JPH1177464A - 切削用支持台 - Google Patents

切削用支持台

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JPH1177464A
JPH1177464A JP24105297A JP24105297A JPH1177464A JP H1177464 A JPH1177464 A JP H1177464A JP 24105297 A JP24105297 A JP 24105297A JP 24105297 A JP24105297 A JP 24105297A JP H1177464 A JPH1177464 A JP H1177464A
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JP
Japan
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base
support
roller
hole
round bar
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JP24105297A
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Yuichi Hokari
友一 帆刈
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転可能に対象物を支持する支持台において、
対象物の直径や長さにかかわらず、適切にその対象物を
支持する。 【解決手段】対象物である丸棒(26)は支持体(24)により
支持されている。基台(22)には、グリッド状に貫通孔(2
8)が形成されており、ローラー(24b) を支持している支
持体(24)は貫通孔(28)に取り外し自在に取り付けられて
いる。このため、丸棒(26)の直径や長さに応じてローラ
ー(24b) の取り付け位置を自在に変えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転可能に対象物
を支持する支持台に関する。この支持台は、例えば、対
象物をその軸線を中心に回転させながら切削するとき
に、その対象物を回転可能に支持するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の支持台を示す。この支持台
10は、鋼鉄製の平板状の基台12と、基台12上に取
り付けられた4個の支持体14とからなっている。各支
持体14は、基台12に固定されているローラー支持体
14aと、ローラー支持体14aに回転可能に支持され
ているローラー14bとからなっている。各ローラー1
4bは同一直径及び同一幅を有しており、何れのローラ
ー14bも基台12の長手方向の回りに回転可能であ
る。
【0003】支持体14は2個で一組となっており、2
個の支持体14が相互に対向して各支持体14のローラ
ー14bが同一平面内に位置するように配置されてい
る。各組の2個の支持体14の間の距離は等しく設定さ
れている。
【0004】この支持台10には、例えば、断面が円形
の丸棒16が支持される。すなわち、図6に示すよう
に、丸棒16は4個のローラー14bに支持される。ロ
ーラー14bはローラー支持体14aによって回転可能
に支持されているので、ローラー14bに支持されてい
る丸棒16もローラー14b上で回転可能である。
【0005】このように、丸棒16をローラー14b上
に回転可能に支持した状態で、丸棒16を電動機その他
の適当な手段(図示せず)を用いて、例えば、矢印Aで
示す方向に回転させる。このように丸棒16を回転させ
た状態で、丸棒16の表面に切削ブレード18を当てる
ことによって、所望の直径まで丸棒16を削ることがで
きる。
【0006】あるいは、切削ブレード18の代わりに、
研磨材を当てることにより、丸棒16の表面を研磨する
ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の支持台10にお
いては、支持体14が支持台10に固定されているた
め、各ローラー14b間の相対的な距離並びに各組の支
持体14間の距離は一義的に固定されている。このた
め、切削の対象物(図6に示した従来例においては、丸
棒16)の直径が小さいものであったり、または、大き
いものであるような場合には、必ずしもその対象物を適
切に支持することができない。
【0008】例えば、対象物の直径が各ローラー14b
間の距離よりも小さいような場合には、その対象物は基
台12に接触してしまい、ローラー14b上に支持する
ことはできない。それとは逆に、対象物の直径が各ロー
ラー14b間の距離よりも大きいような場合には、対象
物の外縁が各ローラー14bよりも外方に飛び出してし
まうので、対象物は不安定にならざるを得ない。対象物
を不安定にしか支持できないと、対象物がブレード18
の押す力を受けて切削中にローラー14bから落ちてし
まうおそれがある。
【0009】また、対象物の長さが2組の支持体14間
の距離よりも短いような場合には、その対象物を支持体
14で支持することは不可能である。逆に、対象物の長
さが2組の支持体14間の距離よりも長いような場合に
は、その対象物の重心の位置によっては、その対象物を
2組の支持体14上に支持することができず、長手方向
において傾いてしまうおそれがある。
【0010】本発明は、このような従来の支持台の問題
点に鑑みてなされたものであり、支持台により支持され
る対象物の直径や長さにかかわらず、対象物を適切に支
持することができる支持台を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のうち、請求項1は、基台と、一方向に沿っ
て該基台上に取り付けられた少なくとも2組の支持体と
からなる支持台であって、各組の支持体は、相互に対向
し、かつ、前記一方向の回りに回転可能に支持された2
個のローラーからなるものである支持台において、前記
基台には複数個の孔が形成されており、前記ローラーは
前記孔に取り外し自在に取り付けられているものである
ことを特徴とする支持台を提供する。
【0012】ローラーは基台に形成されている孔に自在
に取り付けることができ、または、その孔から自在に取
り外すことができる。このため、対象物の直径や長さに
応じて自在にローラーの取り付け位置を変えることがで
きる。対象物の直径が大きいような場合には、各組の支
持体におけるローラー相互間の距離を大きくすればよ
く、また、対象物の直径が小さいような場合には、各組
の支持体におけるローラー相互間の距離を小さくすれば
よい。あるいは、対象物の長さが長いような場合には、
支持体各組の相互間の距離を大きくすればよく、また、
対象物の長さが短いような場合には、支持体各組の相互
間の距離を小さくすればよい。
【0013】このように、ローラーの取り付け位置を対
象物の直径及び長さに応じて変えることにより、どのよ
うな直径及び長さを有する対象物であっても、一つの支
持台で適切に支持することが可能である。なお、支持体
の組の数は少なくとも2であればよく、2又は3以上の
任意の数を選定し得る。
【0014】ローラーを基台に設けられた孔に取り外し
自在に取り付けるためには、例えば、請求項2に記載さ
れているように、基台に形成された孔に差し込み可能な
凸状部をローラーに形成すればよい。この場合、該凸状
部及び孔の断面を円形とすることが好ましい。
【0015】凸状部及び孔の断面を円形とすることによ
り、凸状部ひいてはローラー状体は孔に対して回転可能
となる。このため、一の組の支持体における2個のロー
ラーが相互に対向するように、ローラーを孔ひいては基
台に対して微小角度だけ回転させ、ローラーの向きを調
整することが可能になる。
【0016】また、凸状部及び孔の断面を多角形とする
こともできる。例えば、凸状部及び孔の断面を正方形に
形成することもできる。凸状部及び孔の断面を多角形に
形成すると、凸状部すなわちローラーを孔に差し込んだ
ときに、ローラーの向きが一義的に決まり、かつ、その
向きに固定されることになる。このため、基台に形成さ
れる多角形断面の孔の向きを適当に設定することによ
り、その孔に差し込まれるローラーの向きを微調整する
必要がなくなる。
【0017】基台に形成される孔は、請求項4に記載さ
れているように、グリッド状あるいは網の目状に配列さ
れることが好ましい。孔をグリッド状に形成することに
よって、孔が縦横両方向に等間隔に配列されることにな
るので、ローラーを孔に取り付ける位置を対象物の直径
及び長さに応じて所望の箇所に選択することが可能にな
る。
【0018】また、請求項5に記載されているように、
基台を相互に摺動可能な複数個のベース板から形成し、
一のベース板を他のベース板に重ね合わせることができ
るようにすることが好ましい。
【0019】基台をこのように形成することにより、基
台の長さを対象物の長さに応じて自在に変化させること
ができる。すなわち、対象物の長さが比較的短い場合に
は、複数個のベース板を相互に重ね合わせた状態にして
おけばよく、対象物の長さが比較的長い場合には、一の
ベース板を残りのベース板に対して摺動させ、基台の全
長を長くすることができる。
【0020】ベース板の数は2個あるいは3個以上の任
意の数を選定し得る。
【0021】支持台には、請求項6に記載されているよ
うに、基台の高さを自在に変えることができる昇降手段
を設けることが好ましい。基台の高さを自在に変えるこ
とにより、対象物の切削等の作業をより容易に行うこと
が可能になる。昇降手段としては、加圧空気により作動
するジャッキその他これに類する器具を基台それ自体に
取り付けてもよく、あるいは、基台の底面にネジ孔を形
成し、そのネジ孔にボルトその他これに類する雄ネジ体
を螺着させ、そのボルトを回転させることにより、基台
の高さを調節してもよい。
【0022】また、請求項7に記載されているように、
支持対象物の回りに掛けわたし、支持対象物を支持体上
に固定する固定バンドを設けることもできる。固定バン
ドにより支持対象物を固定することにより、支持台上で
支持対象物を加工(例えば、切削)する際に、支持対象
物が支持体上から落下することを確実に防止することが
できる。
【0023】この固定バンドは、例えば、ゴム、金属又
は布からつくることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1乃至図3に本発明に係る支持
台の一実施形態を示す。本実施形態に係る支持台20
は、鋼鉄製の平板状の基台22と、基台22上に取り付
けられた4個の支持体24とからなっている。各支持体
24は、ローラー支持体24aと、ローラー支持体24
aに回転可能に支持されているローラー24bとからな
っている。各ローラー24bは同一直径及び同一幅を有
しており、何れのローラー24bも基台22の長手方向
の軸線の回りに回転可能であるようにローラー支持体2
4aに取り付けられている。
【0025】支持体24は2個で一組となっており、各
組においては、2個の支持体24が相互に対向し、か
つ、各支持体24のローラー24bが同一平面内に位置
するように配置されている。各組の2個の支持体24の
間の距離は等しく設定されている。
【0026】この支持台20には、例えば、断面が円形
の丸棒26(破線で示す)が支持される。図2は、ロー
ラー24b上に丸棒26を支持した状態を示す側面図で
ある。すなわち、図1及び図2に示すように、丸棒26
は4個のローラー24bの間に支持される。ローラー2
4bはローラー支持体24aによって回転可能に支持さ
れているので、ローラー24b上に支持されている丸棒
26もローラー24b上で回転可能である。
【0027】このように、丸棒26をローラー24b上
に回転可能に支持した状態で、丸棒26を電動機その他
の適当な手段(図示せず)を用いて、例えば、矢印Aで
示す方向に回転させる。このように丸棒26を回転させ
た状態で、丸棒26の表面に切削ブレード(図示せず)
を当てることによって、所望の直径まで丸棒26を削る
ことができる。あるいは、必要に応じて、切削ブレード
の代わりに、研磨材を当てることにより、丸棒26の表
面を研磨することができる。
【0028】本実施形態に係る基台22には複数個の円
形の貫通孔28が設けられている。貫通孔28は基台2
2の全面にわたってグリッド状又は網の目状に設けられ
ている。すなわち、基台22の縦横両方向において貫通
孔28は等間隔に設けられている。
【0029】本実施形態に係る支持体24のローラー支
持体24aには、図3に示すように、断面が円形の凸状
部24cが形成されている。凸状部24cの直径は貫通
孔28の直径に等しく、また、凸状部24cの長さは基
台22の厚さに等しく設定されている。従って、ローラ
ー支持体24aは基台22に形成された貫通孔28に凸
状部24cを介して差し込むことができ、さらには、貫
通孔28から取り外すこともできる。
【0030】本実施形態においては、各支持体24は、
基台22に形成された貫通孔28に各ローラー支持体2
4aの凸状部24cを差し込むことにより、基台22に
取り付けられている。このため、各支持体24はその取
り付け位置を所望の位置に変えることができる。
【0031】例えば、切削しようとする丸棒の直径が図
1に示した丸棒26の直径よりも大きい場合には、各組
の支持体24のうちの一方又は双方の取り付け位置を支
持体24相互間の距離が図1における距離よりも大きく
なるように変えればよい。逆に、切削しようとする丸棒
の直径が図1に示した丸棒26の直径よりも小さい場合
には、各組の支持体24のうちの一方又は双方の取り付
け位置を支持体24相互間の距離が図1における距離よ
りも小さくなるように変えればよい。
【0032】また、切削しようとする丸棒の長さが図1
に示した丸棒26の長さよりも長い場合には、何れか一
方の組の支持体24又は双方の組の支持体24の取り付
け位置を各組相互間の距離が図1における距離よりも大
きくなるように変えればよい。逆に、切削しようとする
丸棒の長さが図1に示した丸棒26の長さよりも短い場
合には、何れか一方の組の支持体24又は双方の組の支
持体24の取り付け位置を各組相互間の距離が図1にお
ける距離よりも小さくなるように変えればよい。
【0033】このように、本実施形態に係る支持台20
によれば、切削しようとする対象物の直径又は長さに応
じて、各支持体24を適切な位置に配置することが可能
である。
【0034】本実施形態における基台22にはその四隅
に脚部22aが設けられており、基台22が床面よりも
高くなっている。このため、ローラー支持体24aの凸
状部24cの長さが設計値よりも長い場合でも、凸状部
24cが床面に当たることを防止することができる。ま
た、貫通孔28を通過して落下した丸棒26の切削クズ
が基台22と床面との間に堆積するので、切削クズの飛
散を防止することもできる。
【0035】さらに、本実施形態における基台22の四
隅に形成されている脚部22aには、基台22の高さを
調節する昇降手段が設けられている。この昇降手段は、
外周に雄ネジが切られているネジ部材28aと、ネジ部
材28aの先端に取り付けられた円板状の台座28bと
からなり、ネジ部材28aは脚部22aに設けられたネ
ジ孔(図示せず)に螺合されている。
【0036】脚部22aに取り付けられている4個のネ
ジ部材28aを一方向に回転させることにより、基台2
2は上昇し、あるいは、4個のネジ部材28aを逆方向
に回転させることにより、基台22は下降する。このよ
うにして、基台22を所望の高さに昇降させることがで
き、作業性を向上させることができる。
【0037】図4は第二の実施形態における基台22を
示す。本実施形態における基台22は2個のベース板3
0、32からなる。第一のベース板30は側壁30a
と、側壁30aから内側に延びる底面30bとを備えて
いる。すなわち、側壁30aと底面30bは内側向きに
L字型形状をなしている。第二のベース板32は第一の
ベース板30の内部に入り込むことができる大きさに設
定されており、このため、第二のベース板32は第一の
ベース板30の側壁30a及び底面30bに沿って摺動
することができるようになっている。
【0038】第一のベース板30及び第二のベース板3
2には縦横両方向において同一の間隔で貫通孔28が形
成されている。このため、第二のベース板32を第一の
ベース板30の中に挿入した状態では、各ベース板3
0,32の貫通孔28は一致している。
【0039】例えば、切削する丸棒の長さが第一のベー
ス板30よりも長くない場合には、第二のベース板32
は第一のベース板30の中に収納した状態で本実施形態
に係る支持台を用いればよい。逆に、切削する丸棒の長
さが第一のベース板30よりも長い場合には、第二のベ
ース板32を第一のベース板30から引き出すことによ
り、基台22の全長を長くし、支持体24を取り付ける
ことができる位置の範囲を拡大することができる。
【0040】このように、本実施形態に係る支持台によ
れば、対象物の長さに応じて、基台22の長さを変える
ことができ、作業スペースを有効に使うことができる。
【0041】図5は第三の実施形態に係る支持台を示
す。本実施形態に係る支持台においては、切削対象物で
ある丸棒26を支持体24上に固定するための固定バン
ド40が設けられている。この固定バンド40には両端
付近に長さ方向に延びる長孔42が形成されており、こ
の長孔42を介して、基台22の両側壁にネジ44で取
り付けられている。このため、固定バンド40は、基台
22から自在に取り外すことができるとともに、長孔4
2の長さの分だけ伸長することができるので、丸棒26
の直径がある程度大きくても、その丸棒26に掛け渡す
ことができるようになっている。
【0042】本実施形態における固定バンド40はゴム
製であるが、金属又は布からつくることもできる。固定
バンド40は丸棒26が回転可能であるように丸棒26
を支持体24上に固定する。この固定バンド40によ
り、丸棒26がその切削中に何らかの衝撃を受けても支
持体24から飛び出すことを防止でき、確実に丸棒26
の切削を続けることができる。
【0043】以上述べた三つの実施形態においては、以
下に述べるように、種々の変更が可能である。例えば、
図1乃至図3に示した第一の実施形態においては、支持
体24の組数は2であるが、3組以上の支持体24を基
台22に取り付けることも可能である。切削対象物を支
持するためには、少なくとも2組の支持体24が必要で
あるが、切削対象物の長さに応じて、支持体24の組数
を3以上に増加させることは可能である。
【0044】ローラー24bはゴム、鋼鉄、プラスチッ
クなどの材料からつくることができ、どの材料からつく
るかは切削対象物に応じて決めることができる。例え
ば、切削対象物が銅のように比較的傷が付きやすいもの
である場合には、ローラー24bはゴム又はプラスチッ
クからつくることが好ましい。
【0045】第一の実施形態においては、基台22に貫
通孔28を形成したが、貫通孔28を形成することは必
ずしも必要ではない。ローラー支持体24aの凸状部2
4cを差し込むことができる程度の深さを有するもので
あれば、貫通孔ではない孔を形成してもよい。
【0046】第一の実施形態においては、貫通孔28及
び凸状部24cの断面形状は円形であるが、それらの断
面形状を多角形、例えば、正方形にすることもできる。
それらの断面形状を正方形にすると、凸状部24cを貫
通孔28に差し込んだときに、ローラー24bの向きが
一義的に決まるので、基台22に形成される正方形状の
貫通孔28の向きと、正方形断面の凸状部24cとロー
ラー支持体24aとの間の相対的な向きとを適当に定め
ることにより、ローラー支持体24aを貫通孔28に差
し込むだけで、ローラー24bの向きを所望の向きに設
定することが可能になる。
【0047】貫通孔28及び凸状部24cの断面形状
は、多角形の他に、凸状部24cを貫通孔28に差し込
んだときに凸状部24cが回転できないような形状であ
ればよい。
【0048】また、貫通孔28の内周に雌ネジを設け、
凸状部24cの外周に雄ネジを設けることにより、ロー
ラー支持体24aを基台22に螺合させるようにするこ
ともできる。
【0049】第一の実施形態においては、基台22は鋼
鉄製としたが、基台22の材質は鉄に限定されるもので
はなく、アルミニウム製又はプラスチック製とすること
もできる。例えば、切削対象物が比較的重いものである
場合には、基台22を鋼鉄製又はアルミニウム製とすれ
ばよく、切削対象物が比較的軽いものである場合には、
基台22をプラスチック製とすればよい。
【0050】第一の実施形態においては、基台22の脚
部22aに昇降手段を形成したが、基台22それ自体に
昇降手段を設けることも可能である。例えば、加圧空気
で作動するジャッキその他これに類する昇降装置を基台
22に直接取り付けることも可能である。
【0051】このように、昇降手段を基台22の脚部2
2aではなく、基台22に直接取り付ける場合には、脚
部22aにキャスターを取り付け、基台22を移動可能
にすることができる。あるいは、脚部22aの底面に滑
り止め用の摩擦材料(例えば、ゴムシート)を取り付け
ることもできる。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、支持台
により支持される対象物の直径や長さにかかわらず、対
象物を適切に支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る支持台の一実施形態の斜視図であ
る。
【図2】図1に示した支持台が対象物を支持している状
態を示す側面図である。
【図3】図1に示した実施形態において用いられるロー
ラー支持体の斜視図である。
【図4】本発明に係る支持台の第二の実施形態における
基台の斜視図である。
【図5】本発明に係る支持台の第三の実施形態の斜視図
である。
【図6】従来の支持台の斜視図である。
【符号の説明】
10 従来の支持台 12 基台 14 支持体 14a ローラー支持体 14b ローラー 16 丸棒 18 ブレード 20 本発明の実施形態に係る支持台 22 基台 24 支持体 24a ローラー支持体 24b ローラー 26 丸棒 28a ネジ部材 28b 台座 30,32 ベース板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、一方向に沿って該基台上に取り
    付けられた少なくとも2組の支持体とからなる支持台で
    あって、各組の支持体は、相互に対向し、かつ、前記一
    方向の回りに回転可能に支持された2個のローラーから
    なるものである支持台において、 前記基台には複数個の孔が形成されており、 前記ローラーは前記孔に取り外し自在に取り付けられて
    いるものであることを特徴とする支持台。
  2. 【請求項2】 前記ローラーには前記孔に差し込み可能
    な凸状部が形成されており、該凸状部及び前記孔の断面
    は円形であることを特徴とする請求項1に記載の支持
    台。
  3. 【請求項3】 前記ローラーには前記孔に差し込み可能
    な凸状部が形成されており、該凸状部及び前記孔の断面
    は多角形であることを特徴とする請求項1に記載の支持
    台。
  4. 【請求項4】 前記孔はグリッド状に配列されているも
    のであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項
    に記載の支持台。
  5. 【請求項5】 前記基台は、相互に摺動可能な複数個の
    ベース板からなり、一のベース板を他のベース板に重ね
    合わせることができるようになっていることを特徴とす
    る請求項1乃至4の何れか一項に記載の支持台。
  6. 【請求項6】 前記基台を自在の高さに昇降させる昇降
    手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至5の何
    れか一項に記載の支持台。
  7. 【請求項7】 支持対象物の回りに掛けわたし、前記支
    持対象物を前記支持体上に固定する固定バンドを備えて
    いることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記
    載の支持台。
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