JPH1173832A - 回路開閉装置および高周波加熱装置 - Google Patents

回路開閉装置および高周波加熱装置

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JPH1173832A
JPH1173832A JP23276397A JP23276397A JPH1173832A JP H1173832 A JPH1173832 A JP H1173832A JP 23276397 A JP23276397 A JP 23276397A JP 23276397 A JP23276397 A JP 23276397A JP H1173832 A JPH1173832 A JP H1173832A
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Yuichi Otsuki
裕一 大槻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチの動作切換え時に、スイッチとそれ
を作動させるスイッチレバー等の作動片との相対位置が
ずれない回路開閉装置を提供する。 【解決手段】 ドアが開いた状態では、スイッチレバー
151の下部にある第1の対向部151aにより、スイ
ッチボタン17aはスイッチケース170内に押し込ま
れている。この状態から、ドアが閉じられ、スイッチレ
バー151の上端にドアの凸部3bが押し当てられる
と、スイッチレバー151がスイッチレバー支点152
を支点として回転する。このとき、スイッチレバー15
1の下端がスイッチボタン15aの先端にのみ突き当た
ることにより、スイッチボタン15aはスイッチケース
150内に押し込まれる。これにより、スイッチケース
150内のドアスイッチが、電源回路を閉じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路開閉装置およ
び高周波加熱装置に関し、特に、スイッチに回路の開閉
を切換えさせるスイッチボタンを含む回路開閉装置およ
び高周波加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の上記のような高周波加熱装置等に
備えられる回路開閉装置の一例を、図7に示す。図7
(a)を参照して、スイッチケース200は、スイッチ
ボタン200aを備えている。また、スイッチケース2
00は、電源回路等の回路の開閉を切換えるスイッチ
(図示略)を収納している。そして、図7(b)に示す
ように、スイッチボタン200aが、棒体251により
スイッチケース200内に押し込まれると、スイッチケ
ース200内のスイッチは回路の開閉を切換える。な
お、スイッチケース200は、固定部材201により固
定されている。そして、スイッチケース200、スイッ
チケース200内のスイッチ、スイッチボタン200a
および棒体251により、回路開閉装置は構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7の回路開
閉装置では、棒体251は、スイッチボタン200aを
スイッチケース200内に押し込む際、スイッチボタン
200aを押し込む方向に移動している。これにより、
棒体251は、スイッチボタン200aをスイッチケー
ス200内に押し込めるとき、その勢いで、スイッチボ
タン200aにだけでなくスイッチケース200にも突
き当たり、図の下向きの力を加えることになる。したが
って、何度もスイッチボタン200aがスイッチケース
200内に押し込められると、次第に固定部材201等
が撓ってスイッチケース200の固定位置が下方にずれ
る恐れがある。スイッチ200の固定位置のずれが大き
くなると、棒体251とスイッチボタン200aの相対
位置がずれるため、棒体251は、スイッチボタン20
0aをスイッチケース200内に押し込めるべきときに
押し込められなくなる。つまり、スイッチケース200
の固定位置がずれると、スイッチケース200内のスイ
ッチが、回路の開閉の切換えをできなくなる。
【0004】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、スイッチの動作切換え時に、ス
イッチとそれを作動させるスイッチレバー等の作動片と
の相対位置がずれない回路開閉装置を提供することであ
る。
【0005】また、本発明の他の目的は、スイッチボタ
ンがスイッチケース内に押し込められる際に、スイッチ
ケースに力のかからない高周波加熱装置を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
かかる回路開閉装置は、回路の開閉を切換えるスイッチ
と、前記スイッチを収納するスイッチケースと、前記ス
イッチケースから突出し、前記スイッチケース内に押し
込まれることにより前記スイッチに前記回路の開閉を切
換えさせるスイッチボタンと、前記スイッチケースの上
部の所定の支点を中心に回転し、その一部が前記スイッ
チボタンのみに突き当たることにより、前記スイッチボ
タンを前記スイッチケース内に押し込むスイッチレバー
とを含むことを特徴とする。
【0007】請求項1に記載の発明によると、回路開閉
装置において、スイッチに回路の開閉を切換えさせる際
に、スイッチレバーは、スイッチケースの上部の所定の
支点を中心に回転し、その一部をスイッチボタンのみに
突き当てることにより、スイッチボタンをスイッチケー
ス内に押し込む。
【0008】これにより、スイッチレバーは、スイッチ
ボタンをスイッチケース内に押し込む際、スイッチケー
スに力をかけなくなる。
【0009】請求項2に記載の発明にかかる高周波加熱
装置は、食品を収納する加熱室と、前記加熱室を開閉す
るドアと、高周波の電波を発することにより、前記加熱
室内の食品を加熱する高周波発振器と、前記高周波発振
器に電力を供給する電源回路と、前記電源回路の開閉を
切換えるドアスイッチと、前記ドアスイッチを収納する
スイッチケースと、前記スイッチケースから突出し、前
記スイッチケース内に押し込まれることにより、前記ド
アスイッチに前記電源回路の開閉を切換えさせるスイッ
チボタンと、前記ドアが閉じられるときに前記スイッチ
ケースの上部の所定の支点を中心に回転し、その一部が
前記スイッチボタンのみに突き当たることにより、前記
スイッチボタンを前記スイッチケース内に押し込むスイ
ッチレバーとを含むことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明によると、高周波加
熱装置において、スイッチレバーは、ドアが閉じられる
ときにスイッチケースの上部の所定の支点を中心に回転
し、その一部をスイッチボタンのみに突き当てることに
より、ドアスイッチに電源回路の開閉を切換えさせる。
【0011】これにより、ドアが閉じるときにドアスイ
ッチに電源回路の開閉を切換えさせることができ、か
つ、スイッチレバーは、スイッチボタンをスイッチケー
ス内に押し込む際、スイッチケースに力をかけなくな
る。
【0012】請求項3に記載の発明にかかる高周波加熱
装置は、請求項2に記載の発明にかかる高周波加熱装置
の構成に加えて、前記スイッチレバーの回転を、前記ス
イッチレバーの一部が前記スイッチボタンを前記スイッ
チケース内に押し込む位置に至ったときに停止させるス
トッパをさらに含むを特徴とする。
【0013】請求項3に記載の発明によると、スイッチ
レバーの回転は、ストッパにより、スイッチレバーの一
部がスイッチボタンをスイッチケース内に押し込む位置
に至ったときに停止させられる。
【0014】これにより、スイッチレバーのスイッチボ
タンをスイッチケース内に押し込む状態が、確実に維持
される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の回
路開閉装置および該回路開閉装置を含む高周波加熱装置
の実施の形態の一例を説明する。
【0016】図1(a)に、高周波加熱装置の一例の電
子レンジの斜視図を示す。電子レンジ1は、主に、本体
2とドア3とからなる。本体2には、本体2の外郭を覆
う外装部4と、コントロールパネル6と、複数の脚8が
設けられている。なお、コントロールパネル6は、ユー
ザが電子レンジ1を操作するために、電子レンジ1の前
面に設けられている。また、ドア3には、ユーザがドア
3を開閉するための取手3aが設けられている。図1
(b)は、図1(a)のドア3が手前に開かれた状態を
示している。ドア3の奥の本体2内部には、加熱室50
が設けられている。
【0017】図2は、図1の電子レンジ1の電気回路を
模式的にを示す図である。図2を参照して、20は、図
2に示す回路全体に電力を供給する交流電源である。ま
た、10は高周波発振器の一例であるマグネトロンであ
り、11は高圧トランス、12は高圧ダイオード、13
は高圧コンデンサである。なお、マグネトロン10は、
高周波の電波を発して、加熱室50内の食品を加熱調理
する。ここで、高圧トランス11と、高圧ダイオード1
2と、高圧コンデンサ13とにより、半波倍電圧回路を
構成し、前記マグネトロン10に高電圧(3〜4kV)
を供給している。また、14は、マグネトロン10への
給電停止後に高圧コンデンサ13に溜まった電気を放電
する放電抵抗である。なお、図2に示す高圧コンデンサ
13に並列に接続された放電抵抗としては、電源が切ら
れた後、約1分程度で高圧コンデンサ13の放電が完了
するような抵抗値を有する抵抗が用いられる。
【0018】また、15はドアスイッチであり、16は
ドア検知スイッチである。ドアスイッチ15およびドア
検知スイッチ16は、いずれも、ドア3が開かれると図
2に示す回路を開き、ドア3が閉じられると、当該回路
を閉じるように構成されている。したがって、ドア3が
開かれていると、ドアスイッチ15が回路を開き、トラ
ンス11に交流電源20からの電力が供給されないた
め、マグネトロン10は電波を発することができない。
【0019】一方、18,19は、それぞれ加熱調理の
ためにマグネトロン10への通電を規制する出力調整用
リレー,メインリレーである。メインリレー19は、加
熱調理が行なわれている間中オンされているが、出力調
整用リレー18は、マグネトロン10の出力を調整する
ために、加熱調理の最中にもオン/オフを繰返してい
る。出力調整用リレー18およびメインリレー19のオ
ン/オフは、制御回路21により制御されている。ま
た、制御回路21には、ドア検知スイッチ16およびコ
ントロールパネル6が接続されている。そして、制御回
路21は、ユーザがコントロールパネル6に入力した調
理メニューに応じて、メインリレー19および出力調整
用リレー18をオン/オフする。22は、制御回路21
に一定電圧の電力を供給する定電圧回路である。
【0020】17はモニタスイッチであり、ドアスイッ
チ15とは逆に、ドア3が開かれると図2に示す回路を
閉じ、ドア3が閉じられると当該回路を開くように構成
されている。モニタスイッチ17は、ドア3が開かれて
もドアスイッチ15,出力調整用リレー18およびメイ
ンリレー19が何らかの原因で回路を開かない場合に、
短絡回路を形成してヒューズ23を切り、マグネトロン
10への通電を回避するために設けられている。これに
より、ドア3が開いた状態でマグネトロン10が高周波
の電波を発するという危険な状況を確実に回避できる。
【0021】次に、電子レンジ1におけるドア3の開閉
機構およびドアスイッチ15を含む回路開閉装置につい
て説明する。図3は、電子レンジ1の大まかな分解斜視
図である。電子レンジ1においては、底板7上に本体枠
5が載置され、固定される。本体枠5は、加熱室50を
備えている。また、本体枠5は、後述するドア3の開閉
のための部材,ドア3の凸部3bをそれぞれ通すための
開閉部材用孔52,ドア凸部用孔54と、前述のコント
ロールパネル6を嵌め込むためのコントロールパネル用
孔53とを備えている。そして、本体枠5は、図示せぬ
種々の部品が取付けられた後、外装部4に覆われる。
【0022】本体枠5は、加熱室50の左右両方の外壁
に、ドア3と接続するための部材を備えている。また、
本体枠5は、右側に、ドアスイッチ15を含む回路開閉
装置を備えている。図4は、ドア3と本体枠5の右側の
接続部材および回路開閉装置の構造を説明するための図
である。なお、ドア3は、接続部材を内部に備えてい
る。
【0023】図4(a)は、ドア3を閉じた状態を示
し、図4(b)は、ドア3を開いた状態を示す。図4を
参照して、本体枠5には、ローラ台56が取付けられて
いる。ローラ台56上には、ドア支え板58の一部とロ
ーラ57が取付けられている。また、ばね59の一端
は、ローラ台56に取付けられている。そして、ばね5
9の他端は、ドアアーム55の一端に取付けられてい
る。また、ドアアーム55とドア支え板58のそれぞれ
の一端は、ドア3に固定されている。ドア3を開くと、
つまり、ドア3が図4(a)の状態から図4(b)の状
態に変化すると、ドアアーム55は、ローラ57との接
点をずらしながら、反時計方向に回転する。
【0024】160は、ドア検知スイッチ16を収納す
るスイッチケースである。スイッチケース160はスイ
ッチ板160aを備えている。スイッチ板160aが押
圧されるとドア検知スイッチ16が図2に示す回路を閉
じ、その押圧が解除されるとドア検知スイッチ16が当
該回路を開く。また、スイッチ板160aは、図4
(a)ではドアアーム55に押圧され、図4(b)では
その押圧から解放されている。したがって、ドア3が開
かれると、ドア検知スイッチ16は回路を開き、ドア3
が閉じられると、ドア検知スイッチ16は回路を閉じ
る。
【0025】一方、本体枠5の上部には、スイッチレバ
ー151が取付けられている。また、ドア3の一端に
は、凸部3bが設けられている。凸部3bは、図4
(a)に示すようにドア3が閉じられると、スイッチレ
バー151の上部に押し当てられる。そして、スイッチ
レバー151は、その上端に凸部3bが押し当てられる
と、スイッチレバー支点152を支点として、時計方向
に回転する。
【0026】スイッチレバー151の下端近傍には、ド
アスイッチ15,モニタスイッチ17をそれぞれ収納す
るスイッチケース150,170が固定されている。以
下、スイッチレバー151が回転すると、どのようにス
イッチケース150,170に作用するかについて、図
5を用いて説明する。
【0027】図5(a),(b)は、それぞれ図4
(b),(a)のスイッチレバー151付近を示す図で
ある。図5(a)および(b)を参照して、スイッチケ
ース150,170には、それぞれスイッチケース15
0,170から突出し、スイッチケース150,170
内に押し込まれることにより、ドアスイッチ15,モニ
タスイッチ17にそれぞれ回路を閉じさせるスイッチボ
タン15a(図5(a)参照),17a(図5(b)参
照)が設けられている。また、スイッチケース150,
170は、それぞれ、固定部材150a,170aによ
って、本体枠5に固定されている。また、スイッチレバ
ー151の一部は、ばね153の一端が接続されてい
る。なお、ばね153の他端は、本体枠5に固定されて
いる。
【0028】図5(a)の、ドア3が開いた状態では、
スイッチレバー151の下部にある第1の対向部151
aにより、スイッチボタン17aはスイッチケース17
0内に押し込まれている。この状態から、ドア3が閉じ
られ、スイッチレバー151の上端にドア3の凸部3b
が押し当てられると、前述のようにスイッチレバー15
1がスイッチレバー支点152を支点として回転する。
このとき、スイッチレバー151の下端がスイッチボタ
ン15aの先端に突き当たることにより、図5(b)に
示すように、スイッチボタン15aはスイッチケース1
50内に押し込まれる。
【0029】なお、ドア3が閉じられた状態から開かれ
る場合には、スイッチレバー151の上端に押し当てら
れていた凸部3bが、スイッチレバー151の上端から
離れていく。これにより、スイッチレバー151が、図
5(b)に示す状態からスイッチレバー支点152を支
点として反時計方向に回転し、図5(a)に示す状態に
戻る。
【0030】また、154は、スイッチレバー151が
時計方向に回転し過ぎることを防止するためのストッパ
である。ストッパ154によりスイッチレバー151は
必要以上に回転することを抑えられるため、スイッチレ
バー151の下端がスイッチボタン15aを通り過ぎる
ことが回避される。これにより、ドア3が閉じられてい
ると、確実に、スイッチボタン15aのスイッチケース
150内に押し込まれる状態が維持される。
【0031】また、155は、スイッチレバー151が
反時計方向に回転し過ぎることを防止するためのストッ
パである。ストッパ155によりスイッチレバー151
の必要以上の回転が抑えられるため、ドア3が開いてい
るとき、スイッチレバー151の第1の対向部151a
が、スイッチケース170に必要以上に上向きの力を加
えてしまうことが回避される。
【0032】一方、スイッチレバー151の下端には、
第2の対向部151bと、該第2の対向部151bと鈍
角をなす第3の対向部151cが設けられている。ここ
で、スイッチレバー151が時計方向に回転する際に、
スイッチレバー151の下端がどのようにスイッチボタ
ン15aをスイッチケース150内に押し込むかについ
て説明する。図6に、スイッチレバー151が時計方向
に回転する際のスイッチレバー151の下端とスイッチ
ボタン15aとを示す。
【0033】図6(a)は、スイッチレバー151が時
計方向の回転をし始める状態を示しており、図5(a)
のスイッチレバー151の下端の拡大図に相当する。次
に、図6(b)は、スイッチレバー151の時計方向の
回転がある程度進んだ状態を示しており、図5(a)と
図5(b)の間の状態でのスイッチレバー151の下端
の拡大図に相当する。図6(b)では、スイッチレバー
151の第3の対向部151cが、スイッチボタン15
aの右側面から左に向けて、スイッチケース150の表
面を摺擦するようにスイッチボタン15aに近づき、ス
イッチボタン15aに突き当たる。これにより、スイッ
チボタン15aは、スイッチケース150内に押し込め
られていく。そして、図6(c)は、スイッチレバー1
51が時計方向の回転がストッパ154により停止され
た状態を示しており、図5(b)のスイッチレバー15
1の下端の拡大図に相当する。図6(c)に示す状態で
は、スイッチボタン15aは、スイッチレバー151の
下端の、第2の対向部151bと第3の対向部151c
の中間部分によって、スイッチケース150内に押し込
まれている。
【0034】スイッチボタン15aが、スイッチレバー
151の回転によってスイッチケース150内に押し込
められるとき、スイッチレバー151の下端は、スイッ
チケース150に向かって直進するのではなく、スイッ
チケース150の表面を摺擦するように、弧を描いてい
る。つまり、スイッチレバー151がスイッチボタン1
5aに力を加える方向は、図6(b)中の矢印Qで示す
方向でなく、矢印Pで示す方向である。このように、ス
イッチレバー151が回転しながらスイッチボタン15
aに力を加えることにより、スイッチボタン15aを押
し込む際にスイッチレバー151はスイッチボタン15
aのみに突き当たる。したがって、スイッチケース15
0にかかる力は、スイッチレバー151がスイッチケー
ス150に向かって直進する場合より、格段に小さくな
る。これにより、複数回スイッチボタン15aがスイッ
チケース150内に押し込められても、スイッチケース
150の位置が下方向にずれることは、極力回避され
る。
【0035】また、図6(c)に示すように、スイッチ
レバー151は、その下端が、スイッチケース150の
表面上に接触しない程度の長さに設計されている。した
がって、スイッチケース150に突き当たり、その表面
を直接押圧することはできない。これにより、長期間図
6(c)に示す状態が続いても、つまり長期間ドア3の
閉じられた状態が続いても、スイッチケース150自体
が下方向に押さえられることはない。これにより、スイ
ッチケース150の位置が下方向にずれることは、極力
回避される。
【0036】以上説明した本実施の形態では、図2に示
す電気回路により、高周波発振器に電力を供給する電源
回路が構成されている。また、ドアスイッチ15によ
り、電源回路の開閉を切換えるドアスイッチが構成され
ている。また、スイッチケース150により、ドアスイ
ッチを収納するスイッチケースが構成されている。ま
た、スイッチボタン15aにより、スイッチケースから
突出し、スイッチケース内に押し込まれることによりド
アスイッチに電源回路の開閉を切換えさせるスイッチボ
タンが構成されている。また、スイッチレバー151に
より、ドアが閉じられるときにスイッチケースの上部の
所定の支点(スイッチレバー支点152)を中心に回転
し、その一部がスイッチボタンのみに突き当たることに
より、スイッチボタンをスイッチケース内に押し込むス
イッチレバーが構成されている。
【0037】なお、以上説明した本実施の形態では、ド
アスイッチ15と、スイッチケース150と、スイッチ
ボタン15aと、スイッチレバー151とにより、回路
開閉装置が構成されている。
【0038】また、以上説明した本実施の形態では、高
周波加熱装置のドアの一例として、ドアの取手を下方に
引いたり上方に戻すことにより加熱室を開閉する、いわ
ゆる縦開き式のドアを含む高周波加熱装置を示したが、
本発明はこれに限定されるものではない。ドアの取手を
左右一方側に引いたり左右他方側に戻すことにより加熱
室を開閉する、いわゆる横開き式のドアを含む高周波加
熱装置に適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高周波加熱装置の一例の電子レンジを
示す図である。
【図2】図1の電子レンジの電気回路を模式的に示す図
である。
【図3】図1に示した電子レンジの枠部分の分解斜視図
である。
【図4】図1の電子レンジの接続部材および回路開閉装
置の構造を説明するための図である。
【図5】図4のスイッチレバーの周辺を示す図である。
【図6】図5のスイッチレバーの下端周辺を示す図であ
る。
【図7】従来の回路開閉装置の構造を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 電子レンジ 3 ドア 15 ドアスイッチ 15a スイッチボタン 17 モニタスイッチ 151 スイッチレバー 151a 第1の対向部 151b 第2の対向部 151c 第3の対向部 152 スイッチレバー支点 154,155 ストッパ 150,160,170 スイッチケース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路の開閉を切換えるスイッチと、 前記スイッチを収納するスイッチケースと、 前記スイッチケースから突出し、前記スイッチケース内
    に押し込まれることにより前記スイッチに前記回路の開
    閉を切換えさせるスイッチボタンと、 前記スイッチケースの上部の所定の支点を中心に回転
    し、その一部が前記スイッチボタンのみに突き当たるこ
    とにより、前記スイッチボタンを前記スイッチケース内
    に押し込むスイッチレバーとを含む、回路開閉装置。
  2. 【請求項2】 食品を収納する加熱室と、 前記加熱室を開閉するドアと、 高周波の電波を発することにより、前記加熱室内の食品
    を加熱する高周波発振器と、 前記高周波発振器に電力を供給する電源回路と、 前記電源回路の開閉を切換えるドアスイッチと、 前記ドアスイッチを収納するスイッチケースと、 前記スイッチケースから突出し、前記スイッチケース内
    に押し込まれることにより、前記ドアスイッチに前記電
    源回路の開閉を切換えさせるスイッチボタンと、 前記ドアが閉じられるときに前記スイッチケースの上部
    の所定の支点を中心に回転し、その一部が前記スイッチ
    ボタンのみに突き当たることにより、前記スイッチボタ
    ンを前記スイッチケース内に押し込むスイッチレバーと
    を含む、高周波加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチレバーの回転を、前記スイ
    ッチレバーの一部が前記スイッチボタンを前記スイッチ
    ケース内に押し込む位置に至ったときに停止させるスト
    ッパをさらに含む、請求項2に記載の高周波加熱装置。
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