JPH1178077A - インパクトドットプリンタ - Google Patents

インパクトドットプリンタ

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JPH1178077A
JPH1178077A JP26937897A JP26937897A JPH1178077A JP H1178077 A JPH1178077 A JP H1178077A JP 26937897 A JP26937897 A JP 26937897A JP 26937897 A JP26937897 A JP 26937897A JP H1178077 A JPH1178077 A JP H1178077A
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JP
Japan
Prior art keywords
armature
printing
warm
dot printer
impact dot
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26937897A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kuriyama
利夫 栗山
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH1178077A publication Critical patent/JPH1178077A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 余計な時間を必要とすることなく作動開始直
後の印字を常に正常に行い得るようにすること。 【解決手段】 作動開始直後の始端検出信号と、待期位
置Aから印字開始位置Bまでのキャリッジ4の走行動作
を検出し、この検出信号をもとに印字には不十分な振巾
の振動をアーマチュア1に加えて、作動停止中に高くな
った潤滑油の粘性を下げつつそのまま正常な印字動作に
移行させるようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインパクトドットプ
リンタに関し、より詳しくは、印字開始前のウォームア
ップ動作を行なわせる制御手段に特徴を有するインパク
トドットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】アーマチュアを磁気的に吸引し釈放して
その先端のワイヤをインクリボンを介して記録紙上に打
接させることにより印字を行うインパクトドットプリン
タでは、冬期等において長時間作動させないでおくと、
復帰バネに含ませた潤滑油の粘性が高くなって印字開始
当初のアーマチュアに大きな負荷を及ぼす結果、その動
きを阻害して記録紙上にドット抜け画像を形成させかね
ないといった不都合をもたらす。
【0003】このような問題に対処するため、コイルに
印加する印字開始当初の通電巾を例えば通常印字時の3
倍程度に長くし、高くなった潤滑油の粘性に抗してアー
マチュアを強制的に変位させるようにしたり、あるい
は、給紙に先立って駆動コイルに印字パルスを数回印加
して空打ちさせるといったウォームアップ動作を行なわ
すようにしているが、前者においては、このための通電
制御が複雑となり、また後者においては、印字開始まで
の時間が必要以上に長くなってしまうといった不都合を
有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
ウオームアップに余分な時間を必要とすることなく直ち
に正常な印字状態に復帰させることのできる新たなイン
パクトドットプリンタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するためのインパクトドットプリンタ
として、作動開始直後に待期位置から印字位置へと助走
領域内を走行する印字ヘッドの動きを検出する手段と、
この検出手段からの検出信号をもとに助走領域内を走行
する期間中アーマチュアに印字には不十分な振動を反復
させて加えるウオームアップ動作制御手段とを、通常の
印字制御手段に加えて、余分な時間を必要とすることな
く直ちに正常な印字が行なえるようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の実施例につ
いて説明する。図1は本発明の一実施例をなすウォーム
アップ制御回路を備えたインパクトドットプリンタを示
したものである。
【0007】図において符号1で示したインパクトドッ
トヘッドは、タイミングベルトを介してキャリッジ駆動
用のステップモータ3に駆動されて待期位置Aから印字
領域の他端Cまで桁方向に往復動しつつ、図示しない印
字制御手段からの出力パルスにより放射状に列設された
1つもしくは複数のアーマチュア5を選択的に吸引して
記録紙S上に所要の文字図形等を書込むように構成され
ている。
【0008】これに対して図中符号10は、印字制御手
段の一部に印加され印字開始に先立ってアーマチュア4
に所要のウォームアップ動作を行わせるための制御回路
で、この制御回路10は、印字ヘッド駆動用のステップ
モータ3に加えるパルス数を計数するパルス数計数手段
11と、印字ヘッド1を待期位置Aから印字開始位置B
に至る助走領域L内を助走させるのに必要なパルス数n
を設定し記憶させるためのパルス数記憶手段12と、パ
ルス数計数手段11により計数されたパルス数とパルス
数記憶手段12からのパルス数nとが一致したときに出
力する一致信号出力手段13と、紙端検出センサ7から
の検出信号のうち2回目以降の信号をキャンセルして最
初の検出信号のみを出力する初回信号出力手段14と、
印字ワイヤが記録紙Sに接触することのない程度の振
巾、例えば0.05mm程度の振巾をもってアーマチュア
5を振動させるべく、コイル6への通電巾を通常の印字
時の通電巾150乃至250μsecに対して30乃至6
0μsecの短い通電巾を設定する通電巾設定手段15
と、初回信号出力手段14からの出力信号とインバータ
15を介して出力した一致信号出力手段13からのH信
号とのアンドをとって、コイルへの通電制御手段19へ
例えば助走領域L内で100乃至1000回程度のウォ
ームアップ動作信号を出力するウオームアップ周波数信
号出力手段18とによって構成されている。
【0009】つぎに、このように構成されたプリンタの
ウォームアップ動作を図2、図3をもとに説明する。メ
インスイッチ4の投入に伴って記録紙Sが送り込まれ、
その先端を検出した紙端検出センサ7がその検出信号を
初回信号出力手段14に出力すると(ステップ イ)、
初回信号出力手段14はその検出信号が最初の入力信号
であると判断してその信号をアンド回路17に出力し
(ステップ ロ)、他方、紙端検出センサ7による紙先
端検出から一定の時間が経過して記録紙Sが最初の記録
書込み位置に達すると、キャリッジ駆動用のステップモ
ータ3は作動を開始してキャリッジ4上の印字ヘッド1
を待期位置Aから助走領域Lへと走行させる(ステップ
ハ)。
【0010】このキャリッジ4の走行開始に伴って、パ
ルス数計数手段11はキャリッジ駆動用ステップモータ
3への入力パルス数を計数してその計数値を一致信号出
力手段13へ出力する一方、一致信号出力手段13は、
パルス数記憶手段12から入力した助走領域Lの距離に
相当するパルス数nとパルス数計数手段11からのパル
ス数とを比較し、一致するまではインバータを介してア
ンド回路17にHの信号を出力信号を出力し、一致した
時点からはインバータを介してアンド回路17にLの信
号を出力するため、ウォームアップ周波数信号出力手段
18はパルス数計数手段11からのパルス数が設定され
たパルス数nに達するまでの間コイルへの通電制御手段
19へ通電巾の狭いパルス信号を出力し、これらの短い
巾の通電によりアーマチュア5を微小な振巾で、かつ高
い周波数で振動させ、復帰バネやダンパ等に付着してい
る潤滑油の粘性を低下させることにより、アーマチュア
5が正常な印字を行い得るような状態にする(ステップ
ニ)。
【0011】このようにしてキャリッジ4が助走領域L
の終端近くに達し一致信号出力手段13から一致信号が
出力すると、ウォームアップ周波数信号出力手段18は
アンド回路17からのLの信号出力を受けるようにな
り、これに伴ってウオームアップ動作は停止して(ステ
ップ ヘ)、以後は印字領域における正常な印字動作ヘ
と移行する(ステップ ト)。
【0012】一方、1枚目の記録紙Sへの記録書込みが
終り、つぎに2枚目の記録紙Sの送り込みに移って1枚
目と同様に紙端検出センサ7から紙端検出信号が出力す
ると、初回信号出力手段14は、この2回目のしんごう
をキャンセルしてウォームアップ動作信号を出力するこ
となく(ステップ ロ)、直ちに通常の印字動作に移行
させる(ステップ ト)。
【0013】ところで、以上は、駆動コイル5への通電
巾を挟めることによって助走領域Lを走行する間アーマ
チュア5に印字には不十分な振動を起こさせるようにし
たものであるが、この印字には不十分な振動発生手段と
しては、これ以外に通電電圧を下げる等の他の手段を構
じることもできる。
【0014】また、ウォームアップ動作を行わすべくキ
ャリッジ4の助走領域L内走行を検知する手段として
は、上述した手段以外に、キャリッジ4が、待期位置A
の直後と印字開始位置Bの直前を通過したことを検出す
る検出センサ等を配設するように構成することもでき
る。さらに、キャリッジ駆動用ステップモータの駆動ス
テップ信号をカウントすることによっても検出すること
ができる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、プリ
ンタの作動開始直後の印字ヘッドが待期位置から印字開
始位置へと走行する過程で、アーマチュアに印字には不
十分な微振動を与えるようにしたので、この走行期間を
利用して高くなった潤滑油の粘性をアーマチュアの振動
により低下させることを可能として、この種の予備動作
に時間をかけることなく、このウォームアップ動作に引
続いてその後の印字動作を正常に行なわすことができ
る。
【0016】しかも、作動開始直後における潤滑油の粘
性低下処理を自動的に行えるため、復帰バネ等への潤滑
油の供給を十分に行うことを可能となして、この種のプ
リンタの耐久性を大幅に向上させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すプリンタの構成図であ
る。
【図2】同上プリンタによるウォームアップ動作を示し
たフローチャートである。
【図3】コイルへの通電巾、通電電流及びこれに伴う印
字ワイヤの変位量を示した図である。
【符号の説明】
1 印字ヘッド 3 キャリッジ駆動用ステップモータ 4 キャリッジ 5 アーマチュア 6 駆動コイル 7 紙端検出センサ 10 ウォームアップ動作制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーマチュアを磁気的に吸引し釈放する
    ことにより該アーマチュア先端のワイヤを記録紙面に打
    接して印字を行う形式のインパクトドットプリンタにお
    いて、 作動開始直後に待期位置から印字位置へと助走領域内を
    走行する印字ヘッドの動きを検出する手段と、該検出手
    段からの検出信号をもとに助走領域内を走行する期間中
    上記アーマチュアに印字には不十分な振動を反復させて
    加えるウオームアップ動作制御手段を、印字制御手段に
    付加したことを特徴とするインパクトドットプリンタ。
  2. 【請求項2】 上記振動を上記アーマチュアに加えるウ
    オームアップ動作制御手段として、アーマチュア駆動用
    コイルへの通電巾を、通常の印字に要する通電巾よりも
    はるかに短くする設定手段を設けたことを特徴とする請
    求項1記載のインパクトドットプリンタ。
  3. 【請求項3】 上記振動を上記アーマチュアに加えるウ
    オームアップ動作制御手段として、アーマチュア駆動用
    コイルに印加する電圧を、通常の印字に要する電圧より
    もはるかに低くする設定手段を設けたことを特徴とする
    請求項1記載のインパクトドットプリンタ。
JP26937897A 1997-09-16 1997-09-16 インパクトドットプリンタ Withdrawn JPH1178077A (ja)

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JP26937897A JPH1178077A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 インパクトドットプリンタ

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JPH1178077A true JPH1178077A (ja) 1999-03-23

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JP26937897A Withdrawn JPH1178077A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 インパクトドットプリンタ

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Date Code Title Description
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Effective date: 20041207