JPH1176947A - 紙葉類区分装置 - Google Patents
紙葉類区分装置Info
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- JPH1176947A JPH1176947A JP24648597A JP24648597A JPH1176947A JP H1176947 A JPH1176947 A JP H1176947A JP 24648597 A JP24648597 A JP 24648597A JP 24648597 A JP24648597 A JP 24648597A JP H1176947 A JPH1176947 A JP H1176947A
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- Japan
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- letters
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- conveying
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Abstract
(57)【要約】
【課題】紙葉類の短手方向搬送時には処理速度を低下さ
せる。 【解決手段】供給手段から供給する紙葉類の搬送方向を
選択する手段と、前記選択手段から入力された紙葉類の
搬送方向に従って紙葉類の搬送速度を制御する手段とを
備えた構成とした。
せる。 【解決手段】供給手段から供給する紙葉類の搬送方向を
選択する手段と、前記選択手段から入力された紙葉類の
搬送方向に従って紙葉類の搬送速度を制御する手段とを
備えた構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば郵便物など
の書状を宛先にしたがって区分する書状区分機などの紙
葉類区分装置に関する。
の書状を宛先にしたがって区分する書状区分機などの紙
葉類区分装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙葉類区分装置の一例として、はがきや
封筒などの郵便書状の区分機をあげて説明する。郵便区
分機は供給手段により1枚ずつ供給された書状が、搬送
手段により集積手段まで搬送される。その過程におい
て、書状の形状や硬さなどの形態の情報や、郵便番号や
宛名などの区分情報が取り込まれ、それらの情報を処理
した結果に従って所定の集積手段に書状を導く。
封筒などの郵便書状の区分機をあげて説明する。郵便区
分機は供給手段により1枚ずつ供給された書状が、搬送
手段により集積手段まで搬送される。その過程におい
て、書状の形状や硬さなどの形態の情報や、郵便番号や
宛名などの区分情報が取り込まれ、それらの情報を処理
した結果に従って所定の集積手段に書状を導く。
【0003】本郵便区分機で区分する郵便書状は、外形
寸法が120mm×235mm以内の定形郵便物である。図
2には書状の搬送方向と書状の向きについて示してお
り、一般に書状の長手方向を搬送方向としている。ま
た、図3には書状の長手方向搬送状態を示しており、書
状30の書状長L30と書状31の書状長L31が異な
る場合でも、常に書状間ピッチP1が一定になるように
前記供給手段から供給し、搬送速度V1で搬送してい
る。
寸法が120mm×235mm以内の定形郵便物である。図
2には書状の搬送方向と書状の向きについて示してお
り、一般に書状の長手方向を搬送方向としている。ま
た、図3には書状の長手方向搬送状態を示しており、書
状30の書状長L30と書状31の書状長L31が異な
る場合でも、常に書状間ピッチP1が一定になるように
前記供給手段から供給し、搬送速度V1で搬送してい
る。
【0004】この状態で短時間で多くの書状を処理しよ
うとする場合、搬送速度V1を速くして郵便物の供給枚
数を増やせばよい。しかし、書状の搬送速度を速くする
と書状を集積手段に集積した時、書状先端が壁面に衝突
して折れ曲がったり、書状が破れて中身が飛び出してし
まう恐れがある。このような書状へのダメージは搬送速
度の2乗に比例して増加するため、書状を痛めないよう
に搬送速度はなるべく低くすることが望ましい。また、
書状区分機の部品、例えばベアリングなどに対しても、
寿命の点で好ましくない。
うとする場合、搬送速度V1を速くして郵便物の供給枚
数を増やせばよい。しかし、書状の搬送速度を速くする
と書状を集積手段に集積した時、書状先端が壁面に衝突
して折れ曲がったり、書状が破れて中身が飛び出してし
まう恐れがある。このような書状へのダメージは搬送速
度の2乗に比例して増加するため、書状を痛めないよう
に搬送速度はなるべく低くすることが望ましい。また、
書状区分機の部品、例えばベアリングなどに対しても、
寿命の点で好ましくない。
【0005】しかし、搬送速度が遅いと仕様の処理速度
が満足できないため、書状の処理速度を向上させる方法
として、特開平4−205688 号公報に開示されているよう
に長手搬送と同一速度V1で書状を短手方向に搬送する
方法がある。この時の書状の向きを図4,搬送状態を図
5に示している。ここでは、官製はがきのような外形寸
法が同じである書状33の短手方向を搬送方向とし、書
状間ピッチP2を長手方向搬送時より狭く設定して搬送
している。
が満足できないため、書状の処理速度を向上させる方法
として、特開平4−205688 号公報に開示されているよう
に長手搬送と同一速度V1で書状を短手方向に搬送する
方法がある。この時の書状の向きを図4,搬送状態を図
5に示している。ここでは、官製はがきのような外形寸
法が同じである書状33の短手方向を搬送方向とし、書
状間ピッチP2を長手方向搬送時より狭く設定して搬送
している。
【0006】この搬送方法において多種多様の郵便書状
を扱った時の書状の搬送状態を図6に示す。書状長が異
なる書状34,書状35,書状36を一定のピッチP2
で搬送すると、書状34と書状35間のギャップ34
と、書状35と書状36間のギャップ35は異なる。そ
のため、書状間隔が広いところと狭いところができる。
書状間隔が狭すぎると、書状を集積手段に振り分けるゲ
ートに引っ掛かりやすくなり、ジャムが発生する可能性
がある。
を扱った時の書状の搬送状態を図6に示す。書状長が異
なる書状34,書状35,書状36を一定のピッチP2
で搬送すると、書状34と書状35間のギャップ34
と、書状35と書状36間のギャップ35は異なる。そ
のため、書状間隔が広いところと狭いところができる。
書状間隔が狭すぎると、書状を集積手段に振り分けるゲ
ートに引っ掛かりやすくなり、ジャムが発生する可能性
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の書状
区分機では、書状の搬送速度を上げたり、書状を一定ピ
ッチで短手方向に搬送して処理速度を向上させていた
が、これにより書状にダメージを与えたりゲートジャム
の発生要因が増える傾向にあった。
区分機では、書状の搬送速度を上げたり、書状を一定ピ
ッチで短手方向に搬送して処理速度を向上させていた
が、これにより書状にダメージを与えたりゲートジャム
の発生要因が増える傾向にあった。
【0008】そこで、本発明は書状を効率よく搬送し、
且つ書状ダメージやジャムの発生を抑えた信頼性の高い
紙葉類区分装置を提供することを目的としている。
且つ書状ダメージやジャムの発生を抑えた信頼性の高い
紙葉類区分装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するために、紙葉類を1通ずつ供給する供給手段
と、前記供給手段を制御する供給制御手段と、前記紙葉
類の情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段
で取得した情報を処理する情報処理手段と、前記情報処
理手段により処理された前記紙葉類を集積する集積手段
と、前記情報処理手段により処理された前記紙葉類を所
定の前記集積手段へ振り分ける振り分け手段と、前記紙
葉類を前記供給手段から前記集積手段まで搬送する搬送
手段とを有する紙葉類区分装置において、前記供給手段
から供給する紙葉類の搬送方向を選択する手段と、前記
選択手段から入力された紙葉類の搬送方向に従って紙葉
類の搬送速度を制御する手段とを備えたものである。
解決するために、紙葉類を1通ずつ供給する供給手段
と、前記供給手段を制御する供給制御手段と、前記紙葉
類の情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段
で取得した情報を処理する情報処理手段と、前記情報処
理手段により処理された前記紙葉類を集積する集積手段
と、前記情報処理手段により処理された前記紙葉類を所
定の前記集積手段へ振り分ける振り分け手段と、前記紙
葉類を前記供給手段から前記集積手段まで搬送する搬送
手段とを有する紙葉類区分装置において、前記供給手段
から供給する紙葉類の搬送方向を選択する手段と、前記
選択手段から入力された紙葉類の搬送方向に従って紙葉
類の搬送速度を制御する手段とを備えたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の紙葉類区分装置の
実施形態の一例である書状区分機の概略図である。この
実施形態の装置で取り扱う紙葉類の一例は、はがきや封
筒などの定形の郵便書状である。
実施形態の一例である書状区分機の概略図である。この
実施形態の装置で取り扱う紙葉類の一例は、はがきや封
筒などの定形の郵便書状である。
【0011】図1に示す書状区分機50は、書状1に記
された宛名やバーコードなどの区分情報を読み取り、こ
の区分情報によって書状の処理を行うものである。
された宛名やバーコードなどの区分情報を読み取り、こ
の区分情報によって書状の処理を行うものである。
【0012】まず、書状区分機50の構成要素を説明す
る。2は書状1を1通ずつ順次供給する供給手段であ
る。例えば、書状1を負圧によりベルトに吸着し、その
ベルトを移動することにより、書状1を1枚ずつ順次供
給する。3は書状1を搬送する搬送手段である。例え
ば、対向して移動するベルトからなり、書状1を挟んで
搬送する。
る。2は書状1を1通ずつ順次供給する供給手段であ
る。例えば、書状1を負圧によりベルトに吸着し、その
ベルトを移動することにより、書状1を1枚ずつ順次供
給する。3は書状1を搬送する搬送手段である。例え
ば、対向して移動するベルトからなり、書状1を挟んで
搬送する。
【0013】4は書状1の形態情報を測定する異物検知
手段であり、5は異物検知手段4の情報を受信し、本書
状区分機50で扱えない書状を判別する異物判別手段で
ある。例えば書状1の大きさや硬さが不適当であること
や2枚以上重なって供給されることを異常と判別する。
手段であり、5は異物検知手段4の情報を受信し、本書
状区分機50で扱えない書状を判別する異物判別手段で
ある。例えば書状1の大きさや硬さが不適当であること
や2枚以上重なって供給されることを異常と判別する。
【0014】6は書状1の姿勢を修正する第1の整位手
段であり、7は書状1に書かれた宛名を画像情報として
読み取る文字読み取り手段、8は書状1に宛名バーコー
ドが印刷されている場合、その宛名バーコードを画像情
報として読み取るバーコード読み取り手段である。第1
の整位手段6は、文字読み取り手段7やバーコード読み
取り手段8より上流側にあって、書状1の姿勢を整える
ことにより、読み取り精度を向上させる。12は厚み方
向に重ねられた書状1を供給手段2へ運搬するホッパで
ある。
段であり、7は書状1に書かれた宛名を画像情報として
読み取る文字読み取り手段、8は書状1に宛名バーコー
ドが印刷されている場合、その宛名バーコードを画像情
報として読み取るバーコード読み取り手段である。第1
の整位手段6は、文字読み取り手段7やバーコード読み
取り手段8より上流側にあって、書状1の姿勢を整える
ことにより、読み取り精度を向上させる。12は厚み方
向に重ねられた書状1を供給手段2へ運搬するホッパで
ある。
【0015】13は第1の振り分け手段であり、14は
リジェクト集積手段である。異物判別手段5で異常と判
断された書状1は区分せずに、第1の振り分け手段13
によって搬送方向を切り換えることにより、リジェクト
集積手段14へ導く。
リジェクト集積手段である。異物判別手段5で異常と判
断された書状1は区分せずに、第1の振り分け手段13
によって搬送方向を切り換えることにより、リジェクト
集積手段14へ導く。
【0016】15は第2の整位手段であり、16は書状
1にバーコードが印刷されていない場合に、バーコード
を印刷するバーコード印刷手段である。第2の整位手段
15はバーコード印刷手段16より上流側にあって、書
状1の姿勢を整えてからバーコードを印刷する。17は
バーコードが正常に印刷されたことを確認するバーコー
ド確認手段である。
1にバーコードが印刷されていない場合に、バーコード
を印刷するバーコード印刷手段である。第2の整位手段
15はバーコード印刷手段16より上流側にあって、書
状1の姿勢を整えてからバーコードを印刷する。17は
バーコードが正常に印刷されたことを確認するバーコー
ド確認手段である。
【0017】18は書状1を集積する集積手段、19は
書状1を各段に振り分ける第2の振り分け手段、20は
書状1を各集積手段18に振り分ける第3の振り分け手
段である。書状1は、文字読み取り手段7やバーコード
読み取り手段8によって得られた区分情報にしたがい、
第2の振り分け手段19や第3の振り分け手段20を切
り換えて、所定の集積手段18に区分される。
書状1を各段に振り分ける第2の振り分け手段、20は
書状1を各集積手段18に振り分ける第3の振り分け手
段である。書状1は、文字読み取り手段7やバーコード
読み取り手段8によって得られた区分情報にしたがい、
第2の振り分け手段19や第3の振り分け手段20を切
り換えて、所定の集積手段18に区分される。
【0018】22は搬送制御手段であり、文字認識手段
9とバーコード認識手段11とにより得られた区分情報
や、異物判別手段5での判別にしたがい、第1の振り分
け手段13と第2の振り分け手段19と第3の振り分け
手段20とを制御し、書状1を所定の集積手段13やリ
ジェクト集積手段9へ導く。
9とバーコード認識手段11とにより得られた区分情報
や、異物判別手段5での判別にしたがい、第1の振り分
け手段13と第2の振り分け手段19と第3の振り分け
手段20とを制御し、書状1を所定の集積手段13やリ
ジェクト集積手段9へ導く。
【0019】23は供給手段2を制御する供給制御手段
である。供給制御手段23は供給手段2の動作を制御す
ることによって、書状1の供給間隔を調整する。24は
搬送速度制御手段であり、書状の搬送方向すなわちホッ
パ12への書状のセット方向を選択する搬送方向選択手
段25からの入力信号により、書状の搬送手段3の速度
を制御する。
である。供給制御手段23は供給手段2の動作を制御す
ることによって、書状1の供給間隔を調整する。24は
搬送速度制御手段であり、書状の搬送方向すなわちホッ
パ12への書状のセット方向を選択する搬送方向選択手
段25からの入力信号により、書状の搬送手段3の速度
を制御する。
【0020】次に本区分機において書状を処理する方法
の一例について説明する。
の一例について説明する。
【0021】まず、搬送方向選択手段25で書状1の搬
送方向を長手方向または短手方向を選択すると、その選
択された搬送方向の書状長から仕様を満たす処理速度と
なる最適な供給速度,搬送速度を算出する。供給制御手
段23では前記の最適な供給速度で書状ギャップが一定
になるように書状の供給制御を行う。搬送速度制御手段
24では、前記の最適な搬送速度になるように書状搬送
ベルトの速度を制御する。
送方向を長手方向または短手方向を選択すると、その選
択された搬送方向の書状長から仕様を満たす処理速度と
なる最適な供給速度,搬送速度を算出する。供給制御手
段23では前記の最適な供給速度で書状ギャップが一定
になるように書状の供給制御を行う。搬送速度制御手段
24では、前記の最適な搬送速度になるように書状搬送
ベルトの速度を制御する。
【0022】図7は、書状の搬送方向に短手方向を選択
した時の書状の搬送状態を示している。本発明では、書
状間ギャップが一定になるように書状の供給制御を行
う。そのため、書状37,38,39のように、書状長
L37,L38,L39が各々異なる場合でも、書状3
7の後端から書状38の先端までのギャップG37や、
書状38の後端から書状39の先端までのギャップG3
8を一定にして搬送することができる。また、搬送速度
V2は長手方向搬送時の速度V1よりも低く設定し、且
つ処理速度を落とさない搬送速度とする。
した時の書状の搬送状態を示している。本発明では、書
状間ギャップが一定になるように書状の供給制御を行
う。そのため、書状37,38,39のように、書状長
L37,L38,L39が各々異なる場合でも、書状3
7の後端から書状38の先端までのギャップG37や、
書状38の後端から書状39の先端までのギャップG3
8を一定にして搬送することができる。また、搬送速度
V2は長手方向搬送時の速度V1よりも低く設定し、且
つ処理速度を落とさない搬送速度とする。
【0023】ここで、具体的に書状の短手搬送時の搬送
速度とギャップ長の設定方法の一例について説明する。
速度とギャップ長の設定方法の一例について説明する。
【0024】書状の処理速度Sは、書状の搬送速度V,
搬送方向の書状長L,書状間ギャップGによって決定さ
れ、次式で表わされる。
搬送方向の書状長L,書状間ギャップGによって決定さ
れ、次式で表わされる。
【0025】
【数1】 S=V/(L+G) …(数1) 上記(数1)式を用いて、例えば書状長148mmのはが
きを長手方向に3.4m/sで搬送し、毎時6万通の処
理を行う時の書状間のギャップGを求めると、56mmと
なる。
きを長手方向に3.4m/sで搬送し、毎時6万通の処
理を行う時の書状間のギャップGを求めると、56mmと
なる。
【0026】これを処理速度を落とさずに搬送速度を3
m/sに下げ、短手方向(書状長100mm)に搬送した
時の書状間のギャップを計算すると80mmとなる。
m/sに下げ、短手方向(書状長100mm)に搬送した
時の書状間のギャップを計算すると80mmとなる。
【0027】これより、長手方向を短手方向に変えて搬
送することにより、長手方向搬送時に比べて速度を約1
0%下げても処理速度が低下することなく、書状間ギャ
ップを長手方向搬送時より約24mm(1.4倍)広げるこ
とが可能となる。
送することにより、長手方向搬送時に比べて速度を約1
0%下げても処理速度が低下することなく、書状間ギャ
ップを長手方向搬送時より約24mm(1.4倍)広げるこ
とが可能となる。
【0028】また、例えば書状長235mmの封筒を長手
方向に3.4m/s で搬送し、毎時4万5千通の処理を
行う時の書状間のギャップGは37mmとなるが、搬送速
度を3m/sとして短手方向(書状長120mm)に搬送
すると、書状間ギャップは120mmに広げることができ
る。
方向に3.4m/s で搬送し、毎時4万5千通の処理を
行う時の書状間のギャップGは37mmとなるが、搬送速
度を3m/sとして短手方向(書状長120mm)に搬送
すると、書状間ギャップは120mmに広げることができ
る。
【0029】このように前記供給制御手段および前記搬
送速度制御手段では、書状の処理速度を落とさずに書状
搬送速度を下げ、常に所定の書状間ギャップになるよう
に書状の供給ならびに搬送速度の制御を行う。
送速度制御手段では、書状の処理速度を落とさずに書状
搬送速度を下げ、常に所定の書状間ギャップになるよう
に書状の供給ならびに搬送速度の制御を行う。
【0030】これまで説明したように、本実施例によれ
ば書状間ギャップが一定になるように供給制御を行うた
め、外形形状の異なる郵便物、例えばはがきや封筒など
を混在させて供給することができる。また、書状の長手
方向搬送時と同等の処理速度を維持しながら、書状の搬
送速度を低くすることができるため、例えばベアリング
等の機構部品の寿命の点で有利であるほか、書状集積時
の集積箱壁面への衝突ダメージを低く抑えることができ
る。さらに、書状間ギャップが広げられるため、書状を
集積箱に導き入れるゲートの開閉動作に余裕ができるほ
か、書状間ギャップが狭いことによるゲートでのジャム
の発生を抑えることができる。
ば書状間ギャップが一定になるように供給制御を行うた
め、外形形状の異なる郵便物、例えばはがきや封筒など
を混在させて供給することができる。また、書状の長手
方向搬送時と同等の処理速度を維持しながら、書状の搬
送速度を低くすることができるため、例えばベアリング
等の機構部品の寿命の点で有利であるほか、書状集積時
の集積箱壁面への衝突ダメージを低く抑えることができ
る。さらに、書状間ギャップが広げられるため、書状を
集積箱に導き入れるゲートの開閉動作に余裕ができるほ
か、書状間ギャップが狭いことによるゲートでのジャム
の発生を抑えることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、紙葉類の短手方向搬送
時には処理速度を低下させることなく搬送速度を下げる
ことができるため、集積箱への集積時のダメージを低く
抑えられる。また、紙葉類の間隔を広げて供給搬送する
ため、集積時のゲートジャムが発生しにくくなり、区分
装置の信頼性を向上させることができる。
時には処理速度を低下させることなく搬送速度を下げる
ことができるため、集積箱への集積時のダメージを低く
抑えられる。また、紙葉類の間隔を広げて供給搬送する
ため、集積時のゲートジャムが発生しにくくなり、区分
装置の信頼性を向上させることができる。
【図1】本発明の一実施形態である書状区分機の概略的
構成を示す図。
構成を示す図。
【図2】書状の長手方向搬送と書状の向きについて示す
模式図。
模式図。
【図3】長手方向の定ピッチ搬送の様子を示す模式図。
【図4】書状の短手方向搬送と書状の向きについて示す
模式図。
模式図。
【図5】同一寸法の書状の定ピッチ短手方向搬送を示す
模式図。
模式図。
【図6】異なる寸法の書状の定ピッチ短手方向搬送を示
す模式図。
す模式図。
【図7】本発明の定ギャップの短手方向搬送を示す模式
図。
図。
1,30,31,32,33,34,35,36,3
7,38,39…書状、2…供給手段、3…搬送手段、
4…異物検知手段、5…異物判別手段、6…第1の整位
手段、7…文字読み取り手段、8…バーコード読み取り
手段、9…文字認識手段、10…区分情報入力手段、1
1…バーコード認識手段、12…ホッパ、13…第1の
振り分け手段、14…リジェクト集積手段、15…第2
の整位手段、16…バーコード印刷手段、17…バーコ
ード確認手段、18…集積手段、19…第2の振り分け
手段、20…第3の振り分け手段、22…搬送制御手
段、23…供給制御手段、24…搬送速度制御手段、2
5…搬送方向選択手段、50…書状区分装置。
7,38,39…書状、2…供給手段、3…搬送手段、
4…異物検知手段、5…異物判別手段、6…第1の整位
手段、7…文字読み取り手段、8…バーコード読み取り
手段、9…文字認識手段、10…区分情報入力手段、1
1…バーコード認識手段、12…ホッパ、13…第1の
振り分け手段、14…リジェクト集積手段、15…第2
の整位手段、16…バーコード印刷手段、17…バーコ
ード確認手段、18…集積手段、19…第2の振り分け
手段、20…第3の振り分け手段、22…搬送制御手
段、23…供給制御手段、24…搬送速度制御手段、2
5…搬送方向選択手段、50…書状区分装置。
Claims (1)
- 【請求項1】紙葉類を1通ずつ供給する供給手段と、前
記紙葉類の情報を取得する情報取得手段と、前記情報取
得手段で取得した情報を処理する情報処理手段と、前記
情報処理手段により処理された前記紙葉類を集積する集
積手段と、前記情報処理手段により処理された前記紙葉
類を所定の前記集積手段へ振り分ける振り分け手段と、
前記紙葉類を前記供給手段から前記集積手段まで搬送す
る搬送手段とを有する紙葉類区分装置において、 前記供給手段から供給する紙葉類の搬送方向を選択する
手段と、前記選択手段から入力された紙葉類の搬送方向
に従って紙葉類の搬送速度ならびに間隔を制御すること
を特徴とする紙葉類区分装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24648597A JPH1176947A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 紙葉類区分装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24648597A JPH1176947A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 紙葉類区分装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1176947A true JPH1176947A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17149109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24648597A Pending JPH1176947A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 紙葉類区分装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1176947A (ja) |
-
1997
- 1997-09-11 JP JP24648597A patent/JPH1176947A/ja active Pending
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