JP3610914B2 - 無線通信装置及び無線通信方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信に用いられるディジタル変調方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
環境により、変調方式を切り替え、そのときの送信出力電力の技術として、電子情報通信学会通信ソサイエティ大会B−5−136(1997年)に記載されている技術が知られている。これは図8の構成からなる。
【0003】
図10において1001は送信ディジタル信号、1002は変調方式制御信号、1003は直交ベースバンド信号生成部、1004は送信直交ベースバンド信号同相成分、1005は送信直交ベースバンド信号直交成分、1006は送信無線部、1007は送信信号、1008は電力増幅部、1009は増幅された送信信号、1010は送信アンテナである。
【0004】
直交ベースバンド信号生成部1003は送信ディジタル信号1001および変調方式制御信号1002を入力とし、変調方式制御信号1002の情報に基づき、変調方式をQPSK変調、16QAM、64QAMから選択し、選択された変調方式の直交ベースバンド信号を送信直交ベースバンド信号同相成分1004および直交成分1005として出力する。
【0005】
送信無線部1006は送信直交ベースバンド信号同相成分1004および直交成分1005を入力とし、送信信号1007を出力される。電力増幅部1008は、送信信号1007を入力とし、増幅された送信信号1009を出力し、送信アンテナ1010から電波として出力されるが、その際、変調方式がQPSK変調、16QAM、64QAMのいずれの変調方式においても、送信電力が0.1Wとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
環境により、変調方式を切り替える無線通信システムを構成するにあたり、電力増幅部の共通化、一方で受信系の受信感度特性の向上が望まれる。
【0007】
本発明では、環境により、変調方式を切り替える無線通信システムを構築するにあたって、送信系の電力増幅部を変調方式を切り替えても共通で使用することで、小型化が図ると同時に、受信系の受信感度特性を向上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この問題を解決するために本発明は、変調方式が切り替え可能な無線通信装置において、切り替え可能な変調方式に QPSK 変調と 64QAM を含み、前記無線通信装置に用いられる変調信号を生成する変調部を具備し、前記変調部で、 64QAM の変調信号の平均送信電力を、 QPSK 変調の変調信号の平均送信電力より小さくするようにゲインを制御することで、受信系の受信感度特性を向上させることが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図1から図9を用いて説明する。
【0014】
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態における基地局の送信系の構成の一例、図2は本実施の形態における基地局の受信系の構成の一例、図3は本実施の形態における端末の送信系の構成の一例、図4は本実施の形態における端末の受信系の構成の一例、図5は、本実施の形態における基地局から端末への無線通信のフレーム構成の一例、図6は、本実施の形態における端末から基地局への無線通信のフレーム構成の一例、図7は、各変調方式において送信出力電力を等しくしたときの送信電力増幅部の入出力関係図、図8は、本実施の形態における送信電力増幅部の入出力関係図である。図12は、複数の周波数の送信信号を共通増幅する際の構成の一例を示している。
【0015】
図1において、101は送信データ、102はQPSK変調方式用直交ベースバンド信号生成機能、103は16QAM方式用直交ベースバンド信号生成機能、104は64QAM方式用直交ベースバンド信号生成機能、105はQPSK変調方式直交ベースバンド信号同相成分、106は16QAM方式直交ベースバンド信号同相成分、107は64QAM方式直交ベースバンド信号同相成分、108はQPSK変調方式直交ベースバンド信号直交成分、109は16QAM方式直交ベースバンド信号直交成分、110は64QAM方式直交ベースバンド信号直交成分、111は同相成分切り替え機能、112は直交成分切り替え機能、113は送信直交ベースバンド信号同相成分、114は送信直交ベースバンド信号直交成分、115は送信無線部、116は送信信号、117は送信電力増幅部、118は増幅された送信信号、119は送信アンテナ、120は選択された変調方式情報である。
【0016】
図2において、201は受信アンテナ、202は受信信号、203は受信無線部、204は受信直交ベースバンド信号同相成分、205は受信直交ベースバンド信号直交成分、206は同期部、207はタイミング信号、208は検波部、209は受信情報、210はデータ検出部、211は電波伝搬環境情報、212は受信データ、213は送信データ生成部、214は送信情報、215は送信データ、216は選択された変調方式情報である。
【0017】
図3において、301は送信情報、302は電波伝搬環境推定信号、303は送信データ生成部、304は送信データ、305は直交ベースバンド信号生成機能、306は送信直交ベースバンド信号同相成分、307は送信直交ベースバンド信号直交成分、308は送信無線部、309は送信信号、310は送信電力増幅部、311は増幅された送信信号、312は送信アンテナである。
【0018】
図4において、401は受信アンテナ、402は受信信号、403は受信無線部、404は受信直交ベースバンド信号同相成分、405は受信直交ベースバンド信号直交成分、406はQPSK変調方式検波部、407は16QAM方式検波部、408は64QAM方式検波部、409は同期および変調方式判定部、410はQPSK変調方式受信情報、411は16QAM方式受信情報、412は64QAM受信情報、413は制御信号、414は妨害波強度推定部、415は電界強度推定部、416はマルチパス推定部、417はドップラ周波数推定部、418は妨害波推定信号、419は電界強度推定信号、420はマルチパス推定信号、421はドップラ周波数推定信号、422は電波伝搬環境推定部、423は電波伝搬環境推定信号である。
【0019】
図5において、501はプリアンブル、502はデータシンボル、503はパイロットシンボル、504はユニークワード、505は変調方式情報である。図6において、601はプリアンブル、602はデータシンボル、603はパイロットシンボル、604はユニークワード、605は電波伝搬環境情報である。
【0020】
図7において、701はQPSK変調方式、16QAM方式、64QAM方式の動作点、702はQPSK変調方式動作範囲、703は16QAM方式動作範囲、704は64QAM方式動作範囲である。
【0021】
図8において、801は64QAM方式の動作点、802は16QAM方式の動作点、803はQPSK変調方式の動作点、804はQPSK変調方式動作範囲、805は16QAM方式動作範囲、806は64QAM方式動作範囲である。
【0022】
図12において、1201は周波数f1用ディジタル信号、1202は周波数f2用ディジタル信号、1203は周波数fn用ディジタル信号、1204は周波数f1の変調部、1205は周波数f2の変調部、1206は周波数fnの変調部、1207は周波数f1の送信信号、1208は周波数f2の送信信号、1209は周波数fnの送信信号、1210は加算部、1211は加算された送信信号、1212は送信系電力増幅器、1213は増幅された加算された送信信号である。
【0023】
以上、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図12を用いて、環境により、変調方式を切り替え、それぞれの変調方式の最大送信出力電力を変調方式を切り替えても変わらないことを特徴とする無線通信方式、請求項1において、通信相手が送信した電波伝搬環境を推定する推定部を具備し、推定した電波伝搬環境の情報を送信することを特徴とする無線装置、請求項2において、通信相手が送信する推定した電波伝搬環境の情報を受信し、変調方式および送信出力を切り替えることを特徴とする無線装置について説明する。以下では、変調方式をQPSK変調方式、16QAM方式、64QAM方式を例に、またフレーム構成を図5、図6を例に説明する。
【0024】
図5は本実施の形態の基地局から端末への無線通信における時間におけるフレーム構成の一例を示したもので、501はプリアンブルで、502はデータシンボルで、変調方式はQPSK変調、16QAM、64QAMのいずれかが選択される。
【0025】
503はパイロットシンボルで、既知信号とする。504はユニークワードで例えば基地局の送信機と端末の受信機が時間同期をとるため情報を含んでいるものとする。505は変調方式情報で、基地局から端末への無線通信のデータシンボルの選択された変調方式情報、図2の216に相当する情報である。
【0026】
図6は本実施の形態の端末から基地局への無線通信における時間におけるフレーム構成の一例を示したもので、601はプリアンブルで、602はデータシンボルで、603はパイロットシンボルで、既知信号とする。604はユニークワードで例えば端末の送信機と基地局の受信機が時間同期をとるため情報を含んでいるものとする。605は電波伝搬環境推定情報で、図4の423に相当する情報である。
【0027】
図1は本実施の形態における基地局の送信系の構成の一例を示したもので、QPSK変調方式用直交ベースバンド信号生成機能102は送信データ101および選択された変調方式情報120を入力とし、選択された変調方式の情報に基づき、変調方式としてQPSK方式が選択されているとき、図5のフレーム構成に基づきQPSK変調方式直交ベースバンド信号同相成分105および直交成分108を出力する。
【0028】
16QAM方式用直交ベースバンド信号生成機能103は送信データ101および選択された変調方式情報120を入力とし、選択された変調方式の情報に基づき、変調方式として16QAM方式が選択されているとき、図5のフレーム構成に基づき16QAM方式直交ベースバンド信号同相成分106および直交成分109を出力する。
【0029】
64QAM方式用直交ベースバンド信号生成機能104は送信データ101および選択された変調方式情報120を入力とし、選択された変調方式の情報に基づき、変調方式として64QAM方式が選択されているとき、図5のフレーム構成に基づき64QAM方式直交ベースバンド信号同相成分107および直交成分110を出力する。
【0030】
同相成分切り替え機能111はQPSK変調方式直交ベースバンド信号同相成分105、16QAM方式直交ベースバンド信号同相成分106、64QAM方式直交ベースバンド信号同相成分107、選択された変調方式情報120を入力とし、選択された変調方式の情報に基づき、QPSK変調方式が選択された場合QPSK変調方式直交ベースバンド信号の同相成分105が、16QAM方式が選択された場合16QAM方式直交ベースバンド信号同相成分106が、64QAM方式が選択された場合64QAM方式直交ベースバンド信号同相成分107が、送信直交ベースバンド信号同相成分113として出力される。
【0031】
直交成分切り替え機能112はQPSK変調方式直交ベースバンド信号直交成分108、16QAM方式直交ベースバンド信号直交成分109、64QAM方式直交ベースバンド信号直交成分110、選択された変調方式情報120を入力とし、選択された変調方式の情報に基づき、QPSK変調方式が選択された場合QPSK変調方式直交ベースバンド信号直交成分108が、16QAM方式が選択された場合16QAM方式直交ベースバンド信号直交成分109が、64QAM方式が選択された場合64QAM方式直交ベースバンド信号直交成分110が、送信直交ベースバンド信号直交成分114として出力される。
【0032】
送信無線部115は送信直交ベースバンド信号同相成分113および直交成分114を入力とし、送信信号116を出力し、送信系電力増幅部117で増幅され、増幅された送信信号118は送信アンテナ119から電波として出力される。
【0033】
図2は本実施の形態における基地局の受信系の構成の一例を示したもので、受信無線部203は受信アンテナ201で、受信した受信信号202を入力とし、受信直交ベースバンド信号同相成分204および直交成分205を出力する。同期部206は受信直交ベースバンド信号同相成分204および直交成分205を入力とし、例えば図6におけるユニークワードを検出し、端末送信機との時間同期を行い、制御信号207を出力する。
【0034】
検波部208は、受信直交ベースバンド信号同相成分204および直交成分205を入力とし、検波し、受信情報209を出力する。データ検出部210は、受信情報209を入力とし、端末から送信されたデータと電波伝搬環境推定情報を分離し、受信データ212および電波伝搬環境情報211を出力する。
【0035】
送信データ生成部213は、電波伝搬環境情報211および送信情報214を入力とし、電波伝搬環境情報211から変調方式を選択し、送信情報214および選択した変調方式情報を含んだ、送信データ215および選択された変調方式情報216を出力する。なお、送信データ215は図1の101に相当し、選択された変調方式情報216は図1の120に相当する。
【0036】
図3は本実施の形態における端末の送信系の構成の一例を示したもので、送信データ生成部303は送信情報301、電波伝搬環境推定信号302を入力とし、送信データ304を出力する。直交ベースバンド信号生成機能305は、送信データ304を入力とし、送信直交ベースバンド信号同相成分306および直交成分307を出力する。
【0037】
これにより、図6のフレーム構成の送信直交ベースバンド信号が生成される。送信無線部308は送信直交ベースバンド信号306および直交成分307を入力とし、送信信号309が出力し、送信系電力増幅部310で増幅され、増幅された送信信号311は送信アンテナ312から電波として出力される。
【0038】
図4は本実施の形態における端末の受信系の構成の一例を示したもので、受信無線部403は受信アンテナ401で、受信した受信信号402を入力とし、受信直交ベースバンド信号同相成分404および直交成分405を出力する。
【0039】
同期および変調方式判別部409は、受信直交ベースバンド信号同相成分404および直交成分405を入力とし、例えば図5におけるユニークワードを検出し、基地局送信機との時間同期を行い、基地局送信機との時間同期を行い、また、図5における変調方式情報を検出し、データシンボルの変調方式を識別し、これら2つの時間同期情報と変調方式情報が制御信号413に含まれる。
【0040】
QPSK変調方式検波部406は受信直交ベースバンド信号同相成分404および直交成分405、制御信号413を入力とし、制御信号413の変調方式情報が変調方式がQPSK変調であることを示していた場合、検波を行い、QPSK変調方式受信情報410を出力する。
【0041】
16QAM方式検波部407は受信直交ベースバンド信号同相成分404および直交成分405、制御信号413を入力とし、制御信号413の変調方式情報が変調方式が16QAMであることを示していた場合、検波を行い、16QAM方式受信情報411を出力する。
【0042】
64QAM方式検波部408は受信直交ベースバンド信号同相成分404および直交成分405、制御信号413を入力とし、制御信号413の変調方式情報が変調方式が64QAMであることを示していた場合、検波を行い、64QAM方式受信情報412を出力する。
【0043】
妨害波強度推定部414は例えば、受信直交ベースバンド信号同相成分404および直交成分405を入力とし、例えば、ユニークワード、プリアンブル、パイロットシンボルなどを利用し、妨害波強度を推定し、妨害波強度推定信号418を出力する。電界強度推定部415は例えば、受信直交ベースバンド信号同相成分404および直交成分405を入力とし、例えば、ユニークワード、プリアンブル、パイロットシンボルなどを利用し、電界強度を推定し、電界強度推定信号419を出力する。
【0044】
マルチパス推定部416は例えば、受信直交ベースバンド信号同相成分404および直交成分405を入力とし、例えば、ユニークワード、プリアンブル、パイロットシンボルなどを利用し、マルチパス環境を推定し、マルチパス推定信号420を出力する。
【0045】
ドップラ周波数推定部417は例えば、受信直交ベースバンド信号同相成分404および直交成分405を入力とし、例えば、ユニークワード、プリアンブル、パイロットシンボルなどを利用し、ドップラ周波数を推定し、ドップラ周波数推定421を出力する。
【0046】
電波伝搬環境推定部422は妨害波強度推定信号418、電界強度推定信号419、マルチパス推定信号420、ドップラ周波数推定信号421を入力とし、例えば、妨害波強度、電界強度、マルチパス、ドップラ周波数情報を電波伝搬環境推定信号423として出力する。ただし、電波伝搬環境推定部422が変調方式を決定し、要求する変調方式を電波伝搬環境推定信号423としてもよい。
【0047】
なお、電波伝搬環境推定信号423は、図3の302に相当する。また、妨害波強度推定、電界強度推定、マルチパス推定、ドップラ周波数推定は受信直交ベースバンド信号から推定する構成に限ったものではなく、受信信号から推定してもかまわない。そして、電波伝搬環境は、妨害波強度、電界強度、マルチパス、ドップラ周波数に限ったものではない。
【0048】
次に、本実施の形態における無線通信システムにおける送信系電力増幅部の動作について説明する。図1における送信系電力増幅部117の入出力関係の図を図7および図8に示す。
【0049】
図7は各変調方式の送信出力電力を等しくしたときの送信系電力増幅部117の入出力関係を示しており、図8は各変調方式の最大送信出力電力を等しくしたときの送信系電力増幅部117の入出力関係を示している。図7において、701は送信系電力増幅部117の動作点、つまり、送信出力電力を示している。
【0050】
このとき、QPSK変調方式動作範囲は702、16QAM方式動作範囲は703、64QAM方式動作範囲は704に示したとおりとなる。図8において、QPSK変調方式動作範囲を804、16QAM方式動作範囲を805、64QAM方式動作範囲を806のように、QPSK変調方式動作範囲804、16QAM方式動作範囲805、64QAM方式動作範囲806を等しくした場合、QPSK変調方式のときの動作点は803、16QAM方式の動作点は802、64QAMの動作点は801のようになり、QPSK変調方式のときの送信出力電力、16QAMのときの送信出力電力、64QAMのときの送信出力電力の順の送信出力電力となる。
【0051】
本実施の形態では、送信電力増幅部117が図8のような動作となるように、たとえば、QPSK変調方式用直交ベースバンド信号生成機能102はQPSK変調方式直交ベースバンド信号同相成分105および直交成分108を、16QAM方式用直交ベースバンド信号生成機能103は16QAM方式直交ベースバンド信号同相成分106および直交成分109を、64QAM方式用直交ベースバンド信号生成機能104は64QAM方式直交ベースバンド信号同相成分107および直交成分110を出力する。
【0052】
他の例として、図1における送信無線部115に入力される、変調方式情報120の選択されている変調方式に応じて、送信直交ベースバンド信号同相成分113および直交成分114を送信電力増幅部117が図8のような動作となるようにゲインを制御し、送信信号116を出力する。
【0053】
図8のように送信電力増幅部117を変調方式を切り替えても共通で使用することで、小型化を図ると同時に、図8のように送信系電力増幅部117を使用した場合、図7のように送信電力増幅部117を使用した場合と比較して、QPSK変調および16QAMのときの送信出力電力が大きいため受信系の受信感度が向上することになる。
【0054】
また、本実施の形態の例として共通増幅について説明する。図12は、共通増幅の送信系の構成を示している。周波数f1の変調部1204は周波数f1用ディジタル信号1201を入力とし、周波数f1の送信信号1207を出力する。周波数f2の変調部1205は周波数f2用ディジタル信号1202を入力とし、周波数f2の送信信号1208を出力する。周波数fnの変調部1206は周波数fn用ディジタル信号1203を入力とし、周波数fnの送信信号1209を出力する。
【0055】
加算部1210は周波数f1の送信信号1207、周波数f2の送信号1208および周波数fnの送信信号1209を入力とし、加算さえ、加算された送信信号1211を出力する。加算された送信信号1211は送信系電力増幅部1212で増幅され、増幅された加算された送信信号1213は送信アンテナ1214から電波として出力される。
【0056】
このとき、周波数f1の変調部1204、周波数f2の変調部1205および周波数f3の変調部1206は、図1の102から115の構成である。
【0057】
そして、送信増幅器1212が変調方式を切り替えても共通で使用することができ、また、変調方式を変えても、送信ピーク電力が変わらないようにすることで、変調方式により送信出力が変わることにより、送信出力が大きい変調方式では、受信系の受信感度が向上することになる。
【0058】
以上により、環境により、変調方式を切り替え、それぞれの変調方式の最大送信出力電力を変調方式を切り替えても、送信系電力増幅部を共通で使用することで、小型化を図ると同時に、受信系の受信感度特性を向上させることが可能となる。
【0059】
このとき、変調方式はQPSK変調方式、16QAM方式、64QAM方式で説明したがこれに限ったものではなく、また、3種類の変調方式の切り替えに限ったものではない。
【0060】
そして、無線通信システムおよび送信装置、受信装置は、図1、図2、図3、図4、図12の構成に限ったものではない。また、フレーム構成は図5、図6で説明したが、これに限ったものではない。
【0061】
また、この方式は、多重化方式、CDMA(Code Division Multiple Access)方式、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式で同様に実施してもかまわない。
【0062】
環境により、変調方式を切り替え、それぞれの変調方式の最大送信出力電力を変調方式を切り替えても変わらない方法で説明したが、送信ピーク電力対平均送信電力の最も大きい変調方式に適した送信系電力増幅器を使用したとき、送信ピーク電力対平均送信電力の最も大きい変調方式以外の切り替える変調方式の送信平均電力は、送信電力増幅器で増幅できる範囲内で動作する方法でもよい。
【0063】
以上のように本実施の形態によれば、環境により、変調方式を切り替え、それぞれの変調方式の最大送信出力電力を変調方式を切り替えても共通で使用することで、小型化を図ると同時に、受信系の受信感度特性を向上させることできるという効果を有する。
【0064】
(実施の形態2)
図1は、本実施の形態における基地局の送信系の構成の一例、図9は本実施の形態における基地局の受信系の構成の一例、図7は、各変調方式において送信出力電力を等しくしたときの送信電力増幅部の入出力関係図、図8は、本実施の形態における送信電力増幅部の入出力関係図である。
【0065】
図1、図7、図8は、実施の形態1と同様である。図9において、901は受信アンテナ、902は受信信号、903は受信無線部、904は受信直交ベースバンド信号同相成分、905は受信直交ベースバンド信号直交成分、906は同期部、907はタイミング信号、908は検波部、909は受信情報、910は電波伝搬環境推定部、911は選択された変調方式情報である。図12は、複数の周波数の送信信号を共通増幅する際の構成の一例を示している。
【0066】
以上、図1、図7、図8、図9を用いて、請求項1において、通信相手が送信した電波を受信し、通信相手が送信した電波の電波伝搬環境を推定する電波伝搬環境推定部を具備し、推定した電波伝搬環境から変調方式および送信出力を切り替えることを特徴とする無線装置について説明する。以下では、変調方式をQPSK変調方式、16QAM方式、64QAM方式を例に説明する。
【0067】
図1は本実施の形態における基地局の送信系の構成の一例を示したもので、QPSK変調方式用直交ベースバンド信号生成機能102は送信データ101および選択された変調方式情報120を入力とし、選択された変調方式の情報に基づき、変調方式としてQPSK方式が選択されているとき、QPSK変調方式直交ベースバンド信号同相成分105および直交成分108を出力する。
【0068】
16QAM方式用直交ベースバンド信号生成機能103は送信データ101および選択された変調方式情報120を入力とし、選択された変調方式の情報に基づき、変調方式として16QAM方式が選択されているとき16QAM方式直交ベースバンド信号同相成分106および直交成分109を出力する。
【0069】
64QAM方式用直交ベースバンド信号生成機能104は送信データ101および選択された変調方式情報120を入力とし、選択された変調方式の情報に基づき、変調方式として64QAM方式が選択されているとき、64QAM方式直交ベースバンド信号同相成分107および直交成分110を出力する。
【0070】
同相成分切り替え機能111はQPSK変調方式直交ベースバンド信号同相成分105、16QAM方式直交ベースバンド信号同相成分106、64QAM方式直交ベースバンド信号同相成分107、選択された変調方式情報120を入力とし、選択された変調方式の情報に基づき、QPSK変調方式が選択された場合QPSK変調方式直交ベースバンド信号の同相成分105が、16QAM方式が選択された場合16QAM方式直交ベースバンド信号同相成分106が、64QAM方式が選択された場合64QAM方式直交ベースバンド信号同相成分107が、送信直交ベースバンド信号同相成分113として出力される。
【0071】
直交成分切り替え機能112はQPSK変調方式直交ベースバンド信号直交成分108、16QAM方式直交ベースバンド信号直交成分109、64QAM方式直交ベースバンド信号直交成分110、選択された変調方式情報120を入力とし、選択された変調方式の情報に基づき、QPSK変調方式が選択された場合QPSK変調方式直交ベースバンド信号直交成分108が、16QAM方式が選択された場合16QAM方式直交ベースバンド信号直交成分109が、64QAM方式が選択された場合64QAM方式直交ベースバンド信号直交成分110が、送信直交ベースバンド信号直交成分114として出力される。
【0072】
送信無線部115は送信直交ベースバンド信号同相成分113および直交成分114を入力とし、送信信号116を出力し、送信系電力増幅部117で増幅され、増幅された送信信号118は送信アンテナ119から電波として出力される。
【0073】
図9は本実施の形態における基地局の受信系の構成の一例を示したもので、受信無線部903は受信アンテナ901で、受信した受信信号902を入力とし、受信直交ベースバンド信号同相成分904および直交成分905を出力する。
【0074】
同期部906は受信直交ベースバンド信号同相成分904および直交成分905を入力とし、端末送信機との時間同期を行い、制御信号907を出力する。
【0075】
検波部908は、受信直交ベースバンド信号同相成分904および直交成分905を入力とし、検波し、受信情報909を出力する。電波伝搬環境推定部910は、受信直交ベースバンド信号同相成分904および直交成分905を入力とし、電波伝搬環境から変調方式を決定し、選択した変調方式情報911を出力する。
【0076】
なお、選択した変調方式情報911は図1の120に相当する。また、電波伝搬環境推定は受信直交ベースバンド信号から推定する構成に限ったものではなく、受信信号から推定してもかまわない。
【0077】
図12において、1201は周波数f1用ディジタル信号、1202は周波数f2用ディジタル信号、1203は周波数fn用ディジタル信号、1204は周波数f1の変調部、1205は周波数f2の変調部、1206は周波数fnの変調部、1207は周波数f1の送信信号、1208は周波数f2の送信信号、1209は周波数fnの送信信号、1210は加算部、1211は加算された送信信号、1212は送信系電力増幅器、1213は増幅された加算された送信信号である。
【0078】
次に、本実施の形態における無線通信システムにおける送信系電力増幅部の動作について説明する。図1における送信系電力増幅部117の入出力関係の図を図7および図8に示す。
【0079】
図7は各変調方式の送信出力電力を等しくしたときの送信系電力増幅部117の入出力関係を示しており、図8は各変調方式の最大送信出力電力を等しくしたときの送信系電力増幅部117の入出力関係を示している。
【0080】
図7において、701は送信系電力増幅部117の動作点、つまり、送信出力電力を示している。このとき、QPSK変調方式動作範囲は702、16QAM方式動作範囲は703、64QAM方式動作範囲は704に示したとおりとなる。
【0081】
図8において、QPSK変調方式動作範囲を804、16QAM方式動作範囲を805、64QAM方式動作範囲を806のように、QPSK変調方式動作範囲804、16QAM方式動作範囲805、64QAM方式動作範囲806を等しくした場合、QPSK変調方式のときの動作点は803、16QAM方式の動作点は802、64QAMの動作点は801のようになり、QPSK変調方式のときの送信出力電力、16QAMのときの送信出力電力、64QAMのときの送信出力電力の順の送信出力電力となる。
【0082】
本実施の形態では、送信電力増幅部117が図8のような動作となるように、たとえば、QPSK変調方式用直交ベースバンド信号生成機能102はQPSK変調方式直交ベースバンド信号同相成分105および直交成分108を、16QAM方式用直交ベースバンド信号生成機能103は16QAM方式直交ベースバンド信号同相成分106および直交成分109を、64QAM方式用直交ベースバンド信号生成機能104は64QAM方式直交ベースバンド信号同相成分107および直交成分110を出力する。
【0083】
他の例として、図1における送信無線部115に入力される、変調方式情報120の選択されている変調方式に応じて、送信直交ベースバンド信号同相成分113および直交成分114を送信電力増幅部117が図8のような動作となるようにゲインを制御し、送信信号116を出力する。
【0084】
図8のように送信電力増幅部117を変調方式を切り替えても共通で使用することで、小型化を図ると同時に、図8のように送信系電力増幅部117を使用した場合、図7のように送信電力増幅部117を使用した場合と比較して、QPSK変調および16QAMのときの送信出力電力が大きいため受信系の受信感度が向上することになる。
【0085】
また、本実施の形態の例として共通増幅について説明する。図12は、共通増幅の送信系の構成を示している。周波数f1の変調部1204は周波数f1用ディジタル信号1201を入力とし、周波数f1の送信信号1207を出力する。周波数f2の変調部1205は周波数f2用ディジタル信号1202を入力とし、周波数f2の送信信号1208を出力する。
【0086】
周波数fnの変調部1206は周波数fn用ディジタル信号1203を入力とし、周波数fnの送信信号1209を出力する。加算部1210は周波数f1の送信信号1207、周波数f2の送信号1208および周波数fnの送信信号1209を入力とし、加算さえ、加算された送信信号1211を出力する。
【0087】
加算された送信信号1211は送信系電力増幅部1212で増幅され、増幅された加算された送信信号1213は送信アンテナ1214から電波として出力される。
【0088】
このとき、周波数f1の変調部1204、周波数f2の変調部1205および周波数f3の変調部1206は、図1の102から115の構成である。そして、送信増幅器1212が変調方式を切り替えても共通で使用することができ、また、変調方式を変えても、送信ピーク電力が変わらないようにすることで、変調方式により送信出力が変わることにより、送信出力が大きい変調方式では、受信系の受信感度が向上することになる。
【0089】
以上により、請求項1において、通信相手が送信した電波を受信し、通信相手が送信した電波の電波伝搬環境を推定する電波伝搬環境推定部を具備し、推定した電波伝搬環境から変調方式および送信出力を切り替えることを特徴とする無線装置とすることで、送信系電力増幅部を変調方式を切り替えても共通で使用することで、小型化を図ると同時に、受信系の受信感度特性を向上させることが可能となる。
【0090】
このとき、変調方式はQPSK変調方式、16QAM方式、64QAM方式で説明したがこれに限ったものではなく、また、3種類の変調方式の切り替えに限ったものではない。
【0091】
そして、無線通信システムおよび送信装置、受信装置は、図1、図9、図12の構成に限ったものではない。また、この方式は、多重化方式、CDMA(Code Division Multiple Access)方式、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式で同様に実施してもかまわない。
【0092】
環境により、変調方式を切り替え、それぞれの変調方式の最大送信出力電力を変調方式を切り替えても変わらない方法で説明したが、送信ピーク電力対平均送信電力の最も大きい変調方式に適した送信系電力増幅器を使用したとき、送信ピーク電力対平均送信電力の最も大きい変調方式以外の切り替える変調方式の送信平均電力は、送信電力増幅器で増幅できる範囲内で動作する方法でもよい。
【0093】
以上のように本実施の形態によれば、請求項1において、通信相手が送信した電波を受信し、通信相手が送信した電波の電波伝搬環境を推定する電波伝搬環境推定部を具備し、推定した電波伝搬環境から変調方式および送信出力を切り替えることを特徴とする無線装置としたものであり、これにより、送信系電力増幅部を変調方式を切り替えても共通で使用することで、小型化を図ると同時に、受信系の受信感度特性を向上させることできるという効果を有する。
【0094】
(実施の形態3)
図8は本実施の形態における送信電力増幅部の入出力の関係図であり、実施の形態1と同様である。図11は本実施の形態における、基地局からの各変調方式の端末が受信可能なエリア範囲を示している。1101は基地局、1102は64QAM方式のときのサービス限界範囲、1103は16QAM方式のときのサービス限界範囲、1104はQPSK変調方式のときのサービス限界範囲である。
【0095】
以上、図8、図11を用いて、請求項1において、各変調方式において、サービス範囲がことなることを特徴としたサービス形態について説明する。以下では、変調方式をQPSK変調方式、16QAM方式、64QAM方式を例に説明する。
【0096】
QPSK変調方式、16QAM方式、64QAM方式の送信系電力増幅器の入出力関係図は図8のとおりで、実施の形態1と同様である。このとき、基地局からの各変調方式の端末が可能な受信可能なエリア範囲を図11に示す。
【0097】
図11において、1101は基地局、1102は64QAM方式が選択されているときの端末の受信可能なエリア、1103は16QAM方式が選択されているときの端末の受信可能なエリア、1104はQPSK変調方式が選択されているときの端末の受信可能なエリアである。図11のような端末の受信可能なエリアが異なるサービスは変調方式が変わることおよび変調方式により平均送信電力が異なることから生じる。
【0098】
そして、例えば、端末の受信エリアが狭い64QAM方式では、高速なデータ通信に用い、端末の受信エリアが広いQPSK変調方式を低速なデータ通信または音声通信に用いるサービス形態を実施することが可能である。
【0099】
以上により、請求項1において、各変調方式において、サービス範囲がことなることを特徴としたサービス形態を実施することが可能である。このとき、変調方式はQPSK変調方式、16QAM方式、64QAM方式で説明したがこれに限ったものではない。
【0100】
以上のように本実施の形態によれば、請求項1において、各変調方式において、サービス範囲がことなることを特徴としたサービス形態としたものであり、これにより、送信系電力増幅部を変調方式を切り替えても共通で使用することで、小型化を図ると同時に、受信系の受信感度特性を向上させることできるという効果を有するサービスを実施することが可能である。
【0101】
(実施の形態4)
無線通信システムで許容される平均送信電力が定まっている場合においてのシステム構成方法について説明する。
【0102】
例えば、QPSK変調方式、16QAM方式、64QAM方式の最大送信出力電力を等しくした場合、QPSK変調方式の平均送信出力電力が2W、16QAM方式の送信出力電力が1W、64QAM方式の出力電力が0.5Wとなるものとする。
【0103】
これに対し、例えば、無線通信システムにおける平均送信出力電力1Wに対し平均送信出力電力が0.25Wから3.00Wの範囲内で許容されている場合、各変調方式の最大送信出力電力を等しくしても、平均送信出力電力の許容範囲内におさまることとなる。
【0104】
しかし、例えば、無線通信システムにおける平均送信出力電力1Wに対し平均送信出力電力が0.25Wから1.50Wの範囲内で許されている場合は、各変調方式の最大送信出力電力を等しくすると、QPSK変調方式のみ無線通信システムにおける平均送信電力の許容範囲内におさまっていないこととなる。
【0105】
この場合、例えば、QPSK変調のみ、無線通信システムにおける最大送信出力電力の許容範囲におさまり、かつ共通の送信電力増幅部で各変調方式の信号を増幅できる、1.5Wとする。
【0106】
このように、無線通信システムにおける平均送信出力電力の許容範囲を考慮する必要があり、このとき必ずしも、各変調方式の最大送信出力電力が等しくなるとは限らない。
【0107】
【発明の効果】
本発明によれば、環境により、変調方式を切り替え、それぞれの変調方式の最大送信出力電力を変調方式を切り替えても変わらないことを特徴とする無線通信方式としたものであり、これにより、送信系電力増幅部を変調方式を切り替えても共通で使用することで、小型化を図ると同時に、受信系の受信感度特性を向上させることできるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基地局の送信系の構成の一例を示した図
【図2】基地局の受信系の構成の一例を示した図
【図3】端末の送信系の構成の一例を示した図
【図4】端末の受信系の構成の一例を示した図
【図5】基地局から端末の無線通信におけるフレーム構成の一例を示した図
【図6】端末から基地局の無線通信におけるフレーム構成の一例を示した図
【図7】送信系電力増幅部の入出力関係図を示した図
【図8】送信系電力増幅部の入出力関係図を示した図
【図9】基地局の受信系の構成の一例を示した図
【図10】従来の送信系構成図を示した図
【図11】各変調方式の端末が可能な受信可能なエリア範囲を示した図
【図12】共通増幅の送信系の構成を示した図
【符号の説明】
101、215、304 送信データ
102 QPSK変調方式用直交ベースバンド信号生成機能
103 16QAM方式用直交ベースバンド信号生成機能
104 64QAM方式用直交ベースバンド信号生成機能
105 QPSK変調方式直交ベースバンド信号同相成分
106 16QAM方式直交ベースバンド信号同相成分
107 64QAM方式直交ベースバンド信号同相成分
108 QPSK変調方式直交ベースバンド信号直交成分
109 16QAM方式直交ベースバンド信号直交成分
110 64QAM方式直交ベースバンド信号直交成分
111 同相成分切り替え機能
112 直交成分切り替え機能
113、306、1004 送信直交ベースバンド信号同相成分
114、307、1005 送信直交ベースバンド信号直交成分
115、308、1006 送信無線部
116、309、1007 送信信号
117、310 送信電力増幅部
118、311、1009 増幅された送信信号
119、312、1010 送信アンテナ
120、216、911 選択された変調方式情報
201、401、901 受信アンテナ
202、402、902 受信信号
203、403、903 受信無線部
204、404、904 受信直交ベースバンド信号同相成分
205、405、905 受信直交ベースバンド信号直交成分
206、906 同期部
207、907 タイミング信号
208、908 検波部
209、909 受信情報
210 データ検出部
211、605 電波伝搬環境情報
212 受信データ
213、303 送信データ生成部
214、301 送信情報
302、423 電波伝搬環境推定信号
305 直交ベースバンド信号生成機能
406 QPSK変調方式検波部
407 16QAM方式検波部
408 64QAM方式検波部
409 同期および変調方式判定部
410 QPSK変調方式受信情報
411 16QAM方式受信情報
412 64QAM受信情報
413 制御信号
414 妨害波強度推定部
415 電界強度推定部
416 マルチパス推定部
417 ドップラ周波数推定部
418 妨害波推定信号
419 電界強度推定信号
420 マルチパス推定信号
421 ドップラ周波数推定信号
422、910 電波伝搬環境推定部
501、601 プリアンブル
502、602 データシンボル
503、603 パイロットシンボル
504、604 ユニークワード
505 変調方式情報
701 QPSK変調方式、16QAM方式、64QAM方式の動作点
702、804 QPSK変調方式動作範囲
703、805 16QAM方式動作範囲
704、806 64QAM方式動作範囲
801 64QAM方式の動作点
802 16QAM方式の動作点
803 QPSK変調方式の動作点
1001 送信ディジタル信号
1002 変調方式制御信号
1003 直交ベースバンド信号生成部
1008 電力増幅部

Claims (10)

  1. 変調方式が切り替え可能な無線通信装置であって、送信データを QPSK 変調方式で変調して QPSK 変調信号を出力する QPSK 変調信号生成部と、送信データを 64QAM 方式で変調して 64QAM 変調信号を出力する 64QAM 変調信号生成部と、前記 QPSK 変調信号又は前記 64QAM 変調信号を入力として送信信号を出力する送信無線部と、前記送信信号を増幅する送信電力増幅部を具備し、前記 QPSK 変調信号生成部及び前記 64QAM 変調信号生成部によって、前記 64QAM 変調信号の平均送信電力が前記 QPSK 変調信号の平均送信電力より小さくなる如くゲイン制御する無線通信装置。
  2. 64QAM 変調信号の平均送信電力及び QPSK 変調信号の平均送信電力が、予めきめられた出力電力の範囲内である請求項1記載の無線通信装置。
  3. 変調方式が切り替え可能な無線通信装置であって、送信データを QPSK 変調方式で変調して QPSK 変調信号を出力する QPSK 変調信号生成部と、送信データを 16QAM 方式で変調して 16QAM 変調信号を出力する 16QAM 変調信号生成部と、前記 QPSK 変調信号又は前記 16QAM 変調信号を入力として送信信号を出力する送信無線部と、前記送信信号を増幅する送信電力増幅部を具備し、前記 QPSK 変調信号生成部及び前記 16QAM 変調信号生成部によって、前記 16QAM 変調信号の平均送信電力が前記 QPSK 変調信号の平均送信電力より小さくなる如くゲイン制御する無線通信装置。
  4. 16QAM 変調信号の平均送信電力及び QPSK 変調信号の平均送信電力が、予めきめられた出力電力の範囲内である請求項3記載の無線通信装置。
  5. 変調方式が切り替え可能な無線通信装置であって、送信データを QPSK 変調方式で変調して QPSK 変調信号を出力する QPSK 変調信号生成部と、送信データを 64QAM 方式で変調して 64QAM 変調信号を出力する 64QAM 変調信号生成部と、前記 QPSK 変調信号又は前記 64QAM 変調信号を入力として送信信号を出力する送信無線部と、前記送信信号を増幅する送信電力増幅部を具備し、前記送信無線部によって、前記 64QAM 変調信号の平均送信電力が前記 QPSK 変調信号の平均送信電力より小さくなる如くゲイン制御する無線通信装置。
  6. 64QAM 変調信号の平均送信電力及び QPSK 変調信号の平均送信電力が、予めきめられた出力電力の範囲内である請求項5記載の無線通信装置。
  7. 変調方式が切り替え可能な無線通信装置であって、送信データを QPSK 変調方式で変調して QPSK 変調信号を出力する QPSK 変調信号生成部と、送信データを 16QAM 方式で変調して 16QAM 変調信号を出力する 16QAM 変調信号生成部と、前記 QPSK 変調信号又は前記 16QAM 変調信号を入力として送信信号を出力する送信無線部と、前記送信信号を増幅す
    る送信電力増幅部を具備し、前記送信無線部によって、前記 16QAM 変調信号の平均送信電力が前記 QPSK 変調信号の平均送信電力より小さくなる如くゲイン制御する無線通信装置。
  8. 16QAM 変調信号の平均送信電力及び QPSK 変調信号の平均送信電力が、予めきめられた出力電力の範囲内である請求項7記載の無線通信装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか記載の無線通信装置においてOFDM方式を用いる無線通信装置。
  10. 通信相手が送信した電波伝搬環境の情報を受信し、変調方式、平均送信電力を切り替えることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか記載の無線通信装置。
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