JPH1177948A - スクリーン印刷版およびその製造方法 - Google Patents

スクリーン印刷版およびその製造方法

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JPH1177948A
JPH1177948A JP25222797A JP25222797A JPH1177948A JP H1177948 A JPH1177948 A JP H1177948A JP 25222797 A JP25222797 A JP 25222797A JP 25222797 A JP25222797 A JP 25222797A JP H1177948 A JPH1177948 A JP H1177948A
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JP
Japan
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layer
polymer film
printing plate
film layer
screen printing
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JP25222797A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Yoshida
利明 吉田
Takashi Kubota
隆 久保田
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REITETSUKU KK
Original Assignee
REITETSUKU KK
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Publication date
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  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 印刷ペーストの抜け性が良好で、PDPの背
面板上に、表示用セル障壁を形成するための印刷ペース
トや障壁の壁面蛍光体を形成するための蛍光体印刷ペー
ストなどを印刷できるスクリーン印刷版およびその製造
方法。 【解決手段】ポリマフィルム層2と金属スクリーンメッ
シュ層4とその中間に存在する薬剤処理により除去可能
な接着層3とからなる積層体にYAGレーザ光を照射し
てポリマフィルム層に複数の開口部を形成せしめてなる
スクリーン印刷版で、厚さ0.05から0.5mmの積
層体にポリマフィルム層2側からYAGレーザの高次高
調波またはこれらの任意のミキシング光を照射してポリ
マフィルム層2に複数の開口部を形成せしめたのち、ポ
リマフィルム層2側から開口部を通じて金属スクリーン
メッシュ層4内に残存する接着層3を除去することので
きる薬剤処理をおこなう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミック回路板
上に配線回路を形成するための導電性ペーストや、プラ
ズマディスプレイパネル(以下PDPと記す)の背面板
上に障壁を形成するためのガラスセラミックペースト
や、障壁の壁面蛍光体を形成するための蛍光体ペースト
等を印刷するためのスクリーン印刷版の製造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】昨今、エレクトロニクス分野で、より一
層の高密度化が要求され、それに伴い、導体幅の微細化
が図られていることから、樹脂スクリーン印刷版につい
ても線幅を微細加工することが要求されている。
【0003】例えば、セラミック回路板に導電性ペース
トで配線パターンを形成するために使用される樹脂スク
リーン印刷版は、パターン部に露出した金属スクリーン
メッシュを通してペーストを押し出してパターンを転写
している。これらの樹脂スクリーン印刷版においてパタ
ーンの微細化の要求に対処するため、スクリーンメッシ
ュを形成する細線として線径25μm以下の高強度のス
テンレス細線を使用し、メッシュの開口率が大きくする
ことによってペーストが押し出しされやすく、スクリー
ンの変形が抑制されて、線幅が80μmのパターンの印
刷が可能になった。しかし、樹脂スクリーン印刷版で
は、パターンを形成するための感光性乳剤として、感光
性モノマを水中に乳化させたポリ酢酸ビニールの鹸化物
を使用しており、アスペクト比が1以上のパターンを感
光できる高感度の感光性乳剤は無い。さらに、大型のス
クリーン印刷版を均一に現像することも技術的に困難で
ある。また、金属スクリーンメッシュに感光性乳剤を塗
工する場合スキージ側に感光性乳剤を厚く光硬化させる
ことが困難なため、耐刷性が低いという問題点もある。
さらに、金属スクリーンメッシュ上に配設されたパター
ン部を有する感光性樹脂の光硬化層は、高分子量でない
ため強靭性を持たず、耐刷性が低く、また印刷時に欠け
の発生やペースト中に存在する溶剤・フィラーの影響に
よる膨潤もしくは磨耗により印刷される線幅が変化する
などの欠点がある。また光硬化性樹脂層に混入したゴミ
によるピンホールが発生したり、露出した金属スクリー
ンメッシュ内に光硬化性樹脂が残り易いなど製版上の製
造不良発生率が高い問題点をもっている。
【0004】PDP用障壁においては、幅約80μm、
高さ150〜200μmのガラスセラミックの厚膜パタ
ーンを形成する必要があるが、樹脂スクリーン印刷版で
は、一回の印刷でPDP用厚膜障壁を形成するこが困難
であるため、印刷工程と乾燥工程を繰り返し、約10回
の重ね刷りによって厚膜パターンを形成している。この
時、印刷される障壁のセル数は約100〜200万個で
あり、これらの障壁セル全てを無欠陥で形成する必要が
あるが、樹脂スクリーン印刷版を使用して、約10回の
重ね刷りをおこなって無欠陥の表示用障壁セルをPDP
背面板上に形成することは、技術的に難しい。
【0005】このため、耐刷性を向上したスクリーン印
刷版の製造方法として、金属スクリーンメッシュ上に、
パターン開口部を有する金属層を配設した金属スクリー
ン印刷版が提案されている(特開昭51−134205
号,特開昭53−67509号,特開昭64−7410
3号,特開昭55−100556号,特開昭56−14
0353号等)。
【0006】これら金属スクリーン印刷版では、樹脂ス
クリーン印刷版と比較して、耐刷性は著しく向上してい
るが、一方、柔軟性に乏しいため、被印刷体が平滑性に
欠けたり、凹凸があるとかまたは異物が存在すると、金
属スクリーン印刷版と被印刷体とが十分に密着できずに
せずに隙間が生じる。このような隙間ができると金属ス
クリーン印刷版の開口部に印刷インキを充填する際に、
印刷インキがこの隙間にまわり込み易くなり、印刷され
たパターンにニジミやカスレがなどの欠陥が発生すると
いう新しい問題点が生ずる。
【0007】このため、使用上の密着性を向上させるス
クリーン版として、スクリーンメッシュに金属パターン
を形成した印刷版において、金属パターンに合成樹脂被
膜を形成した印刷版をセラミック基板にスクリーン印刷
することにより、被印刷体の損傷を防止することが可能
になると提案されている(特開昭54ー10011
号)。この特許出願明細書の実施例で提案されている製
造方法では、ホトレジストを金属箔の表面にコートし、
所定のパターンマスクを介して紫外線露光および現像処
理したのち、残されたレジストをエッチングマスクとし
て、金属箔のエッチングを行った後、片側のレジストを
剥離せずにパターンが形成された金属層をスクリーンメ
ッシュに接着して印刷版として使用している。この方法
では、金属層の片側からエッチングが行われているた
め、開口部内壁のテーパーが大きくなり易く、開口寸法
のコントロールが難しいこや金属層とスクリーンメッシ
ュの接着を完全に行うことが甚だ困難であるばかりか、
レジストは高分子量でないため強靱性を持たず、印刷時
に容易に欠けを起こすなどの問題点がありこの印刷版は
実用化されていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、厚膜の高精
度印刷用に適しかつ耐刷性に優れ、印刷ペーストのニジ
ミの少なく、開口部内壁の平滑性に優れ、印刷ペースト
の抜け性が良好であり、特に、PDPの背面板上に、表
示用セル障壁を形成するための印刷ペーストや障壁の壁
面蛍光体を形成するための蛍光体印刷ペーストなどを印
刷できるスクリーン印刷版を提供するものである。
【0009】
【課題を解決する手段】本発明者らの鋭意検討の結果、
上記目的が下記本発明によって工業的に有利に達成され
た。すなわち、本発明に係わるスクリーン印刷版一つ
は、請求項1記載するように、ポリマフィルム層と金属
スクリーンメッシュ層とその中間に存在する薬剤処理に
より除去可能な接着層とからなる積層体にYAGレーザ
光を照射してポリマフィルム層に複数の開口部を形成せ
しめてなることを特徴とするものである。
【0010】また、本発明に係わるスクリーン印刷版の
上記ポリマフィルム層が、請求項2に記載するように、
ポリエステル系フィルム、ポリイミド系フィルム、ポリ
アミド系フィルムまたはポリフェニレンサルファイド系
フィルムであることを特徴とし、上記薬剤処理が、請求
項3に記載するように、ヒドラジン、エターノールアミ
ンまたは脂肪族ジアミンと脂肪族アルコール類を主成分
とするアルカリ水溶液、過マンガン酸塩のアルカリ水溶
液もしくはN−メチル−ピロリドン、ジメチルアセトア
ミド、ジメチルスルフォキシド、メタクレゾールまたは
酢酸エチルなどを主成分とする有機極性溶媒による処理
であることを特徴とするものである。
【0011】本発明に係わるスクリーン印刷版の製造法
の一つは、請求項4に記載するように、ポリマフィルム
層と金属スクリーンメッシュ層とその中間に存在する薬
剤処理により除去可能な接着層とからなる厚さ0.05
から0.5mmの積層体にポリマフィルム層側からYA
Gレーザの高次高調波またはこれらの任意のミキシング
光を照射してポリマフィルム層に複数の開口部を形成せ
しめたのち、ポリマフィルム層側から開口部を通じて金
属スクリーンメッシュ層内に残存する接着層を除去する
ことのできる薬剤処理をおこなうことを特徴とするもの
である。また、本発明に係わるスクリーン印刷版の他の
製造法は、請求項5に記載するように、請求項4の印刷
版製造法において、薬剤処理に引き続き金属スクリーン
メッシュ層の表面層をおかすことのできる薬剤処理をお
こなうことを特徴とするものであり、金属スクリーンメ
ッシュ層の表面層をおかすことのできる薬剤処理が、請
求項6に記載するように、燐酸、硝酸または硫酸の単独
溶液もしくは混合溶液を主成分とする酸性水溶液による
処理であることを特徴とするものである。
【0012】本発明の製造法の他の一つは、請求項7に
記載するように、YAGレーザの高次高調波が、第2、
第3もしくは第4高調波であることを特徴とするもので
ある。 また、本発明は、請求項8,9に記載するよう
に、前記のスクリーン印刷版を用いて、複数のマトリッ
クス状又はライン状の表示用セル障壁をガラスセラミッ
ク粉末を含有するペーストで背面板上に印刷されたこと
もしくは背面板上の複数のマトリックス状又はライン状
の表示用セル障壁の壁面蛍光体を蛍光体ペーストで印刷
されたことをを特徴とするっPDPに関するものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係わる印刷版は、スクリ
ーン印刷手段を適用して、液状もしくはペースト状印刷
インキをスキージの作動により押し込み充填するための
開口部パターンを有するスクリーン印刷版に関するもの
である。本発明の金属スクリーンメッシュに使用する金
属細線として、線径50μm以下のステンレススチール
細線、アモルファス金属細線、ピアノ細線もしくは二層
組織鋼線が好ましい。
【0014】YAGレーザの高次高調波または任意のミ
キシング光を照射してポリマフィルム層に照射してポリ
マフィルム層に複数の開口部を形成せしめる際に、金属
スクリーンメッシュ表面に到達したレーザ光が乱反射を
起こすと、これらレーザ光でポリマフィルムの開口部の
内部が削られ、形状が劣化することがある。これを防止
するため、金属スクリーンメッシュ表面を低反射率の物
質での被覆、たとえば金属酸化物などで覆っておき金属
スクリーンメッシュの強度を著しく損なうような損傷を
与えない加工条件を選ぶことが好ましい。
【0015】金属スクリーンメッシュの被印刷体に対向
する面に、ポリマフィルム層を積層した、厚さ0.05
から0.5mmの積層体を用い、ポリマフィルムとして
は、厚み0.015から0.2mmのフィルム状物のポ
リイミドフィルム、ポリエチレンテレフタレートやポリ
エチレン−2,6−ナフタレートのような2軸延伸ポリ
エステルフィルム、ポリカーボネイトフィルム、ナイロ
ンフィルム、2軸延伸ポリフェニレンサルファイドフィ
ルム等の分子量5万以上の高分子量を有する強靭な高分
子フィルムが使用できるが、これらポリマフィルムに、
さらに必要に応じて、YAGレーザの高次高調波を吸収
することができる2,2−メチレンビス[4−(1,
1,3,3−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベン
ゾトリアゾール−2−イル)フェノール]やビス(5−
ベンゾイル−4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)
メタンなどの紫外線吸収剤やカーボンブラックなどの染
顔料を添加もしくは染浴中で染顔料を吸収させて使用す
ることが好ましい。なお、ポリマフィルム層は、金属ス
クリーンメッシュの被印刷体に対向する面に接着層を介
して積層されるが、接着層として分子量2万以上の接着
剤で接着強度が1kg/cm以上を示すもので、ポリイ
ミド系接着剤、ポリエステル系接着剤、アクリル系接着
剤、ポリアミド系接着剤、ポリウレタン系接着剤等を主
成分とするフィルム状物が使用できるが、特に、ポリイ
ミド系接着剤、ポリエステル系接着剤が好ましい。必要
に応じて、上記接着剤に上記接着剤にエポキシ系接着剤
もしくはフェノール系接着剤等を添加してもよい。な
お、感光性接着剤を用いてもよいが、接着強度が不足す
るため耐刷性が低いので好ましとはいい難い。
【0016】上記ポリマフィルム層を用いることで、強
靭性と優れた弾性回復性を有するので、該ポリマフィル
ム層を被印刷体側に配設した印刷版は被印刷体と密着す
ることができ、厚膜を一回の印刷でえることができると
ともに、印刷されたパターンにニジミ、欠け、カスレが
発生がほとんどないので好ましい。さらに、液状もしく
はペースト状印刷インキをスキージの作動により押し込
み充填する側に金属スクリーンメッシュが接着層によっ
て強固に固定されているので、開口部が広がったり吸湿
ならびに温度変化によって開口部の位置がずれたりする
などの問題点を解消することができた。
【0017】印刷版の加工には、YAGレーザの高次高
調波のいずれかまたはこれらの任意のミキシング光が用
いられる。YAGレーザの高次高調波は、YAGレーザ
発振器の内部に組み込んだ第2もしくは第3高調波変換
素子によって、第2高調波(波長532nm)もしくは
第3高調波(波長355nm)が効率よく出力されるこ
とが知られている。なお、第4高調波(波長266n
m)は、一般に第2高調波が第4高調波変換素子を通過
することで出力される。特に、YAGレーザの第3高調
波及び第4高調波は紫外線領域にあり、これらのレーザ
光のパルスがポリマ層に照射されるとポリマ高分子が切
断、飛散されることから、YAGレーザの第3高調波及
び第4高調波は、開口部の形成の他に金属スクリーンメ
ッシュ内に存在する接着層も飛散させることができるの
で特に好ましい。
【0018】紫外線領域にあるエキシマレーザも使用可
能であるが、装置が大型であり、ビームが不安定であり
その維持に多大のメンテナンスを要し、また穴加工時の
テーパー角の制御が難しい等の点で好ましいとは言い難
い。
【0019】前記のポリマフィルム層と金属スクリーン
メッシュ層と薬剤処理によって除去可能な接着層からな
る積層体のポリマフィルム層側から、YAGレーザの高
次高調波、これらの任意のミキシング光を照射して得ら
れる開口部の底面の金属スクリーンメッシュ層内にはメ
ッシュの陰になってYAGレーザ光が照射されなかった
部分に残膜として接着層が残る。このような残存接着層
は、ポリマフィルム開口部を通じてポリマをおかす薬剤
での処理が効果的であり、このような処理によって開口
部のメッシュ貫通孔が得られ、印刷ペーストの抜け性や
定量性が大幅に改善される。
【0020】また、レーザ加工条件によってはポリマフ
ィルム層の開口部の周辺や内壁面および金属スクリーン
メッシュの表面などにはポリマが熱分解して生じる炭化
物等が残ることがあるが、これらの付着物は該ポリマを
溶解するか酸化する薬剤で処理することによって完全に
除去することができる。ポリエステル系やポリイミド系
ポリマに対しては、ヒドラジン、エタノールアミンまた
は脂肪族ジアミンと脂肪族アルコールを主成分とする強
アルカリ水溶液による薬剤処理が有効であり、また、版
を過マンガン酸アルカリ水溶液のような薬剤で処理して
もよい。ポリマによってはNーメチルーピロリドン、ジ
メチルアセトアミドやジメチルスルフォキシド、メタク
レゾールや酢酸エチルのようなエステル類やクロロホル
ム等のハロゲン化炭化水素などの有機極性溶媒類で処理
してもよい。このような処理はスクリーン印刷版のポリ
マフィルム層と金属スクリーンメッシュ層に存在する凹
凸や接着剤の残膜の程度に応じて、単独または併用して
行う。
【0021】さらに、金属スクリーンメッシュの表面層
をおかすことのできる薬剤処理をおこなうことにより、
金属スクリーンメッシュへの付着物の除去の他、メッシ
ュ開口部の拡大が可能になり、印刷ペースとの抜け性を
さらに向上させることができる。この薬剤処理は、燐
酸、硝酸または硫酸の単独もしくは混合溶液を主成分と
する酸性水溶液による化学研磨もしくは電解研磨が好ま
しい。
【0022】上記のポリマフィルム層として、特に、2
軸延伸ポリエステルフィルムもしくはポリイミドフィル
ムと、金属スクリーンメッシュおよびポリエステル系も
しくはポリイミド系接着剤からなる積層体にYAGレー
ザの高次高調波のいずれかまたはこれらの任意のミキシ
ング光を照射して所定の開口部を形成させスクリーン印
刷版は、最適な加工条件を選定することおよびレーザ加
工後に薬剤処理を行うことにより、開口部に欠けや断面
に印刷ペースとがたまる凹凸がみられず、開口断面精度
や位置精度が良好であり、ほぼ、垂直な断面を有してい
るので印刷ペースとの抜け性も良好であり、このことは
特に、AC型及びDC型のPDPの表示用障壁や障壁の
壁面蛍光体を厚膜でスクリーン印刷する際にその効果が
顕著に現れる。従来からの感光性樹脂を利用して形成し
た開口部を有するスクリーン印刷版に比較して、YAG
高次高調波加工法を用いる本発明のスクリーン印刷版
は、開口幅に対して高アスペクト比の印刷高さを無欠陥
で得られるスクリーン印刷版を提供できる利点を有し、
感光性樹脂を用いることに由来する工程の複雑さや解像
性や開口部の形状等によって起きる欠陥がないため、優
れた品質や低コストを実現することができた。
【0023】
【実施例】以下、本発明をさらに具体的に実施例によっ
て説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。
【0024】図1は、本発明の印刷版の一実施例を示
し、アルミ角パイプの印刷枠1には金属スクリーンメッ
シュ層4の外側が接着剤により支持され、その金属スク
リーンメッシュ層4の内側には印刷版の主要構成部であ
るポリマフィルム層2が金属スクリーンメッシュ層4の
表面に配設され、複数の開口部7が形成されている。な
お、図示していないが、アルミ角パイプの印刷枠にポリ
エステル繊維メッシュ層の外側を接着剤に貼り合わせ、
その一部に本印刷版の周辺部を接着剤で固定した後、重
ね合わせた部分のポリエステル繊維メッシュを取り除い
たコンビネーション式のスクリーン印刷版も使用でき
る。
【0025】図3は、本発明の実施例1の印刷版の1つ
の開口部の断面形状である。用いたスクリーン印刷版材
は、緑に染色した厚さ150μmのポリエステルフィル
ム(東レ(株)商品名 ルミラー)のポリマフィルム層
2とステンレススチール細線の線径23μm、厚さ40
μm、400メッシュからなる金属スクリーンメッシュ
層4とを接着剤(接着剤主成分はポリエステル系熱可塑
性接着剤(東洋紡(株)の商品名バイロン30P)とエ
ポキシ接着剤(シェル(株)の商品名エピコート15
2)の混合物)の厚み50μm用いてプレス装置によっ
て積層貼り合わせた積層体である。このスクリーン印刷
版材をYAGレーザー加工機の加工ステージの枠に固定
し、この枠を穴開け加工すべき複数のパターンに応じて
移動させポリマフィルム側からYAG第2高調波(波長
532nm)(ルモニックス(株)製の半導体励起YA
Gレーザ発振器と波長変換結晶と組み合わせて使用)を
3キロヘルツの周波数、0.4mmJの平均出力でパル
ス照射し、金属スクリーンメッシュを溶融させずポリマ
フィルム層と接着層のみを溶融飛散させすることによっ
て、0.4mmピッチで開口幅が0.08mmの開口部
を持つPDP障壁形成用のスクリーン印刷版を得た。
【0026】引き続き、得られたスクリーン印刷版を1
リットル当たり50グラムの過マンガン酸カリを含むp
H13.5の薬剤処理液中に80℃で10分処理を行
い、水洗乾燥後、化学研磨糟に浸漬し下記の条件で化学
研磨の薬剤処理を行った。
【0027】・化学研磨液 燐酸濃度70%、硫酸濃度
15%の混合液 ・温度 40℃ ・時間 30分 その結果、得られたスクリーン印刷版のポリマフィルム
層2及び接着層3には所定寸法で良好な形状を持つ開口
部が形成され切断面は平滑であり、金属スクリーンメッ
シュ層4の開口部には接着層の残膜は見られず、所定寸
法とほとんど同一かやや大きめの開口幅が形成された。
【0028】この印刷版をスクリーン印刷機に取り付
け、図2に示すように、スキージ5が、低融点ガラス粉
末及びセラミック粉末を含有するガラスセラミックペー
スト6をスクリーン印刷版の金属スクリーンメッシュ層
4に対して擦りつけながら印刷版上を移動し、被印刷体
4であるPDPの背面ガラス基板上にペーストを印刷し
た。スクリーン印刷版からのペーストの抜け性は良好で
一回の印刷で所要の膜厚を得た。印刷後、乾燥を行った
後、550℃で焼成を行い高さ155μmの障壁が崩れ
た箇所の不具合は見られなかった。
【0029】比較例として、アルミ角パイプの印刷枠に
はステンレススチール細線の線径23μm、厚さ40μ
m、400メッシュからなる金属スクリーンメッシュ層
の外側が接着剤に貼りつけた版材に、感光性乳剤(王子
加工(株)商品名AX−81)をステンレスバケットコ
ータで塗工と乾燥を繰り返しながら総厚200μmのス
クリーン版材を得た。この版材を実施例1のパターンを
ネガ画像で形成したガラス乾板を用い露光・現像を行っ
たがパターンを形成することができなかったので、別
に、上記方法で調製した総厚100μmのスクリーン印
刷版材にて露光・現像を行いスクリーン印刷版を得た。
このスクリーン印刷版を用いて、実施例1の印刷法に従
いスクリーン印刷を行ったところ、1回目の印刷で60
μmの障壁を得ることができた。これを乾燥したのち2
回目の印刷を行ったところ、1回目の形成された障壁が
崩れたため印刷を中断した。1回目に印刷された障壁が
崩れた理由は、ガラスセラミックペーストの粘度が15
万センチポイズと高いため、60μmの厚みのペースト
をスクリーン印刷版から押し出すときに印圧を高くする
必要があったために、重ね印刷される下側の障壁が崩れ
たものである。
【0030】このことから、ペーストがスクリーン印刷
版から押し出される最低圧で印刷しても一回目に形成さ
れた障壁が崩れ良好な印刷を行うことは出来なかった。
【0031】図4は、本発明の実施例2の印刷版の1つ
の開口部の断面形状である。ポリマ層2は、厚み150
μmのポリイミドフィルム(東レデュポン(株)商品名
カプトンV使用)のポリマフィルム層2とステンレスス
チール細線の線径23μm、厚さ40μm、400メッ
シュからなる金属スクリーンメッシュ層4とポリイミド
系接着剤フィルム(東レデュポン(株)商品名カプトン
KJ使用)の厚さ50μmとを実施例1と同様にして貼
り合わせたものであり、レーザー光として、YAGレー
ザの第2高調波を第4高調波発生ユニット(非線形光学
結晶素子から構成)に入射して得られた第4高調波(波
長266nm)を用いて加工し、引き続き実施例1の薬
剤処理とスクリーン印刷テストを行った。得られた障壁
は実施例1よりさらに形状が良好であった。
【0032】
【発明の効果】本発明は、セラミック回路板上に配線回
路を形成するための導電性ペーストや、PDPの背面板
上に障壁を形成するためのガラスセラミックペースト
や、障壁の壁面蛍光体を形成するための蛍光体ペースト
等を印刷するためのスクリーン印刷版において、ポリマ
フィルム層と金属スクリーンメッシュ層および接着層か
らなる厚さ0.050から0.5mmの積層体にYAG
レーザーの高次高調波のいずれかまたはこれらの任意の
ミキシング光を照射して複数の開口部を有する厚膜印刷
に適した印刷版に関するものであり、被印刷体と接する
側に印刷版のポリマフィルム層を配設することにより、
被印刷体との密着性が高められた結果、印刷時の印刷イ
ンキのニジミが発生し難くなり、印刷版の耐刷性が著し
く改善される。また、特に、YAGレーザーの高次高調
波により、断面平滑性に優れ、高アスペクト比の複数の
開口部も形成が可能になるので、低コストで断面形状に
優れPDP用障壁に最適な厚膜印刷が可能な高品質のス
クリーン印刷版を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷版全体の概略平面図である。
【図2】図1の印刷版を使用して印刷インキを印刷して
いる状態を示す断面図である。
【図3】実施例1の印刷版の1つの開口部の断面形状で
ある。
【図4】実施例2の印刷版の1つの開口部の断面形状で
ある。
【符号の説明】
1 印刷枠 2 ポリマ層 3 接着層 4 金属スクリーンメッシュ 5 スキージ 6 印刷インキ 7 開口部 8 被印刷体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリマフィルム層と金属スクリーンメッ
    シュ層とその中間に存在する薬剤処理により除去可能な
    接着層とからなる積層体にYAGレーザ光を照射してポ
    リマフィルム層に複数の開口部を形成せしめてなること
    を特徴とするスクリーン印刷版。
  2. 【請求項2】 上記ポリマフィルム層が、ポリエステル
    系フィルム、ポリイミド系フィルム、ポリアミド系フィ
    ルムまたはポリフェニレンサルファイド系フィルムであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷
    版。
  3. 【請求項3】 上記薬剤処理が、ヒドラジン、エターノ
    ールアミンまたは脂肪族ジアミンと脂肪族アルコール類
    を主成分とするアルカリ水溶液、過マンガン酸塩のアル
    カリ水溶液もしくはN−メチル−ピロリドン、ジメチル
    アセトアミド、ジメチルスルフォキシド、メタクレゾー
    ルまたは酢酸エチルなどを主成分とする有機極性溶媒に
    よる処理であることを特徴とする請求項1に記載のスク
    リーン印刷版。
  4. 【請求項4】 ポリマフィルム層と金属スクリーンメッ
    シュ層とその中間に存在する薬剤処理により除去可能な
    接着層とからなる厚さ0.05から0.5mmの積層体
    にポリマフィルム層側からYAGレーザの高次高調波ま
    たはこれらの任意のミキシング光を照射してポリマフィ
    ルム層に複数の開口部を形成せしめたのち、ポリマフィ
    ルム層側から開口部を通じて金属スクリーンメッシュ層
    内に残存する接着層を除去することのできる薬剤処理を
    おこなうことを特徴とするスクリーン印刷版の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の薬剤処理に引き続き金
    属スクリーンメッシュ層の表面層をおかすことのできる
    薬剤処理をおこなうことを特徴とするスクリーン印刷版
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記金属スクリーンメッシュ層の表面層
    をおかすことのできる薬剤処理が、燐酸、硝酸または硫
    酸の単独溶液もしくは混合溶液を主成分とする酸性水溶
    液による処理であることを特徴とする請求項5に記載の
    スクリーン印刷版の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記YAGレーザの高次高調波が、第
    2、第3もしくは第4高調波であることを特徴とする請
    求項4に記載のスクリーン印刷版の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1から3のスクリーン印刷版を用
    いて、複数のマトリックス状又はライン状の表示用セル
    障壁をガラスセラミック粉末を含有するペーストで背面
    板上に印刷されたことを特徴とするプラズマディスプレ
    イ。
  9. 【請求項9】 請求項1から3のスクリーン印刷版を用
    いて、背面板上の複数のマトリックス状又はライン状の
    表示用セル障壁の壁面蛍光体を蛍光体ペーストで印刷さ
    れたことを特徴とするプラズマディスプレイ。
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