JP2019522232A - スペクトル狭小化モジュール、狭小化スペクトル線装置、及びそのための方法 - Google Patents

スペクトル狭小化モジュール、狭小化スペクトル線装置、及びそのための方法 Download PDF

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Abstract

多くの応用では、光学的なスペクトル線の幅が小さいレーザの使用を必要とする。しかし、現在、光源からの光線、特に半導体レーザからの光線を、満足のいくやり方で狭小化することを可能にするモジュールは存在しない。本発明は、スペクトル狭小化方法(500)、少なくとも1つの光源(210)を備える狭小化スペクトル線装置(200)、及びスペクトル狭小化モジュール(100)に関する。スペクトル狭小化モジュール(100)は、少なくとも1つの主カップラ(111)と、ブリルアン共振器(120)と、変調器(130)とを含む。【選択図】図1

Description

本発明の分野は、誘導放射によって、増幅された光ビームを生成する光源のうちの1つに関する。本発明は、特に、しかし限定はしないが、スペクトル狭小化モジュールに関する。より具体的には、本発明は、予めスペクトルが狭小化された光ビームを導入することによって光源のスペクトルを狭小化する方法に関する。
今日、多くの応用では、光学的なスペクトル線の幅が小さい光源の使用を必要とする。これらの応用は、一般に、光計測学、分光学、通信、レーダシステム、アトムマニピュレーション、及び原子時計である。しかしながら、現在市場にある光源は、かなり大きなスペクトル線幅を含む。もちろん、スペクトル線幅が小さい光源は存在するが、それらは、しばしば複雑で、出力が小さく、あまり調整ができず、特に高価である、という不利な点を有する。しかも、この本発明は、マスター光源及びスレーブ光源という2つの異なる光源を必然的に必要とする、従来のマスター・スレーブインジェクションではないという点で、現状の技術とは異なる。
本発明は、前述の不利な点の全部又は一部を、少なくとも1つの第1光源のためのスペクトル狭小化モジュールの形で解決することを目標とする。このスペクトル狭小化モジュールは、
前記少なくとも1つの第1光源から生じて前記スペクトル狭小化モジュールに導入される第1入射光ビームから、少なくとも1つの第1励起光ビームを導出するように構成された、少なくとも1つの第1カップラと、
前記第1励起光ビームの少なくとも一部から、少なくとも1つの第1共振光ビームを生成するように構成された、ブリルアン共振器と、
前記第1共振光ビームから、少なくとも1つの第1変調光ビームを生成するように構成された、変調器と、を備え、
前記スペクトル狭小化モジュールは、前記第1変調光ビームを、前記少なくとも1つの第1カップラに全体として又は部分的に導入するように構成され、前記少なくとも1つの第1カップラは、前記少なくとも1つの第1光源のスペクトル線を狭くするために、前記第1変調光ビームを、前記少なくとも1つの第1光源に全体として又は部分的に導入するように構成されている。
この発明の利点は非常に多い。本スペクトル線狭小化モジュールは、任意の光源及び任意の波長の光源に適用できる。好ましくは、DFBとしてよりよく知られており、スペクトル品質が不十分であるが非常に安価であり、非常にコンパクト、かつエネルギー効率のよい、電気通信分野における応用によく使用される「分散型フィードバック」レーザのために、本発明による狭小化モジュールは使用され得る。半導体光源は、例えば400nmから12μmまでのような、青から赤外までの波長範囲をカバーするという利点も有する。本発明の、このタイプの光源、特にこのタイプのレーザとの適合性は、セシウム又はルビジウム時計、これらは赤外線に非常に近く非常に正確な周波数で発振するスペクトルが非常に細いレーザを必要とするのであるが、のような多くの応用に、非常に簡単で安価な解決策を提供するので、大きな進歩である。DFBタイプのコンパクトな半導体レーザ及びファイバー技術を使用するので、本発明は航空及び宇宙環境を含む過酷な環境に適合する。
要約すると、本発明は、細いスペクトル線幅、高い調整可能性、非常に広い動作波長範囲、優れたコンパクトさ、優れた堅牢性、過酷な環境にあるプラットフォームへの適合性、低重量、適度なエネルギー消費、及び低コストを、同時にもたらす。
本スペクトル狭小化モジュールは、1つ以上の以下の特性を、単独で又は組み合わせて、更に有し得る。
非限定的な実施形態によると、前記少なくとも1つの第1カップラは、第1変調光ビームを前記少なくとも1つの第1光源に、そこに変調光のスペクトル線の狭さを与えるために、全体として又は部分的に導入するように構成されている。
非限定的な実施形態によると、変調器は、第1共振光ビームから、少なくとも1つの第1変調光ビームであって、そのスペクトル構成成分のうちの少なくとも1つが前記少なくとも1つの第1光源のスペクトル構成成分から大きくても50GHzしか離れていない、少なくとも1つの第1変調光ビームを、生成するように構成されている。
有利なことに、この仕組みのおかげで、スペクトル狭小化モジュールは、さまざまな目的に使用され得る小さなスペクトル線幅を有する第1信号光ビームを生成する。
非限定的な実施形態によると、前記少なくとも1つの第1カップラは、前記少なくとも1つの第1光源から生じて前記スペクトル狭小化モジュールに導入される前記第1入射光ビームから、第1信号光ビームを導出するように構成されている。
有利なことに、この仕組みのおかげで、スペクトル狭小化モジュールは、さまざまな目的に使用され得る小さなスペクトル線幅を有する第1信号光ビームを生成する。
非限定的な実施形態によると、
前記少なくとも1つの第1カップラは、第2光源から生じて前記スペクトル狭小化モジュールに導入される第2入射光ビームから、少なくとも1つの第2励起光ビームを導出するように構成され、
前記ブリルアン共振器は、前記第2励起光ビームの少なくとも一部から、第2共振光ビームを生成するように構成され、
前記変調器は、前記第2共振光ビームから、少なくとも1つの第2変調光ビームを生成するように構成され、
前記スペクトル狭小化モジュールは、前記第2変調光ビームを、前記少なくとも1つの第1カップラに全体として又は部分的に導入するように構成され、前記少なくとも1つの第1カップラは、前記第2光源のスペクトル線を狭くするために、前記第2変調光ビームを、第2光源に全体として又は部分的に導入するように構成されている。
有利なことに、この仕組みのおかげで、スペクトル狭小化モジュールは、ことによると第1光源を用いて、第1光源とは異なるスペクトル特性持ちさまざまな目的に使用され得る小さなスペクトル線幅を有する、第2狭小化光ビームを生成する。
非限定的な実施形態によると、変調器は、第2共振光ビームから、少なくとも1つの第2変調光ビームであって、そのスペクトル構成成分のうちの少なくとも1つが第2光源のスペクトル構成成分から大きくても50GHzしか離れていない、少なくとも1つの第2変調光ビームを、生成するように構成されている。
有利なことに、この仕組みのおかげで、変調器は、第2共振光ビームから、少なくとも1つの第2変調光ビームであって、そのスペクトル構成成分のうちの少なくとも1つが第2光源のスペクトル構成成分に近い、少なくとも1つの第2変調光ビームを、生成する。
非限定的な実施形態によると、前記少なくとも1つの第1カップラは、前記第2光源から生じて前記スペクトル狭小化モジュールに導入される前記第2入射光ビームから、第2信号光ビームを導出するように構成されている。
有利なことに、この仕組みのおかげで、スペクトル狭小化モジュールは、第1光源とは異なるスペクトル特性持ちさまざまな目的に使用され得る小さなスペクトル線幅を有する第2光源から、第2信号光ビームを生成する。
非限定的な実施形態によると、前記変調器は、前記第1共振光ビームから、第2光源のスペクトル線を狭小化することが可能な第2変調光ビームを生成するように構成されている。
非限定的な実施形態によると、第2変調光ビームは、第2光源のスペクトル線を狭小化することができる少なくとも1つのスペクトル構成成分を備える。
非限定的な実施形態によると、第2変調光ビームは、第2光源のスペクトル線を狭小化するように構成されたスペクトル構成成分を備える。
有利なことに、この仕組みのおかげで、スペクトル狭小化モジュールは、第1光源から、第1光源とは異なるスペクトル特性持ちさまざまな目的に使用され得る小さなスペクトル線幅を有する第2狭小化光ビームを生成する。
非限定的な実施形態によると、スペクトル狭小化モジュールは、第2カップラを備え、前記第2カップラは、前記第2光源のスペクトル線を狭くするために、前記変調器から生じた前記第2変調光ビームを前記第2光源に全体として又は部分的に導入するように構成されている。
有利なことに、この仕組みのおかげで、スペクトル狭小化モジュールは、さまざまな目的に使用され得る小さなスペクトル線幅を有する第2狭小化光ビームを生成する。
非限定的な実施形態によると、前記第2カップラは、前記第2光源から生じて前記スペクトル狭小化モジュールに導入される前記第2入射光ビームから、少なくとも1つの第2信号光ビームを導出するように構成されている。
有利なことに、この仕組みのおかげで、スペクトル狭小化モジュールは、小さなスペクトル線幅を有する第2信号光ビームを生成する。
非限定的な実施形態によると、スペクトル狭小化モジュールは、前記少なくとも1つの第1カップラから生じた前記第1信号光ビームと前記第2カップラから生じた前記第2信号光ビームとのうちの少なくとも1つの信号光ビームから、第3信号光ビームを生成するように構成された、第3カップラを備える。
有利なことに、この仕組みのおかげで、スペクトル狭小化モジュールは、第1信号光ビームと第2信号光ビームとのうちの少なくとも1つの小さなスペクトル線幅を備える、第3信号光ビームを生成する。
非限定的な実施形態によると、前記第3信号光ビームは、前記少なくとも1つの第1光源の前記第1信号光ビームと前記第2光源の前記第2信号光ビームとのうちの少なくとも1つの信号光ビームを全体として又は部分的に備え、前記第3信号光ビームは、前記少なくとも1つの第1カップラと前記第3カップラとのうちの少なくとも1つのカップラによって生成される。
非限定的な実施形態によると、スペクトル狭小化モジュールは、第1変調光ビームを第2カップラに、第2光源に全体として又は部分的に導入されるように、かつ、第2光源のスペクトル線を狭くするために、導入するように構成されている。
有利なことに、この仕組みのおかげで、第1光源のパワーの一部のみが、第2光源のパワーの部分を使用することなく、第2光源のスペクトル線を狭くするために使用される。
非限定的な実施形態によると、スペクトル狭小化モジュールは、第2変調光ビームを前記少なくとも1つの第1カップラに、第1光源に全体として又は部分的に導入されるように、かつ、第1光源のスペクトル線を狭くするために、導入するように構成されている。
有利なことに、この仕組みのおかげで、第2光源のパワーの一部のみが、第1光源のパワーの部分を使用することなく、第1光源のスペクトル線を狭くするために使用される。
非限定的な実施形態によると、第1カップラは、前記少なくとも1つの第1光源から生じてスペクトル狭小化モジュールに導入される第1入射光ビームから、少なくとも1つの第1信号光ビームを導出するように構成されている。
本発明は、狭小化スペクトル線装置に関し、この狭小化スペクトル線装置において、前記少なくとも1つの第1光源と前記第2光源とのうちの少なくとも1つの光源は、前記少なくとも1つの第1変調光ビームと前記第2変調光ビームとのうちの少なくとも1つの変調光ビームのスペクトル特性を全体として又は部分的に有する、前記少なくとも1つの第1入射光ビームと前記第2入射光ビームとのうちの少なくとも1つの入射光ビームの放射によって特徴付けられ、その結果、前記狭小化スペクトル線装置が、自立し、前記少なくとも1つの第1入射光ビームと前記少なくとも1つの第1変調光ビームとのうちの少なくとも1つの光ビームのスペクトル特性を全体として又は部分的に有する、前記第1入射光ビームと前記第2入射光ビームとのうちの少なくとも1つの信号光ビームを生成することが可能になる。
本発明は、本発明による少なくとも1つのスペクトル狭小化モジュールと、前記少なくとも1つのスペクトル狭小化モジュールに対応付けられた少なくとも1つの第1光源とを備える狭小化スペクトル線装置に関する。
本発明の有利な点は非常に多い。狭小化スペクトル線装置は、任意の光源、及び任意の波長の光源を使用し得る。好ましくは、本発明による狭小化スペクトル線装置は、スペクトル品質が不十分であるが非常に安価であり、非常にコンパクト、かつエネルギー効率のよいDFBレーザを使用し得る。よって、狭小化スペクトル線装置によると、例えば400nmから12μmまでのような、青から赤外までの波長範囲をカバーすることが可能になる。その適合性のため、狭小化スペクトル線装置は、セシウム又はルビジウム時計のような多くの応用に、非常に簡単で安価な解決策を提供し、セシウム又はルビジウム時計は赤外線に非常に近く非常に正確な周波数で発振するスペクトルが非常に細いレーザを必要とする。DFBタイプのコンパクトな半導体レーザ及びファイバー技術を使用するので、本発明は航空及び宇宙環境を含む過酷な環境に適合する。
非限定的な実施形態によると、狭小化スペクトル線装置は、前記第1信号光ビーム又は前記第3信号光ビームを放射するように構成されている。
本発明は、第1入射光ビームを放射する少なくとも1つの第1光源のためのスペクトル狭小化方法に関し、前記スペクトル狭小化方法は、
第1励起光ビームと呼ばれる第1光ビームを生成するために、前記少なくとも1つの第1光源から生じる前記第1入射光ビームを導出するステップと、
第1共振光ビームを生成するために、第1励起光ビームと呼ばれる前記第1光ビームの少なくとも一部を共振させるステップと、
少なくとも1つの第1変調光ビームを生成するために、前記第1共振光ビームと呼ばれる光ビームの少なくとも1つの一部を変調するステップと、
前記少なくとも1つの第1光源のスペクトル線を狭くするために、前記少なくとも1つの第1変調光ビームを、前記少なくとも1つの第1光源に、全体として又は部分的に導入するステップと、を備える。
スペクトル狭小化方法は、1つ以上の以下の特性を、単独で又は組み合わせて、更に有し得る。
非限定的な実施形態によると、前記変調ステップの間、前記第1共振光ビームの少なくとも一部は、第2変調光ビームを生成するために変調される。
非限定的な実施形態によると、前記変調ステップの間、少なくとも1つの第1変調光ビームであって、そのスペクトル構成成分のうちの少なくとも1つが前記少なくとも1つの第1光源のスペクトル構成成分から大きくても50GHzしか離れていない、少なくとも1つの第1変調光ビームを生成するために、第1共振光ビームの少なくとも一部が変調される。
有利なことに、この仕組みのおかげで、変調ステップは、第2共振光ビームから、少なくとも1つの第2変調光ビームであって、そのスペクトル構成成分のうちの少なくとも1つが第2光源のスペクトル構成成分に近い、少なくとも1つの第2変調光ビームを、生成する。
非限定的な実施形態によると、前記導入ステップの間、前記第2変調光ビームは、第2光源のスペクトル線を狭くするために、前記第2光源に全体として又は部分的に導入される。
非限定的な実施形態によると、前記スペクトル狭小化方法は、本発明によるスペクトル狭小化モジュール、又は本発明による狭小化スペクトル線装置を使用する。
本発明の他の特性及び有利な点は、非限定的な例を用いて与えられる本発明の実施形態の以下の説明を読むと、より明らかになる。
本発明は、図に関して以下に開示される詳細な説明を用いて、よりよく理解される。
図1は、通常のスペクトル線、及び狭小化スペクトル線の例を示す。 図2は、本発明による方法が実施される、狭小化スペクトル線装置200及びスペクトル狭小化モジュール100の例を示す。 図3は、本発明による方法が実施される非限定的な実施形態による、2つの光源を備える、狭小化スペクトル線装置200及びスペクトル狭小化モジュール100の例を図示する。 図4は、本発明による方法が実施される非限定的な実施形態による、2つの光源を備える、狭小化スペクトル線装置200及びスペクトル狭小化モジュール100の例を示す。 図5は、第1実施形態による、光源のスペクトル線の例を示す。 図6は、第1実施形態による、共振光ビームの例を示す。 図7は、第1実施形態による、変調された光ビームの例を示す。 図8は、第2実施形態による、2つの光源の2つのスペクトル線の例を図示する。 図9は、第2実施形態による、2つの共振光ビームの例を示す。 図10は、第2実施形態による、2つの変調された光ビームの例を示す。 図11は、第2実施形態による、2つの光源の2つのスペクトル線の例を示す。 図12は、第3実施形態による、共振光ビーム312の例を示す。 図13は、第3実施形態による、2つの変調周波数における変調された光ビームの例を図示する。 図14は、第3実施形態による、光源のスペクトル線の例を示す。 図15は、本発明による第1光源と第2光源との組合せを示す。 図16は、本発明による、少なくとも1つの第1光源210のためのスペクトル狭小化方法500の一般原理を図示する。 図17は、第2及び第3実施形態による、少なくとも2つの光源のためのスペクトル狭小化方法500のステップを示す。
以下では、上で規定された図の詳細な説明、同一の構成要素、又は同じ機能を満たす構成要素は、本発明の理解を簡単にするために、同じ参照符号を維持し得る。
-- 本発明の全般的な説明 --
-- 一般原理 --
本発明は、少なくとも1つの光源のスペクトル線を狭小化するための、共振器120、特にブリルアン共振器120と、変調器130との組合せ利用に関する。前記少なくとも1つの第1光源のパワーの一部は、有用な信号波として使用されるために、前記少なくとも1つの主カップラによって標本化される。前記パワーの他の部分は、レーザ線を狭くすることを可能にするブリルアン共振器120を励起するために使用される。
共振器120、特にブリルアン共振器120は、前記少なくとも1つの光源210を使用して励起されるように構成される。「励起する(pomper)」という用語は、当業者にはよく知られている。励起波と呼ばれる波311(周波数ν)は、考慮される媒質において存在する音波と相互作用する。この相互作用は、音波によって誘導される、インデックスネットワーク上の、励起波と呼ばれる波の非弾性拡散に対応し、その結果、ブリルアン効果により、ストークス波312(周波数ν)と呼ばれる光波が生成される。励起波311とのそれのうなりは、強度変調及び速度Cで伝搬するインデックス回折格子をもたらし、これは、結果として生じる音波を増幅する傾向がある。このように生成された音波は、励起波をより散乱させ、それはストークス波を増強する。このように、両プロセスは互いに増強し合い、ストーク波の増幅を引き起こす。
共振器120は、また、ブリルアン効果によって生成されたストークス波312で共振するように構成されており、したがってストークス波312は、波長νの、ブリルアン波312と言うことができ、理想的には、前記少なくとも1つの第1光源の波長、より正確には励起波長νでは、共振しない。
光学共振の現象は、光波を光共振器内で数回転、回すことに本質がある。このメカニズムは、共振器から来る波に対してスペクトル線をより細くする。光共振器がゲイン(ここではブリルアン効果による励起によって得られる)を有するとき、生成される波(ここではストークス波)は、共振器の長さ、行われた回転の数、及びこの波の光パワーに反比例するスペクトル線幅を有する。
前記少なくとも1つの第1光源の波長は、例えば気体レーザとは反対に、ブリルアン効果のための役割を果たさない。正にこれが理由で、本発明は如何なる波長においても動作する。
よって、この光源のビームの一部は、ブリルアン共振器120を励起するために使用される。ブリルアン共振器120から来るストークス波312、つまり共振光ビームは、前記少なくとも1つの第1光源の、言い換えると、励起光ビームの、入射光ビームの延長による放射波長に対して、1から最大約50ギガヘルツ、自然にシフトする。共振器120は、前記少なくとも1つの第1光源のいかなる周波数においても最適な動作ができるように、一般に前記少なくとも1つの第1光源に共振しない。生成されたブリルアン波312、すなわちストークス波312は、共振する。
前記少なくとも1つのカップラ111により、入射光ビーム310の一部を抽出し、励起波311を共振器120に向けて送ることが可能になる。ブリルアン波312は、変調器130に向けて送られる。これらの2つの波、すなわち、励起波と呼ばれる励起光ビームと、ブリルアン波312と呼ばれる共振光ビームとは、互いに周波数がずれている。共振器120は、簡単にかつ非常に容易に組み込みされるように、好ましくはファイバー共振器であり、ファイバーがコイルの周りに巻かれ得るので、ファイバー共振器のコストは低く、必要な空間は非常に小さい。ブリルアン効果は他の物質、気体又は液体において得られ得るので、もちろん、他の共振器構成も考えられ得る。
励起されると、ブリルアン共振器120は、ストークス波312の周波数で発振する光源のように振る舞う。
本実施形態によると、変調器130は、マッハ・ツェンダー型の強度変調器、位相変調器、単側波帯変調器、音響光学変調器、又は任意の光学非線形効果が生じる光変調器であり得る。変調器130は、レーザ源210と同じ周波数の、又は20GHzに近い、少なくとも1つの光学スペクトル線を明らかにするために、ブリルアン波312と呼ばれる共振光ビームをシフト周波数で変調する。このスペクトル線は次に前記少なくとも1つの主カップラ(premier coupleur)111によってレーザ源210に導かれる。変調されたストークス波313を導くことによって、前記少なくとも1つの第1光源210のスペクトルを狭小化することが可能になる。
変調器の動作は、当業者に知られており、説明の必要はない。もっとも、この装置130は、搬送波振動という名の周期的な光振動を特徴付ける振幅の1つの変調周波数と呼ばれる周波数で、時間の関数として変動を生成する。この変動は、変調周波数からシフトした少なくとも1つの光学的スペクトル線の生成につながる。言い換えると、光変調器130は、電気信号によって一般に制御される光電子式の構成要素であり、入力に時間的に連続する光信号が入力されるとき、一般に強度が変調された光信号を供給する。
ブリルアン共振器120は、数十メーターのファイバーループで構成されている。このループはレーザ源210の周波数では共振しない。この特性は、レーザ源210の周波数にかかわらず当てはまる。ブリルアン共振器120は励起波311の伝搬方向では共振しないので、励起波311は共振しない。しかし、ブリルアン共振器120は、他の方向、すなわち、ストークス波312の伝搬方向では共振する。
そして次に、反対方向において生成された周波数νのブリルアン波312は、共振する。周波数νのブリルアン波312は、ブリルアン共振器120に組み込まれた一体型のカップラ(図示せず)を用いて抽出され、前記少なくとも1つの主カップラ111に送信される。
周波数νのブリルアン波312は、前記少なくとも1つの主カップラ111によって抽出される。周波数νのレーザ源210と周波数νのブリルアンレーザとの間の周波数偏差は、ブリルアンループの特性、ブリルアン共振器120で使用されるファイバーの属性、及びレーザ源の放射波長に依存する。ブリルアン波312の周波数は、
ν = ν(1−2nc/c)
として規定される。
νは前記少なくとも1つの第1光源210の周波数、nはファイバーの光学指数、cは光の位相速度、cは前記少なくとも1つの第1光源210の周波数が伝搬する媒質における音波の速度である。ブリルアンレーザから、より正確にはブリルアン共振器120から来る周波数波νは、次に光共振器130に送られる。共振器130は、周波数偏差がmfolで与えられる周波数νの入射波の周波数のどちらの側にも、スペクトル線を生じさせ、folは変調周波数530であり、mは整数である。周波数folは、ブリルアンシフト周波数、すなわち、fol= Δν = (|ν−ν|)に対応するように調整される。よって、レーザ源の光周波数に対応する周波数ν’が生じ、それは適用される変調によると周波数νとは異なる周波数、すなわち、
ν’ = ν+fol≡ ν
に対応し得る。
この生成された周波数ν’ = ν+folの波は、次にレーザ源210に送られる。この生成された周波数ν’の波は、レーザ源210と同じ周波数を有するが、生成された周波数ν’の波は、ブリルアン共振器120のおかげでスペクトルが狭小化されている。したがって、前記少なくとも1つの第1光源210へのこの波の導入は、そのスペクトル線自身を狭小化する。このメカニズムは、自然に自己持続し、これによって前記少なくとも1つの第1光源210を安定させることが可能になる。実際、スペクトルが狭小化されると、励起レーザ210は、ブリルアン共振器120を再び励起して更に狭小化される最適なスペクトル属性を有する。典型的には、ピーク値から−3dBで、又はピーク値の半分の高さすなわちピーク値の50%で測定された初期スペクトル線幅は、二、三メガヘルツであるが(図1の曲線310を参照)、この光導入方法によって、二、三十ヘルツから二、三ヘルツまで、更には1ヘルツ未満までの範囲内になる(例えば図1の曲線315を参照)。本発明は電気的なサーボ制御を必要としない、ということに注目しなければならない。したがって、この技術は、位相同期ループの帯域幅によって限定されない。
したがって、この技術は電子的な反作用の帯域幅によって限定されず、それはこの技術を、レーザダイオード、ファブリ-ペロ、量子カスケードレーザ、拡張外部共振器を有するVCSEL等のタイプの半導体レーザの、又は、例えば、固体レーザ(Nd:YAG, Er:YAG, Er:Yb等)、量子箱又は量子細線レーザ(lasers a boites ou fils quantiques)、ラマンレーザ、ファイバレーザ、ガスレーザ、色素レーザ、化学レーザ、自由電子レーザ、LED及び有機LEDのような、電子的手段によってサーボ制御を行うには幅が広すぎるスペクトル線を有する他のレーザのスペクトル線のような、幅の広いスペクトル線を狭くすることに適合させる。
必要であれば、変調周波数530を低減させるために、レーザに、変調器130によって生成されたより高次の高調波を導入することが可能である。もしレーザ源によって出力される光パワーが十分でないのであれば、光増幅器(図示せず)を使用することが可能である。最後に、有用な信号315は、ここで説明されているように励起レーザ210から来る波、又はブリルアン共振器120から来るストークス波312であり得る。
更に、変調された光ビーム313が前記少なくとも1つの第1光源210に導入されるとき、ブリルアン共振器120のモードジャンプが避けられ、これにより時間的に安定したブリルアン共振器120を得ることが可能になる。
更に、前に示したように、ブリルアン共振器のパワーによって制限されないように、増幅器を有することが可能である。
この発明の有利な点は非常に多い。この技術は、如何なるタイプの光源にも、特にレーザに、かつ如何なる波長にも、適用可能である。スペクトルの質が不十分であるが非常に安価な半導体レーザを、非常に細いスペクトル線幅を生成するために使用することが、正に可能である。半導体レーザは、青から赤外までの波長範囲をカバーするという利点も有する。本発明は多数の応用に非常に簡単で安価な解決策を提供するので、このタイプのレーザへの本発明の適合性は、大きな進歩である。例えばセシウム又はルビジウム時計は、スペクトルが非常に細く、赤外線に非常に近く非常に正確な周波数で発振するレーザを必要とする。本発明は、このタイプの要求を満たす。コンパクトな半導体レーザ及びファイバー技術を使用することにより、航空宇宙及び/又は海洋の環境を含む厳しい条件の環境に、本発明は適合する。
要約すると、本発明は、細いスペクトル線幅、高い調整可能性、非常に広い動作波長範囲、優れたコンパクトさ、優れた堅牢性、過酷な環境にあるプラットフォームへの適合性、低重量、適度なエネルギー消費、及び低コストを、同時にもたらす。
-- 第1実施形態の全般的な説明 --
図2は、スペクトル狭小化モジュール100を示す。スペクトル狭小化モジュール100は、少なくとも1つの第1光源210のために、前記少なくとも1つの主カップラ111と、ブリルアン共振器120と、変調器130とを備える。
光源は、図5に示されているように、第1光ビームを放射する。簡素化するために、有用な波長315のピークのみが、本願及び/又は本特許の図のグラフにおいて示される。前記少なくとも1つの主カップラ111は、前記少なくとも1つの第1光源210から生じてスペクトル狭小化モジュール100に導入される第1入射光ビーム310から、少なくとも1つの第1励起光ビーム311を導出するように構成される。第1励起光ビーム311は、ブリルアン共振器120に向けて送られる。
ブリルアン共振器120は、前記第1励起光ビーム311の少なくとも一部から、少なくとも1つの第1共振光ビーム312を生成するように構成される。共振光ビーム312は、図6に示されているように、二、三ギガヘルツから数十ギガヘルツ、周波数がシフトさせられている。この第1共振光ビーム312は、変調器130に送られる。
変調器130は、第1共振光ビーム312から、少なくとも1つの第1変調光ビーム313を生成するように構成される。実際には、変調光ビーム313は、1つ又はいくつかの高調波を伴っていてもよい。よって、第1変調光ビーム313は、前記少なくとも1つの第1光源210のスペクトル線を狭くするために、前記少なくとも1つの主カップラ111を経由して前記少なくとも1つの第1光源210に導入される。
第1の前記少なくとも1つの主カップラ111は、前記少なくとも1つの第1光源210から生じる第1入射光ビーム310から、第1信号光ビーム315を導出するように構成され、スペクトル狭小化モジュール100に導入される。
-- 第2実施形態の全般的な説明 --
図3に示された第2実施形態は、第1実施形態におおよそ類似する。実際、第1光源210に加えて、第2実施形態は第2光源220を備える。第2光源220は、例えばガラス、気体、結晶のような媒体を介して、第1の前記少なくとも1つの主カップラ111に送信される。この装置の利点は、2つの光源、すなわち、第1光源210及び第2光源220を狭小化すること、又は第1光源210を用いて第2光源220のみを狭小化することである。
図8は、第1光源のスペクトル線310と、第2光源のスペクトル線320とを示す。これらの2つのスペクトル線は、スペクトル狭小化モジュール100に注入される。第1実施形態におけるのと同様に、スペクトル狭小化モジュール100は、第1の前記少なくとも1つの主カップラ111と、ブリルアン共振器120と、変調器130とを備える。
前述のように、第1光源210及び第2光源220は、第1の前記少なくとも1つの主カップラ111に入射する。2つの光源は、共振器120を励起し得る。第1実施形態におけるのと同様に、前記少なくとも1つの主カップラ111は、第1光源210から生じる第1入射光ビーム310から、第1励起光ビーム311を導出し、第2光源220から生じる第2入射光ビーム320から、第2励起光ビーム321を導出する。
共振器120は、第1励起光ビーム311から第1共振光ビーム312を生成し、第2励起光ビーム321から第2共振光ビーム322を生成する。第1実施形態におけるのと同様に、第1共振光ビーム312及び第2共振光ビーム322は、第1入射光ビーム310に対して、及び第2入射光ビーム320に対して、周波数がシフトさせられている。第1共振光ビーム312及び第2共振光ビーム322は、図9に示されているように、二、三ギガヘルツから数十ギガヘルツ、周波数がシフトさせられている。第1共振光ビーム312及び第2共振光ビーム322は、変調器130に送られる。
第1共振光ビーム312及び第2共振光ビーム322は、第1変調光ビーム313及び第2変調光ビーム323をそれぞれ生じさせる。
変調器130は、第1共振光ビーム312及び第2共振光ビーム322から、少なくとも1つの第1変調光ビーム313及び1つの第2変調光ビーム323を生成する。実際には、第1変調光ビーム313及び第2変調光ビーム323は、異なる高調波を伴っていてもよい。
第1光ビーム及び第2光ビームは、全体として又は部分的に、前記少なくとも1つの主カップラに再導入される。前記少なくとも1つの主カップラ111は、第2光源220のスペクトル線を狭くするために、第2変調光ビーム323を第2光源220に、全体として又は部分的に導入する。
この実施形態において、もし第1光源210のスペクトル線の特性が許すのであれば、第2光源220のスペクトル線を狭くするために、前記少なくとも1つの主カップラ111が、第1変調光ビーム313を第2光源220に、全体として又は部分的に導入する、と規定することも可能である。
-- 第3実施形態の全般的な説明 --
図4に示されたこの第3実施形態においては、第2光源220を狭小化するために第1光源210のみが使用される。実際には、この構成において、スペクトル狭小化モジュール100は、第1の前記少なくとも1つの主カップラ111と、第2の前記少なくとも1つの主カップラ112と、第3の前記少なくとも1つの主カップラ113と、ブリルアン共振器120と、変調器130とを備える。
第1光源210は、第1光ビームを放射する。第1の前記少なくとも1つの主カップラ111は、前記少なくとも1つの第1光源210から生じてスペクトル狭小化モジュール100に導入される第1入射光ビーム310から、少なくとも1つの第1励起光ビーム311を導出するように構成される。第1励起光ビーム311は、ブリルアン共振器120に向けて送られる。
このブリルアン共振器120は、前記第1励起光ビーム311の少なくとも一部から、少なくとも1つの第1共振光ビーム312を生成するように構成される。共振光ビームは、図6に示されているように、二、三ギガヘルツから二、三十ギガヘルツ、周波数がシフトさせられている。この第1共振光ビーム312は、変調器130に送られる。
変調器130は、第1共振光ビーム312から、第1変調光ビーム313及び第2変調光ビーム323を生成するように構成される。
実際には、第1共振光ビームから、第1共振光ビーム312は、第1入射光ビーム310及び第2入射光ビーム320にそれぞれ対応する異なる高調波を有する。
この実施形態によると、第1変調光ビーム313を用いて、第1光源210のみではなく第2光源220も狭小化することが可能になる。
実際に、光源の第2光ビームは、第2光源220のスペクトル線を狭くするために、第2の前記少なくとも1つの主カップラ112に向けて送られる。
狭小化された光ビームのスペクトル線は、第2の前記少なくとも1つの主カップラ112に導入される。この第2の前記少なくとも1つの主カップラ112は、第2光源220から生じる第2入射光ビーム320から、第2信号光ビーム325を導出し得る。
第1狭小化光ビーム315及び第2狭小化光ビーム325は、第1信号ビーム315及び第2信号光ビーム325のスペクトル特性を備える第3光ビームを生成するために、第3カップラ113に導入される。2つのビーム、すなわち、第1狭小化光ビーム315と第2狭小化光ビーム325とのうなりは、低周波で、すなわち、テラヘルツ及び/又はギガヘルツの範囲内で、第3狭小化光ビームを有するようにすることを可能にする。
-- 方法のステップの説明 --
上述された、スペクトル線狭小化モジュールだけではなく、狭小化スペクトル線装置200も、スペクトル狭小化方法500に従って動作し得る。このスペクトル狭小化方法500は、光ビームを放射する少なくとも1つの第1光源210のために使用され得る。スペクトル狭小化方法500は、第1入射光ビーム310の導出を含む。第1入射ビーム310は、第1励起光ビーム311と呼ばれる第1光ビーム320を生成するために、少なくとも1つの第1光源210から生じる。
この第1励起光ビーム311は、第1励起光ビーム311と呼ばれる前記第1ビームの少なくとも一部の共振520が共振器120で生じるように、共振器120に導入される。この共振は、第1共振光ビーム312を生成する。
この第1共振光ビーム312は、変調器130に向けて送られる。変調530が行われるのは、変調器130においてである。実際、第1共振光ビームと呼ばれる前記光ビームの一部は、少なくとも1つの第1変調光ビーム313を生成するために、変調される。
この変調光ビーム313は、少なくとも1つの高調波を含むのであるが、前記第1変調光ビーム313の前記少なくとも1つの第1光源210への全体的又は部分的な導入が、第1の前記少なくとも1つの主カップラ111によって起こるときに、変調光ビーム313により、第1光源210のスペクトル線を狭くすることが可能になる。
非常に速く、すなわち、2又は3回の繰り返しの後、第1光源210は安定し、狭小化される。よって、第1の前記少なくとも1つの主カップラ111を使用して、スペクトル線が狭小化された第1信号光ビーム315を導出することができる。
本発明によるスペクトル狭小化の実現可能性及び再現性は、出願人の研究室において実証されている。
この実証においては、波長ピークが1550nmにあるアルカテル1905LMI型の連続商用DFBレーザが、光源として、本発明によるスペクトル狭小化モジュール100と結合して使用される。もちろん、この結合は、本発明による狭小化スペクトル線装置200を形成する。
この光源は、周波数ν = 1550nmの波を放射する。第1光ビームは、前記少なくとも1つの主カップラ111に入射する。この第1入射光ビーム310の一部は、少なくとも1つの第1励起光ビーム311を生成するために導出される。この光ビームは、ブリルアン共振器120に導入される。
実証において用いられたブリルアン共振器120は、長さが100mより長いループを形成し、かつ、励起レーザ源311と呼ばれるレーザ源に共振しない特性を有する、光ファイバーを、備える。
励起光ビーム311は、入射光ビーム310の一部から生成されるのであるが、共振器120において旋回を行う。しかし、共振光ビーム312は、励起光ビーム311の一部から生成されるのであるが、この実施形態において共振光ビーム312は励起光ビーム311の反対の方向に伝搬するので、共振する。実際、共振光ビーム312がブリルアン共振器120から抽出されるのは、この特性のおかげである。
示されていない実施形態によると、共振光ビーム312は、励起光ビーム311とともに伝搬する。ブリルアン共振器120(図示せず)と一体化されたカップラにより、必要に応じて1%と50%との間で光パワーをサンプリングすることが可能になる。ブリルアン共振器120(図示せず)と一体化されたカップラによって行われる光パワーのサンプリングレートにかかわらず、本発明は動作する、ということを明記することは重要である。
典型的には、20dBmの励起光ビーム311のためには、抽出される共振光ビーム312のパワーは7dBmから12dBmまでの範囲にある。共振光ビーム312は、励起光ビーム312に対して、周波数がΔν = |ν−ν|≒11GHzシフトしている周波数νを放射する。このようにして生成された共振光ビーム312は、二、三十ヘルツの優れたスペクトル精細度を有する。
共振光ビーム312は、次に変調器130、この場合は強度変調器130に向けて送られる。従来から、変調器130は、シンセサイザーによって周波数fOL≒ Δνで変調される。周波数ν±fOLにおける第1次の高調波が、このように生成される。
この変調された光ビームは、次に前記少なくとも1つの第1光源に光学的に導入される。スペクトルが狭小化され、周波数がシフトした、この変調された光ビームにより、前記少なくとも1つの第1光源、この場合はレーザ源の、周波数を安定させ、スペクトル線を狭小化することが可能になる。
フォトダイオードを用いて観測されるうなりΔνは、励起光ビームと共振光ビームとの間の周波数偏差に対応する。このうなりΔν = |ν−ν|≒11GHzの実験に基づくスペクトルが、図1に示されている。
図1のこのグラフ上に、第1入射光ビーム310及び第1狭小化光ビームが示されている。第1入射光源310のスペクトル線幅は、2MHz幅であるのに対して、第1変調光ビーム313が前記少なくとも1つの第1光源210に導入されるとき、第1狭小化光ビームのスペクトル線幅は非常に減少させられている。
本発明によるスペクトル狭小化方法500が第2及び第3実施形態において実現されるとき、スペクトル狭小化方法500は、第1光源210のスペクトル線と第2光源220のスペクトル線とを同時に狭小化するという利点を有する。
もちろん、限定しない実施形態によるスペクトル狭小化方法500を使用することによって、第2変調光ビーム323は、第2光源220のスペクトル線を狭くするために、全体又は一部が第2光源220に導入される。

Claims (15)

  1. 少なくとも1つの第1光源(210)のためのスペクトル狭小化モジュール(100)であって、前記スペクトル狭小化モジュール(100)は、
    前記少なくとも1つの第1光源(210)から生じて前記スペクトル狭小化モジュール(100)に導入される第1入射光ビーム(310)から、少なくとも1つの第1励起光ビーム(311)を導出するように構成された、少なくとも1つの第1カップラ(111)と、
    前記第1励起光ビーム(311)の少なくとも一部から、少なくとも1つの第1共振光ビーム(312)を生成するように構成された、ブリルアン共振器(120)と、
    前記第1共振光ビームから、少なくとも1つの第1変調光ビーム(313)を生成するように構成された、変調器(130)と、を備え、
    前記スペクトル狭小化モジュール(100)は、前記第1変調光ビーム(313)を、前記少なくとも1つの第1カップラ(111)に全体として又は部分的に導入するように構成され、前記少なくとも1つの第1カップラ(111)は、前記少なくとも1つの第1光源(210)のスペクトル線を狭くするために、前記第1変調光ビーム(313)を、前記少なくとも1つの第1光源(210)に全体として又は部分的に導入するように構成されている、
    スペクトル狭小化モジュール(100)。
  2. 前記少なくとも1つの第1カップラ(111)は、前記少なくとも1つの第1光源(210)から生じて前記スペクトル狭小化モジュール(100)に導入される前記第1入射光ビーム(310)から、第1信号光ビーム(315)を導出するように構成されている、
    請求項1に記載のスペクトル狭小化モジュール(100)。
  3. 前記少なくとも1つの第1カップラ(111)は、第2光源(220)から生じて前記スペクトル狭小化モジュール(100)に導入される第2入射光ビーム(320)から、少なくとも1つの第2励起光ビーム(321)を導出するように構成され、
    前記ブリルアン共振器(120)は、前記第2励起光ビームの少なくとも一部から、第2共振光ビーム(322)を生成するように構成され、
    前記変調器(130)は、前記第2共振光ビーム(322)から、少なくとも1つの第2変調光ビーム(323)を生成するように構成され、
    前記スペクトル狭小化モジュール(100)は、前記第2変調光ビーム(323)を、前記少なくとも1つの第1カップラ(111)に全体として又は部分的に導入するように構成され、前記少なくとも1つの第1カップラ(111)は、前記第2光源(220)のスペクトル線を狭くするために、前記第2変調光ビーム(323)を、第2光源(220)に全体として又は部分的に導入するように構成されている、
    請求項1又は2に記載のスペクトル狭小化モジュール(100)。
  4. 前記少なくとも1つの第1カップラ(111)は、前記第2光源(220)から生じて前記スペクトル狭小化モジュール(100)に導入される前記第2入射光ビーム(320)から、第2信号光ビーム(325)を導出するように構成されている、
    請求項3に記載のスペクトル狭小化モジュール(100)。
  5. 前記変調器(130)は、前記第1共振光ビーム(312)から、第2光源(220)のスペクトル線を狭小化することが可能な第2変調光ビーム(323)を生成するように構成されている、
    請求項1又は2に記載のスペクトル狭小化モジュール(100)。
  6. 第2カップラ(112)を備え、
    前記第2カップラ(112)は、前記第2光源(220)のスペクトル線を狭くするために、前記変調器(130)から生じた前記第2変調光ビーム(323)を前記第2光源(220)に全体として又は部分的に導入するように構成されている
    請求項5に記載のスペクトル狭小化モジュール(100)。
  7. 前記第2カップラ(112)は、前記第2光源(220)から生じて前記スペクトル狭小化モジュール(100)に導入される前記第2入射光ビーム(320)から、少なくとも1つの第2信号光ビーム(325)を導出するように構成されている、
    請求項6に記載のスペクトル狭小化モジュール(100)。
  8. 前記少なくとも1つの第1カップラ(111)から生じた前記第1信号光ビーム(315)と前記第2カップラ(112)から生じた前記第2信号光ビーム(325)とのうちの少なくとも1つの信号光ビームから、第3信号光ビーム(335)を生成するように構成された、第3カップラ(113)を備える、
    請求項2〜7のうちのいずれか1項に記載のスペクトル狭小化モジュール(100)。
  9. 前記第3信号光ビーム(335)は、前記少なくとも1つの第1光源(210)の前記第1信号光ビーム(315)と前記第2光源(220)の前記第2信号光ビーム(325)とのうちの少なくとも1つの信号光ビームを全体として又は部分的に備え、前記第3信号光ビーム(335)は、前記少なくとも1つの第1カップラ(111)と前記第3カップラ(113)とのうちの少なくとも1つのカップラによって生成される、
    請求項8に記載のスペクトル狭小化モジュール(100)。
  10. 請求項1〜9のうちのいずれか1項による、少なくとも1つのスペクトル狭小化モジュール(100)と、
    前記少なくとも1つのスペクトル狭小化モジュール(100)に対応付けられた少なくとも1つの第1光源(210)とを備える、
    狭小化スペクトル線装置(200)。
  11. 前記第1信号光ビーム(315)又は前記第3信号光ビーム(335)を放射するように構成された、
    請求項10に記載の狭小化スペクトル線装置(200)。
  12. 第1入射光ビーム(310)を放射する少なくとも1つの第1光源(210)のためのスペクトル狭小化方法(500)であって、
    第1励起光ビーム(311)と呼ばれる光ビームを生成するために、前記少なくとも1つの第1光源(210)から生じる前記第1入射光ビーム(310)を導出すること(500)と、
    第1共振光ビームを生成するために、第1励起光ビーム(311)と呼ばれる前記光ビームの少なくとも一部を共振させること(520)と、
    少なくとも1つの第1変調光ビーム(313)を生成するために、前記第1共振光ビームの少なくとも1つの一部を変調すること(530)と、
    前記少なくとも1つの第1変調光ビーム(313)を、前記少なくとも1つの第1光源(210)に、全体として又は部分的に導入することと、を備える、
    スペクトル狭小化方法(500)。
  13. 前記変調することを行うステップ(530)の間、前記第1共振光ビーム(312)の少なくとも一部は、第2変調光ビーム(323)を生成するために変調される、
    請求項12に記載のスペクトル狭小化方法(500)。
  14. 前記導入することを行うステップの間、前記第2変調光ビーム(323)は、第2光源(220)のスペクトル線を狭くするために、前記第2光源(220)に全体として又は部分的に導入される、
    請求項13に記載のスペクトル狭小化方法(500)。
  15. 請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載のスペクトル狭小化モジュール(100)、又は請求項10又は11に記載の狭小化スペクトル線装置(200)を用いる、
    請求項12〜14のうちのいずれか1項に記載のスペクトル狭小化方法(500)。
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