JPH118850A - 可変長符号化データの処理方法及び装置 - Google Patents
可変長符号化データの処理方法及び装置Info
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Abstract
合する際、復号器のバッファに蓄積されるデータ量(バ
ッファ占有値)のアンダーフローやオーバーフローが発
生することがある。 【解決手段】 後端に終了コードを有し、かつ、それぞ
れ複数のピクチャからなる第1及び第2のビデオデータ
のうち、第1のビデオデータの最後のピクチャの復号タ
イミングにおけるバッファ占有値に関連した値と、第2
のビデオデータの最初のピクチャの復号タイミングにお
けるバッファ占有値とを無効データ量計算器13により
比較し、その比較結果が所定のときに上記の両値の差に
応じたデータ量を計算し、そのデータ量分の無効データ
を無効データ付加器14で第1のビデオデータの最後の
ピクチャに追加した後、ビデオデータ接続器15で第2
のビデオデータを結合する。
Description
の処理方法及び装置に係り、特に可変長符号化データを
複数繋ぎ合わせ処理する可変長符号化データの処理方法
及び装置に関する。
てMPEG(Moving Picture ExpertsGroup)が知られ
ている。このMPEGでは、符号化ビットストリームは
ビデオ信号の場合1ピクチャ毎に可変長の符号量をもっ
ている。これはMPEGが離散コサイン変換(DC
T)、量子化、ハフマン符号化という情報変換を用いる
と同時に、画質向上のためにピクチャ毎に配分する符号
量は適応的に変更する必要性があり、動き補償予測を行
っているので、あるときは入力画像そのままを符号化
し、あるときは予測画像の差分である差分画像を符号化
するなど符号化画像自体のエントロピーも大きく変化す
るためである。
ストリームの一例を示し、Iピクチャ(フレーム内符号
化画像)、Bピクチャ(フレーム間順方向予測符号化画
像)、Bピクチャ、Pピクチャ(双方向予測符号化画
像)の順番で伝送される。ここで、例えば、Iピクチャ
は120kbit、Pピクチャは、80kbit、Bピ
クチャは40kbitであり、それぞれ可変長の符号量
である。
ト(符号化レート)で符号化する場合、図13のように
復号器のバッファ量を最大値とすると、一定速度でデー
タが入力されて、所定の値だけ溜ったところから、所定
の時間単位(NTSC方式のビデオ信号ならば1/2
9.97秒単位)で復号化を一瞬で行う仮想デコーダモ
デルを符号化器の出力に接続して使用し、そのバッファ
がオーバーフローもアンダーフローも発生しないように
符号化することがMPEGで規定されている。
規定のIピクチャ(フレーム内符号化画像)、Bピクチ
ャ(フレーム間順方向予測符号化画像)及びPピクチャ
(双方向予測符号化画像)を示し、これらがバッファに
蓄積されて各ピクチャの復号が1/29.97秒単位で
一瞬に行われ、データはバッファより瞬時に抜き取られ
ることが示されている。
r)といい、これについての詳細は国際標準化機構(I
SO)によりISO−11172−2、ISO1381
8−2に記述されている。この規定を守っていれば、V
BVバッファ内でのレートは局部的に変化しているもの
の、観測時間を長くとれば固定の転送レートとなり、M
PEGではこのことを固定レートであると定義する。
符号化方式により可変長符号化されたビデオデータ信号
が、画面単位で複数存在し、これらをユーザが任意の順
番に、あるいは所定の順番に再生する場合(例えば、カ
ラオケの背景動画をいろいろなパターンで結合して見せ
たり、宣伝用の各種画像を結合して見せるような場
合)、2つのビデオデータ信号(これを以下、#1,#
2という)を結合(接続)する必要がある。
るためには、上記のVBVのバッファがオーバーフロー
もアンダーフローも発生しないようにするために、時間
的にビデオデータ信号#1を先に符号化して、図14に
示すように、その終了時点でのVBVバッファの占有値
を、次に符号化するビデオデータ信号#2の先頭のピク
チャのバッファ占有値に引き継いで、結合部分(図14
に白丸で示す)では同一のバッファ占有値になるように
して、作成しなければならない。
データ信号を結合(接続)する従来の可変長符号化デー
タの処理方法では、2つのビデオデータ信号の結合する
順番を意識して予め符号化しなければならないため、自
由にランダムに予め符号化してある2つのビデオデータ
信号を結合することはできない。もし、結合を意識せず
に符号化したビデオデータ信号を単純に結合すると、以
下のような問題が起きるからである。
を意識しないで符号化した2つのビデオデータ信号#1
と#2のデータのVBVのバッファ占有値の時間的推移
が、図15(A)に示すようになっていたと仮定する。
これをみると、図14とは違ってビデオデータ信号#1
とビデオデータ信号#2共に先頭のピクチャのバッファ
占有値は値aで等しい。この2つのビデオデータ信号#
1と#2を結合すると、図15(B)に示すように、ビ
デオデータ信号#1の終了時点でのバッファ占有値がb
であるために、次に符号化するビデオデータ信号#2の
先頭のピクチャのバッファ占有値を値bにする必要があ
り、そのためにビデオデータ信号#2のバッファ占有値
が全体に(a−b)だけ下側にシフトされる。このた
め、図15(B)にIで示す区間でアンダーフローが生
じてしまう。
結合することを意識しないで符号化した2つのビデオデ
ータ信号#1及び#2のデータのVBVのバッファ占有
値の時間的推移が図16(A)になっていたと仮定す
る。これも第1のパターンと同様に、図14とは異な
り、ビデオデータ信号#1とビデオデータ信号#2共に
先頭のピクチャのバッファ占有値が値aで等しい。この
2つのビデオデータ信号#1と#2を結合すると、図1
6(B)に示すように、ビデオデータ信号#1の終了時
点でのバッファ占有値が最大値cであるために、次に符
号化するビデオデータ信号#2の先頭のピクチャのバッ
ファ占有値も最大値cにする必要があり、そのためにビ
デオデータ信号#2のバッファ占有値が全体に(c−
a)だけ上側にシフトされる。このため、図16(B)
にIIで示す区間でオーバーフローが生じてしまう。
発生は、次に符号化するビデオデータ信号#2の先頭の
ピクチャのバッファ占有値を、先に符号化したビデオデ
ータ信号#1の終了時点のピクチャのバッファ占有値に
結合することを考慮せずに符号化しているためで、図示
しないビデオデータ信号#2以降のビデオデータ信号と
の結合の際にも同様にアンダーフローやオーバーフロー
が発生する可能性は十分にある。
器)でそのピクチャを復号しようとした時間に、まだデ
ータが届いていないことを意味する。従って、その場合
には、再生器の作り方にもよるが、一般には一つ前のピ
クチャをもう一度再生する(フリーズ)などして、全部
のデータが揃うまで待つことになる。
バッファをオーバーフローすることにより、その分のデ
ータが失われてしまうことを意味する。一般に、MPE
Gではハフマン符号化が採用されていて、一部のデータ
が失われると、そのピクチャ全体が失われることもあ
る。また、動き補償予測を行っているので、そのピクチ
ャを参照して予測されている画像も失われ、面内だけで
なく、時間方向の欠落を起こす可能性もある。
それぞれ符号化された2つのビデオデータ信号を結合す
るに際し、復号器のバッファのオーバーフローによるデ
ータ欠落を防止し、アンダーフローによる悪影響を最小
限に止め得るように結合する可変長符号化データの処理
方法及び装置を提供することを目的とする。
のビデオデータ信号のうちの前半のビデオデータ信号の
最後のシーンを所定の符号化を行うことにより、復号器
のバッファのオーバーフロー及びアンダーフローを防止
し得る可変長符号化データの処理方法及び装置を提供す
ることにある。
ビデオデータ信号をランダムに結合して、所定の時間連
続して再生し得る可変長符号化データの処理方法及び装
置を提供することにある。
め、本発明の第1の処理方法は、復号器のバッファの占
有値がオーバーフロー及びアンダーフローしないように
それぞれ可変長符号化された、後端に終了コードを有
し、かつ、それぞれ複数の圧縮部分データからなる第1
及び第2の可変長符号化データを結合して、復号器のバ
ッファへ出力する可変長符号化データの処理方法におい
て、第1の可変長符号化データの終了コードを削除した
後、第1の可変長符号化データの最後の圧縮部分データ
の復号タイミングにおけるバッファ占有値に関連した値
と第2の可変長符号化データの最初の圧縮部分データの
復号タイミングにおけるバッファ占有値とを大小比較
し、その比較結果に応じたデータ量の無効データを計算
し、第1の可変長符号化データの最後の圧縮部分データ
に計算した無効データを追加した後、第2の可変長符号
化データを結合して復号器のバッファへ出力するように
したものである。
タの最後の圧縮部分データの復号タイミングにおけるバ
ッファ占有値に関連した値と第2の可変長符号化データ
の最初の圧縮部分データの復号タイミングにおけるバッ
ファ占有値との比較結果に応じたデータ量を計算し、そ
のデータ量を無効データとして第1の可変長符号化デー
タの最後の圧縮部分データに追加し、その後に第2の可
変長符号化データを結合するようにしたため、無効デー
タのデータ量だけ第1の可変長符号化データの最後の圧
縮部分データの復号タイミングにおけるバッファ占有値
を下げることができ、復号器のバッファを少なくともオ
ーバーフローすることを防止できる。
の第2の処理方法は、入力信号を直交変換して得た係数
を量子化した後、復号器のバッファの占有値がオーバー
フロー及びアンダーフローしないようにそれぞれ可変長
符号化された、後端に終了コードを有し、かつ、それぞ
れ複数の圧縮部分データからなる第1及び第2の可変長
符号化データを結合して、復号器のバッファへ出力する
可変長符号化データの処理方法において、第1の可変長
符号化データの終了コードを削除した後、第1の可変長
符号化データの最後の圧縮部分データの復号タイミング
におけるバッファ占有値に関連した値よりも、第2の可
変長符号化データの最初の圧縮部分データの復号タイミ
ングにおけるバッファ占有値が大であるときに、両者の
差の値のデータ量の削除符号量を計算し、第1の可変長
符号化データの少なくとも最後の圧縮部分データを含む
所定数の圧縮部分データに記述されているデータの交流
成分に対応する符号を、削除符号量だけ削除し、その後
に第2の可変長符号化データを結合するようにしたもの
である。
ータの最後の圧縮部分データの復号タイミングにおける
バッファ占有値に関連した値よりも、第2の可変長符号
化データの最初の圧縮部分データの復号タイミングにお
けるバッファ占有値が大であるときには、第1の可変長
符号化データの少なくとも最後の圧縮部分データを含む
所定数の圧縮部分データに記述されているデータの交流
成分に対応する符号を削除符号量だけ削除するようにし
ているため、第1の可変長符号化データの最後の圧縮部
分データと第2の可変長符号化データの最初の圧縮部分
データを、同じ復号器のバッファの占有値で結合でき
る。
可変長符号化データの終了コードを削除した後、第1の
可変長符号化データの最後の圧縮部分データの復号タイ
ミングにおけるバッファ占有値に関連した値よりも、第
2の可変長符号化データの最初の圧縮部分データの復号
タイミングにおけるバッファ占有値が大であるときに、
第1の可変長符号化データの少なくとも最後の圧縮部分
データを含む所定数の圧縮部分データに記述されている
データに関して、動きベクトルが0であり、かつ、動き
補償した誤差データが0であったとして符号化するよう
にして、その後に第2の可変長符号化データを結合する
ようにしたものである。
の最後の圧縮部分データの復号タイミングにおけるバッ
ファ占有値に関連した値よりも、第2の可変長符号化デ
ータの最初の圧縮部分データの復号タイミングにおける
バッファ占有値が大であるときでも、第1の可変長符号
化データの少なくとも最後の圧縮部分データを含む所定
数の圧縮部分データに記述されているデータに関して、
動きベクトルが0であり、かつ、動き補償した誤差デー
タが0であったとして符号化するようにしたため、第1
の可変長符号化データの最後の圧縮部分データと第2の
可変長符号化データの最初の圧縮部分データを、同じ復
号器のバッファの占有値で結合できる。
の第1の処理装置は、復号器のバッファの占有値がオー
バーフロー及びアンダーフローしないようにそれぞれ可
変長符号化された、後端に終了コードを有し、かつ、そ
れぞれ複数の圧縮部分データからなる第1及び第2の可
変長符号化データを結合して、復号器のバッファへ出力
する可変長符号化データの処理装置において、第1の可
変長符号化データの終了コードを削除する終了コード削
除器と、終了コード削除器により終了コードが削除され
た第1の可変長符号化データの最後の圧縮部分データの
復号タイミングにおけるバッファ占有値に関連した値と
第2の可変長符号化データの最初の圧縮部分データの復
号タイミングにおけるバッファ占有値との比較結果に応
じたデータ量を計算する計算器と、計算器により計算さ
れたデータ量の無効データを、終了コードが削除されて
いる第1の可変長符号化データの最後の圧縮部分データ
に追加する付加器と、付加器からの無効データが付加さ
れた第1の可変長符号化データに続いて第2の可変長符
号化データを結合して復号器のバッファへ出力する接続
器とを有する構成としたものである。
と同様に、無効データのデータ量だけ第1の可変長符号
化データの最後の圧縮部分データの復号タイミングにお
けるバッファ占有値を下げることができ、復号器のバッ
ファを少なくともオーバーフローすることを防止でき
る。
可変長符号化データの最後の圧縮部分データの復号タイ
ミングにおけるバッファ占有値OCと、最後の圧縮部分
データの符号量DBと、最後の圧縮部分データが復号化
されてから次の圧縮部分データが復号化されるまでの時
間に復号器に入力される符号量IBと、第2の可変長符
号化データの最初の圧縮部分データの復号タイミングに
おけるバッファ占有値をNOCとを、それぞれ予め符号
化情報として記憶している記憶回路と、第1の可変長符
号化データの終了コードを削除する終了コード削除器
と、記憶回路から読み出した符号化情報に基づき、(O
C−DB+IB)で表される値を計算してバッファ占有
値NOCと比較し、NOC>(OC−DB+IB)のと
きにのみ、{NOC−(OC−DB+IB)}で表さ
れ、NOC≦(OC−DB+IB)のときには0を削除
符号量として計算する計算器と、終了コード削除器から
取り出された第1の可変長符号化データの少なくとも最
後の圧縮部分データを含む所定数の圧縮部分データに記
述されているデータの交流成分に対応する符号を、計算
器から入力された削除符号量だけ削除する符号削除器
と、符号削除器から出力された第1の可変長符号化デー
タに、第2の可変長符号化データを結合する接続器とを
有する構成としたものである。
タの最後の圧縮部分データの復号タイミングにおけるバ
ッファ占有値に関連した値よりも、第2の可変長符号化
データの最初の圧縮部分データの復号タイミングにおけ
るバッファ占有値が大であるときでも、第1の可変長符
号化データの少なくとも最後の圧縮部分データを含む所
定数の圧縮部分データに記述されているデータの交流成
分に対応する符号を削除符号量だけ削除するようにして
いるため、第1の可変長符号化データの最後の圧縮部分
データと第2の可変長符号化データの最初の圧縮部分デ
ータを、同じ復号器のバッファの占有値で結合できる。
処理装置の計算器を、記憶回路から読み出した符号化情
報に基づき、(OC−DB+IB)で表される値を計算
してバッファ占有値NOCと比較し、NOC>(OC−
DB+IB)のときにのみ、コード変換フラグを所定値
とする構成とし、第3の処理装置の符号削除器に代え
て、計算器からのコード変換フラグが所定値であると
き、終了コード削除器からの第1の可変長符号化データ
の少なくとも最後の圧縮部分データを含む所定数の圧縮
部分データに記述されているデータに関して、動きベク
トルが0であり、かつ、動き補償した誤差データが0で
あったとして符号化する変換手段を設ける構成としたも
のである。
の最後の圧縮部分データの復号タイミングにおけるバッ
ファ占有値に関連した値よりも、第2の可変長符号化デ
ータの最初の圧縮部分データの復号タイミングにおける
バッファ占有値が大であるときでも、第1の可変長符号
化データの少なくとも最後の圧縮部分データを含む所定
数の圧縮部分データに記述されているデータに関して、
動きベクトルが0であり、かつ、動き補償した誤差デー
タが0であったとして符号化するようにしたため、第1
の可変長符号化データの最後の圧縮部分データと第2の
可変長符号化データの最初の圧縮部分データを、同じ復
号器のバッファの占有値で結合できる。
の可変長符号化データの最後のシーンを、静止画又は静
止画に近い画像のピクチャに符号化するようにしたた
め、最後のシーンの発生符号量を極めて少なくでき、バ
ッファ占有値推移を最大値に近付けることができる。
て図面と共に説明する。図1は本発明になる可変長符号
化データの処理装置の第1の実施の形態のブロック図を
示す。同図において、可変長符号化データの処理装置
は、符号化されたビデオデータ信号#1が入力される終
了コード削除器11と、終了コード削除器11からのビ
デオデータ信号#1が入力されるバッファ占有値計算器
12と、バッファ占有値計算器12の出力信号が入力さ
れる無効データ計算器13と、無効データ付加器14
と、符号化されたビデオデータ信号#2と無効データ付
加器14の出力信号が入力されてそれらを接続(結合)
するビデオデータ接続器15とからなる。なお、上記の
図1の構成は、通常、コンピュータのソフトウェアで実
現される。
する。MPEGに従い予め可変長符号化された2つのビ
デオデータ信号#1と#2のうち、ビデオデータ信号#
1は終了コード削除器11に入力され、もう一つのビデ
オデータ信号#2はビデオデータ接続器15に入力され
る。
の最後には、所定値(例えば16進数で000001B
7)の終了コードが付加されている。終了コード削除器
11は、入力されたビデオデータ信号#1の終端に次の
ビデオデータ信号#2を結合させても再生動作に不都合
が生じないように、上記のビデオデータ信号#1の終端
に付加されている終了コードを削除する。
削除器11から終了コードが削除されたビデオデータ信
号#1が入力されて、その最後のピクチャのヘッダに記
述されている、その最後のピクチャの復号タイミングに
おけるバッファ占有値(復号器のバッファの占有率に相
当する値:Occupancy)OCを検出し、更にビ
デオデータ信号#1の最後の1ピクチャの符号量(Da
ta Bits)DBと、最後の1ピクチャが復号化さ
れてから次のビデオデータ信号#2のピクチャがそのま
ま入力されたとしたときに最初に復号化されるまでの時
間に再生器に入力される符号量(Input Bit
s)IBとをそれぞれ計算する。符号量IBは、ヘッダ
中に記述されている転送レートと既知の復号周期とから
求められる一定値である。
値計算器12から終了コードが削除されたビデオデータ
信号#1と共に、上記のバッファ占有値OC、ピクチャ
符号量DB及び符号量IBとが入力され、次に結合する
ビデオデータ信号#2の最初のピクチャの復号タイミン
グにおける復号器のバッファの占有値(Next Oc
cupancy)NOCが下記の不等式 NOC<(OC−DB+IB) (1) を満足するかどうか比較判定する。ここで、上記のバッ
ファ占有値NOCは、ビデオデータ信号#2の最初のヘ
ッダ中に記述されているが、通常はこれは各ビデオデー
タ信号において同一値であるので、既知の固定値として
用いている。
の不等式を満足する場合は、次式に基づいて無効データ
(Stuff Bits)量SBを計算する。
計算器13は、上記の無効データ量SBの値を0とす
る。
算器13から終了コードが削除されたビデオデータ信号
#1と無効データ量SBとを入力として受け、ビデオデ
ータ信号#1の最後の1ピクチャに無効データ量SBに
応じたビット数分の無効データを付加し、それらの信号
をビデオデータ接続器15に出力する。ここで、上記の
無効データは、例えばオール0のデータである。
加器14からの無効データが付加されたビデオデータ信
号#1を出力した後、次に結合するビデオデータ信号#
2を出力する。これにより、ビデオデータ接続器15か
ら結合ビデオデータ信号が図示しない復号器のバッファ
に出力される。
作について更に詳細に説明する。ビデオデータ信号#1
と#2の結合状態は、図2と図3に示す計3つのパター
ンに分類できる。
すように、ビデオデータ信号#1の最後の1ピクチャの
バッファ占有値OCから、その最後の1ピクチャの符号
量DBを差し引いた値に、前記入力符号量IBを加算し
た値(OC−DB+IB)が、次のビデオデータ信号#
2の最初のピクチャ復号タイミングにおけるバッファ占
有値NOCと同一の場合であり、この場合は前記(1)
式を満足しないので、無効データ量SBが0とされる。
れる結合ビデオデータ信号は、ビデオデータ信号#1に
ビデオデータ信号#2がそのまま結合されて出力され
る。この第1のパターンは、そのまま結合してもオーバ
ーフローもアンダーフローも発生しない理想的なパター
ンであり、非常に稀なケースである。
すように、このまま結合するとオーバーフローを起こす
可能性のあるパターンで、前記の値(OC−DB+I
B)がバッファ占有値NOCよりも小さい場合で、前記
(1)式が満足されるので、無効データ計算器13によ
り前記(2)式に基づいて計算された無効データ量SB
に応じたビット数分の無効データが、ビデオデータ信号
#1の最後の1ピクチャの後に追加されて、ビデオデー
タ接続器15から出力され、その後にビデオデータ信号
#2が出力される。
デオデータ信号#1の最後の1ピクチャから次のビデオ
データ信号#2の最初のピクチャ復号タイミングまでの
間は、図2(B)に破線IIIで示す如くに変化するた
め、次のビデオデータ信号#2の最初のピクチャ復号タ
イミングにおけるバッファ占有値NOCと同一値で結合
される。これにより、この第2のパターンの場合も、理
想的に結合され、オーバーフローもアンダーフローも生
じないようにできる。
図3にそれぞれEOで示すように、前記の値(OC−D
B+IB)が、次のビデオデータ信号#2の最初のピク
チャ復号タイミングにおけるバッファ占有値NOCより
も小さい場合であり、この場合は NOC>(OC−DB+IB) (3) なる不等式が成立する。従って、前記(1)式を満足し
ないので、無効データ量SBが0とされる。
結合すると、図15と共に説明したように、アンダーフ
ローする可能性がある。この第3のパターンについて
は、第1の実施の形態では、ビデオデータ信号#1の最
後のピクチャが復号器のバッファに蓄積されてから、次
のビデオデータ信号#2の最初のピクチャが蓄積後復号
されるまでの時間Twだけ待ってから復号が行われるた
め、ビデオデータ信号#1の最後に復号される1ピクチ
ャが2ピクチャ分表示される。しかし、図2(C)に示
すように、ビデオデータ信号#1の最後のピクチャは、
次のビデオデータ信号#2の最初のピクチャ復号タイミ
ングにおけるバッファ占有値NOCと結合され、オーバ
ーフローすることはないので、データが欠落するという
最悪事態を回避することができる。
バーフローするようなデータ結合時は無効データを付加
することで、オーバーフローもアンダーフローも生じな
い理想的なビデオデータ信号の結合ができ、また、アン
ダーフローする可能性のあるデータ結合時も最低限デー
タ欠落は生じないようにできる。
符号器側での処理も併せて行うことも可能である。図4
はこの場合の本発明の第2の実施の形態の動作を説明す
るバッファ占有値の時間的変化を示す。
1の最後のシーンを静止画又は静止画に近い画像で符号
化した点に特徴がある。この場合は、ビデオデータ信号
#1の最後のシーンが静止画又は静止画に近い画像であ
るので、それを圧縮符号化した場合差分をとって符号化
するので、このシーンではヘッダに殆ど符号化データが
存在しないような符号が発生されるため、小さな符号発
生量である。
ーンでは、復号器のバッファ占有値は図4にIVで示すよ
うに、殆ど減らず(復号してもデータ量が微小なた
め)、バッファ占有値は増加し最大値に近付く。そのた
め、稀には前記第1のパターンとなるが、殆ど前記第2
のパターンとなり、第1の実施の形態を併用すると、前
述したようにオーバーフロー及びアンダーフローの両方
の可能性がなくなり、理想的な結合ができる。
説明する。図5は本発明になる可変長符号化データの処
理装置の第3の実施の形態の要部のブロック図、図6は
本発明になる可変長符号化データの処理装置の第3の実
施の形態の他の要部のブロック図を示す。図5におい
て、可変長符号化されているビデオデータ信号(符号化
ビデオデータ信号#1、#2)は、符号化情報観測器2
0に供給され、ここでその符号化ビデオデータ信号の
MPEG規格で定められたピクチャヘッダー中に記述さ
れているVBVバッファ占有値と、その符号化ビデオ
データ信号の最後のピクチャの最後に記述されているV
BVバッファ占有値と、その符号化ビデオデータ信号
の最後のピクチャのピクチャスタートコードから終了コ
ードまでの符号量値がそれぞれ読み取られて、それらの
符号化情報が記憶回路21に記憶される。
が、次のビデオデータ信号#2の最初のピクチャ復号タ
イミングにおける復号器のバッファの占有値(Next
Occupancy)NOCに相当し、のVBVバ
ッファ占有値が、ビデオデータ信号#1の最後の1ピク
チャのバッファ占有値(Occupancy)OCに相
当し、の符号量値が、ビデオデータ信号#1の最後の
1ピクチャの符号量(Data Bits)DBに相当
する。
ら次のビデオデータ信号#2のピクチャがそのまま入力
されたとしたときに最初に復号化されるまでの時間に再
生器に入力される符号量(Input Bits)IB
は、符号化情報観測器20において転送レートを1ピク
チャ区間の時間で除算して計算し、記憶回路21に記憶
する。このような処理は、複数の符号化ビデオデータ信
号を繋ぐ前に、前後の符号化ビデオデータ信号の符号化
情報と共に観測されている必要がある。
に示すように、終了コード削除器22、符号削除器2
3、追加/削除量計算器24、無効データ付加器25及
び図5と共に説明した記憶回路21からなる。図6の動
作について説明するに、記憶回路21に記憶されている
上記のバッファ占有値NOC、OC、符号量DB及びI
Bからなる符号化情報は、追加/削除量計算器24に供
給され、ここで以下のような判断がなされて削除符号量
と無効データ量が計算される。
力符号化情報が前記(1)式を満足するときは、前記
(2)式に基づき無効データ量SBを算出し、かつ、削
除符号量(Delete Bits)DEBをゼロとす
る。入力符号化情報が前記(3)式を満足するときに
は、次式 DEB=NOC−(OC−DB+IB) (4) に基づいて削除符号量DEBを算出し、かつ、無効デー
タ量SBをゼロとする。また、追加/削除量計算器24
は、入力符号化情報が前記(1)式及び(3)式のいず
れも満足しないとき、すなわち、NOC=(OC−DB
+IB)のときには、上記の削除符号量DEBと無効デ
ータ量SBの両方を共にゼロとする。追加/削除量計算
器24は、このようにして算出した削除符号量DEBと
無効データ量SBのうち、削除符号量DEBは符号削除
器23に供給し、無効データ量SBは無効データ付加器
25に供給する。
1の終了コード削除器11と同一目的で同一構成の終了
コード削除器22に供給されて、データの最後に記述さ
れているMPEG規格の4バイトの終了コードが削除さ
れた後、符号削除器23に供給され、ここで、少なくと
も最後のピクチャを含む数フレームに記述されているピ
クチャ符号化データのAC(交流)成分に対応する符号
が、追加/削除量計算器24により計算された前記削除
符号量DEBだけ削除される。バッファ占有値を合わせ
るためである。ただし、DEB=0のときには削除は行
われない。
ック図を示す。この符号削除器23では、符号化ビデオ
データ信号#1がVLD器31に供給されて可変長復号
化される。ここで、MPEG規格では、ピクチャのマク
ロブロックのAC符号コードは表1に従って可変長符号
(VLC)化された、ハフマン符号である。
sは、レベル(LEVEL)の符号を示し、0のとき
正、1のとき負である。
信号2つの計6つ分の8×8画素のブロックが存在す
る。これらのブロックのそれぞれにAC符号が存在す
る。これらブロック内のハフマン符号事象は、図9に示
すように、量子化された変換係数を低周波空間周波数成
分から高周波に向かってジグザクに並べたとき、0以外
の有効係数が検出されるまでの、0の継続個数を示すラ
ン(RUN)と、それに続く非ゼロの有効係数のレベル
(LEVEL)との組み合わせの事象によって表現され
ている。
ントラ(フレーム内符号化)と非イントラとでは図9に
示すように、最初の係数がDC成分であるか否かの違い
はあるが、いずれにしても図10に示すように、8×8
画素の領域に展開される。そして、上記のランとレベル
の組み合わせに基づいて、表1により可変長符号化され
たのが、符号化ビデオデータ信号である。
号(AC係数)の”ランとレベル”事象と、その符号長
を検出して、図11に示すようなAC符号の送られてく
る順番、すなわち低域の信号から並べたときの、その符
号長の累積符号量と、ジグザクスキャンしたときの係数
位置を示すアドレスを計算し、その情報をVLD情報と
して符号化ビデオデータ信号と共に、図7のAC符号削
除器32へ出力する。
図6に示した追加/削除量計算器24から入力された削
除符号量DEBと、図7に示す後述の符号量カウンタ3
5からの削除対象のピクチャ符号量情報とに基づき、ど
のくらい削除するかの割合を計算し、その計算結果を削
除割合情報としてAC符号削除器32に供給する。
の符号化ビデオデータ信号及びVLD情報と、削除符号
量制御回路33からの削除割合情報とを入力として受
け、これらに基づいて、符号化ビデオデータ信号中のA
C符号を削除する。VLD情報は、AC符号とその符号
長を含んでいる。AC符号削除器32は、図10に示し
たように、直交変換された係数を低域空間周波数成分か
ら高周波に向かって並べて、その符号長の累積符号量の
最後の値であるトータル符号量に、(1−削除割合)を
乗じた値までを有効とし、それ以降の符号を削除する。
削除後のAC符号にEOB(エンド・オブ・ブロック)
コードを出力する。この操作によって、各ブロックのA
C符号が削除割合分だけ削除される。
削除処理がなされた符号化ビデオデータ信号は、1ピク
チャ分バッファ34に蓄積された後、ピクチャ全体の符
号が符号量カウンタ35でカウントされる。符号量カウ
ンタ35で得られたピクチャ全体の符号量を示すピクチ
ャ符号量情報は、削除符号量制御回路33に供給され
る。また、バッファ34からの削除されたピクチャ符号
化データは、符号量カウンタ35を通してVLD器31
に送られる。
削除割合が0以下になるまで、上記の動作が繰り返さ
れ、削除割合が0以下になると、最終的に削除する符号
量分が削除されたので、AC符号削除器32は削除動作
を終了し、変換された符号化ビデオデータ信号としてバ
ッファ34に出力する。この場合、AC符号削除器32
は、AC符号以外の部分は何も操作せず、バッファ27
に送信する。
合、1ピクチャだけに大きな劣化を伴う場合がある。ま
た、1ピクチャだけでは予定の削除量を達成できない場
合もあり、その場合には最後のピクチャだけでなく、最
後から複数のピクチャに等分割したり、それらのピクチ
ャの発生符号量比率で分割することで削除符号を分配し
てもよい。
23で少なくとも最後のピクチャを含む数フレームに記
述されているピクチャ符号化データのAC(交流)成分
に対応する符号が、追加/削除量計算器24により計算
された前記削除符号量DEBだけ削除されたビデオデー
タ信号は、無効データ付加器25に供給され、ここで追
加/削除量計算器24からの無効データ量SBに応じた
量の無効データが付加されて、変換された符号化ビデオ
データ信号として出力される。上記の無効データとして
は、MPEGで規定されている無効データ(ヌルデータ
(0データ))がある。
信号は、図1に示したビデオデータ接続器15と同様の
ビデオデータ接続器26に供給されて、次に結合される
べき符号化ビデオデータ信号#2と直接に接続され、結
合ビデオデータ信号として出力される。この実施の形態
では、図2(A)及び図2(B)及び図3に示したよう
に、符号化された入力ビデオデータ信号#1と符号化さ
れた入力ビデオデータ信号#2とを直接に結合できる。
タ信号#1の最後の1ピクチャのバッファ占有値OCか
ら、その最後の1ピクチャの符号量DBを差し引いた値
に、前記入力符号量IBを加算した値(OC−DB+I
B)が、次のビデオデータ信号#2の最初のピクチャ復
号タイミングにおけるバッファ占有値NOCよりも小さ
な第3のパターンの場合、追加/削除量計算器24が
(4)式に基づいて削除符号量DEBを算出し、かつ、
無効データ量SBをゼロとするようにしているため、ビ
デオデータ信号#1の最後のピクチャは、図3に示すよ
うに次のビデオデータ信号#2の最初のピクチャ復号タ
イミングにおけるバッファ占有値NOCと同一値で結合
される。これにより、この第3のパターンの場合も、こ
の実施の形態によれば、理想的に結合され、オーバーフ
ローもアンダーフローも生じないようにできる。
記の接続に際して2つの符号化ビデオデータ信号を直接
に繋いでも、MPEGの規格に準拠しているため、予め
結合することを意識しないで符号化された符号化ビデオ
データ信号同士を、復号器のビットストリーム蓄積用の
バッファを破綻させずに、結合することができる。
合、この処理によってMPEGのPピクチャやIピクチ
ャでは、その次の片方向ピクチャ間予測を巡回して行う
ので、誤差が蓄積して劣化が目立つ場合がある。その場
合には、AC符号の削除は双方向ピクチャ間予測符号化
されたBピクチャに限定することも効果的である。これ
により、巡回による誤差の蓄積を防ぐことができる。
説明する。この実施の形態では、MPEGにおけるPピ
クチャやBピクチャのスキップト・マクロブロック(S
kipped−MB)なる概念を利用したものである。
すなわち、あるマクロブロック(MB)において、予測
した結果、動きベクトル(MV)も0で、かつ、予測画
像と被予測画像の差分画像に着目した場合も全く誤差が
ない状態にあるMBは、DC(直流)やACのデータを
全く送らないモードが存在する(ただし、Bピクチャの
場合は、動きベクトルが0でなくても、一つ前のMBの
動きベクトルとの差分が0であればよい。)。
仮定すると、最低限のピクチャやスライスのヘッダ以
外、必要なくなる。例えば、MPEG1では、スライス
の最初と最後のMBはスキップトMBにできないが、そ
れ以外のほぼ画面全体のMBをスキップトMBとしたと
仮定すると、スライスの構成(数)にもよるが、256
〜1000ビット余りで符号化できる。このコードを持
つピクチャはPピクチャでもBピクチャでも予測画像か
ら見て動きが全く無い状態であることを示しているので
あり、これを積極的に使用することにより、動いている
画像のPピクチャやBピクチャの符号の代わりに、この
全体がスキップトMBであったと仮定した符号とすり替
えることで、前の予測画像と同じ画像であったこととし
て符号化データを変更することが可能である。
り、実際に入力画像がその部分において全く動かない画
像であったなら、結果として同じ符号化データを出力し
たはずのものである。全体がスキップトMBであったと
仮定したピクチャの符号は、単純フレーム間予測(No M
C)で、DCT係数を持たない符号化不要(Not Coded)
な符号であるので、NoMC,NotCodedコードという名称で
定義すると、このNoMC,NotCodedコードは、予測画像に
依存せず、一意に決定できるので、予めこのコードをリ
ード・オンリ・メモリ(ROM)などに記憶しておき、
必要に応じて、PピクチャやBピクチャの符号をNoMC,N
otCodedコードに交換すればよい。
るのはやむを得ないが、前述したAC符号削除器32の
処理に比べると、高速でコストも安く実現可能である。
また、AC削除に比べて大きくバッファ占有量を上げる
ことが可能である。図8は、この機能を利用した本発明
の第4の実施の形態のブロック図を示す。同図中、図6
と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
C、OC、符号量DB及びIBからなる符号化情報は、
記憶回路21から追加/削除量計算器43に供給され、
ここで以下のような判断がなされて無効データ量SBが
計算され、かつ、NoMC,NotCodedコード変換フラグが作
成される。また、予め作成したNoMC,NotCodedコードの
量を、NMNCビットとする。
力符号化情報がNOC<(OC−DB+IB)を満足す
るときは、前記(2)式に基づき無効データ量SBを算
出し、かつ、削除符号量(Delete Bits)D
EBをゼロとする。入力符号化情報がNOC>(OC−
DB+IB)を満足するときには、前記(4)式に基づ
いて削除符号量DEBを算出し、かつ、無効データ量S
Bをゼロとすると共に、NoMC,NotCodedコード変換フラ
グを”1”とし、DBをNMNCと置き換える。
号化情報が前記(1)式及び(3)式のいずれも満足し
ないとき、すなわち、NOC=(OC−DB+IB)の
ときには、上記の削除符号量DEBと無効データ量SB
の両方を共にゼロとし、かつ、NoMC,NotCodedコード変
換フラグを”0”とする。追加/削除量計算器43は、
このようにして算出したNoMC,NotCodedコード変換フラ
グと無効データ量SBのうち、NoMC,NotCodedコード変
換フラグはNoMC,NotCodedコード変換器42に供給し、
無効データ量SBは無効データ付加器25に供給する。
信号#1は、終了コード削除器22により終了コードが
削除された後、NoMC,NotCodedコード変換器42に供給
される。NoMC,NotCodedコード変換器42は、NoMC,NotC
odedコード変換フラグが”1”の場合のみ、入力された
ピクチャ符号化データを上記のNoMC,NotCodedコードに
変換する。このNoMC,NotCodedコードは、NoMC,NotCoded
コードROM41に予め記憶されているNoMC,NotCoded
コードを読み出して用いる。NoMC,NotCodedコード変換
器42は、NoMC,NotCodedコード変換フラグが”0”の
場合は、特に変換処理を行わない。
信号は、無効データ付加器25に供給され、ここで追加
/削除量計算器43からの無効データ量SBに応じた量
の無効データが付加された後、ビデオデータ接続器26
に供給されて、次に結合されるべき符号化ビデオデータ
信号#2と直接に接続され、結合ビデオデータ信号とし
て出力される。
して2つの符号化ビデオデータ信号を直接に繋いでも、
MPEGの規格に準拠しているため、予め結合すること
を意識しないで符号化された符号化ビデオデータ信号同
士を、復号器のビットストリーム蓄積用のバッファを破
綻させずに、結合することができる。また、この実施の
形態では、AC符号の削除を行わずに、最小限の符号で
そのフレームをリピートするコードに置き換えているの
で、非常に簡便な方法で復号器のバッファの占有値を調
整することができる。
れるものではなく、結合する可変長符号化データはビデ
オデータ以外の種類のデータでもよく、要は可変長符号
化されたデータであって、バッファを復号器に持ってい
るものであれば、どのような種類の符号化データにも適
用可能である。
第1の可変長符号化データの最後の圧縮部分データの復
号タイミングにおけるバッファ占有値に関連した値と第
2の可変長符号化データの最初の圧縮部分データの復号
タイミングにおけるバッファ占有値との比較結果に応じ
たデータ量を計算し、そのデータ量を無効データとして
第1の可変長符号化データの最後の圧縮部分データに追
加し、その後に第2の可変長符号化データを結合するこ
とにより、無効データのデータ量だけ第1の可変長符号
化データの最後の圧縮部分データの復号タイミングにお
けるバッファ占有値を下げ、よって復号器のバッファを
少なくともオーバーフローすることを防止できるため、
結合によるデータの欠落を無くすことができ、またアン
ダーフローが生じても、結合時に1〜2フレーム程度の
フリーズができるので、結合時の不都合を従来に比べて
大幅に低減できる。
された第1及び第2の可変長符号化データを結合して再
生する際に、第1の可変長符号化データの最後の圧縮部
分データの復号タイミングにおけるバッファ占有値に関
連した値よりも、第2の可変長符号化データの最初の圧
縮部分データの復号タイミングにおけるバッファ占有値
が大であるときでも、第1の可変長符号化データの少な
くとも最後の圧縮部分データを含む所定数の圧縮部分デ
ータに記述されているデータの交流成分に対応する符号
を削除符号量だけ削除するか、あるいは第1の可変長符
号化データの少なくとも最後の圧縮部分データを含む所
定数の圧縮部分データに記述されているデータに関し
て、動きベクトルが0であり、かつ、動き補償した誤差
データが0であったとして符号化することにより、第1
の可変長符号化データの最後の圧縮部分データと第2の
可変長符号化データの最初の圧縮部分データを、同じ復
号器のバッファの占有値で結合できるようにしたため、
復号器のバッファをオーバーフローやアンダーフローす
るような破綻を生じさせることなく、2つの可変長符号
化データを結合できる。よって、本発明によれば、予め
可変長符号化された複数のビデオデータ信号をランダム
に結合して、所定の時間連続にビデオ再生を行うことが
できる。
化データの最後のシーンを、静止画又は静止画に近い画
像のピクチャに符号化するようにしたため、最後のシー
ンの発生符号量を極めて少なくでき、バッファ占有値推
移を最大値に近付けることができるため、上記の無効デ
ータの付加により、オーバーフローだけでなくアンダー
フローも生じないようにでき、理想的な2つの可変長符
号化データの結合ができる。
ある。
る。
を説明する図である。
有値の時間的変化を示す図である。
ク図である。
ロック図である。
る。
ある。
る。
量の説明図である。
例を示す図である。
する図である。
オデータ信号の復号器のバッファの占有値の時間的変化
の一例と結合を説明する図である。
オデータ信号の復号器のバッファの占有値の時間的変化
の一例と結合を説明する図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 復号器のバッファの占有値がオーバーフ
ロー及びアンダーフローしないようにそれぞれ可変長符
号化された、後端に終了コードを有し、かつ、それぞれ
複数の圧縮部分データからなる第1及び第2の可変長符
号化データを結合して、復号器のバッファへ出力する可
変長符号化データの処理方法において、 前記第1の可変長符号化データの終了コードを削除した
後、前記第1の可変長符号化データの最後の圧縮部分デ
ータの復号タイミングにおける前記バッファ占有値に関
連した値と前記第2の可変長符号化データの最初の圧縮
部分データの復号タイミングにおける前記バッファ占有
値とを大小比較し、その比較結果に応じたデータ量の無
効データを計算し、前記第1の可変長符号化データの最
後の圧縮部分データに前記計算した無効データを追加し
た後、前記第2の可変長符号化データを結合して復号器
のバッファへ出力することを特徴とする可変長符号化デ
ータの処理方法。 - 【請求項2】 前記第1の可変長符号化データの最後の
圧縮部分データの復号タイミングにおける前記バッファ
占有値に関連した値は、前記第1の可変長符号化データ
の最後の圧縮部分データの復号タイミングにおける前記
バッファ占有値をOC、前記最後の圧縮部分データの符
号量をDB、前記最後の圧縮部分データが復号化されて
から次の圧縮部分データが復号化されるまでの時間に復
号器に入力される符号量をIBとしたとき、(OC−D
B+IB)で表される値であり、前記無効データのデー
タ量は、前記第2の可変長符号化データの最初の圧縮部
分データの復号タイミングにおける前記バッファ占有値
をNOCとしたとき、NOC<(OC−DB+IB)の
ときは{(OC−DB+IB)−NOC}で表され、N
OC≧(OC−DB+IB)のときは0であることを特
徴とする請求項1記載の可変長符号化データの処理方
法。 - 【請求項3】 入力信号を直交変換して得た係数を量子
化した後、復号器のバッファの占有値がオーバーフロー
及びアンダーフローしないようにそれぞれ可変長符号化
された、後端に終了コードを有し、かつ、それぞれ複数
の圧縮部分データからなる第1及び第2の可変長符号化
データを結合して、復号器のバッファへ出力する可変長
符号化データの処理方法において、 前記第1の可変長符号化データの終了コードを削除した
後、前記第1の可変長符号化データの最後の圧縮部分デ
ータの復号タイミングにおける前記バッファ占有値に関
連した値よりも、前記第2の可変長符号化データの最初
の圧縮部分データの復号タイミングにおける前記バッフ
ァ占有値が大であるときに、両者の差の値のデータ量の
削除符号量を計算し、前記第1の可変長符号化データの
少なくとも最後の圧縮部分データを含む所定数の圧縮部
分データに記述されているデータの交流成分に対応する
符号を、前記削除符号量だけ削除し、その後に前記第2
の可変長符号化データを結合することを特徴とする可変
長符号化データの処理方法。 - 【請求項4】 前記第1の可変長符号化データの最後の
圧縮部分データの復号タイミングにおける前記バッファ
占有値に関連した値は、前記第1の可変長符号化データ
の最後の圧縮部分データの復号タイミングにおける前記
バッファ占有値をOC、前記最後の圧縮部分データの符
号量をDB、前記最後の圧縮部分データが復号化されて
から次の圧縮部分データが復号化されるまでの時間に復
号器に入力される符号量をIBとしたとき、(OC−D
B+IB)で表される値であり、前記削除符号量は、前
記第2の可変長符号化データの最初の圧縮部分データの
復号タイミングにおける前記バッファ占有値をNOCと
したとき、NOC>(OC−DB+IB)のときにの
み、{NOC−(OC−DB+IB)}で表され、NO
C≦(OC−DB+IB)のときには0であることを特
徴とする請求項3記載の可変長符号化データの処理方
法。 - 【請求項5】 入力信号を直交変換して得た係数を量子
化した後、復号器のバッファの占有値がオーバーフロー
及びアンダーフローしないようにそれぞれ可変長符号化
された、後端に終了コードを有し、かつ、それぞれ複数
の圧縮部分データからなる第1及び第2の可変長符号化
データを結合して、復号器のバッファへ出力する可変長
符号化データの処理方法において、 前記第1の可変長符号化データの終了コードを削除した
後、前記第1の可変長符号化データの最後の圧縮部分デ
ータの復号タイミングにおける前記バッファ占有値に関
連した値よりも、前記第2の可変長符号化データの最初
の圧縮部分データの復号タイミングにおける前記バッフ
ァ占有値が大であるときに、前記第1の可変長符号化デ
ータの少なくとも最後の圧縮部分データを含む所定数の
圧縮部分データに記述されているデータに関して、動き
ベクトルが0であり、かつ、動き補償した誤差データが
0であったとして符号化するようにして、その後に前記
第2の可変長符号化データを結合することを特徴とする
可変長符号化データの処理方法。 - 【請求項6】 前記圧縮部分データは、フレーム圧縮差
分画像データであるピクチャであり、第1及び第2の可
変長符号化データは、それぞれ複数のピクチャからなる
ビデオデータであることを特徴とする請求項1乃至5の
うちいずれか一項記載の可変長符号化データの処理方
法。 - 【請求項7】 復号器のバッファの占有値がオーバーフ
ロー及びアンダーフローしないようにそれぞれ可変長符
号化された、後端に終了コードを有し、かつ、それぞれ
複数の圧縮部分データからなる第1及び第2の可変長符
号化データを結合して、復号器のバッファへ出力する可
変長符号化データの処理装置において、 前記第1の可変長符号化データの終了コードを削除する
終了コード削除器と、 前記終了コード削除器により終了コードが削除された前
記第1の可変長符号化データの最後の圧縮部分データの
復号タイミングにおける前記バッファ占有値に関連した
値と前記第2の可変長符号化データの最初の圧縮部分デ
ータの復号タイミングにおける前記バッファ占有値との
比較結果に応じたデータ量を計算する計算器と、 前記計算器により計算されたデータ量の無効データを、
前記終了コードが削除されている第1の可変長符号化デ
ータの最後の圧縮部分データに追加する付加器と、 前記付加器からの前記無効データが付加された第1の可
変長符号化データに続いて前記第2の可変長符号化デー
タを結合して復号器のバッファへ出力する接続器とを有
することを特徴とする可変長符号化データの処理装置。 - 【請求項8】 前記計算器は、前記第1の可変長符号化
データの最後の圧縮部分データの復号タイミングにおけ
る前記バッファ占有値をOC、前記最後の圧縮部分デー
タの符号量をDB、前記最後の圧縮部分データが復号化
されてから次の圧縮部分データが復号化されるまでの時
間に復号器に入力される符号量をIB、前記第2の可変
長符号化データの最初の圧縮部分データの復号タイミン
グにおける前記バッファ占有値をNOCとしたとき、前
記無効データのデータ量SBを、NOC<(OC−DB
+IB)のときは{(OC−DB+IB)−NOC}に
より計算し、NOC≧(OC−DB+IB)のときは0
とすることを特徴とする請求項4記載の可変長符号化デ
ータの処理装置。 - 【請求項9】 入力信号を直交変換して得た係数を量子
化した後、復号器のバッファの占有値がオーバーフロー
及びアンダーフローしないようにそれぞれ可変長符号化
された、後端に終了コードを有し、かつ、それぞれ複数
の圧縮部分データからなる第1及び第2の可変長符号化
データを結合して、復号器のバッファへ出力する可変長
符号化データの処理装置において、 前記第1の可変長符号化データの最後の圧縮部分データ
の復号タイミングにおける前記バッファ占有値OCと、
前記最後の圧縮部分データの符号量DBと、前記最後の
圧縮部分データが復号化されてから次の圧縮部分データ
が復号化されるまでの時間に復号器に入力される符号量
IBと、前記第2の可変長符号化データの最初の圧縮部
分データの復号タイミングにおける前記バッファ占有値
をNOCとを、それぞれ予め符号化情報として記憶して
いる記憶回路と、 前記第1の可変長符号化データの終了コードを削除する
終了コード削除器と、 前記記憶回路から読み出した符号化情報に基づき、(O
C−DB+IB)で表される値を計算して前記バッファ
占有値NOCと比較し、NOC>(OC−DB+IB)
のときにのみ、{NOC−(OC−DB+IB)}で表
され、NOC≦(OC−DB+IB)のときには0を削
除符号量として計算する計算器と、 前記終了コード削除器から取り出された前記第1の可変
長符号化データの少なくとも最後の圧縮部分データを含
む所定数の圧縮部分データに記述されているデータの交
流成分に対応する符号を、前記計算器から入力された前
記削除符号量だけ削除する符号削除器と、 前記符号削除器から出力された前記第1の可変長符号化
データに、前記第2の可変長符号化データを結合する接
続器とを有することを特徴とする可変長符号化データの
処理装置。 - 【請求項10】 入力信号を直交変換して得た係数を量
子化した後、復号器のバッファの占有値がオーバーフロ
ー及びアンダーフローしないようにそれぞれ可変長符号
化された、後端に終了コードを有し、かつ、それぞれ複
数の圧縮部分データからなる第1及び第2の可変長符号
化データを結合して、復号器のバッファへ出力する可変
長符号化データの処理装置において、 前記第1の可変長符号化データの最後の圧縮部分データ
の復号タイミングにおける前記バッファ占有値OCと、
前記最後の圧縮部分データの符号量DBと、前記最後の
圧縮部分データが復号化されてから次の圧縮部分データ
が復号化されるまでの時間に復号器に入力される符号量
IBと、前記第2の可変長符号化データの最初の圧縮部
分データの復号タイミングにおける前記バッファ占有値
をNOCとを、それぞれ予め符号化情報として記憶して
いる記憶回路と、 前記第1の可変長符号化データの終了コードを削除する
終了コード削除器と、 前記記憶回路から読み出した符号化情報に基づき、(O
C−DB+IB)で表される値を計算して前記バッファ
占有値NOCと比較し、NOC>(OC−DB+IB)
のときにのみ、コード変換フラグを所定値とする計算器
と、 前記計算器からのコード変換フラグが前記所定値である
とき、前記終了コード削除器からの前記第1の可変長符
号化データの少なくとも最後の圧縮部分データを含む所
定数の圧縮部分データに記述されているデータに関し
て、動きベクトルが0であり、かつ、動き補償した誤差
データが0であったとして符号化する変換手段と、 前記変換手段から出力された前記第1の可変長符号化デ
ータに、前記第2の可変長符号化データを結合する接続
器とを有することを特徴とする可変長符号化データの処
理装置。 - 【請求項11】 前記計算器は、NOC<(OC−DB
+IB)のときに{(OC−DB+IB)−NOC}で
表され、NOC≧(OC−DB+IB)のときには0を
無効データ量として更に計算し、前記符号削除器又は前
記変換手段から出力された前記第1の可変長符号化デー
タの最後の圧縮部分データに、前記計算器から入力され
た前記無効データ量だけ無効データを追加して前記接続
器へ出力する無効データ付加器を更に有することを特徴
とする請求項9又は10記載の可変長符号化データの処
理装置。 - 【請求項12】 前記圧縮部分データは、フレーム圧縮
差分画像データであるピクチャであり、第1及び第2の
可変長符号化データは、それぞれ複数のピクチャからな
るビデオデータであることを特徴とする請求項7乃至1
0のうちいずれか一項記載の可変長符号化データの処理
装置。 - 【請求項13】 前記第1の可変長符号化データの最後
のシーンを、静止画又は静止画に近い画像のピクチャに
符号化することを特徴とする請求項12記載の可変長符
号化データの処理装置。 - 【請求項14】 前記第1及び第2の可変長符号化デー
タの結合を、複数の可変長符号化データについて、所定
の時間連続的に繰り返すことを特徴とする請求項7乃至
10のうちいずれか一項記載の可変長符号化データの処
理装置。
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