JPH1176457A - ゴルフボール - Google Patents
ゴルフボールInfo
- Publication number
- JPH1176457A JPH1176457A JP9242537A JP24253797A JPH1176457A JP H1176457 A JPH1176457 A JP H1176457A JP 9242537 A JP9242537 A JP 9242537A JP 24253797 A JP24253797 A JP 24253797A JP H1176457 A JPH1176457 A JP H1176457A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal layer
- core
- inner core
- golf ball
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/005—Cores
- A63B37/0051—Materials other than polybutadienes; Constructional details
- A63B37/0054—Substantially rigid, e.g. metal
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/007—Characteristics of the ball as a whole
- A63B37/0072—Characteristics of the ball as a whole with a specified number of layers
- A63B37/0076—Multi-piece balls, i.e. having two or more intermediate layers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/02—Special cores
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コアの母材であるゴムの物性を損なうことな
くゴルフボールの慣性モーメントを低減させる。これに
より、良好なコアの反発性を確保しつつ、優れたスピン
特性を有するゴルフボールを得る。 【解決手段】 コア４とカバー８との間、インナーコア
とアウターコアとの間又は内層カバーと外層カバーとの
間に金属層６を設ける。また、コア４又はインナーコア
の中心と金属層６の内表面との間の距離を１７ｍｍ以上
とし、金属層６の重量を０．２〜４．０ｇとする。金属
層６を形成する金属としてはニッケルが好ましい。ま
た、金属層はめっき法によって形成することが適当であ
る。
くゴルフボールの慣性モーメントを低減させる。これに
より、良好なコアの反発性を確保しつつ、優れたスピン
特性を有するゴルフボールを得る。 【解決手段】 コア４とカバー８との間、インナーコア
とアウターコアとの間又は内層カバーと外層カバーとの
間に金属層６を設ける。また、コア４又はインナーコア
の中心と金属層６の内表面との間の距離を１７ｍｍ以上
とし、金属層６の重量を０．２〜４．０ｇとする。金属
層６を形成する金属としてはニッケルが好ましい。ま
た、金属層はめっき法によって形成することが適当であ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、慣性モーメントを
低くして優れたスピン特性が得られるようにしたゴルフ
ボールに関する。
低くして優れたスピン特性が得られるようにしたゴルフ
ボールに関する。
【０００２】
【従来の技術】飛行時における慣性モーメントを低くし
たゴルフボールとして、特開昭６０−１４８７７号公報
に記載されたものが知られている。このゴルフボール
は、内核芯、中間層及び外皮からなるもので、内核芯を
構成するゴムに金属酸化物粉末等の重量調整剤を多量に
添加し、内核芯の比重を大きくすることにより、慣性モ
ーメントの低減を図ったものである。
たゴルフボールとして、特開昭６０−１４８７７号公報
に記載されたものが知られている。このゴルフボール
は、内核芯、中間層及び外皮からなるもので、内核芯を
構成するゴムに金属酸化物粉末等の重量調整剤を多量に
添加し、内核芯の比重を大きくすることにより、慣性モ
ーメントの低減を図ったものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭６０−
１４８７７号のゴルフボールでは、内核芯を構成するゴ
ムに金属酸化物粉末等の重量調整剤を多量に添加してい
るので、この多量の重量調整剤の添加に起因して、内核
芯の母材であるゴムが機械特性的に硬くかつもろくなり
易い。また、ゴムに重量調整剤を添加した場合、添加し
ない場合に較べてゴムの反発性が低下する傾向にあり、
この傾向は重量調整剤の添加量が多くなるほど顕著にな
る。したがって、特開昭６０−１４８７７号のゴルフボ
ールでは、母材であるゴムの物性を損なわずに内核芯に
添加できる重量調整剤の量に限界があり、そのため十分
な慣性モーメント低減効果を得ることができなかった。
１４８７７号のゴルフボールでは、内核芯を構成するゴ
ムに金属酸化物粉末等の重量調整剤を多量に添加してい
るので、この多量の重量調整剤の添加に起因して、内核
芯の母材であるゴムが機械特性的に硬くかつもろくなり
易い。また、ゴムに重量調整剤を添加した場合、添加し
ない場合に較べてゴムの反発性が低下する傾向にあり、
この傾向は重量調整剤の添加量が多くなるほど顕著にな
る。したがって、特開昭６０−１４８７７号のゴルフボ
ールでは、母材であるゴムの物性を損なわずに内核芯に
添加できる重量調整剤の量に限界があり、そのため十分
な慣性モーメント低減効果を得ることができなかった。
【０００４】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、コアの母材であるゴムの物性を損なうことなく慣性
モーメントを低減させ、これにより良好な反発性を確保
しつつ優れたスピン特性が得られるようにしたゴルフボ
ールを提供することを目的とする。
で、コアの母材であるゴムの物性を損なうことなく慣性
モーメントを低減させ、これにより良好な反発性を確保
しつつ優れたスピン特性が得られるようにしたゴルフボ
ールを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、インナーコアとアウターコアとの間に金属
層を有し、かつインナーコアの中心と金属層の内表面と
の間の距離が１５ｍｍ以下であるとともに、金属層の重
量が０．２〜４．０ｇであることを特徴とするゴルフボ
ールを提供する。
成するため、インナーコアとアウターコアとの間に金属
層を有し、かつインナーコアの中心と金属層の内表面と
の間の距離が１５ｍｍ以下であるとともに、金属層の重
量が０．２〜４．０ｇであることを特徴とするゴルフボ
ールを提供する。
【０００６】本発明のゴルフボールは、インナーコアと
アウターコアとの間に金属層を設け、かつインナーコア
の中心と金属層の内表面との間の距離を１５ｍｍ以下と
することにより、ゴルフボールの中心部分近傍に重量を
多く配分して慣性モーメントの低減を図っている。した
がって、本発明では、特開昭６０−１４８７７号のボー
ルにおける内核芯に相当するインナーコアを構成するゴ
ムに、その物性を損なうほど多量に金属酸化物粉末等の
重量調整剤を添加することなく、慣性モーメントを低減
することができるので、コアの反発性を損なうことがな
い。また、金属層の重量を選択することにより、慣性モ
ーメントの低減の程度を幅広く調整することができる。
そのため、本発明のゴルフボールでは、良好な反発性を
確保しつつ、慣性モーメントを所望の程度に低減するこ
とができるものである。
アウターコアとの間に金属層を設け、かつインナーコア
の中心と金属層の内表面との間の距離を１５ｍｍ以下と
することにより、ゴルフボールの中心部分近傍に重量を
多く配分して慣性モーメントの低減を図っている。した
がって、本発明では、特開昭６０−１４８７７号のボー
ルにおける内核芯に相当するインナーコアを構成するゴ
ムに、その物性を損なうほど多量に金属酸化物粉末等の
重量調整剤を添加することなく、慣性モーメントを低減
することができるので、コアの反発性を損なうことがな
い。また、金属層の重量を選択することにより、慣性モ
ーメントの低減の程度を幅広く調整することができる。
そのため、本発明のゴルフボールでは、良好な反発性を
確保しつつ、慣性モーメントを所望の程度に低減するこ
とができるものである。
【０００７】以下、本発明につきさらに詳しく説明す
る。本発明では、インナーコアとアウターコアとの間に
金属層を設ける。この場合、インナーコア及びアウター
コアの材質に限定はなく、例えばポリブタジエンゴム、
ポリイソプレンゴム、天然ゴム、シリコーンゴム等を主
成分とする加硫ゴムを用いることができるが、ポリブタ
ジエンゴムを主成分とする加硫ゴムを用いることが特に
好ましい。なお、インナーコア及びアウターコアはそれ
ぞれ一種の材料からなる単層構造としてもよく、異種の
材料からなる層を積層した２層以上の多層構造としても
よい。
る。本発明では、インナーコアとアウターコアとの間に
金属層を設ける。この場合、インナーコア及びアウター
コアの材質に限定はなく、例えばポリブタジエンゴム、
ポリイソプレンゴム、天然ゴム、シリコーンゴム等を主
成分とする加硫ゴムを用いることができるが、ポリブタ
ジエンゴムを主成分とする加硫ゴムを用いることが特に
好ましい。なお、インナーコア及びアウターコアはそれ
ぞれ一種の材料からなる単層構造としてもよく、異種の
材料からなる層を積層した２層以上の多層構造としても
よい。
【０００８】金属層の材質にも限定はなく、例えばニッ
ケル、アルミニウム、銅、鉛、亜鉛、錫、金、銀、プラ
チナ等から選ばれるものを用いることができるが、製造
コストや比重等の点を考慮すると、ニッケルを用いるこ
とが特に好ましい。
ケル、アルミニウム、銅、鉛、亜鉛、錫、金、銀、プラ
チナ等から選ばれるものを用いることができるが、製造
コストや比重等の点を考慮すると、ニッケルを用いるこ
とが特に好ましい。
【０００９】インナーコアとアウターコアとの間に金属
層を設ける方法としては、例えば下記〜の方法が挙
げられるが、これらに限定されるものではない。 インナーコアの表面に金属層を形成した後、このイン
ナーコアに圧縮成形等によってアウターコアを被覆する
方法。 半球カップ状のアウターコア成形材料の内表面に金属
層を形成した後、インナーコアに圧縮成形によって上記
アウターコアを被覆する方法。 インナーコアの表面に金属層を形成するとともに、半
球カップ状のアウターコア成形材料の内表面に金属層を
形成した後、上記インナーコアに圧縮成形によって上記
アウターコアを被覆する方法。
層を設ける方法としては、例えば下記〜の方法が挙
げられるが、これらに限定されるものではない。 インナーコアの表面に金属層を形成した後、このイン
ナーコアに圧縮成形等によってアウターコアを被覆する
方法。 半球カップ状のアウターコア成形材料の内表面に金属
層を形成した後、インナーコアに圧縮成形によって上記
アウターコアを被覆する方法。 インナーコアの表面に金属層を形成するとともに、半
球カップ状のアウターコア成形材料の内表面に金属層を
形成した後、上記インナーコアに圧縮成形によって上記
アウターコアを被覆する方法。
【００１０】また、金属層の形成方法としては、例え
ば、めっき法、真空蒸着法、スパッタリング法、化学的
気相蒸着法等を挙げることができるが、金属層の厚みを
均一にし易い点でめっき法が特に好ましい。めっき法に
よって厚みが均一な金属層を形成すると、ボールに偏芯
回転が生じることを防止できる。すなわち、慣性モーメ
ントを低減させるために、例えば高比重の材料からなる
層をゴルフボールの中心部近傍に形成しようとすると、
高比重材料からなる層の厚みにバラツキが生じた場合
に、ボールに偏芯回転が生じて飛翔性能が低下するが、
めっき法によって厚みが均一な金属層を形成することに
より、かかる問題を解消することができる。
ば、めっき法、真空蒸着法、スパッタリング法、化学的
気相蒸着法等を挙げることができるが、金属層の厚みを
均一にし易い点でめっき法が特に好ましい。めっき法に
よって厚みが均一な金属層を形成すると、ボールに偏芯
回転が生じることを防止できる。すなわち、慣性モーメ
ントを低減させるために、例えば高比重の材料からなる
層をゴルフボールの中心部近傍に形成しようとすると、
高比重材料からなる層の厚みにバラツキが生じた場合
に、ボールに偏芯回転が生じて飛翔性能が低下するが、
めっき法によって厚みが均一な金属層を形成することに
より、かかる問題を解消することができる。
【００１１】めっき法によって金属層を形成する場合、
例えば、真空蒸着、導電性塗装処理、無電解めっき等に
よって被めっき面（例えばインナーコアの表面）に予め
導電性を付与した後、さらにこの被めっき面に電解めっ
き、無電解めっき等のめっき処理を施す方法を採ること
ができる。ただし、めっき層の厚みの精度の高さ、めっ
き層の被めっき面に対する密着性の高さの点で、無電解
めっきによって被めっき面に導電性を付与した後、さら
に被めっき面に無電解めっき又は電解めっきを施す方法
が特に好ましい。
例えば、真空蒸着、導電性塗装処理、無電解めっき等に
よって被めっき面（例えばインナーコアの表面）に予め
導電性を付与した後、さらにこの被めっき面に電解めっ
き、無電解めっき等のめっき処理を施す方法を採ること
ができる。ただし、めっき層の厚みの精度の高さ、めっ
き層の被めっき面に対する密着性の高さの点で、無電解
めっきによって被めっき面に導電性を付与した後、さら
に被めっき面に無電解めっき又は電解めっきを施す方法
が特に好ましい。
【００１２】本発明では、インナーコアの中心と金属層
の内表面との間の距離を１５ｍｍ以下にする。この距離
が１５ｍｍを超えると、十分な慣性モーメント低減効果
を得ることができない。インナーコアの中心と金属層の
内表面との間の距離のより好ましい範囲は５．０〜１
５．０ｍｍ、特に８．０〜１４．０ｍｍである。上記距
離が５．０ｍｍ未満であると、製造時に偏心しやすく弾
道に伸びが見られなくなることがある。
の内表面との間の距離を１５ｍｍ以下にする。この距離
が１５ｍｍを超えると、十分な慣性モーメント低減効果
を得ることができない。インナーコアの中心と金属層の
内表面との間の距離のより好ましい範囲は５．０〜１
５．０ｍｍ、特に８．０〜１４．０ｍｍである。上記距
離が５．０ｍｍ未満であると、製造時に偏心しやすく弾
道に伸びが見られなくなることがある。
【００１３】また、本発明では、金属層の重量を０．２
〜４．０ｇとする。金属層の重量が０．２ｇより小さい
と十分な慣性モーメント低減効果を得ることができず、
４．０ｇより大きいと他の部材を軽量化してもゴルフボ
ールの規定の重量を超えてしまうという問題が生じる。
金属層の重量は、所望する慣性モーメントの程度に応じ
て上記範囲内で適宜選択することができるが、通常、金
属層の重量のより好ましい範囲は１．５〜３．５ｇ、特
に２．０〜３．０ｇである。
〜４．０ｇとする。金属層の重量が０．２ｇより小さい
と十分な慣性モーメント低減効果を得ることができず、
４．０ｇより大きいと他の部材を軽量化してもゴルフボ
ールの規定の重量を超えてしまうという問題が生じる。
金属層の重量は、所望する慣性モーメントの程度に応じ
て上記範囲内で適宜選択することができるが、通常、金
属層の重量のより好ましい範囲は１．５〜３．５ｇ、特
に２．０〜３．０ｇである。
【００１４】さらに、本発明では、インナーコアの重量
を１５．０〜１９．０ｇ、アウターコアの重量を１５．
０〜１８．０ｇとすることが好ましい。インナーコア及
びアウターコアの重量がそれぞれ上記範囲を外れると、
十分な慣性モーメント低減効果を得ることができない場
合が生じる。インナーコアの重量のより好ましい範囲は
１７．０〜１９．０ｇ、アウターコアの重量のより好ま
しい範囲は１５．０〜１７．０ｇである。なお、インナ
ーコア及びアウターコアの重量調整は、例えば、両コア
を構成するゴムへの重量調整剤の配合量によって両コア
の比重を調節することにより行うことができる。
を１５．０〜１９．０ｇ、アウターコアの重量を１５．
０〜１８．０ｇとすることが好ましい。インナーコア及
びアウターコアの重量がそれぞれ上記範囲を外れると、
十分な慣性モーメント低減効果を得ることができない場
合が生じる。インナーコアの重量のより好ましい範囲は
１７．０〜１９．０ｇ、アウターコアの重量のより好ま
しい範囲は１５．０〜１７．０ｇである。なお、インナ
ーコア及びアウターコアの重量調整は、例えば、両コア
を構成するゴムへの重量調整剤の配合量によって両コア
の比重を調節することにより行うことができる。
【００１５】本発明のゴルフボールは、前述したインナ
ーコアとアウターコアとの間に金属層を設けてなる球体
（以下、この球体を単にコアということもある）に圧縮
成形又は射出成形によってカバー材を被覆してディンプ
ルを形成した後、必要に応じ塗装、マークスタンプ等の
仕上げ処理を行うことにより製造することができる。こ
の場合、カバーの材質に特に限定はなく、例えばアイオ
ノマー樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポ
リウレタン系樹脂とポリエステル系樹脂との混合物等か
ら選ばれるものを用いることができる。なお、本発明の
ゴルフボールの大きさ及び重量はゴルフ規則に従うもの
であり、直径４２．６７ｍｍ以上、重さ４５．９３ｇ以
下に形成することができる。
ーコアとアウターコアとの間に金属層を設けてなる球体
（以下、この球体を単にコアということもある）に圧縮
成形又は射出成形によってカバー材を被覆してディンプ
ルを形成した後、必要に応じ塗装、マークスタンプ等の
仕上げ処理を行うことにより製造することができる。こ
の場合、カバーの材質に特に限定はなく、例えばアイオ
ノマー樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポ
リウレタン系樹脂とポリエステル系樹脂との混合物等か
ら選ばれるものを用いることができる。なお、本発明の
ゴルフボールの大きさ及び重量はゴルフ規則に従うもの
であり、直径４２．６７ｍｍ以上、重さ４５．９３ｇ以
下に形成することができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】図１は本発明ゴルフボールの一実
施形態例を示す断面図である。図１に示すゴルフボール
２は、インナーコア４の表面に金属層６を形成し、さら
に金属層６の表面にアウターコア８を成形することによ
りコア１２を形成した後、コア１２をカバー１０で被覆
することにより作製したものである。また、インナーコ
ア４の中心と金属層６の内表面との間の距離ａは１５ｍ
ｍ以下、金属層６の重量は０．２〜４．０ｇに設定され
ている。
施形態例を示す断面図である。図１に示すゴルフボール
２は、インナーコア４の表面に金属層６を形成し、さら
に金属層６の表面にアウターコア８を成形することによ
りコア１２を形成した後、コア１２をカバー１０で被覆
することにより作製したものである。また、インナーコ
ア４の中心と金属層６の内表面との間の距離ａは１５ｍ
ｍ以下、金属層６の重量は０．２〜４．０ｇに設定され
ている。
【００１７】本例のゴルフボール２は、例えば次の手順
で製造することができるが、これに限定されるものでは
ない。 (1)加硫ゴムからなるインナーコア４を圧縮成形によっ
て作製した後、インナーコア４の表面にめっき法によっ
て金属層６を形成する。 (2)未加硫ゴムからなるアウターコア成形用の半球カッ
プ体２個を一次加硫（半加硫）してから金属層６を有す
るインナーコア４に被せ、さらに加熱圧縮により半球カ
ップ体の二次加硫（全加硫）を行って半球体カップを接
合することにより、インナーコア４とアウターコア８と
の間に金属層６を設けてなるコア１２を作製する。 (3)コア１２に圧縮成形又は射出成形によってカバー１
０を被覆してディンプルを形成する。
で製造することができるが、これに限定されるものでは
ない。 (1)加硫ゴムからなるインナーコア４を圧縮成形によっ
て作製した後、インナーコア４の表面にめっき法によっ
て金属層６を形成する。 (2)未加硫ゴムからなるアウターコア成形用の半球カッ
プ体２個を一次加硫（半加硫）してから金属層６を有す
るインナーコア４に被せ、さらに加熱圧縮により半球カ
ップ体の二次加硫（全加硫）を行って半球体カップを接
合することにより、インナーコア４とアウターコア８と
の間に金属層６を設けてなるコア１２を作製する。 (3)コア１２に圧縮成形又は射出成形によってカバー１
０を被覆してディンプルを形成する。
【００１８】
【実施例】表１に示した実施例１、２及び比較例１〜４
のゴルフボールを製造した。この場合、インナーコアと
アウターコアとの間に金属層を有する実施例１、２及び
比較例３、４のゴルフボールは、前記(1)〜(3)の手順で
製造した。金属層は、インナーコアの表面に無電解ニッ
ケルめっきによって導電性を付与した後、さらにインナ
ーコアの表面に無電解ニッケルめっきを施す方法によっ
て形成した。なお、比較例２のボールは単層構造のコア
を用いたツーピースボールであるが、そのコア配合等に
ついては表１のインナーコア配合等の欄に記載した。
のゴルフボールを製造した。この場合、インナーコアと
アウターコアとの間に金属層を有する実施例１、２及び
比較例３、４のゴルフボールは、前記(1)〜(3)の手順で
製造した。金属層は、インナーコアの表面に無電解ニッ
ケルめっきによって導電性を付与した後、さらにインナ
ーコアの表面に無電解ニッケルめっきを施す方法によっ
て形成した。なお、比較例２のボールは単層構造のコア
を用いたツーピースボールであるが、そのコア配合等に
ついては表１のインナーコア配合等の欄に記載した。
【００１９】表１中の基材ゴムとしては日本合成ゴム社
製のポリブタジエンゴムＪＳＲ ＢＲ０１と同ＢＲ１１
とを重量比５０：５０で配合したもの、加硫剤としては
ジクミルパーオキサイド（日本油脂社製パークミル
Ｄ）、硬化剤としてはアクリル酸亜鉛を用いた。また、
表１中のカバー配合Ａはアイオノマー樹脂である三井・
デュポンポリケミカル社製ハイミラン１６０５と同１７
０６とを重量比５０：５０でブレンドしたもの、カバー
配合Ｂはアイオノマー樹脂であるデュポン社製サーリン
１６５２を単独で用いたものである。なお、カバーは射
出成形によって形成した。
製のポリブタジエンゴムＪＳＲ ＢＲ０１と同ＢＲ１１
とを重量比５０：５０で配合したもの、加硫剤としては
ジクミルパーオキサイド（日本油脂社製パークミル
Ｄ）、硬化剤としてはアクリル酸亜鉛を用いた。また、
表１中のカバー配合Ａはアイオノマー樹脂である三井・
デュポンポリケミカル社製ハイミラン１６０５と同１７
０６とを重量比５０：５０でブレンドしたもの、カバー
配合Ｂはアイオノマー樹脂であるデュポン社製サーリン
１６５２を単独で用いたものである。なお、カバーは射
出成形によって形成した。
【００２０】
【表１】
【００２１】実施例、比較例のゴルフボールの慣性モー
メントを測定するとともに飛び試験を行った。測定及び
試験は下記のようにして実施した。
メントを測定するとともに飛び試験を行った。測定及び
試験は下記のようにして実施した。
【００２２】［慣性モーメントの測定］INERTIA DYNAMI
CS INC.製の慣性モーメント測定機（Ｍ０１−００５）
を用いて測定を行った。この測定機の治具にゴルフボー
ルを乗せた時の振動の周期とボールを乗せない時の振動
の周期との差よりゴルフボールの慣性モーメントを計算
した。
CS INC.製の慣性モーメント測定機（Ｍ０１−００５）
を用いて測定を行った。この測定機の治具にゴルフボー
ルを乗せた時の振動の周期とボールを乗せない時の振動
の周期との差よりゴルフボールの慣性モーメントを計算
した。
【００２３】［飛び試験］打撃試験機を用いて１番ウッ
ド（Ｗ＃１）によりヘッドスピード４５ｍ／ｓ（ＨＳ４
５）で打撃を行い、そのときの初速、スピン量、キャリ
ー距離及び弾道を調べた。弾道の評価基準は下記の通り
である。 ○：弾道に伸び（ホップ）が見られた。 ×：弾道に伸びが見られず、棒玉となった。
ド（Ｗ＃１）によりヘッドスピード４５ｍ／ｓ（ＨＳ４
５）で打撃を行い、そのときの初速、スピン量、キャリ
ー距離及び弾道を調べた。弾道の評価基準は下記の通り
である。 ○：弾道に伸び（ホップ）が見られた。 ×：弾道に伸びが見られず、棒玉となった。
【００２４】結果を表１に示す。表１より、下記のこと
が知見される。 (a)実施例１、２の本発明ゴルフボールは、単層構造の
ソリッドコアを用いた従来型のツーピースボールである
比較例２のゴルフボールに較べ、慣性モーメントが大き
く低減している。したがって、実施例１、２のボール
は、高スピンで伸びのある弾道を有し、大きなキャリー
距離を得ることができる。 (b)比較例１のボールは、前述した特開昭６０−１４８
７７号のボールである。この場合、実施例１及び比較例
１では、インナーコアにおける金属酸化物粉末の添加量
を等しくし、インナーコアの重量、外径もほぼ等しくし
たが、実施例１のボールは金属層を有するため、比較例
１のボールよりも慣性モーメントが低減している。 (c)実施例１及び比較例１では、インナーコアに金属酸
化物粉末をかなり多く添加しており、金属酸化物粉末の
添加量をさらに多くするとコアの反発性が低下するおそ
れがある。したがって、特開昭６０−１４８７７号のボ
ールでは、比較例１程度にまで慣性モーメントを低減さ
せるのが限度であるが（慣性モーメント７５．６程
度）、実施例１では金属層の重量を下限値付近にしてあ
るにも関わらず、慣性モーメントは比較例１よりも低く
なっている。このことから、本発明ゴルフボールによれ
ば、金属層の重量を選択することにより、良好なコアの
反発性を確保しつつ、慣性モーメントの低減の程度を幅
広く調整できることがわかる。 (d)インナーコアの中心と金属層の内表面との間の距離
が１５ｍｍを超え、かつ金属層の重量が０．２ｇより小
さい比較例３のボールでは、慣性モーメントの低減効果
が十分でなく、高スピンで伸びのある弾道は得られな
い。 (e)インナーコアの中心と金属層の内表面との間の距離
は１５ｍｍ以下であるが、金属層の重量が４ｇより大き
い比較例４のボールでは、やはり慣性モーメントの低減
効果が十分でなく、高スピンで伸びのある弾道は得られ
ない。
が知見される。 (a)実施例１、２の本発明ゴルフボールは、単層構造の
ソリッドコアを用いた従来型のツーピースボールである
比較例２のゴルフボールに較べ、慣性モーメントが大き
く低減している。したがって、実施例１、２のボール
は、高スピンで伸びのある弾道を有し、大きなキャリー
距離を得ることができる。 (b)比較例１のボールは、前述した特開昭６０−１４８
７７号のボールである。この場合、実施例１及び比較例
１では、インナーコアにおける金属酸化物粉末の添加量
を等しくし、インナーコアの重量、外径もほぼ等しくし
たが、実施例１のボールは金属層を有するため、比較例
１のボールよりも慣性モーメントが低減している。 (c)実施例１及び比較例１では、インナーコアに金属酸
化物粉末をかなり多く添加しており、金属酸化物粉末の
添加量をさらに多くするとコアの反発性が低下するおそ
れがある。したがって、特開昭６０−１４８７７号のボ
ールでは、比較例１程度にまで慣性モーメントを低減さ
せるのが限度であるが（慣性モーメント７５．６程
度）、実施例１では金属層の重量を下限値付近にしてあ
るにも関わらず、慣性モーメントは比較例１よりも低く
なっている。このことから、本発明ゴルフボールによれ
ば、金属層の重量を選択することにより、良好なコアの
反発性を確保しつつ、慣性モーメントの低減の程度を幅
広く調整できることがわかる。 (d)インナーコアの中心と金属層の内表面との間の距離
が１５ｍｍを超え、かつ金属層の重量が０．２ｇより小
さい比較例３のボールでは、慣性モーメントの低減効果
が十分でなく、高スピンで伸びのある弾道は得られな
い。 (e)インナーコアの中心と金属層の内表面との間の距離
は１５ｍｍ以下であるが、金属層の重量が４ｇより大き
い比較例４のボールでは、やはり慣性モーメントの低減
効果が十分でなく、高スピンで伸びのある弾道は得られ
ない。
【００２５】
【発明の効果】本発明によれば、コアの母材であるゴム
の物性を損なうことなく慣性モーメントを低減させるこ
とができ、したがって良好な反発性及び優れたスピン特
性を有するゴルフボールを得ることができる。
の物性を損なうことなく慣性モーメントを低減させるこ
とができ、したがって良好な反発性及び優れたスピン特
性を有するゴルフボールを得ることができる。
【図１】本発明に係るゴルフボールの一例を示す断面図
である。
である。
２ ゴルフボール ４ インナーコア ６ 金属層 ８ アウターコア
Claims (3)
- 【請求項１】 インナーコアとアウターコアとの間に金
属層を有し、かつインナーコアの中心と金属層の内表面
との間の距離が１５ｍｍ以下であるとともに、金属層の
重量が０．２〜４．０ｇであることを特徴とするゴルフ
ボール。 - 【請求項２】 金属層がニッケルからなる請求項１に記
載のゴルフボール。 - 【請求項３】 金属層がめっき法によって形成された請
求項１又は２に記載のゴルフボール。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9242537A JPH1176457A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | ゴルフボール |
| US09/149,048 US6048279A (en) | 1997-09-08 | 1998-09-08 | Golf ball |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9242537A JPH1176457A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | ゴルフボール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1176457A true JPH1176457A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17090594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9242537A Pending JPH1176457A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | ゴルフボール |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6048279A (ja) |
| JP (1) | JPH1176457A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010522014A (ja) * | 2007-03-21 | 2010-07-01 | ダータ エフ．ソシエタ ア レスポンサビリタ リミタータ | 色付き遊技用ボール |
| US7894704B2 (en) | 2003-03-28 | 2011-02-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Reproducing apparatus and method, and recording medium |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6193618B1 (en) * | 1993-04-28 | 2001-02-27 | Spalding Sports Worldwide, Inc. | Low spin golf ball comprising a mantle with a cellular or liquid core |
| JP3656807B2 (ja) * | 1999-02-10 | 2005-06-08 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ソリッドゴルフボール |
| US6685580B2 (en) | 2001-03-23 | 2004-02-03 | Acushnet Company | Three-layer cover for a golf ball including a thin dense layer |
| US7708654B2 (en) * | 2002-05-29 | 2010-05-04 | Acushnet Company | Foam-core golf balls |
| US6743123B2 (en) | 2001-03-23 | 2004-06-01 | Acushnet Company | Golf ball having a high moment of inertia and low driver spin rate |
| US20020160862A1 (en) | 2001-04-25 | 2002-10-31 | Morgan William E. | Multilayer golf ball with hoop-stress layer |
| US20030069082A1 (en) * | 2001-10-09 | 2003-04-10 | Sullivan Michael J. | Golf ball with polysulfide rubber layer |
| US6755753B2 (en) | 2001-12-13 | 2004-06-29 | Callaway Golf Company | Golf ball having a controlled variable moment of inertia |
| US6846248B2 (en) * | 2001-12-13 | 2005-01-25 | Callaway Golf Company | Golf ball having a controlled weight distribution about a designated spin axis and a method of making same |
| US6887166B2 (en) | 2002-02-15 | 2005-05-03 | Qi Yu | Golf ball |
| US8715110B2 (en) * | 2003-05-19 | 2014-05-06 | Acushnet Company | Foam-core golf balls |
| US7037965B2 (en) * | 2002-08-27 | 2006-05-02 | Acushnet Company | Golf balls comprising glass ionomers, ormocers, or other hybrid organic/inorganic compositions |
| US7238122B2 (en) * | 2002-08-27 | 2007-07-03 | Acushnet Company | Ormocer composites for golf ball components |
| US7691009B2 (en) * | 2003-09-26 | 2010-04-06 | Radar Golf, Inc. | Apparatuses and methods relating to findable balls |
| US20130029785A1 (en) * | 2011-07-27 | 2013-01-31 | Sullivan Michael J | Multi-layered cores having selective weight distribution for golf balls |
| JP5966271B2 (ja) * | 2011-07-27 | 2016-08-10 | 横浜ゴム株式会社 | 球技用ボール |
| JP5893340B2 (ja) * | 2011-10-28 | 2016-03-23 | ダンロップスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
| US9095746B2 (en) * | 2012-09-07 | 2015-08-04 | Acushnet Company | Golf balls having dual-layered cores with metal-containing centers and thermoset outer cores |
| US9878213B2 (en) * | 2012-09-07 | 2018-01-30 | Acushnet Company | Golf balls having dual-layered cores with metal-containing centers and thermoplastic outer cores |
| JP7097693B2 (ja) * | 2017-12-21 | 2022-07-08 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1568514A (en) * | 1923-12-22 | 1926-01-05 | Thomas A Lewis | Playing ball |
| US3031194A (en) * | 1959-04-13 | 1962-04-24 | Perfection Finishing Corp | Golf ball structure |
| JPS6014877A (ja) * | 1983-07-06 | 1985-01-25 | 住友ゴム工業株式会社 | ソリッドゴルフボール |
| JPH10247A (ja) * | 1996-06-14 | 1998-01-06 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール |
-
1997
- 1997-09-08 JP JP9242537A patent/JPH1176457A/ja active Pending
-
1998
- 1998-09-08 US US09/149,048 patent/US6048279A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7894704B2 (en) | 2003-03-28 | 2011-02-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Reproducing apparatus and method, and recording medium |
| JP2010522014A (ja) * | 2007-03-21 | 2010-07-01 | ダータ エフ．ソシエタ ア レスポンサビリタ リミタータ | 色付き遊技用ボール |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6048279A (en) | 2000-04-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH1176457A (ja) | ゴルフボール | |
| US5989136A (en) | Golf ball | |
| JP3525813B2 (ja) | ソリッドゴルフボール | |
| US5048838A (en) | Three-piece solid golf ball | |
| JP2863027B2 (ja) | ゴルフボール | |
| JP4006550B2 (ja) | ソリッドゴルフボール | |
| US6254495B1 (en) | Solid golf ball | |
| JP2886804B2 (ja) | 糸巻きゴルフボール | |
| US6394912B1 (en) | Solid golf ball | |
| EP0609068A2 (en) | Three-piece solid golf ball | |
| JP2680405B2 (ja) | ラージサイズのスリーピースソリッドゴルフボール | |
| US6312346B1 (en) | Multi-piece solid golf ball | |
| KR100377991B1 (ko) | 중실골프공 | |
| JP2000229133A (ja) | ソリッドゴルフボール | |
| JPH033501B2 (ja) | ||
| JPH10328326A (ja) | マルチピースソリッドゴルフボール | |
| JPH0228987B2 (ja) | ||
| JPH08332246A (ja) | 糸巻きゴルフボール | |
| WO2000050125A1 (en) | Wound golf ball | |
| GB2313789A (en) | Three-piece solid golf ball | |
| JP3986620B2 (ja) | ゴルフボール | |
| JP3986627B2 (ja) | ゴルフボール | |
| JPH1176458A (ja) | ゴルフボール | |
| AU761924B2 (en) | Golf ball | |
| US20020019270A1 (en) | Solid golf ball |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040513 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061121 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070403 |