JPH1176493A - ゲーム器具 - Google Patents

ゲーム器具

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JPH1176493A
JPH1176493A JP24914097A JP24914097A JPH1176493A JP H1176493 A JPH1176493 A JP H1176493A JP 24914097 A JP24914097 A JP 24914097A JP 24914097 A JP24914097 A JP 24914097A JP H1176493 A JPH1176493 A JP H1176493A
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JP
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game
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pieces
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JP24914097A
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Takeshi Sakurai
武 櫻井
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ゲーム器具10は、複数の半球状凹部1
1を六角形に配列したゲーム盤12と、球状体の表面に
目視で識別可能な6つの平面を形成し半球状凹部11に
嵌入可能な形状をした複数のゲーム駒13とを備えてい
る。複数の半球状凹部11は、六角形の各辺と平行な直
列部分を形成するように配列され、ゲーム盤12の周辺
部分には、ゲーム駒収容部14を設けている。 【効果】 3人以上で遊技することが可能となり多様な
ゲーム展開を期待することができ、駒の反転操作が容易
で、配置した駒が振動などによって勝手に移動すること
がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の人間が一定
ルールに従ってゲーム盤にゲーム駒を並べながら勝負を
競うゲーム器具に関する。
【0002】
【従来の技術】オセロゲームは、現在、その名称、形
態、ルールなどは子供でも知っている程の有名な存在と
なっており、チェス、将棋、囲碁、麻雀などと同様、日
本はもとより、世界的な遊技となっている。
【0003】オセロゲームは、二人の対戦者が、表裏が
白色、黒色に色分けされたコイン状の駒を交互にゲーム
盤上に描かれた格子内に配置していき、相手の駒を自分
の駒で挟んだ際に、挟まれた駒を反転させて自分の色に
するという手順を繰り返していく遊技であり、全ての格
子が駒で埋め尽くされた時点でゲームが終了し、そのと
き、白色、黒色のいずれの駒の数が多いかによって勝負
が決定される。
【0004】オセロゲームは、器具やルールが簡単で覚
えやすく、囲碁や将棋などの他の遊技に比べて短時間で
勝負がつきやすいが、勝負の行方が最後まで分からず、
知的刺激を喚起する優れた遊技である。
【0005】ところが、従来のオセロゲームは、対戦者
が二人でなければゲームを行うことができないため、麻
雀やトランプなどのように3人以上で行うことのできる
遊技に比べると、ゲームの展開がいわゆるシーソーゲー
ムで単調になりがちであり、遊技としての醍醐味に欠け
る面がある。
【0006】そこで、従来のオセロゲームの欠点を改良
し、3人以上で行うことができるようにしたゲームとし
て、実開昭59−71682号公報などに開示されてい
るものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のオセロゲーム
は、対戦者がコイン状の駒をゲーム盤上の格子内に交互
に配置するとともに、自分の駒で挟んだ相手の駒を反転
させながらゲームを進めていくが、配置された駒を手指
で摘んで反転させる動作は意外と面倒である。特に、ゲ
ーム後半になると配列された駒の個数が多くなっている
ため、反転する駒の枚数も増える傾向にあり、ゲーム進
行が煩雑となる。また、駒を反転させる際に、手指が触
れて関係のない他の駒まで動かしてしまうことがある。
【0008】さらに、オセロゲームは、ゲーム盤上に描
かれた格子内にコイン状の駒を配置していくため、振動
などで駒がズレやすく、旅行中の列車内などで行うには
不向きであった。このため、最近では、格子部分を高く
して、配置した駒の移動を防止した構造のものもある
が、駒の移動防止に重点を置いたゲーム盤構造にする
と、ゲーム中の駒の反転が困難になるという別の問題が
生じる。
【0009】一方、実開昭59−71682号公報など
開示されているゲームは、3人以上で遊技することがで
きる点で従来のオセロゲームより優れてはいるが、6面
体の駒を使用する必要があるため、駒の反転中に関係の
ない他の駒を移動させるおそれが高い。また、前記公報
に開示されているゲームでは3種類以上に彩色されたコ
イン状の駒を使用することもできるが、この場合、自分
の駒で他人の駒を挟むたびに、自分の色の駒と置き換え
る必要があるため、非常に面倒であり、ゲーム進行が遅
くなる。そのほか、前記公報に開示されているゲーム
も、振動などで駒がズレやすいため、列車内などで行う
には不向きである。
【0010】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、3人以上で遊技することが可能で、駒の反転操作が
容易で、配置した駒が振動などで乱れ難く、多様なゲー
ム展開を期待することができるゲーム器具を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のゲーム器具は、複数の半球状凹部が方向の
異なる2以上の直列部分を形成するように配列されたゲ
ーム盤と、半球状凹部に嵌入可能な球状体または多面体
の表面に目視で判別可能な3種類以上の識別部が形成さ
れた複数のゲーム駒とを備えたことを特徴とする。ここ
で、球状体または多面体とは、ゲーム盤の半球状凹部に
嵌入させた状態において、人間の手指で力を加えて容易
に回転可能な形状をいう。
【0012】ゲーム駒には3種類以上の識別部が形成さ
れているため、3人以上の対戦者がそれぞれの識別部を
自分のものとして決めれば、従来のオセロゲームと同
様、自分の識別部が上を向くようにゲーム駒をゲーム盤
に配列された半球状凹部に嵌入していき、自分の識別部
が上を向いたゲーム駒で、他者の識別部が上を向いたゲ
ーム駒を挟んだ際に、他者のゲーム駒を回転させて自分
の識別部を上に向かせるという手順を順番に繰り返しな
がらゲームを進行させることができる。そして、ゲーム
盤に配列された全ての半球状凹部がゲーム駒で埋まった
時点でゲームが終了し、このときに、上を向いた識別部
の数の多少で勝負を決する。
【0013】また、ゲーム駒は球状体または多面体であ
り、ゲーム盤に配列したゲーム駒は半球状凹部に嵌入し
た状態であるため、指先で略水平方向に力を加えるだけ
で簡単に回転させ、識別部の反転を行うことができる。
この場合、関係のないゲーム駒を移動させたり、振動な
どでゲーム駒の位置がズレることもない。なお、多面体
のゲーム駒よりも、球状体のゲーム駒の方が、半球状凹
部に嵌入させたとき回転させやすい傾向にある。
【0014】このように、本発明のゲーム器具は、3人
以上で遊技することが可能であるため、ゲームの展開
が、単調なシーソーゲームに陥らず、多様なゲーム展開
を期待することができる。
【0015】また、本発明のゲーム器具では、ゲーム盤
における半球状凹部を六角形状に配列したものとするこ
とができる。このような構成とすることにより3人でゲ
ームする際に好適な配列となり、また、6方向からの攻
守ゲームとなるため、多様性に富んだゲーム展開を期待
することができる。
【0016】一方、本発明のゲーム器具では、ゲーム駒
の識別部として、球状体の表面の異なる位置に色彩の異
なる3以上の平面を設けてもよい。このような識別部を
形成することにより、ゲーム駒をゲーム盤の半球状凹部
に嵌入させた状態においても、識別部の向きが認識し易
くなるとともに、対戦者間のゲーム駒の判別が容易とな
るため、各対戦者はゲーム状況を把握しやすくなる。
【0017】さらに、本発明のゲーム器具では、ゲーム
駒の識別部として、球状体の表面に、隣接する平面同士
が互いに90度をなすような6つの平面を形成し、互い
に平行な位置関係にある平面同士が同じ色彩となるよう
に3種類の色彩を施したものとすることができる。この
ような構成とすることにより、ゲーム駒は、球状体の表
面に3種類に色分けした6つの平面を形成したものとな
るため、ゲーム盤の半球状凹部に嵌入させた状態でも識
別部の向きや対戦者間でのゲーム駒の判別が容易とな
り、各対戦者はゲーム状況を把握しやすくなる。また、
ゲーム駒を90度反転させるだけで識別部の変更ができ
るため、ゲーム進行の迅速化を図ることができる。
【0018】また、ゲーム駒は6つの平面を有する形状
であるため、ゲーム駒を誤って床などに落としたときに
転がって紛失する可能性が低下し、不使用時あるいはゲ
ーム中のゲーム駒の収納性も向上する。
【0019】なお、本発明のゲーム器具の場合、ゲーム
駒は半球状凹部に嵌入可能で、半球状凹部内に嵌入した
状態でゲーム駒を回転させることができる構造である
が、この他に、ゲーム盤の半球状凹部内に全てのゲーム
駒を予め回転自在に係止した構造とすることもできる。
【0020】このような構造とすることにより、ゲーム
駒を回転させるだけでゲームを行うことができるように
なるため、ゲーム進行を迅速化することができるだけで
なく、振動などによるゲーム駒の移動や離脱が発生しな
くなるので、列車や車の中でも支障なくゲームを行うこ
とができる。なお、ゲーム盤の半球状凹部内にゲーム駒
を回転自在に係止した構造としては、例えば、ボールペ
ンのペン先部分のような構造などを採用することができ
る。
【0021】また、本発明のゲーム器具は、人間が実際
に手でゲーム駒を動かしながらゲームを行う実体的なも
のであるが、本発明の内容、ゲームのルールなどをプロ
グラムしたコンピュータソフトを作成し、いわゆるテレ
ビゲーム、コンピュータゲームとして、画面上で遊技を
行うようにすることも可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、実施の形態であるゲーム
器具を示す平面図、図2は前記ゲーム器具を構成するゲ
ーム盤を示す平面図である。
【0023】図1,2に示すように、本実施形態のゲー
ム器具10は、複数の半球状凹部11を六角形に配列し
たゲーム盤12と、球状体の表面に6つの平面を形成
し、半球状凹部11に嵌入可能な形状をした複数のゲー
ム駒13とを備えている。
【0024】ゲーム盤12において、複数の半球状凹部
11は六角形状に配列され、六角形の各辺と平行な直列
部分が形成されており、中心部11cは平面状で、この
部分にはゲーム駒13を嵌入することはできない構造で
ある。また、ゲーム盤12の周辺部分には、ゲーム中の
持ち駒を置いたり、不使用時にゲーム駒13を並べて収
容するためのゲーム駒収容部14を設けている。
【0025】次に、図3,4を参照して、ゲーム駒13
の構造および使用方法について説明する。図3はゲーム
器具10を構成するゲーム駒13を示す図であり、
(a)はゲーム駒13の平面図、(b)はゲーム駒13
の正面図、(c)はゲーム駒13の側面図、図4はゲー
ム器具の使用状態を示す一部切欠断面図である。
【0026】図3(a)〜(c)に示すように、ゲーム
駒13の識別部として、球状体13bの表面に、隣接す
る平面同士が互いに90度をなすような3対の識別平面
部13X,13Y,13Zを形成し、互いに平行な位置
関係にある平面同士が同じ色彩となるように3種類の色
彩を施している。
【0027】このような構成とすることにより、ゲーム
駒13は、6つの平面と、ゲーム盤12の半球状凹部1
1の曲面部分に沿うような曲面部13cとを有する形状
となるため、ゲーム駒13の向きや対戦者同士のゲーム
駒13の判別が容易となり、各対戦者はゲーム状況を把
握し易くなり、図4に示すように、ゲーム駒13の上面
を指17で90度反転させるだけで識別平面部13X,
13Y,13Zの変更ができるため、ゲーム進行の迅速
化を図ることができる。
【0028】ここで、図1に戻って、ゲーム器具10に
よる遊技方法について説明する。図1は、ゲーム開始時
のゲーム駒13の配列状態を示している。
【0029】まず、3人の対戦者がゲーム盤12の周囲
に120度間隔で位置し、ゲーム駒13の識別平面部1
3X,13Y,13Zのどれを自分のものとするかを決
め、図1に示すように、ゲーム盤12の中心部11cを
除いて、12個のゲーム駒13を、識別平面部13X,
13Y,13Zがそれぞれ4個ずつ上を向くように放射
状に配列する。
【0030】この場合、ゲーム盤12の中心部11cに
ゲーム駒13を配置しない理由は、中心部11cにゲー
ム駒13を置いた者がゲーム展開上、著しく有利な立場
となり、他の者との間に不公平が生じるからである。
【0031】このあとは、3人の対戦者間で決めた順番
に従って、従来のオセロゲームと同様、自分が選んだ識
別平面部13X,13Y,13Zが上を向くようゲーム
駒13を半球状凹部11に嵌入させていく。そして、例
えば、自分の識別平面部13Xが上を向いたゲーム駒1
3で、他者の識別平面部13Yが上を向いたゲーム駒1
3を挟んだ際に、他者のゲーム駒13を90度回転させ
て自分の識別平面部13Xが上を向くようにする。
【0032】このような、手順を3人の対戦者間で順番
に繰り返しながらゲームを進行させていき、ゲーム盤1
2に配列された全ての半球状凹部11がゲーム駒13で
埋まった時点でゲームが終了し、このときに、上を向い
た識別平面部13X,13Y,13Zのどれが多いかで
勝負を決する。
【0033】このように、ゲーム駒13には、3種類の
識別平面部13X,13Y,13Zが形成されているた
め、3人の対戦者がそれぞれの識別平面部のいずれかを
自分のものとして決めれば、従来のオセロゲームと同様
の手順で、3人でゲームを進めることができる。
【0034】そのほかのルールについても従来のオセロ
ゲームとほぼ同様であり、ゲーム駒13を置く場合は必
ず他者のゲーム駒13を挟むように置かなければなら
ず、挟む位置がないときはパスとなる。また、ゲームの
途中で、自分の識別平面部が上を向いたゲーム駒13が
全て反転され、他者のゲーム駒13を挟むことが不可能
となったときは、その時点でゲームからの脱落者とな
り、この後は残りの者でゲームを進めていき、ゲーム盤
12の全面が埋まった時点でゲーム終了となる。
【0035】一方、ゲーム駒13は半球状凹部11に沿
うような曲面部13cを有する形状であり、ゲーム盤1
2に配列したゲーム駒13は半球状凹部11に嵌入した
状態であるため、ゲーム中は、図4に示すように、指1
7で略水平方向に力を加えるだけで簡単に回転させ、識
別平面部13X,13Y,13Zの反転を行うことがで
きる。この場合、関係のないゲーム駒13を誤って移動
させたり、振動などでゲーム駒13の位置がズレること
もない。
【0036】また、ゲーム駒13は6つの平面を有する
形状で転がりにくいので、ゲーム駒13を誤って床など
に落としたときに紛失する可能性が低く、ゲーム中ある
いは不使用時のゲーム駒13をゲーム駒収容部14に収
納する際も安定性が良い。
【0037】このように、本実施形態のゲーム器具10
は、3人で遊技することが可能であるため、ゲーム展開
が単調なシーソーゲームに陥らず、多様なゲーム展開を
期待することができる。また、ゲーム盤12において半
球状凹部11は六角形状に配列されているため、3人で
対戦するのに好適な形状であり、6方向からの攻守ゲー
ムとなるため、多様性に富んだゲーム展開を期待するこ
とができる。
【0038】本実施形態のゲーム器具10においては、
ゲーム駒13に3種類の識別平面部13X,13Y,1
3Zを設け、ゲーム盤12を六角形とすることにより、
3人で勝負を競うものとしているが、本発明はこれに限
定するものではなく、ゲーム駒に4以上の識別部を設
け、ゲーム盤の半球状凹部の配列形態などを変更すれ
ば、4人以上でゲームを行うゲーム器具とすることも可
能である。
【0039】また、本実施形態のゲーム器具10の場
合、ゲーム駒13は半球状凹部11に着脱可能で、半球
状凹部11内に嵌入した状態でゲーム駒13を回転させ
ることができる構造であるが、この他に、ゲーム盤の半
球状凹部内に全てのゲーム駒を予め回転自在に係止した
構造とすることもできる。
【0040】このような構造とすることにより、ゲーム
駒を回転させるだけでゲームを行うことができるように
なるため、ゲーム進行を迅速化することができるだけで
なく、振動などによるゲーム駒の移動や離脱が発生しな
くなるので列車や車の中でも支障なくゲームを行うこと
ができる。この場合、ゲーム盤12において半球状凹部
11にゲーム駒13を置いていない状態と同じ状態を示
すために、ゲーム駒の識別部の一つを、遊技者の誰にも
属さない中立部としておく必要がある。なお、ゲーム盤
の半球状凹部内にゲーム駒を回転自在に係止した構造と
しては、例えば、ボールペンのペン先部分のような構造
などを採用することができる。
【0041】また、本発明のゲーム器具は、人間が実際
に手でゲーム駒を動かしながらゲームを行う実体的なも
のであるが、本発明の内容、ゲームのルールなどをプロ
グラムしたコンピュータソフトを作成し、いわゆるテレ
ビゲーム、コンピュータゲームとして、画面上で遊技を
行うようにすることも可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明により以下の効果を奏することが
できる。
【0043】(1)複数の半球状凹部が方向の異なる2
以上の直列部分を形成するように配列されたゲーム盤
と、半球状凹部に嵌入可能な球状体または多面体の表面
に目視で判別可能な3種類以上の識別部が形成された複
数のゲーム駒とを備えたことにより、3人以上の対戦者
がそれぞれの識別部を自分のものとして決め、それぞれ
の識別部が上を向くようにゲーム駒をゲーム盤の半球状
凹部に順番に嵌入させていけば、3人以上で遊技するこ
とが可能であるため、ゲーム展開が単調なシーソーゲー
ムに陥らず、多様なゲーム展開を期待することができ
る。
【0044】(2)ゲーム駒は球状体または多面体であ
り、ゲーム盤に配列したゲーム駒は半球状凹部に嵌入し
た状態であるため、指先で略水平方向に力を加えるだけ
で簡単に回転させ、識別部の反転を行うことができる。
この場合、関係のないゲーム駒を誤って移動させたり、
振動などでゲーム駒の位置がズレることもない。
【0045】(3)ゲーム盤に半球状凹部を六角形状に
配列した構成とすることにより、3人でゲームする際に
好適な配列となり、また、6方向からの攻守ゲームとな
るため、多様性に富んだゲーム展開を期待することがで
きる。
【0046】(4)ゲーム駒の識別部として、球状体の
表面の異なる位置に色彩の異なる3以上の平面を形成す
ることにより、ゲーム駒をゲーム盤の半球状凹部に嵌入
させた状態においても、識別部の向きが認識し易くなる
とともに、対戦者間でのゲーム駒の判別が容易となるた
め、各対戦者はゲーム状況を把握しやすくなる。
【0047】(5)ゲーム駒の識別部として、球状体の
表面に、隣接する平面同士が互いに90度をなすような
6つの平面を形成し、互いに平行な位置関係にある平面
同士が同じ色彩となるように3種類の色彩を施したもの
とすることにより、識別部の向きやゲーム駒の判別が容
易となり、各対戦者はゲーム状況を把握しやすくなると
ともに、ゲーム駒を90度反転させるだけで識別部の変
更ができるため、ゲーム進行の迅速化を図ることができ
る。また、ゲーム駒は6つの平面を有する転がり難い形
状であるため、ゲーム駒を誤って床などに落としたとき
に紛失する可能性が低くなり、不使用時あるいはゲーム
中のゲーム駒の収納性なども向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態であるゲーム器具を示す平面図であ
る。
【図2】図1に示すゲーム器具を構成するゲーム盤の平
面図である。
【図3】図1に示すゲーム器具を構成するゲーム駒の図
であり、(a)はゲーム駒の平面図、(b)はゲーム駒
の正面図、(c)はゲーム駒の側面図である。
【図4】ゲーム器具の使用状態を示す一部切欠断面図で
ある。
【符号の説明】
10 ゲーム器具 11 半球状凹部 11c 中心部 12 ゲーム盤 13 ゲーム駒 14 ゲーム駒収容部 13X,13Y,13Z 識別平面部 13c 曲面部 17 指

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の半球状凹部が方向の異なる2以上
    の直列部分を形成するように配列されたゲーム盤と、前
    記半球状凹部に嵌入可能な球状体または多面体の表面に
    目視で判別可能な3種類以上の識別部が形成された複数
    のゲーム駒とを備えたことを特徴とするゲーム器具。
  2. 【請求項2】 前記ゲーム盤に、前記半球状凹部を六角
    形状に配列した請求項1記載のゲーム器具。
  3. 【請求項3】 前記ゲーム駒の識別部として、前記球状
    体の表面の異なる位置に色彩の異なる3以上の平面を設
    けた請求項1,2記載のゲーム器具。
  4. 【請求項4】 前記ゲーム駒の識別部として、球状体の
    表面に、隣接する平面同士が互いに90度をなす6つの
    平面を形成し、互いに平行な位置関係にある前記平面同
    士が同じ色彩となるように3種類の色彩を施した請求項
    3記載のゲーム器具。
JP24914097A 1997-09-12 1997-09-12 ゲーム器具 Pending JPH1176493A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014091031A (ja) * 2012-11-06 2014-05-19 ▲高▼橋 徹 3人用のボードゲーム具

Cited By (1)

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