JPH117566A - 自動取引装置 - Google Patents
自動取引装置Info
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- JPH117566A JPH117566A JP16125397A JP16125397A JPH117566A JP H117566 A JPH117566 A JP H117566A JP 16125397 A JP16125397 A JP 16125397A JP 16125397 A JP16125397 A JP 16125397A JP H117566 A JPH117566 A JP H117566A
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 総合口座内での口座間振替取引に際し、取引
データを総合口座通帳における振替元口座の明細面およ
び振替先口座の明細面の両方に記録することができ、こ
れにより別途の通帳記入取引を不要として利用者にかか
る負担を軽減できるとともに、明細票など消耗品の節約
が可能な自動取引装置を提供する。 【解決手段】 口座間振替取引のデータを総合口座通帳
Bにおける振替先口座たとえば定期預金口座の明細面に
記録し且つ振替元口座たとえば普通預金口座の明細面に
記録する。
データを総合口座通帳における振替元口座の明細面およ
び振替先口座の明細面の両方に記録することができ、こ
れにより別途の通帳記入取引を不要として利用者にかか
る負担を軽減できるとともに、明細票など消耗品の節約
が可能な自動取引装置を提供する。 【解決手段】 口座間振替取引のデータを総合口座通帳
Bにおける振替先口座たとえば定期預金口座の明細面に
記録し且つ振替元口座たとえば普通預金口座の明細面に
記録する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金融機関等に設
置される自動取引装置に関する。
置される自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動取引装置(ATM;現金自動預払機
とも称す)による取引に口座間振替取引がある。口座間
振替取引は、ある口座の預金をキャッシュカードを使用
して別の口座に移動する取引である。たとえば、総合口
座内の普通預金口座にある預金を同じ総合口座内の定期
預金口座(および貯蓄預金口座等)に振替えて、定期預
金契約を行なうことができる。
とも称す)による取引に口座間振替取引がある。口座間
振替取引は、ある口座の預金をキャッシュカードを使用
して別の口座に移動する取引である。たとえば、総合口
座内の普通預金口座にある預金を同じ総合口座内の定期
預金口座(および貯蓄預金口座等)に振替えて、定期預
金契約を行なうことができる。
【0003】総合口座通帳には、表表紙と裏表紙との間
に数枚の明細面が綴じてあって、たとえば表表紙側の所
定枚数の明細面が普通預金口座用として使用され、裏表
紙側の所定枚数の明細面が定期預金口座用として使用さ
れる。
に数枚の明細面が綴じてあって、たとえば表表紙側の所
定枚数の明細面が普通預金口座用として使用され、裏表
紙側の所定枚数の明細面が定期預金口座用として使用さ
れる。
【0004】実際の取引に際し、利用者は、キャッシュ
カードを自動取引装置に挿入して暗証番号や振替金額な
ど所定のデータ入力を行なうとともに、定期預金口座の
明細面を見開いた状態の総合口座通帳を自動取引装置に
挿入する。
カードを自動取引装置に挿入して暗証番号や振替金額な
ど所定のデータ入力を行なうとともに、定期預金口座の
明細面を見開いた状態の総合口座通帳を自動取引装置に
挿入する。
【0005】キャッシュカードおよびデータ入力が適正
で、振替元である普通預金口座の残金額が足りていれ
ば、取引成立となり、普通預金口座の預金が定期預金口
座に移動される。そして、この口座間振替取引のデータ
が、総合口座通帳の見開き明細面(定期預金口座用)に
印字記録されるとともに、明細票(レシートまたは単
票)に印字記録される。この後、キャッシュカードおよ
び総合口座通帳が明細票と共に利用者に返却される。
で、振替元である普通預金口座の残金額が足りていれ
ば、取引成立となり、普通預金口座の預金が定期預金口
座に移動される。そして、この口座間振替取引のデータ
が、総合口座通帳の見開き明細面(定期預金口座用)に
印字記録されるとともに、明細票(レシートまたは単
票)に印字記録される。この後、キャッシュカードおよ
び総合口座通帳が明細票と共に利用者に返却される。
【0006】このような従来の口座間振替取引の例を図
13のフローチャートに示す。まず、振替元となる普通
預金口座のキャッシュカードの挿入が受入れられる(ス
テップ101 )。このキャッシュカードに記録されている
MS情報(磁気ストライプ情報;以下、カードMS情報
と称す)が読取られ、そのカードMS情報の内容がチェ
ックされる(ステップ102 )。
13のフローチャートに示す。まず、振替元となる普通
預金口座のキャッシュカードの挿入が受入れられる(ス
テップ101 )。このキャッシュカードに記録されている
MS情報(磁気ストライプ情報;以下、カードMS情報
と称す)が読取られ、そのカードMS情報の内容がチェ
ックされる(ステップ102 )。
【0007】振替先となる定期預金口座を有する総合口
座通帳の挿入が受入れられる(ステップ103 )。この挿
入に際しては、定期預金口座の明細面が見開かれた状態
で挿入される。
座通帳の挿入が受入れられる(ステップ103 )。この挿
入に際しては、定期預金口座の明細面が見開かれた状態
で挿入される。
【0008】総合口座通帳に記録されている定期側MS
情報(定期預金口座に対応)が読取られ、総合口座通帳
の見開き明細面に付されているページマークが定期側M
S情報に基づく定期預金口座用の適正な明細面の頁であ
るかどうかチェックされ、さらに、総合口座通帳の見開
き明細面にまだ未記録の印字開始可能行が有るかどうか
チェックされる(ステップ104 )。
情報(定期預金口座に対応)が読取られ、総合口座通帳
の見開き明細面に付されているページマークが定期側M
S情報に基づく定期預金口座用の適正な明細面の頁であ
るかどうかチェックされ、さらに、総合口座通帳の見開
き明細面にまだ未記録の印字開始可能行が有るかどうか
チェックされる(ステップ104 )。
【0009】チェック結果が適正であれば、利用者の操
作に基づく振替金額等の入力が受入れられ(ステップ10
5 )、その入力に基づく取引データが自動取引装置とホ
ストコンピュータとの間で送受信される(ステップ106
)。そして、振替先となる定期預金口座に記録するべ
き取引データが総合口座通帳の見開き明細面(定期預金
口座の明細面)に印字される(ステップ107 )。さら
に、振替元となる普通預金口座に係わる取引データが明
細票に印字される(ステップ108 )。印字後、キャッシ
ュカードおよび総合口座通帳が明細票と共に利用者に返
却される(ステップ109 )。これで、口座間振替取引に
よる定期預金契約の完了となる。
作に基づく振替金額等の入力が受入れられ(ステップ10
5 )、その入力に基づく取引データが自動取引装置とホ
ストコンピュータとの間で送受信される(ステップ106
)。そして、振替先となる定期預金口座に記録するべ
き取引データが総合口座通帳の見開き明細面(定期預金
口座の明細面)に印字される(ステップ107 )。さら
に、振替元となる普通預金口座に係わる取引データが明
細票に印字される(ステップ108 )。印字後、キャッシ
ュカードおよび総合口座通帳が明細票と共に利用者に返
却される(ステップ109 )。これで、口座間振替取引に
よる定期預金契約の完了となる。
【0010】口座間振替取引が終了したとき、振替先で
ある定期預金口座の明細面には記録が残るが、振替元で
ある普通預金口座の明細面には記録が残らない。普通預
金口座の明細面に記録を残すには、総合口座通帳を再挿
入して通帳記入取引を行なう必要がある。この通帳記入
取引の例を図14のフローチャートに示している。
ある定期預金口座の明細面には記録が残るが、振替元で
ある普通預金口座の明細面には記録が残らない。普通預
金口座の明細面に記録を残すには、総合口座通帳を再挿
入して通帳記入取引を行なう必要がある。この通帳記入
取引の例を図14のフローチャートに示している。
【0011】まず、振替元となる普通預金口座を有する
総合口座通帳の挿入が受入れられる(ステップ111 )。
この挿入に際しては、普通預金口座の明細面が見開き状
態で挿入される。
総合口座通帳の挿入が受入れられる(ステップ111 )。
この挿入に際しては、普通預金口座の明細面が見開き状
態で挿入される。
【0012】総合口座通帳に記録されている普通側MS
情報および定期側MS情報が読取られ、その普通側MS
情報に基づいて自動取引装置とホストコンピュータとの
間でデータの送受信が行なわれる(ステップ112 )。こ
の送受信の中には、ホストコンピュータから自動取引装
置に送られる未記帳データ(口座間振替取引のデータを
含む)がある。そして、未記帳データが総合口座通帳の
見開き明細面(振替元となる普通預金口座の明細面)に
印字される(ステップ107 )。印字後、総合口座通帳が
利用者に返却される(ステップ108 )。これで、通帳記
入取引の終了となる。
情報および定期側MS情報が読取られ、その普通側MS
情報に基づいて自動取引装置とホストコンピュータとの
間でデータの送受信が行なわれる(ステップ112 )。こ
の送受信の中には、ホストコンピュータから自動取引装
置に送られる未記帳データ(口座間振替取引のデータを
含む)がある。そして、未記帳データが総合口座通帳の
見開き明細面(振替元となる普通預金口座の明細面)に
印字される(ステップ107 )。印字後、総合口座通帳が
利用者に返却される(ステップ108 )。これで、通帳記
入取引の終了となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】口座間振替取引が終了
したとき、振替先である定期預金口座の明細面には記録
が残るが、振替元である普通預金口座の明細面には記録
が残らない。普通預金口座の明細面に記録を残すために
は、総合口座通帳を再挿入して新たに通帳記入取引を行
なわねばならない。しかも、再挿入に際しては、普通預
金口座の明細面の中から印字記録の開始可能行がある明
細面を探し出し、その明細面を見開いた状態で挿入を行
なわねばならず、利用者にとって面倒である。
したとき、振替先である定期預金口座の明細面には記録
が残るが、振替元である普通預金口座の明細面には記録
が残らない。普通預金口座の明細面に記録を残すために
は、総合口座通帳を再挿入して新たに通帳記入取引を行
なわねばならない。しかも、再挿入に際しては、普通預
金口座の明細面の中から印字記録の開始可能行がある明
細面を探し出し、その明細面を見開いた状態で挿入を行
なわねばならず、利用者にとって面倒である。
【0014】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、総合口座内での口座間振替取
引に際し、取引データを総合口座通帳における振替元口
座の明細面および振替先口座の明細面の両方に記録する
ことができ、これにより別途の通帳記入取引を不要とし
て利用者にかかる負担を軽減できるとともに、明細票な
ど消耗品の節約が可能な自動取引装置を提供することに
ある。
その目的とするところは、総合口座内での口座間振替取
引に際し、取引データを総合口座通帳における振替元口
座の明細面および振替先口座の明細面の両方に記録する
ことができ、これにより別途の通帳記入取引を不要とし
て利用者にかかる負担を軽減できるとともに、明細票な
ど消耗品の節約が可能な自動取引装置を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明の自動取引装
置(請求項1)は、総合口座内での口座間振替取引が可
能な自動取引装置において、上記口座間振替取引のデー
タを上記総合口座の通帳における振替先口座の明細面お
よび振替元口座の明細面にそれぞれ記録する記録手段を
備える。
置(請求項1)は、総合口座内での口座間振替取引が可
能な自動取引装置において、上記口座間振替取引のデー
タを上記総合口座の通帳における振替先口座の明細面お
よび振替元口座の明細面にそれぞれ記録する記録手段を
備える。
【0016】すなわち、第1の発明では、総合口座内で
の口座間振替取引に際し、取引データが総合口座の通帳
における振替先口座の明細面および振替元口座の明細面
にそれぞれ記録される。
の口座間振替取引に際し、取引データが総合口座の通帳
における振替先口座の明細面および振替元口座の明細面
にそれぞれ記録される。
【0017】第2の発明の自動取引装置(請求項2)
は、第1の発明において、記録手段は、口座間振替取引
のデータを、振替先口座の明細面が見開き状態で挿入さ
れる通帳の同見開き明細面に先ず記録し、次に通帳を改
頁して振替元口座の明細面に記録する。
は、第1の発明において、記録手段は、口座間振替取引
のデータを、振替先口座の明細面が見開き状態で挿入さ
れる通帳の同見開き明細面に先ず記録し、次に通帳を改
頁して振替元口座の明細面に記録する。
【0018】第3の発明の自動取引装置(請求項3)
は、第1の発明において、記録手段は、記録する文字の
方向が可変である。第4の発明の自動取引装置(請求項
4)は、第1の発明において、通帳は、表表紙と裏表紙
との間に数枚の明細面を頁付けして綴じ、これら明細面
を複数の口座に所定枚数ずつ対応させ、各口座と各明細
面の頁との対応を表わす情報および各口座の明細面に記
録する文字の方向を指定するための情報を表表紙または
裏表紙に記録して有する。
は、第1の発明において、記録手段は、記録する文字の
方向が可変である。第4の発明の自動取引装置(請求項
4)は、第1の発明において、通帳は、表表紙と裏表紙
との間に数枚の明細面を頁付けして綴じ、これら明細面
を複数の口座に所定枚数ずつ対応させ、各口座と各明細
面の頁との対応を表わす情報および各口座の明細面に記
録する文字の方向を指定するための情報を表表紙または
裏表紙に記録して有する。
【0019】第5の発明の自動取引装置(請求項5)
は、第4の発明において、記録手段は、通帳の表表紙ま
たは裏表紙に記録されている情報に基づき、振替先口座
の明細面と振替元口座の明細面を判別し且つ記録する文
字の方向を可変設定する。
は、第4の発明において、記録手段は、通帳の表表紙ま
たは裏表紙に記録されている情報に基づき、振替先口座
の明細面と振替元口座の明細面を判別し且つ記録する文
字の方向を可変設定する。
【0020】第6の発明の自動取引装置(請求項6)
は、キャッシュカードおよび総合口座通帳の使用によ
り、総合口座内での口座間振替取引が可能な自動取引装
置において、上記総合口座通帳における各口座の明細面
を総合口座通帳に記録されている磁気情報に従い判別す
る判別手段と、この判別手段の判別結果および上記総合
口座通帳の各明細面に付されているページマークに応じ
て総合口座通帳の明細面を改頁しながら、上記口座間振
替取引のデータを総合口座通帳における振替先口座の明
細面および振替元口座の明細面にそれぞれ記録する記録
手段と、を備えている。
は、キャッシュカードおよび総合口座通帳の使用によ
り、総合口座内での口座間振替取引が可能な自動取引装
置において、上記総合口座通帳における各口座の明細面
を総合口座通帳に記録されている磁気情報に従い判別す
る判別手段と、この判別手段の判別結果および上記総合
口座通帳の各明細面に付されているページマークに応じ
て総合口座通帳の明細面を改頁しながら、上記口座間振
替取引のデータを総合口座通帳における振替先口座の明
細面および振替元口座の明細面にそれぞれ記録する記録
手段と、を備えている。
【0021】すなわち、第6の発明では、キャッシュカ
ードおよび総合口座通帳の使用による総合口座内での口
座間振替取引に際し、総合口座通帳における各口座の明
細面が総合口座通帳に記録されている磁気情報に従い判
別され、この判別結果および総合口座通帳の各明細面に
付されているページマークに応じて総合口座通帳の明細
面が改頁されながら、取引データが総合口座通帳におけ
る振替先口座の明細面および振替元口座の明細面にそれ
ぞれ記録される。
ードおよび総合口座通帳の使用による総合口座内での口
座間振替取引に際し、総合口座通帳における各口座の明
細面が総合口座通帳に記録されている磁気情報に従い判
別され、この判別結果および総合口座通帳の各明細面に
付されているページマークに応じて総合口座通帳の明細
面が改頁されながら、取引データが総合口座通帳におけ
る振替先口座の明細面および振替元口座の明細面にそれ
ぞれ記録される。
【0022】第7の発明の自動取引装置(請求項7)
は、第6の発明において、記録手段は、口座間振替取引
のデータを、振替先口座の明細面が見開き状態で挿入さ
れる総合口座通帳の同見開き明細面に先ず記録し、次に
総合口座通帳を改頁して振替元口座の明細面に記録す
る。
は、第6の発明において、記録手段は、口座間振替取引
のデータを、振替先口座の明細面が見開き状態で挿入さ
れる総合口座通帳の同見開き明細面に先ず記録し、次に
総合口座通帳を改頁して振替元口座の明細面に記録す
る。
【0023】第8の発明の自動取引装置(請求項8)
は、第6の発明において、記録手段は、記録する文字の
方向が可変である。第9の発明の自動取引装置(請求項
9)は、第6の発明において、総合口座通帳は、表表紙
と裏表紙との間に数枚の明細面を頁付けして綴じ、これ
ら明細面を複数の口座に所定枚数ずつ対応させ、各口座
と各明細面の頁との対応を表わす磁気情報および各口座
の明細面に記録する文字の方向を指定するための磁気情
報を表表紙または裏表紙に記録して有する。
は、第6の発明において、記録手段は、記録する文字の
方向が可変である。第9の発明の自動取引装置(請求項
9)は、第6の発明において、総合口座通帳は、表表紙
と裏表紙との間に数枚の明細面を頁付けして綴じ、これ
ら明細面を複数の口座に所定枚数ずつ対応させ、各口座
と各明細面の頁との対応を表わす磁気情報および各口座
の明細面に記録する文字の方向を指定するための磁気情
報を表表紙または裏表紙に記録して有する。
【0024】第10の発明の自動取引装置(請求項1
0)は、第9の発明において、記録手段は、総合口座通
帳の表表紙または裏表紙に記録されている磁気情報に基
づき、記録する文字の方向を可変設定する。
0)は、第9の発明において、記録手段は、総合口座通
帳の表表紙または裏表紙に記録されている磁気情報に基
づき、記録する文字の方向を可変設定する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。図1において、1は利用者
(利用者)の所持する通帳またはカードの口座に対して
現金取引を行なう自動取引装置(ATM)の本体で、前
面に、垂直部2aと水平部2bからなるL字形の接客操
作盤部2を備え、金融機関(たとえば銀行)等の営業店
舗に設置される。
て図面を参照して説明する。図1において、1は利用者
(利用者)の所持する通帳またはカードの口座に対して
現金取引を行なう自動取引装置(ATM)の本体で、前
面に、垂直部2aと水平部2bからなるL字形の接客操
作盤部2を備え、金融機関(たとえば銀行)等の営業店
舗に設置される。
【0026】垂直部2aには、通帳挿入口3およびカー
ド挿入・レシート発行口4が配設される。水平2bに
は、入金口5および出金口6が設けられるとともに、表
示手段としてたとえばカラー液晶ディスプレイ10が設
けられる。
ド挿入・レシート発行口4が配設される。水平2bに
は、入金口5および出金口6が設けられるとともに、表
示手段としてたとえばカラー液晶ディスプレイ10が設
けられる。
【0027】また、本体1の下部に利用者の接近を検知
するための人体センサ7が設けられる。上記カラー液晶
ディスプレイ10は、本体1の自動取引処理に関する操
作案内画面や取引データを表示する。たとえば、操作案
内情報が文字やイラストで表示される。この表示によ
り、利用者に対する取引方法の誘導が行なわれる。カラ
ー液晶ディスプレイ10の表示画面上には、情報入力用
のタッチパネルが設けられており、操作案内画面に従っ
て利用者側から種々の情報を入力することが可能となっ
ている。
するための人体センサ7が設けられる。上記カラー液晶
ディスプレイ10は、本体1の自動取引処理に関する操
作案内画面や取引データを表示する。たとえば、操作案
内情報が文字やイラストで表示される。この表示によ
り、利用者に対する取引方法の誘導が行なわれる。カラ
ー液晶ディスプレイ10の表示画面上には、情報入力用
のタッチパネルが設けられており、操作案内画面に従っ
て利用者側から種々の情報を入力することが可能となっ
ている。
【0028】制御回路を図2に示す。20は装置全体を
制御する主制御部で、伝送制御部21を介して外部装置
であるところのデータ管理センタのホストコンピュータ
(中央処理装置)41に通信線接続される。この主制御
部20に、記憶部22、フロッピィディスク装置23、
リモートモニタ26が接続される。
制御する主制御部で、伝送制御部21を介して外部装置
であるところのデータ管理センタのホストコンピュータ
(中央処理装置)41に通信線接続される。この主制御
部20に、記憶部22、フロッピィディスク装置23、
リモートモニタ26が接続される。
【0029】記憶部22は、制御プログラムを記憶して
いる。フロッピィディスク装置23は、取引処理に関す
る各種情報を記憶する。リモートモニタ26は、保守員
に対する保守用データを表示する。
いる。フロッピィディスク装置23は、取引処理に関す
る各種情報を記憶する。リモートモニタ26は、保守員
に対する保守用データを表示する。
【0030】電源部24は、装置全体の動作電圧を出力
する。また、主制御部20に、カードリーダ・レシート
プリンタユニット31、通帳処理ユニット32、紙幣入
出金ユニット33、硬貨入出金ユニット34、タッチパ
ネル式入力装置35、音声案内ユニット36、および内
部モニタ37が接続される。
する。また、主制御部20に、カードリーダ・レシート
プリンタユニット31、通帳処理ユニット32、紙幣入
出金ユニット33、硬貨入出金ユニット34、タッチパ
ネル式入力装置35、音声案内ユニット36、および内
部モニタ37が接続される。
【0031】カードリーダ・レシートプリンタユニット
31は、カード挿入・レシート発行口4に挿入されるキ
ャッシュカードを受入れてそのキャッシュカードに記録
されている磁気情報いわゆるカードMS情報を読取ると
ともに、所定の取引データを明細票であるレシートに印
字記録し、それをカード挿入・レシート発行口4から外
に送り出す。
31は、カード挿入・レシート発行口4に挿入されるキ
ャッシュカードを受入れてそのキャッシュカードに記録
されている磁気情報いわゆるカードMS情報を読取ると
ともに、所定の取引データを明細票であるレシートに印
字記録し、それをカード挿入・レシート発行口4から外
に送り出す。
【0032】通帳処理ユニット32は、主要な機能とし
て、通帳挿入口3に挿入される通帳を受入れてその通帳
の表表紙または裏表紙に記録されている磁気情報いわゆ
る通帳MS情報を読取る読取手段、通帳の明細面に付さ
れているページマークを光学的に読取る読取手段、通帳
の明細面を自動改頁する改頁手段、通帳の明細面に取引
データを印字記録する記録手段などを備える。
て、通帳挿入口3に挿入される通帳を受入れてその通帳
の表表紙または裏表紙に記録されている磁気情報いわゆ
る通帳MS情報を読取る読取手段、通帳の明細面に付さ
れているページマークを光学的に読取る読取手段、通帳
の明細面を自動改頁する改頁手段、通帳の明細面に取引
データを印字記録する記録手段などを備える。
【0033】紙幣入出金ユニット33および硬貨入出金
ユニット34は、入金口5および出金口6と対応する位
置へのセットおよびリセットが可能で、出金一時集積
部、入金一時集積部、装填庫、入金庫、金種別金庫、監
査部などを備える。
ユニット34は、入金口5および出金口6と対応する位
置へのセットおよびリセットが可能で、出金一時集積
部、入金一時集積部、装填庫、入金庫、金種別金庫、監
査部などを備える。
【0034】音声案内ユニット36は、利用者に対する
案内情報を音声出力する。内部モニタ37は、係員用に
設けられており、障害が発生したときにその障害の内容
を表示したり、障害の発生に伴う係員への注意事項など
を表示する。
案内情報を音声出力する。内部モニタ37は、係員用に
設けられており、障害が発生したときにその障害の内容
を表示したり、障害の発生に伴う係員への注意事項など
を表示する。
【0035】タッチパネル式入力装置35は、カラー液
晶ディスプレイ10の表示画面に表示される操作案内画
面に基づき、利用者による取引の指定、文字情報の入
力、動作指示など、各種情報の入力を受付ける。
晶ディスプレイ10の表示画面に表示される操作案内画
面に基づき、利用者による取引の指定、文字情報の入
力、動作指示など、各種情報の入力を受付ける。
【0036】主制御部20は、主要な機能手段として次
の[1][2]を備える。 [1]通帳処理ユニット32で読取られる通帳MS情報
に従い、総合口座通帳内の各口座の明細面を判別する判
別手段。
の[1][2]を備える。 [1]通帳処理ユニット32で読取られる通帳MS情報
に従い、総合口座通帳内の各口座の明細面を判別する判
別手段。
【0037】[2]口座間振替取引に際し、上記判別手
段の判別結果および通帳処理ユニット32で読取られる
ページマークに応じて、総合口座通帳の明細面を通帳処
理ユニット32により適宜に自動改頁しながら、その総
合口座通帳の振替先口座の明細面および振替元口座の明
細面に通帳処理ユニット32によりそれぞれ取引データ
(未記帳データ等)を印字記録する記録制御手段。
段の判別結果および通帳処理ユニット32で読取られる
ページマークに応じて、総合口座通帳の明細面を通帳処
理ユニット32により適宜に自動改頁しながら、その総
合口座通帳の振替先口座の明細面および振替元口座の明
細面に通帳処理ユニット32によりそれぞれ取引データ
(未記帳データ等)を印字記録する記録制御手段。
【0038】ところで、総合口座通帳の例として、図3
や図4に示すものがある。図3の総合口座通帳Bは、表
表紙Baと裏表紙Bbとの間に数枚の明細面を頁付けし
て綴じ、これら明細面を複数の口座たとえば普通預金口
座および定期預金口座に所定枚数ずつ対応させ、このう
ちの普通預金口座とその明細面の頁との対応を表わす情
報および普通預金口座の明細面に記録する文字の方向を
指定するための情報を普通側MS情報51として裏表紙
Bbに記録して有するとともに、定期預金口座とその明
細面の頁との対応を表わす情報および定期預金口座の明
細面に記録する文字の方向を指定するための情報を定期
側MS情報52として同じく裏表紙Bbに記録して有す
る。
や図4に示すものがある。図3の総合口座通帳Bは、表
表紙Baと裏表紙Bbとの間に数枚の明細面を頁付けし
て綴じ、これら明細面を複数の口座たとえば普通預金口
座および定期預金口座に所定枚数ずつ対応させ、このう
ちの普通預金口座とその明細面の頁との対応を表わす情
報および普通預金口座の明細面に記録する文字の方向を
指定するための情報を普通側MS情報51として裏表紙
Bbに記録して有するとともに、定期預金口座とその明
細面の頁との対応を表わす情報および定期預金口座の明
細面に記録する文字の方向を指定するための情報を定期
側MS情報52として同じく裏表紙Bbに記録して有す
る。
【0039】この総合口座通帳Bの場合、表表紙Baか
ら裏表紙Bbにかけて明細面に順次に頁付けおよびペー
ジマークの印刷がなされており、表表紙Ba側から始ま
る所定枚数の明細面が普通預金口座に対応し、その後か
ら始まって裏表紙Bbまで続く所定枚数の明細面が定期
預金口座に対応している。両口座の明細面に記録される
文字の方向は互いに同じとなる。
ら裏表紙Bbにかけて明細面に順次に頁付けおよびペー
ジマークの印刷がなされており、表表紙Ba側から始ま
る所定枚数の明細面が普通預金口座に対応し、その後か
ら始まって裏表紙Bbまで続く所定枚数の明細面が定期
預金口座に対応している。両口座の明細面に記録される
文字の方向は互いに同じとなる。
【0040】図4の総合口座通帳Bは、表表紙Baと裏
表紙Bbとの間に数枚の明細面を頁付けして綴じ、これ
ら明細面を複数の口座たとえば普通預金口座および定期
預金口座に所定枚数ずつ対応させ、このうちの普通預金
口座とその明細面の頁との対応を表わす情報および普通
預金口座の明細面に記録する文字の方向を指定するため
の情報を普通側MS情報51として裏表紙Bbに記録し
て有するとともに、定期預金口座とその明細面の頁との
対応を表わす情報および定期預金口座の明細面に記録す
る文字の方向を指定するための情報を定期側MS情報5
2として表表紙Baに記録して有する。
表紙Bbとの間に数枚の明細面を頁付けして綴じ、これ
ら明細面を複数の口座たとえば普通預金口座および定期
預金口座に所定枚数ずつ対応させ、このうちの普通預金
口座とその明細面の頁との対応を表わす情報および普通
預金口座の明細面に記録する文字の方向を指定するため
の情報を普通側MS情報51として裏表紙Bbに記録し
て有するとともに、定期預金口座とその明細面の頁との
対応を表わす情報および定期預金口座の明細面に記録す
る文字の方向を指定するための情報を定期側MS情報5
2として表表紙Baに記録して有する。
【0041】この総合口座通帳Bの場合、表表紙Baか
ら裏表紙Bbにかけて明細面に順次に頁付けおよびペー
ジマークの印刷がなされており、表表紙Ba側から始ま
る所定枚数の明細面が普通預金口座に対応し、裏表紙B
b側から始まる所定枚数の明細面が定期預金口座に対応
している。両口座の明細面に記録される文字の方向は互
いに反対となる。
ら裏表紙Bbにかけて明細面に順次に頁付けおよびペー
ジマークの印刷がなされており、表表紙Ba側から始ま
る所定枚数の明細面が普通預金口座に対応し、裏表紙B
b側から始まる所定枚数の明細面が定期預金口座に対応
している。両口座の明細面に記録される文字の方向は互
いに反対となる。
【0042】一方、通帳挿入口3から挿入されて通帳処
理ユニット32にセットされる総合口座通帳Bの様子お
よび自動改頁の様子を図5に示している。すなわち、上
段に示す総合口座通帳Bは、定期預金口座の明細面が見
開いた状態で挿入されているところを示しており、見開
き明細面の左上部にページマークXが付されている。ま
た、通帳挿入口3には幅方向両端部にMS情報読取用の
磁気ヘッド61,62が設けられており、総合口座通帳
Bの挿入に際し、総合口座通帳Bの普通側MS情報51
が磁気ヘッド61で読取られ、総合口座通帳Bの定期側
MS情報52が磁気ヘッド62で読取られる。
理ユニット32にセットされる総合口座通帳Bの様子お
よび自動改頁の様子を図5に示している。すなわち、上
段に示す総合口座通帳Bは、定期預金口座の明細面が見
開いた状態で挿入されているところを示しており、見開
き明細面の左上部にページマークXが付されている。ま
た、通帳挿入口3には幅方向両端部にMS情報読取用の
磁気ヘッド61,62が設けられており、総合口座通帳
Bの挿入に際し、総合口座通帳Bの普通側MS情報51
が磁気ヘッド61で読取られ、総合口座通帳Bの定期側
MS情報52が磁気ヘッド62で読取られる。
【0043】中段に示す総合口座通帳Bは、見開き状態
にある定期預金口座の明細面から普通預金口座の明細面
を捲り出すべく自動改頁がなされているところであり、
明細面の左上部に付されているページマークXが逐次に
読取られて明細面の頁が判別される。
にある定期預金口座の明細面から普通預金口座の明細面
を捲り出すべく自動改頁がなされているところであり、
明細面の左上部に付されているページマークXが逐次に
読取られて明細面の頁が判別される。
【0044】下段に示す総合口座通帳Bは、自動改頁が
進んで普通預金口座の明細面(第2頁)が捲り出たとこ
ろを示しており、見開き明細面のやはり左上部にページ
マークXが付されている。
進んで普通預金口座の明細面(第2頁)が捲り出たとこ
ろを示しており、見開き明細面のやはり左上部にページ
マークXが付されている。
【0045】明細面の左上部に付されるページマークX
のいくつかの具体例を図6(a)〜(i)に示す。
(a)は第1頁、(b)は第2頁、(c)は第3頁、
(d)は第5頁、(e)は第6頁、(f)は第7頁、
(g)は第10頁、(h)は第11頁、(i)は第12頁を表
わしている。
のいくつかの具体例を図6(a)〜(i)に示す。
(a)は第1頁、(b)は第2頁、(c)は第3頁、
(d)は第5頁、(e)は第6頁、(f)は第7頁、
(g)は第10頁、(h)は第11頁、(i)は第12頁を表
わしている。
【0046】また、通帳処理ユニット32は、上記した
ように、総合口座通帳の明細面に記録する文字の方向を
可変設定することができる。たとえば、図4に示した、
普通預金口座の明細面が表表紙Ba側から始まり、定期
預金口座の明細面が裏表紙Bb側から始まる総合口座通
帳Bに対しては、たとえば「あ」という文字に関し、図
7に示すような正立状態のドットパターンを普通預金口
座の明細面に印字記録し、図8に示すような倒立状態の
ドットパターンを定期預金口座の明細面に印字記録する
ことができる。
ように、総合口座通帳の明細面に記録する文字の方向を
可変設定することができる。たとえば、図4に示した、
普通預金口座の明細面が表表紙Ba側から始まり、定期
預金口座の明細面が裏表紙Bb側から始まる総合口座通
帳Bに対しては、たとえば「あ」という文字に関し、図
7に示すような正立状態のドットパターンを普通預金口
座の明細面に印字記録し、図8に示すような倒立状態の
ドットパターンを定期預金口座の明細面に印字記録する
ことができる。
【0047】図3に示した、普通預金口座の明細面が表
表紙Baから始まり、その普通預金口座の明細面の後に
引き続く形で定期預金口座の明細面がある総合口座通帳
Bについては、どちらの口座の明細面に対しても、図7
に示す正立状態のドットパターンを印字記録する。
表紙Baから始まり、その普通預金口座の明細面の後に
引き続く形で定期預金口座の明細面がある総合口座通帳
Bについては、どちらの口座の明細面に対しても、図7
に示す正立状態のドットパターンを印字記録する。
【0048】つぎに、上記の構成の作用を図9のフロー
チャートを参照して説明する。ディスプレイ10に表示
されている操作案内画面に基づいて口座間振替取引が選
択されると、ディスプレイ10の表示がキャッシュカー
ドの挿入を要求する画面に切換わり、振替元となる普通
預金口座のキャッシュカードの挿入が受入れられる(ス
テップ201 )。そして、キャッシュカードに記録されて
いるMS情報(磁気ストライプ情報;以下、カードMS
情報と称す)が読取られ、そのカードMS情報の内容が
チェックされる(ステップ202 )。
チャートを参照して説明する。ディスプレイ10に表示
されている操作案内画面に基づいて口座間振替取引が選
択されると、ディスプレイ10の表示がキャッシュカー
ドの挿入を要求する画面に切換わり、振替元となる普通
預金口座のキャッシュカードの挿入が受入れられる(ス
テップ201 )。そして、キャッシュカードに記録されて
いるMS情報(磁気ストライプ情報;以下、カードMS
情報と称す)が読取られ、そのカードMS情報の内容が
チェックされる(ステップ202 )。
【0049】振替先となる定期預金口座を有する総合口
座通帳の挿入が受入れられる(ステップ203 )。この挿
入に際しては、定期預金口座の明細面が見開かれた状態
で挿入される。
座通帳の挿入が受入れられる(ステップ203 )。この挿
入に際しては、定期預金口座の明細面が見開かれた状態
で挿入される。
【0050】総合口座通帳に記録されている普通側MS
情報(普通預金口座に対応)および定期側MS情報(定
期預金口座に対応)が読取られ、総合口座通帳の見開き
明細面に付されているページマークが定期側MS情報に
基づく定期預金口座用の適正な明細面の頁であるかどう
かチェックされ、総合口座通帳の見開き明細面にまだ未
記録の印字開始可能行が有るかどうかチェックされ、さ
らに、読取られた普通側MS情報に基づく普通預金口座
と上記読取られたカードMS情報に基づく普通預金口座
とが合致するかどうかチェックされる(ステップ204
)。
情報(普通預金口座に対応)および定期側MS情報(定
期預金口座に対応)が読取られ、総合口座通帳の見開き
明細面に付されているページマークが定期側MS情報に
基づく定期預金口座用の適正な明細面の頁であるかどう
かチェックされ、総合口座通帳の見開き明細面にまだ未
記録の印字開始可能行が有るかどうかチェックされ、さ
らに、読取られた普通側MS情報に基づく普通預金口座
と上記読取られたカードMS情報に基づく普通預金口座
とが合致するかどうかチェックされる(ステップ204
)。
【0051】チェック結果が適正であれば、利用者の操
作に基づく振替金額等の入力が受入れられ(ステップ20
5 )、その入力に基づく取引データが自動取引装置とホ
ストコンピュータとの間で送受信される(ステップ206
)。そして、振替先となる定期預金口座に記録するべ
き取引データが総合口座通帳の見開き明細面(定期預金
口座の明細面)に印字される(ステップ207 )。
作に基づく振替金額等の入力が受入れられ(ステップ20
5 )、その入力に基づく取引データが自動取引装置とホ
ストコンピュータとの間で送受信される(ステップ206
)。そして、振替先となる定期預金口座に記録するべ
き取引データが総合口座通帳の見開き明細面(定期預金
口座の明細面)に印字される(ステップ207 )。
【0052】引き続き、普通側MS情報に基づく自動取
引装置とホストコンピュータとの間の送受信により、普
通預金口座にまだ記録されていない取引データ(未記帳
データ)が自動取引装置に取込まれる(ステップ208
)。この間、見開き状態にある定期預金口座の明細面
から普通預金口座の明細面への自動改頁が行なわれ(ス
テップ209 )、捲り出された普通預金口座の明細面に対
し、振替元となる定期預金口座に係わる取引データが印
字される(ステップ210 )。
引装置とホストコンピュータとの間の送受信により、普
通預金口座にまだ記録されていない取引データ(未記帳
データ)が自動取引装置に取込まれる(ステップ208
)。この間、見開き状態にある定期預金口座の明細面
から普通預金口座の明細面への自動改頁が行なわれ(ス
テップ209 )、捲り出された普通預金口座の明細面に対
し、振替元となる定期預金口座に係わる取引データが印
字される(ステップ210 )。
【0053】印字後、キャッシュカードおよび総合口座
通帳が利用者に返却される(ステップ211 )。これで、
口座間振替取引による定期預金契約の完了となる。図3
に示したタイプの総合口座通帳Bに対するデータ記録の
様子を図10に示している。すなわち、通帳の後半部に
ある定期預金口座の明細面に取引データの文字が正立状
態で記録され、次に、通帳の前半部にある普通預金口座
の明細面に取引データの文字が同じく正立状態で記録さ
れる。定期預金口座の明細面を判り易く示したのが図1
1である。
通帳が利用者に返却される(ステップ211 )。これで、
口座間振替取引による定期預金契約の完了となる。図3
に示したタイプの総合口座通帳Bに対するデータ記録の
様子を図10に示している。すなわち、通帳の後半部に
ある定期預金口座の明細面に取引データの文字が正立状
態で記録され、次に、通帳の前半部にある普通預金口座
の明細面に取引データの文字が同じく正立状態で記録さ
れる。定期預金口座の明細面を判り易く示したのが図1
1である。
【0054】図4に示したタイプの総合口座通帳Bに対
するデータ記録の様子を図12に示している。すなわ
ち、通帳の後半部にある定期預金口座の明細面に取引デ
ータの文字が倒立状態で記録され、次に、通帳の前半部
にある普通預金口座の明細面に取引データの文字が正立
状態で記録される。
するデータ記録の様子を図12に示している。すなわ
ち、通帳の後半部にある定期預金口座の明細面に取引デ
ータの文字が倒立状態で記録され、次に、通帳の前半部
にある普通預金口座の明細面に取引データの文字が正立
状態で記録される。
【0055】このように、口座間振替取引のデータを総
合口座通帳における振替元口座の明細面と振替先口座の
明細面の両方に印字記録することにより、従来のような
別途の通帳記入取引が不要となって利用者にかかる負担
が軽減される。利用者に対するサービス性の向上が図れ
る。しかも、明細票への印字記録が不要となるので、消
耗品である明細票を節約することができ、経済的であ
る。なお、この発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
合口座通帳における振替元口座の明細面と振替先口座の
明細面の両方に印字記録することにより、従来のような
別途の通帳記入取引が不要となって利用者にかかる負担
が軽減される。利用者に対するサービス性の向上が図れ
る。しかも、明細票への印字記録が不要となるので、消
耗品である明細票を節約することができ、経済的であ
る。なお、この発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
【0056】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、口
座間振替取引のデータを総合口座通帳における振替先口
座の明細面と振替元口座の明細面にそれぞれ記録する構
成としたので、総合口座内での口座間振替取引に際し、
取引データを総合口座通帳における振替元口座の明細面
および振替先口座の明細面の両方に記録することがで
き、これにより別途の通帳記入取引を不要として利用者
にかかる負担を軽減できるとともに、明細票など消耗品
の節約が可能な自動取引装置を提供できる。
座間振替取引のデータを総合口座通帳における振替先口
座の明細面と振替元口座の明細面にそれぞれ記録する構
成としたので、総合口座内での口座間振替取引に際し、
取引データを総合口座通帳における振替元口座の明細面
および振替先口座の明細面の両方に記録することがで
き、これにより別途の通帳記入取引を不要として利用者
にかかる負担を軽減できるとともに、明細票など消耗品
の節約が可能な自動取引装置を提供できる。
【図1】一実施例の外観斜視図。
【図2】一実施例の制御回路のブロック図。
【図3】一実施例に関わる総合口座通帳の例を示す図。
【図4】一実施例に関わる総合口座通帳の他の例を示す
図。
図。
【図5】一実施例の通帳処理ユニットにセットされる総
合口座通帳の様子および自動改頁の様子を示す図。
合口座通帳の様子および自動改頁の様子を示す図。
【図6】一実施例の総合口座通帳の明細面に付されるペ
ージマークを示す図で、(a)(b)(c)(d)
(e)(f)(g)(h)(i)はそれぞれ具体例。
ージマークを示す図で、(a)(b)(c)(d)
(e)(f)(g)(h)(i)はそれぞれ具体例。
【図7】一実施例の通帳処理ユニットにより印字される
正立状態の文字のドットパターンを示す図。
正立状態の文字のドットパターンを示す図。
【図8】一実施例の通帳処理ユニットにより印字される
倒立状態の文字のドットパターンを示す図。
倒立状態の文字のドットパターンを示す図。
【図9】一実施例の作用を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
【図10】図3の総合口座通帳に対するデータ記録の様
子を示す図。
子を示す図。
【図11】図10における定期預金口座の明細面を判り
易く示す図。
易く示す図。
【図12】図4の総合口座通帳に対するデータ記録の様
子を示す図。
子を示す図。
【図13】従来の口座間振替取引を説明するためのフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図14】従来の通帳記入取引を説明するためのフロー
チャート。
チャート。
1…自動取引装置(ATM)の本体 3…通帳挿入口 10…カラー液晶ディスプレイ(表示手段) 20…主制御部 32…通帳処理ユニット 61,62…磁気ヘッド B…総合口座通帳 Ba…表表紙 Bb…裏表紙
Claims (10)
- 【請求項1】 総合口座内での口座間振替取引が可能な
自動取引装置において、 前記口座間振替取引のデータを前記総合口座の通帳にお
ける振替先口座の明細面および振替元口座の明細面にそ
れぞれ記録する記録手段を具備したことを特徴とする自
動取引装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の自動取引装置において、
前記記録手段は、口座間振替取引のデータを、振替先口
座の明細面が見開き状態で挿入される通帳の同見開き明
細面に先ず記録し、次に通帳を改頁して振替元口座の明
細面に記録することを特徴とする自動取引装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の自動取引装置において、
前記記録手段は、記録する文字の方向が可変であること
を特徴とする自動取引装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の自動取引装置において、
前記通帳は、表表紙と裏表紙との間に数枚の明細面を頁
付けして綴じ、これら明細面を複数の口座に所定枚数ず
つ対応させ、各口座と各明細面の頁との対応を表わす情
報および各口座の明細面に記録する文字の方向を指定す
るための情報を表表紙または裏表紙に記録して有するこ
とを特徴とする自動取引装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の自動取引装置において、
前記記録手段は、通帳の表表紙または裏表紙に記録され
ている情報に基づき、振替先口座の明細面と振替元口座
の明細面を判別し且つ記録する文字の方向を可変設定す
ることを特徴とする自動取引装置。 - 【請求項6】 キャッシュカードおよび総合口座通帳の
使用により、総合口座内での口座間振替取引が可能な自
動取引装置において、 前記総合口座通帳における各口座の明細面を総合口座通
帳に記録されている磁気情報に従い判別する判別手段
と、 この判別手段の判別結果および前記総合口座通帳の各明
細面に付されているページマークに応じて総合口座通帳
の明細面を改頁しながら、前記口座間振替取引のデータ
を総合口座通帳における振替先口座の明細面および振替
元口座の明細面にそれぞれ記録する記録手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の自動取引装置において、
前記記録手段は、口座間振替取引のデータを、振替先口
座の明細面が見開き状態で挿入される総合口座通帳の同
見開き明細面に先ず記録し、次に総合口座通帳を改頁し
て振替元口座の明細面に記録することを特徴とする自動
取引装置。 - 【請求項8】 請求項6記載の自動取引装置において、
前記記録手段は、記録する文字の方向が可変であること
を特徴とする自動取引装置。 - 【請求項9】 請求項6記載の自動取引装置において、
前記総合口座通帳は、表表紙と裏表紙との間に数枚の明
細面を頁付けして綴じ、これら明細面を複数の口座に所
定枚数ずつ対応させ、各口座と各明細面の頁との対応を
表わす磁気情報および各口座の明細面に記録する文字の
方向を指定するための磁気情報を表表紙または裏表紙に
記録して有することを特徴とする自動取引装置。 - 【請求項10】 請求項9記載の自動取引装置におい
て、前記記録手段は、総合口座通帳の表表紙または裏表
紙に記録されている磁気情報に基づき、記録する文字の
方向を可変設定することを特徴とする自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16125397A JPH117566A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16125397A JPH117566A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 自動取引装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH117566A true JPH117566A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15731583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16125397A Pending JPH117566A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH117566A (ja) |
-
1997
- 1997-06-18 JP JP16125397A patent/JPH117566A/ja active Pending
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