JPH1176727A - 空気清浄機の汚染度検知装置 - Google Patents

空気清浄機の汚染度検知装置

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JPH1176727A
JPH1176727A JP9249963A JP24996397A JPH1176727A JP H1176727 A JPH1176727 A JP H1176727A JP 9249963 A JP9249963 A JP 9249963A JP 24996397 A JP24996397 A JP 24996397A JP H1176727 A JPH1176727 A JP H1176727A
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JP
Japan
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pollution degree
digital signal
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contamination
converter
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JP9249963A
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Inventor
Kanehito Hara
謙仁 原
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Ricoh Elemex Corp
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Ricoh Elemex Corp
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスセンサ等の汚染度検出手段からのアナロ
グ出力が有している微小なゆらぎを補償し、ゆらぎがあ
っても正確な汚染度検知が行える汚染度検知装置を提供
する。 【解決手段】 前回の検出時の汚れデータと今回の検出
時の汚れデータとの差が所定値以下か否か比較する。そ
の比較結果が所定値以下のときは、前回の検出時の汚れ
データをもとに抵抗値変化量を算出し、これをテーブル
変換して汚染度情報に得る。所定値より大きいときは、
今回のデジタル信号をもとに抵抗値変化量を算出し、こ
れをテーブル変換して汚染度情報を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気清浄機にお
いて、空気の汚れに応じて各部の制御をしたり、汚染度
を表示したりするための汚染度検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に、汚染度検知装置を備えた空気清
浄機の概要構成を示す。この空気清浄機は、室内の空気
の汚れをアナログ電気信号として検出する汚染度検出手
段1と、そのアナログ信号をデジタル信号に変換するA
/Dコンバータ2と、そのデジタル信号から制御や表示
のための汚染度情報を生成する制御部3と、室内の空気
を機内に取り込むためのファン4と、該ファン4の風量
を複数段階に切り替えるための風量切替手段5と、取り
込んだ空気から粉塵等を取り除くための集塵ユニット6
と、集塵ユニット6に静電界を発生させるための高電圧
ユニット7と、制御部3からの汚染度情報や風量情報な
どを操作者に知らせるための表示部8と、操作者が機器
の操作を行うための操作部9とから構成されている。
【0003】従来において制御部3は、図2に示すよう
に、A/Dコンバータ2からのデジタル信号を汚れデー
タとして入力し、これから抵抗値変化量を算出して、こ
れを汚染度情報に変換するだけであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、汚染度検出
手段1としては、ガスセンサ等のアナログ電圧を出力す
るものが一般的である。したがって、その出力には微小
なゆらぎが必ず存在する。センサの出力Eは、直流成分
をV、ゆらぎをΔVとすると、E=V+ΔVで表せる。
【0005】ここで、図3に示すように、A/Dコンバ
ータ2の変換閾値がV+ΔVmax/2にあり、このとき
の変換値がNである場合、変換値はΔVによりN、N−
1の両方をゆらぐことになる。ΔVをいくら小さくして
も、零でない限りは、このような事態の発生頻度は少な
くなることはあっても、生じる可能性は零ではない。多
くの場合、A/D変換値は8ビットデジタル値を用いて
おり、このゆらぎによる誤差は、A/D変換値のダイナ
ミックレンジが1から255であるので、大したことは
ないように見える。
【0006】しかしながら、ガスセンサ等を用いた場合
には、汚れの程度がセンサ内の抵抗変化量に現れるた
め、センサの信号を抵抗変化量に換算するために、次の
数1のような変換を行い、汚染度情報Dを生成してい
る。
【0007】
【数1】
【0008】ただし、Vccは電源電圧、Vsはセンサ出
力、Voは基準値出力(ともにA/D変換後の値)であ
り、基準値とは汚染度情報=0を想定した値である。
【0009】次に、数1をVSで偏微分すると次の数2
のようになる。
【0010】
【数2】
【0011】このとき、Vsが零に近い場合、数2の絶
対値は極めて大きくなり、微小なVsの変化でもDが大
きく変動してしまうことがわかる。この結果、前述のよ
うなセンサ出力のゆらぎによりA/D変換での変換値1
の誤差を生じ、汚染度の大きな誤差を招く可能性があ
る。
【0012】そこで、この発明は、ガスセンサ等の汚染
度検出手段からのアナログ出力が有している微小なゆら
ぎを補償し、ゆらぎがあっても正確な汚染度検知が行え
る汚染度検知装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、センサ出力の微小変動に対しては、新たに汚染度を
算出しないことにより、上記の目的を達成する。すなわ
ち、請求項1に記載の空気清浄機の汚染度検知装置は、
空気の汚れをアナログ電気信号として検出する汚染度検
出手段と、そのアナログ信号をデジタル信号に変換する
A/Dコンバータと、そのデジタル信号から制御や表示
のための汚染度情報を生成する制御部とを有する空気清
浄機の汚染度検知装置において、前回の検出時のデジタ
ル信号と今回の検出時のデジタル信号との差が所定値以
下か否か比較する差比較手段と、その比較結果が所定値
以下のときは、前回の検出時のデジタル信号をもとに汚
染度情報を生成し、所定値より大きいときは、今回のデ
ジタル信号をもとに汚染度情報を生成する汚染度情報生
成手段とを、制御部に備えたことを特徴とする。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の空気清浄機の汚染度検知装置において、差比較手段
が、A/Dコンバータからの今回のデジタル信号とバッ
ファにストアされている前回のデジタル信号との差の比
較を行う。また、汚染度情報生成手段は、差比較手段の
比較結果が所定値以下のときは、バッファにストアされ
ている前回のデジタル信号から汚染度検出手段の抵抗値
変化量を算出して、これを汚染度情報に変換し、また所
定値より大きいときは、今回のデジタル信号から抵抗値
変化量を算出して、これを汚染度情報に変換するととも
に、バッファの更新を行う。
【0015】請求項3に記載の発明は、センサ出力が飽
和した状態であるか否かも判断した上で、新たな汚染度
算出を行うか否かを決めることで、汚染度検知の精度を
高める。すなわち、請求項2に記載の空気清浄機の汚染
度検知装置の構成に加え、設定時間内におけるA/Dコ
ンバータからのデジタル信号の変化から汚染度検出手段
が飽和状態であるか否かを判断する飽和状態判断手段を
制御部に備えている。そして、汚染度情報生成手段は、
飽和状態判断手段の判断結果が飽和状態でないとき、お
よびその判断結果が飽和状態であっても差比較手段の比
較結果が所定値より大きいときは、今回のデジタル信号
から抵抗値変化量を算出して、これを汚染度情報に変換
するとともに、バッファの更新を行い、また飽和状態判
断手段の判断結果が飽和状態でしかも差比較手段の比較
結果が所定値以下のときは、バッファにストアされてい
る前回のデジタル信号から抵抗値変化量を算出して、こ
れを汚染度情報に変換する。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の空気清浄機の汚染度検知装置において、飽和状態判断
手段が、タイマの設定時間内におけるA/Dコンバータ
からのデジタル信号の最大値と最小値との差から汚染度
検出手段が飽和状態であるか否かを判断する。
【0017】請求項5に記載の発明は、センサ出力に対
して下限値を設け、センサ出力が下限値以下であるとき
はその下限値に特定することで、センサ出力の微小変動
による影響をなくす。すなわち、請求項5に記載の空気
清浄機の汚染度検知装置は、A/Dコンバータからのデ
ジタル信号が下限値以下か否か判断する下限値判断手段
と、その判断結果が下限値以下のときは、この下限値か
ら前記汚染度検出手段の抵抗値変化量を算出して、これ
を汚染度情報に変換し、また下限値より大きいときは、
A/Dコンバータからのデジタル信号から汚染度検出手
段の抵抗値変化量を算出して、これを汚染度情報に変換
する汚染度情報生成手段とを、制御部に備えたことを特
徴とする。
【0018】請求項6に記載の発明は、センサ出力を複
数回積算後、切り捨て平均することで、センサ出力の微
小変動による影響をなくす。すなわち、請求項6に記載
の空気清浄機の汚染度検知装置は、A/Dコンバータか
らのデジタル信号を所定複数回検出分だけ積算して切り
捨て平均し、その値から汚染度検出手段の抵抗値変化量
を算出して、これを汚染度情報に変換する汚染度情報生
成手段を、制御部に備えたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を、
図面にしたがい説明する。
【0020】図4に、図1に示した制御部3により行う
この発明の第1の実施形態の汚染度検知の動作フローチ
ャートを示す。なお、図1のA/Dコンバータ2からの
デジタル信号(以下、「汚れデータ」と言う)は8ビッ
トデータであり、数値は0〜255の範囲で、変換時間
は任意とする。
【0021】図4において、A/Dコンバータ2から制
御部3に入力された汚れデータは、先ずステップS1で
汚れなしに相当する基準値と比較される。このとき、汚
れデータが基準値より小さいと、汚れなしとしてステッ
プS2で抵抗値変化量に0を代入してから、ステップS
3で当該汚れデータを基準値に代入するとともに、汚れ
データを汚れバッファにストアし、ステップS4で汚染
度検出手段1の抵抗値変化量(このときは0)をテーブ
ル変換して汚染度情報を得る。
【0022】一方、ステップS1において汚れデータが
基準値より大きいときは、ステップS5で、今回検出時
の汚れデータと、汚れバッファにストアされている前回
検出時の汚れデータとの差を比較し、その差の絶対値が
2以上である場合は、ステップS6に進み、今回検出時
の汚れデータをもとに抵抗値変化量を算出してから、ス
テップS7で汚れバッファを更新、つまり今回検出時の
汚れデータを汚れバッファにストアする。
【0023】また、ステップS5での差の絶対値が1以
下である場合には、ゆらぎによる変動であると判定し
て、ステップS8に進み、汚れバッファにストアされて
いる前回検出時の汚れデータをもとに抵抗値変化量を算
出し、汚れバッファの更新は行わない。
【0024】ステップ6へ進んだ場合、およびステップ
8に進んだ場合のいずれの場合も、算出した抵抗値変化
量をステップS4でテーブル変換して汚染度情報を得
る。
【0025】このように、ガスセンサ等を用いて汚れを
検出して汚染度を算出する場合に、A/D変換値近傍で
微小なゆらぎが発生しても、ゆらぎ量がA/変換後±1
以内であれば、前回検出時の汚れデータをもとに汚染度
情報の変換を行うため、汚染度情報はゆらぎの影響を受
けない。したがって、ゆらぎによる汚染度情報の変化は
なくなる。
【0026】次に、図5に示す第2の実施形態について
説明する。この実施形態では、汚れデータのゆらぎによ
る影響が基準値近傍で顕著に生じることに着目し、これ
を解決しようとするもので、図4に示す構成に、汚染度
検出手段1が飽和状態であるか否かを判断する機能を制
御部3にさらに付加したものである。
【0027】この制御では、タイマに任意の処理時間を
設定し、この処理時間を基本時間単位として処理を行
い、この処理時間内での汚れデータの最大値と最小値を
抽出し、その差により汚染度検出手段1が飽和状態であ
るか否かを判断し、飽和状態であれば、ゆらぎをなくす
制御を行う。
【0028】すなわち、図5において、先ずステップS
9でタイマの計測値が処理時間内であるか否か判断し、
処理時間内であればステップS10で最大値の更新、ス
テップS11で最小値の更新を逐次行う。次に、ステッ
プS12で、飽和フラグがセットされているか否か、つ
まり飽和状態であるか(飽和フラグセット)、飽和状態
ではないか(飽和フラグリセット)の判定を行う。ここ
で、飽和状態であれば、ステップS1〜S8により図4
と同様の処理を行う。
【0029】一方、飽和状態でないときは、ステップS
1およびステップS5を経ないでステップS6へジャン
プし、今回検出時の汚れデータをもとに抵抗値変化量を
算出してから、ステップS7で汚れバッファを更新す
る。
【0030】ステップS9でタイマの計測値が設定した
処理時間を越えたときは、ステップS13で汚れデータ
の最大値と最小値の差を求め、その差が一定値以内であ
れば飽和状態であると判定してステップS14で飽和フ
ラグをセットし、また差が一定値より大きいときはステ
ップS15で飽和フラグをリセットする。次に、ステッ
プS16で最大値を初期化し、ステップS17で最小値
を初期化し、タイマをクリアする。
【0031】次に、図6に示す第3の実施形態について
説明する。この実施形態も、汚れデータのゆらぎによる
影響が基準値近傍で顕著に生じることに鑑みたものであ
るが、この制御では、汚れデータに対して下限値を設定
し、汚れデータが下限値以下であれば下限値として処理
する。
【0032】すなわち、図6において、ステップS18
で汚れデータが下限値以下であるか否か判断し、下限値
以下であれば、ステップS19でこの下限値を汚れデー
タに代入してから、ステップS20でその汚れデータか
ら抵抗値変化量を算出し、これをステップS21でテー
ブル変換して汚染度情報を得る。
【0033】また、汚れデータが下限値より大きいとき
は、当該汚れデータそのものから抵抗値変化量を算出す
る。
【0034】最後に、図7に示す第4の実施形態は、汚
れデータを複数回積算し、切り捨て平均することで、ゆ
らぎをなくすものである。
【0035】いま、空気中の汚れが一定の状態であると
して、そのときのA/D変換後の汚れデータにおいて、
直流分をV、ゆらぎをΔVとし、汚れデータをN回加算
して平均化した場合を想定する。このときの加算結果〓
Vは次の数3で与えられ、そして平均後の値Sは数4で
与えられる。
【0036】
【数3】
【0037】
【数4】
【0038】ここで、ゆらぎを充分小さくすると、ΔV
のとり得る値は、0か1かのいずれかである。また、N
回の変換中、N回共0である場合または1である場合
は、ゆらぎがないと定義できることを考慮すると、数4
の右辺の第二項は次の数5で示す値域をとる。
【0039】
【数5】
【0040】したがって、Sにおいて切り捨てを行う
と、1未満は切り捨てられ、数4の右辺の第二項は0と
なるので、その結果S=Vとなり、ゆらぎΔVの影響を
受けなくなる。
【0041】図7の実施形態は、制御部3がこのような
理論に基づいて汚れデータを処理するもので、この制御
では、図8に示すように過去の汚れデータが順にn個の
汚れバッファ1〜n−1に格納されている。そこで、先
ず図7のステップS22で、これらn個の汚れバッファ
から汚れデータを読み出し、これらと今回の汚れデータ
とを合わせてステップS23で積算し、レジスタSに保
管する。ここで、汚れデータが8ビットで、nが16で
ある場合、レジスタSは12ビット以上のものを使用
し、ビット落ちのないようにする。
【0042】次に、ステップS24でSをnで切り捨て
除算することで、数3および数4の式を実現する。この
後、ステップS24でSを汚れデータとして抵抗値変化
量を算出し、これをステップS26でテーブル変換して
汚染度情報を得る。最後に、汚れバッファ1〜n−1を
更新する。
【0043】
【発明の効果】請求項1および2に記載の発明は、前回
の検出時の汚れデータと今回の検出時の汚れデータとの
差が所定値以下のときは、前回の検出時の汚れデータを
もとに汚染度情報を生成するので、汚染度情報はゆらぎ
の影響を受けない。したがって、ゆらぎによる汚染度情
報の変化はなくなる。
【0044】請求項3および4に記載の発明は、上記の
発明に加え、センサ出力が飽和した状態であるか否かも
判断した上で、新たな汚染度算出を行うか否かを決める
ので、汚染度検知の精度が向上する。
【0045】請求項5に記載の発明は、センサ出力に対
して下限値を設け、センサ出力が下限値以下であるとき
はその下限値に特定するので、センサ出力の微小変動に
よる影響をなくすことができる。
【0046】請求項6に記載の発明は、センサ出力を複
数回積算後、切り捨て平均するので、センサ出力の微小
変動による影響をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】汚染度検知装置を備えた空気清浄機の概要構成
を示すブロック図である。
【図2】従来の汚染度検知装置の検知処理のフローチャ
ートである。
【図3】センサ出力とゆらぎの関係を示すグラフであ
る。
【図4】この発明の第1の実施形態の検知処理のフロー
チャートである。
【図5】この発明の第2の実施形態の検知処理のフロー
チャートである。
【図6】この発明の第3の実施形態の検知処理のフロー
チャートである。
【図7】この発明の第4の実施形態の検知処理のフロー
チャートである。
【図8】同上における汚れデータと汚れバッファの関係
を示す図である。
【符号の説明】
1 汚染度検出手段 2 A/Dコンバータ 3 制御部 4 ファン 5 風量切替手段 6 集塵ユニット 7 高電圧ユニット 8 表示部 9 操作部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気の汚れをアナログ電気信号として検
    出する汚染度検出手段と、そのアナログ信号をデジタル
    信号に変換するA/Dコンバータと、そのデジタル信号
    から制御や表示のための汚染度情報を生成する制御部と
    を有する空気清浄機の汚染度検知装置において、前回の
    検出時の前記デジタル信号と今回の検出時のデジタル信
    号との差が所定値以下か否か比較する差比較手段と、そ
    の比較結果が所定値以下のときは、前回の検出時のデジ
    タル信号をもとに汚染度情報を生成し、所定値より大き
    いときは、今回のデジタル信号をもとに汚染度情報を生
    成する汚染度情報生成手段とを、前記制御部に備えたこ
    とを特徴とする、空気清浄機の汚染度検知装置。
  2. 【請求項2】 前記差比較手段は、前記A/Dコンバー
    タからの今回のデジタル信号とバッファにストアされて
    いる前回のデジタル信号との差の比較を行い、前記汚染
    度情報生成手段は、該差比較手段の比較結果が所定値以
    下のときは、前記バッファにストアされている前回のデ
    ジタル信号から前記汚染度検出手段の抵抗値変化量を算
    出して、これを汚染度情報に変換し、また所定値より大
    きいときは、今回のデジタル信号から抵抗値変化量を算
    出して、これを汚染度情報に変換するとともに、前記バ
    ッファの更新を行うことを特徴とする、請求項1に記載
    の空気清浄機の汚染度検知装置。
  3. 【請求項3】 設定時間内における前記A/Dコンバー
    タからのデジタル信号の変化から前記汚染度検出手段が
    飽和状態であるか否かを判断する飽和状態判断手段を前
    記制御部に備え、前記汚染度情報生成手段は、その飽和
    状態判断手段の判断結果が飽和状態でないとき、および
    その判断結果が飽和状態であっても前記差比較手段の比
    較結果が所定値より大きいときは、今回のデジタル信号
    から抵抗値変化量を算出して、これを汚染度情報に変換
    するとともに、前記バッファの更新を行い、また前記飽
    和状態判断手段の判断結果が飽和状態でしかも前記差比
    較手段の比較結果が所定値以下のときは、前記バッファ
    にストアされている前回のデジタル信号から抵抗値変化
    量を算出して、これを汚染度情報に変換することを特徴
    とする、請求項2に記載の空気清浄機の汚染度検知装
    置。
  4. 【請求項4】 前記飽和状態判断手段は、タイマの設定
    時間内における前記A/Dコンバータからのデジタル信
    号の最大値と最小値との差から前記汚染度検出手段が飽
    和状態であるか否かを判断することを特徴とする、請求
    項3に記載の空気清浄機の汚染度検知装置。
  5. 【請求項5】 空気の汚れをアナログ電気信号として検
    出する汚染度検出手段と、そのアナログ信号をデジタル
    信号に変換するA/Dコンバータと、そのデジタル信号
    から制御や表示のための汚染度情報を生成する制御部と
    を有する空気清浄機の汚染度検知装置において、前記A
    /Dコンバータからのデジタル信号が下限値以下か否か
    判断する下限値判断手段と、その判断結果が下限値以下
    のときは、この下限値から前記汚染度検出手段の抵抗値
    変化量を算出して、これを汚染度情報に変換し、また下
    限値より大きいときは、A/Dコンバータからのデジタ
    ル信号から前記汚染度検出手段の抵抗値変化量を算出し
    て、これを汚染度情報に変換する汚染度情報生成手段と
    を、前記制御部に備えたことを特徴とする、空気清浄機
    の汚染度検知装置。
  6. 【請求項6】 空気の汚れをアナログ電気信号として検
    出する汚染度検出手段と、そのアナログ信号をデジタル
    信号に変換するA/Dコンバータと、そのデジタル信号
    から制御や表示のための汚染度情報を生成する制御部と
    を有する空気清浄機の汚染度検知装置において、前記A
    /Dコンバータからのデジタル信号を所定複数回検出分
    だけ積算して切り捨て平均し、その値から前記汚染度検
    出手段の抵抗値変化量を算出して、これを汚染度情報に
    変換する汚染度情報生成手段を、前記制御部に備えたこ
    とを特徴とする、空気清浄機の汚染度検知装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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