JPH1172654A - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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JPH1172654A
JPH1172654A JP23522797A JP23522797A JPH1172654A JP H1172654 A JPH1172654 A JP H1172654A JP 23522797 A JP23522797 A JP 23522797A JP 23522797 A JP23522797 A JP 23522797A JP H1172654 A JPH1172654 A JP H1172654A
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plug
optical
release lever
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Kunihiko Fujiwara
邦彦 藤原
Yukio Hayashi
幸生 林
Yoshikazu Nomura
義和 野村
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多心の光ファイバ同士を切替可能に簡便に接
続することができる光コネクタの開発が求められてい
た。 【解決手段】 多心の光コネクタフェルール22を収納
した光コネクタプラグ24a、24bと、両側から差し
込まれた一対の光コネクタプラグ24a、24bの光コ
ネクタフェルール22、22同士が内部にて突き合わせ
接続されるハウジング25とを具備し、光コネクタプラ
グ24a、24bのプラグハウジング23にはハウジン
グ25と係合する係合片29と、係合片29と連結され
かつ内側に押し込まれることにより係合片29を変位さ
せてハウジング25との係合を解除する離脱釦30とを
備えた光コネクタ20を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光コネクタに係
り、特に光ファイバを突き合わせ接続可能に成端する光
コネクタフェルールを収納した光コネクタプラグと、該
光コネクタプラグが差し込まれることにより内部にて光
コネクタフェルール同士が突き合わせ接続されるハウジ
ングとを備えてなる光コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】単心の光ファイバ同士を切替可能に接続
する光コネクタとしては、例えばJIS C 5973
に制定されるようないわゆるSC形光コネクタが従来か
ら提供されている。図10はSC形光コネクタ1の一例
を示す。図10において、SC形光コネクタ1は、単心
光ファイバ2を突き合わせ接続可能に成端する光コネク
タフェルール3を収納した光コネクタプラグ4と、該光
コネクタプラグ4が挿抜可能に差し込まれるハウジング
5(光コネクタアダプタ)とを具備している。ハウジン
グ5内部では、該ハウジング5に差し込まれた光コネク
タプラグ4側の光コネクタフェルール3に別の光コネク
タフェルールが突き合わせ接続される。
【0003】ところで、前記SC形光コネクタ1では光
コネクタフェルール3を高精度に位置決めして突き合わ
せ接続する必要があることから、光コネクタプラグ4と
ハウジング5との間にも高い精度が確保(光コネクタフ
ェルール間よりは精度は低い)され、両者の間の挿抜抵
抗が大きくなって切替接続等の作業に不便を生じる場合
がある。図11は、前記問題点に鑑みて開発された光コ
ネクタ6を示す。図11において、この光コネクタ6
は、単心光ファイバ7を突き合わせ接続可能に成端した
光コネクタフェルール(図示せず)を収納する光コネク
タプラグ8、9と、これら光コネクタプラグ8、9が両
側から差し込まれ内部にて接続されるハウジング10
(光コネクタアダプタ)とを備えている。光コネクタプ
ラグ8、9はハウジング10に差し込んだ際に該ハウジ
ング10と係脱可能に係合する図示しない係合爪を有し
ている。また、光コネクタプラグ8、9からは前記係合
爪を変位させてハウジング10との係合を解除させる弾
性レバー11、12を突設している。これら弾性レバー
11、12は光コネクタプラグ8、9をハウジング10
に差し込んだ時には該ハウジング10の外側に突出して
いるので手動操作することにより係合爪とハウジング1
0との係合を容易に解除することができ、これによりハ
ウジング10から光コネクタプラグ8、9を容易に引き
抜くことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の光コ
ネクタ6の場合、単心に対応するものであり、多数の光
ファイバに対応するためには複数連設することになり、
低コスト化、高密度化が困難である。多心の光コネクタ
としては例えばJIS C 5981に制定されるいわ
ゆるMT形光コネクタ(Mechanicaliy Transferable)
があるが、このMT形光コネクタでは多心一括接続が可
能であるものの、切替接続を迅速に行うには専用の切替
装置を搬入する等の作業が必要になるため、このままで
はプッシュ−プルによる簡便な切替接続を行うことは出
来ず、前記問題の根本的な解決に至らない。したがっ
て、多心の光コネクタフェルール同士を切替可能に簡便
に接続でき、しかも小型化、低コスト化、高密度化が可
能な光コネクタの開発が求められていた。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、(a)光コネクタプラグをハウジングに差し込む
だけで多心の光コネクタフェルール同士を簡便に突き合
わせ接続することができ、しかも、離脱レバーにより接
続解除作業をも簡便に行うことができる、(b)小型
化、低コスト化、高密度化が容易である光コネクタを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、光ファイバ
を突き合わせ接続可能に成端してなる多心の光コネクタ
フェルールを収納してなる光コネクタプラグと、両側か
ら差し込まれた一対の光コネクタプラグの光コネクタフ
ェルール同士あるいは一側から差し込まれた光コネクタ
プラグの光コネクタフェルールと別途内装支持された光
コネクタフェルールとが内部にて突き合わせ接続される
ハウジングとを具備し、前記光コネクタプラグは前記光
コネクタフェルールを先端に収納保持したプラグハウジ
ングと、該プラグハウジング先端から突設され前記ハウ
ジングと係脱可能に係合する係合片と、前記プラグハウ
ジング先端から側方に向けて突設されかつ前記係合片と
連結されしかも手動操作されることにより前記係合片を
変位させる離脱レバーとを備え、前記ハウジングの側壁
部には前記光コネクタプラグが差し込まれる開口部から
奥側に向かって延在しかつ前記離脱レバーが挿入される
スリット状のレバー差込溝を備え、前記光コネクタプラ
グを前記ハウジングに差し込むと同時に前記係合片がハ
ウジングに係合するとともに前記離脱レバーがレバー差
込溝を介してハウジングの外側に突出し、前記離脱レバ
ーを操作して前記係合片を変位させることにより該係合
片を前記ハウジングから離脱できるようになっているこ
とを特徴とする光コネクタを前記課題の解決手段とし
た。光コネクタフェルールは、一本または複数本の多心
光ファイバあるいは複数本の単心光ファイバを突き合わ
せ接続可能に成端する。ハウジングとしては、光コネク
タアダプタや光コネクタレセプタクル等各種構成が採用
可能である。係合片はハウジングに対して係脱可能であ
れば良く、各種構成が採用可能である。離脱レバーはプ
ラグハウジングからの突出寸法を小さくすることが好ま
しい。これにより、ハウジングの周囲に確保すべき離脱
レバーの操作スペースを縮小することができ、この光コ
ネクタの高密度実装が可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の光コネクタの第1実
施形態を図1から図4を参照して説明する。図1におい
て、本発明の光コネクタ20は、多心の光ファイバ21
(図1では4心光コード)を突き合わせ接続可能に成端
する光コネクタフェルール22を角筒状のプラグハウジ
ング23内に収納した光コネクタプラグ24と、該光コ
ネクタプラグ24が差し込まれるハウジング25(光コ
ネクタレセプタクル)とを備えている。図2に示すよう
に、ハウジング25内には多心の光ファイバ26(図2
では4心光コード)を突き合わせ接続可能に成端する光
コネクタフェルール27を収納し、前記光コネクタプラ
グ24をハウジング25に差し込むと光コネクタフェル
ール22、27同士が突き合わせ接続される。なお、光
ファイバ21、26は4心光ファイバテープ心線を被覆
チューブ内に収納した構成の他、4本の光ファイバ単心
線を被覆チューブ内に収納した構成等、各種構成が採用
可能である。
【0008】光コネクタフェルール22、27はJIS
C 5981に制定される光コネクタフェルール(い
わゆるMTコネクタ。Mechanicaliy Transferable)で
ある。図1に示すように、光コネクタプラグ24側の光
コネクタフェルール22は長方形状の接合端面29を有
し、該接合端面29の長手方向両端部にはガイドピン穴
30を穿設している。図2に示すように、ハウジング2
5側の光コネクタフェルール27も前記光コネクタプラ
グ24側の光コネクタフェルール22の接合端面29に
一致する接合端面31とガイドピン穴(図示せず)とを
有している。この光コネクタフェルール27のガイドピ
ン穴にはガイドピン32を挿入している。光コネクタフ
ェルール22、27同士は、ハウジング25に光コネク
タプラグ24を差し込んだ際にガイドピン32とガイド
ピン穴30とを嵌合することにより精密位置決めされ、
突き合わせ接続される。なお、ガイドピン32は、ハウ
ジング25側の光コネクタフェルール27に一体的に取
り付けたピンクランプ33によりクランプ保持している
ので、光コネクタフェルール22、27同士の接続や接
続解除等の作業によっても位置ずれを生じること無く安
定に支持される。
【0009】また、ハウジング25には付勢手段34
(コイルスプリング)を収納し、該付勢手段34の付勢
力をピンクランプ33を介して光コネクタフェルール2
7に作用させるようになっている。一方、光コネクタプ
ラグ24内にも光コネクタフェルール27に付勢力を与
える付勢手段22a(コイルスプリング)を収納してい
る。図3に示すように、光コネクタプラグ24をハウジ
ング25に差し込んだ時には、該光コネクタプラグ24
から突設した係合片35がハウジング25内にて係合部
25bと係合して該光コネクタプラグ24の引き抜きが
規制されるので、前記付勢手段34、22aの付勢力が
突き合わせ接続された光コネクタフェルール22、27
間の突き合わせ力として作用する。なお、付勢手段はコ
イルスプリング以外、板バネやゴム等からなる弾性体
等、各種構成の採用が可能である。
【0010】図1に示すように、前記係合片35は、光
コネクタプラグ24のプラグハウジング23から突設さ
れた離脱レバー36の両側部に形成したフランジ部であ
る。プラグハウジング23は全体がプラスチック等の合
成樹脂からなり、離脱レバー36はプラグハウジング2
3と一体的に形成された弾性片であり、プラグハウジン
グ先端23aからプラグハウジング後端23b方向に行
くにしたがってプラグハウジング23から次第に離間す
るように斜めに傾斜して突出している。
【0011】図3に示すように、光コネクタプラグ24
をハウジング25に差し込むと同時に係合片35は係合
部25bと係合し、離脱レバー36先端はハウジング2
5外側に突出する。この状態では、ハウジング25から
光コネクタプラグ24を引き抜くことは出来ない。ま
た、係合片35と係合部25bとの係合に加えて、図4
に示すように、ハウジング25の側壁に形成したスリッ
ト状のレバー差込溝37内に離脱レバー36が保持され
るため、光コネクタプラグ24は位置ずれを生じること
なく安定に収納保持される。このため、例えば図4にお
いて光ファイバ21が矢印A方向に引っ張られ(いわゆ
るサイドプル)て光コネクタプラグ24に側方への力が
作用した場合であっても、光コネクタプラグ24がハウ
ジング25内にて変位することが防止され、ハウジング
25内での光コネクタフェルール22、27同士の接続
状態が安定に維持され、低接続損失を安定かつ確実に維
持することができる。
【0012】プラグハウジング先端23aから突設した
離脱レバー36をレバー差込溝37に収納する構成で
は、ハウジング25にプラグハウジング先端23aを収
納できれば光コネクタフェルール22、27同士の接続
状態を維持することができ、ハウジング25の小型化が
可能である。したがって、この光コネクタ20は小型化
や低コスト化が容易であり、しかも実装密度を高めるこ
とができる。
【0013】図3において、離脱レバー36のハウジン
グ25外側に突出した部分を手動操作してプラグハウジ
ング23に近付けるように弾性変形させると、ハウジン
グ25内にて係合片35が係合部25bから離脱し、ハ
ウジング25から光コネクタプラグ24を引き抜くこと
が可能になる。図4に示すように、離脱レバー36はハ
ウジング25の開口部25a側からレバー差込溝37へ
差し込まれ、離脱作業時に弾性変形した離脱レバー36
はレバー差込溝37に収納されるので、ハウジング25
の側壁と干渉することは無く、作業を効率良く行うこと
ができる。この時、係合片35(図3参照)が係合部2
5bから離脱すると同時に付勢手段34および22aの
作用によって光コネクタプラグ24がハウジング25か
ら押し出されるので、光コネクタプラグ24はハウジン
グ25から容易に引き抜くことができる。
【0014】このように、この光コネクタ20によれ
ば、光コネクタプラグ24をハウジング25に差し込ん
で光コネクタフェルール22、27同士を接続するだけ
で多心の光ファイバ21、26同士を簡便に接続するこ
とができる。したがって、複数の単心光コネクタを連設
する場合に比べて小型化、省スペース化が可能であり、
複数実装する場合の実装密度を高めることができる。し
かも、この光コネクタ20では、離脱レバー36を操作
することによってハウジング25に差し込んだ光コネク
タプラグ24を容易に引き抜くことができるので、接続
解除、切替接続といった作業を簡便に行うことができ
る。離脱レバー36は、メタル信号線を利用した電話機
等に使用されるいわゆるモジュラージャックに形状およ
び操作が似ているので、当業者以外であっても操作を容
易に理解することができる。
【0015】なお、本実施形態において、光コネクタプ
ラグやハウジングは前述の構成に限定されず、例えば図
5に示すように、付勢手段22aを組み込んでいない光
コネクタプラグ38を採用することも可能である。この
場合、ハウジング25側の付勢手段34によって光コネ
クタフェルール22、27間の突き合わせ力は十分に確
保できる。また、この光コネクタプラグ38は光コネク
タプラグ24に比べて小型化、低コスト化することがで
きる。
【0016】図6に示すハウジング39内には、光コネ
クタフェルール27に代えて光電変換器(図5中O/E
変換器)等を組み込んでなるモジュール40を収納して
いる。ハウジング39はモジュール40を収納している
点以外はハウジング25と同様の構成であり、光コネク
タプラグ24が開口部41から差し込まれるようになっ
ている。モジュール40のハウジング開口部41側に
は、前記光コネクタフェルール22が突き合わせ接続可
能なコネクタ部42を取り付けている。このコネクタ部
42は光コネクタフェルール22に挿入したガイドピン
32が挿入され嵌合するガイドピン穴43を備えてい
る。
【0017】光コネクタプラグ24をハウジング39に
差し込むと、モジュール40のコネクタ部42に光コネ
クタフェルール22が突き合わせ接続され、これにより
光コネクタフェルール22によって成端された光ファイ
バ21側の複数の光線路がモジュール40と接続され
る。その結果、モジュール40と接続されたメタル信号
線44と光ファイバ21側の複数の光線路とが一括して
接続される。この時、光コネクタプラグ24の係合片3
5がハウジング39内の係合部45と係合して該光コネ
クタプラグ24がハウジング39から引き抜かれること
が規制され、付勢手段22aの付勢力が光コネクタフェ
ルール22とコネクタ部42との間の突き合わせ力とし
て作用する。また、離脱レバー36を操作すると係合片
35をハウジング39内の係合部45から離脱すること
ができ、これにより光コネクタプラグ24をハウジング
39から簡便に引き抜くことができる。
【0018】図7に示すように、ハウジング39内に付
勢手段46(コイルスプリング)を収納し、この付勢手
段46によってコネクタ部42を付勢することも可能で
ある。また、ガイドピン32をコネクタ部42に挿入固
定することも可能である。この場合、図5に示した光コ
ネクタプラグ38の採用が可能であり、光コネクタ全体
の小型化や低コスト化が可能である。
【0019】図8および図9は、本発明の第2実施形態
の光コネクタ50を示す。なお、図中図1から図4と同
一の構成部分には同一の符号を付し、その説明を簡略化
する。図8において、この光コネクタ50は、対向する
両側から光コネクタプラグ24が差し込まれるハウジン
グ51(光コネクタアダプタ)を備えている。この光コ
ネクタ50では、両側から差し込まれた一対の光コネク
タプラグ24、24の光コネクタフェルール22、22
がハウジング51内にて突き合わされ、各光コネクタプ
ラグ24、24の係合片35がハウジング51内にて係
合部52に係合すると、両光コネクタプラグ24、24
の付勢手段22aの付勢力の作用によって光コネクタフ
ェルール22、22間に突き合わせ力が与えられ、これ
により光コネクタフェルール22、22同士が目的の低
接続損失を以て接続される。離脱レバー36を操作する
と、光コネクタプラグ24をハウジング51から簡便に
引き抜くことができることは言うまでも無い。
【0020】図9に示すように、スリーブ状であるハウ
ジング51の軸方向両端には、光コネクタプラグ24の
離脱レバー36が入り込むスリット状のレバー差込溝5
3、54をそれぞれ開口部51a、51bからハウジン
グ51軸方向中央部方向に延在形成している。これらレ
バー差込溝53、54は、図9中上下で逆になる位置に
形成している。したがって、図8において、ハウジング
51には光コネクタプラグ24、24が互いに反対向き
になるようにして(離脱レバー36が上下逆になるよう
にして)差し込まれるようになっている。また、場合に
よっては、レバー差込溝53、54をハウジング51の
同一側面に形成した構成も採用可能である。図9に示す
ように、光コネクタフェルール22の接合端面29では
4本の裸ファイバ55をガイドピン穴30、30間にて
並列に配列固定し、図9中図示していない反対側の光コ
ネクタプラグ24の光コネクタフェルール22の接合端
面29にも同様に同数の裸ファイバ55を並列に配列固
定しているので、光コネクタフェルール22同士の接続
向きを反転させると接続される裸ファイバ55の組み合
わせを変更できる。
【0021】また、ハウジング51では、差し込まれる
少なくとも一方の光コネクタプラグに付勢手段があれば
光コネクタフェルール間に突き合わせ力を確保できる。
したがって、例えば光コネクタプラグ24と図5に示し
た光コネクタプラグ38とを接続する構成のハウジング
を採用することも可能である。この場合、小型化が容易
な光コネクタプラグ38を採用していることから、光コ
ネクタ全体の小型化が可能である。
【0022】なお、本発明の光コネクタは第1、第2実
施形態に限定されず、各種変更が可能である。例えば、
第1、第2実施形態に示した光コネクタフェルール22
は4心用であるが、4心以外、2心、3心、あるいは5
心以上に対応できる光コネクタフェルールを採用するこ
とも可能である。また、第1、第2実施形態では離脱レ
バーから突設された形状の係合片を示したが、この係合
片としては離脱レバーの操作によってハウジング側との
係合を解除可能な構成であれば良く、各種構成の採用が
可能である。係合片や離脱レバーの形状や形成位置は適
宜変更可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光コネク
タによれば、(イ)多心の光コネクタフェルールを収納
した光コネクタプラグをハウジングに差し込むだけで光
コネクタプラグ側の光コネクタフェルールを別の多心の
光コネクタフェルールと簡便に突き合わせ接続すること
ができる、(ロ)離脱レバーにより接続解除作業をも簡
便に行うことができる、(ハ)多心の光コネクタフェル
ールを収納した光コネクタプラグやハウジングを採用し
たことにより、単心光コネクタを連設した場合に比べて
省スペース化、低コスト化が可能になる、(ニ)光コネ
クタプラグのプラグハウジング先端から突設した離脱レ
バーをハウジングのレバー差込溝に収納する構成によ
り、プラグハウジング先端近傍のみを収納可能な小型の
ハウジングの採用が可能になるので、この光コネクタの
実装密度を高めることができる、(ホ)プラグハウジン
グ先端から突設した離脱レバーをハウジングのレバー差
込溝に収納する構成によりサイドプルに対する耐力を向
上することができ、光コネクタフェルール間の低接続損
失を安定かつ確実に維持することができるといった優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光コネクタの第1実施形態を示す分
解斜視図である。
【図2】 図1の正面図である。
【図3】 図1の光コネクタの接続状態を示す正面図で
ある。
【図4】 図3の斜視図である。
【図5】 図1の光コネクタの別態様を示す図であっ
て、付勢手段を収納したハウジングと付勢手段を省略し
た光コネクタプラグとを示す概念図である。
【図6】 図1の光コネクタの別態様を示す図であっ
て、光電変換器を組み込んでなるモジュールを収納した
ハウジングを示す概念図である。
【図7】 図6の変形例を示す図であって、付勢手段を
収納したハウジングと付勢手段を省略した光コネクタプ
ラグとを示す概念図である。
【図8】 本発明の光コネクタの第2実施形態を示す概
念図である。
【図9】 図8の光コネクタを示す分解斜視図である。
【図10】 SC形光コネクタを示す分解斜視図であ
る。
【図11】 離脱用の弾性レバーを有する単心光コネク
タを示す正面図である。
【符号の説明】
20…光コネクタ、21…光ファイバ(4心光コー
ド)、22…光コネクタフェルール、23…プラグハウ
ジング、23a…先端、24…光コネクタプラグ、25
…ハウジング(光コネクタレセプタクル)、25a…開
口部、27…光コネクタフェルール、35…係合片、3
6…離脱レバー(弾性片)、37…レバー差込溝、38
…光コネクタプラグ、39…ハウジング(光コネクタレ
セプタクル)、50…光コネクタ、51…ハウジング
(光コネクタアダプタ)、51a,51b…開口部、5
3,54…レバー差込溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ(21)を突き合わせ接続可
    能に成端してなる多心の光コネクタフェルール(22)
    を収納してなる光コネクタプラグ(24、38)と、両
    側から差し込まれた一対の光コネクタプラグの光コネク
    タフェルール同士あるいは一側から差し込まれた光コネ
    クタプラグの光コネクタフェルールと別途内装支持され
    た光コネクタフェルール(27)とが内部にて突き合わ
    せ接続されるハウジング(25、39、51)とを具備
    し、 前記光コネクタプラグは前記光コネクタフェルールを先
    端(23a)に収納保持したプラグハウジング(23)
    と、該プラグハウジング先端から突設され前記ハウジン
    グと係脱可能に係合する係合片(35)と、前記プラグ
    ハウジング先端から側方に向けて突設されかつ前記係合
    片と連結されしかも手動操作されることにより前記係合
    片を変位させる離脱レバー(36)とを備え、 前記ハウジングの側壁部には前記光コネクタプラグが差
    し込まれる開口部(25a、51a、51b)から奥側
    に向かって延在しかつ前記離脱レバーが挿入されるスリ
    ット状のレバー差込溝(37、53、54)を備え、 前記光コネクタプラグを前記ハウジングに差し込むと同
    時に前記係合片がハウジングに係合するとともに前記離
    脱レバーがレバー差込溝を介してハウジングの外側に突
    出し、前記離脱レバーを操作して前記係合片を変位させ
    ることにより該係合片を前記ハウジングから離脱できる
    ようになっていることを特徴とする光コネクタ(20、
    50)。
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