JPH1174806A - 送信増幅器の非線形歪補償回路 - Google Patents

送信増幅器の非線形歪補償回路

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JPH1174806A
JPH1174806A JP23084597A JP23084597A JPH1174806A JP H1174806 A JPH1174806 A JP H1174806A JP 23084597 A JP23084597 A JP 23084597A JP 23084597 A JP23084597 A JP 23084597A JP H1174806 A JPH1174806 A JP H1174806A
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power
transmission
signal
transmission amplifier
amplifier
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JP23084597A
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Koji Arimochi
光二 有持
Masaichi Sanpei
政一 三瓶
Norihiko Morinaga
規彦 森永
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Daihen Corp
Original Assignee
Daihen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信増幅器の非線形特性を確実に補償するこ
とができる送信増幅器の非線形歪補償回路を提供する。 【解決手段】 送信信号をガードタイムの間隔をおいて
間欠的に送信する送信増幅器7を備えた送信機におい
て、教師信号発生器3aはガードタイムの期間中に経過
時間に比例して増大する電力を有する教師信号を発生し
て送信増幅器7に出力し、方向性結合器8はガードタイ
ムの期間中に送信増幅器7から出力される信号を検出
し、除算器15は教師信号を検出された信号で除算して
その誤差データを出力し、テーブルRAM11は誤差デ
ータを経過時間に比例するアドレスに非線形歪補償のた
めの係数データとして記憶する。電力検出器12は送信
期間中に送信すべき送信信号の電力を検出し、乗算器4
は検出された電力をアドレスとしてテーブルRAM11
に入力して読み出された係数データを送信すべき送信信
号に乗算して非線形歪補償処理を行って送信増幅器7に
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時分割多重方式で
送信信号を、ガードタイムの間隔をおいて間欠的に送信
する送信増幅器を備えた送信機のための送信増幅器の非
線形歪補償回路に関する。
【0002】
【従来の技術】将来のワイヤレス・パーソナル・マルチ
メディア通信の実現のためには、限りある無線周波数帯
域を用いて音声から大容量のデータファイル転送まで、
要求される伝送速度と伝送品質の異なる多様なメディア
の柔軟なサポートが重要である。技術的には、非音声情
報を高速・高品質に伝送する技術と、伝送する情報の種
類に応じて品質制御を柔軟に対応できる伝送制御技術の
確立が望まれている。
【0003】多値QAM(Quadrature Amplitude Modul
ation)方式は伝送帯域を広げることなく高速伝送が実
現できるため、陸上移動通信で非常に有効な技術であ
る。しかしながら、多値QAMを陸上移動通信へ適用す
るうえで、耐雑音・干渉特性の向上による伝送特性の改
善及び、送信増幅器の非線形補償による送信電力効率の
改善が重要な課題となっている。多値QAMの伝送品質
の劣化は、受信信号レベルが深く落ち込んだ場合、ある
いは、遅延スプレッドが大きくなった場合に支配され
る。しかしながら、その確立は比較的小さいことから、
この点に着目し,高い耐雑音・干渉特性を達成する手段
として、伝搬路状況に応じて適応的に変調多値数やシン
ボルレートを制御する適応変調方式が提案され、その有
効性が明らかにされている(例えば、従来技術文献1
「上ほか,“可変シンボルレート変調多値数適応変調方
式の伝送特性”,電子情報通信学会技術報告,RCS9
5−30,1995年5月」、及び従来技術文献2「三
瓶ほか,“適応変調TDMA/TDDシステムの室内実
験結果”,電子情報通信学会技術報告,RCS96−1
08,1996年11月」参照。)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、移動局では送信
電力が限られているため、電力効率の高い送信増幅器を
用いる必要がある。送信増幅器の電力効率をあげるため
には非線形領域に近い動作点での使用が望ましいが、飽
和点付近での動作を行うことにより増幅器の電力効率を
高めることが出来る反面、高周波歪み等によるスプリア
スが隣接チャネルへの放射となり干渉を与える。また、
多値QAM方式では変調多値数の増加に伴いAM−AM
(振幅)、AM−PM(位相)歪みが伝送品質の劣化要
因となる。
【0005】本発明の第1の目的は以上の問題点を解決
し、従来技術に比較して送信増幅器の非線形特性を確実
に補償することができる送信増幅器の非線形歪補償回路
を提供することにある。
【0006】本発明の第2の目的は、上記第1の目的に
加えて、送信増幅器の消費電力を大幅に低下させること
ができる送信増幅器の非線形歪補償回路を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の送信増幅器の非線形歪補償回路は、時分割多重方式
で送信信号を、ガードタイムの間隔をおいて間欠的に送
信する送信増幅器を備えた送信機のための送信増幅器の
非線形歪補償回路であって、上記ガードタイムの期間中
に、経過時間に比例して増大した後低下する電力を有す
る教師信号を発生して送信増幅器に出力する信号発生手
段と、上記ガードタイムの期間中に、上記送信増幅器か
ら出力される信号を検出する信号検出手段と、上記信号
発生手段から発生される教師信号を、上記信号検出手段
によって検出された信号で除算して、除算結果の誤差デ
ータを出力する比較手段と、上記比較手段から出力され
る誤差データを、上記経過時間に比例するアドレスに、
上記送信増幅器の非線形歪補償のための係数データとし
て記憶する記憶手段と、上記ガードタイムとは異なる送
信期間中に、送信すべき送信信号の電力を検出する電力
検出手段と、上記電力検出手段によって検出された送信
信号の電力をアドレスとして上記記憶手段に入力して、
当該アドレスから読み出された上記送信増幅器の非線形
歪補償のための係数データを、上記送信すべき送信信号
に乗算することにより、上記送信増幅器の非線形歪補償
処理を行って、乗算結果の信号を上記送信増幅器に出力
する乗算手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の送信増幅器の非線形
歪補償回路は、請求項1記載の送信増幅器の非線形歪補
償回路において、上記送信機の通信の相手方から送信さ
れる送信信号を受信して、搬送波電力に対する雑音電力
密度の比の値C/Noを検出する電力比検出手段と、上
記電力比検出手段によって検出された搬送波電力に対す
る雑音電力密度の比の値C/Noに基づいて、上記比の
値C/Noが所定の第1のしきい値から、上記第1のし
きい値よりも大きい所定の第2のしきい値までのとき
に、上記送信増幅器の非線形電力入出力特性における飽
和開始時の入力電力から非線形開始時の入力電力までの
バックオフの電力量が一定となるように、上記送信増幅
器の送信電力を第1の電力値だけ低下させるとともに、
上記比の値C/Noが上記第2のしきい値を超えるとき
に、上記バックオフの電力量が一定となるように、上記
送信増幅器の送信電力を第1の電力値よりも大きい第2
の電力値だけ低下させるように、上記送信増幅器を制御
する電力制御手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0010】図1は、本発明に係る一実施形態である非
線形歪補償回路300を備えた送受信機の構成を示すブ
ロック図である。本実施形態の送受信機は、例えば、適
応変調方式を用いて構成され、時分割多重方式で送信信
号を、ガードタイムの間隔をおいて間欠的に送信する送
信増幅器7を備えた送信機100と、受信機200とか
ら構成され、送信機100が非線形歪補償回路300を
備えたことを特徴とする。非線形歪補償回路300は、
本発明の第1の目的を達成するために、(a)上記ガー
ドタイムの期間中に、経過時間に比例して増大した後低
下する電力を有する教師信号を発生してフレーム形成器
3、乗算器4、D/A変換器5及び変調器6を介して送
信増幅器7に出力する教師信号発生器3aと、(b)上
記ガードタイムの期間中に、上記送信増幅器7から出力
される信号を検出する方向性結合器8と、(c)フレー
ム形成器3からスイッチSW1及び遅延素子14を介し
て入力される教師信号を、方向性結合器8から変調器1
6及びD/A変換器17を介して入力される信号で除算
して、除算結果の誤差データをI/Q信号変換器18を
介してテーブルRAM11に出力する比較手段である除
算器15と、(d)除算器15からI/Q信号変換器1
8を介して出力される誤差データを、上記経過時間に比
例するアドレスに、送信増幅器7の非線形歪補償のため
の係数データとして記憶するテーブルRAM11と、
(e)上記ガードタイムとは異なる送信期間中に、送信
すべき送信信号の電力を検出する電力検出器12と、
(f)電力検出器12によって検出された送信信号の電
力をアドレスとしてテーブルRAM11に入力して、当
該アドレスから読み出された上記送信増幅器7の非線形
歪補償のための係数データを、フレーム形成器3からの
送信すべき送信信号に乗算することにより、上記送信増
幅器7の非線形歪補償処理を行って、乗算結果の信号を
D/A変換器5及び変調器6を介して送信増幅器7に出
力する乗算器4とを備えたことを特徴とする。
【0011】また、送信機100は、本発明の第2の目
的を達成するために、(a)送信機100の通信の相手
方から送信される送信信号を受信して、搬送波電力に対
する雑音電力密度の比の値C/Noを検出する電力比検
出器(以下、C/No検出器という。)55と、(b)
電力比検出器55によって検出された搬送波電力に対す
る雑音電力密度の比の値C/Noに基づいて、上記比の
値C/Noが80(dB・Hz)から90(dB・H
z)までのときに、上記非線形歪補償処理の動作に影響
を与えないように上記送信増幅器7の非線形電力入出力
特性における飽和開始時の入力電力から非線形開始時の
入力電力までのバックオフの電力量が一定(例えば3d
B)となるように、上記送信増幅器7の送信電力を10
dBだけ低下させるために、電源電圧とバイアス電圧を
低下させて送信増幅器7を制御するとともに、上記比の
値C/Noが90(dB・Hz)を超えるときに、上記
非線形歪補償処理の動作に影響を与えないように上記バ
ックオフの電力量が一定(例えば3dB)となるよう
に、上記送信増幅器7の送信電力を20dBだけ低下さ
せるために、電源電圧とバイアス電圧を低下させて送信
増幅器7を制御する増幅器コントローラ30を備えたこ
とを特徴とする。
【0012】例えば、高速適応変調方式では、伝搬路の
瞬時値変動に対する制御を必要とするため高速に追従可
能な補償方式が求められる。そこで、応答が早くソフト
ウェアによる実現が可能な前歪み補償方式を用いる。当
該前歪み補償方式は、サンプル信号の復調信号から推定
される非線形歪みの複素変動を参照テーブルRAM11
に記憶し、送信信号に前歪みとして付加することで非線
形補償を行う。また、適応変調方式ではシャドウイング
及び距離減衰に対する補償を行わないため、伝搬路状況
が良好であれば過剰な電力供給を行っていると考えられ
る。そこで、収束時間が前歪み補償方式に比べて緩やか
ではあるが、送信増幅器7の特性を動的に制御可能なバ
イアスコントロール方式による、セル内の平均送信電力
の低減を目的とした送信電力制御を行う。これにより、
送受信機の電力供給用電池の長寿命化を実現できる。
【0013】ところで、時間的・空間的に変動する無線
伝搬路に対して、従来の無線回線設計においては最悪時
を想定して、劣悪な伝搬路特性の場合でもある程度の伝
送品質を供給できるような伝送速度を設定しているの
で、ユーザの多くは伝搬路特性が良好であり過剰な電力
マージンを有している。これを別の観点から言えば、基
地局から近い場所に位置するような伝搬路特性が良好な
ユーザに対しては、電力マージンを利用してシンボルレ
ートや変調多値数など伝送速度を決定する変調パラメー
タを高く設定し高速伝送を行うことが可能である。逆に
基地局から遠い場所に位置するような伝搬路特性が劣悪
なユーザに対しては、シンボルレートや変調多値数を低
く設定することにより、基地局付近のユーザと同等の伝
送品質を劣化させることなく、システム全体の伝送速度
の高速化を図ることができる。このような考えを基に、
これまでに受信信号レベルなどに応じて変調多値数のみ
を可変とする可変変調多値数適応変調方式を用いたシス
テムが提案され、高品質かつ高速伝送の実現、あるいは
システム容量の増大などに有効な方策であることが報告
されており、本実施形態では、適応変調方式を採用す
る。
【0014】図2は、図1の送信機100が送信する送
信信号のフレーム構成を示す図であり、図2において
( )内はシンボル数である。本実施形態では、TDM
A/TDD方式のフレーム構成を採用し、各バーストの
プリアンブルのガードタイムに含まれる教師信号を用い
て送信増幅器7の非線形歪補償処理を行う。教師信号は
各バーストのガードタイムG(図2参照。)の期間中に
与え、立ち上がり時間は、送信増幅器7のセトリング時
間(過渡応答の収束時間)に対して十分長いものとす
る。教師信号は、タイミング信号発生器20によって発
生されたガードタイム信号に応答して、バースト毎に、
ガードタイム期間中に、図3に示すように、送信増幅器
7の飽和レベル(時刻tf)まで、経過時間に比例して
増大した後、低下するように、教師信号発生器3aによ
り発生される。
【0015】図1において、送信すべきシリアル送信デ
ータ信号はS/P変換器1に入力されて、シリアル/パ
ラレル変換されて2列の送信データ信号に変換された
後、信号発生器2に入力される。図1において、各信号
線に2と記載しているのは、信号が互いに直交するI信
号とQ信号からなる複素数信号であることを示す。上記
シリアル送信データ信号とともに入力される同期信号は
タイミング発生器20に入力され、タイミング信号発生
器20は、入力された同期信号に応答して、S/P変換
器1、信号発生器2及びフレーム形成器3において必要
な各種タイミング信号を発生して供給するとともに、バ
ースト毎に、ガードタイム期間中に、ハイレベルとなる
ガードタイム信号を教師信号発生器3a、メモリコント
ローラ10、スイッチSW1,SW2、及びアップカウ
ンタ13に出力する。ガードタイム信号に応答して、メ
モリコントローラ10は、書込信号を発生してテーブル
RAM11に出力する一方、ガードタイム信号以外の送
信期間(以下、送信期間という。)に読出信号をテーブ
ルRAM11に出力する。また、ガードタイム信号がハ
イレベルであるガードタイム期間中において、スイッチ
SW1及びSW2は接点a側に切り換わる一方、送信期
間中において、接点b側に切り換わる。さらに、アップ
カウンタ13は、ガードタイム信号の立ち上がりに応答
して、0からアドレスを順次1ずつ、ガードタイム時間
fを例えば100分割した時間毎に、インクリメント
して、インクリメントしたアドレスをスイッチSW2の
接点a側を介してテーブルRAM11のアドレス端子に
出力する。ここで、テーブルRAM11は、例えば、2
つのデータ端子を有する2ポートDRAMで構成され
る。
【0016】信号発生器2は、入力される2列の送信デ
ータ信号に基づいてデータ信号を発生して、フレーム形
成器3に出力し、フレーム形成器3は、入力されるデー
タ信号に、ガードタイム期間中に、教師信号を挿入して
乗算器4に出力するとともに、スイッチSW1の接点a
側及び遅延素子14を介して除算器15に出力し、さら
には、スイッチSW1の接点b側を介して電力検出器1
2に出力する。ここで、遅延素子14は、教師信号が乗
算器4、D/A変換器5、変調器6、送信増幅器7、方
向性結合器8、復調器16及びA/D変換器17を介し
て除算器15に入力されるまでの遅延時間を補償するた
め、すなわち除算器15に入力される2つの信号の入力
時間を一致させるために設けられる。電力検出器12
は、送信期間中において、フレーム形成器3から出力さ
れる送信データ信号の電力値を検出して、当該電力値
を、テーブルRAM11のアドレスとして、スイッチS
W2の接点bを介してテーブルRAM11のアドレス端
子に出力する。すなわち、教師信号は、ガードタイム期
間中において、図3に示すように経過時間に対して比例
する一方、アップカウンタ13がその期間中において所
定の間隔毎にアドレスをインクリメントするので、テー
ブルRAMのアドレスは、図3の送信相対電力に対応す
る。
【0017】ガードタイム期間中において、教師信号
は、乗算器4で“1”が乗算された後、D/A変換器
5、例えばQAM変調器である変調器6、送信増幅器7
を介して方向性結合器8に入力され、方向性結合器8
は、入力される教師信号のうち一部の教師信号を検出し
て、例えばQAM復調器である復調器16及びA/D変
換器17を介して除算器15に入力される。除算器15
は、遅延素子14から入力される教師信号を、A/D変
換器17から入力される信号で除算して、除算結果の誤
差データをI/Q信号変換器18に出力し、これに応答
して、I/Q信号変換器18は入力された誤差データ
を、互いに直交するI信号とQ信号からなる複素数信号
に変換してテーブルRAM11のデータ端子に出力し
て、非線形歪補償処理のための歪補償係数データとして
書き込む。
【0018】一方、送信期間中において、テーブルRA
M11は、電力検出器12から入力される送信データ信
号の電力値に対応したアドレスから、上記教師信号に基
づいて書き込まれた歪補償係数データを読み出して、乗
算器4に出力して、送信すべき送信データ信号に対して
乗算して、非線形歪補償処理を実行する。処理後の送信
データ信号は、D/A変換器5を介して変調器6に入力
されて、所定の搬送波信号で変調され、変調された送信
信号が送信増幅器7、方向性結合器8及び送信信号の周
波数帯域のみを通過させる帯域通過フィルタ9aを介し
てアンテナ50に出力されて、相手方のアンテナに向け
て送信される。
【0019】一方、相手方のアンテナから送信された送
信信号はアンテナ50で受信された後、受信信号の周波
数帯域のみを通過させる帯域通過フィルタ9b及び高周
波増幅器51を介して周波数変換器52及びC/No検
出器55に出力する。周波数変換器52は、入力される
信号を所定の中間周波数を有する中間周波信号に周波数
変換して中間周波増幅器53を介して、例えばQAM復
調器である復調器54に出力する。これに応答して、復
調器54は、入力される中間周波信号を復調して、復調
後の受信データ信号を出力する。一方、C/No検出器
55は、入力される受信信号に基づいて搬送波電力に対
する雑音電力密度の比の値C/Noを検出して増幅器コ
ントローラ30に出力する。
【0020】増幅器コントローラ30は、以下の如く、
ドライブ回路31を介して送信増幅器7のバイアス電圧
を設定しかつ、ドライブ回路32を介して送信増幅器7
の電源電圧を設定することにより、送信増幅器7の動作
を制御する。すなわち、増幅器コントローラ30は、上
記比の値C/Noが80dB・Hzから90dB・Hz
までのときに、上記非線形歪補償処理の動作に影響を与
えないように上記送信増幅器7の非線形電力入出力特性
における飽和開始時の入力電力から非線形開始時の入力
電力までのバックオフの電力量が一定(例えば3dB)
となるように、上記送信増幅器7の送信電力を10dB
だけ低下させるために、電源電圧とバイアス電圧を低下
させて送信増幅器7を制御するとともに、上記比の値C
/Noが90dB・Hzを超えるときに、上記非線形歪
補償処理の動作に影響を与えないように上記バックオフ
の電力量が一定(例えば3dB)となるように、上記送
信増幅器7の送信電力を20dBだけ低下させるため
に、電源電圧とバイアス電圧を低下させて送信増幅器7
を制御する。
【0021】以上のように構成された送信機100の非
線形歪補償回路300においては、比較手段である除算
器15において、教師信号
【数1】vt(t)=|Vt|exp(jθ) と増幅信号を復調した信号
【数2】vf(t)=|Vf|exp(jφ) のAM−AM及びAM−PM特性を複素歪ve(t)と
して検出し、次式の入力電力対非線形歪量の参照テーブ
ルをテーブルRAM11に作成する。
【数3】 ve(t) =vt(t)/vf(t) ={|Vt|exp(jθ)}/{│Vf|exp(jφ)}
【0022】当該参照テーブルを作成する際、演算量及
びメモリの削減のため複素歪みの検出を離散的に行い、
例えばスプライン補間による内挿を行うことで参照テー
ブルを作成してもよい。また、参照テーブルは、各バー
スト毎に教師信号に基づいて更新される。その後、送信
期間中において、乗算器4により前歪みを与えることに
より、送信増幅器7への入力信号vi(t)が次式のよ
うに生成される。
【数4】 vi(t) =vt(t)×ve(t) ={|Vt 2|/|Vf|}exp{j(2θ−φ)}
【0023】本実施形態においては、D/A変換器5及
びA/D変換器17のダイナミックレンジは理想的な特
性を有し、教師信号を与える際の復調遅延問題に関して
は、遅延素子14により完全に補償されているものとす
る。
【0024】次いで、送信電力制御について説明する。
伝搬路状況が中央値変動及び距離変動に対しての応答で
は、短時間での収束を要求する必要性は少なく、むしろ
時間的応答特性は前歪補償方式に劣るが、送信増幅器の
特性を直接操作する機能を持ったシステムが望ましい。
そこで、送信電力の制御には増幅器の電力制御が可能な
バイアスコントロール型の非線形補償方式を適用する。
図1に、送信電力制御方式の構成を示す。受信機200
の平均C/Noに基づいて、送信増幅器7のパラメータ
変更を決定する。決定されたパラメータに対応するデー
タテーブルより、インピーダンス整合等のデバイスに関
する変更情報をドライバ回路31,32に伝達し、送信
電力を動的に変化させる。データテーブルには、電源電
圧をコントロールするマップテーブルと、動作点を操作
するマップテーブルを用意することで、非線形歪補償回
路300で使用する飽和レベルからのバックオフは一定
に保つことが出来る。
【0025】図4は、図1の送信増幅器7の入出力電力
特性を示すグラフである。図4に示すように、電源電圧
を変化することにより、飽和レベルの電力が変化する一
方、バイアス電圧を変換することにより、線形特性上の
動作点が変化する。以下、図4の動作に基づいて、本実
施形態の送受信機においての電力効率のさらなる改善を
目的とした、バイアスコントロールによる電力制御方式
を開示する。例えば、適応変調方式では中央値変動・距
離変動に対する補償を行わないため、端末が基地局の近
くにいる場合、最高シンボルレート/変調多値数を選択
するチャートのC/Noの上限よりも良好になり、過剰
な電力送信を行っていると考えられる。そこで、本実施
形態では、前歪み補償に比べ比較的緩やかであるが、送
信増幅器の特性を動的に制御することが可能なバイアス
コントロール方式を非線形補償ではなく、送信電力制御
に適用した。
【0026】受信機200側で検出された平均送信C/
Noを増幅器コントローラ30に送り、電源電圧制御用
ドライバ回路32と、バイアス電圧制御用ドライバ回路
31を介して送信増幅器7のパラメータの変更を行う。
各制御用ドライバ回路31,32には、平均C/Noに
対する送信電力を送信するために必要な送信増幅器7と
その周辺デバイスに関するパラメータを持ち、このパラ
メータにより、前歪み補償で使用する動作点を変化させ
ることなく送信電力の制御を行う。
【0027】パラメータの決定方法は、基準BERが1
-3を越えないC/Noをセル境界の値とし、伝搬路特
性、基地局/移動局アンテナ特性、送信電力を求める。
また、搬送波周波数及びセル半径はPHSの回線設計を
参考に決定する。ここで、連続的な送信電力の制御は、
RF増幅器の回路設計上以下のような問題を考慮しなけ
ればならない。 (a)高周波の回り込み、(b)多段増幅器の整合性、
(c)過電流による周波数特性の劣化、及び(d)パタ
ーン実装時の輻射。そこで、本実施形態では簡単化のた
めに送信増幅器のダイナミックレンジを20dBとし、
3値のしきい値による離散的制御を行う。送信電力の判
定における基準値は、変調多値数の選択比率の変化点が
大きくなるところに着目し、3値の判定値を決定する。
判定値を決める条件として、基準BERである10-3
満たすセル境界のC/Noを70(dB・Hz)と決定
したことから、70(dB・Hz)に一つ目の判定値を
設定する。次に、90(dB・Hz)以上の良好な領域
においては伝送品質が10-6と良好であることから、最
高伝送速度の変調パラメータを選択しているにも関わら
ずさらに過剰な電力送信を行っているものと考えられ
る。そこで、推定される平均C/Noが90(dB・H
z)を越えるユーザに対して、−20dBの送信電力制
御を行う。最後に、70(dB・Hz)から80(dB
・Hz)の区間にかけて適応変調システムが理想的なパ
ラメータ推定を行っていることから、80(dB・H
z)以上の90(dB・Hz)未満の平均C/Noに対
して、−10dBの送信電力制御を行う。
【0028】以上の実施形態において、歪補償回路30
0をハードウエアで構成しているが、本発明はこれに限
らず、ディジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)で
構成して、各ブロックの処理をソフトウエアで構成して
もよい。
【0029】
【実施例】本発明者は、非線形歪補償回路300の補償
効果について、シミュレーションを行って検証した。図
5は、図1の送信増幅器7においてバックオフを変化さ
せたときの平均ビットエラーレート(BER)特性を示
すグラフであり、図6は、図1の送信増幅器7において
非線形歪補償回路300を用いて非線形歪補償を行った
ときの平均ビットエラーレート(BER)特性を示すグ
ラフである。当該実施例においては、C/No−BER
特性適応変調方式における選択可能なパラメータとして
は、full−rate−64QAM、full−ra
te−16QAM、full−rate−QPSK、1
/2−rate−QPSK、1/4−rate−QPS
K、1/8−rate−QPSKとし、基準BERは1
-3とした。
【0030】図5に、送信増幅器7の飽和点からのバッ
クオフを変えたときの適応変調におけるBER−C/N
o特性を示す。ただし、最大ドップラー周波数fdは1
[Hz]とする。図5から明らかなように、非線形補償
を行わずに線形特性を得るためには6[dB]のバック
オフを設定する必要であることが分かる。
【0031】図6にバックオフ3[dB]の動作点で前
歪み補償を用いた場合のBER−C/No特性を示す。
非線形歪補償回路300により、図5に比べて飽和点側
ので動作が可能となり平均電力効率が3[dB]向上し
た。前歪み補償を用いない場合、C/Noの低いところ
ではQPSKを選択する確率が高く、振幅の歪みによる
影響が小さいため、BER特性の劣化が見られない。一
方、伝搬路状況が良くなるに従い高い変調多値数を選択
する確率が高くなり、振幅歪みによる影響が大きくなる
ため、BER特性が劣化している。これは、多値化によ
り信号点間距離が短くなると共に、パイロットシンボル
を用いたフェージング補償により、低振幅を持つシンボ
ルに誤った位相回転を与えることが原因と考えられる。
しかしながら、本実施形態の非線形歪補償回路300で
はパイロットシンボルのような高振幅シンボルに対して
前歪みを付加することが可能なため、理想特性にほぼ一
致するBER特性が得られることが確認できた。
【0032】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、非線形歪補償回路300により、従来技術に比較し
て確実に非線形歪補償処理を実行することができ、送信
増幅器7の飽和領域に対して電力効率を伝送速度を抑圧
することなく改善することが可能となり、前歪み補償処
理が特に、例えば多値QAM方式に対して有効である。
【0033】また、本実施形態によれば、増幅器コント
ローラ30により、良好な伝搬路状況での過剰電力の抑
制のために、バイアスコントロールにより送信電力制御
を行った。その結果、セル内の平均送信電力が改善可能
であり、当該送受信機の消費電力を大幅に改善すること
ができ、これにより、送受信機の電源である電池の連続
使用時間を大幅に長くすることができる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る請求項
1記載の送信増幅器の非線形歪補償回路は、時分割多重
方式で送信信号を、ガードタイムの間隔をおいて間欠的
に送信する送信増幅器を備えた送信機のための送信増幅
器の非線形歪補償回路であって、上記ガードタイムの期
間中に、経過時間に比例して増大した後低下する電力を
有する教師信号を発生して送信増幅器に出力する信号発
生手段と、上記ガードタイムの期間中に、上記送信増幅
器から出力される信号を検出する信号検出手段と、上記
信号発生手段から発生される教師信号を、上記信号検出
手段によって検出された信号で除算して、除算結果の誤
差データを出力する比較手段と、上記比較手段から出力
される誤差データを、上記経過時間に比例するアドレス
に、上記送信増幅器の非線形歪補償のための係数データ
として記憶する記憶手段と、上記ガードタイムとは異な
る送信期間中に、送信すべき送信信号の電力を検出する
電力検出手段と、上記電力検出手段によって検出された
送信信号の電力をアドレスとして上記記憶手段に入力し
て、当該アドレスから読み出された上記送信増幅器の非
線形歪補償のための係数データを、上記送信すべき送信
信号に乗算することにより、上記送信増幅器の非線形歪
補償処理を行って、乗算結果の信号を上記送信増幅器に
出力する乗算手段とを備える。従って、従来技術に比較
して確実に非線形歪補償処理を実行することができ、送
信増幅器7の飽和領域に対して電力効率を伝送速度を抑
圧することなく改善することが可能となり、前歪み補償
処理が特に、例えば多値QAM方式に対して有効であ
る。
【0035】また、請求項2記載の送信増幅器の非線形
歪補償回路においては、請求項1記載の送信増幅器の非
線形歪補償回路において、上記送信機の通信の相手方か
ら送信される送信信号を受信して、搬送波電力に対する
雑音電力密度の比の値C/Noを検出する電力比検出手
段と、上記電力比検出手段によって検出された搬送波電
力に対する雑音電力密度の比の値C/Noに基づいて、
上記比の値C/Noが所定の第1のしきい値から、上記
第1のしきい値よりも大きい所定の第2のしきい値まで
のときに、上記送信増幅器の非線形電力入出力特性にお
ける飽和開始時の入力電力から非線形開始時の入力電力
までのバックオフの電力量が一定となるように、上記送
信増幅器の送信電力を第1の電力値だけ低下させるとと
もに、上記比の値C/Noが上記第2のしきい値を超え
るときに、上記バックオフの電力量が一定となるよう
に、上記送信増幅器の送信電力を第1の電力値よりも大
きい第2の電力値だけ低下させるように、上記送信増幅
器を制御する電力制御手段をさらに備える。従って、良
好な伝搬路状況での過剰電力の抑制のために、バイアス
コントロールにより送信電力制御を行った。その結果、
セル内の平均送信電力が改善可能であり、当該送受信機
の消費電力を大幅に改善することができ、これにより、
送受信機の電源である電池の連続使用時間を大幅に長く
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施形態である非線形歪補償
回路300を備えた送受信機の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 図1の送信機100が送信する送信信号のフ
レーム構成を示す図である。
【図3】 図1の送信機100がガードタイムに送信す
る教師信号の経過時間に対する送信相対電力を示すグラ
フである。
【図4】 図1の送信増幅器7の入出力電力特性を示す
グラフである。
【図5】 図1の送信増幅器7においてバックオフを変
化させたときの平均ビットエラーレート(BER)特性
を示すグラフである。
【図6】 図1の送信増幅器7において非線形歪補償回
路300を用いて非線形歪補償を行ったときの平均ビッ
トエラーレート(BER)特性を示すグラフである。
【符号の説明】
1…S/P変換器、 2…信号変換器、 3…フレーム形成器、 3a…教師信号発生器、 4…乗算器、 5…D/A変換器、 6…変調器、 7…送信増幅器、 8…方向性結合器、 9a,9b…帯域通過フィルタ、 10…メモリコントローラ、 11…テーブルRAM、 12…電力検出器、 13…アップカウンタ、 14…遅延素子、 15…比較器、 16…変調器 17…A/D変換器、 18…I/Q信号変換器、 20…タイミング信号発生器、 30…増幅器コントローラ、 31,32…ドライブ回路、 50…アンテナ、 51…高周波増幅器、 52…周波数変換器、 53…中間周波増幅器、 54…復調器、 55…電力比検出器(C/No検出器)、 100…送信機、 200…受信機、 300…非線形歪補償回路、 SW1,SW2…スイッチ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時分割多重方式で送信信号を、ガードタ
    イムの間隔をおいて間欠的に送信する送信増幅器を備え
    た送信機のための送信増幅器の非線形歪補償回路であっ
    て、 上記ガードタイムの期間中に、経過時間に比例して増大
    した後低下する電力を有する教師信号を発生して送信増
    幅器に出力する信号発生手段と、 上記ガードタイムの期間中に、上記送信増幅器から出力
    される信号を検出する信号検出手段と、 上記信号発生手段から発生される教師信号を、上記信号
    検出手段によって検出された信号で除算して、除算結果
    の誤差データを出力する比較手段と、 上記比較手段から出力される誤差データを、上記経過時
    間に比例するアドレスに、上記送信増幅器の非線形歪補
    償のための係数データとして記憶する記憶手段と、 上記ガードタイムとは異なる送信期間中に、送信すべき
    送信信号の電力を検出する電力検出手段と、 上記電力検出手段によって検出された送信信号の電力を
    アドレスとして上記記憶手段に入力して、当該アドレス
    から読み出された上記送信増幅器の非線形歪補償のため
    の係数データを、上記送信すべき送信信号に乗算するこ
    とにより、上記送信増幅器の非線形歪補償処理を行っ
    て、乗算結果の信号を上記送信増幅器に出力する乗算手
    段とを備えたことを特徴とする送信増幅器の非線形歪補
    償回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の送信増幅器の非線形歪補
    償回路において、 上記送信機の通信の相手方から送信される送信信号を受
    信して、搬送波電力に対する雑音電力密度の比の値C/
    Noを検出する電力比検出手段と、 上記電力比検出手段によって検出された搬送波電力に対
    する雑音電力密度の比の値C/Noに基づいて、上記比
    の値C/Noが所定の第1のしきい値から、上記第1の
    しきい値よりも大きい所定の第2のしきい値までのとき
    に、上記送信増幅器の非線形電力入出力特性における飽
    和開始時の入力電力から非線形開始時の入力電力までの
    バックオフの電力量が一定となるように、上記送信増幅
    器の送信電力を第1の電力値だけ低下させるとともに、
    上記比の値C/Noが上記第2のしきい値を超えるとき
    に、上記バックオフの電力量が一定となるように、上記
    送信増幅器の送信電力を第1の電力値よりも大きい第2
    の電力値だけ低下させるように、上記送信増幅器を制御
    する電力制御手段をさらに備えたことを特徴とする送信
    増幅器の非線形歪補償回路。
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