JPH1174799A - 可変長符号化データの処理方法及びバッファ制御装置 - Google Patents

可変長符号化データの処理方法及びバッファ制御装置

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JPH1174799A
JPH1174799A JP16016198A JP16016198A JPH1174799A JP H1174799 A JPH1174799 A JP H1174799A JP 16016198 A JP16016198 A JP 16016198A JP 16016198 A JP16016198 A JP 16016198A JP H1174799 A JPH1174799 A JP H1174799A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は可変長符号化データをつなぎ合わせた
り読み出し先を変更したりした場合、そのつなぎ境界で
固定転送レートではオーバーフローやアンダーフロー
が、可変転送レートではアンダーフローが発生してしま
うことがある。 【解決手段】 バッファ管理器23は入力された可変長
符号化データの符号量が所定のバッファ値内に収まるよ
うに目標符号量を設定する。目標符号量制限器24は、
ピクチャカウント情報をもとに接続点に一つ前のピクチ
ャのバッファ値を、第1のバッファ値に収束するような
目標符号量に制限する。目標符号量は、可変長符号化器
21にフィードバックされる。所定のピクチャ単位の最
初のピクチャ入力時には、バッファ値リセット器22
が、ピクチャカウント情報をもとにリセット信号を発生
してバッファ管理器23に供給し、バッファ占有値を接
続点の始めで第1のバッファ値に等しいか小さな第2の
バッファ値にリセットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可変長符号化データ
の処理方法及びバッファ制御装置に係り、特に発生符号
量制御を行い、複数の可変長符号化データをつなぎ合わ
せたり、読み出し変更したりする可変長符号化データの
処理方法及びバッファ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報を可変長符号化する代表的な例とし
てMPEG(Moving Picture ExpertsGroup)が知られ
ている。このMPEGでは、符号化ビットストリームは
ビデオ信号の場合1ピクチャ毎に可変長の符号量をもっ
ている。これはMPEGが離散コサイン変換(DC
T)、量子化、ハフマン符号化という情報変換を用いて
いる理由と同時に、画質向上のためにピクチャ毎に配分
する符号量は適応的に変更する必要性があり、動き補償
予測を行っているので、あるときは入力画像そのままを
符号化し、あるときは予測画像の差分である差分画像を
符号化するなど符号化画像自体のエントロピーも大きく
変化するためである。この場合、多くはその画像のエン
トロピー比率に配分しつつ、バッファの制限を守りなが
ら符号量制御される。
【0003】図5は従来のバッファ制御装置の一例のブ
ロック図を示す。同図において、入力画像データは可変
長符号化器11に入力されて可変長符号化された後、バ
ッファ管理器12に入力される。バッファ管理器12は
入力された符号量と符号化レートとの関係を監視し、所
定のバッファ内に収まるように目標符号量を設定して可
変長符号化器11にフィードバックする。目標符号量は
図示しない符号量制御器に入力されて、量子化器にセッ
トする量子化値を大きくして発生符号量を抑えたり、量
子化値を小さくして発生符号量を大きくしたりする。
【0004】このような可変長符号化データを固定の転
送レート(符号化レート)で符号化する場合、図6のよ
うに復号器のバッファ量を最大値とすると、一定速度で
データが入力されて、所定の値だけ溜ったところから、
所定の時間単位(NTSC方式のビデオ信号ならば1/
29.97秒単位)で復号化を一瞬で行う仮想デコーダ
モデルを符号化器の出力に接続して使用し、そのバッフ
ァがオーバーフローもアンダーフローも発生しないよう
に符号化することがMPEGで規定されている。
【0005】なお、図6中、I、P及びBはMPEG規
定のIピクチャ(フレーム内符号化画像)、Pピクチャ
(フレーム間順方向予測符号化画像)及びBピクチャ
(双方向予測符号化画像)を示し、これらがバッファに
蓄積されて各ピクチャの復号が1/29.97秒単位で
一瞬に行われ、データはバッファより瞬時に抜き取られ
ることが示されている。
【0006】これをVBV(Video Buffering Verifie
r)といい、これについての詳細は国際標準化機構(I
SO)によりISO−11172−2、ISO1381
8−2に記述されている。この規定を守っていれば、V
BVバッファ内でのレートは局部的に変化しているもの
の、観測時間を長くとれば固定の転送レートとなり、M
PEGではこのことを固定レートであると定義する。
【0007】固定転送レートの場合、定常状態では符号
量は図6のように推移している。また、発生符号量が少
ない場合は図7のように、上限値に張り付いた推移状態
になる。図7中、4つの矢印のピクチャは仮に非常に発
生符号量が少なかった場合でも、無効ビットを追加して
オーバーフローしないように符号量を増やさなければな
らない。
【0008】可変転送レートの場合は、上記の固定転送
レートの定義を拡張して、バッファ占有値が上限値にな
った場合、復号器の読み出しを中止することにより、原
理的にオーバーフローが起きないように定義されてい
る。図8に示す符号量変化図中、4つの矢印で示すピク
チャは仮に非常に発生符号量が少ないが、復号器の読み
出しが中止されるので、固定転送レートのときのように
無効ビットを入れる必要がない。従って、アンダーフロ
ーだけが発生しないように符号化する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の可変
長符号化データの処理方法及びバッファ制御装置におい
て、符号化したビデオデータを、例えば45フレーム単
位で編集結合した場合、若しくは数本のビデオ圧縮スト
リームの例えば45フレーム単位で他のビデオストリー
ムに読み出し先を変更したりした場合、固定転送レート
ではオーバーフローやアンダーフローが、また、可変転
送レートではアンダーフローが発生してしまう可能性が
ある。
【0010】このことについて、図9と共に説明する。
固定転送レートの場合、ビデオデータのVBVのバッフ
ァ占有値の時間的推移が、図9(A)に示す如く、3つ
のビデオデータ〜で示され、接続点1ではビデオデ
ータとビデオデータが接続され、接続点2ではビデ
オデータとビデオデータとが接続されているが、オ
ーバーフローやアンダーフローを生じることなく正常に
接続されている。
【0011】また、ビデオデータのVBVのバッファ占
有値の時間的推移が、図9(B)に示す如く、〜で
示される接続点1ではビデオデータとビデオデータ
が接続され、接続点2ではビデオデータとビデオデー
タとが接続されているが、オーバーフローやアンダー
フローを生じることなく正常に接続されている。
【0012】ところが、図9(C)に示すように、ビデ
オデータとビデオデータを接続点1(45フレーム
目)で接続した場合は、ビデオデータの先頭のピクチ
ャのバッファ占有値をビデオデータの終了時点でのバ
ッファ占有値にする必要があるので、ビデオデータが
図9(B)に比し全体に上側にシフトされ、47フレー
ム目等でオーバーフローが発生する。
【0013】また、ビデオデータとビデオデータを
接続した場合は、ビデオデータの先頭のピクチャのバ
ッファ占有値をビデオデータの終了時点でのバッファ
占有値にして接続するため、90フレーム目以降でアン
ダーフローが生じる。
【0014】一方、可変転送レートの場合のビデオデー
タのVBVのバッファ占有値の時間的推移は、例えば図
9(D)に示す如くになる。すなわち、ビデオデータ
と前記ビデオデータに相当するビデオデータを接続
点1(45フレーム目)で接続した場合は、ビデオデー
タの先頭のピクチャのバッファ占有値をビデオデータ
の終了時点でのバッファ占有値以下にする必要がある
が、ビデオデータでは47フレーム目等でオーバーフ
ローしていた部分が可変転送レートのビデオデータで
はバッファの上限値で復号器の読み出しを中止するの
で、オーバーフローはしなくなる。
【0015】しかし、ビデオデータとビデオデータ
を接続した場合は、ビデオデータの先頭のピクチャの
バッファ占有値をビデオデータの終了時点でのバッフ
ァ占有値以下にして接続するため、図9(D)に示すよ
うに、固定転送レートのときと同じように90フレーム
目以降でアンダーフローが生じる。
【0016】ここで、「アンダーフロー」とは、再生器
でそのピクチャを復号しようとした時間に、まだデータ
が届いていないことを意味する。従って、その場合に
は、再生器の作り方にもよるが、一般には一つ前のピク
チャをもう一度再生する(フリーズ)などして、全部の
データが揃うまで待つことになる。
【0017】一方、「オーバーフロー」とは、再生器の
バッファをオーバーフローすることにより、その分のデ
ータが失われてしまうことを意味する。一般に、MPE
Gではハフマン符号化が採用されていて、一部のデータ
が失われると、そのピクチャ全体が失われることもあ
る。また、動き補償予測を行っているので、そのピクチ
ャを参照して予測されている画像も失われ、面内だけで
なく、時間方向の欠落を起こす可能性もある。
【0018】更に、バッファの制限は所定の接続点で固
定転送レートでは同じバッファ占有値で接続されるこ
と、また、可変転送レートでは前のピクチャのバッファ
占有値以下で接続されたと仮定した値で開始されていれ
ば、所定のピクチャ単位内のバッファ推移に制約は無い
ので、簡単に行う場合には所定のピクチャ単位内の最後
のピクチャの符号量制御を強力に行い目的の符号量にな
るように符号化することになる。
【0019】しかし、固定転送レートの場合などでは1
ビット精度で合わせなければならず、リアルタイムで符
号化している場合、非現実的である。また、可変転送レ
ートの場合でも接続点で前のピクチャのバッファ占有値
以上になるように制御されていなければならず、所定の
ピクチャ単位内の最後のピクチャの符号量がかなり小さ
い方向に制限されることになり、周期的に画質が悪くな
る危険性がある。
【0020】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
再生器のバッファのオーバーフローによるデータ欠落を
防止し、アンダーフローによる悪影響を最小限に止めう
る可変長符号化データの処理方法及びバッファ制御装置
を提供することを目的とする。
【0021】また、本発明の他の目的は、極端な画質劣
化や周期的な画質劣化を防止し得る可変長符号化データ
の処理方法及びバッファ制御装置を提供することにあ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1、5記載の本発明方法及び装置では、復号
器バッファの占有値の推移を監視するバッファ管理を行
って可変長符号化を行う可変長符号化データの処理方法
又は装置において、複数の圧縮データの生成時間単位の
最後の圧縮データのバッファの占有値が、下限値と上限
値の間に設定した第1のバッファ値となるように目標符
号量を制限し、かつ、最後の圧縮データに続く次の複数
の圧縮データの生成時間単位の最初の圧縮データのバッ
ファの占有値を、第1のバッファ値と等しいか小なる第
2のバッファ値にリセットして符号化することを特徴と
する。
【0023】また、請求項2、6記載の本発明方法及び
装置では、上記の目的を達成するため、複数の圧縮デー
タの生成時間単位の最後の圧縮データのバッファの占有
値が第1のバッファ値となるように、上記生成時間単位
内においてバッファの下限値を定常状態の下限値から徐
々に第1のバッファ値へ単調増加するように符号化し、
かつ、続く複数の圧縮データの生成時間単位の最初の圧
縮データのバッファの占有値を、第1のバッファ値と等
しいか小なる第2のバッファ値にリセットして符号化す
るものである。
【0024】更に、請求項3、7記載の本発明方法及び
装置では、上記の目的を達成するため、複数の圧縮デー
タの生成時間単位の最後の圧縮データのバッファの占有
値が目標の第1のバッファ値よりも大なる第3のバッフ
ァ値となるように、発生符号量を予め少なめに符号化
し、かつ、最後の圧縮データに、第3のバッファ値から
第1のバッファ値を差し引いた差分量だけ無効ビットを
挿入するようにしたものである。
【0025】請求項1、5記載の本発明方法及び装置で
は、複数の圧縮データの生成時間単位で複数の情報の可
変長符号化データを編集接続した場合、若しくは数本の
圧縮ストリームの前記生成時間単位で読み出し先を変更
したりした場合に発生していた、オーバーフローやアン
ダーフローが無くなる。
【0026】また、請求項2、6記載の本発明方法及び
装置では、定常状態のバッファ下限値から第1のバッフ
ァ値へバッファ占有値の下限値が徐々に増加されるの
で、徐々に発生符号量が制限される。
【0027】更に、請求項3、7記載の本発明方法及び
装置では、複数の圧縮データの生成時間単位の最後の圧
縮データのバッファの占有値を、第3のバッファ値から
目標の第1のバッファ値を差し引いた差分量だけ無効ビ
ットを挿入することで、目標の第1のバッファ値とする
ことができる。
【0028】また、更に、請求項8記載の本発明装置で
は、圧縮データの生成時間単位の圧縮データの再生時間
に応じて、傾きを変化させることができるので、制御単
位に最も適切なバッファ制御を行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。まず、本発明の第1、第2の実
施の形態について説明する。この実施の形態は、可変転
送レートに関する実施の形態である。図1は本発明にな
る可変長符号化データの処理方法及びバッファ制御装置
の第1及び第2の実施の形態のブロック図を示す。この
バッファ制御装置は、可変長符号化器21、バッファ値
リセット器22、バッファ管理器23及び目標符号量制
限器24から構成されている。
【0030】入力画像データは可変長符号化器21に入
力されて可変長符号化された後、バッファ管理器23に
入力される。バッファ管理器23は入力された可変長符
号化データの符号量と符号化レートとの関係を監視し、
下限値と上限値の間の所定のバッファ値内に収まるよう
に目標符号量を設定する。この目標符号量は目標符号量
制限器24に入力されて、第1の実施の形態では可変長
符号化器21よりのピクチャカウント情報をもとに接続
点に一つ前のピクチャ、すなわち所定のピクチャ単位
(GOP)内の最後のピクチャのバッファ値を、下限値
と上限値の間に設定した第1のバッファ値に収束するよ
うな目標符号量に制限する。
【0031】目標符号量制限器24により制限された目
標符号量は、可変長符号化器21にフィードバックさ
れ、図示しない符号量制御器に入力されて、そこで量子
化器にセットする量子化値を大きくして発生符号量を抑
えたり、量子化値を小さくして発生符号量を大きくした
りする。また、所定のピクチャ単位の最初のピクチャ入
力時には、バッファ値リセット器22が、可変長符号化
器21よりのピクチャカウント情報をもとにリセット信
号を発生してバッファ管理器23に供給する。バッファ
管理器23は、上記のリセット信号に基づいて、接続点
の始めで第1のバッファ値と等しいか小さな値の第2の
バッファ値にリセットされる。
【0032】図3(A)は所定のピクチャ単位の第1の
ビデオデータIの最後のピクチャのバッファ値が第1の
バッファ値V1になるように目標符号量が制限され、か
つ、第1のビデオデータIの最後のピクチャに続いて所
定のピクチャ単位の第2のビデオデータIIの最初のピク
チャのバッファ値がバッファ値リセット器22により第
2のバッファ値V2にリセットされた状態を示す。
【0033】このように符号化された2つのビデオデー
タI及びIIを接続すると、図3(B)に示すようにな
る。すなわち、第1のバッファ値V1から第2のバッフ
ァ値V2を差し引いた量だけ、第2のビデオデータIIが
II'で示すように全体的に上方向にシフトされて結合さ
れる。このため、第2のビデオデータのバッファ占有値
がバッファ占有値の上限値を越えてオーバーフローの状
態になろうとする部分が生じるが、このときには復号器
の読み出しを中止することにより、aで示すようにオー
バーフローが起きないように読み出されるので問題は無
い。
【0034】以上は第1の実施の形態の動作であるが、
第2の実施の形態では、目標符号量制限器24でピクチ
ャカウント情報をもとに接続点の一つ前のピクチャ単位
内での最後のピクチャのバッファ値V1へ収束させるた
めに、定常状態のバッファ下限値(例えば0)から最後
のピクチャのバッファ値V1より少し低い値(例えばV
1より20%程度低い値)へ所定のピクチャ毎に徐々に
単調増加させるように制限値を発生する。この状態を図
4に示す。同図に示すように、所定のピクチャ単位の第
1のビデオデータIIIの下限値が第1のバッファ値V1
に向かって単調増加され、第2のビデオデータIVに接続
点で接続される。
【0035】ここで、所定のピクチャ単位内におけるバ
ッファ下限値は、図4にVで示すように、全体の下限値
を単調増加させても、また、同図にVIで示すように、途
中のピクチャから単調増加させてもよく、要は所定のピ
クチャ単位内において、バッファ占有値が第1のバッフ
ァ値V1より少し低い値に向かって徐々に増加すればよ
い。この実施の形態では、下限値を徐々に増加すること
で、徐々に発生符号量を制限するようにしたため、極端
な画像劣化や所定のピクチャ単位内で最後のピクチャだ
けが劣化し周期的に画質が悪くなるなどの危険性を防止
できる。
【0036】また、所定のピクチャ単位は、常に固定の
単位(ここでは45フレーム時間)でなくてもよく、3
0フレーム時間であったり、15フレーム時間であった
りしてもよい。その場合、バッファの下限値特性の傾き
は、その圧縮データの生成時間単位の圧縮データの再生
時間に応じて、長い場合には傾きを小さく、短い場合に
は傾きを大きくすることで、制御単位に最も適切なバッ
ファ制御を行うことが可能となる。すなわち、目標符号
量制限器24におけるバッファの下限値の単調増加の傾
きは、可変の圧縮データの生成時間単位の圧縮データの
再生時間、つまり所定のピクチャ単位が可変の時はその
可変時間に応じて適応的に変化させるようにしてもよ
い。
【0037】この下限値以下になるような目標符号量が
配分された場合には、目標符号量制限器24で目標符号
量が制限される。一方、目標符号量が減少されても、一
般にその分だけ後に符号化されるピクチャに、バッファ
管理器23で何%かがフィードバックされ、全体で見た
場合は目標の符号化レートにすることは容易である。次
に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図2
は本発明になる可変長符号化データの処理方法及びバッ
ファ制御装置の第3の実施の形態のブロック図を示す。
同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。図2のバッファ制御装置は、可変長符
号化器21、バッファ値リセット器22、バッファ管理
器23、目標符号量制限器24及び無効ビット発生器2
5から構成されている。
【0038】この実施の形態は固定転送レートに関する
実施の形態であり、目標符号量制限器24は所定のピク
チャ単位内での最後のピクチャのVBVにおけるバッフ
ァ占有値がバッファ値V1(=V2)以上になるよう
に、目標符号量を予め少なめに設定し、目標のバッファ
値V1(=V2)との差分を無効ビット量情報として、
無効ビット発生器25に供給する。無効ビット発生器2
5は、入力された無効ビット量だけ所定のピクチャ単位
内の最後のピクチャの後に無効ビットを挿入する。な
お、無効ビットは、例えばオール0のデータである。
【0039】この実施の形態におけるビデオデータのV
BVのバッファ占有値の時間的推移の一例を図3(C)
に示す。図3(C)に示すように、所定のピクチャ単位
内での最後のピクチャのVBVにおけるバッファ占有値
V3が、バッファ値V1(=V2)以上になるように目
標符号量が設定されている。また、上記のバッファ占有
値V3と目標のバッファ値V1(=V2)との差分値
(V3−V1)が無効ビット量SBとして無効ビット発
生器25に入力され、ここで所定のピクチャ単位内の最
後のピクチャの後に挿入されることにより、当該最後の
ピクチャのVBVにおけるバッファ占有値は目標のバッ
ファ値V1(=V2)とされることとなる。
【0040】この実施の形態では、固定転送レートにお
いて、ビデオデータのVBVの所定のピクチャ単位内の
最後のピクチャのバッファ占有値を目標のバッファ値V
1(V2)に誤差なく制御することができるため、オー
バーフローが生じないように異なるビデオデータとの接
続ができる。
【0041】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、結合する(接続する)可変長符号化
データはビデオデータ以外の種類のデータでもよく、要
は可変長符号化データであって、バッファを復号器(再
生器)に持っていて再生されるものであれば、どのよう
な種類のデータでも本発明を適用できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の圧縮データの生成時間単位で複数の情報の可変長
符号化データを編集接続した場合、若しくは数本の圧縮
ストリームの前記生成時間単位で読み出し先を変更した
りした場合に発生していた、オーバーフローやアンダー
フローをなくすことができるので、従来に比べて編集や
読み出し先の変更の自由度を高めることができる。
【0043】また、本発明によれば、目標バッファ値
(V1やV2)を変更することで、どのようなバッファ
値で終了している圧縮データにおいても、所定の生成時
間単位で、追加、挿入などの編集を圧縮データのまま可
能とする。
【0044】また、本発明によれば、定常状態のバッフ
ァ下限値から第1のバッファ値へバッファ占有値の下限
値を徐々に増加することで、徐々に発生符号量を制限す
るようにしたため、極端な画像劣化や所定の複数の圧縮
データの生成時間単位で最後の圧縮データ(ピクチャ)
だけが劣化し周期的に画質が悪くなるなどの危険性を防
止できる。
【0045】また、本発明によれば、バッファの下限値
特性の傾きを、その圧縮データの生成時間単位の圧縮デ
ータの再生時間に応じて、傾きを変化させることができ
るので、制御単位に最も適切なバッファ制御を行うこと
ができる。
【0046】更に、本発明によれば、複数の圧縮データ
の生成時間単位の最後の圧縮データのバッファの占有値
を、第3のバッファ値から目標の第1のバッファ値を差
し引いた差分量だけ無効ビットを挿入することで、目標
の第1のバッファ値とするようにしたため、目標の第1
のバッファ値に誤差なく制御でき、よって、固定転送レ
ートにおいて同じバッファ占有値で2つの可変長符号化
データを、アンダーフローやオーバーフローなく接続で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1及び第2の実施の形態のブロック
図である。
【図2】本発明の第3の実施の形態のブロック図であ
る。
【図3】本発明の第1、第3の実施の形態の動作説明用
のVBVのバッファ占有値の時間的推移図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の動作説明用のVB
Vのバッファ占有値の時間的推移図である。
【図5】従来の一例のブロック図である。
【図6】MPEGのVBVのバッファ占有値の時間的推
移説明図である。
【図7】固定転送レートのVBVのバッファ占有値の一
例の時間的推移図である。
【図8】可変転送レートのVBVのバッファ占有値の一
例の時間的推移図である。
【図9】従来方法により編集、読み出し変更した場合の
VBVのバッファ占有値の時間的推移図である。
【符号の説明】
21 可変長符号化器 22 バッファ値リセット器(リセット手段) 23 バッファ管理器 24 目標符号量制限器 25 無効ビット発生器(挿入手段) V1 第1のバッファ値 V2 第2のバッファ値 V3 第3のバッファ値 SB 無効ビット量

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 復号器バッファの占有値がアンダーフロ
    ーしないように、それぞれ複数の圧縮データの生成時間
    単位で前記バッファの占有値の推移を監視するバッファ
    管理を行って可変長符号化を行う可変長符号化データの
    処理方法において、 前記複数の圧縮データの生成時間単位の最後の圧縮デー
    タの前記バッファの占有値が、下限値と上限値の間に設
    定した第1のバッファ値となるように目標符号量を制限
    し、かつ、前記最後の圧縮データに続く次の複数の圧縮
    データの生成時間単位の最初の圧縮データの前記バッフ
    ァの占有値を、前記第1のバッファ値と等しいか小なる
    第2のバッファ値にリセットして符号化することを特徴
    とする可変長符号化データの処理方法。
  2. 【請求項2】 復号器バッファの占有値がアンダーフロ
    ーしないように、それぞれ複数の圧縮データの生成時間
    単位で前記バッファの占有値の推移を監視するバッファ
    管理を行って可変長符号化を行う可変長符号化データの
    処理方法において、 前記複数の圧縮データの生成時間単位の最後の圧縮デー
    タの前記バッファの占有値が第1のバッファ値となるよ
    うに、前記生成時間単位内において前記バッファの下限
    値を定常状態の下限値から徐々に前記第1のバッファ値
    へ単調増加するように符号化し、かつ、続く前記複数の
    圧縮データの生成時間単位の最初の圧縮データの前記バ
    ッファの占有値を、前記第1のバッファ値と等しいか小
    なる第2のバッファ値にリセットして符号化することを
    特徴とする可変長符号化データの処理方法。
  3. 【請求項3】 復号器バッファの占有値がアンダーフロ
    ーしないように、それぞれ複数の圧縮データの生成時間
    単位で前記バッファの占有値の推移を監視するバッファ
    管理を行って可変長符号化を行う可変長符号化データの
    処理方法において、 前記複数の圧縮データの生成時間単位の最後の圧縮デー
    タの前記バッファの占有値が目標の第1のバッファ値よ
    りも大なる第3のバッファ値となるように、発生符号量
    を予め少なめに符号化し、かつ、前記最後の圧縮データ
    に、前記第3のバッファ値から前記第1のバッファ値を
    差し引いた差分量だけ無効ビットを挿入することを特徴
    とする可変長符号化データの処理方法。
  4. 【請求項4】 前記圧縮データは、フレーム圧縮画像デ
    ータであるピクチャであることを特徴とする請求項1乃
    至3のうちいずれか一項記載の可変長符号化データの処
    理方法。
  5. 【請求項5】 入力信号を可変長符号化器により可変長
    符号化して得られた、圧縮データの時系列的合成データ
    である可変長符号化データを復号器バッファに蓄積した
    ときに、そのバッファ占有値がアンダーフローしないよ
    うに、それぞれ複数の圧縮データの生成時間単位で前記
    バッファの占有値の推移をバッファ管理器で監視して、
    前記可変長符号化の目標符号量を可変制御するバッファ
    制御装置において、 前記複数の圧縮データの生成時間単位の最後の圧縮デー
    タの前記バッファの占有値が下限値と上限値の間に設定
    した第1のバッファ値となるように、前記可変長符号化
    器における目標符号量を制限する目標符号量制限器と、 前記最後の圧縮データに続く次の複数の圧縮データの生
    成時間単位の最初の圧縮データの前記バッファの占有値
    を、前記第1のバッファ値と等しいか小なる第2のバッ
    ファ値にリセットするリセット手段とを有することを特
    徴とするバッファ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記目標符号量制限器は、前記複数の圧
    縮データの生成時間単位内において前記バッファの下限
    値を定常状態の下限値から徐々に単調増加して最後の圧
    縮データの前記バッファの占有値が第1のバッファ値と
    するように前記可変長符号化器における目標符号量を制
    限することを特徴とする請求項5記載のバッファ制御装
    置。
  7. 【請求項7】 入力信号を可変長符号化器により可変長
    符号化して得られた、圧縮データの時系列的合成データ
    である可変長符号化データを復号器バッファに蓄積した
    ときに、そのバッファ占有値がアンダーフローしないよ
    うに、それぞれ複数の圧縮データの生成時間単位で前記
    バッファの占有値の推移をバッファ管理器で監視して、
    前記可変長符号化の目標符号量を可変制御するバッファ
    制御装置において、 前記複数の圧縮データの生成時間単位の最後の圧縮デー
    タの前記バッファの占有値が目標の第1のバッファ値よ
    りも大なる第3のバッファ値となるように、前記可変長
    符号化器における目標符号量を制限する目標符号量制限
    器と、 前記最後の圧縮データに、前記第3のバッファ値から前
    記第1のバッファ値を差し引いた差分量だけ無効ビット
    を挿入する挿入手段とを有することを特徴とするバッフ
    ァ制御装置。
  8. 【請求項8】 前記目標符号量制限器における前記バッ
    ファの下限値の単調増加の傾きは、前記圧縮データの生
    成時間単位の圧縮データの再生時間に応じて適応的に変
    化することを特徴とする請求項6記載のバッファ制御装
    置。
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