど、スプレッドシートではオブジェクトを関連付けることができるが、範囲やオブジェクトを指定した場合、指定された範囲やオブジェクトのみが出力対象になるため、出力対象のオブジェクトに関連付けられたオブジェクトを、出力対象のオブジェクトと同じ用紙に印刷したり、同じ画面に表示させたりすることができない。
この問題に対して、上記特許文献1では、表とその表から生成されるグラフとが同じページに印刷されるように印刷データを生成しているが、表がさらに別の表を参照していた場合に、参照される表まで同じページに印刷したり表示したりすることはできない。そのため、印刷物や画面を見るユーザは、出力対象の表を確認する際に、参照される表が印刷されている印刷物や表示されている画面を確認しなければならず、作業が非常に煩雑になるという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、スプレッドシートのオブジェクトを出力する際に、出力対象の表とその表が参照する情報とを1ページに集約して出力することができる出力制御プログラム及び出力制御方法を提供することにある。
本発明の一側面は、スプレッドシートのデータを処理する装置で動作する出力制御プログラムであって、前記装置に、前記スプレッドシートのデータを解析して、出力するオブジェクトを指定する出力指定情報を含む設定情報を取得し、前記設定情報に基づいて、出力対象の表データを抽出する第1処理、前記出力対象の表データが、出力対象でない他の表データを参照しているかを判断し、前記出力対象の表データが前記他の表データを参照している場合に、前記出力対象の表データと前記他の表データの少なくとも一部とが同一ページに集約されるようにレイアウトを変更する第2処理、前記変更したレイアウトに従ってオブジェクトを配置した出力データを生成して、印刷装置又は表示装置に出力する第3処理、を実行させることを特徴とする。
本発明の一側面は、スプレッドシートのデータを処理する装置と、印刷装置又は表示装置と、を含むシステムにおける出力制御方法であって、前記装置は、前記スプレッドシートのデータを解析して、出力するオブジェクトを指定する出力指定情報を含む設定情報を取得し、前記設定情報に基づいて、出力対象の表データを抽出する第1処理と、前記出力対象の表データが、出力対象でない他の表データを参照しているかを判断し、前記出力対象の表データが前記他の表データを参照している場合に、前記出力対象の表データと前記他の表データの少なくとも一部とが同一ページに集約されるようにレイアウトを変更する第2処理と、前記変更したレイアウトに従ってオブジェクトを配置した出力データを生成して、印刷装置又は表示装置に出力する第3処理と、を実行することを特徴とする。
本発明の出力制御プログラム及び出力制御方法によれば、スプレッドシートのオブジェクトを出力する際に、出力対象の表とその表が参照する情報とを1ページに集約して出力することができる。
その理由は、スプレッドシートのデータを処理する装置で動作する出力制御プログラムは、スプレッドシートのデータを解析して設定情報を取得し、取得した設定情報に基づいて出力対象の表データを抽出し、抽出した表データが他の表データを参照しているかを判断し、他の表データを参照している場合は、出力対象の表データと参照している他の表データの少なくとも一部とが1ページに集約されるようにレイアウトを変更し、変更したレイアウトでオブジェクトを配置した出力データを生成して印刷装置又は表示装置に出力する制御を行うからである。
本発明の一実施例に係る印刷システムの構成を示す模式図である。 本発明の一実施例に係る印刷システムの構成を示す模式図である。 本発明の一実施例に係るクライアント端末の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るコントローラの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る印刷装置の構成を示すブロック図である。 従来の表データの出力における問題を説明する模式図である。 本発明の一実施例に係る出力制御方法を説明する模式図である。 本発明の一実施例に係るコントローラの処理を示すフローチャート図である。 表データの指定例(範囲を指定する場合)を示す模式図である。 表データの指定例(グラフを指定する場合)を示す模式図である。 表データの数式例を示す模式図である。 本発明の一実施例に係るスプレッドシートの表データの全体の特定方法を示す模式図である。 本発明の一実施例に係るスプレッドシートの参照表データの特定方法を示す模式図である。 参照表データが更に他の表データを参照している場合を示す模式図である。 本発明の一実施例に係るスプレッドシートの表データと参照表データとを示す模式図である。
背景技術で示したように、MicrosoftのExcelのようなスプレッドシートでは、範囲やオブジェクトを指定した場合、指定された範囲やオブジェクトのみが出力対象になるため、出力対象のオブジェクトに関連付けられたオブジェクトを同じページに印刷したり、同じ画面に表示させたりすることができない。例えば、表とその表に参照される表とが複数ページ、或は別のワークシートに分かれている場合、これらの複数の表は別々に出力される。そのため、表の内容が正しいかどうかを確認したい場合、ユーザはいちいちページを跨いだり、或はシートを跨いだりして参照される表の内容を確認しなければならず、作業が非常に煩雑になる。また、印刷設定はワークシート毎に行うため、それぞれのワークシートに対して同じ印刷設定操作を行う必要があり、作業が非常に煩雑になる。
そこで、本発明の一実施の形態では、スプレッドシートに含まれる表を出力する際に、表同士の関係性を分析し、表が別の表を参照している場合、元の表と参照される表とが別のページ或は別のワークシートにあっても、これらの表が同じページに集約して出力されるように制御する。
具体的には、スプレッドシートのデータを処理する装置では、スプレッドシートのデータを解析して出力指定情報を含む設定情報を取得し、取得した設定情報に基づいて出力対象の表データを抽出し、出力対象の表データに含まれる各セルの数式などに基づいて、当該表データが他の表データを参照しているかを判断し、他の表データを参照している場合は、出力対象の表データと参照している他の表データの少なくとも一部とが同一ページに集約されるようにレイアウトを変更し、変更したレイアウトでオブジェクトを配置した出力データを生成して印刷装置や表示装置などの出力装置に出力する制御を行う。
これにより、出力された1ページのみで資料の全体を見渡すことができ、表データが正しいかどうかを確認したい場合に、わざわざ参照先の表データを見に行く必要がなくなり、ユーザの手間を減らすことができる。
上記した本発明の一実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る出力制御プログラム及び出力制御方法について、図1乃至図15を参照して説明する。図1及び図2は、本実施例の印刷システムの構成を示す模式図であり、図3乃至図5は、各々、クライアント端末、コントローラ、印刷装置の構成を示すブロック図である。また、図6は、表データの出力における問題を説明する模式図、図7は、本実施例の出力制御方法を説明する模式図であり、図8は、本実施例のコントローラの処理を示すフローチャート図である。また、図9及び図10は、表データの指定例を示す模式図であり、図11は、表データの数式例を示す模式図である。また、図12及び図13は、本実施例のスプレッドシートの参照表データの特定方法を示す模式図、図14は、参照表データが更に他の表データを参照している場合を示す模式図であり、図15は、本実施例のスプレッドシートの表データと参照表データとを示す模式図である。
なお、本発明の出力制御は、スプレッドシートの表データを印刷する場合及び表示する場合の双方に適用可能であるが、以下の実施例では、スプレッドシートのダイレクトプリントが指示された場合において、表データと参照される表データとを同じページに集約して印刷する場合の制御について説明する。また、本発明における表データとは、複数のセルで構成される表の各セルの情報を記述したデータである。
図1に示すように、本実施例の印刷システム10は、クライアント端末20とコントローラ30と印刷装置40などで構成される。これらはイーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワーク50を介して接続されている。
なお、コントローラ30と印刷装置40とはPCI(Peripheral Component Interconnect)接続などの専用線で接続されていてもよい。また、図1では、印刷システム10をクライアント端末20とコントローラ30と印刷装置40とで構成したが、図2に示すように、コントローラ30は印刷装置40に内蔵される構成としてもよい。以下、図1の印刷システム10を前提にして、各装置について説明する。
[クライアント端末]
クライアント端末20は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末などであり、スプレッドシートのデータ(以下、資料データと呼ぶ。)を作成してコントローラ30に送信する。このクライアント端末20は、図3(a)に示すように、制御部21、記憶部25、ネットワークI/F部26、表示部27、操作部28などで構成される。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)22と、ROM(Read Only Memory)23やRAM(Random Access Memory)24などのメモリとで構成され、CPU22は、ROM23や記憶部25に記憶した制御プログラムをRAM24に展開して実行することにより、クライアント端末20全体の動作を制御する。また、図3(b)に示すように、上記制御部21(CPU22)により、OS(Operating System)21a、アプリケーション21b、ダイレクトプリントユーティリティ21cなどが実行される。
OS21aは、Windows(登録商標)やMac OS(登録商標)、Android(登録商標)などであり、クライアント端末20でアプリケーション21bやダイレクトプリントユーティリティ21cなどを動作可能にする。
アプリケーション21bは、MicrosoftのExcelなどの表計算アプリケーション(スプレッドシート)であり、シート内に、図、表、文字などのオブジェクトが配置された資料データを作成する。このスプレッドシートの資料データには、出力指定情報、シート数、シート毎のページ数、ページサイズ、オブジェクト情報(サイズ、描画位置等)などを規定する設定情報が含まれる。
ダイレクトプリントユーティリティ21cは、所定のフォルダ(例えば、記憶部25内のフォルダ)を監視し、スプレッドシートの資料データが所定のフォルダに保存されたら、コントローラ30に当該資料データを送信してダイレクトプリントを指示する。
記憶部25は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPU22が各部を制御するためのプログラム、スプレッドシートの資料データなどを保存する。
ネットワークI/F部26は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、クライアント端末20を通信ネットワーク50に接続し、スプレッドシートの資料データを送信可能にする。
表示部27は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)表示装置などで構成され、アプリケーション21bの画面などを表示する。
操作部28は、マウスやキーボードなどで構成され、アプリケーション21bを用いたスプレッドシートの資料データの作成、出力対象の指定、ダイレクトプリントの指示などの操作を可能にする。
なお、図3(b)では、ダイレクトプリントユーティリティ21cを用いて印刷指示を行う構成としたが、プリンタドライバを用いて印刷を指示することもできる。その場合は、制御部21により、プリンタドライバが実行され、プリンタドライバは、アプリケーション21bによって作成された資料データを、PJL(Printer Job Language)やPS(PostScript)、PCL(Printer Control Language)等のページ記述言語で記述されたPDL(Page Description Language)のジョブに変換してコントローラ30に送信する。その際、ジョブに付加される設定情報には、表を構成する各セルの情報や表の参照関係を示す情報が追加される。
[コントローラ]
コントローラ30は、クライアント端末20から受信したスプレッドシートの資料データを処理し、印刷装置40に印刷を指示する。このコントローラ30は、図4(a)に示すように、制御部31、記憶部35、ネットワークI/F部36、表示部37、操作部38などで構成される。
制御部31は、CPU32と、ROM33やRAM34などのメモリとで構成され、CPU32は、ROM33や記憶部35に記憶した制御プログラムをRAM34に展開して実行することにより、コントローラ30全体の動作を制御する。また、図4(b)に示すように、制御部31は、データ解析部31a、レイアウト変更部31b、出力データ生成部31c、表示制御部31dなどとして機能する。
データ解析部31aは、クライアント端末20から受信したスプレッドシートの資料データを解析し、出力指定情報、シート数、シート毎のページ数、ページサイズ、オブジェクト情報(サイズ、描画位置等)などを規定する設定情報を取得する。そして、取得した設定情報に基づいて出力対象のオブジェクトを抽出し、抽出したオブジェクトが出力対象の表データであるかを判断する。また、データ解析部31aは、取得した設定情報に基づいて印刷ページサイズを決定し、決定した印刷ページサイズに基づいてシートをページ分割し、分割した各ページにオブジェクトを配置する。
レイアウト変更部31bは、データ解析部31aが抽出した出力対象の表データが出力対象でない他の表データを参照しているかを判断する。出力対象の表データが他の表データを参照している場合は、出力対象の表データと参照している他の表データの少なくとも一部とが1ページに集約されるように、これらの表データのレイアウトを変更する。具体的には、出力対象の表データの少なくとも1つのセルに数式が含まれているかを判断し、いずれかのセルに数式が含まれている場合は、数式内の行番号/列番号に出力対象の表データ以外のセルの番号が含まれているかを判断する。出力対象の表データ以外のセルの番号が含まれている場合は、数式内の行番号/列番号に該当する表データを特定し、該当する表データから、数式内の行番号/列番号に対応するセルを特定し、特定したセルに隣接するセルにおけるデータの有無に基づいて、参照している他の表データの全体を特定する。そして、予め定めたルールに従って、参照している表データの全体から集約範囲を設定し、その集約範囲を参照表データとして出力対象に追加する。
出力データ生成部31cは、RIP(Raster Image Processor)部として機能し、資料データをラスタライズし、レイアウト変更部31bが変更したレイアウトに従って、出力対象のオブジェクトを配置した出力データ(特に、出力対象の表データと集約範囲とを同一ページに集約した出力データ、好ましくは、出力対象の表データと集約範囲とを隣接して集約した出力データ)を生成し、生成した出力データを印刷装置40に送信する。
表示制御部31dは、必要に応じて設けられ、レイアウト変更部31bが変更したレイアウトに従って、出力対象のオブジェクトを配置した表示画像(特に、出力対象の表データと集約範囲とを同一ページに集約した表示画像、好ましくは、出力対象の表データと集約範囲とを隣接して集約した表示画像)を表示部37に表示させる。
なお、上記データ解析部31a、レイアウト変更部31b、出力データ生成部31c、表示制御部31dはハードウェアとして構成してもよいし、制御部31をデータ解析部31a、レイアウト変更部31b、出力データ生成部31c、表示制御部31d(特に、データ解析部31a、レイアウト変更部31b、出力データ生成部31c)として機能させる出力制御プログラムとして構成し、当該出力制御プログラムをCPU32に実行させるようにしてもよい。
記憶部35は、HDDやSSDなどで構成され、CPU32が各部を制御するためのプログラム、クライアント端末20から受信したスプレッドシートの資料データ、出力データ生成部31cが生成した出力データなどを保存する。
ネットワークI/F部36は、NICやモデムなどで構成され、コントローラ30を通信ネットワーク50に接続し、クライアント端末20からスプレッドシートの資料データを受信可能にし、印刷装置40に出力データを送信可能にする。
表示部37は、液晶表示装置や有機EL表示装置などで構成される表示装置であり、各種画面を表示する。本実施例では、特に、表示制御部31dの制御に従って、レイアウト変更部31bが変更したレイアウトに従って、オブジェクトを配置した表示画像を表示する。
操作部38は、マウスやキーボードなどで構成され、各種操作を可能にする。
[印刷装置]
印刷装置40は、MFP(Multi-Functional Peripherals)や単機能プリンタなどであり、コントローラ30から受信した出力データに基づいて、用紙に印刷を行う。この印刷装置40は、図5に示すように、制御部41、記憶部45、ネットワークI/F部46、表示操作部47、読み取り部48、印刷部49などで構成される。
制御部41は、CPU42とROM43やRAM44などのメモリとで構成され、CPU42は、ROM43や記憶部45に記憶した制御プログラムをRAM44に展開して実行することにより、印刷装置40全体の動作を制御する。
記憶部45は、HDDやSSDなどで構成され、CPU42が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、出力データなどを記憶する。
ネットワークI/F部46は、NICやモデムなどで構成され、印刷装置40を通信ネットワーク50に接続し、コントローラ30から出力データを受信可能にする。
表示操作部47は、表示部上に透明電極が格子状に配置された感圧式の操作部(タッチセンサ)を設けたタッチパネルなどであり、印刷処理に関する各種画面を表示し、印刷に関する各種操作を可能にする。
読み取り部48は、原稿台上の原稿から画像データを光学的に読み取る部分であり、原稿を走査する光源と、原稿で反射された光を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Devices)等のイメージセンサと、電気信号をA/D変換するA/D変換器等により構成される。なお、読み取り部48は必須ではない。
印刷部49は、給紙部から供給される用紙に印刷画像を形成して排紙部に出力する印刷エンジンである。この印刷部49は、例えば、印刷画像に基づいてレーザ光を照射して露光する露光部と、感光体ドラムと現像部と帯電部と感光体クリーニング部と1次転写ローラとを備え、CMYKの各色のトナー像を形成する画像形成部と、ローラによって回転され、画像形成部で形成されたトナー像を用紙に搬送する中間転写体として機能する中間ベルトと、中間ベルト上に形成されたトナー像を用紙に転写する2次転写ローラと、用紙に転写されたトナー像を定着させる定着部などで構成される。
なお、図1乃至図5は、本実施例の印刷システム10の一例であり、各装置の構成や制御は適宜変更可能である。例えば、上記では、コントローラ30が印刷装置40を制御する場合について記載したが、図2に示すように、コントローラ30が印刷装置40に内蔵される場合は、印刷装置40の制御部41をデータ解析部、レイアウト変更部、出力データ生成部、表示制御部として機能させる(CPU42に出力制御プログラムを実行させる)ようにしてもよい。
また、上記では、コントローラ30の制御部31をデータ解析部31a、レイアウト変更部31b、出力データ生成部31c、表示制御部31dとして機能させる構成としたが、クライアント端末20の制御部21をレイアウト変更部、表示制御部などとして機能させる(又はアプリケーション21bにレイアウト変更部、表示制御部などの機能を持たせる)ようにしてもよい。
上記構成の印刷システム10における出力制御について、図6及び図7を参照して概説する。図6に示すように、例えば、ワークシートが4ページで構成され、表データ(2ページ目の表データ)が別の表データ(4ページ目の表データ)を参照している場合、元の表データが正しいかどうかを確認するためには、関連する情報と対比して検討する必要がある。しかしながら、表データと参照される表データ(参照表データと呼ぶ。)とが複数ページ、或は別のワークシートに分かれている場合、ユーザはいちいちページを跨いだり、或はシートを跨いだりして複数の表データを行き来して確認する必要があり、作業が非常に煩雑である。
この問題に対して、本実施例では、図6に示すワークシートの4ページに対して、図7(a)に示すように、出力対象として1〜3ページの太線で囲んだオブジェクトを指定した場合に、図7(b)に示すように、1〜3ページのオブジェクトのみならず、2ページ目のオブジェクト(表データ)が参照している4ページ目のオブジェクト(参照表データ)も出力対象に含める。また、元の表データと参照表データとをより対比しやすくするために、図7(c)に示すように、これらを近接して配置(4ページ目の参照表データを2ページ目の表データの直後に配置)する。
以下、本実施例のコントローラ30(又はコントローラ30を内蔵する印刷装置40)の動作について具体的に説明する。CPU32は、ROM33又は記憶部35に記憶した出力制御プログラムをRAM34に展開して実行することにより、図8のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。なお、以下の説明において、クライアント端末20のアプリケーション21bを用いてスプレッドシートの資料データを作成し、ダイレクトプリントユーティリティ21cにより資料データがコントローラ30(又はコントローラ30を内蔵する印刷装置40)に送信されるものとする。
コントローラ30の制御部31(データ解析部31a)は、クライアント端末20から資料データを受信し、資料データを解析して設定情報(出力指定情報、シート数、シート毎のページ数、ページサイズ、オブジェクト情報など)を取得する(S101)。なお、出力指定情報により出力対象のオブジェクトが指定されるが、出力対象の表データを指定する方法として、(1)範囲を指定する方法と、(2)グラフを指定する方法の2つの方法がある。(1)に関しては、例えば、図9に示すように、クライアント端末20のアプリケーション21bで、表を囲む枠を描画することにより、出力対象の表データを指定することができる。また、(2)に関しては、例えば、図10に示すように、クライアント端末20のアプリケーション21b上でグラフを指定したり、クライアント端末20のダイレクトプリントユーティリティ21cによる印刷設定などでグラフを選択・指定したり、コントローラ30の操作部38などでグラフを選択・指定したりすることにより、出力対象の表データを指定することができる。また、資料データ内の全ての表データを出力対象とするように指定することも可能である。
次に、制御部31(データ解析部31a)は、取得した設定情報(出力指定情報)に基づいて出力対象のオブジェクトを抽出し(S102)、抽出したオブジェクトが出力対象の表データであるかを判断する(S103)。抽出したオブジェクトが出力対象の表データでない場合(例えば、グラフの場合)は(S103のNo)、制御部31(出力データ生成部31c)は、抽出したオブジェクトを出力データに入れずに(S110)、S111に遷移し、抽出したオブジェクトが出力対象の表データである場合は(S103のYes)、抽出した表データを出力データに入れる(S104)。なお、上記では抽出したオブジェクトがグラフの場合に出力データに入れないようにしたが、グラフが出力対象の表データに基づいて作成されている場合は、当該グラフのデータを出力データに入れ、出力対象の表データとは異なるページに出力されるようにしてもよい。
次に、制御部31(レイアウト変更部31b)は、出力対象の表データの少なくとも1つのセルに数式が含まれるかを判断し(S105)、表データに数式が含まれる場合は(S105のYes)、数式内の行番号/列番号に元の表データ以外のセルの番号が含まれるかを判断する(S106)。表データに数式が含まれない場合(S105のNo)、又は、数式内の行番号/列番号に元の表データ以外のセルの番号が含まれない(他の表データを参照しない)場合は(S106のNo)、参照する表データを探す必要がないため、S111に遷移する。
一方、数式内の行番号/列番号に元の表データ以外のセルの番号が含まれる場合は(S106のYes)、制御部31(レイアウト変更部31b)は、数式内の行番号/列番号に対応する表データを特定する(S107)。そして、制御部31(レイアウト変更部31b)は、該当する表データから、数式内の行番号/列番号に該当するセルを特定し、該当セルに隣接するセルにおけるデータの有無に基づいて、参照している表データの全体を特定する(S108)。
例えば、図11に示すように、表データの数式(ここでは、太い実線で囲んだ「サンプル」というシートのK22、L22、M22のセルを指定する数式)を抽出する。また、図12に示すように、太い破線で囲んだセルが、上記「サンプル」というシートのK22、L22、M22のセルの場合、それらのセルの上下左右の何らかのデータが入っているセルを特定する。ここでは、上1行、下3行、左3列にデータが入っているため、図の太い実線で囲んだ領域を、参照している表データの全体として認識する。
次に、制御部31(レイアウト変更部31b)は、予め定めたルールに従って、参照している表データの全体から集約範囲を設定し、設定した集約範囲が出力対象となる表データと同じページに集約されるようにレイアウトを変更し、制御部31(出力データ生成部31c)は、設定した集約範囲(参照表データ)を出力データに入れる(S109)。この集約範囲の設定方法としては以下の3つの方法がある。
第1の方法は、参照している表データの全体を参照表データとする方法である。例えば、参照している表データのサイズが出力対象となる表データのサイズ相当、或は出力対象となる表データよりも小さい、或は大きくても1、2行/1、2列程度の場合(すなわち、参照している表データのサイズが出力対象となる表データのサイズと同等の場合)は、参照している表データの全体を参照表データとする。また、参照している表データのサイズが、出力対象となる表データと同一ページに集約する際に1ページの出力範囲に収まるレベルの場合は、参照している表データの全体を参照表データとする。なお、参照している表データを縮小などして1ページに収めることもできるが、その際に表の可読性が失わないように考慮することが好ましく、例えば印刷の際のフォントサイズが6pt以上を確保できるようにすることが好ましい。また、参照している表データの全セルの数に対する、数式内の行番号/列番号に該当するセルの数の割合が50%以上の場合は、参照している表データの全体を参照表データとし、50%未満の場合は、後述する第2の方法に従って、指定した一部を参照表データとする。
第2の方法は、参照している表データの一部を参照表データとする方法である。例えば、図13(a)に示す出力対象の表データにおける太い実線で囲んだセルが、図13(b)に示す表データの太い実線で囲んだセルを参照している場合、出力対象となる表データの数式内の行番号/列番号に該当するセルと、そのセルと同一行及び/又は同一列に配置されているデータ項目を示す項目セル(表データの上下左右の先頭セル(数値以外の文字を含む。))と、を参照表データとする。なお、データ項目がセル結合されている場合、その隣のセル(数値以外の文字を含む。)から、該当セルと行番号又は列番号が一致するセル(ここで「sam」と記載されたセル)を抽出する。
第3の方法は、出力対象となる表データの数式内の行番号/列番号に該当するセルのみを参照表データとする方法である。
出力対象となる表データと上記のいずれかの方法で設定した集約範囲(参照表データ)とを1ページに集約する際、前記した図7(b)に示すように、ページ順に表データを配置してもよいし、図7(c)に示すように、出力対象となる表データと参照表データとが隣接するように配置してもよい。
また、出力対象のオブジェクトをレイアウトした結果、出力対象となる表データと参照表データとがページを跨いでしまう場合は、出力対象となる表データと参照表データとが同じページに集約して印刷されるようにレイアウトを変更する。具体的には、制御部31(レイアウト変更部31b)は、出力対象となる表データと参照表データとが同じページの印刷範囲に収まるかどうかを判断し、同じページの印刷範囲に収まらない場合は、出力対象となる表データの前で改ページして、出力対象となる表データと参照表データとを次のページに印刷する。
また、参照される表データがさらに別の表データを参照している場合、その別の表データ(被参照表データと呼ぶ。)も集約対象とする。例えば、図14に示すように、出力対象となる表データ(図の下側の表データ)の太い破線で囲んだ部分が、参照される表データ(図の中央の表データ)の太い破線で囲んだセルを参照しており、更に参照される表データの太い実線で囲んだセルが、被参照表データ(図の上側の表データ)の太い実線で囲んだセルを参照している場合、参照される表データのみならず、被参照表データも集約対象にする。
図8に戻って、制御部31(出力データ生成部31c)は、出力対象の全てのオブジェクトに対してS103〜S110の処理を実施した後、出力データを印刷装置40に出力し、印刷装置40は出力データに基づいて、出力対象となる表データと参照表データと(必要に応じて更に上位の被参照表データと)を集約して描画した印刷物を出力する(S111)。若しくは、制御部31(表示制御部31d)は、出力データ生成部31cが生成した出力データに基づいて、出力対象となる表データと参照表データと(必要に応じて更に上位の被参照表データと)とを集約した表示画像を表示部37に表示させる。
なお、上記フローでは、制御部31(出力データ生成部31c)は、S104で出力対象の表データを出力データに入れ、S109で集約範囲を出力データに入れたが、制御部31(レイアウト変更部31b)がレイアウトを変更した後に、変更したレイアウトに従って出力データを生成してもよい。
このように、表データが別の表データを参照している場合、参照される別の表データが別のページ或は別のワークシートにあっても、表データと参照される表データとを同じページに集約して出力することで、資料の全体を見渡すことができ、ユーザはいちいち複数の表データを確認する煩雑な作業を省略することができる。さらに、表データが正しいか或はどういう意味のデータであるのかを確認する際、その表データのみならず、対象となる表データとは異なる情報を持つ参照表データ(必要に応じて更に上位の被参照表データ)も集約することで、正確さや妥当性の判断材料を増やすことができ、一度に効率よく表データを確認することができる。
例えば、図14に示すように、一つ目の参照表データでA、B、Cランクの数値を合わせるとNG件数が25件になることが分かるが、さらにもう一つ上位の被参照表データからは、この25件が他の評価項目から検出したNG件数よりも少なく、この評価項目における品質が良いという情報が得られる。また、例えば、図15(a)に示すように、セルの値がプルダウンされたデータの中から選択された場合、図15(b)に示す参照表データ(プルダウンの選択肢)も一緒に出力することで、どういう選択肢があって、後にどういうステップ(手続き)を踏む必要があるのか等の情報も得られる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、出力制御としてダイレクトプリントにおける印刷制御を例にして説明したが、アプリケーション21bが作成した資料データをクライアント端末20やコントローラ30などで表示する場合に対しても、本発明の出力制御方法を同様に適用することができる。
本発明は、表データの出力を制御する出力制御プログラム、当該出力制御プログラムを記録した記録媒体及び出力制御方法に利用可能である。
10 印刷システム
20 クライアント端末
21 制御部
21a OS
21b アプリケーション
21c ダイレクトプリントユーティリティ
22 CPU
23 ROM
24 RAM
25 記憶部
26 ネットワークI/F部
27 表示部
28 操作部
30 コントローラ
31 制御部
31a データ解析部
31b レイアウト変更部
31c 出力データ生成部
31d 表示制御部
32 CPU
33 ROM
34 RAM
35 記憶部
36 ネットワークI/F部
37 表示部
38 操作部
40 印刷装置
41 制御部
42 CPU
43 ROM
44 RAM
45 記憶部
46 ネットワークI/F部
47 表示操作部
48 読み取り部
49 印刷部
50 通信ネットワーク

Claims (18)

  1. スプレッドシートのデータを処理する装置で動作する出力制御プログラムであって、
    前記装置に、
    前記スプレッドシートのデータを解析して、出力するオブジェクトを指定する出力指定情報を含む設定情報を取得し、前記設定情報に基づいて、出力対象の表データを抽出する第1処理、
    前記出力対象の表データが、出力対象でない他の表データを参照しているかを判断し、前記出力対象の表データが前記他の表データを参照している場合に、前記出力対象の表データと前記他の表データの少なくとも一部とが同一ページに集約されるようにレイアウトを変更する第2処理、
    前記変更したレイアウトに従ってオブジェクトを配置した出力データを生成して、印刷装置又は表示装置に出力する第3処理、を実行させ
    前記第2処理では、前記出力対象の表データの少なくとも1つのセルに、当該出力対象の表データ以外のセルを指定する数式が含まれているかを判断し、前記数式が含まれている場合は、当該数式で指定されたセルを含む前記他の表データを特定し、予め定めたルールに従って、前記他の表データから集約範囲を設定し、前記出力対象の表データと前記集約範囲とが同一ページに集約されるようにレイアウトを変更する、
    ことを特徴とする出力制御プログラム。
  2. 前記第2処理では、前記集約範囲を設定する際に、前記数式で指定されたセルに隣接するセルにおけるデータの有無に基づいて、前記他の表データの全体を特定する、
    ことを特徴とする請求項に記載の出力制御プログラム。
  3. 前記第2処理では、前記他の表データのサイズが前記出力対象の表データのサイズと同等の場合、前記出力対象の表データと前記他の表データの前記集約範囲とを予め定めたフォントサイズ以上で同一ページに集約できる場合、又は、前記他の表データの全セルの数に対する、前記数式で指定されたセルの数の割合が50%以上の場合は、前記他の表データの全体を前記集約範囲に設定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の出力制御プログラム。
  4. 前記第2処理では、前記他の表データの全セルの数に対する、前記数式で指定されたセルの数の割合が50%未満の場合は、前記数式で指定されたセルと、当該セルと同一行及び/又は同一列に配置されているデータ項目を示す項目セルと、を前記集約範囲に設定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の出力制御プログラム。
  5. 前記第2処理では、前記数式で指定されたセルのみを前記集約範囲に設定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の出力制御プログラム。
  6. 前記第2処理では、前記他の表データが更に別の表データを参照している場合は、前記別の表データも前記集約範囲に設定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の出力制御プログラム。
  7. 前記第2処理では、前記出力対象の表データと前記集約範囲とを隣接して集約する、
    ことを特徴とする請求項1又は6のいずれか一に記載の出力制御プログラム。
  8. 前記第2処理では、前記出力対象の表データと前記集約範囲とがページを跨ぐ場合は、
    前記出力対象の表データの前で改ページして、前記出力対象の表データと前記集約範囲とを次のページに集約する、
    ことを特徴とする請求項1又は7のいずれか一に記載の出力制御プログラム。
  9. スプレッドシートのデータを処理する装置と、印刷装置又は表示装置と、を含むシステムにおける出力制御方法であって、
    前記装置は、
    前記スプレッドシートのデータを解析して、出力するオブジェクトを指定する出力指定情報を含む設定情報を取得し、前記設定情報に基づいて、出力対象の表データを抽出する第1処理と、
    前記出力対象の表データが、出力対象でない他の表データを参照しているかを判断し、前記出力対象の表データが前記他の表データを参照している場合に、前記出力対象の表データと前記他の表データの少なくとも一部とが同一ページに集約されるようにレイアウトを変更する第2処理と、
    前記変更したレイアウトに従ってオブジェクトを配置した出力データを生成して、印刷装置又は表示装置に出力する第3処理と、を実行し、
    前記第2処理では、前記出力対象の表データの少なくとも1つのセルに、当該出力対象の表データ以外のセルを指定する数式が含まれているかを判断し、前記数式が含まれている場合は、当該数式で指定されたセルを含む前記他の表データを特定し、予め定めたルールに従って、前記他の表データから集約範囲を設定し、前記出力対象の表データと前記集約範囲とが同一ページに集約されるようにレイアウトを変更する、
    ことを特徴とする出力制御方法。
  10. 前記第2処理では、前記集約範囲を設定する際に、前記数式で指定されたセルに隣接するセルにおけるデータの有無に基づいて、前記他の表データの全体を特定する、
    ことを特徴とする請求項に記載の出力制御方法。
  11. 前記第2処理では、前記他の表データのサイズが前記出力対象の表データのサイズと同等の場合、前記出力対象の表データと前記他の表データの前記集約範囲とを予め定めたフォントサイズ以上で同一ページに集約できる場合、又は、前記他の表データの全セルの数に対する、前記数式で指定されたセルの数の割合が50%以上の場合は、前記他の表データの全体を前記集約範囲に設定する、
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の出力制御方法。
  12. 前記第2処理では、前記他の表データの全セルの数に対する、前記数式で指定されたセルの数の割合が50%未満の場合は、前記数式で指定されたセルと、当該セルと同一行及び/又は同一列に配置されているデータ項目を示す項目セルと、を前記集約範囲に設定する、
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の出力制御方法。
  13. 前記第2処理では、前記数式で指定されたセルのみを前記集約範囲に設定する、
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の出力制御方法。
  14. 前記第2処理では、前記他の表データが更に別の表データを参照している場合は、前記別の表データも前記集約範囲に設定する、
    ことを特徴とする請求項9乃至13のいずれか一に記載の出力制御方法。
  15. 前記第2処理では、前記出力対象の表データと前記集約範囲とを隣接して集約する、
    ことを特徴とする請求項9乃至14のいずれか一に記載の出力制御方法。
  16. 前記第2処理では、前記出力対象の表データと前記集約範囲とがページを跨ぐ場合は、前記出力対象の表データの前で改ページして、前記出力対象の表データと前記集約範囲とを次のページに集約する、
    ことを特徴とする請求項9乃至15のいずれか一に記載の出力制御方法。
  17. 前記印刷装置は、前記出力データに基づいて、前記出力対象の表データと前記集約範囲とを同一ページに集約した印刷物を作成する、
    ことを特徴とする請求項9乃至16のいずれか一に記載の出力制御方法。
  18. 前記表示装置は、前記出力データに基づいて、前記出力対象の表データと前記集約範囲とを同一ページに集約した表示画像を表示する、
    ことを特徴とする請求項9乃至16のいずれか一に記載の出力制御方法。
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