JPH0717342Y2 - 盤上ゲーム用具 - Google Patents
盤上ゲーム用具Info
- Publication number
- JPH0717342Y2 JPH0717342Y2 JP4487192U JP4487192U JPH0717342Y2 JP H0717342 Y2 JPH0717342 Y2 JP H0717342Y2 JP 4487192 U JP4487192 U JP 4487192U JP 4487192 U JP4487192 U JP 4487192U JP H0717342 Y2 JPH0717342 Y2 JP H0717342Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- length
- pieces
- board
- square
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、表裏色彩の異なる駒を
用い、主として陣取りゲームとして用いるもので囲碁の
世界を探求し得る独自のゲーム用具に関するものであ
る。
用い、主として陣取りゲームとして用いるもので囲碁の
世界を探求し得る独自のゲーム用具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、思考力、創造力を養うものとして
最適なゲーム用具として、相手の駒(石)を囲んで駒
(石)を取り、そして地域を取り合うゲーム用具として
の盤と黒及び白の石からなる囲碁の用具があった。
最適なゲーム用具として、相手の駒(石)を囲んで駒
(石)を取り、そして地域を取り合うゲーム用具として
の盤と黒及び白の石からなる囲碁の用具があった。
【0003】しかし、囲碁では361目を黒と白の石で
取り合うため、終了までに時間がかかり、年少者には取
り付きにくいものとなっている。また、361目が設け
られた盤は必然的に大きくならざるを得ず、黒及び白の
石も重いため、囲碁の用具を持ち運び、旅先の乗り物の
中で行うことがはなはだ困難であった。
取り合うため、終了までに時間がかかり、年少者には取
り付きにくいものとなっている。また、361目が設け
られた盤は必然的に大きくならざるを得ず、黒及び白の
石も重いため、囲碁の用具を持ち運び、旅先の乗り物の
中で行うことがはなはだ困難であった。
【0004】そのため、表裏色彩の異なる駒を用いて、
盤自体も小型化したゲーム用具も開発されてきた。しか
し、表裏色彩の異なる駒を用いてゲームを行うには、ゲ
ーム中にこの駒を何度も裏返したり、何度も取り出した
りする必要があるが、この点に関する使用便利性の改良
のなされたものはなかった。
盤自体も小型化したゲーム用具も開発されてきた。しか
し、表裏色彩の異なる駒を用いてゲームを行うには、ゲ
ーム中にこの駒を何度も裏返したり、何度も取り出した
りする必要があるが、この点に関する使用便利性の改良
のなされたものはなかった。
【0005】
【本考案が解決しようとする課題】そこで、本考案は次
の点を解決課題として提供されたものである。 本考案は、表裏色彩の異なる駒を用いてゲームを遂行
した場合にも、盤面からの駒の取りだし、盤面での駒の
裏返し等、駒の取扱いが極めて便利であるゲーム具を提
供しようとする。
の点を解決課題として提供されたものである。 本考案は、表裏色彩の異なる駒を用いてゲームを遂行
した場合にも、盤面からの駒の取りだし、盤面での駒の
裏返し等、駒の取扱いが極めて便利であるゲーム具を提
供しようとする。
【0006】本考案は、内容的にも奥行と深みが有り
囲碁に勝とも劣らぬものにして、且つ36個のマス目の
盤と少なくとも72個の駒からなることにより、携帯が
容易であり、終了までに時間がかかることがないゲーム
用具を提供せんとするものである。
囲碁に勝とも劣らぬものにして、且つ36個のマス目の
盤と少なくとも72個の駒からなることにより、携帯が
容易であり、終了までに時間がかかることがないゲーム
用具を提供せんとするものである。
【0007】
【問題を解決するための手段】そこで、本考案は、中央
に基点が形成され、且つ、凹状方形のマス目が縦横6個
づつ計36個形成された盤と、マス目に打たれる少なく
とも72個の駒からなるゲーム用具において、盤内マス
目が中央部で凸状、仕切壁側で凹状に形成され、駒が、
長辺の長さがマス目の対角線の長さを超えない範囲で該
長さとほぼ等しく、他の辺の長さがマス目の各辺の長さ
を越えない範囲で該長さとほぼ等しい略三角形状で、駒
の頭角部にアール部が形成され、表面と裏面とが別の色
に着色されて敵味方を区別できるようにされたことを特
徴とするゲーム用具とされた。
に基点が形成され、且つ、凹状方形のマス目が縦横6個
づつ計36個形成された盤と、マス目に打たれる少なく
とも72個の駒からなるゲーム用具において、盤内マス
目が中央部で凸状、仕切壁側で凹状に形成され、駒が、
長辺の長さがマス目の対角線の長さを超えない範囲で該
長さとほぼ等しく、他の辺の長さがマス目の各辺の長さ
を越えない範囲で該長さとほぼ等しい略三角形状で、駒
の頭角部にアール部が形成され、表面と裏面とが別の色
に着色されて敵味方を区別できるようにされたことを特
徴とするゲーム用具とされた。
【0008】
【実施例】以下本考案の実施例に付き説明する。図1は
本考案にかかるゲーム用具の使用途中の盤及び駒の平面
図であり、図2は、盤の断面図である。図において1が
盤、6が駒である。盤1上には凹状の正方形のマス目2
が仕切壁7に仕切られ縦横6個づつ計36個形成されて
いる。本実施例においてマス目2は盤1に穿設する形で
形成されている。勿論、該マス目2は盤1上に縦横6個
の仕切壁7を立設することにより形成してもよい。
本考案にかかるゲーム用具の使用途中の盤及び駒の平面
図であり、図2は、盤の断面図である。図において1が
盤、6が駒である。盤1上には凹状の正方形のマス目2
が仕切壁7に仕切られ縦横6個づつ計36個形成されて
いる。本実施例においてマス目2は盤1に穿設する形で
形成されている。勿論、該マス目2は盤1上に縦横6個
の仕切壁7を立設することにより形成してもよい。
【0009】マス目2の内部底面には、マス目2の一辺
に近い長さを直径とする円形の凸状部3を形成してい
る。尚、凸状部3上面は水平面に形成されている。その
結果、マス目2底面周りには四隅においてやや広い凹部
を有する凹状溝4が形成されることになる。尚、盤1の
中心にはゲームのスタート位置を示す基点5が設けられ
ている。
に近い長さを直径とする円形の凸状部3を形成してい
る。尚、凸状部3上面は水平面に形成されている。その
結果、マス目2底面周りには四隅においてやや広い凹部
を有する凹状溝4が形成されることになる。尚、盤1の
中心にはゲームのスタート位置を示す基点5が設けられ
ている。
【0010】図3はゲーム用具における駒6の平面図で
ある。駒6は略三角形の形状をしている。駒6の底辺9
の長さはマス目2の対角線の長さを超えない範囲でほぼ
等しくされている。他方駒6の他の辺8の長さはマス目
2の一辺の長さを超えない範囲でほぼ等しくされてい
る。これにより、駒6を底辺9を向い合せて二個打つこ
とによりマス目2を埋めることになる。
ある。駒6は略三角形の形状をしている。駒6の底辺9
の長さはマス目2の対角線の長さを超えない範囲でほぼ
等しくされている。他方駒6の他の辺8の長さはマス目
2の一辺の長さを超えない範囲でほぼ等しくされてい
る。これにより、駒6を底辺9を向い合せて二個打つこ
とによりマス目2を埋めることになる。
【0011】したがって、本考案においてはマス目2の
数の二倍の最低72個の駒6が必要となる。駒6は、例
えば表面10が赤色で裏面11が黒色となるごとく、表
面10と裏面11とが別の色にて塗り分けられている。
これにより敵味方の駒6を区別する。
数の二倍の最低72個の駒6が必要となる。駒6は、例
えば表面10が赤色で裏面11が黒色となるごとく、表
面10と裏面11とが別の色にて塗り分けられている。
これにより敵味方の駒6を区別する。
【0012】駒6の表面10と裏面11は、駒6の底辺
9側がマス目2の凸状部3と嵌まりあえるように薄く全
体として緩やかな凹状に形成され、駒6の各角ではマス
目2の凹状溝4に嵌合しあえるよう肉厚に構成されてい
る。又、駒6の頭角部は丸みを帯びたアール部とされて
いる。
9側がマス目2の凸状部3と嵌まりあえるように薄く全
体として緩やかな凹状に形成され、駒6の各角ではマス
目2の凹状溝4に嵌合しあえるよう肉厚に構成されてい
る。又、駒6の頭角部は丸みを帯びたアール部とされて
いる。
【0013】尚、駒6の表面10と裏面11にそれぞれ
別の凹凸の有る図柄を施せば、装飾効果と同時に目の不
自由な人にも駒6のオモテ、ウラを認識でき、ゲームを
楽しむことができるようになる。
別の凹凸の有る図柄を施せば、装飾効果と同時に目の不
自由な人にも駒6のオモテ、ウラを認識でき、ゲームを
楽しむことができるようになる。
【0014】次に本考案の使用方法について述べる。ま
ず、先手と後手を決める。先手は基点5に接するように
駒6を打つ。以後、先手と後手は交互に自分の駒6をマ
ス目に打っていくが、駒6は敵味方のいずれかの駒6と
少なくとも角又は辺が接するように打たなければならな
い。
ず、先手と後手を決める。先手は基点5に接するように
駒6を打つ。以後、先手と後手は交互に自分の駒6をマ
ス目に打っていくが、駒6は敵味方のいずれかの駒6と
少なくとも角又は辺が接するように打たなければならな
い。
【0015】駒6の表裏が赤と黒の着色が施されている
場合、赤、黒駒共に、自駒を繋げて行き、マス目の集合
体であるゲーム枠に駒の辺が、2辺以上接するように生
きる領土を作って行き、ゲーム中、味方の駒6で敵の駒
6を外枠に一辺のみ残す状態で他の辺を塞いだとき、又
は、すべての辺を塞いだときは、該敵の駒6は死んだこ
とになり、味方の駒6となって裏返される。
場合、赤、黒駒共に、自駒を繋げて行き、マス目の集合
体であるゲーム枠に駒の辺が、2辺以上接するように生
きる領土を作って行き、ゲーム中、味方の駒6で敵の駒
6を外枠に一辺のみ残す状態で他の辺を塞いだとき、又
は、すべての辺を塞いだときは、該敵の駒6は死んだこ
とになり、味方の駒6となって裏返される。
【0016】一方が自分の領土以外に駒6を打てる場所
がなくなったときに終了する。その後自分の領土内の空
き地を交互に埋めていき、この時点で死に駒6となった
ものは味方の駒6となって裏返される。駒6の数を数え
多いほうが勝ちとなり、ゲーム終了となる。
がなくなったときに終了する。その後自分の領土内の空
き地を交互に埋めていき、この時点で死に駒6となった
ものは味方の駒6となって裏返される。駒6の数を数え
多いほうが勝ちとなり、ゲーム終了となる。
【0017】
【効果】本考案は、囲碁361目の盤上の世界を、7
2駒の盤上の世界で楽しめるゲーム用具である。ゆえに
ゲームの時間が短縮でき、携帯も簡単となり便利であ
る。 駒角のアール部と盤上枠内の4角の凹状部により、駒
の角を指にて押すとテコの原理にて、駒が楽に立ち、枠
内より駒を取り出すことが容易にできるものである。
2駒の盤上の世界で楽しめるゲーム用具である。ゆえに
ゲームの時間が短縮でき、携帯も簡単となり便利であ
る。 駒角のアール部と盤上枠内の4角の凹状部により、駒
の角を指にて押すとテコの原理にて、駒が楽に立ち、枠
内より駒を取り出すことが容易にできるものである。
【図1】盤の上面図
【図2】盤の断面図
【図3】駒の平面図
【図4】駒の側面図
【図5】駒の断面図
【図6】駒取り出し状態を示す説明図
【符号の説明】 1...盤 2...マス目 3...凸状部 4...凹状溝 5...基点 6...駒 7...仕切壁 8、9...辺 10...表面 11...裏面
Claims (1)
- 【請求項】中央に基点が形成され、且つ、凹状方形のマ
ス目が縦横6個づつ計36個形成された盤と、マス目に
打たれる少なくとも72個の駒からなるゲーム用具にお
いて、盤内マス目が中央部で凸状、仕切壁側で凹状に形
成され、駒が、長辺の長さがマス目の対角線の長さを超
えない範囲で該長さとほぼ等しく、他の辺の長さがマス
目の各辺の長さを越えない範囲で該長さとほぼ等しい略
三角形状で、駒の頭角部にアール部が形成され、表面と
裏面とが別の色に着色されて敵味方を区別できるように
されたことを特徴とするゲーム用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4487192U JPH0717342Y2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 盤上ゲーム用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4487192U JPH0717342Y2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 盤上ゲーム用具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619779U JPH0619779U (ja) | 1994-03-15 |
JPH0717342Y2 true JPH0717342Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=12703563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4487192U Expired - Lifetime JPH0717342Y2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 盤上ゲーム用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717342Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09313665A (ja) * | 1996-05-29 | 1997-12-09 | Tsukuda Original:Kk | ゲーム盤 |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP4487192U patent/JPH0717342Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0619779U (ja) | 1994-03-15 |
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