JPH1175335A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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Publication number
JPH1175335A
JPH1175335A JP9249772A JP24977297A JPH1175335A JP H1175335 A JPH1175335 A JP H1175335A JP 9249772 A JP9249772 A JP 9249772A JP 24977297 A JP24977297 A JP 24977297A JP H1175335 A JPH1175335 A JP H1175335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminated core
connecting terminal
hole
resin
press
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9249772A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Kumagai
吉樹 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP9249772A priority Critical patent/JPH1175335A/ja
Publication of JPH1175335A publication Critical patent/JPH1175335A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/40Structural association with grounding devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成によりブラシレスモー
タのステータヨークと基板上のパターンとの電位を等し
くする。 【解決手段】 ブラシレスモータのステータヨー
クに使用する積層コア31に貫通孔を設け、その一部に
樹脂13を充填して積層コア接続端子19を圧入した
後、残りの部分に導電性接着剤20を充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、VTRのドラムな
どに使用されるブラシレスモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】VTRのドラムに使用されるブラシレス
モータの積層コアの電位は、モータのコイル電流や静電
気等による輻射ノイズがVTRのヘッドや他の回路等に
飛び込んだりして映像信号を乱すことを防止するため
に、モータを取り付けたシャーシ等のアース電位と同電
位にする必要がある。このため、従来は図7に示すよう
に積層コア31に直接接続端子23を打ち込みプリント
基板18上のパターンに接続したり、同図に示すように
積層コア31をタップネジ22により直接ネジ止めして
プリント基板18上のパターンに接続したりして、積層
コア31とプリント基板18上のパターンとの接続を行
っていた。そして、積層コア31と同電位が必要な図示
しないシャーシにプリント基板上のパターンを接続して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、積層コアは
ケイ素鋼鈑を主に材料として使用しているため、亜鉛メ
ッキ鋼鈑等を材料として使用したときよりも固くなる。
このため、直接積層コアに接続端子を打ち込むには強い
打ち込み力が必要となる。また、積層コアに設ける接続
端子用の孔径は、積層コアを製造するときに使用する金
型のピンの強度上ある程度太くする必要があるため、接
続端子も太い端子となり、結果として接続端子の切断や
加工に大がかりの設備が必要になるという欠点があっ
た。
【0004】更に、タップネジによって積層コアを直接
ネジ止めするときには、強い締め付けトルクが必要とな
るため、ネジの締め付けトルクに耐えられるようにタッ
プネジにある程度の太さが必要となる。しかも、たとえ
タップネジを太くしたとしてもタップネジの締め付けト
ルクが強いので、積層コアに形成したかしめ部が外れて
積層コアの間に隙間が出来、モータの特性が悪化してし
まったり、ネジ止めによってコアを取り付けているプリ
ント配線基板が反ってしまう等の問題があった。
【0005】更にまた、前述したいずれの場合も、モー
タの小型化が困難となり、積層コアの表面に十分なスペ
ースを得ることが出来ず、積層コアと外部との電気的接
続が困難になるという課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するために、表面を樹脂13でアウトサートした積
層コア31と、前記積層コア31に設けた突極1〜12
にコイル27を巻回してなるステータと、前記積層コア
31を接続する基板18とを少なくとも有するブラシレ
スモータであって、前記積層コア31に表面が導電性と
なる貫通孔を設け、前記貫通孔の深さ方向の一部を前記
樹脂13で充填して、その略中心に設けた孔に積層コア
接続用の端子19を圧入し、前記貫通孔の前記樹脂13
が充填されていない部分に導電性接着剤20又は導電性
樹脂を充填することを特徴とするブラシレスモータを提
供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るブラシレスモ
ータを図1乃至図6を参照して説明する。なお、説明の
便宜上、従来例に示した構成部材と同一の構成部材につ
いては同一の符号を付して説明する。
【0008】図1は本発明に係るブラシレスモータに使
用するステータヨークを示す図である。同図は、図示し
ない14極に着磁されたロータに対応した12個の突極
1〜12を有するステータヨークを示すもので、積層コ
ア31の表面には絶縁及び端子を保持するための樹脂1
3がアウトサート成形されている。各突極1〜12には
コイル巻線27が施されている。また、図2はコイル巻
線27を巻回する順番を示す図である。始めに突極4に
対して時計方向(C.W.)に巻線を施し、次に突極3
に対して反時計方向(C.C.W.)に巻線を施す。続
いて突極2には時計方向(C.W.)に巻線を施し、コ
イル接続端子16aにからげて接続する。同様に突極1
に対して時計方向(C.W.)に巻線を施し、突極12
に対して反時計方向(C.C.W.)に巻線を施し、突
極11に時計方向(C.W.)に巻線を施してコイル接
続端子16fにからげて接続する。更に、突極10に対
して時計方向(C.W.)に巻線を施し、突極9に対し
て反時計方向(C.C.W.)に巻線を施し、突極8に
時計方向(C.W.)に巻線を施してコイル接続端子1
6dにからげて接続する。最後に突極7に対して時計方
向(C.W.)に巻線を施し、突極6に対して反時計方
向(C.C.W.)に巻線を施し、突極5に時計方向
(C.W.)に巻線を施してコイル接続端子16cに戻
り全ての巻線を完了する。このとき、突極1〜突極12
は1本の巻線で巻回することができる。
【0009】コイル巻線27は各々のコイル接続端子1
6に半田付けされ、コイル接続端子16は図4に示すよ
うにプリント基板18上のパターンに半田付けされるこ
とにより各電気部品24に電気的に接続される。また、
図3に示すホール素子25の出力する図示しないロータ
の位置信号は電気部品24によって駆動電流を変化させ
る。この駆動電流は突極1〜12に巻回されたコイル2
7に夫々印加されロータの回転を安定させる。なお、モ
ータ外からの電源供給や制御信号の入力はコネクタ26
を介して行われる。
【0010】図3は図1に示すステータヨークをプリン
ト配線基板に接続した状態を示すもので、図1において
斜線で示した部分をプリント配線基板18の所定の位置
に配置してネジ止めなどで接続したものである。コイル
接続端子16は図3に示す端子孔15a,15f,15
d,15cにそれぞれ圧入されている。アウトサート成
形された樹脂13には予めコイル接続端子16よりも径
の小さい孔が成形されており、この孔に4本のコイル接
続端子16を圧入する。コイル接続端子16を装着した
ときの断面を図5に示す。このとき、コイル接続端子1
6と積層コア31とは樹脂13により絶縁されている。
【0011】また、積層コア接続端子19は図3に示す
孔15bに圧入されている。図6はその断面図であり、
積層コア31を貫通した孔の中間部までアウトサート成
形された樹脂13に積層コア接続端子19が圧入され、
積層コア接続端子19の先端部に導電性接着剤20を充
填してある。積層コア31の材料として使用するケイ素
鋼鈑は表面に絶縁処理を施しているが、断面21につい
ては、プレス加工のままで金属部分が直接露出してい
る。従って、積層コア接続端子19と積層コア31は導
電性接着剤20によって電気的に接続される。これによ
って積層コア接続端子19がプリント基板18上のパタ
ーンを介してシャーシに接続されることにより積層コア
31の電位をモータを取り付けたシャーシなどの電位と
等しくすることが可能となる。積層コア31及び積層コ
ア接続端子19との電気抵抗は少ない方が良いが、数1
0Kオーム以下であれば十分前述の効果が得られる。
【0012】なお、上述した導電性接着剤20を導電性
の樹脂で代用しても同様の効果が得られることはもちろ
んである。
【0013】また、ここでコイル接続端子16と積層コ
ア接続端子19に同じ太さの材料を使用すると、同じ端
子圧入装置を使用でき、特別な装置を必要としない。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係るブラ
シレスモータによれば積層コアの貫通孔の中間部にまで
アウトサート成形された樹脂に圧入し、固定された積層
コア接続端子は、この貫通孔の残りの空間に導電性樹脂
や導電性接着剤を充填することで積層コアと積層コア接
続端子が電気的に接続され、積層コア接続端子を外部の
シャーシ等と電気的に接続することによって積層コアの
電位を積層コア接続端子を介して外部のシャーシ等と同
電位とすることができ、このようなアース接続方法によ
ってモータからのコイル電流や静電気等による輻射ノイ
ズが少なくなり、このブラシレスモータを使用したVT
Rなどにおいて映像信号等にノイズが入ることを防ぐこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブラシレスモータに使用するステ
ータヨークを示す図である。
【図2】本発明に係るブラシレスモータに使用するステ
ータヨークの積層コアに巻線コイルを施す順番を示す図
である。
【図3】本発明に係るブラシレスモータに使用するステ
ータヨークをプリント配線基板に取り付けた状態を示す
図である。
【図4】本発明に係るブラシレスモータに使用するステ
ータヨークをプリント配線基板に取り付けた状態を示す
断面図である。
【図5】本発明に係るブラシレスモータに使用するコイ
ル巻線接続端子の状態を示す要部断面図である。
【図6】本発明に係るブラシレスモータに使用する積層
コア接続端子の状態を示す要部断面図である。
【図7】従来のブラシレスモータに使用するステータヨ
ークをプリント配線基板に取り付けた状態を示す断面図
である。
【符号の説明】
13 樹脂 19 積層コア接続端子 20 導電性接着剤 21 断面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面を樹脂でアウトサートした積層コア
    と、前記積層コアに設けた突極にコイルを巻回してなる
    ステータと、前記積層コアを接続する基板とを少なくと
    も有するブラシレスモータであって、前記積層コアに表
    面が導電性となる貫通孔を設け、前記貫通孔の深さ方向
    の一部を前記樹脂で充填して、その略中心に設けた孔に
    積層コア接続用の端子を圧入し、前記貫通孔の前記樹脂
    が充填されていない部分に導電性接着剤又は導電性樹脂
    を充填することを特徴とするブラシレスモータ。
JP9249772A 1997-08-29 1997-08-29 ブラシレスモータ Pending JPH1175335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9249772A JPH1175335A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 ブラシレスモータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP9249772A JPH1175335A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 ブラシレスモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1175335A true JPH1175335A (ja) 1999-03-16

Family

ID=17198005

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9249772A Pending JPH1175335A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 ブラシレスモータ

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JP (1) JPH1175335A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7876008B2 (en) 2006-08-31 2011-01-25 Nidec Corporation Fan and motor having multiple insulators with an axially protruding conductor pin

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