JPH029830Y2 - - Google Patents
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- JPH029830Y2 JPH029830Y2 JP2214580U JP2214580U JPH029830Y2 JP H029830 Y2 JPH029830 Y2 JP H029830Y2 JP 2214580 U JP2214580 U JP 2214580U JP 2214580 U JP2214580 U JP 2214580U JP H029830 Y2 JPH029830 Y2 JP H029830Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、2人でもつてゲーム展開に富んだ遊
び方が可能で、思考力、色彩感覚およびパターン
感覚を養うことができ、子供から老人まで手軽に
且つ簡単に遊ぶことができる嵌込み式の陣取り合
戦用ゲーム具に関するものである。
び方が可能で、思考力、色彩感覚およびパターン
感覚を養うことができ、子供から老人まで手軽に
且つ簡単に遊ぶことができる嵌込み式の陣取り合
戦用ゲーム具に関するものである。
(従来の技術)
最近、余暇が増えるに伴つて、一般家庭または
職場等において手軽に楽しむことができる娯楽用
ゲーム具が種々提案実施されている。とりわけ、
囲碁のように対戦者同士の思考力を競つて陣取合
戦を行う娯楽用ゲーム具は、対戦者各自の知識お
よび経験等によりゲーム展開が無数に考えられ、
且つ各自の力量差により勝負が決定されるため、
飽きが来ず、喜ばれるものである。
職場等において手軽に楽しむことができる娯楽用
ゲーム具が種々提案実施されている。とりわけ、
囲碁のように対戦者同士の思考力を競つて陣取合
戦を行う娯楽用ゲーム具は、対戦者各自の知識お
よび経験等によりゲーム展開が無数に考えられ、
且つ各自の力量差により勝負が決定されるため、
飽きが来ず、喜ばれるものである。
(考案が解決しようとする課題)
しかるに、従来の囲碁のような陣取り合戦用ゲ
ーム具は、比較的高価であるとともに、ゲーム展
開性や意外性、変化性に未だ乏しくコンピユータ
時代である昨今の時代の感覚にマツチしないもの
であり、また車内等の振動する場合や移動する場
合にはゲームが行えない。さりとて、移動しない
ように確実に定置させるようにしたものにあつて
は、製作加工が容易でなく、コスト高になるとと
もに、取扱い操作性が悪いという不具合があつ
た。
ーム具は、比較的高価であるとともに、ゲーム展
開性や意外性、変化性に未だ乏しくコンピユータ
時代である昨今の時代の感覚にマツチしないもの
であり、また車内等の振動する場合や移動する場
合にはゲームが行えない。さりとて、移動しない
ように確実に定置させるようにしたものにあつて
は、製作加工が容易でなく、コスト高になるとと
もに、取扱い操作性が悪いという不具合があつ
た。
そこで、本考案はかかる点に鑑み、囲碁の特長
をある程度生かしつつ、囲碁よりも石の連続性が
明確でかつゲーム展開性や意外性、変化性に富ん
だ遊び方が可能であり、対戦者同士の思考力を競
つてかつ力量差に応じて容易にハンデイキヤツプ
を付けて楽しむことができるとともに、車内等の
振動のある場所や移動する際でもゲームを行うこ
とができ、しかも対戦者に色彩感覚およびパター
ン感覚等を啓発しながら陣取り合戦ゲームを行う
ことができ、また製作加工が容易で、取扱い操作
性に優れ、安価な嵌込み式の娯楽用ゲーム具の提
供を目的とするものである。
をある程度生かしつつ、囲碁よりも石の連続性が
明確でかつゲーム展開性や意外性、変化性に富ん
だ遊び方が可能であり、対戦者同士の思考力を競
つてかつ力量差に応じて容易にハンデイキヤツプ
を付けて楽しむことができるとともに、車内等の
振動のある場所や移動する際でもゲームを行うこ
とができ、しかも対戦者に色彩感覚およびパター
ン感覚等を啓発しながら陣取り合戦ゲームを行う
ことができ、また製作加工が容易で、取扱い操作
性に優れ、安価な嵌込み式の娯楽用ゲーム具の提
供を目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
この目的を達成するため、本考案の解決手段
は、正方形の基盤表面が多数の縦横方向に延びる
突条によつて多数の同一正方形状の大枅目に区画
され、該大枅目の各々がさらに縦横方向の書込み
線で正方形状の小枅目に四等分区画されてなる台
盤と、上記小枅目と同じ大きさの多数枚の正方形
チツプおよび該正方形チツプ2枚分の大きさの多
数枚の長方形チツプからなる各々異なつた色の2
組のチツプセツトとを備える。上記正方形チツプ
裏面の外周部全周には上記突条の幅の1/2の幅で
かつ突条の高さと同一の深さの段部が形成されて
いる。上記長方形チツプ裏面の外周部全周には上
記突条幅の1/2の幅でかつ突条高さと同一の深さ
の段部が形成され、長方形チツプ裏面の長辺方向
中央部には短辺方向に延びる上記突条幅と同一の
幅でかつ突条高さと同一の深さの溝部が形成され
ている。上記正方形チツプはその二辺の段部が縦
横の突条に係合して台盤の1つの小枅目に嵌込ま
れ、長方形チツプはその一つの長辺の段部と二つ
の短辺の段部とが、もしくは一つの長辺の段部と
中央の溝部とが縦横の突条に係合して台盤の2つ
の小枅目に亘つて嵌込まれ、各チツプが互いに接
して台盤上に定置されるように構成されている。
そして、囲碁と同様のルールに従つて各組のチツ
プセツトのチツプを交互に台盤上に定置させて同
じ組のチツプセツトのチツプを囲んだ広さの大小
を競うために用いられるものである。
は、正方形の基盤表面が多数の縦横方向に延びる
突条によつて多数の同一正方形状の大枅目に区画
され、該大枅目の各々がさらに縦横方向の書込み
線で正方形状の小枅目に四等分区画されてなる台
盤と、上記小枅目と同じ大きさの多数枚の正方形
チツプおよび該正方形チツプ2枚分の大きさの多
数枚の長方形チツプからなる各々異なつた色の2
組のチツプセツトとを備える。上記正方形チツプ
裏面の外周部全周には上記突条の幅の1/2の幅で
かつ突条の高さと同一の深さの段部が形成されて
いる。上記長方形チツプ裏面の外周部全周には上
記突条幅の1/2の幅でかつ突条高さと同一の深さ
の段部が形成され、長方形チツプ裏面の長辺方向
中央部には短辺方向に延びる上記突条幅と同一の
幅でかつ突条高さと同一の深さの溝部が形成され
ている。上記正方形チツプはその二辺の段部が縦
横の突条に係合して台盤の1つの小枅目に嵌込ま
れ、長方形チツプはその一つの長辺の段部と二つ
の短辺の段部とが、もしくは一つの長辺の段部と
中央の溝部とが縦横の突条に係合して台盤の2つ
の小枅目に亘つて嵌込まれ、各チツプが互いに接
して台盤上に定置されるように構成されている。
そして、囲碁と同様のルールに従つて各組のチツ
プセツトのチツプを交互に台盤上に定置させて同
じ組のチツプセツトのチツプを囲んだ広さの大小
を競うために用いられるものである。
(作用)
これにより、本考案の娯楽用ゲーム具では、台
盤の小枅目に対し、該小枅目と同一大きさの正方
形チツプと該正方形チツプの2枚分の大きさの長
方形チツプとの組合せにしたことにより、異なる
チツプ形状のできるだけ少ない数の組合せでもつ
て最大限変化に富んだ任意の模様、パターンを形
成できる。
盤の小枅目に対し、該小枅目と同一大きさの正方
形チツプと該正方形チツプの2枚分の大きさの長
方形チツプとの組合せにしたことにより、異なる
チツプ形状のできるだけ少ない数の組合せでもつ
て最大限変化に富んだ任意の模様、パターンを形
成できる。
また、チツプセツトの各チツプが台盤上の1つ
の小枅目又は2つの小枅目に亘つてその段部又は
溝部を台盤の縦横の突条に係合させて嵌込んでゲ
ームが行われるので、車内等の振動する場所でゲ
ームを行う場合や台盤を移動する場合でも、振動
や移動により各チツプが台盤上を動いたり台盤上
から落ちたりすることがなく確実に定置できる。
の小枅目又は2つの小枅目に亘つてその段部又は
溝部を台盤の縦横の突条に係合させて嵌込んでゲ
ームが行われるので、車内等の振動する場所でゲ
ームを行う場合や台盤を移動する場合でも、振動
や移動により各チツプが台盤上を動いたり台盤上
から落ちたりすることがなく確実に定置できる。
また、上記各チツプは互いに接して台盤上に定
置されるので、自陣の各チツプの連続性が明確に
判る。
置されるので、自陣の各チツプの連続性が明確に
判る。
しかも、小枅目と同一大きさの正方形チツプお
よびその2枚分の大きさの長方形チツプに対し、
縦横の突条によつて区画された大枅目を書込み線
で四等分区画して小枅目を形成したので、上記各
チツプの嵌込みによる確実な定置を少ない突条の
数で行うことができ、台盤の製作加工が容易であ
る。
よびその2枚分の大きさの長方形チツプに対し、
縦横の突条によつて区画された大枅目を書込み線
で四等分区画して小枅目を形成したので、上記各
チツプの嵌込みによる確実な定置を少ない突条の
数で行うことができ、台盤の製作加工が容易であ
る。
さらに、嵌込まれた各チツプはその外周部全周
の段部が突条と係合しておらず、少なくとも一辺
の段部が開放されているので、嵌込み定置された
各チツプを上記開放された段部を手掛かりとして
簡易に取外すことができる。
の段部が突条と係合しておらず、少なくとも一辺
の段部が開放されているので、嵌込み定置された
各チツプを上記開放された段部を手掛かりとして
簡易に取外すことができる。
また、正方形チツプと長方形チツプの使い分け
によつて、その展開手順は囲碁以上に変化に富み
深遠なものとなり、楽しさが倍加されるととも
に、長方形チツプの持ち数を対戦者間で変えるこ
とにより、力量に応じたハンデイキヤツプを簡単
に付与することができる。
によつて、その展開手順は囲碁以上に変化に富み
深遠なものとなり、楽しさが倍加されるととも
に、長方形チツプの持ち数を対戦者間で変えるこ
とにより、力量に応じたハンデイキヤツプを簡単
に付与することができる。
さらに、2組のチツプセツトが各々異なつた色
に着色されているため、台盤上にはゲーム展開に
伴つて小枅目に嵌込められる各対戦者のチツプに
より種々の模様が形成され、対戦者特に子供に対
して色彩感覚およびパターン感覚等を啓発するこ
とができる。
に着色されているため、台盤上にはゲーム展開に
伴つて小枅目に嵌込められる各対戦者のチツプに
より種々の模様が形成され、対戦者特に子供に対
して色彩感覚およびパターン感覚等を啓発するこ
とができる。
さらにまた、上記台盤および2組のチツプセツ
トをプラスチツク等によつて簡単に製作すること
ができる。
トをプラスチツク等によつて簡単に製作すること
ができる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図ないし第6図は本考案の実施例に係る娯
楽用ゲーム具を示し、該ゲーム具は台盤1と各々
色の異なる2組のチツプセツト7とからなる。上
記台盤1は、木質板、プラスチツク板等からなる
正方形の基盤2の表面に、縦横方向に延びる多数
の突条3,3,…(本例では縦横に各12条)を等
間隔に突設して基盤2表面が多数(本例では122
個)の同一正方形状の大枅目4,4,…に区画さ
れ、さらに該大枅目4の各々は墨・ペンキ・ウル
シ等により書込み線5,5を縦線に線引きして4
つの正方形状の小枅目6,6,…に四等分区画さ
れてなり、上記基盤2の外周縁部には最外周の突
条3,3,…と隣接して該突条3より高く突出す
る外枠部2aが形成されている。
楽用ゲーム具を示し、該ゲーム具は台盤1と各々
色の異なる2組のチツプセツト7とからなる。上
記台盤1は、木質板、プラスチツク板等からなる
正方形の基盤2の表面に、縦横方向に延びる多数
の突条3,3,…(本例では縦横に各12条)を等
間隔に突設して基盤2表面が多数(本例では122
個)の同一正方形状の大枅目4,4,…に区画さ
れ、さらに該大枅目4の各々は墨・ペンキ・ウル
シ等により書込み線5,5を縦線に線引きして4
つの正方形状の小枅目6,6,…に四等分区画さ
れてなり、上記基盤2の外周縁部には最外周の突
条3,3,…と隣接して該突条3より高く突出す
る外枠部2aが形成されている。
一方、上記各組のチツプセツト7は、それぞれ
木質材、プラスチツク材等よりなる上記小枅目6
と同じ大きさの多数枚(例えば122枚)の正方形
チツプ8,8,…と該正方形チツプ8の2枚分の
大きさを有した多数枚(例えば60枚)の長方形チ
ツプ9,9,…とからなる。上記正方形チツプ8
裏面の外周部にはその全周に亘つて上記突条3の
幅の1/2の幅で突条3の高さと等しい深さの段部
8aが形成されている。また、上記長方形チツプ
9裏面の外周部にはその全周に亘つて上記突条3
の幅の1/2の幅で突条3の高さと等しい深さの段
部9aが形成されているとともに、該長方形チツ
プ9裏面の長辺方向中央部には短辺方向に延び上
記突条3の幅および高さとそれぞれ等しい幅と深
さを有する溝部9bが形成されている。上記正方
形チツプ8はその二辺の段部8aを縦横の突条
3,3に係合せしめて小枅目6に嵌込み可能に、
また上記長方形チツプ9はその一つの長辺の段部
9aと二つの短辺の段部9a又は一つの長辺の段
部9と溝部9bを縦横の突条3,3にそれぞれ係
合せしめて2つの小枅目6,6に亘つて嵌込み可
能に設けられており、各チツプ8,9が互いに接
して台盤2上に定置されるように構成されてい
る。
木質材、プラスチツク材等よりなる上記小枅目6
と同じ大きさの多数枚(例えば122枚)の正方形
チツプ8,8,…と該正方形チツプ8の2枚分の
大きさを有した多数枚(例えば60枚)の長方形チ
ツプ9,9,…とからなる。上記正方形チツプ8
裏面の外周部にはその全周に亘つて上記突条3の
幅の1/2の幅で突条3の高さと等しい深さの段部
8aが形成されている。また、上記長方形チツプ
9裏面の外周部にはその全周に亘つて上記突条3
の幅の1/2の幅で突条3の高さと等しい深さの段
部9aが形成されているとともに、該長方形チツ
プ9裏面の長辺方向中央部には短辺方向に延び上
記突条3の幅および高さとそれぞれ等しい幅と深
さを有する溝部9bが形成されている。上記正方
形チツプ8はその二辺の段部8aを縦横の突条
3,3に係合せしめて小枅目6に嵌込み可能に、
また上記長方形チツプ9はその一つの長辺の段部
9aと二つの短辺の段部9a又は一つの長辺の段
部9と溝部9bを縦横の突条3,3にそれぞれ係
合せしめて2つの小枅目6,6に亘つて嵌込み可
能に設けられており、各チツプ8,9が互いに接
して台盤2上に定置されるように構成されてい
る。
次に、上記娯楽用ゲーム具の使用方法について
述べると、2人の対戦者各自が異なつた色のチツ
プセツト7を1組ずつ持ち、任意な方法で定めた
順番に従つて交互に自分のチツプセツト7の中か
ら正方形又は長方形チツプ8,9を台盤1上の任
意の1つの小枅目6又は2つの小枅目6,6に亘
つて嵌込んで行く。この時のチツプ8,9を嵌込
む小枅目6の位置およびチツプ8,9の種類は自
陣の構成および展開にとつて有利でかつ対戦者の
同じ目的を妨害するに最適な位置および種類が選
ばれる。以後のゲームの展開および終了は囲碁と
同様のルールに従つて行われ、ゲームの勝負は対
戦者各自のチツプ8,9で囲み得た自陣の広さの
大小で決定される。
述べると、2人の対戦者各自が異なつた色のチツ
プセツト7を1組ずつ持ち、任意な方法で定めた
順番に従つて交互に自分のチツプセツト7の中か
ら正方形又は長方形チツプ8,9を台盤1上の任
意の1つの小枅目6又は2つの小枅目6,6に亘
つて嵌込んで行く。この時のチツプ8,9を嵌込
む小枅目6の位置およびチツプ8,9の種類は自
陣の構成および展開にとつて有利でかつ対戦者の
同じ目的を妨害するに最適な位置および種類が選
ばれる。以後のゲームの展開および終了は囲碁と
同様のルールに従つて行われ、ゲームの勝負は対
戦者各自のチツプ8,9で囲み得た自陣の広さの
大小で決定される。
したがつて、上記実施例の娯楽用ゲーム具は、
台盤1の小枅目6,6…に対し、該小枅目6と同
一大きさの正方形チツプ8と該正方形チツプ8の
2枚分の大きさの長方形チツプ9との組合せにし
たことにより、異なるチツプ形状のできるだけ少
ない数の組合せでもつて最大限変化に富んだ任意
の模様、パターンを形成できる。
台盤1の小枅目6,6…に対し、該小枅目6と同
一大きさの正方形チツプ8と該正方形チツプ8の
2枚分の大きさの長方形チツプ9との組合せにし
たことにより、異なるチツプ形状のできるだけ少
ない数の組合せでもつて最大限変化に富んだ任意
の模様、パターンを形成できる。
また、チツプセツト7の各チツプ8,9が台盤
1上の1つの小枅目6又は2つの小枅目6,6に
亘つてその段部8a,9a又は溝部9bを台盤1
の縦横の突条3,3に係合させて嵌込んでゲーム
が行われるので、車内等の振動する場所でゲーム
を行う場合や台盤1を移動する場合でも、振動や
移動により各チツプ8,9が台盤1上を動いた
り、台盤1上から落ちたりすることがなく確実に
定置でき、ゲームを進行あるいは続行することが
できる。
1上の1つの小枅目6又は2つの小枅目6,6に
亘つてその段部8a,9a又は溝部9bを台盤1
の縦横の突条3,3に係合させて嵌込んでゲーム
が行われるので、車内等の振動する場所でゲーム
を行う場合や台盤1を移動する場合でも、振動や
移動により各チツプ8,9が台盤1上を動いた
り、台盤1上から落ちたりすることがなく確実に
定置でき、ゲームを進行あるいは続行することが
できる。
また、上記各チツプ8,9は互いに接して台盤
2上に定置されるので、自陣の各チツプ8,9の
連続性が明確に判り、ゲームの明確化、容易化を
図ることができる。
2上に定置されるので、自陣の各チツプ8,9の
連続性が明確に判り、ゲームの明確化、容易化を
図ることができる。
しかも、小枅目6と同一大きさの正方形チツプ
8およびその2枚分の大きさの長方形チツプ9に
対し、縦横の突条3,3によつて区画された大枅
目4を書込み線5で四等分区画して小枅目6を形
成したので、上記各チツプ8,9の嵌込みによる
確実な定置を少ない突条3の数で行うことがで
き、台盤1の製作加工が容易である。
8およびその2枚分の大きさの長方形チツプ9に
対し、縦横の突条3,3によつて区画された大枅
目4を書込み線5で四等分区画して小枅目6を形
成したので、上記各チツプ8,9の嵌込みによる
確実な定置を少ない突条3の数で行うことがで
き、台盤1の製作加工が容易である。
さらに、嵌込まれた各チツプ8,9はその外周
部全周の段部8a,9aが突条3と係合しておら
ず、少なくとも一辺の段部8a,9aが開放され
ているので、嵌込み定置された各チツプ8,9を
上記開放された段部8a,9aを手掛かりとして
簡易に取外すことができ、取扱い操作性に優れて
いる。
部全周の段部8a,9aが突条3と係合しておら
ず、少なくとも一辺の段部8a,9aが開放され
ているので、嵌込み定置された各チツプ8,9を
上記開放された段部8a,9aを手掛かりとして
簡易に取外すことができ、取扱い操作性に優れて
いる。
また、ゲーム展開は囲碁と同様に対戦者各自の
思考の積み重ねにより行われるが、正方形チツプ
8と長方形チツプ9の使い分けによつて、その展
開手順は囲碁以上に変化に富み深遠なものとな
り、楽しさが倍加されるとともに、思考力の養成
にも役立つものである。また、長方形チツプの持
ち数を対戦者間で変えることにより、力量に応じ
たハンデイキヤツプを簡単に付与することがで
き、子供から老人に至るまで何れの人も手軽にか
つ簡単に陣取ゲームを楽しむことができる。
思考の積み重ねにより行われるが、正方形チツプ
8と長方形チツプ9の使い分けによつて、その展
開手順は囲碁以上に変化に富み深遠なものとな
り、楽しさが倍加されるとともに、思考力の養成
にも役立つものである。また、長方形チツプの持
ち数を対戦者間で変えることにより、力量に応じ
たハンデイキヤツプを簡単に付与することがで
き、子供から老人に至るまで何れの人も手軽にか
つ簡単に陣取ゲームを楽しむことができる。
さらに、2組のチツプセツト7,7が各々異な
つた色に着色されているため、台盤1上にはゲー
ム展開に伴つて小枅目に嵌込められる各対戦者の
チツプ8,9により種々の模様が形成され、対戦
者特に子供に対して色彩感覚およびパターン感覚
等を啓発することができる。
つた色に着色されているため、台盤1上にはゲー
ム展開に伴つて小枅目に嵌込められる各対戦者の
チツプ8,9により種々の模様が形成され、対戦
者特に子供に対して色彩感覚およびパターン感覚
等を啓発することができる。
さらにまた、上記台盤1および2組のチツプセ
ツト7,7をプラスチツク等によつて簡単に製作
することができるので、安価な娯楽用ゲーム具を
提供することができる。
ツト7,7をプラスチツク等によつて簡単に製作
することができるので、安価な娯楽用ゲーム具を
提供することができる。
尚、2組の各々異なつた色のチツプセツト7,
7は、木質材、プラスチツク材等の素材の表面に
各々異なつた色の塗料等を塗布して形成する他、
各々異なつた色の素材を用いて形成してもよい。
7は、木質材、プラスチツク材等の素材の表面に
各々異なつた色の塗料等を塗布して形成する他、
各々異なつた色の素材を用いて形成してもよい。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案の娯楽用ゲーム具
によれば、正方形の基盤表面を多数の縦横方向に
延びる突条によつて多数の同一正方形状の大枅目
に区画し、該大枅目の各々をさらに縦横方向の書
込み線で正方形状の小枅目に四等分区画してなる
台盤と、上記小枅目と同じ大きさの多数枚の正方
形チツプおよび該正方形チツプ2枚分の大きさの
多数枚の長方形チツプからなる2組の各々異なつ
た色のチツプセツトとを備え、上記正方形チツプ
裏面の外周部全周に上記突条の幅の1/2の幅でか
つ突条の高さと同一の深さの段部を形成するとと
もに、上記長方形チツプ裏面の外周部全周に上記
突条幅の1/2の幅でかつ突条高さと同一の深さの
段部を、長辺方向中央部に上記突条幅と同一の幅
でかつ突条高さと同一の深さの溝部をそれぞれ形
成し、上記正方形チツプをその二辺の段部を突条
に係合せしめて台盤の1つの小枅目に嵌込み、長
方形チツプをその一つの長辺の段部と二つの短辺
の段部又は中央の溝部を突条に係合せしめて台盤
の2つの小枅目に亘つて嵌込んで、各チツプを互
いに接して台盤上に定置可能としたことにより、
車内等の振動する場所や移動する場合でもゲーム
を行うことができるとともに、各チツプの連続性
が明確であり、ゲームの明確化、容易化を図るこ
とができる。また、正方形チツプとその2枚分の
大きさの長方形チツプとの組合せによるため、ゲ
ームを変化に富んだものとすることができるとと
もに、嵌込み式であるにも拘らず各チツプを容易
に取外すことができ、取扱い操作性に優れてい
る。さらに、正方形チツプと長方形チツプの使い
分けにより囲碁以上の展開手順の深遠さを楽しむ
ことができる。しかも、ゲーム展開に伴つて台盤
上には2組の各々異つた色の各チツプにより種々
の模様が形成されるので、対戦者に色彩感覚やパ
ターン感覚等を啓発することができ、また安価に
製作することができる等、実用上優れた効果を有
するものである。
によれば、正方形の基盤表面を多数の縦横方向に
延びる突条によつて多数の同一正方形状の大枅目
に区画し、該大枅目の各々をさらに縦横方向の書
込み線で正方形状の小枅目に四等分区画してなる
台盤と、上記小枅目と同じ大きさの多数枚の正方
形チツプおよび該正方形チツプ2枚分の大きさの
多数枚の長方形チツプからなる2組の各々異なつ
た色のチツプセツトとを備え、上記正方形チツプ
裏面の外周部全周に上記突条の幅の1/2の幅でか
つ突条の高さと同一の深さの段部を形成するとと
もに、上記長方形チツプ裏面の外周部全周に上記
突条幅の1/2の幅でかつ突条高さと同一の深さの
段部を、長辺方向中央部に上記突条幅と同一の幅
でかつ突条高さと同一の深さの溝部をそれぞれ形
成し、上記正方形チツプをその二辺の段部を突条
に係合せしめて台盤の1つの小枅目に嵌込み、長
方形チツプをその一つの長辺の段部と二つの短辺
の段部又は中央の溝部を突条に係合せしめて台盤
の2つの小枅目に亘つて嵌込んで、各チツプを互
いに接して台盤上に定置可能としたことにより、
車内等の振動する場所や移動する場合でもゲーム
を行うことができるとともに、各チツプの連続性
が明確であり、ゲームの明確化、容易化を図るこ
とができる。また、正方形チツプとその2枚分の
大きさの長方形チツプとの組合せによるため、ゲ
ームを変化に富んだものとすることができるとと
もに、嵌込み式であるにも拘らず各チツプを容易
に取外すことができ、取扱い操作性に優れてい
る。さらに、正方形チツプと長方形チツプの使い
分けにより囲碁以上の展開手順の深遠さを楽しむ
ことができる。しかも、ゲーム展開に伴つて台盤
上には2組の各々異つた色の各チツプにより種々
の模様が形成されるので、対戦者に色彩感覚やパ
ターン感覚等を啓発することができ、また安価に
製作することができる等、実用上優れた効果を有
するものである。
図面は本考案の実施例を例示するもので、第1
図は平面図、第2図は断面図、第3図はチツプの
拡大平面図、第4図はチツプの拡大断面図、第5
図はチツプの斜視図、第6図は第1図の−線
拡大断面図である。 1……台盤、2……基盤、2a……外枠部、3
……突条、4……大枅目、5……書込み線、6…
…小枅目、7……チツプセツト、8……正方形チ
ツプ、8a……段部、9……長方形チツプ、9a
……段部、9b……溝部。
図は平面図、第2図は断面図、第3図はチツプの
拡大平面図、第4図はチツプの拡大断面図、第5
図はチツプの斜視図、第6図は第1図の−線
拡大断面図である。 1……台盤、2……基盤、2a……外枠部、3
……突条、4……大枅目、5……書込み線、6…
…小枅目、7……チツプセツト、8……正方形チ
ツプ、8a……段部、9……長方形チツプ、9a
……段部、9b……溝部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 正方形の基盤表面が多数の縦横方向に延びる突
条によつて多数の同一正方形状の大枅目に区画さ
れ、該大枅目の各々がさらに縦横方向の書込み線
で正方形状の小枅目に四等分区画されてなる台盤
と、 上記小枅目と同じ大きさの多数枚の正方形チツ
プおよび該正方形チツプ2枚分の大きさの多数枚
の長方形チツプからなる各々異なつた色の2組の
チツプセツトとを備え、 上記正方形チツプ裏面の外周部全周には上記突
条の幅の1/2の幅でかつ突条の高さと同一の深さ
の段部が形成されており、 上記長方形チツプ裏面の外周部全周には上記突
条幅の1/2の幅でかつ突条高さと同一の深さの段
部が形成され、長方形チツプ裏面の長辺方向中央
部には短辺方向に延びる上記突条幅と同一の幅で
かつ突条高さと同一の深さの溝部が形成されてお
り、 上記正方形チツプはその二辺の段部が縦横の突
条に係合して台盤の1つの小枅目に嵌込まれ、長
方形チツプはその一つの長辺の段部と二つの短辺
の段部とが、もしくは一つの長辺の段部と中央の
溝部とが縦横の突条に係合して台盤の2つの小枅
目に亘つて嵌込まれ、各チツプが互いに接して台
盤上に定置されるように構成されており、 囲碁と同様のルールに従つて各組のチツプセツ
トのチツプを交互に台盤上に定置させて同じ組の
チツプセツトのチツプで囲んだ広さの大小を競う
ために用いられる娯楽用ゲーム具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2214580U JPH029830Y2 (ja) | 1980-02-21 | 1980-02-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2214580U JPH029830Y2 (ja) | 1980-02-21 | 1980-02-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56125281U JPS56125281U (ja) | 1981-09-24 |
JPH029830Y2 true JPH029830Y2 (ja) | 1990-03-12 |
Family
ID=29618275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2214580U Expired JPH029830Y2 (ja) | 1980-02-21 | 1980-02-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH029830Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-21 JP JP2214580U patent/JPH029830Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56125281U (ja) | 1981-09-24 |
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