JPH1174592A - 高速光パルス発生装置 - Google Patents

高速光パルス発生装置

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JPH1174592A
JPH1174592A JP9246183A JP24618397A JPH1174592A JP H1174592 A JPH1174592 A JP H1174592A JP 9246183 A JP9246183 A JP 9246183A JP 24618397 A JP24618397 A JP 24618397A JP H1174592 A JPH1174592 A JP H1174592A
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JP
Japan
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pulse train
optical pulse
mode
optical
frequency
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Application number
JP9246183A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Arataira
慎 荒平
Hiroshi Ogawa
洋 小川
Satoko Kutsuzawa
聡子 沓沢
Daisuke Kunimatsu
大介 国松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 モード同期周波数frt/Nの被制御モ
ード同期レーザ2に、繰り返し周波数frt/m・N
で、ジッタ成分の少ない光パルス列を注入する。更に、
この時に被制御モード同期レーザ2から出力する繰り返
し周波数frt/Nの光パルス列を、ファイバー長Z=
Zp/2Nの伝送路3を通す 【効果】 パルス間の振幅変動が小さく、ジッタ成分の
少ない高速光パルス列を得ることができる。更に、伝送
路3を構成する光ファイバーとして、市場に大量に出回
っている安価な光ファイバーを用いることができるため
高速光パルス発生装置全体としてコストダウンを図るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大容量光通信等に
用いられる繰り返し周波数の高い光パルス列発生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル信号を用いた光通信におい
て、その伝送容量を増加させるためには、できるだけ繰
り返し周波数の高い光パルス列が要求される。こうした
光パルス列を発生する方法として、半導体レーザを用い
たものがある。半導体レーザを用いた光パルス列を発生
する方法として、利得スイッチ法、外部変調法、能動モ
ード同期法等が知られている。これらの方法では、パル
ス繰り返し周波数の上限が、阻止の緩和振動周波数や、
電極部の周波数帯域によって制限される。現状、その上
限は30〜40GHzである。これらの問題が発生しな
い方法として受動モード法が提案されている。例えば、
文献(1)S.Arahiraet al.,“Terahertz-rate optical
pulse generationfrom a passively mode-locked semi
conductor laser diode Opt.Lett.,voL.19,pp.834-836,
1994に紹介されている。
【0003】この方法では、光パルスの発生が、外部か
らの変調信号なしに自発的に生じるために上記のような
電気的問題は発生しない。ところがこの方法にも、発生
したパルス出力に含有する、ジッタ成分が大きいこと
と、発生パルス出力と外部回路の同期をとることが難し
いという欠点がある。そこでこの問題を解決するために
サブハーモニック光シンクロナスモード同期法が提案さ
れている。例えば、文献(2)S.Arahiraet al.“Synch
ronousmode-locking inpassivelymode-lockedsemicondu
ctorlaserdiodes using optical short pulsesrepeated
atsubharmonicsofthecavity round-tripfrequency,“I
EEE Photon. Technol.Lett.,vol.8,pp.191-193,1996.に
紹介されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のサブ
ハーモニック光シンクロナスモード同期法にも以下に記
すような解決すべき課題があった。サブハーモニック光
シンクロナスモード同期法では、受動モード同期レーザ
に、同期モードレーザのモード同期周波数frtをfr
t/m(ここで分周比mは整数)に分周した低ジッタ光
パルス列を注入する。このパルス列は必ずしも光信号で
ある必要はなく、電気信号でも良い。この光または、電
気信号をモード同期レーザのモード同期周波数frtに
同期させる。それによって受動モード同期レーザの時間
ジッタが低減する。ところが、分周比mを大きくする程
同期モードレーザの出力パルス列に周波数frt/mに
同期した、振幅変動が発生するという、解決すべき課題
があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の点を解
決するために、次の構成を採用する。 〈構成1〉出力側で要求される高速光パルス列の繰り返
し周波数をfrtとしたとき、m・N(m、N、正の整
数)分のfrtの繰り返し周波数で光パルス列を出力す
る低ジッタパルス光源と、この低ジッタパルス光源の出
力を受け入れて、そのm倍の繰り返し周波数の光パルス
列を出力する被制御モード同期レーザと、この被制御モ
ード同期レーザの出力を受け入れて、光パルス列に含ま
れる光の各モードがそれぞれ異なる群速度で伝搬し、上
記繰り返し周波数frt成分、及び、frtの整数倍高
調波成分を強調し、その他の周波数成分を減衰させた光
パルス列を出力する所定長の光伝送路を備えたことを特
徴とする、高速光パルス発生装置。
【0006】〈構成2〉出力側で要求される高速光パル
ス列の繰り返し周波数をfrtとしたとき、m・N
(m、N、正の整数)分のfrtの周波数の電気信号を
出力する電気的変調信号源と、この電気信号出力を受け
入れて、そのm倍の繰り返し周波数の光パルス列を出力
するモード同期レーザと、このモード同期レーザの出力
を受け入れて、光パルス列に含まれる光の各モードがそ
れぞれ異なる群速度で伝搬し、上記繰り返し周波数fr
t成分、及び、frtの整数倍高調波成分を強調し、そ
の他の周波数成分を減衰させた光パルス列を出力する所
定長の光伝送路を備えたことを特徴とする、高速光パル
ス発生装置。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
について詳細に説明する。 〈具体例1の構成〉図1は、具体例1の構成図である。
具体例1の構成について説明する前に、本願の発明者等
が、上記文献(2)に紹介している技術内容の内、本具
体例の理解に必要な技術内容について図を用いて説明す
る。
【0008】図2は、モード同期レーザ出力の周波数ス
ペクトル図である。横軸に周波数、縦軸に光強度を表
す。受動モード同期レーザに、モード同期周波数frt
をm分の1(ここで分周比mは整数)に分周した光パル
ス列を注入して得た、出力パルス列の周波数スペクトル
を示している。同期モードレーザとして、DBR(dist
ributed Bragg Reflector)型レーザダイオードを用い
た。またこの同期モードレーザに注入するfrt/mの
光パルス列をDFB(Distrbuted Feedback)型レーザ
ダイオードを用いて生成した。
【0009】(a)は、m=2の時の出力を示してい
る。注入する光パルス列の繰り返し周波数frt/2
は、4.25GHzである。図から、同期モードレーザ
の出力パルス列の周波数8.5GHzの成分と、注入す
る光パルス列の繰り返し周波数の成分とのレベル差は、
30dB以上と、読み取れる。出力パルスに重畳される
スプリアス成分が少ないことを意味する。(b)は、m
=3の時の出力を示している。注入する光パルス列の繰
り返し周波数frt/3は、2.833GHzである。
図から、同期モードレーザの出力パルス列の周波数8.
5GHzの成分と、注入する光パルス列の繰り返し周波
数の成分とのレベル差は、15dB前後と、読み取れ
る。出力パルスに重畳されるスプリアス成分は、無視で
きないことを意味する。
【0010】(c)は、m=4の時の出力を示してい
る。注入する光パルス列の繰り返し周波数frt/4
は、2.125GHzである。図から、同期モードレー
ザの出力パルス列の周波数8.5GHzの成分と、注入
する光パルス列の繰り返し周波数の成分とのレベル差
は、10dB前後と、読み取れる。出力パルスに重畳さ
れるスプリアス成分は、極めて大きい。従って最早この
同期モードレーザは、正常に発振することすら難しい状
態にある。以上の認識を基にして、本発明の説明に戻
る。
【0011】再度図1に戻って具体例1の構成について
説明する。具体例1による高速光パルス発生装置は、低
ジッタ光パルス発生光源1と、光学的結合部Aと、被制
御モード同期レーザ2と、光学的結合部Bと、伝送路3
とを、備える。低ジッタ光パルス発生光源1は、図には
記してない外部信号に同期して、繰り返し周波数frt
/m・Nの低ジッタ光パルス列を発振する光源である。
光学的結合部Aは、低ジッタ光パルス発生光源1と、被
制御モード同期レーザ2との間に結合して、低ジッタ光
パルス発生光源1が発振した光パルス列を被制御モード
同期レーザ2に供給する部分であり内部に光アイソレー
タや、時には、エルビュームドープファイバで構成した
光増幅器等を備えることもある。
【0012】被制御モード同期レーザ2は、低ジッタ光
パルス発生光源1が発振した繰り返し周波数frt/m
・Nの光パルス列を注入されると、繰り返し周波数fr
t/Nの光パルス列を出力する部分である。光学的結合
部Bは、被制御モード同期レーザ2と伝送路3との間に
結合して、被制御モード同期レーザ2が出力した光パル
ス列を伝送路3に供給する部分であり内部に光アイソレ
ータや、時には、エルビュームドープファイバで構成し
た光増幅器等を備えることもある。
【0013】伝送路3は、特定の長さを持つ、通常のシ
ングルモード光ファイバからなり、その長さZを適当に
選定することによって、光学的結合部Aから供給された
光パルス列を、高い繰り返し周波数の光パルス列に変換
する部分である。具体例1では、繰り返し周波数frt
/Nの光パルス列を光学的結合部Bから供給され、繰り
返し周波数frtの光パルス列に変換するするために長
さをZ=Zp/2Nに設定する(N;整数、Zp;後述
の基準長)。この動作原理、及び光ファイバの基準長、
Zpを求める理論については、以下に詳細に説明する。
【0014】(伝送路3の動作原理)伝送路3の動作原
理については、特願平9−87591号(発明者、出願
人、本願に同じ)に詳細に紹介されているが、ここで
は、本願の理解に必要な範囲のみについて引用して、以
下に説明する。図3は、伝送路の基本構成図である。引
用発明においては、この図に示すように、光源としてモ
ード同期レーザ4を使用する。モード同期レーザ4の出
力口5には、光伝送路3が接続されている。引用発明で
は、モード同期レーザ4が繰り返し周波数fの光パルス
列を発生するとき、この光伝送路3の長さを適当に選定
することによって高い繰り返し周波数の光パルス列を得
る。以下、その原理説明を行う。
【0015】図4に、光パルス列複素振幅の説明図を示
す。図4の(a)には、モード同期レーザの光パルス列
複素振幅を示す式を図示した。モード同期レーザは、等
周波数間隔で並んだ位相の固定された複数の共振モード
を重ね合わせて光パルス列を発生する。図の(1)式に
示すように、n番目のモードの光は、光パルス列の繰り
返し周波数f、真空中の光速度C、真空中の波長λ、n
番目の振幅や相対位相等によって表される。
【0016】図4(b)には、光ファイバ伝送後の光パ
ルス列復素振幅を示す(2)式を図示した。この図に示
すように、モード同期レーザの出力口を光ファイバのよ
うな、光伝送モードを有する伝送媒質中に伝搬させる
と、この図のように各モードが表される。各モードは、
即ちその各モードの群速度、群遅延に起因する位相変化
量、光ファイバの長さ等に基づいて表される。
【0017】図5に、モード同期レーザ出力の説明図を
示す。なお、理想的なAMモード同期の場合には、光の
各モードは同相で発振する。このとき、各モードの発振
波形はexp(i2πnft)の複素関数の形で表され
る。しかし、ここでは簡単のため、各モードの発振波形
を余弦関数cos(2πnft)の形で表すことにす
る。
【0018】この図の(a)は、AMモード同期におけ
る光出力パルス列に含まれる各モードの光発振波形を示
したものである。横軸は時間、縦軸に振幅を表した。図
の(a)に示すように、各モードは同相で発振してい
る。従って、各モードの極大値をとる時間が周期T(繰
り返し周波数fの逆数)毎に重なる。この図に示すよう
に、両端の各モードの極大値をとる部分では、出力はこ
れらの極大値の単純和となり、パルス振幅が最大にな
る。一方、両端以外の部分では、各モードの極大値(正
の値)と極小値(負の値)とが重なりあったり、各モー
ドの振幅がゼロであったりするため、振幅の和が減少す
る。
【0019】(b)には、繰り返し周期Tに対応したT
時間の光強度プロファイルを示した。この図に示すよう
に、時間T毎に光強度が最大となるようなピークが得ら
れる。また、時間tが、t=(2M+1)/2*T
(M:整数)の場合には、nが偶数のモードが極大値を
とり、nが奇数のモードは極小値をとって互いに打ち消
し合い、光強度が最小になる。(c)には、モード同期
レーザ出力の光スペクトルを示す。図の棒グラフの頂点
に示したのは、モード番号nである。棒の長さは各モー
ドの振幅を示す。
【0020】こうしたモード同期レーザの光出力パルス
列を各モードがそれぞれ異なる群速度で伝搬する光伝送
路に入力すると、群速度分散が生じ、図2(b)に示す
ように各モードの相対的な位相関係が変わる。この技術
は、例えば次のような技術文献に記載されている(A.Ya
riv 著、多田邦雄、神谷武志共訳「光エレクトロニクス
の基礎」原書3版、p.45、丸善)。
【0021】図6に、光ファイバの基準長の説明図を示
す。図6(a)には、上記のような分散による各モード
の群遅延に起因する位相変化量を図示した。図の(3)
式に示すように、群遅延による位相変化量は各モードの
光の周波数の2乗に比例し、nが正の場合も負の場合も
同一の値をとる。モード同期レーザの出力する光パルス
列をこのような群速度分散を持つ分散媒質中に伝搬させ
ると、各モード毎に異なる遅延が生じることから、伝搬
後の光パルス列に波形変化が生じる。そこで、まず各モ
ードの波形変化が生じない光ファイバ等の光伝送路長を
基準長Zpと定義し、これとの関係を以下に説明する。
【0022】図6(b)は、光ファイバの基準長を定義
する式である。基準長Zpは、図に示すように真空中の
光速度と波長、光周波数及び群速度分散値によって決ま
る値である。なお、このときの位相変化量は図6(3)
式に(4)式を代入することによって(5)式に示すよ
うに表される。この基準長Zpの光ファイバを伝搬させ
た場合の出力は、図5に示すものと同一になる。一方、
理想的なAMモード同期の場合、各モードの相対位相差
φn がゼロであれば、距離Zpの半分の距離即ちZp/
2で出力パルス列の波形が元に戻る。
【0023】図7には、N=1のときの発生光パルス列
の説明図を示す。なお、このNというのは、モード同期
レーザから出力される光パルス列の繰り返し周波数と光
ファイバを伝搬して出力された光パルス列の繰り返し周
波数の比を示すものとする。
【0024】図の(a)、(b)、(c)は、図5に示
したものと全く同様の形式のグラフである。図5(a)
と図7(a)とを比較してわかるように、奇数番目のモ
ードの極大と極小が入れ替わっているだけで、全てのモ
ードが極大値で重なり合うタイミングがT/2だけずれ
ている。その結果、図の(b)に示す光強度プロファイ
ルはT/2の部分で最大出力が得られている。この最大
出力を示す周期も図3に示したものと同一である。
(c)に示したスペクトルも変わらない。
【0025】ところが、図4(b)に示した式によれ
ば、光ファイバの長さがZp/2以下になった場合、各
モードの波形の極大値や極小値をとるタイミングが必ず
しも一致しないため、出力される光パルス列の波形は複
雑に変化する。
【0026】図8と図9に、発生光パルス列とZの関係
説明図を示す。Zは光ファイバ長である。なお、モード
同期レーザの出力は繰り返し周波数が10GHz、パル
ス幅3.67PS(光スペクトル幅127GHz)のA
Mモード同期光パルス列とした。なお、(a)〜(d)
は、それぞれZ=0,Z=(1/8)Zp,Z=(1/
6)Zp,Z=(1/4)Zp,Z=(1/2)Zpの
場合の光強度を示す。横軸は時間で、この値は図4
(b)に示した(2)式のeの係数である。図8(a)
は、モード同期レーザの出力そのものである。(b)は
図4(b)で定義した基準長の1/8、(c)は基準長
の1/6、図7(a)は1/4、図7(b)は1/2の
場合を示す。
【0027】図1Oには、N=2のときの発生光パルス
列の説明図を示す。この図の形式は図5と全く同様であ
る。N=2即ち光ファイバ長が基準長Zpの1/4のと
きは、この図に示すような状態となる。各モードの群遅
延による位相変化量はπ/2×n2 で表される。図8
(a)に示すように、奇数番目のモードについて着目す
ると、2M+1番目のモードと、−(2M+1)番目の
モードは互いに極大と極小が重なり、位相が反転してい
ることがわかる。これは2M+1番目のモードの波形が
cos{π/2+2π×(2M+1)×t}=−sin
{2π×(2M+1)×t}と表せるのに対し、−(2
M+1)のモードはcos{π/2−2π×(2M+
1)×t}=sin{2π×(2M+1)×t}と表さ
れるためである。
【0028】即ち、この場合、これらのモードは互いに
打ち消し合い、光パルス列の形成に寄与しなくなる。光
パルス列の形成に寄与するのは同相で発振している偶数
番目のモードのみとなる。このため、図8(b)に示す
ように、繰り返し周波数2fの光パルス列が得られる。
特に、光スペクトルが対称で、En =E-nである場合に
は、奇数番目のモードが完全に打ち消し合い、入力した
光パルス列の繰り返し周期10GHzに相当する成分が
完全に除去される。従って、振幅変調のないレベルの均
一な光パルス列が得られる。
【0029】次に、ファイバ長がZp/6と等しい場合
には、群遅延による位相変化量はπ/3×n2 と表さ
れ、|n|=3M(M:整数)のとき、3M番目のモー
ドと、−3M番目のモードは同相となり互いに強め合
う。しかし、|n|≠3Mのときは、n番目のモードと
−n番目のモードの極大値同士が重なり合わず、振幅の
和が小さくなる。故に、ファイバ出力は|n|=3Mを
満足するモードの影響が強く現れ、光パルス列の繰り返
し周期は入力の3倍即ち3fとなる。ファイバ長がZp
/8と等しい場合も同様で、群遅延による位相変化量は
π/4×n2 と表される。この場合には、|n|=4M
を満足するモードの影響が強く現れ、光パルス列の繰り
返し周期は入力の4倍となる。
【0030】図11と図12には、光パルス列のスペク
トルとZの関係説明図を示す。これらの図に示したもの
は、光ファイバから出力された光パルス列の強度プロフ
ァイルをフーリエ変換して得られたものである。図11
(b)、図12(a)及び(b)に示すように、光ファ
イバ長がZp/4、Zp/6、Zp/8のとき、モード
同期レーザの出力する出力パルス列の繰り返し周波数成
分の強度は弱まる。一方、Z=Zp/4のときは20G
Hz及び高調波成分、Z=Zp/6のときは30GHz
及びその高調波成分、Z=Zp/8のときは40GHz
及びその高調波成分が強く現れている。これは、それぞ
れ繰り返し周波数20GHz、30GHz、40GHz
の光パルス列が発生していることを示している。
【0031】この関係を一般式で記すと、パルス繰り返
し周波数fの入力光パルス列をファイバ長Z=Zp/2
Nの伝送路3に注入すると、周波数f・Nの高調波成分
が強調されて、その他の成分が減衰される。本発明では
この関係に着目している(後述)。これらの高調波成分
の強度が元の光パルス列の繰り返し周波数(10GH
z)の成分の強度よりも十分大きければ、振幅変動のな
い定常的な逓倍周波数パルスが得られる。
【0032】この結果、図3に示すように、モード同期
レーザ4の出力側にZpの1/2Nの長さの光伝送路3
を接続することによって、繰り返し周波数Nfの光パル
ス列を発生させることができる。Nを選択すれば、この
繰り返し周波数を自由に変更できる。なお、こうして得
られた光パルス列は、その後、分散のない光ファイバや
その他の光伝送路を通じて後続の回路に送り込まれる。
以上、説明した動作原理に基づいて具体例1による高速
パルス発生装置は以下のように動作する。
【0033】〈具体例1の動作〉再び図1に戻って具体
例1の動作について説明する。低ジッタ光パルス発生光
源1が外部信号源Sに同期して、繰り返し周波数frt
/m・Nの光パルス列の発振を開始したと仮定する。こ
の光パルス列は、光学的結合部Aを介して、被制御モー
ド同期レーザ2に注入される。被制御モード同期レーザ
2は、この注入された光パルス列に同期して、繰り返し
周波数をm倍したfrt/Nの光パルス列を出力する。
ここで繰り返し周波数frt/Nを被制御モード同期レ
ーザ2のモード同期周波数に一致させておく。この時、
このモード同期発振を確実に励起するために、光学的結
合部Aにエルビュームドープファイバーで構成した光増
幅器を備えることもある。
【0034】繰り返し周波数frt/Nの光パルス列
は、すでに図2を用いて説明したように、分周比mを大
きくするとジッタ成分は減少するが、frt/m・Nの
整数倍の周波数スペクトルを発生する。このスペクトル
成分中、信号成分frt/N以外はすべてスプリアス成
分となって、出力パルス列の振幅変動の要因に成る。従
って、被制御モード同期レーザ2は、ジッタ成分は少な
いが振幅変動を無視できないパルス列を出力することに
なる。このジッタ成分は少ないが振幅変動の無視できな
い、繰り返し周波数frt/Nの光パルス列は、光学的
結合部Bを介して伝送路3に注入される。
【0035】伝送路3は、ファイバー長をZ=Zp/2
Nに設定してあるので、繰り返し周波数frt/Nの光
パルス列を注入すると、すでに伝送路3の動作原理で説
明したように、出力端から繰り返し周波数frtの光パ
ルス列を出力する。更に、既に説明したように、周波数
frtの高調波成分のみ強調され、他の周波数成分は減
衰される。
【0036】よって、ジッタ成分は少ないが振幅変動の
無視できない、繰り返し周波数frt/Nの光パルス列
を伝送路3に注入すると、その出力端からは周波数fr
tの高調波成分のみ強調され、他の周波数成分は減衰さ
れたパルス列を出力する。その結果ジッタ成分が少な
く、かつ振幅変動の少ない、繰り返し周波数frtの光
パルス列を得ることができる。以上の構成を確認するた
めの、実証実験とその結果について以下に記す。
【0037】(実証実験、及びその結果)図13は、具
体例1の実証実験配置図である。実証実験配置は、ハイ
ブリッドモード同期半導体レーザ11、被制御受動モー
ド同期半導体レーザ12、周波数シンセサイザ21、逆
バイアス電源22、順バイアス電源23、光結合モジュ
ール31、光増幅器32、光バンドパスフィルタ33、
光サーキュレータ34、SHG相関計41、シンクロス
キャンストリークカメラ42、O/E変換器43、ミリ
波スペクトルアナライザ44、トリガ信号45、伝送路
3、とで構成した。
【0038】ハイブリッドモード同期半導体レーザ11
は、外部から電気信号を印加することによって、その信
号に同期して、ジッタ成分の少ない光パルス列を出力す
るレーザダイオードである。被制御受動モード同期半導
体レーザ12は、光パルス列を注入すると、そのパルス
列に同期して、分周比m倍した繰り返し周波数の光パル
ス列を出力するレーザダイオードである。光増幅器32
は、エルビュームドープファイバで構成され、光パルス
列の光強度を光信号の状態のまま増幅する機器である。
光バンドパスフィルタ33は、特に光増幅器32が増幅
中に発生する光スプリアス成分を除去する光フィルタで
ある。
【0039】光サーキュレータ34は、図に示してある
ように、被制御受動モード同期半導体レーザ12へ注入
する光パルス列P1と、被制御受動モード同期半導体レ
ーザ12が出力する光パルス列P2の進行方向を分離す
る素子である。伝送路3は、すでに説明したように、繰
り返し周波数frt/Nの光パルス列を供給され、繰り
返し周波数frtの光パルス列に変換する部分である。
更に、実験で、このファイバー長を任意に変更できる構
成をとる。
【0040】逆バイアス電源22と順バイアス電源23
は、それぞれ、レーザダイオードを動作させるための電
源である。SHG相関計41、シンクロスキャンストリ
ークカメラ42、は光パルス列を光信号の状態で計測す
る計測器である。O/E変換器43とミリ波スペクトル
アナライザ44は、光パルス列を電気信号に変換して計
測する計測器である。
【0041】図14は、伝送路通過後のストリークカメ
ラ像の変化を示す説明図である。実験1.周波数シンセ
サイザ21が周波数 9.80028GHz、出力30dbmの信号を出
力する。この信号に同期して、ハイブリッドモード同期
半導体レーザ11は、繰り返し周波数 9.80028GHz、中
心波長 1538.3nm、パルス幅 4.9psの光パルス列を出力
する。被制御受動モード同期半導体レーザ12は、この
光パルス列を注入されて、繰り返し周波数 49.0014GHz
(制御パルスの5倍、つまりm=5)、中心波長 1565.
7nm、パルス幅 1.6psの光パルス列を出力する。この光
パルス列を伝送路3でファイバー長(1/2)Zpで測
定する。
【0042】実験結果.SHG相関計41から、振幅変
動ほとんど無し。ミリ波スペクトルアナライザ44か
ら、ジッタ成分ほとんど無し。以上を確認した。シンク
ロスキャンストリークカメラ42から、出力波形、図1
4(a)を観測。この出力波形の繰り返し周期20.4
psから計算して、周波数シンセサイザ21出力周波数
9.80028GHzの5倍の繰り返し周波数になっていることが
確認できる。
【0043】実験2.伝送路3のファイバー長を(1/
4)Zpに変更してその他の条件は実験1と同じ。実験
結果.SHG相関計41から振幅変動ほとんど無し。ミ
リ波スペクトルアナライザ44から、ジッタ成分ほとん
ど無し。以上を確認した。シンクロスキャンストリーク
カメラ42から、出力波形、図14(b)を観測。この
出力波形から、周波数シンセサイザ21出力周波数 9.8
0028GHzの10倍の繰り返し周波数になっていることが
確認できる。
【0044】以下同様に、伝送路3のファイバー長を
(1/6)Zp、(1/8)Zp、に変更した時のシン
クロスキャンストリークカメラ42からの出力波形を
(c)、(d)に示す。それぞれ、周波数シンセサイザ
21出力周波数 9.80028GHzの15倍、20倍の繰り返
し周波数になっていることが確認できる。
【0045】なお、実験に用いた伝送路3の光ファイバ
は1.3ミクロンメーター用シングルモード石英ファイ
バである。1.3ミクロンメーター用シングルモード石
英ファイバは1.3ミクロンメーターの波長の光を伝送
する場合に群速度分散が“0”となるゼロ分散ファイバ
と呼ばれるものである。このような光ファイバに1.5
645ミクロンの波長の光を伝送すると、群速度分散値
は17.8ps/km/nmとなる。従って、既に説明した
(4)式から、Zp=5.73kmとなる。
【0046】〈具体例1の効果〉以上説明した具体例1
による高速光パルス発生装置は、モード同期周波数fr
t/Nの被制御モード同期レーザ2に、繰り返し周波数
frt/m・Nで、ジッタ成分の少ない光パルス列を注
入する。更に、この時の被制御モード同期レーザ2から
出力する繰り返し周波数frt/Nの光パルス列を、フ
ァイバー長Z=Zp/2Nの伝送路3を通すことによっ
て以下の効果を得る。
【0047】1.パルス間の振幅変動が小さく、ジッタ
成分の少ない高速光パルス列を得ることができる。更
に、外部回路との同期がとりやすくなった。 2.更に、伝送路3を構成する光ファイバとして、市場
に大量に出回っている安価な光ファイバを用いることが
できるため高速光パルス発生装置全体としてコストダウ
ンを図ることができる。
【0048】〈具体例2〉図15は、具体例2の構成図
である。具体例2による高速光パルス発生装置は、電気
的変調信号源51と、モード同期レーザ52と、光学的
結合部Bと、伝送路3を備える。電気的変調信号源51
は、特定の周波数で発振する電気信号発振器である。モ
ード同期レーザ52は、外部から印加する電気信号に同
期して光パルスを出力するサブシンクロナスハイブリッ
ドモード同期半導体レーザである。ここでサブシンクロ
ナスハイブリッドモードとは、電気信号を印加して、そ
の信号に同期して、その信号周波数よりも高い繰り返し
周期の光パルス列を発振する、受動、能動の、両面性を
もつことを意味する。光学的結合部Bと、伝送路3は、
具体例1と同様である。
【0049】具体例2による高速光パルス発生装置は、
以下のように動作する。電気的変調信号源51がfrt
/m・Nの電気信号を発振する。モード同期レーザ52
は、この電気信号を印加されると繰り返し周波数frt
/Nのパルス列を出力する。この繰り返し周波数frt
/Nのパルス列を、光学的結合部Bを介して伝送路3に
注入する。伝送路3は、ファイバー長をZ=Zp/2N
に設定されており、その出力口から、繰り返し周波数f
rtのパルス列を出力する。モード同期レーザ52に印
加する信号を電気信号に変更したのみで、その他全て具
体例1と同様である。
【0050】〈具体例2の効果〉以上説明した具体例2
による高速光パルス発生装置は、モード同期周波数fr
t/Nのモード同期レーザ52に、繰り返し周波数fr
t/m・Nで、ジッタ成分の少ない電気信号を注入す
る。更に、この時のモード同期レーザ52から出力する
繰り返し周波数frt/Nの光パルス列を、ファイバー
長Z=Zp/2Nの伝送路3を通すことによって以下の
効果を得る。
【0051】1.光源が1つで済むため、レーザ間の偏
波方向の不一致や、機械的不安定性等による特性劣化が
少なくなった。 2.光源が1つで済むため、光学的結合部の必要数も少
なくなり、装置全体としてコンパクトになった。 3.同時に具体例1の効果を全て得ることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1の構成図である。
【図2】モード同期レーザ出力の周波数スペクトル図で
ある。
【図3】伝送路の基本構成図である。
【図4】光パルス列複素振幅の説明図である。
【図5】モード同期レーザ出力の説明図である。
【図6】光ファイバの基準長の説明図である。
【図7】N=1のときの発生光パルス列の説明図であ
る。
【図8】発生光パルス列とZの関係説明図(その1)で
ある。
【図9】発生光パルス列とZの関係説明図(その2)で
ある。
【図10】N=2のときの発生光パルス列の説明図であ
る。
【図11】光パルス列のスペクトルとZの関係説明図
(その1)である。
【図12】光パルス列のスペクトルとZの関係説明図
(その2)である。
【図13】具体例1の実証実験配置図である。
【図14】伝送路通過後のストリークカメラ像の変化を
示す説明図である。
【図15】具体例2の構成図である。
【符号の説明】
1 低ジッタ光パルス光源 2 被制御モード同期レーザ 3 伝送路 A,B 光学的結合部 S 外部信号源
フロントページの続き (72)発明者 国松 大介 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力側で要求される高速光パルス列の繰
    り返し周波数をfrtとしたとき、 m・N(m、N、正の整数)分のfrtの繰り返し周波
    数で光パルス列を出力する低ジッタパルス光源と、 この低ジッタパルス光源の出力を受け入れて、そのm倍
    の繰り返し周波数の光パルス列を出力する被制御モード
    同期レーザと、 この被制御モード同期レーザの出力を受け入れて、光パ
    ルス列に含まれる光の各モードがそれぞれ異なる群速度
    で伝搬し、前記繰り返し周波数frt成分、及び、fr
    tの整数倍高調波成分を強調し、その他の周波数成分を
    減衰させた光パルス列を出力する所定長の光伝送路を備
    えたことを特徴とする、高速光パルス発生装置。
  2. 【請求項2】 出力側で要求される高速光パルス列の繰
    り返し周波数をfrtとしたとき、 m・N(m、N、正の整数)分のfrtの周波数の電気
    信号を出力する電気的変調信号源と、 この電気信号出力を受け入れて、そのm倍の繰り返し周
    波数の光パルス列を出力するモード同期レーザと、 このモード同期レーザの出力を受け入れて、光パルス列
    に含まれる光の各モードがそれぞれ異なる群速度で伝搬
    し、前記繰り返し周波数frt成分、及び、frtの整
    数倍高調波成分を強調し、その他の周波数成分を減衰さ
    せた光パルス列を出力する所定長の光伝送路を備えたこ
    とを特徴とする、高速光パルス発生装置。
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