JPH1172247A - 局所清浄型空気清浄機 - Google Patents
局所清浄型空気清浄機Info
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- JPH1172247A JPH1172247A JP9349723A JP34972397A JPH1172247A JP H1172247 A JPH1172247 A JP H1172247A JP 9349723 A JP9349723 A JP 9349723A JP 34972397 A JP34972397 A JP 34972397A JP H1172247 A JPH1172247 A JP H1172247A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アレルギー患者の呼吸点などの局所を迅速に
清浄化する。 【解決手段】 室内の空気を吸引して浄化し、再び室内
に吹き出す空気清浄機1であって、清浄空気吹き出し口
20を、斜め下に向かって清浄空気を吹き出すように構
成した。
清浄化する。 【解決手段】 室内の空気を吸引して浄化し、再び室内
に吹き出す空気清浄機1であって、清浄空気吹き出し口
20を、斜め下に向かって清浄空気を吹き出すように構
成した。
Description
【発明の属する技術分野】この発明は局所清浄型空気清
浄機に関し、さらに詳細にいえば、アレルギー患者など
の呼吸点などの局所の空気の清浄度を高めることができ
る新規な局所清浄型空気清浄機に関する。
浄機に関し、さらに詳細にいえば、アレルギー患者など
の呼吸点などの局所の空気の清浄度を高めることができ
る新規な局所清浄型空気清浄機に関する。
【従来の技術】従来から、室内の空気を正常にするため
に空気清浄機が広く採用されている。特に、アレルギー
患者のいる家庭においては、空気清浄機を設置して室内
の空気を正常化することが一般的である。しかし、従来
から広く採用されている空気清浄機は、室内の空気を浄
化する目的で製造されているのであるから、例えば、室
内の隅部などに設置された状態で効率よく動作するよう
に、清浄空気の吹き出し口が上向きに設けられている。
この構成の空気清浄機を採用した場合には、室内の空気
を清浄にすることで、アレルギー患者に対するハウスダ
ストなどの影響を大幅に低減できると考えられている。
に空気清浄機が広く採用されている。特に、アレルギー
患者のいる家庭においては、空気清浄機を設置して室内
の空気を正常化することが一般的である。しかし、従来
から広く採用されている空気清浄機は、室内の空気を浄
化する目的で製造されているのであるから、例えば、室
内の隅部などに設置された状態で効率よく動作するよう
に、清浄空気の吹き出し口が上向きに設けられている。
この構成の空気清浄機を採用した場合には、室内の空気
を清浄にすることで、アレルギー患者に対するハウスダ
ストなどの影響を大幅に低減できると考えられている。
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際には、上
記の構成の空気清浄機を採用した場合であっても、アレ
ルギー患者に対するハウスダストなどの影響を十分には
低減することができない。この点についてさらに詳細に
説明する。一般に、アレルギー患者が横臥している室内
には、畳、布団などが存在しており、例えば、他の人が
歩くことにより畳からハウスダストが発生し、またアレ
ルギー患者が寝返りをうつことによってもハウスダスト
が発生する。そして、このようにハウスダストが発生し
た場合には、空気清浄機の能力に応じて徐々に室内の空
気が清浄化されるのであるから、アレルギー患者の呼吸
点が十分に清浄になるまでに著しく長時間がかかること
になり、この期間は、前記のハウスダストによってアレ
ルギー症状が出てしまい、アレルギー患者の苦痛が発生
するのである。以上には、アレルギー患者を対象にして
説明を行ったが、アレルギー患者以外であっても、ハウ
スダストにより悪影響を受ける人であれば、同様の不都
合が発生する。
記の構成の空気清浄機を採用した場合であっても、アレ
ルギー患者に対するハウスダストなどの影響を十分には
低減することができない。この点についてさらに詳細に
説明する。一般に、アレルギー患者が横臥している室内
には、畳、布団などが存在しており、例えば、他の人が
歩くことにより畳からハウスダストが発生し、またアレ
ルギー患者が寝返りをうつことによってもハウスダスト
が発生する。そして、このようにハウスダストが発生し
た場合には、空気清浄機の能力に応じて徐々に室内の空
気が清浄化されるのであるから、アレルギー患者の呼吸
点が十分に清浄になるまでに著しく長時間がかかること
になり、この期間は、前記のハウスダストによってアレ
ルギー症状が出てしまい、アレルギー患者の苦痛が発生
するのである。以上には、アレルギー患者を対象にして
説明を行ったが、アレルギー患者以外であっても、ハウ
スダストにより悪影響を受ける人であれば、同様の不都
合が発生する。
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、アレルギー患者の呼吸点などの局所を迅
速に清浄化することができる局所清浄型空気清浄機を提
供することを目的としている。
たものであり、アレルギー患者の呼吸点などの局所を迅
速に清浄化することができる局所清浄型空気清浄機を提
供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】請求項1の局所清浄型空
気清浄機は、室内の空気を吸引して浄化し、再び室内に
吹き出す空気清浄機であって、清浄空気吹き出し口を、
斜め下に向かって清浄空気を吹き出すように構成したも
のである。請求項2の局所清浄型空気清浄機は、空気清
浄機として、清浄対象位置よりも高い位置に支持され、
かつ清浄空気吹き出し口が斜め下を向くように支持体に
より支持されているものを採用するものである。請求項
3の局所清浄型空気清浄機は、支持体として、空気清浄
機の転倒を阻止するものを採用するものである。請求項
4の局所清浄型空気清浄機は、空気清浄機として、低風
速、かつ高静圧のファン構造を有するものを採用するも
のである。請求項5の局所清浄型空気清浄機は、室内の
空気を吸引して浄化し、再び室内に吹き出す空気清浄機
であって、本体ケーシングの上部に、水平方向よりも下
方に向けて清浄空気を吹き出す清浄空気吹き出し口を有
するものである。請求項6の局所清浄型空気清浄機は、
空気清浄機として、本体ケーシングの前面を除く少なく
とも1つの面に空気吸い込み口を有するものを採用する
ものである。請求項7の局所清浄型空気清浄機は、室内
の空気を吸引して浄化し、再び室内に吹き出す空気清浄
機であって、本体ケーシングの上部に清浄空気吹き出し
用補助部材を有し、清浄空気吹き出し補助部材は、水平
方向よりも下方に向けて清浄空気を吹き出す清浄空気吹
き出し口を有するものである。請求項8の局所清浄型空
気清浄機は、清浄空気吹き出し用補助部材として、本体
ケーシングに対して取り外し可能に装着されたものを採
用するものである。請求項9の局所清浄型空気清浄機
は、空気清浄機として、シロッコファンを有するものを
採用するものである。請求項10の局所清浄型空気清浄
機は、清浄空気吹き出し口として、水平方向よりも下方
に向けて清浄空気を吹き出すための吹き出し口フラップ
を有するものを採用するものである。請求項11の局所
清浄型空気清浄機は、空気清浄機として、本体ケーシン
グの上面の所定位置に操作・表示部を有するものを採用
するものである。請求項12の局所清浄型空気清浄機
は、空気清浄機として、本体ケーシングの前面および背
面に操作・表示部を有するものを採用するものである。
気清浄機は、室内の空気を吸引して浄化し、再び室内に
吹き出す空気清浄機であって、清浄空気吹き出し口を、
斜め下に向かって清浄空気を吹き出すように構成したも
のである。請求項2の局所清浄型空気清浄機は、空気清
浄機として、清浄対象位置よりも高い位置に支持され、
かつ清浄空気吹き出し口が斜め下を向くように支持体に
より支持されているものを採用するものである。請求項
3の局所清浄型空気清浄機は、支持体として、空気清浄
機の転倒を阻止するものを採用するものである。請求項
4の局所清浄型空気清浄機は、空気清浄機として、低風
速、かつ高静圧のファン構造を有するものを採用するも
のである。請求項5の局所清浄型空気清浄機は、室内の
空気を吸引して浄化し、再び室内に吹き出す空気清浄機
であって、本体ケーシングの上部に、水平方向よりも下
方に向けて清浄空気を吹き出す清浄空気吹き出し口を有
するものである。請求項6の局所清浄型空気清浄機は、
空気清浄機として、本体ケーシングの前面を除く少なく
とも1つの面に空気吸い込み口を有するものを採用する
ものである。請求項7の局所清浄型空気清浄機は、室内
の空気を吸引して浄化し、再び室内に吹き出す空気清浄
機であって、本体ケーシングの上部に清浄空気吹き出し
用補助部材を有し、清浄空気吹き出し補助部材は、水平
方向よりも下方に向けて清浄空気を吹き出す清浄空気吹
き出し口を有するものである。請求項8の局所清浄型空
気清浄機は、清浄空気吹き出し用補助部材として、本体
ケーシングに対して取り外し可能に装着されたものを採
用するものである。請求項9の局所清浄型空気清浄機
は、空気清浄機として、シロッコファンを有するものを
採用するものである。請求項10の局所清浄型空気清浄
機は、清浄空気吹き出し口として、水平方向よりも下方
に向けて清浄空気を吹き出すための吹き出し口フラップ
を有するものを採用するものである。請求項11の局所
清浄型空気清浄機は、空気清浄機として、本体ケーシン
グの上面の所定位置に操作・表示部を有するものを採用
するものである。請求項12の局所清浄型空気清浄機
は、空気清浄機として、本体ケーシングの前面および背
面に操作・表示部を有するものを採用するものである。
【作用】請求項1の局所清浄型空気清浄機であれば、室
内の空気を吸引して浄化し、再び室内に吹き出す空気清
浄機であって、清浄空気吹き出し口を、斜め下に向かっ
て清浄空気を吹き出すように構成したのであるから、清
浄空気が直ちにアレルギー患者の呼吸点などの局所に供
給され、該当する局所を迅速に正常にすることができ
る。したがって、他の人の歩行、アレルギー患者の寝返
りなどによりハウスダストが発生した場合であっても、
アレルギー患者の呼吸点などの局所にハウスダストの影
響が及ぼされる期間を著しく短くすることができる。請
求項2の局所清浄型空気清浄機であれば、空気清浄機と
して、清浄対象位置よりも高い位置に支持され、かつ清
浄空気吹き出し口が斜め下を向くように支持体により支
持されているものを採用しているので、請求項1と同様
の作用を達成することができる。請求項3の局所清浄型
空気清浄機であれば、支持体として、空気清浄機の転倒
を阻止するものを採用しているので、空気清浄機の転倒
により就寝者が怪我をしてしまうという不都合の発生を
防止することができるほか、請求項2と同様の作用を達
成することができる。請求項4の局所清浄型空気清浄機
であれば、空気清浄機として、低風速、かつ高静圧のフ
ァン構造を有するものを採用しているので、吹き出し空
気による不快感、寒冷感を抑制することができるほか、
請求項1から請求項3の何れかと同様の作用を達成する
ことができる。請求項5の局所清浄型空気清浄機であれ
ば、室内の空気を吸引して浄化し、再び室内に吹き出す
空気清浄機であって、本体ケーシングの上部に、水平方
向よりも下方に向けて清浄空気を吹き出す清浄空気吹き
出し口を有するのであるから、清浄空気が直ちにアレル
ギー患者の呼吸点などの局所に供給され、該当する局所
を迅速に正常にすることができる。したがって、他の人
の歩行、アレルギー患者の寝返りなどによりハウスダス
トが発生した場合であっても、アレルギー患者の呼吸点
などの局所にハウスダストの影響が及ぼされる期間を著
しく短くすることができる。また、空気清浄機を高い位
置に支持する必要がなく、局所清浄型空気清浄機の安定
性を高めることができる。請求項6の局所清浄型空気清
浄機であれば、空気清浄機として、本体ケーシングの前
面を除く少なくとも1つの面に空気吸い込み口を有する
ものを採用するのであるから、請求項5の作用に加え、
清浄空気吹き出し口から吐出される清浄空気が直ちに空
気吸い込み口から吸い込まれてしまう、いわゆるショー
トカットを防止することができる。請求項7の局所清浄
型空気清浄機であれば、室内の空気を吸引して浄化し、
再び室内に吹き出す空気清浄機であって、本体ケーシン
グの上部に清浄空気吹き出し用補助部材を有し、清浄空
気吹き出し補助部材は、水平方向よりも下方に向けて清
浄空気を吹き出す清浄空気吹き出し口を有するのである
から、清浄空気が直ちにアレルギー患者の呼吸点などの
局所に供給され、該当する局所を迅速に正常にすること
ができる。したがって、他の人の歩行、アレルギー患者
の寝返りなどによりハウスダストが発生した場合であっ
ても、アレルギー患者の呼吸点などの局所にハウスダス
トの影響が及ぼされる期間を著しく短くすることができ
る。また、空気清浄機を高い位置に支持する必要がな
く、局所清浄型空気清浄機の安定性を高めることができ
る。請求項8の局所清浄型空気清浄機であれば、清浄空
気吹き出し用補助部材として、本体ケーシングに対して
取り外し可能に装着されたものを採用するのであるか
ら、請求項7の作用に加え、複数種類の清浄空気吹き出
し用補助部材を設けておき、清浄空気吹き出し用補助部
材を交換することにより、清浄空気吹き出し口の位置な
どを変更することができる。また、清浄空気吹き出し用
補助部材を逆向きに設定することにより、清浄空気吹き
出しを簡単に変更することができる。請求項9の局所清
浄型空気清浄機であれば、空気清浄機として、シロッコ
ファンを有するものを採用するのであるから、請求項5
から請求項8の作用に加え、既存の空気清浄機との部品
の共通化によるコストダウンを達成することができる。
請求項10の局所清浄型空気清浄機であれば、清浄空気
吹き出し口として、水平方向よりも下方に向けて清浄空
気を吹き出すための吹き出し口フラップを有するものを
採用するのであるから、請求項5から請求項9の何れか
の作用に加え、吹き出し口フラップを操作することによ
り、清浄空気の吹き出し方向を簡単に変更することがで
きる。請求項11の局所清浄型空気清浄機であれば、空
気清浄機として、本体ケーシングの上面の所定位置に操
作・表示部を有するものを採用するのであるから、請求
項5から請求項10の何れかの作用に加え、空気清浄機
の前面と背面とを反転させた状態においても何ら不都
合、不自由なく局所清浄型空気清浄機を操作することが
できる。請求項12の局所清浄型空気清浄機であれば、
空気清浄機として、本体ケーシングの前面および背面に
操作・表示部を有するものを採用するのであるから、請
求項5から請求項10の何れかの作用に加え、空気清浄
機の前面と背面とを反転させた状態においても何ら不都
合、不自由なく局所清浄型空気清浄機を操作することが
できる。
内の空気を吸引して浄化し、再び室内に吹き出す空気清
浄機であって、清浄空気吹き出し口を、斜め下に向かっ
て清浄空気を吹き出すように構成したのであるから、清
浄空気が直ちにアレルギー患者の呼吸点などの局所に供
給され、該当する局所を迅速に正常にすることができ
る。したがって、他の人の歩行、アレルギー患者の寝返
りなどによりハウスダストが発生した場合であっても、
アレルギー患者の呼吸点などの局所にハウスダストの影
響が及ぼされる期間を著しく短くすることができる。請
求項2の局所清浄型空気清浄機であれば、空気清浄機と
して、清浄対象位置よりも高い位置に支持され、かつ清
浄空気吹き出し口が斜め下を向くように支持体により支
持されているものを採用しているので、請求項1と同様
の作用を達成することができる。請求項3の局所清浄型
空気清浄機であれば、支持体として、空気清浄機の転倒
を阻止するものを採用しているので、空気清浄機の転倒
により就寝者が怪我をしてしまうという不都合の発生を
防止することができるほか、請求項2と同様の作用を達
成することができる。請求項4の局所清浄型空気清浄機
であれば、空気清浄機として、低風速、かつ高静圧のフ
ァン構造を有するものを採用しているので、吹き出し空
気による不快感、寒冷感を抑制することができるほか、
請求項1から請求項3の何れかと同様の作用を達成する
ことができる。請求項5の局所清浄型空気清浄機であれ
ば、室内の空気を吸引して浄化し、再び室内に吹き出す
空気清浄機であって、本体ケーシングの上部に、水平方
向よりも下方に向けて清浄空気を吹き出す清浄空気吹き
出し口を有するのであるから、清浄空気が直ちにアレル
ギー患者の呼吸点などの局所に供給され、該当する局所
を迅速に正常にすることができる。したがって、他の人
の歩行、アレルギー患者の寝返りなどによりハウスダス
トが発生した場合であっても、アレルギー患者の呼吸点
などの局所にハウスダストの影響が及ぼされる期間を著
しく短くすることができる。また、空気清浄機を高い位
置に支持する必要がなく、局所清浄型空気清浄機の安定
性を高めることができる。請求項6の局所清浄型空気清
浄機であれば、空気清浄機として、本体ケーシングの前
面を除く少なくとも1つの面に空気吸い込み口を有する
ものを採用するのであるから、請求項5の作用に加え、
清浄空気吹き出し口から吐出される清浄空気が直ちに空
気吸い込み口から吸い込まれてしまう、いわゆるショー
トカットを防止することができる。請求項7の局所清浄
型空気清浄機であれば、室内の空気を吸引して浄化し、
再び室内に吹き出す空気清浄機であって、本体ケーシン
グの上部に清浄空気吹き出し用補助部材を有し、清浄空
気吹き出し補助部材は、水平方向よりも下方に向けて清
浄空気を吹き出す清浄空気吹き出し口を有するのである
から、清浄空気が直ちにアレルギー患者の呼吸点などの
局所に供給され、該当する局所を迅速に正常にすること
ができる。したがって、他の人の歩行、アレルギー患者
の寝返りなどによりハウスダストが発生した場合であっ
ても、アレルギー患者の呼吸点などの局所にハウスダス
トの影響が及ぼされる期間を著しく短くすることができ
る。また、空気清浄機を高い位置に支持する必要がな
く、局所清浄型空気清浄機の安定性を高めることができ
る。請求項8の局所清浄型空気清浄機であれば、清浄空
気吹き出し用補助部材として、本体ケーシングに対して
取り外し可能に装着されたものを採用するのであるか
ら、請求項7の作用に加え、複数種類の清浄空気吹き出
し用補助部材を設けておき、清浄空気吹き出し用補助部
材を交換することにより、清浄空気吹き出し口の位置な
どを変更することができる。また、清浄空気吹き出し用
補助部材を逆向きに設定することにより、清浄空気吹き
出しを簡単に変更することができる。請求項9の局所清
浄型空気清浄機であれば、空気清浄機として、シロッコ
ファンを有するものを採用するのであるから、請求項5
から請求項8の作用に加え、既存の空気清浄機との部品
の共通化によるコストダウンを達成することができる。
請求項10の局所清浄型空気清浄機であれば、清浄空気
吹き出し口として、水平方向よりも下方に向けて清浄空
気を吹き出すための吹き出し口フラップを有するものを
採用するのであるから、請求項5から請求項9の何れか
の作用に加え、吹き出し口フラップを操作することによ
り、清浄空気の吹き出し方向を簡単に変更することがで
きる。請求項11の局所清浄型空気清浄機であれば、空
気清浄機として、本体ケーシングの上面の所定位置に操
作・表示部を有するものを採用するのであるから、請求
項5から請求項10の何れかの作用に加え、空気清浄機
の前面と背面とを反転させた状態においても何ら不都
合、不自由なく局所清浄型空気清浄機を操作することが
できる。請求項12の局所清浄型空気清浄機であれば、
空気清浄機として、本体ケーシングの前面および背面に
操作・表示部を有するものを採用するのであるから、請
求項5から請求項10の何れかの作用に加え、空気清浄
機の前面と背面とを反転させた状態においても何ら不都
合、不自由なく局所清浄型空気清浄機を操作することが
できる。
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、この
発明の実施の態様を詳細に説明する。図1はこの発明の
局所清浄型空気清浄機の一実施態様を示す概略側面図で
ある。この局所清浄型空気清浄機は、斜め下に向かって
清浄空気を吹き出すように構成した清浄空気吹き出し口
を有する空気清浄機本体1と、空気清浄機本体1を支持
する支持部材2とを有している。ここで、清浄空気の吹
き出し角度は適宜設定することができるが、例えば、水
平方向に対して約30°だけ下向きになるように設定す
る。また、支持部材2の高さは、局所清浄点の高さに応
じて設定する。さらに、支持部材2と局所清浄点との水
平距離は、吹き出される清浄空気の中心が局所清浄点と
ほぼ一致するように(例えば、約50cmに)設定す
る。したがって、蒲団3に寝ている人4の呼吸点(局所
清浄点)5に清浄空気を直接的に供給することができ、
他の人が歩くことにより畳からハウスダストが発生し、
またアレルギー患者が寝返りをうつことによってハウス
ダストが発生したような場合であっても、呼吸点5の近
傍の空気を短時間で清浄化することができ、蒲団3に寝
ている人4がハウスダストアレルギーを有している場合
であっても、アレルギーの発症を防止することができ
る。図2は前記空気清浄機本体1の外観を示す斜視図、
図3は清浄空気吹き出し側を示す正面図、図4は図3の
IV−IV線断面図である。この空気清浄機本体1は、
四角筒状のケーシング11の背面側に吸入口グリル12
を有し、上面所定位置に操作部13を有し、中央部に、
複数本の支柱14および背板15により支持されるモー
タ16を有している。このモータ16は、吸入口グリル
12に向かう方向に回転軸が突出しており、この回転軸
に羽根車17が固定されている。したがって、四角筒状
のケーシング11の、吸入口グリル12装着部と反対側
の開口部が清浄空気吹き出し口20である。また、吸入
口グリル12の内方に濾過部材18を設け、濾過部材1
8と羽根車17との間に、吸い込み空気を効果的に羽根
車17に導く仕切り板19を設けている。なお、前記羽
根車17は、例えば、ターボファンのように遠心型のも
のを採用している。これは、濾過部材18として捕集効
率の高いものを使用するので、風量の割に大きな静圧が
必要であり、この要請を満足するためである。また、羽
根車17による吹き出し流を減速させて動圧を回収する
とともに、吹き出し風速分布を均一に近づけるディフュ
ーザを設けることが好ましい。さらに、吹き出し流路内
に羽根車17による吹き出し流の旋回速度成分を除去す
る形状の静翼を設けることが好ましい。さらにまた、吹
き出し口に抵抗体を配置して吹き出し口の風速分布が一
様になるようにすること、または、この抵抗体の抵抗を
場所により変化させて吹き出し風速分布を制御すること
が好ましい。また、吹き出し流路壁面に吸音材を設けて
運転音を低減することが好ましい。この構成の空気清浄
機本体1を採用すれば、幅の広い、風速分布の一様な清
浄空気流を送ることができ、低い風速でも効果的な局所
清浄効果を得ることができる。上記の構成の局所清浄型
空気清浄機を採用すれば、蒲団3に寝ている人4の呼吸
点5に対して、直接に低い風速の幅の広い清浄空気を供
給することができ、ハウスダストなどの影響を大幅に低
減することができる。図9は、比較例として、図2から
図4に示す構成の空気清浄機本体1を直接床面上に設置
し、清浄空気を水平方向に吹き出すようにしている。こ
の構成を採用した場合には、所定幅の清浄空気の流れの
中心に呼吸点が存在することにはならず、ハウスダスト
などの影響を十分には低減することができないと思われ
る。したがって、図1に示す構成の空気清浄機を採用す
ることにより、ハウスダストアレルギー患者にとって十
分な程度にまでハウスダストなどの影響を低減すること
ができる。もちろん、空気清浄機が稼動し始めてすぐに
ハウスダストなどの影響を低減することができる。図1
の空気清浄機の運転速度を変化させた場合における呼吸
点の風速、図5の空気清浄機の運転速度を変化させた場
合における、吹き出し口から10cm離れた位置および
呼吸点の風速を測定した結果を表1に示す。
発明の実施の態様を詳細に説明する。図1はこの発明の
局所清浄型空気清浄機の一実施態様を示す概略側面図で
ある。この局所清浄型空気清浄機は、斜め下に向かって
清浄空気を吹き出すように構成した清浄空気吹き出し口
を有する空気清浄機本体1と、空気清浄機本体1を支持
する支持部材2とを有している。ここで、清浄空気の吹
き出し角度は適宜設定することができるが、例えば、水
平方向に対して約30°だけ下向きになるように設定す
る。また、支持部材2の高さは、局所清浄点の高さに応
じて設定する。さらに、支持部材2と局所清浄点との水
平距離は、吹き出される清浄空気の中心が局所清浄点と
ほぼ一致するように(例えば、約50cmに)設定す
る。したがって、蒲団3に寝ている人4の呼吸点(局所
清浄点)5に清浄空気を直接的に供給することができ、
他の人が歩くことにより畳からハウスダストが発生し、
またアレルギー患者が寝返りをうつことによってハウス
ダストが発生したような場合であっても、呼吸点5の近
傍の空気を短時間で清浄化することができ、蒲団3に寝
ている人4がハウスダストアレルギーを有している場合
であっても、アレルギーの発症を防止することができ
る。図2は前記空気清浄機本体1の外観を示す斜視図、
図3は清浄空気吹き出し側を示す正面図、図4は図3の
IV−IV線断面図である。この空気清浄機本体1は、
四角筒状のケーシング11の背面側に吸入口グリル12
を有し、上面所定位置に操作部13を有し、中央部に、
複数本の支柱14および背板15により支持されるモー
タ16を有している。このモータ16は、吸入口グリル
12に向かう方向に回転軸が突出しており、この回転軸
に羽根車17が固定されている。したがって、四角筒状
のケーシング11の、吸入口グリル12装着部と反対側
の開口部が清浄空気吹き出し口20である。また、吸入
口グリル12の内方に濾過部材18を設け、濾過部材1
8と羽根車17との間に、吸い込み空気を効果的に羽根
車17に導く仕切り板19を設けている。なお、前記羽
根車17は、例えば、ターボファンのように遠心型のも
のを採用している。これは、濾過部材18として捕集効
率の高いものを使用するので、風量の割に大きな静圧が
必要であり、この要請を満足するためである。また、羽
根車17による吹き出し流を減速させて動圧を回収する
とともに、吹き出し風速分布を均一に近づけるディフュ
ーザを設けることが好ましい。さらに、吹き出し流路内
に羽根車17による吹き出し流の旋回速度成分を除去す
る形状の静翼を設けることが好ましい。さらにまた、吹
き出し口に抵抗体を配置して吹き出し口の風速分布が一
様になるようにすること、または、この抵抗体の抵抗を
場所により変化させて吹き出し風速分布を制御すること
が好ましい。また、吹き出し流路壁面に吸音材を設けて
運転音を低減することが好ましい。この構成の空気清浄
機本体1を採用すれば、幅の広い、風速分布の一様な清
浄空気流を送ることができ、低い風速でも効果的な局所
清浄効果を得ることができる。上記の構成の局所清浄型
空気清浄機を採用すれば、蒲団3に寝ている人4の呼吸
点5に対して、直接に低い風速の幅の広い清浄空気を供
給することができ、ハウスダストなどの影響を大幅に低
減することができる。図9は、比較例として、図2から
図4に示す構成の空気清浄機本体1を直接床面上に設置
し、清浄空気を水平方向に吹き出すようにしている。こ
の構成を採用した場合には、所定幅の清浄空気の流れの
中心に呼吸点が存在することにはならず、ハウスダスト
などの影響を十分には低減することができないと思われ
る。したがって、図1に示す構成の空気清浄機を採用す
ることにより、ハウスダストアレルギー患者にとって十
分な程度にまでハウスダストなどの影響を低減すること
ができる。もちろん、空気清浄機が稼動し始めてすぐに
ハウスダストなどの影響を低減することができる。図1
の空気清浄機の運転速度を変化させた場合における呼吸
点の風速、図5の空気清浄機の運転速度を変化させた場
合における、吹き出し口から10cm離れた位置および
呼吸点の風速を測定した結果を表1に示す。
【表1】 表1から明らかなように、図5の空気清浄機を採用した
場合には、呼吸点における風速が大幅に低下しているこ
とが分かり、これに対して図1の空気清浄機を採用した
場合には、呼吸点における風速が殆ど低下していないこ
とが分かる。図1の空気清浄機を運転した場合、空気清
浄機を全く運転しない場合のそれぞれについて就寝者の
呼吸点と、傍観者(就寝者からある程度離れた場所にい
る者)の呼吸点とにおける、ダニの死骸に起因するダス
トDerp1,Derf1,Der1(=Derp1+
Derf1)、猫のフケに起因するダストFeld1お
よびDel1の測定結果を表2に示す。なお、図1の空
気清浄機に関しては、呼吸点の風速が0.40m/sで
所定時間(30分間)運転した場合のダスト量、空気清
浄機を全く運転しない場合に関しては30分間経過後の
ダスト量を示している。また、ダスト量の単位はpg/
sampleである。さらに、”buffer con
trol”はダスト量0に対応する測定値を示してい
る。
場合には、呼吸点における風速が大幅に低下しているこ
とが分かり、これに対して図1の空気清浄機を採用した
場合には、呼吸点における風速が殆ど低下していないこ
とが分かる。図1の空気清浄機を運転した場合、空気清
浄機を全く運転しない場合のそれぞれについて就寝者の
呼吸点と、傍観者(就寝者からある程度離れた場所にい
る者)の呼吸点とにおける、ダニの死骸に起因するダス
トDerp1,Derf1,Der1(=Derp1+
Derf1)、猫のフケに起因するダストFeld1お
よびDel1の測定結果を表2に示す。なお、図1の空
気清浄機に関しては、呼吸点の風速が0.40m/sで
所定時間(30分間)運転した場合のダスト量、空気清
浄機を全く運転しない場合に関しては30分間経過後の
ダスト量を示している。また、ダスト量の単位はpg/
sampleである。さらに、”buffer con
trol”はダスト量0に対応する測定値を示してい
る。
【表2】 また、図1の空気清浄機を運転した場合、空気清浄機を
全く運転しない場合のそれぞれについて、2つの蒲団
A、B上の就寝者の呼吸点におけるダニの死骸に起因す
るダストDerp1,Derf1,Der1(=Der
p1+Derf1)および猫のフケに起因するダストF
eld1の測定結果を表3に示す。なお、図1の空気清
浄機に関しては、呼吸点の風速が0.50m/sで所定
時間(2時間)運転した場合のダスト量、空気清浄機を
全く運転しない場合に関しては2時間経過後のダスト量
を示している。また、ダスト量の単位はpg/samp
le、Del1の単位はpg/m3である。
全く運転しない場合のそれぞれについて、2つの蒲団
A、B上の就寝者の呼吸点におけるダニの死骸に起因す
るダストDerp1,Derf1,Der1(=Der
p1+Derf1)および猫のフケに起因するダストF
eld1の測定結果を表3に示す。なお、図1の空気清
浄機に関しては、呼吸点の風速が0.50m/sで所定
時間(2時間)運転した場合のダスト量、空気清浄機を
全く運転しない場合に関しては2時間経過後のダスト量
を示している。また、ダスト量の単位はpg/samp
le、Del1の単位はpg/m3である。
【表3】 表2および表3から分かるように、図1の空気清浄機を
採用した場合には、十分な清浄効果を達成できているこ
とが分かる。さらに、図1の空気清浄機を運転した場合
において、空気清浄機の清浄空気吹き出しの中心軸を含
む面内に設定された複数の計測点上における清浄度分布
データを測定した結果を表4に示す。なお、表4に示す
値は、各計測点でのダスト量を各粒径ごとの数として計
測し、各粒径ごとの数に対して表5に示す重み付け係数
を乗算し、全ての乗算結果を加算したもの、すなわちア
レルゲン量の計測結果である。ここで、重み付け係数
は、アレルゲンの影響力が、重量値、すなわち粒径の3
乗に比例することを考慮して設定されている。また、表
4において、上側の値が空気清浄機側の値を示し、下側
ほど空気清浄機から離れた計測点の値を示している。さ
らに、最も空気清浄機側の測定点から空気清浄機までの
距離が50cmであり、それ以降の測定点が10cmず
つ離れている(表4の上下方向の測定点どうしが10c
mずつ離れている)。また、各面の測定点どうしが6c
mずつ離れている(表4の左右方向の測定点どうしが6
cmずつ離れている)。
採用した場合には、十分な清浄効果を達成できているこ
とが分かる。さらに、図1の空気清浄機を運転した場合
において、空気清浄機の清浄空気吹き出しの中心軸を含
む面内に設定された複数の計測点上における清浄度分布
データを測定した結果を表4に示す。なお、表4に示す
値は、各計測点でのダスト量を各粒径ごとの数として計
測し、各粒径ごとの数に対して表5に示す重み付け係数
を乗算し、全ての乗算結果を加算したもの、すなわちア
レルゲン量の計測結果である。ここで、重み付け係数
は、アレルゲンの影響力が、重量値、すなわち粒径の3
乗に比例することを考慮して設定されている。また、表
4において、上側の値が空気清浄機側の値を示し、下側
ほど空気清浄機から離れた計測点の値を示している。さ
らに、最も空気清浄機側の測定点から空気清浄機までの
距離が50cmであり、それ以降の測定点が10cmず
つ離れている(表4の上下方向の測定点どうしが10c
mずつ離れている)。また、各面の測定点どうしが6c
mずつ離れている(表4の左右方向の測定点どうしが6
cmずつ離れている)。
【表4】
【表5】 表4から分かるように、空気清浄機の清浄空気吹き出し
面範囲では、70cm程度の距離までは周囲に比して正
常な空間が形成できている。したがって、就寝中のアレ
ルギー患者に対するアレルゲンの影響を大幅に低減する
ことができる。図5はこの発明の局所清浄型空気清浄機
の具体的構成例を示す概略図である。この局所清浄型空
気清浄機は、平板状の支持板21と、この支持板21の
所定位置に設けられた支持柱22とで支持部材2を構成
し、支持柱22上に空気清浄機本体1を支持している。
なお、この空気清浄機本体1は、清浄空気の吹き出し角
度が水平方向に対して約30°だけ下向きになるように
設定される。また、支持柱22は、支持板21の一方の
端部寄りに設けられており、支持板21の他方の端部を
蒲団3の下に位置させることにより、局所清浄型空気清
浄機の転倒を確実に防止することができる。したがっ
て、就寝者の近傍に局所清浄型空気清浄機を設置しても
就寝者の安全を確保することができる。図5に示す構成
の局所清浄型空気清浄機では、支持板21の他方の端部
を蒲団3の下に位置させる必要がない場合、または使用
しない場合に、支持板21が必要以上に大きくて邪魔に
なるので、図6に示すように、支持板21の他方の端部
側を蝶番などにより折り畳み可能に構成し、または図7
に示すように、支持板21の他方の端部側を残部に対し
てスライド機構などにより出し入れ可能に構成すること
が好ましく、上述のような場合に支持板21が邪魔にな
るという不都合を防止できる。図8はこの発明の局所清
浄型空気清浄機の他の具体的構成例を示す概略図であ
る。この局所清浄型空気清浄機は、二股状の第1支持部
23と、この第1支持部23上に設けられた第2支持部
24とで支持部材2を構成し、第2支持部24上に空気
清浄機本体1を支持している。なお、この空気清浄機本
体1は、清浄空気の吹き出し角度が水平方向に対して約
30°だけ下向きになるように設定される。この構成の
局所清浄型空気清浄機を採用した場合には、就寝者の頭
部の近傍に敷居などの凸部が存在していても、第1支持
部23により凸部を跨がせることができ、空気清浄機本
体1を安定に支持することができ、凸部の存在に拘らず
清浄空気の吹き出し方向を所期の方向に保持することが
できる。なお、この発明は上記の実施態様に限定される
ものではなく、例えば、支持部材2に対して空気清浄機
本体1を上下に首振り可能に構成するとともに、所望の
首振り位置において空気清浄機本体1を固定できるよう
に構成すること、支持部材2を上下方向に伸縮可能に構
成して空気清浄機本体1の上下位置を調節可能にするこ
となどが可能であるほか、この発明の範囲を逸脱しない
範囲内において種々の設計変更を施すことが可能であ
る。図10はこの発明の局所清浄型空気清浄機のさらに
他の具体的構成例を概略的に示す分解斜視図である。こ
の局所清浄型空気清浄機は、空気清浄機本体1の前面を
除く何れかの面に空気吸い込み口(図示せず)を有して
いるとともに、上面中央部に清浄空気吹き出し口20を
有している。そして、清浄空気吹き出し口20に対し
て、清浄空気吹き出し補助部材6を取り外し可能に設け
ている。この清浄空気吹き出し補助部材6は、清浄空気
吹き出し口20から上方に吐出される清浄空気を、空気
清浄機本体1の前方に斜め下向きに吐出すべく清浄空気
流路を変化させるものである。なお、61は清浄空気吹
き出し口20に対して清浄空気吹き出し補助部材6を取
り外し可能に設けるための差込リブであり、62は清浄
空気吹き出し補助部材6に設けた清浄空気吹き出し口で
ある。また、63は、空気清浄機本体1の前面の上部所
定位置に設けた操作・表示部である。この操作・表示部
63は、空気清浄機本体1の各種動作を指示するための
操作ボタン、空気清浄機本体1の動作状態を可視的に表
示する表示器を有し、必要に応じて図示しないリモコン
からの運転指示信号を受信する受信部を有している。ま
た、操作・表示部63は、空気清浄機本体1の背面の上
部所定位置にも設けられていてもよく、また、空気清浄
機本体1の上面の所定位置のみに設けられていてもよ
い。図11は図10の局所清浄型空気清浄機の使用状態
を示す概略斜視図である。図11においては、清浄空気
吹き出し補助部材6の清浄空気吹き出し口62から吹き
出される清浄空気が蒲団3に寝ている人4の呼吸点(局
所清浄点)5に直接的に供給できるように局所清浄型空
気清浄機を配置している。したがって、清浄空気吹き出
し補助部材6の清浄空気吹き出し口62から吹き出され
る清浄空気が直ちに空気吸い込み口から吸い込まれてし
まうという不都合の発生を未然に防止し、清浄空気を確
実に呼吸点5に供給することができる。また、空気清浄
機本体1を高い位置に支持する必要がなく、清浄空気吹
き出し補助部材6を用いて清浄空気吹き出し口62の位
置を高く設定できるのであるから、支持部材2を用いて
空気清浄機本体1を高い位置に支持する場合と比較し
て、局所清浄型空気清浄機の安定性を高めることができ
るとともに、構成を簡単化することができる。さらに、
操作・表示部63が空気清浄機本体1の背面の上部所定
位置にも設けられている場合、または、操作・表示部6
3が空気清浄機本体1の上面の所定位置のみに設けられ
ている場合には、局所清浄型空気清浄機の前面側、背面
側の何れの側からでも局所清浄型空気清浄機の操作を行
うことができる。図12はこの発明の局所清浄型空気清
浄機のさらに他の具体的構成例を示す斜視図、図13は
中央縦断面図である。この局所清浄型空気清浄機は、空
気清浄機本体1の前面を除く何れかの面に空気吸い込み
口を有しているとともに、前面の最も上部に清浄空気吹
き出し口20を有している。そして、清浄空気吹き出し
口20よりも下方の所定位置に操作・表示部63を有し
ている。また、空気清浄機本体1は、ケーシング11の
背面側に吸入口グリル12を有し、中央部にモータ16
を有している。このモータ16は、吸入口グリル12に
向かう方向に回転軸が突出しており、この回転軸にシロ
ッコファン17’が固定されている。そして、このシロ
ッコファン17’により吐出される空気を清浄空気吹き
出し口20に導く空気流路21を有しているとともに、
吸入口グリル12の内方に濾過部材18を設け、濾過部
材18とシロッコファン17’との間に、吸い込み空気
を効果的にシロッコファン17’に導く仕切り板19を
設けている。さらに、清浄空気吹き出し口20には、吹
き出し口フラップ22が設けられており、吹き出し口フ
ラップ22の向きを操作することにより、清浄空気吹き
出し口20から斜め下向きに清浄空気を吹き出すことが
できる。もちろん、清浄空気の吹き出し方向を変化させ
ることもできる。したがって、清浄空気吹き出し口20
から吹き出される清浄空気が直ちに空気吸い込み口から
吸い込まれてしまうという不都合の発生を未然に防止
し、清浄空気を確実に呼吸点に供給することができる。
また、清浄空気吹き出し口20が例えば清浄空気を水平
方向に吹き出すように形成されている場合であっても、
吹き出し口フラップ22の向きを操作することにより、
清浄空気吹き出し口20から斜め下向きに清浄空気を吹
き出すことができるとともに、清浄空気の吹き出し方向
を変化させることもできる。さらに、清浄空気を斜め下
向きに吹き出すように清浄空気吹き出し口20を形成す
る場合と比較して、空気清浄機本体1の高さを低くする
ことができる。なお、図10、図12、図13の局所清
浄型空気清浄機において、操作・表示部63における文
字、図柄などは任意の方向に向けることが可能である
が、横に向けることが好ましく、文字、図柄の確認を容
易にすることができる。
面範囲では、70cm程度の距離までは周囲に比して正
常な空間が形成できている。したがって、就寝中のアレ
ルギー患者に対するアレルゲンの影響を大幅に低減する
ことができる。図5はこの発明の局所清浄型空気清浄機
の具体的構成例を示す概略図である。この局所清浄型空
気清浄機は、平板状の支持板21と、この支持板21の
所定位置に設けられた支持柱22とで支持部材2を構成
し、支持柱22上に空気清浄機本体1を支持している。
なお、この空気清浄機本体1は、清浄空気の吹き出し角
度が水平方向に対して約30°だけ下向きになるように
設定される。また、支持柱22は、支持板21の一方の
端部寄りに設けられており、支持板21の他方の端部を
蒲団3の下に位置させることにより、局所清浄型空気清
浄機の転倒を確実に防止することができる。したがっ
て、就寝者の近傍に局所清浄型空気清浄機を設置しても
就寝者の安全を確保することができる。図5に示す構成
の局所清浄型空気清浄機では、支持板21の他方の端部
を蒲団3の下に位置させる必要がない場合、または使用
しない場合に、支持板21が必要以上に大きくて邪魔に
なるので、図6に示すように、支持板21の他方の端部
側を蝶番などにより折り畳み可能に構成し、または図7
に示すように、支持板21の他方の端部側を残部に対し
てスライド機構などにより出し入れ可能に構成すること
が好ましく、上述のような場合に支持板21が邪魔にな
るという不都合を防止できる。図8はこの発明の局所清
浄型空気清浄機の他の具体的構成例を示す概略図であ
る。この局所清浄型空気清浄機は、二股状の第1支持部
23と、この第1支持部23上に設けられた第2支持部
24とで支持部材2を構成し、第2支持部24上に空気
清浄機本体1を支持している。なお、この空気清浄機本
体1は、清浄空気の吹き出し角度が水平方向に対して約
30°だけ下向きになるように設定される。この構成の
局所清浄型空気清浄機を採用した場合には、就寝者の頭
部の近傍に敷居などの凸部が存在していても、第1支持
部23により凸部を跨がせることができ、空気清浄機本
体1を安定に支持することができ、凸部の存在に拘らず
清浄空気の吹き出し方向を所期の方向に保持することが
できる。なお、この発明は上記の実施態様に限定される
ものではなく、例えば、支持部材2に対して空気清浄機
本体1を上下に首振り可能に構成するとともに、所望の
首振り位置において空気清浄機本体1を固定できるよう
に構成すること、支持部材2を上下方向に伸縮可能に構
成して空気清浄機本体1の上下位置を調節可能にするこ
となどが可能であるほか、この発明の範囲を逸脱しない
範囲内において種々の設計変更を施すことが可能であ
る。図10はこの発明の局所清浄型空気清浄機のさらに
他の具体的構成例を概略的に示す分解斜視図である。こ
の局所清浄型空気清浄機は、空気清浄機本体1の前面を
除く何れかの面に空気吸い込み口(図示せず)を有して
いるとともに、上面中央部に清浄空気吹き出し口20を
有している。そして、清浄空気吹き出し口20に対し
て、清浄空気吹き出し補助部材6を取り外し可能に設け
ている。この清浄空気吹き出し補助部材6は、清浄空気
吹き出し口20から上方に吐出される清浄空気を、空気
清浄機本体1の前方に斜め下向きに吐出すべく清浄空気
流路を変化させるものである。なお、61は清浄空気吹
き出し口20に対して清浄空気吹き出し補助部材6を取
り外し可能に設けるための差込リブであり、62は清浄
空気吹き出し補助部材6に設けた清浄空気吹き出し口で
ある。また、63は、空気清浄機本体1の前面の上部所
定位置に設けた操作・表示部である。この操作・表示部
63は、空気清浄機本体1の各種動作を指示するための
操作ボタン、空気清浄機本体1の動作状態を可視的に表
示する表示器を有し、必要に応じて図示しないリモコン
からの運転指示信号を受信する受信部を有している。ま
た、操作・表示部63は、空気清浄機本体1の背面の上
部所定位置にも設けられていてもよく、また、空気清浄
機本体1の上面の所定位置のみに設けられていてもよ
い。図11は図10の局所清浄型空気清浄機の使用状態
を示す概略斜視図である。図11においては、清浄空気
吹き出し補助部材6の清浄空気吹き出し口62から吹き
出される清浄空気が蒲団3に寝ている人4の呼吸点(局
所清浄点)5に直接的に供給できるように局所清浄型空
気清浄機を配置している。したがって、清浄空気吹き出
し補助部材6の清浄空気吹き出し口62から吹き出され
る清浄空気が直ちに空気吸い込み口から吸い込まれてし
まうという不都合の発生を未然に防止し、清浄空気を確
実に呼吸点5に供給することができる。また、空気清浄
機本体1を高い位置に支持する必要がなく、清浄空気吹
き出し補助部材6を用いて清浄空気吹き出し口62の位
置を高く設定できるのであるから、支持部材2を用いて
空気清浄機本体1を高い位置に支持する場合と比較し
て、局所清浄型空気清浄機の安定性を高めることができ
るとともに、構成を簡単化することができる。さらに、
操作・表示部63が空気清浄機本体1の背面の上部所定
位置にも設けられている場合、または、操作・表示部6
3が空気清浄機本体1の上面の所定位置のみに設けられ
ている場合には、局所清浄型空気清浄機の前面側、背面
側の何れの側からでも局所清浄型空気清浄機の操作を行
うことができる。図12はこの発明の局所清浄型空気清
浄機のさらに他の具体的構成例を示す斜視図、図13は
中央縦断面図である。この局所清浄型空気清浄機は、空
気清浄機本体1の前面を除く何れかの面に空気吸い込み
口を有しているとともに、前面の最も上部に清浄空気吹
き出し口20を有している。そして、清浄空気吹き出し
口20よりも下方の所定位置に操作・表示部63を有し
ている。また、空気清浄機本体1は、ケーシング11の
背面側に吸入口グリル12を有し、中央部にモータ16
を有している。このモータ16は、吸入口グリル12に
向かう方向に回転軸が突出しており、この回転軸にシロ
ッコファン17’が固定されている。そして、このシロ
ッコファン17’により吐出される空気を清浄空気吹き
出し口20に導く空気流路21を有しているとともに、
吸入口グリル12の内方に濾過部材18を設け、濾過部
材18とシロッコファン17’との間に、吸い込み空気
を効果的にシロッコファン17’に導く仕切り板19を
設けている。さらに、清浄空気吹き出し口20には、吹
き出し口フラップ22が設けられており、吹き出し口フ
ラップ22の向きを操作することにより、清浄空気吹き
出し口20から斜め下向きに清浄空気を吹き出すことが
できる。もちろん、清浄空気の吹き出し方向を変化させ
ることもできる。したがって、清浄空気吹き出し口20
から吹き出される清浄空気が直ちに空気吸い込み口から
吸い込まれてしまうという不都合の発生を未然に防止
し、清浄空気を確実に呼吸点に供給することができる。
また、清浄空気吹き出し口20が例えば清浄空気を水平
方向に吹き出すように形成されている場合であっても、
吹き出し口フラップ22の向きを操作することにより、
清浄空気吹き出し口20から斜め下向きに清浄空気を吹
き出すことができるとともに、清浄空気の吹き出し方向
を変化させることもできる。さらに、清浄空気を斜め下
向きに吹き出すように清浄空気吹き出し口20を形成す
る場合と比較して、空気清浄機本体1の高さを低くする
ことができる。なお、図10、図12、図13の局所清
浄型空気清浄機において、操作・表示部63における文
字、図柄などは任意の方向に向けることが可能である
が、横に向けることが好ましく、文字、図柄の確認を容
易にすることができる。
【発明の効果】請求項1の発明は、清浄空気が直ちにア
レルギー患者の呼吸点などの局所に供給され、該当する
局所を迅速に清浄にすることができ、他の人の歩行、ア
レルギー患者の寝返りなどによりハウスダストが発生し
た場合であっても、アレルギー患者の呼吸点などの局所
にハウスダストの影響が及ぼされる期間を著しく短くす
ることができるという特有の効果を奏する。請求項2の
発明は、請求項1と同様の効果を奏する。請求項3の発
明は、空気清浄機の転倒により就寝者が怪我をしてしま
うという不都合の発生を防止することができるほか、請
求項2と同様の効果を奏する。請求項4の発明は、吹き
出し空気による不快感、寒冷感を抑制することができる
ほか、請求項1から請求項3の何れかと同様の効果を奏
する。請求項5の発明は、他の人の歩行、アレルギー患
者の寝返りなどによりハウスダストが発生した場合であ
っても、アレルギー患者の呼吸点などの局所にハウスダ
ストの影響が及ぼされる期間を著しく短くすることがで
き、また、空気清浄機を高い位置に支持する必要がな
く、局所清浄型空気清浄機の安定性を高めることができ
るという特有の効果を奏する。請求項6の発明は、清浄
空気吹き出し口から吐出される清浄空気が直ちに空気吸
い込み口から吸い込まれてしまう、いわゆるショートカ
ットを防止することができるほか、請求項5と同様の効
果を奏する。請求項7の発明は、他の人の歩行、アレル
ギー患者の寝返りなどによりハウスダストが発生した場
合であっても、アレルギー患者の呼吸点などの局所にハ
ウスダストの影響が及ぼされる期間を著しく短くするこ
とができ、また、空気清浄機を高い位置に支持する必要
がなく、局所清浄型空気清浄機の安定性を高めることが
できるという特有の効果を奏する。請求項8の発明は、
複数種類の清浄空気吹き出し用補助部材を設けておき、
清浄空気吹き出し用補助部材を交換することにより、清
浄空気吹き出し口の位置などを変更することができ、ま
た、清浄空気吹き出し用補助部材を逆向きに設定するこ
とにより、清浄空気吹き出しを簡単に変更することがで
きるほか、請求項7と同様の効果を奏する。請求項9の
発明は、既存の空気清浄機との部品の共通化によるコス
トダウンを達成することができるほか、請求項5から請
求項8の何れかと同様の効果を奏する。請求項10の発
明は、請求項5から請求項9の何れかの作用に加え、吹
き出し口フラップを操作することにより、清浄空気の吹
き出し方向を簡単に変更することができる。請求項11
の発明は、空気清浄機の前面と背面とを反転させた状態
においても何ら不都合、不自由なく局所清浄型空気清浄
機を操作することができるほか、請求項5から請求項1
0の何れかと同様の効果を奏する。請求項12の発明
は、空気清浄機の前面と背面とを反転させた状態におい
ても何ら不都合、不自由なく局所清浄型空気清浄機を操
作することができるほか、請求項5から請求項10の何
れかと同様の効果を奏する。
レルギー患者の呼吸点などの局所に供給され、該当する
局所を迅速に清浄にすることができ、他の人の歩行、ア
レルギー患者の寝返りなどによりハウスダストが発生し
た場合であっても、アレルギー患者の呼吸点などの局所
にハウスダストの影響が及ぼされる期間を著しく短くす
ることができるという特有の効果を奏する。請求項2の
発明は、請求項1と同様の効果を奏する。請求項3の発
明は、空気清浄機の転倒により就寝者が怪我をしてしま
うという不都合の発生を防止することができるほか、請
求項2と同様の効果を奏する。請求項4の発明は、吹き
出し空気による不快感、寒冷感を抑制することができる
ほか、請求項1から請求項3の何れかと同様の効果を奏
する。請求項5の発明は、他の人の歩行、アレルギー患
者の寝返りなどによりハウスダストが発生した場合であ
っても、アレルギー患者の呼吸点などの局所にハウスダ
ストの影響が及ぼされる期間を著しく短くすることがで
き、また、空気清浄機を高い位置に支持する必要がな
く、局所清浄型空気清浄機の安定性を高めることができ
るという特有の効果を奏する。請求項6の発明は、清浄
空気吹き出し口から吐出される清浄空気が直ちに空気吸
い込み口から吸い込まれてしまう、いわゆるショートカ
ットを防止することができるほか、請求項5と同様の効
果を奏する。請求項7の発明は、他の人の歩行、アレル
ギー患者の寝返りなどによりハウスダストが発生した場
合であっても、アレルギー患者の呼吸点などの局所にハ
ウスダストの影響が及ぼされる期間を著しく短くするこ
とができ、また、空気清浄機を高い位置に支持する必要
がなく、局所清浄型空気清浄機の安定性を高めることが
できるという特有の効果を奏する。請求項8の発明は、
複数種類の清浄空気吹き出し用補助部材を設けておき、
清浄空気吹き出し用補助部材を交換することにより、清
浄空気吹き出し口の位置などを変更することができ、ま
た、清浄空気吹き出し用補助部材を逆向きに設定するこ
とにより、清浄空気吹き出しを簡単に変更することがで
きるほか、請求項7と同様の効果を奏する。請求項9の
発明は、既存の空気清浄機との部品の共通化によるコス
トダウンを達成することができるほか、請求項5から請
求項8の何れかと同様の効果を奏する。請求項10の発
明は、請求項5から請求項9の何れかの作用に加え、吹
き出し口フラップを操作することにより、清浄空気の吹
き出し方向を簡単に変更することができる。請求項11
の発明は、空気清浄機の前面と背面とを反転させた状態
においても何ら不都合、不自由なく局所清浄型空気清浄
機を操作することができるほか、請求項5から請求項1
0の何れかと同様の効果を奏する。請求項12の発明
は、空気清浄機の前面と背面とを反転させた状態におい
ても何ら不都合、不自由なく局所清浄型空気清浄機を操
作することができるほか、請求項5から請求項10の何
れかと同様の効果を奏する。
【図1】この発明の局所清浄型空気清浄機の一実施態様
を示す概略側面図である。
を示す概略側面図である。
【図2】空気清浄機本体の外観を示す斜視図である。
【図3】清浄空気吹き出し側を示す正面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】この発明の局所清浄型空気清浄機の具体的構成
例を示す概略図である。
例を示す概略図である。
【図6】図5の局所清浄型空気清浄機の支持板の具体的
構成例を示す側面図である。
構成例を示す側面図である。
【図7】図5の局所清浄型空気清浄機の支持板の他の具
体的構成例を示す斜視図である。
体的構成例を示す斜視図である。
【図8】この発明の局所清浄型空気清浄機の他の具体的
構成例を示す概略図である。
構成例を示す概略図である。
【図9】比較例としての局所清浄型空気清浄機を示す概
略側面図である。
略側面図である。
【図10】この発明の局所清浄型空気清浄機のさらに他
の具体的構成例を示す分解斜視図である。
の具体的構成例を示す分解斜視図である。
【図11】図10の局所清浄型空気清浄機の使用状態を
示す概略斜視図である。
示す概略斜視図である。
【図12】この発明の局所清浄型空気清浄機のさらに他
の具体的構成例を示す斜視図である。
の具体的構成例を示す斜視図である。
【図13】図12の局所清浄型空気清浄機の中央縦断面
図である。
図である。
1 空気清浄機本体 2 支持部材 11 本体ケーシング 12 吸入口グリル 17’ シロッコファン 20、62 清浄空気吹き
出し口 22 吹き出し口フラップ 63 操作・表示部
出し口 22 吹き出し口フラップ 63 操作・表示部
Claims (12)
- 【請求項1】 室内の空気を吸引して浄化し、再び室内
に吹き出す空気清浄機(1)であって、 清浄空気吹き出し口(20)を、斜め下に向かって清浄
空気を吹き出すように構成したことを特徴とする局所清
浄型空気清浄機。 - 【請求項2】 空気清浄機(1)は、清浄対象位置より
も高い位置に支持され、かつ清浄空気吹き出し口(2
0)が斜め下を向くように支持体(2)により支持され
ている請求項1に記載の局所清浄型空気清浄機。 - 【請求項3】 支持体(2)は、空気清浄機(1)の転
倒を阻止するものである請求項2に記載の局所清浄型空
気清浄機。 - 【請求項4】 空気清浄機(1)は、低風速、かつ高静
圧のファン構造を有するものである請求項1から請求項
3の何れかに記載の局所清浄型空気清浄機。 - 【請求項5】 室内の空気を吸引して浄化し、再び室内
に吹き出す空気清浄機(1)であって、 本体ケーシングの上部に、水平方向よりも下方に向けて
清浄空気を吹き出す清浄空気吹き出し口(20)(6
2)を有していることを特徴とする局所清浄型空気清浄
機。 - 【請求項6】 空気清浄機(1)は、本体ケーシングの
前面を除く少なくとも1つの面に空気吸い込み口(1
2)を有している請求項5に記載の局所清浄型空気清浄
機。 - 【請求項7】 室内の空気を吸引して浄化し、再び室内
に吹き出す空気清浄機(1)であって、 本体ケーシングの上部に清浄空気吹き出し用補助部材
(6)を有し、清浄空気吹き出し補助部材(6)は、水
平方向よりも下方に向けて清浄空気を吹き出す清浄空気
吹き出し口(62)を有していることを特徴とする局所
清浄型空気清浄機。 - 【請求項8】 清浄空気吹き出し用補助部材(6)は、
本体ケーシングに対して取り外し可能に装着されたもの
である請求項7に記載の局所清浄型空気清浄機。 - 【請求項9】 空気清浄機(1)は、シロッコファン
(17’)を有するものである請求項5から請求項8の
何れかに記載の局所清浄型空気清浄機。 - 【請求項10】 清浄空気吹き出し口(20)は、水平
方向よりも下方に向けて清浄空気を吹き出すための吹き
出し口フラップ(22)を有するものである請求項5か
ら請求項9の何れかに記載の局所清浄型空気清浄機。 - 【請求項11】 空気清浄機(1)は、本体ケーシング
(11)の上面の所定位置に操作・表示部(63)を有
している請求項5から請求項10の何れかに記載の局所
清浄型空気清浄機。 - 【請求項12】 空気清浄機(1)は、本体ケーシング
(11)の前面および背面に操作・表示部(63)を有
している請求項5から請求項10の何れかに記載の局所
清浄型空気清浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9349723A JPH1172247A (ja) | 1997-06-20 | 1997-12-18 | 局所清浄型空気清浄機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-164600 | 1997-06-20 | ||
JP16460097 | 1997-06-20 | ||
JP9349723A JPH1172247A (ja) | 1997-06-20 | 1997-12-18 | 局所清浄型空気清浄機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1172247A true JPH1172247A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=26489635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9349723A Pending JPH1172247A (ja) | 1997-06-20 | 1997-12-18 | 局所清浄型空気清浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1172247A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003021370A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-24 | Matsushita Seiko Co Ltd | 喫煙用空気清浄機 |
JP2008080059A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-10 | Daikoku Denki Co Ltd | 遊技場用エアカーテン装置 |
-
1997
- 1997-12-18 JP JP9349723A patent/JPH1172247A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003021370A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-24 | Matsushita Seiko Co Ltd | 喫煙用空気清浄機 |
JP2008080059A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-10 | Daikoku Denki Co Ltd | 遊技場用エアカーテン装置 |
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