JPH1177613A - 板材の切断装置 - Google Patents

板材の切断装置

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JPH1177613A
JPH1177613A JP24870297A JP24870297A JPH1177613A JP H1177613 A JPH1177613 A JP H1177613A JP 24870297 A JP24870297 A JP 24870297A JP 24870297 A JP24870297 A JP 24870297A JP H1177613 A JPH1177613 A JP H1177613A
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JP
Japan
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detection sensor
cutting
raw material
section
mark
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JP24870297A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Nagata
幸弘 永田
Yutaka Ukiyou
豊 右京
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KIKUKAWA IRON WORKS
KIKUKAWA TEKKOSHO KK
Original Assignee
KIKUKAWA IRON WORKS
KIKUKAWA TEKKOSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素材にある節等の不具合箇所を素早く認識し
且つ切断作業も迅速に処理することのできる効率のよい
板材の切断装置を提供する。 【解決手段】 素材wが有るか否かを検出する検出セン
サ2を素材の投入部1に設置すると共に、マ−ク検出セ
ンサ3も素材の投入部にある素材の位置に設置する。ま
た、送材部6に素材wが有るか否かを検出する素材検出
センサ5を送材部に設置し、これらのセンサからの信号
により素材投入部1の駆動機構と送材部6の駆動機構と
をコントロ−ラ8により制御して素材wに記したマ−ク
の位置で素材wを切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、短い板材をフィ
ンガ−加工して集成材を製作する際該板材の節や腐れ等
の不具合箇所を除去して優良材のみを取り出すための板
材の切断装置、特に板材の投入途中で節や疵を見つけ出
し迅速に切断処理することのできる板材の切断装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年は、資源の有効利用の見地から短い
板材の両端部をフィンガ−加工して、図7に示すように
な集成材Wを製作し、建築材として利用する例が多くな
っている。このような集成材の製作に際しては、素材
(ラミナ)の端部にフィンガ−加工を施すため切断した
端部に節や腐れ等があるとフィンガ−加工出来なくな
る。そのため、図8に示すように、予めフィンガ−加工
用の板材を取り出す素材w(以下、素材wとする)の表
面及び裏面をチェックして節(或いは腐れ等の欠点部
分)P1,P2,・・の両側にマ−クM1,M2,・・
を付けてこの節P1等の部分を除去してからフィンガ−
加工が行われる。
【0003】図9は、従来の素材表面の節等の不具合箇
所を見つけ出して切断加工する板材の切断装置の構成図
である。この装置は省力化のため自動的に節等の不具合
箇所を見つけ出し、該節の前後を切断する自動化装置で
ある。即ち、投入コンベヤ91に投入された素材wは、
画像処理装置92へ送られて表面及び裏面及び左右側面
の四面の4台のCCDカメラで撮影し、節や腐れ等の不
具合箇所の位置を画像処理技術により認識する。そして
節等の不具合箇所が端部から何ミリの位置にあるかをパ
ソコンに記録し、各セクションにデ−タを転送する。中
間コンベヤ93では、画像処理の終わった素材wを1本
づつCNC切断機94に投入する。該CNC切断機94
では転送されて来た切断位置デ−タに従い素材wの不具
合箇所の前後を切断する。切断された素材は仕分けコン
ベヤ95で仕分けされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】素材の節や腐れ等の不
具合箇所を見つけ、これを除去するために切断する従来
の板材の切断装置は、切断前に節や腐れ等の不具合箇所
を見つけ出すためセンサが用いられるか、上記するよう
にCCDカメラ等で記録する。しかし、従来の装置は切
断加工直前にセンサを作動させるため素材を一端検査の
ため停止させなければならず切断加工に一定の時間がか
かるという問題がある。また、上記するように、素材の
節や腐れ等をCCDカメラで自動的に測定して検出する
装置では、切断までに時間がかかる上、例えば炭や土が
ついたものまで『不具合箇所』として認識して問題のな
い部分までも切断してしまうという問題があった。ま
た、切断装置のコストが大きいという問題もある。
【0005】この発明は上記する課題に対処するために
なされたものであり、素材にある節等の不具合箇所を素
早く認識し且つ切断作業も迅速に処理することのできる
効率のよい板材の切断装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために、板材の切断装置が、無端状に
間欠的に回転する駆動機構(11乃至16)を備えた素
材投入部(1)と、該素材投入部(1)からの素材
(w)を受けて素材切断方向へ該素材(w)を送材する
送材部(6)と、素材の節や腐れ等の不具合箇所の前後
に記したマ−クを検出するマ−ク検出センサ(3)を備
えた板材の切断装置において、素材(w)が有るか否か
を検出する検出センサ(2)を前記素材の投入部(1)
に設置すると共に、前記マ−ク検出センサ(3)を素材
の投入部(1)にある素材(w)の位置に設置し、更
に、素材(w)が有るか否かを検出する素材検出センサ
(5)を送材部(6)に設置し、これらのセンサからの
信号により素材投入部(1)の駆動機構(11乃至1
6)と送材部(6)の駆動機構(61乃至63)とをコ
ントロ−ラ(8)により制御して成ることを特徴として
いる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的な実施の
形態について図面を参照しながら説明する。図1は、こ
の発明の板材の切断装置の平面図、図2は正面図、図3
は図2のP矢視正面図である。この板材の切断装置は、
無端状としたチェ−ン駆動機構による素材投入部1と、
該素材投入部1にある素材wの有無を検出する素材検出
センサ2と、素材の節や腐れ等の不具合箇所の前後に記
したマ−クM1,M2等(図8参照)を検出するマ−ク
検出センサ3と、チェ−ンのドック12を検出するドッ
ク検出センサ4と、送材部6にある素材wの有無を検出
する素材検出センサ5と、送材部6と、切断部7と、前
記各センサからの信号により前記素材wの素材投入部1
の駆動機構と送材部6の駆動機構と切断部7の鋸駆動機
構とを制御するコントロ−ラ8と、を備えた構成になっ
ている。
【0008】前記素材投入部1は、節や腐れ等の前後に
前もってマ−クした長い素材wを投入する部分であり、
チェ−ン11,11,11とこれらのチェ−ン11等を
巻装するスプロケットと該スプロケット駆動用モ−タ1
6等から成るチェ−ン駆動機構として構成される。これ
らのチェ−ン11等は複数箇所平行に設置して構成され
る。また、これらのチェ−ン11等には、一定間隔に素
材を送るためのドック12,12,・・が装着してあ
り、駆動スプロケット13と、従動スプロケット14,
15にエンドレス(無端状に)に回転するように配置し
てある。こうして素材はドック12,12,・・により
一定間隔で送材部6方向へ投入される。また、前記送材
部6は、ロ−ラコンベヤ61を、図3及び図5に示すよ
うに、モ−タ62とチェ−ン63により駆動して送材す
る。
【0009】前記マ−ク検出センサ3は、送材部6に設
けたフレ−ム9上部(下部でもかまわない)に設置され
る。前記マ−ク検出センサ3は、素材wの上側(下側で
もかまわない)を、後述する駆動装置30により、一方
の端から他方の端まで走行しながら該素材にある節や腐
れ等の不具合箇所の前後にマ−キングしたマ−クM1,
M2,・・(図8参照)とその位置を認識して信号とし
てコントロ−ラ8に送信する。また、素材投入部1の素
材検出センサ2は、素材wが前記マ−ク検出センサ3に
よりマ−クを検出するための走行位置に来たことを感知
してコントロ−ラ8に送信する。前記ドック検出センサ
4は、チェ−ン11の近くに設置され、チェ−ン11に
一定間隔で装着したドック12が来たことを感知すると
チェ−ン駆動モ−タ16を停止させるもので、チェ−ン
11を一定間隔で間欠的に回転駆動させるためのもので
ある。また、送材部6の素材検出センサ5は、ロ−ラコ
ンベヤ61の上に素材があるうちに素材投入部1から素
材wが投入されると適切に処理することができなくなる
ため、素材wの有無を確認するものである。
【0010】尚、上記するように、前記マ−ク検出セン
サ3は、送材部6の上にある素材wの節や腐れの前後に
記したマ−クを検出するのではなく、素材wを投入する
投入部1の上にある素材wの節や腐れ等の不具合箇所の
前後に記したマ−クM1等を検出するものである。この
位置は、図1に示すように、通常は投入部1の端部に配
置するが、前記素材投入部1の上であれば端部に限らず
2つ或いは3つ投入部側であってもよい。
【0011】図4(A)は、前記マ−ク検出センサ3の
駆動装置30の平面図であり、図4(B)は正面図であ
る。この駆動装置30は、送材部6のフレ−ム9の上部
に設置してあり、フレ−ム9の上に固定された固定フレ
−ム31と、該固定フレ−ム31に固定されたラック3
2及びレ−ル33と、該レ−ル33上を走行するガイド
34と、該ガイド34に固定された走行フレ−ム35
と、該走行フレ−ム35に装着され前記ラック32と噛
合するピニオン37を駆動するモ−タ36と、で構成さ
れている。そして前記マ−ク検出センサ3は、走行フレ
−ム35に固定されたブラケット38に固定して取り付
けられている。この駆動装置30は、前記素材検出セン
サ2が『ON』となったとき、前記マ−ク検出センサ3
を素材wの一方の端から他方の端まで往復走行させるよ
うになっている。
【0012】尚、マ−ク検出センサ3を駆動する駆動装
置30は、上記構成に限らず、チェ−ン駆動装置でもよ
いし、或いはリニアモ−タ等を用いてもよい。要する
に、マ−ク検出センサ3を往復走行可能な駆動装置であ
れば良い。
【0013】図5は、図1のQ矢視正面図であって、こ
の発明の板材の切断装置における前記各センサ(投入部
1の素材検出センサ2、マ−ク検出センサ3、ドック検
出センサ4、送材部の素材検出センサ5)の配置を示す
図である。また、図6は、これらのセンサにより前記素
材投入部1と、送材部6と、切断部7で素材を投入、送
材し、切断処理するためのフロ−チャ−トである。この
フロ−チャ−トにより素材の投入から送材、切断に至る
動作を説明する。 (1)計測電源を入れ、素材wをチェ−ン11の上に置
き、該チェ−ン11の電源を入れる。この場合、チェ−
ン11,11,・・は自動的にON、OFF運転となる
(〜)。 (2)チェ−ン駆動中に投入部1の上の素材wの有無を
投入部の素材検出センサ2で検出し、素材wが有ること
を検出(ON)するとチェ−ン11は停止するが、無い
こと(OFF)を検出するとチェ−ン11は走行する
(〜)。 (3)次に、チェ−ン11が走行し、ドック検出センサ
4がドック12を検出すると同時に投入部1の素材検出
センサ2が素材wを検出するとチェ−ン11は停止する
が、ドック検出センサ4がドック12を検出しても投入
部の素材検出センサ2が素材を検出しなければチェ−ン
11は走行状態となる(〜)。 (4)ドック検出センサ4がドック12を検出し且つ投
入部の素材検出センサ2が素材wを検出し、チェ−ン1
1が停止すると、駆動装置30のモ−タ36が始動して
マ−ク検出センサ3が往復走行して素材wの上に記され
たマ−クM1,M2,・ ・とその位置を計測し、コン
トロ−ラ8へ送信する。 (5)マ−ク検出センサ3が往復走行する間に、送材部
6の上の素材検出センサ5がロ−ラコンベヤ62上に素
材wが有ることを検出するとチェ−ン11は停止状態の
ままであるが、素材wが無いとチェ−ン11は走行状態
となる。 こうして必要な本数の素材のマ−ク検出が済むまで上記
(2)〜(5)の動作が繰り返される。
【0014】次に、マ−ク検出センサ3により節や腐れ
等の不具合箇所の前後に記したマ−クを検出された素材
wは、切断部7に送材され、コントロ−ラ8に格納され
たマ−ク検出センサ3からの情報によりマ−クM1,M
2,・・の位置を鋸71で切断する。こうしてフィンガ
−加工に適した板材のみを選別して集成材として利用し
たり、或いは節や腐れ等の欠点のない他の目的にも適し
た板材として利用することができる。
【0015】上記するように、この発明の板材の切断装
置で最も特徴的な点は、送材部6で素材wの上に記した
マ−クM1,M2,・・を検出するのではなく、送材部
6へ素材wを投入する前の素材投入部1で素材wに記し
たマ−クM1,M2,・・を検出することである。従っ
て、送材部6へ素材wを投入する前に素材wに記したマ
−クM1等を検出するため、素材投入部1から切断部7
における切断までの過程で素材wは次から次へ一定の間
隔で投入し且つ切断されるため素材wの搬送過程で素材
wが滞ることが無くなる。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明の板材の
切断装置によれば、素材にある節や腐れ等の不具合箇所
を素早く確認すると共に素材を切断部へ迅速に送り切断
処理することが出来る。このためマ−クの検出から切断
までの作業の能率を飛躍的に向上させることができる。
また、装置も比較的単純であり製作コストも低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の板材の切断装置の平面図である。
【図2】この発明の板材の切断装置の正面図である。
【図3】図2のP矢視正面図である。
【図4】図4(A)は、マ−ク検出センサの駆動装置の
平面図であり、図4(B)は正面図である。
【図5】図1のQ矢視正面図であって、この発明の板材
の切断装置における前記各センサの配置を示す図であ
る。
【図6】この発明の板材の切断装置に設置される各セン
サにより素材投入部と送材部と切断部で素材を投入、送
材し、切断処理するためのフロ−チャ−トである。
【図7】集成材の全体斜視図である。
【図8】節や腐れ等の不具合箇所の前後にマ−クを記し
た素材の斜視図である。
【図9】従来の素材表面の節等の不具合箇所を見つけ出
して切断加工する板材の切断装置の構成図である。
【符号の説明】
1 素材投入部 11 チェ−ン 12 ドック 13 駆動スプロケット 16 スプロケット駆動用モ−タ 2 投入部の素材検出センサ 3 マ−ク検出センサ 30 マ−ク検出センサの駆動装置 4 ドック検出センサ 5 送材部の素材検出センサ 6 送材部 7 切断部 8 コントロ−ラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状に間欠的に回転する駆動機構を備
    えた素材投入部と、該素材投入部からの素材を受けて素
    材切断方向へ該素材を送材する送材部と、素材の節や腐
    れ等の不具合箇所の前後に記したマ−クを検出するマ−
    ク検出センサを備えた板材の切断装置において、 素材が有るか否かを検出する検出センサを前記素材の投
    入部に設置すると共に、前記マ−ク検出センサを素材の
    投入部にある素材の位置に設置し、更に、素材が有るか
    否かを検出する素材検出センサを送材部に設置し、これ
    らのセンサからの信号により素材投入部の駆動機構と送
    材部の駆動機構とをコントロ−ラにより制御して成るこ
    とを特徴とする板材の切断装置。
JP24870297A 1997-09-12 1997-09-12 板材の切断装置 Pending JPH1177613A (ja)

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