JP3074245U - 盤上ゲームセット - Google Patents

盤上ゲームセット

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JP3074245U JP2000004311U JP2000004311U JP3074245U JP 3074245 U JP3074245 U JP 3074245U JP 2000004311 U JP2000004311 U JP 2000004311U JP 2000004311 U JP2000004311 U JP 2000004311U JP 3074245 U JP3074245 U JP 3074245U
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ラウ ヨーゲン
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ジャン グンダー クヌードセン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 年代に関係なく楽しむことができ、構造及び
遊び方が簡単にもかかわらず、飽きがこないゲームを提
供する。 【解決手段】 本考案の盤上ゲームセット1は、単位
正三角形22の集合として形成される単位正六角形23
を、中央に一つと、該中央の単位正六角形の周囲に複数
配置して形成され、中心点を中心に全体が点対称の図形
となる正六角形集合図形24を有し、前記中心点を除く
前記単位正六角形の各頂点の位置に孔21が形成された
盤を有する。また、セット1は、孔21に立てることが
でき、二種類の色でグリープ分けされた所定数のピン3
を有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ゲームに係り、特に、ゲーム盤とピンとの組み合わせからなり、ゲ ーム盤上にピンを立て対戦相手側のピンを取り合って楽しむ二人でおこなう盤上 ゲームに関する。
【0002】
【従来の技術】
室内で楽しむゲームとして、盤上で駒やピンなどの小物体を配置したり、移 動させたりして相手と競い合うゲームはこれまでも存在している。しかしながら 、従来のこの種のゲームは、必ずしもゲームへの興味を長く持続させるものでな く、すぐに飽きられてしまうということが少なくない。室内ゲームとしては知的 好奇心を絶えず惹起させ、また、相手の対戦において深い思考力が要求されるゲ ームが、ゲームとして長く継続することのできる優れたゲームと言える。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、室内ゲーム、特に、盤上ゲームとして上記要件を満足させることの できるゲームを提供するもので、構造が簡単であり、しかも、深い思考力を要求 されつつも、ゲームとして楽しむことのでき、また、ゲームを楽しむ過程におい て、幾何学的な思考力を養うことのできる盤上ゲームを提供することを目的とす る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、本考案の以下の手段により達成される。
【0005】 本考案の盤上ゲームセットは、請求項1に記載されるように、単位正三角形の 集合として形成される単位正六角形を、中央に一つと、該中央の単位正六角形の 周囲に複数配置して形成され、中心点を中心に全体が点対称の図形となる正六角 形集合図形を有し、前記中心点を除く前記単位正六角形の各頂点の位置に孔が形 成された盤と、該孔に立てることができ、二種類の色でグリープ分けされた所定 数のピンからなる。
【0006】 また、上記正六角形集合図形は、中心に配置された第1の単位正六角形と、該 第1の単位正六角形の周囲に配置された第2の群の単位正六角形と、前記第2の 群の単位正六角形の周囲に配置された第3の群の単位正六角形を配列して形成し することにより好適な盤上ゲームセットすることができる。
【0007】 また、前記盤の孔の数は72とし、前記各グループのピンの数を72とするこ とにより、理想的な規模の盤上ゲームセットとすることができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案をより詳細に説明するために実施例を図面に基づいて説明する。 (実施例) 図1は、本考案の実施例に係る盤上ゲームセット1を示す。図1(a)は全体 の斜視図を示し、図1(b)は盤の平面図、図1(c)は図1(b)のA−A断 面図である。盤上ゲームセット1は、盤2と複数のピン3のセットからなる。盤 2は後述するように一定のパターンで設けられた複数の孔21を有する。ピン3 は白と黒の2種類の色のピン31と32からなり、夫々の色について72本づつ 用意されている。盤2の孔21の直径は約略4.1mm,深さが約12mm程度 とされる。また、ピン3は、直径が約4mm,長さが約25mmで、盤2の孔2 1に挿入されたとき、図1(a)に示されるように、上部が盤2の表面より突出 した状態で立てられた状態を維持する。
【0009】 盤1には、全部で72個の孔21が形成される。孔21の配列は、図1(b) に示されるように、6個の正三角形22の集合によって形成された単位正六形2 3を整列配置し、その単位各正六各形23を形成する三角形22の頂点に孔21 が形成される。単位正六角形23の配列した全体形状は、図示のように、中央に 配置され単位正六角形aと、その正六角形aの周囲に配置された6個の正六角形 bの群と、正六角形bの周囲に配置された12個の最外周の正六角形の群cとから 形成され、正六角形集合図形24を形成する。したがって、本実施例においては 、19個の単位正六角形23により正六角形集合図形24形成される。そして、こ の正六角形集合図形24は左右対称であり、且つ中心点Oを中心とした点対称の 形状である。そして、全体の中心Oを除く正三角形21の頂点に相当する位置に 孔21が形成されている。したがって、全体として72個の孔21が形成される こととなる。
【0010】 [ゲームの遊び方] 次に、本考案の盤上ゲームセット1を使用する遊び方を説明する。
【0011】 本考案の盤上ゲームセット1は、基本的には二人で対戦して楽しむものであり 、一方が白のピン31を他方が黒のピン32を持つ。そして、交互にピン3を盤2上 の孔21に立てていく。そして、以下のルールにより、相手のピンを取り上げるこ とができ、最終的に自らが保有するピンの数が多い方をゲームの勝ちとするもの である。
【0012】 (ルール) 相手のピンを取ることができる場合は、自ら立てた3本のピンが、正三角形の 頂点を形成している場合に、その正三角形のいずれかの辺上に相手のピンが存在 している場合、そのピンを取り上げることができる。
【0013】 以下、図2〜図4を参照にしてゲームの進め方について説明する。
【0014】 先ず、図2の(a)に示すように、白ピン31を持つプレイヤ(以下、プレイ ヤW)が図示の白1にピンを立て、黒ピン32を持つプレイヤ(以下、プレイヤ B)黒ピンを図示1の位置に立てたとする。次に、白プレイヤWは任意の孔21 にピンを立てることができるが、例えば、図2(b)の2の位置に立てたとする 。この状態で、例えば、白が次回の自分の番がきたときには、図2(c)に数字 3で示すいずれかの位置にピンを立てれば、3本の白ピンにより正三角形を形成 することができる。したがって、黒プレイヤBは、白が正三角形を作ることを阻 止したいと考えれば、上記3の位置に黒ピンを立て、阻止することができる。図 2(d)は、図2(c)の数字3の位置の一方に黒ピン(2)を立てた結果のも のである。
【0015】 図2(e)は、一方の数字3の位置に白ピン3を立てた状態を示す。次いで、 黒プレイヤBは、黒(3)を図2(f)に示す位置に立てる。この状態で、次に 黒ピンが数字4の位置に立てられた場合には、上記ルールにより、白ピン(2) 、(3)の2本が取られることとなる。したがって、白プレイヤWは、それを防 御するため、先回りして、数字4の位置に白ピンを立てる。
【0016】 また、黒ピン(4)がさらに立てられた状態が図3(g)である。図3(h) は、白ピン(5)が立てられ、その位置に黒ピンが立てられて白ピン(1)と( 2)が取られるのを防ぐ手である。
【0017】 図3(i)は、黒ピン(5)が立てられた状態を示す。この場合、白ピン(1 )が黒ピン(4)、(1)、(5)によって形成される正三角形の一辺上に白ピ ン(1)が存在し、これが黒プレイヤBによって取られる。図3(j)は、白ピ ン(1)が取り去られた状態を示す。図3(k)は、白ピン(6)が立てられた 状態を示す。この状態で、次に、図3(l)に示すように、黒ピンが(s)で示 す孔に立てると白ピン(6)は取られることになるが、その場合、その(s)に 立てた黒ピンは取られた白ピン(6)の位置に再び白ピンを立てることによりす ぐに取り返される。したがって、このような場合、白ピン(6)は黒ピン(s) によってはとることができないこととしておく。
【0018】 図4(m)は、黒ピン(6)が立てられた状態をし示す。黒ピン(6)は、図 4(n)に示す数字7の位置に黒ピンを立てると、白ピン(3)、(6)、(2 )を取り上げることができ、これを意図したものである。白プレイヤWは、この 意図を察知することができれば、数字7の点に白ピンを立て、これを防御するこ ととなる。
【0019】 以上のように、互いに戦略を考えつつ、ピンを交互に立てて行き、相手のピン をとりながら、一方で自らのピンが取られるのを防御して行く。
【0020】 そして、最終的に、ピンを立てる位置がなくなった場合、あるいは、一方のプ レイヤがギブアップした場合にゲームは終了する。
【0021】 ゲームが終了した時点で、最終的に自分の持っているピンを全て孔に立て、ピ ンの数が多い方のプレイヤが勝ちとなる。
【0022】 以上、本考案の盤上ゲームセットとその使用方法及び遊び方を説明したが、ゲ ームのセット自体は極めて簡単な構造であり、その遊び方のルールもきわめて単 純である。しかしながら、これを使用するゲームは、思考力が要求され、対戦相 手に勝つための所謂定石のようなものを研究することによりゲームの面白さが一 層増すなど、ゲームとしての価値が高い。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案による盤とピンからなる盤上ゲームは、ゲーム装 置としては構成が単純であるにもかかわらず、年代に関係なく、飽きずに楽しみ ことができ、また、プレイを重ねる毎に興味をますことのできるゲームとするこ とができる。また、プレイをする過程において、幾何数学の能力を高め、思考力 を、集中力を高めることができるという効果も得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の盤上ゲームセットを示す図である。
(a)は全体斜視図、(b)は盤の平面図、(c)は
(b)のA−A断面図である。
【図2】本考案の盤上ゲームセットを使用するプレイの
方法を説明する図である。
【図3】本考案の盤上ゲームセットを使用するプレイの
方法を説明する図である
【図4】本考案の盤上ゲームセットを使用するプレイの
方法を説明する図である
【符号の説明】
1 盤上ゲームセット 2 盤 21 孔 3 ピン 31 白ピン 32 黒ピン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単位正三角形の集合として形成される単
    位正六角形を、中央に一つと、該中央の単位正六角形の
    周囲に複数配置して形成され、中心点を中心に全体が点
    対称の図形となる正六角形集合図形を有し、前記中心点
    を除く前記単位正六角形の各頂点の位置に孔が形成され
    た盤と、該孔に立てることができ、二種類の色でグルー
    プ分けされた所定数のピンからなる盤上ゲームセット。
  2. 【請求項2】 正六角形集合図形は、中心に配置された
    第1の単位正六角形と、該第1の単位正六角形の周囲に
    配置された第2の群の単位正六角形と、前記第2の群の
    単位正六角形の周囲に配置された第3の群の単位正六角
    形を配列して形成した請求項1に記載の盤上ゲームセッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記盤の孔の数は72であり、前記各グ
    ループのピンの数は72である請求項2に記載の盤上ゲ
    ームセット。
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