JPH1176952A - 分別装置 - Google Patents
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- JPH1176952A JPH1176952A JP24319397A JP24319397A JPH1176952A JP H1176952 A JPH1176952 A JP H1176952A JP 24319397 A JP24319397 A JP 24319397A JP 24319397 A JP24319397 A JP 24319397A JP H1176952 A JPH1176952 A JP H1176952A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 物品を向きや姿勢を揃え、1列に整列して、
物品の種類等の識別部まで確実に搬送し得る整列装置を
具備した分別装置を提供すること。 【解決手段】 整列装置2に設けた整流ガイド11を、
中央開口部12内周縁に略沿って略円弧状に延び、中央
開口部12内周縁との間の間隔の最小幅部13bとなり
最小幅部13bからターンテーブル本体13外周縁の終
点Yに至るように延びる板部材から構成される主ガイド
11Aと、物品出口部10において主ガイド11Aの終
点Yから所定長さの部分の内面と所定間隔隔てた位置に
主ガイド11A形状に略沿ってターンテーブル本体13
内周縁から外周縁へと横断する板部材から構成される補
助ガイド11Bと、から構成した。
物品の種類等の識別部まで確実に搬送し得る整列装置を
具備した分別装置を提供すること。 【解決手段】 整列装置2に設けた整流ガイド11を、
中央開口部12内周縁に略沿って略円弧状に延び、中央
開口部12内周縁との間の間隔の最小幅部13bとなり
最小幅部13bからターンテーブル本体13外周縁の終
点Yに至るように延びる板部材から構成される主ガイド
11Aと、物品出口部10において主ガイド11Aの終
点Yから所定長さの部分の内面と所定間隔隔てた位置に
主ガイド11A形状に略沿ってターンテーブル本体13
内周縁から外周縁へと横断する板部材から構成される補
助ガイド11Bと、から構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分別装置に関し、
特に、清涼飲料水等のプラスチックボトルや食品、洗剤
等のプラスチック容器、包装袋等の各種プラスチックを
処理あるいはリサイクルするに当たり、プラスチックを
材料別に分別する等に好適な分別装置に関する。
特に、清涼飲料水等のプラスチックボトルや食品、洗剤
等のプラスチック容器、包装袋等の各種プラスチックを
処理あるいはリサイクルするに当たり、プラスチックを
材料別に分別する等に好適な分別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】清涼飲料水等のプラスチックボトルや食
品、洗剤等のプラスチック容器、包装袋等の各種プラス
チック製品は、使用後にプラスチック廃棄物として多量
に廃棄されており、焼却や埋め立て等により処分されて
いる。しかしながら、近年、処理施設の問題や、環境破
壊の問題等によって、プラスチック廃棄物を有効利用、
例えば、プラスチック廃棄物から燃料を製造したり、プ
ラスチックの材質毎に分別し原料や素材としてリサイク
ルすること等が考えられている。
品、洗剤等のプラスチック容器、包装袋等の各種プラス
チック製品は、使用後にプラスチック廃棄物として多量
に廃棄されており、焼却や埋め立て等により処分されて
いる。しかしながら、近年、処理施設の問題や、環境破
壊の問題等によって、プラスチック廃棄物を有効利用、
例えば、プラスチック廃棄物から燃料を製造したり、プ
ラスチックの材質毎に分別し原料や素材としてリサイク
ルすること等が考えられている。
【0003】このようにプラスチック廃棄物等のプラス
チック成形品(以下、単にプラスチックと称する。)を
リサイクルしようとする場合、プラスチックの材質を識
別して、材質毎に分別することが重要である。例えば、
従来知られているプラスチックの材質識別方法として
は、プラスチックの比重の相違を利用して識別する方
法、X線によるポリ塩化ビニルの識別方法がある。
チック成形品(以下、単にプラスチックと称する。)を
リサイクルしようとする場合、プラスチックの材質を識
別して、材質毎に分別することが重要である。例えば、
従来知られているプラスチックの材質識別方法として
は、プラスチックの比重の相違を利用して識別する方
法、X線によるポリ塩化ビニルの識別方法がある。
【0004】また、特開平6−308022号公報,特
開平7−151603号公報等に開示されているよう
に、近赤外線を利用して識別する方法も知られている。
すなわち、プラスチックに近赤外線を照射して吸収スペ
クトルを測定し、この吸収スペクトルを各種のプラスチ
ックについて予め求められた吸収スペクトルと比較する
ことにより、プラスチックの材質を識別する。
開平7−151603号公報等に開示されているよう
に、近赤外線を利用して識別する方法も知られている。
すなわち、プラスチックに近赤外線を照射して吸収スペ
クトルを測定し、この吸収スペクトルを各種のプラスチ
ックについて予め求められた吸収スペクトルと比較する
ことにより、プラスチックの材質を識別する。
【0005】ところで、以上のようなプラスチックの種
類を識別する方法を実行する場合、例えばホッパ内に多
量に雑然と投入された大きさや形状の異なるプラスチッ
クを向きや姿勢を揃え、これを1列に整列して目的位
置、すなわち、プラスチックの種類の識別する所まで搬
送する必要がある。一方、整列供給装置としては、例え
ば、実開平5−1725号公報のものが知られている。
類を識別する方法を実行する場合、例えばホッパ内に多
量に雑然と投入された大きさや形状の異なるプラスチッ
クを向きや姿勢を揃え、これを1列に整列して目的位
置、すなわち、プラスチックの種類の識別する所まで搬
送する必要がある。一方、整列供給装置としては、例え
ば、実開平5−1725号公報のものが知られている。
【0006】この装置は、図8に示すように、適宜に回
転するターンテーブル53と、該ターンテーブル53上
に被搬送物品51を順次投入する物品投入部52と、タ
ーンテーブル53上の被搬送物品51を系外に排出する
物品排出部56と、ターンテーブル53の上方に設けら
れ、投入された被搬送物品51を所定の姿勢に整列し、
これを物品排出部56に向けて案内する整流ガイド54
と、物品排出部56、整流ガイド54間に設けた被搬送
物品検知手段62及びエアーノズル64とから構成され
る。
転するターンテーブル53と、該ターンテーブル53上
に被搬送物品51を順次投入する物品投入部52と、タ
ーンテーブル53上の被搬送物品51を系外に排出する
物品排出部56と、ターンテーブル53の上方に設けら
れ、投入された被搬送物品51を所定の姿勢に整列し、
これを物品排出部56に向けて案内する整流ガイド54
と、物品排出部56、整流ガイド54間に設けた被搬送
物品検知手段62及びエアーノズル64とから構成され
る。
【0007】この装置においては、物品投入部52によ
り被搬送物品51を搬送し、ターンテーブル53上に適
量ずつ順次連続的に供給する。供給された被搬送物品5
1はターンテーブル53の回転により矢印A方向に移動
し、何の障害もなければ整流ガイド54に接触する。タ
ーンテーブル53の回転による作用方向と、整流ガイド
54の延在する方向とが所定の角度を有するので、この
接触により生ずる力学的作用から、被搬送物品51の横
断面形状が長方形等の細長形状である場合には、被搬送
物品51はその長辺若しくは短辺が整流ガイド54と略
平行となる。そして、被搬送物品51はターンテーブル
53の回転及び整流ガイド54の作用により、整流ガイ
ド54に摺接しつつその終端まで移動する。
り被搬送物品51を搬送し、ターンテーブル53上に適
量ずつ順次連続的に供給する。供給された被搬送物品5
1はターンテーブル53の回転により矢印A方向に移動
し、何の障害もなければ整流ガイド54に接触する。タ
ーンテーブル53の回転による作用方向と、整流ガイド
54の延在する方向とが所定の角度を有するので、この
接触により生ずる力学的作用から、被搬送物品51の横
断面形状が長方形等の細長形状である場合には、被搬送
物品51はその長辺若しくは短辺が整流ガイド54と略
平行となる。そして、被搬送物品51はターンテーブル
53の回転及び整流ガイド54の作用により、整流ガイ
ド54に摺接しつつその終端まで移動する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の整列供給装置にあっては、単に、ターンテー
ブル53の外周縁に沿わせて湾曲して配置した整流ガイ
ド54の外面に沿わせて被搬送物品51を搬送している
だけであるから、一つの被搬送物品51と整流ガイド5
4の間に他の被搬送物品51が存在する場合、または一
つの被搬送物品51の近傍に他の被搬送物品51が近接
して存在する場合には、被搬送物品51を確実に1列に
整列できず、搬送途中での詰まり等が生じて、被搬送物
品51の停滞等が生じ、スムーズな搬送を行うことがで
きない。
うな従来の整列供給装置にあっては、単に、ターンテー
ブル53の外周縁に沿わせて湾曲して配置した整流ガイ
ド54の外面に沿わせて被搬送物品51を搬送している
だけであるから、一つの被搬送物品51と整流ガイド5
4の間に他の被搬送物品51が存在する場合、または一
つの被搬送物品51の近傍に他の被搬送物品51が近接
して存在する場合には、被搬送物品51を確実に1列に
整列できず、搬送途中での詰まり等が生じて、被搬送物
品51の停滞等が生じ、スムーズな搬送を行うことがで
きない。
【0009】ましてや大きさや形状の異なるプラスチッ
クの材質を識別して、材質毎に分別する装置にこのよう
な整列供給装置を適用した場合には、プラスチックの識
別部に被搬送物品が重なる等して搬送されてしまい、プ
ラスチックの識別に支障を来し、正確な識別作業ができ
ず、プラスチックの分別をスムーズに行えないという問
題点がある。
クの材質を識別して、材質毎に分別する装置にこのよう
な整列供給装置を適用した場合には、プラスチックの識
別部に被搬送物品が重なる等して搬送されてしまい、プ
ラスチックの識別に支障を来し、正確な識別作業ができ
ず、プラスチックの分別をスムーズに行えないという問
題点がある。
【0010】本発明は、以上のような従来の課題を解決
するためなされたものであり、例えばホッパ内に多量に
雑然と投入された大きさや形状の異なるプラスチック等
の物品を向きや姿勢を揃え、これを確実に1列に整列し
て目的位置、すなわち、物品の材質、形状、大きさ等の
種類を識別する所まで確実に搬送し得る整列装置を具備
した分別装置を提供することを目的とする。
するためなされたものであり、例えばホッパ内に多量に
雑然と投入された大きさや形状の異なるプラスチック等
の物品を向きや姿勢を揃え、これを確実に1列に整列し
て目的位置、すなわち、物品の材質、形状、大きさ等の
種類を識別する所まで確実に搬送し得る整列装置を具備
した分別装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に係る発明の分別装置は、投入された物品
を搬送しつつ一列に整列して一つずつ排出する整列装置
と、前記整列装置から排出された物品を搬送する搬送装
置であって、物品の種類を識別しその種類に応じて物品
を分別するエリアを搬送路またはその近傍に備えた搬送
装置と、を含んで構成され、前記整列装置は、投入され
た物品を前記搬送装置に搬送するターンテーブルと、該
ターンテーブルの上方に設けられ、ターンテーブルにて
搬送される物品を所定の姿勢に整列する整流ガイドと、
を含んで構成され、前記ターンテーブルは、略円形の中
央開口部が開設された環状のターンテーブル本体と、該
ターンテーブル本体の回転駆動装置と、を含んで構成さ
れ、前記整流ガイドは、ターンテーブル本体外周縁の2
点と連絡して前記中央開口部の内周縁に近接し該中央開
口部内周縁との間に最小幅部を形成する最小幅形成部
と、投入された物品が該最小幅形成部に向かうように物
品を導く搬入ガイド部と、該最小幅形成部を通過した物
品が前記搬送装置に向かうように物品を導く搬出ガイド
部と、を有する主ガイドと、前記搬出ガイド部に略沿っ
て設けられ該搬出ガイド部との間を物品が通って前記搬
送装置に向かうように物品を導く補助ガイドと、から構
成され、前記ターンテーブル本体の中央開口部を、前記
物品搬送路からオーバーフローした物品の落とし込み部
としたことを特徴とする。
め、請求項1に係る発明の分別装置は、投入された物品
を搬送しつつ一列に整列して一つずつ排出する整列装置
と、前記整列装置から排出された物品を搬送する搬送装
置であって、物品の種類を識別しその種類に応じて物品
を分別するエリアを搬送路またはその近傍に備えた搬送
装置と、を含んで構成され、前記整列装置は、投入され
た物品を前記搬送装置に搬送するターンテーブルと、該
ターンテーブルの上方に設けられ、ターンテーブルにて
搬送される物品を所定の姿勢に整列する整流ガイドと、
を含んで構成され、前記ターンテーブルは、略円形の中
央開口部が開設された環状のターンテーブル本体と、該
ターンテーブル本体の回転駆動装置と、を含んで構成さ
れ、前記整流ガイドは、ターンテーブル本体外周縁の2
点と連絡して前記中央開口部の内周縁に近接し該中央開
口部内周縁との間に最小幅部を形成する最小幅形成部
と、投入された物品が該最小幅形成部に向かうように物
品を導く搬入ガイド部と、該最小幅形成部を通過した物
品が前記搬送装置に向かうように物品を導く搬出ガイド
部と、を有する主ガイドと、前記搬出ガイド部に略沿っ
て設けられ該搬出ガイド部との間を物品が通って前記搬
送装置に向かうように物品を導く補助ガイドと、から構
成され、前記ターンテーブル本体の中央開口部を、前記
物品搬送路からオーバーフローした物品の落とし込み部
としたことを特徴とする。
【0012】なお、本発明における物品の種類とは、材
質、形状、大きさ等の各種の任意の基準に基づく種類を
含み、最も広義に解するものとする。請求項2に係る発
明は、前記補助ガイドは、該補助ガイドと主ガイド間の
間隔を上方から下方に行くにしたがって徐々に狭くする
ように傾斜する傾斜部を有することを特徴とする。
質、形状、大きさ等の各種の任意の基準に基づく種類を
含み、最も広義に解するものとする。請求項2に係る発
明は、前記補助ガイドは、該補助ガイドと主ガイド間の
間隔を上方から下方に行くにしたがって徐々に狭くする
ように傾斜する傾斜部を有することを特徴とする。
【0013】この場合、前記補助ガイドが傾斜部のみを
有するケース、すなわち前記補助ガイドが傾斜部だけで
構成されるケースも含まれる。請求項3に係る発明は、
前記補助ガイドのターンテーブル本体内周側の端部は、
前記中央開口部内周縁からさらに内側に所定長さ延設さ
れていることを特徴とする。
有するケース、すなわち前記補助ガイドが傾斜部だけで
構成されるケースも含まれる。請求項3に係る発明は、
前記補助ガイドのターンテーブル本体内周側の端部は、
前記中央開口部内周縁からさらに内側に所定長さ延設さ
れていることを特徴とする。
【0014】請求項4に係る発明は、前記ターンテーブ
ル本体の中央開口部からなる物品の落とし込み部と前記
ターンテーブル本体の物品投入部との間に設けられて、
落とし込み部に落とし込まれた物品をターンテーブル本
体上に再循環させる再循環装置を含んで構成されたこと
を特徴とする。
ル本体の中央開口部からなる物品の落とし込み部と前記
ターンテーブル本体の物品投入部との間に設けられて、
落とし込み部に落とし込まれた物品をターンテーブル本
体上に再循環させる再循環装置を含んで構成されたこと
を特徴とする。
【0015】請求項5に係る発明は、前記再循環装置
は、ターンテーブル本体の中央開口部の下方位置から前
記物品投入部まで配設されたコンベヤからなることを特
徴とする。請求項6に係る発明は、前記搬送装置は、物
品の種類を識別する識別装置と、前記識別装置の識別結
果に基づいて、物品をその種類に応じて該搬送装置から
分別排出する分別排出装置と、を搬送路またはその近傍
に備えたことを特徴とする。
は、ターンテーブル本体の中央開口部の下方位置から前
記物品投入部まで配設されたコンベヤからなることを特
徴とする。請求項6に係る発明は、前記搬送装置は、物
品の種類を識別する識別装置と、前記識別装置の識別結
果に基づいて、物品をその種類に応じて該搬送装置から
分別排出する分別排出装置と、を搬送路またはその近傍
に備えたことを特徴とする。
【0016】請求項7に係る発明は、前記搬送装置は、
一端部がターンテーブル本体に接するコンベヤからなる
ことを特徴とする。請求項8に係る発明は、前記分別排
出装置は、識別装置からの識別信号が入力されるシーケ
ンサと、前記搬送装置の片側に搬送路に沿って並列して
識別信号の種類に応じて複数設けられたエアジェットノ
ズルと、を含んで構成され、前記シーケンサは、前記識
別信号を受けてから該識別信号が示す種類に対応した所
定時間後に、該識別信号が示す種類に対応するエアジェ
ットノズルのエア通路を開閉する開閉手段に、開信号を
予め定めた時間出力することを特徴とする。
一端部がターンテーブル本体に接するコンベヤからなる
ことを特徴とする。請求項8に係る発明は、前記分別排
出装置は、識別装置からの識別信号が入力されるシーケ
ンサと、前記搬送装置の片側に搬送路に沿って並列して
識別信号の種類に応じて複数設けられたエアジェットノ
ズルと、を含んで構成され、前記シーケンサは、前記識
別信号を受けてから該識別信号が示す種類に対応した所
定時間後に、該識別信号が示す種類に対応するエアジェ
ットノズルのエア通路を開閉する開閉手段に、開信号を
予め定めた時間出力することを特徴とする。
【0017】請求項9に係る発明は、前記識別信号を受
けてからの該識別信号が示す種類に応じた所定時間と
は、前記搬送装置を一定速度に固定して、識別信号が示
す種類に対応するエアジェットノズルからのエアジェッ
トで識別した物品を吹き飛ばせるように、それぞれ識別
信号が示す種類毎に予め設定した時間であることを特徴
とする。
けてからの該識別信号が示す種類に応じた所定時間と
は、前記搬送装置を一定速度に固定して、識別信号が示
す種類に対応するエアジェットノズルからのエアジェッ
トで識別した物品を吹き飛ばせるように、それぞれ識別
信号が示す種類毎に予め設定した時間であることを特徴
とする。
【0018】請求項10に係る発明は、前記搬送装置
は、物品の種類に応じた複数の分別排出部を搬送路また
はその近傍に備え、各分別排出部は、搬送装置の搬送路
を挟んでエアジェットノズルと反対側に、各エアジェッ
トノズルと相対向するように、仕切り板によって区画さ
れて搬送路に沿って並列して複数設けられていることを
特徴とする。
は、物品の種類に応じた複数の分別排出部を搬送路また
はその近傍に備え、各分別排出部は、搬送装置の搬送路
を挟んでエアジェットノズルと反対側に、各エアジェッ
トノズルと相対向するように、仕切り板によって区画さ
れて搬送路に沿って並列して複数設けられていることを
特徴とする。
【0019】請求項11に係る発明は、前記物品がプラ
スチックであり、前記識別装置として、近赤外線を利用
した分光分析法によってプラスチックの材質を識別する
プラスチック識別装置が設けられたことを特徴とする。
なお、本発明においては、プラスチック廃棄物等のプラ
スチック成形品を含めて単にプラスチックと称する。こ
のプラスチックには、熱可塑性のものと熱硬化性のもの
がある。
スチックであり、前記識別装置として、近赤外線を利用
した分光分析法によってプラスチックの材質を識別する
プラスチック識別装置が設けられたことを特徴とする。
なお、本発明においては、プラスチック廃棄物等のプラ
スチック成形品を含めて単にプラスチックと称する。こ
のプラスチックには、熱可塑性のものと熱硬化性のもの
がある。
【0020】請求項12に係る発明は、前記識別装置
は、前記搬送装置の所定位置設けられプラスチックの存
在を検知する検知手段を含んで構成され、その識別装置
は、検知手段がプラスチックを検知している間、所定時
間単位毎に該プラスチックの材質判別を行ってその材質
判定データを蓄積し、検知手段がプラスチックを検知し
なくなったとき、蓄積された材質判別データから材質を
最終的に決定するように構成され、蓄積された材質判別
データのうち最も数が多く判別された材質を、最終的な
判別材質とし、かつ、蓄積された材質判別データのうち
判定不能と判断されたデータを材質判別データから除
き、残り材質判別データから最終的な判別材質を決定す
る構成であることを特徴とする。
は、前記搬送装置の所定位置設けられプラスチックの存
在を検知する検知手段を含んで構成され、その識別装置
は、検知手段がプラスチックを検知している間、所定時
間単位毎に該プラスチックの材質判別を行ってその材質
判定データを蓄積し、検知手段がプラスチックを検知し
なくなったとき、蓄積された材質判別データから材質を
最終的に決定するように構成され、蓄積された材質判別
データのうち最も数が多く判別された材質を、最終的な
判別材質とし、かつ、蓄積された材質判別データのうち
判定不能と判断されたデータを材質判別データから除
き、残り材質判別データから最終的な判別材質を決定す
る構成であることを特徴とする。
【0021】かかる本発明の作用を説明する。請求項1
に係る発明において、ターンテーブル本体に投入された
物品は、ターンテーブル本体の回転によって整流ガイド
に沿って搬送され、整列された物品は搬送装置へと至
る。ここで、整流ガイドは、多数かたまって投入された
物品を1列に整列して1つずつ後段の搬送装置に搬送さ
れるように、物品の方向に整える機能を奏する。
に係る発明において、ターンテーブル本体に投入された
物品は、ターンテーブル本体の回転によって整流ガイド
に沿って搬送され、整列された物品は搬送装置へと至
る。ここで、整流ガイドは、多数かたまって投入された
物品を1列に整列して1つずつ後段の搬送装置に搬送さ
れるように、物品の方向に整える機能を奏する。
【0022】すなわち、物品投入部に投入された物品
は、主ガイドの搬入ガイド部においては、主ガイドの最
小幅形成部に向かうように導かれると共に、徐々に1列
となるように方向付けらる。主ガイドの最小幅形成部に
おいては、該最小幅形成部とターンテーブルの中央開口
部との間の最小幅部が処理対象のうちで最も大きい物品
が通過可能な最小限度の幅に設定されており、正しく整
列されたもの以外の物品は、中央開口部からなる落とし
込み部に落とし込まれて除外される。
は、主ガイドの搬入ガイド部においては、主ガイドの最
小幅形成部に向かうように導かれると共に、徐々に1列
となるように方向付けらる。主ガイドの最小幅形成部に
おいては、該最小幅形成部とターンテーブルの中央開口
部との間の最小幅部が処理対象のうちで最も大きい物品
が通過可能な最小限度の幅に設定されており、正しく整
列されたもの以外の物品は、中央開口部からなる落とし
込み部に落とし込まれて除外される。
【0023】主ガイドの搬出ガイド部においては、最小
幅形成部を通過した物品が、前記搬送装置に向かって導
かれるが、該主ガイドと補助ガイドが、ターンテーブル
本体の内側からターンテーブル本体の外周縁に至るよう
に延びており、ターンテーブル本体の外周速度は内周速
度よりも速いため、この外周縁に向かう搬出ガイド部に
おいて搬送される物品個々が引き離される。すなわち、
物品同士が近づいて接触したまま搬送されないによう
に、引き離し効果が奏される。
幅形成部を通過した物品が、前記搬送装置に向かって導
かれるが、該主ガイドと補助ガイドが、ターンテーブル
本体の内側からターンテーブル本体の外周縁に至るよう
に延びており、ターンテーブル本体の外周速度は内周速
度よりも速いため、この外周縁に向かう搬出ガイド部に
おいて搬送される物品個々が引き離される。すなわち、
物品同士が近づいて接触したまま搬送されないによう
に、引き離し効果が奏される。
【0024】また、補助ガイドは、主ガイドの搬出ガイ
ド部に略沿って設けられているため、ターンテーブル本
体の周方向への物品の移動が規制され、ターンテーブル
内側から外周縁へと物品をスムーズに案内することがで
きる。したがって、このような整流ガイドの作用によっ
て、最終的に後段の搬送装置に送り出す物品が1列に整
列される。
ド部に略沿って設けられているため、ターンテーブル本
体の周方向への物品の移動が規制され、ターンテーブル
内側から外周縁へと物品をスムーズに案内することがで
きる。したがって、このような整流ガイドの作用によっ
て、最終的に後段の搬送装置に送り出す物品が1列に整
列される。
【0025】ターンテーブル本体からの物品は、搬送装
置によって物品の種類を識別しその種類に応じて物品を
分別するエリアまで搬送される。このエリアにおいて
は、物品の種類を識別する識別装置やその識別装置の識
別結果に基づいて物品を分別する分別装置等の機械的手
段を設けてもよく、さらには人手による物品の識別や分
別作業を行うようにしてもよい。
置によって物品の種類を識別しその種類に応じて物品を
分別するエリアまで搬送される。このエリアにおいて
は、物品の種類を識別する識別装置やその識別装置の識
別結果に基づいて物品を分別する分別装置等の機械的手
段を設けてもよく、さらには人手による物品の識別や分
別作業を行うようにしてもよい。
【0026】請求項2に係る発明において、補助ガイド
が傾斜部を有するようにすることによって、物品の形状
に係わらず、確実に主ガイドの搬出ガイド部に沿って物
品を移動することができ、物品同士が近づいて接触した
まま搬送されないにようにする引き離し効果がより効果
的に奏される。請求項3に係る発明において、前記補助
ガイドのターンテーブル本体内周側の端部が、前記中央
開口部内周縁からさらに内側に所定長さ延設されている
ため、前記最小幅部からターンテーブル外周縁へと物品
がスムーズに案内される。
が傾斜部を有するようにすることによって、物品の形状
に係わらず、確実に主ガイドの搬出ガイド部に沿って物
品を移動することができ、物品同士が近づいて接触した
まま搬送されないにようにする引き離し効果がより効果
的に奏される。請求項3に係る発明において、前記補助
ガイドのターンテーブル本体内周側の端部が、前記中央
開口部内周縁からさらに内側に所定長さ延設されている
ため、前記最小幅部からターンテーブル外周縁へと物品
がスムーズに案内される。
【0027】請求項4および5に係る発明において、落
とし込み部に落とし込まれて除外された物品は、再びタ
ーンテーブル本体に供給される。請求項6に係る発明に
おいて、搬送装置により移送された物品は、識別装置に
至る。物品はここで種類が識別され、この識別結果に基
づいて、その種類に対応して搬送装置から分別排出され
る。
とし込み部に落とし込まれて除外された物品は、再びタ
ーンテーブル本体に供給される。請求項6に係る発明に
おいて、搬送装置により移送された物品は、識別装置に
至る。物品はここで種類が識別され、この識別結果に基
づいて、その種類に対応して搬送装置から分別排出され
る。
【0028】請求項7に係る発明において、コンベヤに
より物品を搬送しつつ、その種類が識別される。請求項
8に係る発明において、シーケンサは、識別装置からの
識別信号が入力されると、物品の種類を示す該識別信号
から予め物品の種類に対応して定めた所定のエアジェッ
トノズルを選択し、そのエアジェットノズルのエア通路
を開閉する開閉手段に、識別した物品が該エアジェット
ノズル位置近傍までくる時間後に、開信号を予め定めた
時間出力して、該エアジェットノズルから予め定めた時
間だけエアジェットを噴出させ、識別した物品のみを吹
き飛ばす。
より物品を搬送しつつ、その種類が識別される。請求項
8に係る発明において、シーケンサは、識別装置からの
識別信号が入力されると、物品の種類を示す該識別信号
から予め物品の種類に対応して定めた所定のエアジェッ
トノズルを選択し、そのエアジェットノズルのエア通路
を開閉する開閉手段に、識別した物品が該エアジェット
ノズル位置近傍までくる時間後に、開信号を予め定めた
時間出力して、該エアジェットノズルから予め定めた時
間だけエアジェットを噴出させ、識別した物品のみを吹
き飛ばす。
【0029】なお、識別した物品が該エアジェットノズ
ル位置近傍までくる時間である識別信号を受けてからの
該識別信号の種類に応じた所定時間は、搬送装置に設け
たエンコーダ等の速度センサーからの物品移送速度信号
と前記識別信号の種類に対応した前記特定のエアジェッ
トノズル位置までの距離とから算出してもよい。請求項
9に係る発明において、シーケンサは、識別装置からの
識別信号が入力されると、物品の種類を示す該識別信号
から予め物品の種類に対応して定めた所定のエアジェッ
トノズルを選択し、そのエアジェットノズルのエア通路
を開閉する開閉手段に、予め識別信号毎に定めた時間後
に、開信号を予め定めた時間出力して、該エアジェット
ノズルから予め定めた時間だけエアジェットを噴出さ
せ、識別した物品のみを吹き飛ばす。
ル位置近傍までくる時間である識別信号を受けてからの
該識別信号の種類に応じた所定時間は、搬送装置に設け
たエンコーダ等の速度センサーからの物品移送速度信号
と前記識別信号の種類に対応した前記特定のエアジェッ
トノズル位置までの距離とから算出してもよい。請求項
9に係る発明において、シーケンサは、識別装置からの
識別信号が入力されると、物品の種類を示す該識別信号
から予め物品の種類に対応して定めた所定のエアジェッ
トノズルを選択し、そのエアジェットノズルのエア通路
を開閉する開閉手段に、予め識別信号毎に定めた時間後
に、開信号を予め定めた時間出力して、該エアジェット
ノズルから予め定めた時間だけエアジェットを噴出さ
せ、識別した物品のみを吹き飛ばす。
【0030】請求項10に係る発明において、識別され
た物品の種類に対応するエアジェットノズルにより識別
された当該物品が、物品の種類に対応するそれぞれの分
別排出部に向けて吹き飛ばされれる。請求項11に係る
発明において、近赤外線を利用した分光分析法によって
プラスチックの材質が識別され、プラスチックの材質毎
の分別が実行される。
た物品の種類に対応するエアジェットノズルにより識別
された当該物品が、物品の種類に対応するそれぞれの分
別排出部に向けて吹き飛ばされれる。請求項11に係る
発明において、近赤外線を利用した分光分析法によって
プラスチックの材質が識別され、プラスチックの材質毎
の分別が実行される。
【0031】請求項12に係る発明において、識別装置
は、検知手段がプラスチックを検知している間、所定時
間単位毎に該プラスチックの材質判別を行ってその材質
判定データを蓄積し、検知手段がプラスチックを検知し
なくなったとき、蓄積された材質判別データから材質を
最終的に決定する。また、蓄積された材質判別データの
うち最も数が多く判別された材質を、最終的な判別材質
とし、かつ、蓄積された材質判別データのうち判定不能
と判断されたデータを材質判別データから除き、残り材
質判別データから最終的な判別材質を決定する。これに
より、プラスチックを構成する主成分の材質によって識
別して分別される共に、プラスチックが汚れていて、そ
の汚れによって識別が困難な場合でも、残りの汚れの少
ない部分で材質が識別される。
は、検知手段がプラスチックを検知している間、所定時
間単位毎に該プラスチックの材質判別を行ってその材質
判定データを蓄積し、検知手段がプラスチックを検知し
なくなったとき、蓄積された材質判別データから材質を
最終的に決定する。また、蓄積された材質判別データの
うち最も数が多く判別された材質を、最終的な判別材質
とし、かつ、蓄積された材質判別データのうち判定不能
と判断されたデータを材質判別データから除き、残り材
質判別データから最終的な判別材質を決定する。これに
より、プラスチックを構成する主成分の材質によって識
別して分別される共に、プラスチックが汚れていて、そ
の汚れによって識別が困難な場合でも、残りの汚れの少
ない部分で材質が識別される。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、
本発明の分別装置を、物品として、清涼飲料水等のプラ
スチックボトルや食品、洗剤等のプラスチック容器、包
装袋等のプラスチック廃棄物の分別に適用した例であ
る。
基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、
本発明の分別装置を、物品として、清涼飲料水等のプラ
スチックボトルや食品、洗剤等のプラスチック容器、包
装袋等のプラスチック廃棄物の分別に適用した例であ
る。
【0033】先ず、分別装置の一実施形態を図1〜図5
に基づいて説明する。これらの図において、分別装置
は、投入されたプラスチック廃棄物1を搬送しつつ一列
に整列して一つずつ排出する整列装置2と、この整列装
置2から排出されたプラスチック廃棄物1を搬送する搬
送装置3であって、プラスチックの種類を識別しその種
類に応じてプラスチック廃棄物1を分別するエリアを搬
送路またはその近傍に備えた搬送装置3とを含んで構成
される。つまりこの搬送装置3は、プラスチックの種類
を識別する識別装置4と、この識別装置4の下流に設け
られたプラスチックの種類に対応した複数の分別排出部
5と、前記識別装置4の識別結果に基づいて、プラスチ
ック廃棄物1をそのプラスチックの種類に対応した前記
分別排出部5に分別排出する分別排出装置6(図4参
照)と、を搬送路またはその近傍に備えて構成される。
に基づいて説明する。これらの図において、分別装置
は、投入されたプラスチック廃棄物1を搬送しつつ一列
に整列して一つずつ排出する整列装置2と、この整列装
置2から排出されたプラスチック廃棄物1を搬送する搬
送装置3であって、プラスチックの種類を識別しその種
類に応じてプラスチック廃棄物1を分別するエリアを搬
送路またはその近傍に備えた搬送装置3とを含んで構成
される。つまりこの搬送装置3は、プラスチックの種類
を識別する識別装置4と、この識別装置4の下流に設け
られたプラスチックの種類に対応した複数の分別排出部
5と、前記識別装置4の識別結果に基づいて、プラスチ
ック廃棄物1をそのプラスチックの種類に対応した前記
分別排出部5に分別排出する分別排出装置6(図4参
照)と、を搬送路またはその近傍に備えて構成される。
【0034】前記整列装置2は、回転駆動されるターン
テーブル8と、該ターンテーブル8上にプラスチック廃
棄物1を順次投入する物品投入部9と、ターンテーブル
8上のプラスチック廃棄物1を前記識別装置4に対して
排出する物品排出部10と、ターンテーブル8の上方に
設けられ、投入されたプラスチック廃棄物1を所定の姿
勢に整列し、これを物品排出部10に向けて案内する整
流ガイド11と、を含んで構成される。
テーブル8と、該ターンテーブル8上にプラスチック廃
棄物1を順次投入する物品投入部9と、ターンテーブル
8上のプラスチック廃棄物1を前記識別装置4に対して
排出する物品排出部10と、ターンテーブル8の上方に
設けられ、投入されたプラスチック廃棄物1を所定の姿
勢に整列し、これを物品排出部10に向けて案内する整
流ガイド11と、を含んで構成される。
【0035】ターンテーブル8は、円形の中央開口部1
2が開設された円環状のターンテーブル本体13と、該
ターンテーブル本体13の回転駆動装置と、を含んで構
成され、投入されたプラスチック廃棄物1を搬送装置3
に搬送する。ターンテーブル本体13は支持足14によ
り所定高さに支持されている。支持足14の上端部には
円環状のレール部材15が固定取付されており、このレ
ール部材15にターンテーブル本体13下面の外周部に
夫々固定取付された車輪16が支持される。
2が開設された円環状のターンテーブル本体13と、該
ターンテーブル本体13の回転駆動装置と、を含んで構
成され、投入されたプラスチック廃棄物1を搬送装置3
に搬送する。ターンテーブル本体13は支持足14によ
り所定高さに支持されている。支持足14の上端部には
円環状のレール部材15が固定取付されており、このレ
ール部材15にターンテーブル本体13下面の外周部に
夫々固定取付された車輪16が支持される。
【0036】また、ターンテーブル本体13下面の中央
開口部12周りには円環状の取付部材17が固定取付さ
れており、この取付部材17の内周面に当接して、取付
部材17を水平に回転支持するローラ部材21が設けら
れている。前記取付部材17の外周部には外周面に歯部
を有する円環状の歯車18が固定取付されている。
開口部12周りには円環状の取付部材17が固定取付さ
れており、この取付部材17の内周面に当接して、取付
部材17を水平に回転支持するローラ部材21が設けら
れている。前記取付部材17の外周部には外周面に歯部
を有する円環状の歯車18が固定取付されている。
【0037】前記支持足14の側部にはモータ19が固
定取付されており、このモータ19の回転駆動軸には前
記歯車18と噛み合う歯車20が固定取付され、モータ
19の駆動により、歯車20とこの歯車20と噛み合う
歯車18が回転して、ターンテーブル本体13が図1の
矢印の如く右回転駆動される。前記整流ガイド11は、
主ガイド11Aと補助ガイド11Bとから構成されてい
る。
定取付されており、このモータ19の回転駆動軸には前
記歯車18と噛み合う歯車20が固定取付され、モータ
19の駆動により、歯車20とこの歯車20と噛み合う
歯車18が回転して、ターンテーブル本体13が図1の
矢印の如く右回転駆動される。前記整流ガイド11は、
主ガイド11Aと補助ガイド11Bとから構成されてい
る。
【0038】前記主ガイド11Aは、ターンテーブル本
体13外周縁の2点(始点Xと終点Y)と連絡して前記
中央開口部12の内周縁に近接して、中央開口部12内
周縁との間に最小幅部13bを形成する最小幅形成部1
1bと、投入されたプラスチック廃棄物1が最小幅形成
部11bに向かうようにプラスチック廃棄物1を導く搬
入ガイド部11aと、最小幅形成部11bを通過したプ
ラスチック廃棄物1が搬送装置3に向かうようにプラス
チック廃棄物1を導く搬出ガイド部11cと、を有す
る。
体13外周縁の2点(始点Xと終点Y)と連絡して前記
中央開口部12の内周縁に近接して、中央開口部12内
周縁との間に最小幅部13bを形成する最小幅形成部1
1bと、投入されたプラスチック廃棄物1が最小幅形成
部11bに向かうようにプラスチック廃棄物1を導く搬
入ガイド部11aと、最小幅形成部11bを通過したプ
ラスチック廃棄物1が搬送装置3に向かうようにプラス
チック廃棄物1を導く搬出ガイド部11cと、を有す
る。
【0039】特に本実施形態にあっては、主ガイド11
Aは、ターンテーブル本体13外周縁の前記物品投入部
9近傍位置の始点Xと該始点Xからターンテーブル本体
13中心に対して所定角度離間した物品排出部10近傍
位置の終点Yとを繋ぐように前記中央開口部12内周縁
に略沿って略円弧状に設けられ、かつターンテーブル本
体13外周縁の始点Xから終点Yに向かう途中で徐々に
中央開口部12内周縁に近づいて中央開口部12内周縁
との間に最小幅部13bを形成し、該最小幅部13bか
らターンテーブル本体13外周縁の終点Yに至るように
設けられた板部材から構成される。
Aは、ターンテーブル本体13外周縁の前記物品投入部
9近傍位置の始点Xと該始点Xからターンテーブル本体
13中心に対して所定角度離間した物品排出部10近傍
位置の終点Yとを繋ぐように前記中央開口部12内周縁
に略沿って略円弧状に設けられ、かつターンテーブル本
体13外周縁の始点Xから終点Yに向かう途中で徐々に
中央開口部12内周縁に近づいて中央開口部12内周縁
との間に最小幅部13bを形成し、該最小幅部13bか
らターンテーブル本体13外周縁の終点Yに至るように
設けられた板部材から構成される。
【0040】前記補助ガイド11Bは、主ガイド11A
の搬出ガイド部11cに略沿って設けられ、搬出ガイド
部11cとの間をプラスチック廃棄物1が通って搬送装
置3に向かうようにプラスチック廃棄物1を導くように
構成されている。つまり、補助ガイド11Bは、物品出
口部10において主ガイド11Aの終点Yから所定長さ
搬出ガイド部11c形状に略沿って略平行に所定間隔隔
てターンテーブル本体13内周縁から外周縁へと横断す
る板部材から構成される。この補助ガイド11Bのター
ンテーブル本体13内周部側の端部11dは中央開口部
12内周縁からさらに内側に所定長さ延設されている。
の搬出ガイド部11cに略沿って設けられ、搬出ガイド
部11cとの間をプラスチック廃棄物1が通って搬送装
置3に向かうようにプラスチック廃棄物1を導くように
構成されている。つまり、補助ガイド11Bは、物品出
口部10において主ガイド11Aの終点Yから所定長さ
搬出ガイド部11c形状に略沿って略平行に所定間隔隔
てターンテーブル本体13内周縁から外周縁へと横断す
る板部材から構成される。この補助ガイド11Bのター
ンテーブル本体13内周部側の端部11dは中央開口部
12内周縁からさらに内側に所定長さ延設されている。
【0041】かかる主ガイド11Aと補助ガイド11B
とは、支持足14に支持されて、ターンテーブル本体1
3外周部と上面部を覆うように配設される遮蔽カバー2
2の上壁部に吊り下げ支持され、それぞれその下端面が
ターンテーブル本体13上面から所定距離(僅かな間
隙)離間するように配設される。なお、整流ガイド11
によりターンテーブル本体13上面に形成される物品搬
送路の幅の最小幅部13bは、ターンテーブル本体13
中心に対して物品投入部9から略180度の角度隔てた
位置に設けられ、投入されるプラスチック廃棄物1の最
大幅のものが通過可能な最小限度の幅に設定される。
とは、支持足14に支持されて、ターンテーブル本体1
3外周部と上面部を覆うように配設される遮蔽カバー2
2の上壁部に吊り下げ支持され、それぞれその下端面が
ターンテーブル本体13上面から所定距離(僅かな間
隙)離間するように配設される。なお、整流ガイド11
によりターンテーブル本体13上面に形成される物品搬
送路の幅の最小幅部13bは、ターンテーブル本体13
中心に対して物品投入部9から略180度の角度隔てた
位置に設けられ、投入されるプラスチック廃棄物1の最
大幅のものが通過可能な最小限度の幅に設定される。
【0042】前記ターンテーブル本体13の中央開口部
12は、上述した物品搬送路からオーバーフローしたプ
ラスチック廃棄物1の落とし込み部となる。かかる分別
装置は、さらに物品供給装置23と再循環装置24とを
含んで構成されており、これらの構成について説明す
る。物品供給装置23は、プラスチック廃棄物1が投入
されるホッパ25と、ホッパ25から供給されるプラス
チック廃棄物1を整列装置4の物品投入部9に搬送供給
するコンベヤ26とから構成される。
12は、上述した物品搬送路からオーバーフローしたプ
ラスチック廃棄物1の落とし込み部となる。かかる分別
装置は、さらに物品供給装置23と再循環装置24とを
含んで構成されており、これらの構成について説明す
る。物品供給装置23は、プラスチック廃棄物1が投入
されるホッパ25と、ホッパ25から供給されるプラス
チック廃棄物1を整列装置4の物品投入部9に搬送供給
するコンベヤ26とから構成される。
【0043】前記ホッパ25は、支持足27により所定
高さに支持されたコンベヤ28と、このコンベヤ28上
部に逆台形の箱状ホッパ本体29とから構成される。前
記ホッパ本体29の前壁下部には排出口29Aが開設さ
れている。前記コンベヤ28のベルトには多数掻き出し
板30が搬送方向に所定間隔毎に立ち上がって設けられ
ている。
高さに支持されたコンベヤ28と、このコンベヤ28上
部に逆台形の箱状ホッパ本体29とから構成される。前
記ホッパ本体29の前壁下部には排出口29Aが開設さ
れている。前記コンベヤ28のベルトには多数掻き出し
板30が搬送方向に所定間隔毎に立ち上がって設けられ
ている。
【0044】また、ホッパ本体29の上部開口部には、
排出口29A近傍位置に垂れ下がって、排出口29Aか
ら一度に多量のプラスチック廃棄物1が排出されないよ
うにプラスチック廃棄物1の排出数を規制するチェーン
31等の排出規制部材が取り付けられている。前記コン
ベヤ26は、水平コンベヤ32と、水平コンベヤ32の
搬出部と接して斜め上方に延びる傾斜コンベヤ33と、
両コンベヤ32,33の両側部から立ち上がった一対の
遮蔽板34とから構成される。
排出口29A近傍位置に垂れ下がって、排出口29Aか
ら一度に多量のプラスチック廃棄物1が排出されないよ
うにプラスチック廃棄物1の排出数を規制するチェーン
31等の排出規制部材が取り付けられている。前記コン
ベヤ26は、水平コンベヤ32と、水平コンベヤ32の
搬出部と接して斜め上方に延びる傾斜コンベヤ33と、
両コンベヤ32,33の両側部から立ち上がった一対の
遮蔽板34とから構成される。
【0045】この場合、水平コンベヤ32の搬入部は、
ホッパ29の排出口29Aよりも下方に位置し、傾斜コ
ンベヤ33の搬出部は、整列装置4のターンテーブル本
体13の物品投入部9よりも上方に位置している。な
お、ターンテーブル本体13の物品投入部9には、傾斜
コンベヤ33の搬出部から搬出されるプラスチック廃棄
物1を側方に飛散させずに、的確にターンテーブル本体
13上面に落下供給させるためのシュート35が設けら
れている。
ホッパ29の排出口29Aよりも下方に位置し、傾斜コ
ンベヤ33の搬出部は、整列装置4のターンテーブル本
体13の物品投入部9よりも上方に位置している。な
お、ターンテーブル本体13の物品投入部9には、傾斜
コンベヤ33の搬出部から搬出されるプラスチック廃棄
物1を側方に飛散させずに、的確にターンテーブル本体
13上面に落下供給させるためのシュート35が設けら
れている。
【0046】また、これら水平コンベヤ32及び傾斜コ
ンベヤ33それぞれのベルトには多数の掻き出し板30
が搬送方向に所定間隔毎に立ち上がって設けられてい
る。一方、再循環装置24は、ターンテーブル本体13
の中央開口部12からなる物品の落とし込み部と前記タ
ーンテーブル本体13の物品投入部9との間に設けられ
て、物品の落とし込み部に落とし込まれたプラスチック
廃棄物1をターンテーブル本体13上に再循環させる装
置であり、リターンコンベヤ36から構成される。
ンベヤ33それぞれのベルトには多数の掻き出し板30
が搬送方向に所定間隔毎に立ち上がって設けられてい
る。一方、再循環装置24は、ターンテーブル本体13
の中央開口部12からなる物品の落とし込み部と前記タ
ーンテーブル本体13の物品投入部9との間に設けられ
て、物品の落とし込み部に落とし込まれたプラスチック
廃棄物1をターンテーブル本体13上に再循環させる装
置であり、リターンコンベヤ36から構成される。
【0047】このリターンコンベヤ36は、ベルトコン
ベヤからなり、第1のコンベヤ36Aと、第2のコンベ
ヤ36Bと、第3のコンベヤ36Cとから構成される。
第1のコンベヤ36Aは、ターンテーブル本体13の中
央開口部12の下部に配設されており、前記物品供給装
置23における傾斜コンベヤ33の搬送方向と直交する
方向に延びて配設される。
ベヤからなり、第1のコンベヤ36Aと、第2のコンベ
ヤ36Bと、第3のコンベヤ36Cとから構成される。
第1のコンベヤ36Aは、ターンテーブル本体13の中
央開口部12の下部に配設されており、前記物品供給装
置23における傾斜コンベヤ33の搬送方向と直交する
方向に延びて配設される。
【0048】また、第2のコンベヤ36Bは、第1のコ
ンベヤ36Aの搬出部位置から物品供給装置23におけ
る傾斜コンベヤ33の搬送方向と平行にホッパ25位置
まで延びて配設される。第3のコンベヤ36Cは、第2
のコンベヤ36Bの搬出部に接してホッパ25の上端開
放部まで傾斜して延びて配設される。
ンベヤ36Aの搬出部位置から物品供給装置23におけ
る傾斜コンベヤ33の搬送方向と平行にホッパ25位置
まで延びて配設される。第3のコンベヤ36Cは、第2
のコンベヤ36Bの搬出部に接してホッパ25の上端開
放部まで傾斜して延びて配設される。
【0049】ここで、本実施形態においては、前記搬送
装置3、識別装置4および分別排出装置6が一つのプラ
スチック分別システムとしてユニット化されている。こ
のユニットの構成を、次に説明する。搬送装置3は、一
端部がターンテーブル本体13の物品排出部10に接し
て、他端部が前記傾斜コンベヤ33及びリターンコンベ
ヤ36の第2のコンベヤ36Bと平行にホッパ25の位
置を越えた位置まで延びて配設される分別コンベヤ37
から構成され、この分別コンベヤ37の搬送路途中に識
別装置4が設置され、搬送路終端部近傍に分別排出部5
が設けられている。本実施形態においては、分別コンベ
ヤ37は、ベルトコンベヤからなる。
装置3、識別装置4および分別排出装置6が一つのプラ
スチック分別システムとしてユニット化されている。こ
のユニットの構成を、次に説明する。搬送装置3は、一
端部がターンテーブル本体13の物品排出部10に接し
て、他端部が前記傾斜コンベヤ33及びリターンコンベ
ヤ36の第2のコンベヤ36Bと平行にホッパ25の位
置を越えた位置まで延びて配設される分別コンベヤ37
から構成され、この分別コンベヤ37の搬送路途中に識
別装置4が設置され、搬送路終端部近傍に分別排出部5
が設けられている。本実施形態においては、分別コンベ
ヤ37は、ベルトコンベヤからなる。
【0050】識別装置4としては、近赤外線を利用した
分光分析法によってプラスチックの種類を識別するプラ
スチック識別装置が適用される。先ず、このプラスチッ
ク識別装置の基本原理について説明する。すなわち、近
赤外線は、0.8〜2.5μmの波長を持つ光であり、
赤外線でも可視光線に近いものを指している。
分光分析法によってプラスチックの種類を識別するプラ
スチック識別装置が適用される。先ず、このプラスチッ
ク識別装置の基本原理について説明する。すなわち、近
赤外線は、0.8〜2.5μmの波長を持つ光であり、
赤外線でも可視光線に近いものを指している。
【0051】分子構造に炭素結合や水素結合を持つ物
質、すなわちC−H,O−H,N−H,C=O,C=C
等の構造を持つ物質に近赤外線領域の光を照射すると、
その構造によって基準振動の倍音や結合音で共鳴しエネ
ルギが吸収される。分子構造の違いによって波長毎の吸
収の度合いが変わり、波長に対する吸収スペクトルが得
られる。前述した共鳴は、伸縮振動や変角振動等物質特
有の複雑なものであり、スペクトルに多くの情報が含ま
れている。
質、すなわちC−H,O−H,N−H,C=O,C=C
等の構造を持つ物質に近赤外線領域の光を照射すると、
その構造によって基準振動の倍音や結合音で共鳴しエネ
ルギが吸収される。分子構造の違いによって波長毎の吸
収の度合いが変わり、波長に対する吸収スペクトルが得
られる。前述した共鳴は、伸縮振動や変角振動等物質特
有の複雑なものであり、スペクトルに多くの情報が含ま
れている。
【0052】したがって、各種プラスチックの吸収スペ
クトルをデータベースとして登録しておき、測定された
吸収スペクトルと比較することにより、プラスチックの
種類の識別が可能となる。次に、プラスチック識別装置
4の具体的構成について説明する。すなわち、図4にお
いて、プラスチック識別装置4には、測定ヘッド38が
設けられており、この測定ヘッド38には、図5に示す
ように、プラスチック廃棄物1に近赤外線を照射する発
光部38Aと、プラスチック廃棄物1からの反射光を受
光する受光部38Bとが設けられている。
クトルをデータベースとして登録しておき、測定された
吸収スペクトルと比較することにより、プラスチックの
種類の識別が可能となる。次に、プラスチック識別装置
4の具体的構成について説明する。すなわち、図4にお
いて、プラスチック識別装置4には、測定ヘッド38が
設けられており、この測定ヘッド38には、図5に示す
ように、プラスチック廃棄物1に近赤外線を照射する発
光部38Aと、プラスチック廃棄物1からの反射光を受
光する受光部38Bとが設けられている。
【0053】ランプ電源ケーブル38aが接続された発
光部38Aには、光源として近赤外線を含むハロゲンラ
ンプが設けられ、受光部38Bには、光ファイバーケー
ブル38bが接続される。そして、発光部8Aからの光
が、プラスチック廃棄物1に照射され、このプラスチッ
ク廃棄物1からの反射光は、受光部38Bにて受光され
るようになっている。
光部38Aには、光源として近赤外線を含むハロゲンラ
ンプが設けられ、受光部38Bには、光ファイバーケー
ブル38bが接続される。そして、発光部8Aからの光
が、プラスチック廃棄物1に照射され、このプラスチッ
ク廃棄物1からの反射光は、受光部38Bにて受光され
るようになっている。
【0054】受光された反射光は、光ファイバーケーブ
ル38bを通り分光器で波長毎に分解され、近赤外線検
出素子によりアナログ信号に変換される。このアナログ
信号は、専用設計のアンプで増幅された後に、A/Dコ
ンバータによりデジタル信号に変換される。そして、予
め作成しておいた各種のブラスチックのデータベースの
データと比較し、プラスチック廃棄物1のプラスチック
の種類を識別するようになっている。
ル38bを通り分光器で波長毎に分解され、近赤外線検
出素子によりアナログ信号に変換される。このアナログ
信号は、専用設計のアンプで増幅された後に、A/Dコ
ンバータによりデジタル信号に変換される。そして、予
め作成しておいた各種のブラスチックのデータベースの
データと比較し、プラスチック廃棄物1のプラスチック
の種類を識別するようになっている。
【0055】かかるプラスチック識別装置4からの識別
信号は、後述するシーケンサ39に入力される。また、
プラスチック識別装置4には、モニター40が接続され
ている。前記分別排出装置6は、図4に示すように、プ
ラスチック識別装置4からの識別信号が入力されるシー
ケンサ39を内蔵した制御盤41と、該制御盤41に接
続された操作盤42と、分別コンベヤ37の終端部の片
側部に搬送路に沿って並列して複数(例えば、4つ)設
けられたエアジェットノズル43と、から構成される。
信号は、後述するシーケンサ39に入力される。また、
プラスチック識別装置4には、モニター40が接続され
ている。前記分別排出装置6は、図4に示すように、プ
ラスチック識別装置4からの識別信号が入力されるシー
ケンサ39を内蔵した制御盤41と、該制御盤41に接
続された操作盤42と、分別コンベヤ37の終端部の片
側部に搬送路に沿って並列して複数(例えば、4つ)設
けられたエアジェットノズル43と、から構成される。
【0056】この場合、シーケンサ39からの制御信号
は、後述するプラスチック廃棄物1の判別された材質に
応じて所定のエアジェットノズル43のエア通路を開閉
する開閉手段としての電磁弁43Aに出力されるように
なっている。ここで、前記分別排出部5は、分別コンベ
ヤ37の搬送路終端部を挟んでエアジェットノズル43
と反対側に、各エアジェットノズル43と相対向するよ
うに、各仕切り板5Aによって区画されて、搬送路に沿
って並列して複数(例えば、4つ)設けられており、各
分別排出部5には、回収箱が移動可能に設置されてい
る。なお、前記分別排出部5の仕切り板5Aは、分別コ
ンベヤ37に接して固定してもよく、また分別コンベヤ
37と少し間隔を隔てて近傍に設けてもよい。また、分
別排出部5上方には、図示しないが前記シュート35と
同様なシュートが設けられており、吹き飛ばされてくる
プラスチック廃棄物1を側方に飛散させずに、的確に分
別排出部5内の回収箱に落下させるようにしている。
は、後述するプラスチック廃棄物1の判別された材質に
応じて所定のエアジェットノズル43のエア通路を開閉
する開閉手段としての電磁弁43Aに出力されるように
なっている。ここで、前記分別排出部5は、分別コンベ
ヤ37の搬送路終端部を挟んでエアジェットノズル43
と反対側に、各エアジェットノズル43と相対向するよ
うに、各仕切り板5Aによって区画されて、搬送路に沿
って並列して複数(例えば、4つ)設けられており、各
分別排出部5には、回収箱が移動可能に設置されてい
る。なお、前記分別排出部5の仕切り板5Aは、分別コ
ンベヤ37に接して固定してもよく、また分別コンベヤ
37と少し間隔を隔てて近傍に設けてもよい。また、分
別排出部5上方には、図示しないが前記シュート35と
同様なシュートが設けられており、吹き飛ばされてくる
プラスチック廃棄物1を側方に飛散させずに、的確に分
別排出部5内の回収箱に落下させるようにしている。
【0057】次に、プラスチックの材質判別シーケンス
について説明する。プラスチック識別装置4の電源をO
Nすることにより、プラスチック識別装置4の測定ヘッ
ド38の発光部38Aから近赤外線を含む光が放出され
る。分別コンベヤ37にプラスチック廃棄物1が投入さ
れ、プラスチック識別装置4の測定ヘッド38下側に導
かれる。
について説明する。プラスチック識別装置4の電源をO
Nすることにより、プラスチック識別装置4の測定ヘッ
ド38の発光部38Aから近赤外線を含む光が放出され
る。分別コンベヤ37にプラスチック廃棄物1が投入さ
れ、プラスチック識別装置4の測定ヘッド38下側に導
かれる。
【0058】そのとき、プラスチック識別装置4の測定
ヘッド38手前の搬送路に設けられた検知手段としての
光電スイッチ45がONになる。この光電スイッチ45
はプラスチック廃棄物1が通過する間ONの状態に維持
される。光電スイッチ45がONの間、すなわち、光電
スイッチ45がプラスチック廃棄物1を検知している
間、プラスチック識別装置4は、例えば0.01秒単位
毎にプラスチック廃棄物1の材質判別を行ってその材質
判定データを蓄積する。
ヘッド38手前の搬送路に設けられた検知手段としての
光電スイッチ45がONになる。この光電スイッチ45
はプラスチック廃棄物1が通過する間ONの状態に維持
される。光電スイッチ45がONの間、すなわち、光電
スイッチ45がプラスチック廃棄物1を検知している
間、プラスチック識別装置4は、例えば0.01秒単位
毎にプラスチック廃棄物1の材質判別を行ってその材質
判定データを蓄積する。
【0059】光電スイッチ45がOFFになったとき、
すなわち、光電スイッチ45がプラスチック廃棄物1を
検知しなくなったとき、プラスチック識別装置4は蓄積
された材質判別データから材質を最終的に決定する。材
質判別データから材質を最終的に判別する方法は、例え
ば、光電スイッチ45がONからOFFで1秒とする
と、材質判別データをプラスチック識別装置4は100
回蓄積する。そして、例えば、その100回のうち、1
0回が材質Aの材質判別データ、90回が材質Bの材質
判別データであれば、プラスチック識別装置4は最終的
に材質判別データの多いBの材質と決定判別する。
すなわち、光電スイッチ45がプラスチック廃棄物1を
検知しなくなったとき、プラスチック識別装置4は蓄積
された材質判別データから材質を最終的に決定する。材
質判別データから材質を最終的に判別する方法は、例え
ば、光電スイッチ45がONからOFFで1秒とする
と、材質判別データをプラスチック識別装置4は100
回蓄積する。そして、例えば、その100回のうち、1
0回が材質Aの材質判別データ、90回が材質Bの材質
判別データであれば、プラスチック識別装置4は最終的
に材質判別データの多いBの材質と決定判別する。
【0060】また、100回蓄積したデータの中に、表
面に貼られた紙や汚れ等により、判定不能と判断された
データが60回あった場合、プラスチック識別装置4は
その60回を材質判別の判断材料から除き、残り40回
の材質判別データから材質を最終的に決定判別する。例
えば、その40回のうち、10回が材質Aの材質判別デ
ータ、30回が材質Bの材質判別データであれば、プラ
スチック識別装置4は最終的に材質判別データの多いB
の材質と決定する。
面に貼られた紙や汚れ等により、判定不能と判断された
データが60回あった場合、プラスチック識別装置4は
その60回を材質判別の判断材料から除き、残り40回
の材質判別データから材質を最終的に決定判別する。例
えば、その40回のうち、10回が材質Aの材質判別デ
ータ、30回が材質Bの材質判別データであれば、プラ
スチック識別装置4は最終的に材質判別データの多いB
の材質と決定する。
【0061】このようにして材質を判別したプラスチッ
ク識別装置4は、材質判別信号(識別信号)をシーケン
サ39に出力する。この材質判別信号(識別信号)が入
力されたシーケンサ39は、材質判別信号を受けてから
該材質判別信号が示す材質の種類に対応した所定時間後
に、該材質判別信号が示す材質の種類に対応するエアジ
ェットノズル43のエア通路を開閉する開閉手段43A
に開信号を予め定めた時間出力する。
ク識別装置4は、材質判別信号(識別信号)をシーケン
サ39に出力する。この材質判別信号(識別信号)が入
力されたシーケンサ39は、材質判別信号を受けてから
該材質判別信号が示す材質の種類に対応した所定時間後
に、該材質判別信号が示す材質の種類に対応するエアジ
ェットノズル43のエア通路を開閉する開閉手段43A
に開信号を予め定めた時間出力する。
【0062】前記材質判別信号を受けてから該材質判別
信号が示す材質の種類に対応した所定時間とは、分別コ
ンベヤ37を一定速度に固定して、材質判別信号が示す
材質の種類に対応するエアジェットノズル43からのエ
アジェットで判別したプラスチック廃棄物1を吹き飛ば
せるように、それぞれ材質判別信号が示す材質の種類毎
に予め人為的にシーケンサ39に設定した時間である。
信号が示す材質の種類に対応した所定時間とは、分別コ
ンベヤ37を一定速度に固定して、材質判別信号が示す
材質の種類に対応するエアジェットノズル43からのエ
アジェットで判別したプラスチック廃棄物1を吹き飛ば
せるように、それぞれ材質判別信号が示す材質の種類毎
に予め人為的にシーケンサ39に設定した時間である。
【0063】したがって、シーケンサは39、プラスチ
ック識別装置4からの材質判別信号が入力されると、プ
ラスチック廃棄物1の材質種類を示す該材質判別信号か
ら予めプラスチック廃棄物1の材質種類に対応して定め
た所定のエアジェットノズル43を選択し、そのエアジ
ェットノズル43のエア通路を開閉する開閉手段43A
に、予め材質判別信号毎に定めた時間後に、開信号を予
め定めた時間出力して、該エアジェットノズル43から
予め定めた時間だけエアジェットを噴出させ、判別した
プラスチック廃棄物1のみを吹き飛ばす。該プラスチッ
ク廃棄物1は、判別された材質に対応した分別排出部5
に向けて吹き飛ばされ、分別排出部5に排出され、分別
排出部5内の回収箱に回収される。
ック識別装置4からの材質判別信号が入力されると、プ
ラスチック廃棄物1の材質種類を示す該材質判別信号か
ら予めプラスチック廃棄物1の材質種類に対応して定め
た所定のエアジェットノズル43を選択し、そのエアジ
ェットノズル43のエア通路を開閉する開閉手段43A
に、予め材質判別信号毎に定めた時間後に、開信号を予
め定めた時間出力して、該エアジェットノズル43から
予め定めた時間だけエアジェットを噴出させ、判別した
プラスチック廃棄物1のみを吹き飛ばす。該プラスチッ
ク廃棄物1は、判別された材質に対応した分別排出部5
に向けて吹き飛ばされ、分別排出部5に排出され、分別
排出部5内の回収箱に回収される。
【0064】次に、かかる構成の分別装置の作用につい
て説明する。ホッパ25にプラスチック廃棄物1が投入
される。投入されたプラスチック廃棄物1は、このホッ
パ25の下部のコンベヤ28の駆動により搬送され、ホ
ッパ本体29の排出口29Aから、水平コンベヤ32に
供給され、この水平コンベヤ32から傾斜コンベヤ33
に供給される。傾斜コンベヤ33に供給されたプラスチ
ック廃棄物1は、上方向に搬送され、整列装置4のター
ンテーブル本体13の物品投入部9に投入される。
て説明する。ホッパ25にプラスチック廃棄物1が投入
される。投入されたプラスチック廃棄物1は、このホッ
パ25の下部のコンベヤ28の駆動により搬送され、ホ
ッパ本体29の排出口29Aから、水平コンベヤ32に
供給され、この水平コンベヤ32から傾斜コンベヤ33
に供給される。傾斜コンベヤ33に供給されたプラスチ
ック廃棄物1は、上方向に搬送され、整列装置4のター
ンテーブル本体13の物品投入部9に投入される。
【0065】この場合、ホッパ25のコンベヤ28、水
平コンベヤ32および傾斜コンベヤ33それぞれのベル
トには掻き出し板30が設けられているため、プラスチ
ック廃棄物1が滑るのが防止され、スムーズな搬送が行
われる。また、ホッパ本体29の排出口29Aに吊り下
げられたチェーン31等の規制部材により、プラスチッ
ク廃棄物1が一度に排出口29Aから排出されるのが防
止され、この排出口29Aでの詰まりが防止される。
平コンベヤ32および傾斜コンベヤ33それぞれのベル
トには掻き出し板30が設けられているため、プラスチ
ック廃棄物1が滑るのが防止され、スムーズな搬送が行
われる。また、ホッパ本体29の排出口29Aに吊り下
げられたチェーン31等の規制部材により、プラスチッ
ク廃棄物1が一度に排出口29Aから排出されるのが防
止され、この排出口29Aでの詰まりが防止される。
【0066】さらに、整列装置4のターンテーブル本体
13の物品投入部9にはシュート35が設けられ、この
内側にプラスチック廃棄物1が落下供給されるとため、
プラスチック廃棄物1が物品投入部9を外れて外部に飛
散するのが防止される。ターンテーブル本体13の物品
投入部9に投入されたプラスチック廃棄物1は、ターン
テーブル本体13の右回転によって整流ガイド11に沿
って搬送され、この物品排出部10へと至る。
13の物品投入部9にはシュート35が設けられ、この
内側にプラスチック廃棄物1が落下供給されるとため、
プラスチック廃棄物1が物品投入部9を外れて外部に飛
散するのが防止される。ターンテーブル本体13の物品
投入部9に投入されたプラスチック廃棄物1は、ターン
テーブル本体13の右回転によって整流ガイド11に沿
って搬送され、この物品排出部10へと至る。
【0067】ここで、整流ガイド11は、物品投入部9
に多数かたまって投入されたプラスチック廃棄物1を1
列に整列して1つずつ後段の分別コンベヤ37に搬送さ
れるように、プラスチック廃棄物1の方向に整える機能
を奏する。すなわち、整流ガイド11の主ガイド11A
は、ターンテーブル本体13外周縁の2点(始点Xと終
点Y)と連絡して前記中央開口部12の内周縁に近接し
て、中央開口部12内周縁との間に最小幅部13bを形
成する最小幅形成部11bと、投入されたプラスチック
廃棄物1が最小幅形成部11bに向かうようにプラスチ
ック廃棄物1を導く搬入ガイド部11aと、最小幅形成
部11bを通過したプラスチック廃棄物1が搬送装置3
に向かうようにプラスチック廃棄物1を導く搬出ガイド
部11cと、を有するように形成されており、特に本実
施形態においては、ターンテーブル本体13外周縁の前
記物品投入部9近傍位置の始点Xと該始点Xからターン
テーブル本体13中心に対して所定角度離間した物品排
出部10近傍位置の終点Yとを繋ぐように前記中央開口
部12内周縁に略沿って略円弧状に設けられ、かつター
ンテーブル本体13外周縁の始点Xから終点Yに向かう
途中で徐々に中央開口部12内周縁に近づき、その後徐
々に中央開口部12内周縁から離れてターンテーブル本
体13外周縁の終点Yに至るように設けられているた
め、ターンテーブル本体13上の物品搬送路は、中央開
口部12に向けて徐々にその幅が狭められ、物品搬送路
の幅の最小幅部13bにてプラスチック廃棄物1が1つ
だけ通過し得るように形成される。
に多数かたまって投入されたプラスチック廃棄物1を1
列に整列して1つずつ後段の分別コンベヤ37に搬送さ
れるように、プラスチック廃棄物1の方向に整える機能
を奏する。すなわち、整流ガイド11の主ガイド11A
は、ターンテーブル本体13外周縁の2点(始点Xと終
点Y)と連絡して前記中央開口部12の内周縁に近接し
て、中央開口部12内周縁との間に最小幅部13bを形
成する最小幅形成部11bと、投入されたプラスチック
廃棄物1が最小幅形成部11bに向かうようにプラスチ
ック廃棄物1を導く搬入ガイド部11aと、最小幅形成
部11bを通過したプラスチック廃棄物1が搬送装置3
に向かうようにプラスチック廃棄物1を導く搬出ガイド
部11cと、を有するように形成されており、特に本実
施形態においては、ターンテーブル本体13外周縁の前
記物品投入部9近傍位置の始点Xと該始点Xからターン
テーブル本体13中心に対して所定角度離間した物品排
出部10近傍位置の終点Yとを繋ぐように前記中央開口
部12内周縁に略沿って略円弧状に設けられ、かつター
ンテーブル本体13外周縁の始点Xから終点Yに向かう
途中で徐々に中央開口部12内周縁に近づき、その後徐
々に中央開口部12内周縁から離れてターンテーブル本
体13外周縁の終点Yに至るように設けられているた
め、ターンテーブル本体13上の物品搬送路は、中央開
口部12に向けて徐々にその幅が狭められ、物品搬送路
の幅の最小幅部13bにてプラスチック廃棄物1が1つ
だけ通過し得るように形成される。
【0068】このため、物品投入部9に投入されたプラ
スチック廃棄物1は、徐々に1列となるように方向付け
られ、必要以上に搬送されるプラスチック廃棄物1は中
央開口部12からなる落とし込み部に落とし込まれて除
外される。落とし込み部に落とし込まれて除外されたプ
ラスチック廃棄物1は、リターンコンベヤ36の第1の
コンベヤ36A上に落下し、このコンベヤ36Aから第
2のコンベヤ36Bへ搬送され、このコンベヤ36Bか
ら第3のコンベヤ36Cへと搬送され、このコンベヤ3
6Cにより、ホッパ本体29の上端開放部まで搬送され
てホッパ本体29内に落とし込まれ、再びターンテーブ
ル本体13に供給される。すなわち、再循環される。
スチック廃棄物1は、徐々に1列となるように方向付け
られ、必要以上に搬送されるプラスチック廃棄物1は中
央開口部12からなる落とし込み部に落とし込まれて除
外される。落とし込み部に落とし込まれて除外されたプ
ラスチック廃棄物1は、リターンコンベヤ36の第1の
コンベヤ36A上に落下し、このコンベヤ36Aから第
2のコンベヤ36Bへ搬送され、このコンベヤ36Bか
ら第3のコンベヤ36Cへと搬送され、このコンベヤ3
6Cにより、ホッパ本体29の上端開放部まで搬送され
てホッパ本体29内に落とし込まれ、再びターンテーブ
ル本体13に供給される。すなわち、再循環される。
【0069】物品搬送路の幅の最小幅部13bを通過し
たプラスチック廃棄物1は、物品排出部10に向かう
が、主ガイド11Aは、最小幅部13bから徐々に中央
開口部12内周縁から離れてターンテーブル本体13外
周縁の終点Yに至るように延びているため、この部分の
物品搬送路はターンテーブル本体13の内周部から離れ
て外周部側に向かう。
たプラスチック廃棄物1は、物品排出部10に向かう
が、主ガイド11Aは、最小幅部13bから徐々に中央
開口部12内周縁から離れてターンテーブル本体13外
周縁の終点Yに至るように延びているため、この部分の
物品搬送路はターンテーブル本体13の内周部から離れ
て外周部側に向かう。
【0070】この場合、ターンテーブル本体13の外周
速度は内周速度よりも速いため、この外周部側に向かう
物品搬送路にて搬送されるプラスチック廃棄物1個々が
引き離される。すなわち、プラスチック廃棄物1同士が
近づいて接触したまま搬送されないにように、引き離し
効果が奏される。また、補助ガイド11Bは、主ガイド
11Aの搬出ガイド部11cに略沿って設けられ、搬出
ガイド部11cとの間をプラスチック廃棄物1が通って
搬送装置3に向かうようにプラスチック廃棄物1を導く
ように構成されている。つまり、補助ガイド11Bは、
物品出口部10において主ガイド11Aの終点Yから所
定長さ搬出ガイド部11c形状に略沿って略平行に所定
間隔隔てターンテーブル本体13内周縁から外周縁へと
横断しているため、ターンテーブル本体13の周方向へ
のプラスチック廃棄物1の移動が規制され、かつ、補助
ガイド11Bのターンテーブル本体13内周部側の端部
11dは中央開口部12内周縁からさらに内側に所定長
さ延設されているため、最小幅部13bから物品排出部
10へとプラスチック廃棄物1をスムーズに案内するこ
とができる。
速度は内周速度よりも速いため、この外周部側に向かう
物品搬送路にて搬送されるプラスチック廃棄物1個々が
引き離される。すなわち、プラスチック廃棄物1同士が
近づいて接触したまま搬送されないにように、引き離し
効果が奏される。また、補助ガイド11Bは、主ガイド
11Aの搬出ガイド部11cに略沿って設けられ、搬出
ガイド部11cとの間をプラスチック廃棄物1が通って
搬送装置3に向かうようにプラスチック廃棄物1を導く
ように構成されている。つまり、補助ガイド11Bは、
物品出口部10において主ガイド11Aの終点Yから所
定長さ搬出ガイド部11c形状に略沿って略平行に所定
間隔隔てターンテーブル本体13内周縁から外周縁へと
横断しているため、ターンテーブル本体13の周方向へ
のプラスチック廃棄物1の移動が規制され、かつ、補助
ガイド11Bのターンテーブル本体13内周部側の端部
11dは中央開口部12内周縁からさらに内側に所定長
さ延設されているため、最小幅部13bから物品排出部
10へとプラスチック廃棄物1をスムーズに案内するこ
とができる。
【0071】したがって、このような整流ガイド11の
作用によって、最終的に物品排出物品10から後段の分
別コンベヤ37に送り出すプラスチック廃棄物1が1列
に整列される。ターンテーブル本体13の物品排出部1
0から排出されたプラスチック廃棄物1は、分別コンベ
ヤ37に供給される。
作用によって、最終的に物品排出物品10から後段の分
別コンベヤ37に送り出すプラスチック廃棄物1が1列
に整列される。ターンテーブル本体13の物品排出部1
0から排出されたプラスチック廃棄物1は、分別コンベ
ヤ37に供給される。
【0072】この分別コンベヤ37の搬送速度は、ター
ンテーブル本体13の外周速度よりも速く設定されてお
り、分別コンベヤ37に次々と投入されるプラスチック
廃棄物1の滞留を防止している。また、分別コンベヤ3
7の搬入部から所定距離の部分には、搬送路の一方の側
部、すなわち、後段の分別排出部5と反対側の側部から
斜め前方に延びる板ばねからなる第1のガイド板46
と、搬送路の他方の側部、すなわち、後段の分別排出部
5と同じ側の側部から斜め前方に延びる板ばねからなる
第2のガイド板47とが設けられており、これらガイド
板46,47により、分別コンベヤ37の搬入部におけ
る搬送路幅を狭めて、整列されたプラスチック廃棄物1
が重なって搬送されないようになっている。
ンテーブル本体13の外周速度よりも速く設定されてお
り、分別コンベヤ37に次々と投入されるプラスチック
廃棄物1の滞留を防止している。また、分別コンベヤ3
7の搬入部から所定距離の部分には、搬送路の一方の側
部、すなわち、後段の分別排出部5と反対側の側部から
斜め前方に延びる板ばねからなる第1のガイド板46
と、搬送路の他方の側部、すなわち、後段の分別排出部
5と同じ側の側部から斜め前方に延びる板ばねからなる
第2のガイド板47とが設けられており、これらガイド
板46,47により、分別コンベヤ37の搬入部におけ
る搬送路幅を狭めて、整列されたプラスチック廃棄物1
が重なって搬送されないようになっている。
【0073】さらに、第2のガイド47板の下流であっ
て、プラスチック識別装置4の測定ヘッド38設置位置
の手前位置には、搬送路の一方の側部、すなわち、後段
の分別排出部5と反対側の側部から斜め前方に延びる板
バネからなる第3のガイド板48が設けられており、こ
のガイド板48により、プラスチック廃棄物1をプラス
チック識別装置4の測定ヘッド38設置位置に方向付け
て、如何なるサイズのプラスチック廃棄物でも、必ずプ
ラスチック識別装置4の測定ヘッド38設置位置を通過
するようにしている。
て、プラスチック識別装置4の測定ヘッド38設置位置
の手前位置には、搬送路の一方の側部、すなわち、後段
の分別排出部5と反対側の側部から斜め前方に延びる板
バネからなる第3のガイド板48が設けられており、こ
のガイド板48により、プラスチック廃棄物1をプラス
チック識別装置4の測定ヘッド38設置位置に方向付け
て、如何なるサイズのプラスチック廃棄物でも、必ずプ
ラスチック識別装置4の測定ヘッド38設置位置を通過
するようにしている。
【0074】この場合、第1のガイド板47、第2のガ
イド板47、第3のガイド板48によりプラスチック廃
棄物1を押さえつけることになるため、プラスチック廃
棄物1の詰まりが発生する虞がある。したがって、分別
コンベヤ37の第1のガイド板46と第2のガイド板4
7との間であって、搬送路の一方の側部、すなわち、後
段の分別排出部5と反対側の側部から斜め前方に延びる
第1の縦置きコンベヤ49と、該コンベヤ49下流の搬
送路の分別排出部5と同じ側の側部と平行に第3のガイ
ド板48と相対向して延びる第2の縦置きコンベヤ50
とを設けている。これら縦置きコンベヤ49,50の速
度は、分別コンベヤ37と同じ速度に設定されており、
これら縦置きコンベヤ49,50によりプラスチック廃
棄物1をスムーズに送り込むようにし、プラスチック廃
棄物1の詰まりが発生しないようにしている。
イド板47、第3のガイド板48によりプラスチック廃
棄物1を押さえつけることになるため、プラスチック廃
棄物1の詰まりが発生する虞がある。したがって、分別
コンベヤ37の第1のガイド板46と第2のガイド板4
7との間であって、搬送路の一方の側部、すなわち、後
段の分別排出部5と反対側の側部から斜め前方に延びる
第1の縦置きコンベヤ49と、該コンベヤ49下流の搬
送路の分別排出部5と同じ側の側部と平行に第3のガイ
ド板48と相対向して延びる第2の縦置きコンベヤ50
とを設けている。これら縦置きコンベヤ49,50の速
度は、分別コンベヤ37と同じ速度に設定されており、
これら縦置きコンベヤ49,50によりプラスチック廃
棄物1をスムーズに送り込むようにし、プラスチック廃
棄物1の詰まりが発生しないようにしている。
【0075】第3のガイド板48と第2の縦置きコンベ
ヤ50との間を通過したプラスチック廃棄物1は、後段
の分別排出部5と同じ側の側部に寄せられてプラスチッ
ク識別装置4の測定ヘッド38を通過し、前述したよう
に、プラスチックの材質が判別される。プラスチック識
別装置4の測定ヘッド38を通過したプラスチック廃棄
物1は、後段の分別排出部5と同じ側の側部に寄せられ
たまま搬送される。
ヤ50との間を通過したプラスチック廃棄物1は、後段
の分別排出部5と同じ側の側部に寄せられてプラスチッ
ク識別装置4の測定ヘッド38を通過し、前述したよう
に、プラスチックの材質が判別される。プラスチック識
別装置4の測定ヘッド38を通過したプラスチック廃棄
物1は、後段の分別排出部5と同じ側の側部に寄せられ
たまま搬送される。
【0076】ここで、前述したように、材質を判別した
プラスチック識別装置4は、材質判別信号(識別信号)
をシーケンサ39に出力する。この材質判別信号(識別
信号)が入力されたシーケンサ39は、材質判別信号を
受けてから、それぞれ材質判別信号が示す材質の種類毎
に予め人為的にシーケンサ39に設定した時間後に、該
材質判別信号が示す材質の種類に対応するエアジェット
ノズル43のエア通路を開閉する開閉手段43Aに開信
号を予め定めた時間出力する。
プラスチック識別装置4は、材質判別信号(識別信号)
をシーケンサ39に出力する。この材質判別信号(識別
信号)が入力されたシーケンサ39は、材質判別信号を
受けてから、それぞれ材質判別信号が示す材質の種類毎
に予め人為的にシーケンサ39に設定した時間後に、該
材質判別信号が示す材質の種類に対応するエアジェット
ノズル43のエア通路を開閉する開閉手段43Aに開信
号を予め定めた時間出力する。
【0077】したがって、判別されたプラスチック廃棄
物1は、分別コンベヤ37の下流側に搬送されつつ、判
別された材質に対応した分別排出部5に向けてエアジェ
ットノズル43からのエアジェットによって吹き飛ばさ
れ、分別排出部5に排出され、回収箱内に回収される。
なお、前記実施形態においては、材質判別信号(識別信
号)が入力されたシーケンサ39が、該材質判別信号の
材質種類に対応するエアジェットノズル43のエア通路
を開閉する開閉手段43Aに開信号を出力するタイミン
グの起点を、質判別信号を受けた時点としたが、光電ス
イッチ45がOFFになった時点を起点としてもよい。
これは、実質的な時間差がないためである。したがっ
て、本発明に係る請求項8の前記識別信号を受けてから
該識別信号が示す種類に対応した所定時間は、前記光電
スイッチ45がOFFになった時点を起点とする場合も
含み最も広義に解するものとする。
物1は、分別コンベヤ37の下流側に搬送されつつ、判
別された材質に対応した分別排出部5に向けてエアジェ
ットノズル43からのエアジェットによって吹き飛ばさ
れ、分別排出部5に排出され、回収箱内に回収される。
なお、前記実施形態においては、材質判別信号(識別信
号)が入力されたシーケンサ39が、該材質判別信号の
材質種類に対応するエアジェットノズル43のエア通路
を開閉する開閉手段43Aに開信号を出力するタイミン
グの起点を、質判別信号を受けた時点としたが、光電ス
イッチ45がOFFになった時点を起点としてもよい。
これは、実質的な時間差がないためである。したがっ
て、本発明に係る請求項8の前記識別信号を受けてから
該識別信号が示す種類に対応した所定時間は、前記光電
スイッチ45がOFFになった時点を起点とする場合も
含み最も広義に解するものとする。
【0078】また、前記実施形態においては、材質判別
信号を受けてから該材質判別信号が示す材質の種類に対
応した所定時間として、分別コンベヤ37を一定速度に
固定して、材質判別信号が示す材質の種類に対応するエ
アジェットノズル43からのエアジェットで判別したプ
ラスチック廃棄物1を吹き飛ばせるように、それぞれ材
質判別信号が示す材質の種類毎に予め人為的にシーケン
サ39に設定した時間としたが、これに限定されず、例
えば搬送装置3に設けたエンコーダ等の速度センサーか
らの移送速度信号と前記材質判別信号の種類に対応した
前記特定のエアジェットノズル43位置までの距離とか
ら算出してもよい。
信号を受けてから該材質判別信号が示す材質の種類に対
応した所定時間として、分別コンベヤ37を一定速度に
固定して、材質判別信号が示す材質の種類に対応するエ
アジェットノズル43からのエアジェットで判別したプ
ラスチック廃棄物1を吹き飛ばせるように、それぞれ材
質判別信号が示す材質の種類毎に予め人為的にシーケン
サ39に設定した時間としたが、これに限定されず、例
えば搬送装置3に設けたエンコーダ等の速度センサーか
らの移送速度信号と前記材質判別信号の種類に対応した
前記特定のエアジェットノズル43位置までの距離とか
ら算出してもよい。
【0079】さらに、前記実施形態においては、搬送装
置3の所定位置設けられプラスチックの存在を検知する
検知手段として光電スイッチ45の例を示したが、超音
波式検知手段やテレビカメラ等による検知装置を用いて
もよい。また、前記実施形態においては、リターンコン
ベヤ36や分別コンベヤ37としてベルトコンベヤの例
を示したが、ローラコンベヤでもよく要はプラスチック
廃棄物1が姿勢を変えずに搬送できるものであればなん
でもよい。
置3の所定位置設けられプラスチックの存在を検知する
検知手段として光電スイッチ45の例を示したが、超音
波式検知手段やテレビカメラ等による検知装置を用いて
もよい。また、前記実施形態においては、リターンコン
ベヤ36や分別コンベヤ37としてベルトコンベヤの例
を示したが、ローラコンベヤでもよく要はプラスチック
廃棄物1が姿勢を変えずに搬送できるものであればなん
でもよい。
【0080】さらにまた、前記実施形態においては、落
とし込み部に落とし込まれた物品をターンテーブル本体
上に再循環させる再循環装置としてリターンコンベヤ3
6を設け、物品供給装置23のホッパ25にプラスチッ
ク廃棄物1を戻すようにしたが、該ホッパ25を経由せ
ずに直接物品投入部9に戻すようにしてもよい。また、
前記実施形態においては、分別排出部5に回収箱を設け
てプラスチック廃棄物1を回収するようにしたが、回収
箱を廃し、例えば分別されたプラスチック廃棄物1を次
の処理工程に搬送するシュートやコンベヤを設けるよう
にしてもよい。
とし込み部に落とし込まれた物品をターンテーブル本体
上に再循環させる再循環装置としてリターンコンベヤ3
6を設け、物品供給装置23のホッパ25にプラスチッ
ク廃棄物1を戻すようにしたが、該ホッパ25を経由せ
ずに直接物品投入部9に戻すようにしてもよい。また、
前記実施形態においては、分別排出部5に回収箱を設け
てプラスチック廃棄物1を回収するようにしたが、回収
箱を廃し、例えば分別されたプラスチック廃棄物1を次
の処理工程に搬送するシュートやコンベヤを設けるよう
にしてもよい。
【0081】図6および図7は、本発明の整流ガイドの
他の実施形態を示している。ターンテーブル本体13の
物品出口部10において、主ガイド11Aを、最小幅部
13bから徐々に中央開口部12内周縁から離れてター
ンテーブル本体13外周縁の終点Yに至るように延びた
形状にすることにより、プラスチック廃棄物1同士が近
づいて接触したまま搬送されないにようにする引き離し
効果が奏されるようにしており、丸形のプラスチック廃
棄物に効果的である。しかし、小さいプラスチック廃棄
物や角形のプラスチック廃棄物は、内周側を通過する傾
向にある。
他の実施形態を示している。ターンテーブル本体13の
物品出口部10において、主ガイド11Aを、最小幅部
13bから徐々に中央開口部12内周縁から離れてター
ンテーブル本体13外周縁の終点Yに至るように延びた
形状にすることにより、プラスチック廃棄物1同士が近
づいて接触したまま搬送されないにようにする引き離し
効果が奏されるようにしており、丸形のプラスチック廃
棄物に効果的である。しかし、小さいプラスチック廃棄
物や角形のプラスチック廃棄物は、内周側を通過する傾
向にある。
【0082】そこで、補助ガイド11Bには、該補助ガ
イド11Bと主ガイド11A間の間隔を上方から下方に
行くにしたがって徐々に狭くするように傾斜する傾斜部
11C,11D,11Eを有するようにしており、プラ
スチック廃棄物の形状に係わらず、外周側を通過するよ
うにして、プラスチック廃棄物1同士が近づいて接触し
たまま搬送されないにようにする引き離し効果が奏され
るようにしている。
イド11Bと主ガイド11A間の間隔を上方から下方に
行くにしたがって徐々に狭くするように傾斜する傾斜部
11C,11D,11Eを有するようにしており、プラ
スチック廃棄物の形状に係わらず、外周側を通過するよ
うにして、プラスチック廃棄物1同士が近づいて接触し
たまま搬送されないにようにする引き離し効果が奏され
るようにしている。
【0083】すなわち、図6および図7(A)の実施形
態においては、補助ガイド11Bの主ガイド11A対向
面の略中程の高さから、該補助ガイド11Bと主ガイド
11A間の間隔を上方から下方に行くにしたがって徐々
に狭くするように傾斜する傾斜ガイド11Cを設けた例
である。図7(B)の実施形態においては、前記補助ガ
イド11Dが傾斜部のみを有する場合であり、すなわち
前記補助ガイド11D自身が該補助ガイド11Dと主ガ
イド11A間の間隔を上方から下方に行くにしたがって
徐々に狭くするように傾斜している例である。図7
(C)の実施形態においては、補助ガイド11Bの主ガ
イド11A対向面の頂部から、該補助ガイド11Bと主
ガイド11A間の間隔を上方から下方に行くにしたがっ
て徐々に狭くするように傾斜する傾斜ガイド11Eを設
けた例である。
態においては、補助ガイド11Bの主ガイド11A対向
面の略中程の高さから、該補助ガイド11Bと主ガイド
11A間の間隔を上方から下方に行くにしたがって徐々
に狭くするように傾斜する傾斜ガイド11Cを設けた例
である。図7(B)の実施形態においては、前記補助ガ
イド11Dが傾斜部のみを有する場合であり、すなわち
前記補助ガイド11D自身が該補助ガイド11Dと主ガ
イド11A間の間隔を上方から下方に行くにしたがって
徐々に狭くするように傾斜している例である。図7
(C)の実施形態においては、補助ガイド11Bの主ガ
イド11A対向面の頂部から、該補助ガイド11Bと主
ガイド11A間の間隔を上方から下方に行くにしたがっ
て徐々に狭くするように傾斜する傾斜ガイド11Eを設
けた例である。
【0084】図8は、本発明のターンテーブル上の整流
ガイドの配置に係る他の実施形態を示している。図8
(A)の実施形態においては、主ガイド112Aのター
ンテーブル本体外周縁の2点(始点と終点)間の距離が
図1の例より狭く形成されているれいであり、図8
(B)の実施形態においては、主ガイド114Aのター
ンテーブル本体外周縁の2点(始点と終点)が、ターン
テーブルの中心に対して約180度離れて相対向してい
る例である。図8(C)の実施形態においては、主ガイ
ド111Aと補助ガイド111Bが直線状に配置された
の例である。図8(D)の実施形態においては、図8
(C)の直線状に対して曲線状に主ガイド113Aと補
助ガイド113Bが配置されたの例である。これらの整
流ガイドの配置は、ターンテーブルが各図の矢印の如く
右回転の場合であり、ターンテーブルが左回転の場合
は、当然、線対称(裏表の関係)に配置されなければな
らない。
ガイドの配置に係る他の実施形態を示している。図8
(A)の実施形態においては、主ガイド112Aのター
ンテーブル本体外周縁の2点(始点と終点)間の距離が
図1の例より狭く形成されているれいであり、図8
(B)の実施形態においては、主ガイド114Aのター
ンテーブル本体外周縁の2点(始点と終点)が、ターン
テーブルの中心に対して約180度離れて相対向してい
る例である。図8(C)の実施形態においては、主ガイ
ド111Aと補助ガイド111Bが直線状に配置された
の例である。図8(D)の実施形態においては、図8
(C)の直線状に対して曲線状に主ガイド113Aと補
助ガイド113Bが配置されたの例である。これらの整
流ガイドの配置は、ターンテーブルが各図の矢印の如く
右回転の場合であり、ターンテーブルが左回転の場合
は、当然、線対称(裏表の関係)に配置されなければな
らない。
【0085】いずれの整流ガイドにおいても、主ガイド
111A,112A,113A,114Aは、ターンテ
ーブル本体外周縁の2点と連絡して前記中央開口部の内
周縁に近接し該中央開口部内周縁との間に最小幅部11
1b,112b,113b,114bを形成する最小幅
形成部と、投入された物品が該最小幅形成部に向かうよ
うに物品を導く搬入ガイド部と、該最小幅形成部を通過
した物品が前記搬送装置に向かうように物品を導く搬出
ガイド部と、を有し、補助ガイド111B,112B,
113B,114Bは、前記搬出ガイド部に略沿って設
けられ該搬出ガイド部との間を物品が通って前記搬送装
置に向かうように物品を導くように構成されている。
111A,112A,113A,114Aは、ターンテ
ーブル本体外周縁の2点と連絡して前記中央開口部の内
周縁に近接し該中央開口部内周縁との間に最小幅部11
1b,112b,113b,114bを形成する最小幅
形成部と、投入された物品が該最小幅形成部に向かうよ
うに物品を導く搬入ガイド部と、該最小幅形成部を通過
した物品が前記搬送装置に向かうように物品を導く搬出
ガイド部と、を有し、補助ガイド111B,112B,
113B,114Bは、前記搬出ガイド部に略沿って設
けられ該搬出ガイド部との間を物品が通って前記搬送装
置に向かうように物品を導くように構成されている。
【0086】図9は、本発明の搬送装置3におけるガイ
ド板の配置に係る他の実施形態を示しており、図1と同
じものは同一符号を付している。この実施形態において
は、図1の例における第1のガイド板46、第2のガイ
ド板47、第3のガイド板48および第1の縦置きコン
ベヤ49を廃し、代わりに分別コンベヤ37の搬送路両
側に該搬送路が上方から下方に行くにしたがって徐々に
狭くするように傾斜部を有する傾斜ガイド120を設け
たものであり、物品が搬送路内側に誘導され安定して姿
勢を変えることなく搬送される。なお、プラスチック識
別装置4の測定ヘッド38設置位置の手前位置には、分
別コンベヤ37の搬送路を挟んだ測定ヘッド38設置位
置の反対側に傾斜ガイド120と同じ断面を持ち搬送路
側部から斜め前方に延びる傾斜ガイド121が設けられ
ており、この傾斜ガイド121により、プラスチック廃
棄物1をプラスチック識別装置4の測定ヘッド38設置
位置に方向付けて、如何なるサイズのプラスチック廃棄
物でも、必ずプラスチック識別装置4の測定ヘッド38
設置位置を通過するようにしている。
ド板の配置に係る他の実施形態を示しており、図1と同
じものは同一符号を付している。この実施形態において
は、図1の例における第1のガイド板46、第2のガイ
ド板47、第3のガイド板48および第1の縦置きコン
ベヤ49を廃し、代わりに分別コンベヤ37の搬送路両
側に該搬送路が上方から下方に行くにしたがって徐々に
狭くするように傾斜部を有する傾斜ガイド120を設け
たものであり、物品が搬送路内側に誘導され安定して姿
勢を変えることなく搬送される。なお、プラスチック識
別装置4の測定ヘッド38設置位置の手前位置には、分
別コンベヤ37の搬送路を挟んだ測定ヘッド38設置位
置の反対側に傾斜ガイド120と同じ断面を持ち搬送路
側部から斜め前方に延びる傾斜ガイド121が設けられ
ており、この傾斜ガイド121により、プラスチック廃
棄物1をプラスチック識別装置4の測定ヘッド38設置
位置に方向付けて、如何なるサイズのプラスチック廃棄
物でも、必ずプラスチック識別装置4の測定ヘッド38
設置位置を通過するようにしている。
【0087】以上の実施形態においては、ターンテーブ
ル本体からのプラスチック廃棄物1を、プラスチック識
別装置4で材質を判別しその識別装置4の判別結果に基
づいて分別排出装置6で分別を行ったが、これらの機械
的手段を用いず人手による物品の識別や分別作業を行う
ようにしてもよい。そのような例としては、可視光線と
特殊なフィルターおよび専用メガネを使用した検知方法
が知られている。この方法によるとPETの容器は光
り、HDPEは半透明に見え、さらに他の樹脂もそれぞ
れ独自の色に光るので、プラスチック廃棄物1を視覚的
に区別し、手動で選別することができる。
ル本体からのプラスチック廃棄物1を、プラスチック識
別装置4で材質を判別しその識別装置4の判別結果に基
づいて分別排出装置6で分別を行ったが、これらの機械
的手段を用いず人手による物品の識別や分別作業を行う
ようにしてもよい。そのような例としては、可視光線と
特殊なフィルターおよび専用メガネを使用した検知方法
が知られている。この方法によるとPETの容器は光
り、HDPEは半透明に見え、さらに他の樹脂もそれぞ
れ独自の色に光るので、プラスチック廃棄物1を視覚的
に区別し、手動で選別することができる。
【0088】以上の実施形態においては、物品として、
プラスチック廃棄物の分別に適用した例について説明し
たが、その他の物品の分別に適用してもよく、この物品
の材質、形状、大きさ等の各種の任意の基準に基づく種
類を識別するようにしてもよく、また種々の識別装置も
用いることができる。
プラスチック廃棄物の分別に適用した例について説明し
たが、その他の物品の分別に適用してもよく、この物品
の材質、形状、大きさ等の各種の任意の基準に基づく種
類を識別するようにしてもよく、また種々の識別装置も
用いることができる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る分別装置によれば、大きさや形状の異なる物品で
あっても確実に1列に整列でき、搬送途中での物品の詰
まりや停滞等が生じぜず、スムーズな搬送を行うことが
でき、例えば、大きさや形状が大幅に異なることが多い
プラスチックの種類を識別して、種類毎に分別する装置
に適用して好適なものであり、分別をスムーズに行える
という利点がある。
に係る分別装置によれば、大きさや形状の異なる物品で
あっても確実に1列に整列でき、搬送途中での物品の詰
まりや停滞等が生じぜず、スムーズな搬送を行うことが
でき、例えば、大きさや形状が大幅に異なることが多い
プラスチックの種類を識別して、種類毎に分別する装置
に適用して好適なものであり、分別をスムーズに行える
という利点がある。
【0090】請求項2に係る発明によれば、補助ガイド
が傾斜部を有するようにすることによって、物品の形状
や大きさに係わらず、確実に主ガイドの搬出ガイド部に
沿って物品を移動することができ、物品同士が近づいて
接触したまま搬送されないにようにする引き離し効果を
より効果的に奏することができる。請求項3に係る発明
によれば、補助ガイドのターンテーブル本体内周側の端
部を、前記中央開口部内周縁からさらに内側に所定長さ
延設したから、前記最小幅部からターンテーブル外周縁
への物品の流れをスムーズにすることができる。
が傾斜部を有するようにすることによって、物品の形状
や大きさに係わらず、確実に主ガイドの搬出ガイド部に
沿って物品を移動することができ、物品同士が近づいて
接触したまま搬送されないにようにする引き離し効果を
より効果的に奏することができる。請求項3に係る発明
によれば、補助ガイドのターンテーブル本体内周側の端
部を、前記中央開口部内周縁からさらに内側に所定長さ
延設したから、前記最小幅部からターンテーブル外周縁
への物品の流れをスムーズにすることができる。
【0091】請求項4および5に係る発明によれば、落
とし込み部に落とし込まれて除外された物品を、コンベ
ヤ等によって、容易に再度ターンテーブル本体に供給す
ることができる。請求項6に係る発明によれば、搬送装
置により移送された物品が、機械的に識別分別が行われ
るので、省力化が行えると共に、正確な識別作業が可能
となり、ひいては、分別をスムーズに行えるという利点
がある。
とし込み部に落とし込まれて除外された物品を、コンベ
ヤ等によって、容易に再度ターンテーブル本体に供給す
ることができる。請求項6に係る発明によれば、搬送装
置により移送された物品が、機械的に識別分別が行われ
るので、省力化が行えると共に、正確な識別作業が可能
となり、ひいては、分別をスムーズに行えるという利点
がある。
【0092】請求項7に係る発明によれば、コンベヤに
より物品を搬送しつつ、その種類を識別できる。請求項
8に係る発明によれば、物品の種類を示す該識別信号か
ら予め物品の種類に対応して定めた所定のエアジェット
ノズルを選択し、そのエアジェットノズルのエア通路を
開閉する開閉手段に、識別した物品が該エアジェットノ
ズル位置近傍までくる時間後に、開信号を予め定めた時
間出力し、該エアジェットノズルから予め定めた時間だ
けエアジェットを噴出させるので、物品の搬送位置とエ
アジェットノズルによるエア噴出とのタイミングが確実
に取れ、識別した物品のみを確実に吹き飛ばすことがで
きる。
より物品を搬送しつつ、その種類を識別できる。請求項
8に係る発明によれば、物品の種類を示す該識別信号か
ら予め物品の種類に対応して定めた所定のエアジェット
ノズルを選択し、そのエアジェットノズルのエア通路を
開閉する開閉手段に、識別した物品が該エアジェットノ
ズル位置近傍までくる時間後に、開信号を予め定めた時
間出力し、該エアジェットノズルから予め定めた時間だ
けエアジェットを噴出させるので、物品の搬送位置とエ
アジェットノズルによるエア噴出とのタイミングが確実
に取れ、識別した物品のみを確実に吹き飛ばすことがで
きる。
【0093】請求項9に係る発明によれば、搬送装置の
速度センサー等が不要となり、物品の搬送位置とエアジ
ェットノズルによるエア噴出とのタイミングが簡単な機
構で確実に取れ、識別した物品のみを確実に吹き飛ばす
ことができる。請求項10に係る発明によれば、仕切り
板によって区画され物品の種類に対応した各分別排出部
に物品がエアジェットノズルにより吹き飛ばされれるの
で、種類の異なる物品同士が混ざることがなく、物品を
スピーディーに次々と分別することができる。
速度センサー等が不要となり、物品の搬送位置とエアジ
ェットノズルによるエア噴出とのタイミングが簡単な機
構で確実に取れ、識別した物品のみを確実に吹き飛ばす
ことができる。請求項10に係る発明によれば、仕切り
板によって区画され物品の種類に対応した各分別排出部
に物品がエアジェットノズルにより吹き飛ばされれるの
で、種類の異なる物品同士が混ざることがなく、物品を
スピーディーに次々と分別することができる。
【0094】請求項11に係る発明によれば、近赤外線
を利用した分光分析法によってプラスチックの材質を識
別でき、プラスチックの材質毎の分別が実行され、プラ
スチックのリサイクル化に有効である。請求項12に係
る発明によれば、プラスチックを構成する主成分の材質
を識別して分別することができると共に、プラスチック
が汚れていて、その汚れによって識別が困難な場合で
も、残りの汚れの少ない部分で材質を識別できる。
を利用した分光分析法によってプラスチックの材質を識
別でき、プラスチックの材質毎の分別が実行され、プラ
スチックのリサイクル化に有効である。請求項12に係
る発明によれば、プラスチックを構成する主成分の材質
を識別して分別することができると共に、プラスチック
が汚れていて、その汚れによって識別が困難な場合で
も、残りの汚れの少ない部分で材質を識別できる。
【図1】 本発明に係る分別装置の一実施形態を示す平
面図
面図
【図2】 その正面図
【図3】 同上の実施形態におけるターンテーブルの詳
細を示す平面図
細を示す平面図
【図4】 同上の実施形態における搬送装置、識別装置
および分別排出装置からなるプラスチック分別システム
の概略図
および分別排出装置からなるプラスチック分別システム
の概略図
【図5】 同上の実施形態における測定ヘッドの概略図
【図6】 本発明に係る整流ガイドの他の実施形態を示
す平面図
す平面図
【図7】 (A)は同上の整流ガイドの他の実施形態の
縦断面図(図6中A−A矢視断面図)、(B)は整流ガ
イドのさらに他の実施形態を示す縦断面図、(C)は整
流ガイドのさらに他の実施形態を示す縦断面図
縦断面図(図6中A−A矢視断面図)、(B)は整流ガ
イドのさらに他の実施形態を示す縦断面図、(C)は整
流ガイドのさらに他の実施形態を示す縦断面図
【図8】 (A)〜(D)はそれぞれ本発明のターンテ
ーブル上の整流ガイドの配置に係る他の実施形態を示す
平面図
ーブル上の整流ガイドの配置に係る他の実施形態を示す
平面図
【図9】 本発明の搬送装置におけるガイド板の配置に
係る他の実施形態を示す図で、(A)は部分平面図、
(B)は(A)中A−A矢視断面図
係る他の実施形態を示す図で、(A)は部分平面図、
(B)は(A)中A−A矢視断面図
【図10】 従来の物品整列供給装置の平面図
1 プラスチック廃棄物 2 整列装置 3 搬送装置 4 識別装置 5 分別排出部 6 分別排出装置 8 ターンテーブル 9 物品投入部 10 物品排出部 11 整流ガイド 11A 主ガイド 11a 搬入ガイド部 11b 最小幅形成部 11c 搬出ガイド部 11B 補助ガイド 12 中央開口部 13 ターンテーブル本体 13b 最小幅部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸田 孝司 東京都大田区蒲田本町1丁目9番3号 株 式会社新潟鉄工所エンジニアリングセンタ ー内 (72)発明者 小川 斉 東京都大田区蒲田本町1丁目9番3号 株 式会社新潟鉄工所エンジニアリングセンタ ー内 (72)発明者 窪野 逸雄 東京都大田区蒲田本町1丁目9番3号 株 式会社新潟鉄工所エンジニアリングセンタ ー内
Claims (12)
- 【請求項1】投入された物品を搬送しつつ一列に整列し
て一つずつ排出する整列装置と、 前記整列装置から排出された物品を搬送する搬送装置で
あって、物品の種類を識別しその種類に応じて物品を分
別するエリアを搬送路またはその近傍に備えた搬送装置
と、 を含んで構成され、 前記整列装置は、投入された物品を前記搬送装置に搬送
するターンテーブルと、該ターンテーブルの上方に設け
られ、ターンテーブルにて搬送される物品を所定の姿勢
に整列する整流ガイドと、を含んで構成され、 前記ターンテーブルは、略円形の中央開口部が開設され
た環状のターンテーブル本体と、該ターンテーブル本体
の回転駆動装置と、を含んで構成され、 前記整流ガイドは、ターンテーブル本体外周縁の2点と
連絡して前記中央開口部の内周縁に近接し該中央開口部
内周縁との間に最小幅部を形成する最小幅形成部と、投
入された物品が該最小幅形成部に向かうように物品を導
く搬入ガイド部と、該最小幅形成部を通過した物品が前
記搬送装置に向かうように物品を導く搬出ガイド部と、
を有する主ガイドと、前記搬出ガイド部に略沿って設け
られ該搬出ガイド部との間を物品が通って前記搬送装置
に向かうように物品を導く補助ガイドと、から構成さ
れ、 前記ターンテーブル本体の中央開口部を、前記物品搬送
路からオーバーフローした物品の落とし込み部としたこ
とを特徴とする分別装置。 - 【請求項2】前記補助ガイドは、該補助ガイドと主ガイ
ド間の間隔を上方から下方に行くにしたがって徐々に狭
くするように傾斜する傾斜部を有することを特徴とする
請求項1記載の分別装置。 - 【請求項3】前記補助ガイドのターンテーブル本体内周
側の端部は、前記中央開口部内周縁からさらに内側に所
定長さ延設されていることを特徴とする請求項1または
2記載の分別装置。 - 【請求項4】前記ターンテーブル本体の中央開口部から
なる物品の落とし込み部と前記ターンテーブル本体の物
品投入部との間に設けられて、落とし込み部に落とし込
まれた物品をターンテーブル本体上に再循環させる再循
環装置を含んで構成されたことを特徴とする請求項1〜
3のうちいずれか1つに記載の分別装置。 - 【請求項5】前記再循環装置は、ターンテーブル本体の
中央開口部の下方位置から前記物品投入部まで配設され
たコンベヤからなることを特徴とする請求項4記載の分
別装置。 - 【請求項6】前記搬送装置は、 物品の種類を識別する識別装置と、 前記識別装置の識別結果に基づいて、物品をその種類に
応じて該搬送装置から分別排出する分別排出装置と、 を搬送路またはその近傍に備えたことを特徴とする請求
項1〜5のうちいずれか1つに記載の分別装置。 - 【請求項7】前記搬送装置は、一端部がターンテーブル
本体に接するコンベヤからなることを特徴とする請求項
6記載の分別装置。 - 【請求項8】前記分別排出装置は、識別装置からの識別
信号が入力されるシーケンサと、前記搬送装置の片側に
搬送路に沿って並列して識別信号の種類に応じて複数設
けられたエアジェットノズルと、を含んで構成され、 前記シーケンサは、前記識別信号を受けてから該識別信
号が示す種類に対応した所定時間後に、該識別信号が示
す種類に対応するエアジェットノズルのエア通路を開閉
する開閉手段に、開信号を予め定めた時間出力すること
を特徴とする請求項6〜7のうちいずれか1つに記載の
分別装置。 - 【請求項9】前記識別信号を受けてからの該識別信号が
示す種類に応じた所定時間とは、前記搬送装置を一定速
度に固定して、識別信号が示す種類に対応するエアジェ
ットノズルからのエアジェットで識別した物品を吹き飛
ばせるように、それぞれ識別信号が示す種類毎に予め設
定した時間であることを特徴とする請求項8記載の分別
装置。 - 【請求項10】前記搬送装置は、物品の種類に応じた複数
の分別排出部を搬送路またはその近傍に備え、各分別排
出部は、搬送装置の搬送路を挟んでエアジェットノズル
と反対側に、各エアジェットノズルと相対向するよう
に、仕切り板によって区画されて搬送路に沿って並列し
て複数設けられていることを特徴とする請求項6〜9の
うちいずれか1つに記載の分別装置。 - 【請求項11】前記物品がプラスチックであり、前記識別
装置として、近赤外線を利用した分光分析法によってプ
ラスチックの材質を識別するプラスチック識別装置が設
けられたことを特徴とする請求項6〜10のうちいずれ
か1つに記載の分別装置。 - 【請求項12】前記識別装置は、前記搬送装置の所定位置
設けられプラスチックの存在を検知する検知手段を含ん
で構成され、 その識別装置は、検知手段がプラスチックを検知してい
る間、所定時間単位毎に該プラスチックの材質判別を行
ってその材質判定データを蓄積し、検知手段がプラスチ
ックを検知しなくなったとき、蓄積された材質判別デー
タから材質を最終的に決定するように構成され、蓄積さ
れた材質判別データのうち最も数が多く判別された材質
を、最終的な判別材質とし、かつ、蓄積された材質判別
データのうち判定不能と判断されたデータを材質判別デ
ータから除き、残り材質判別データから最終的な判別材
質を決定する構成であることを特徴とする請求項11記
載の分別装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP24319397A JP3400931B2 (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 分別装置 |
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JP24319397A JP3400931B2 (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 分別装置 |
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JPH1176952A true JPH1176952A (ja) | 1999-03-23 |
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ID=17100225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP24319397A Expired - Fee Related JP3400931B2 (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 分別装置 |
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JP (1) | JP3400931B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2000335736A (ja) * | 1999-05-27 | 2000-12-05 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | プラスチックボトルの定量供給、搬送装置 |
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CN118635157A (zh) * | 2024-08-13 | 2024-09-13 | 山东港口科技集团潍坊有限公司 | 码头木片作业的智能化皮带输送巡检系统 |
-
1997
- 1997-09-08 JP JP24319397A patent/JP3400931B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3400931B2 (ja) | 2003-04-28 |
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