JPH117166A - 液体現像剤の製造法 - Google Patents
液体現像剤の製造法Info
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- JPH117166A JPH117166A JP9161492A JP16149297A JPH117166A JP H117166 A JPH117166 A JP H117166A JP 9161492 A JP9161492 A JP 9161492A JP 16149297 A JP16149297 A JP 16149297A JP H117166 A JPH117166 A JP H117166A
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Abstract
子を分散させた液体現像剤の製造方法において、製造直
後から安定した特性を発現する液体現像剤の製造方法を
提供する。 【解決手段】結着樹脂と着色剤とを含むトナー原材料の
混合、溶融混練、粗粉砕および絶縁性液体中への湿式分
散の各工程から成る液体現像剤の製造方法において、湿
式分散後のトナー組成物を40℃以上60℃以下の温度
で3時間以上加温処理することにより達成される。
Description
に関するものであり、好ましくは静電潜像担持体上の静
電潜像に供給して現像した後、被転写体に転写する画像
形成方法、例えば複写機やレーザービームプリンタに利
用される画像形成方法に好適に用いられる液体現像剤の
製造法に関するものである。
れた潜像はキャリア溶剤中に分散された微小なトナー粒
子を用いて現像することができる。このようなトナー粒
子を分散した溶液は液体トナーあるいは液体現像剤とし
て知られている。液体現像剤は乾式現像剤に比べてトナ
ー粒子を細粒化することが可能なので、より高精細な画
像を形成することができ、このような液体現像剤として
は、例えば特表平5−506941号公報に示された液
体現像剤などが知られている。
と着色剤を2軸押しだし機やニーダーなどで熱を加える
ことによって溶融混練し、それを粗粉砕した後、荷電制
御剤やワックスなどの添加剤とともに石油系炭化水素系
の絶縁性溶剤中で、ボールミル、振動ミルあるいはアト
ライターなどを使用して分散してトナー原液を得、これ
を石油系炭化水素系の絶縁性溶剤等で所定の濃度に希釈
することにより製造することができる。
いては、液体現像剤の放置期間によりロット間で粒子径
や電気特性に一定のばらつきが生じ、これらのばらつき
によって印字濃度が変化して、液体現像剤のロット間の
印字濃度に影響を及ぼす。このようなトナーのロット間
のばらつきを防止する方法として、液体現像剤を常温で
1ヶ月以上長期間放置するという方法が考えられるが、
保管場所の温度により必要な保存期間が変わってしまう
ことや、保管場所などが必要になりコストがかかるなど
の問題がある。
液体現像剤を製造直後に使用する場合には、特性のばら
つきが大きいという問題があった。
鑑み創案されたものであって、その目的とするところ
は、液体現像剤の放置期間による、または製造ロット間
において粒子径や電気特性にばらつきがなく、しかも製
造直後から安定した特性を発現する液体現像剤の製造法
を提供することにある。
するものであって、少なくとも結着樹脂と着色剤とを含
むトナー原材料の溶融混練、粗粉砕および絶縁性液体中
への湿式分散の各工程からなる液体現像剤の製造方法に
おいて、粗粉砕後のトナー組成物に、好ましくは30℃
以上65℃以下の温度で3時間以上の加温処理を施すこ
とを特徴とする液体現像剤の製造法であり、本発明の液
体現像剤は特にフルカラー用現像剤として好適に使われ
る。
ト間等のばらつきを防止する手段を鋭意研究した結果、
トナー組成物を一定の温度条件で加温処理することによ
り、トナーの物性値のばらつき、およびそれに伴う印字
濃度のばらつきを抑えることができることを見い出し
た。そして、この加温処理は、粗粉砕後のトナー組成物
に対して施すことが特に有効であることが分かった。
時間は、加温温度との関連で少なくとも3時間が好まし
く、より好ましくは5時間以上である。加温時間が短す
ぎると、ロット間等のばらつき防止効果が得られ難い。
好ましく、より好ましくは40℃以上60℃以下であ
る。加温温度が低すぎると加温時間がかなり長く必要に
なり、またより高い温度では液体現像剤中のトナー粒子
が軟化を起こしお互いに接合して粒子径が大きくなり、
印字品質に影響を及ぼす傾向を示す。
現像剤の加温処理の具体的な方法として例えば次のよう
な方法が考えられるが、本発明はこの方法に限定される
ものではない。
gをポリエチレン容器に入れて密封し、恒温槽を用いて
50℃で8時間加温し、これを絶縁性液体で希釈し湿式
分散することによりトナーの物性値のばらつきおよびそ
れに伴う印字濃度のばらつきのない液体現像剤を製造す
ることができる。
主成分とする着色粒子が石油系炭化水素等の担体液に好
ましくは0.1〜20重量%分散したものであり、着色
粒子の平均粒径は好ましくは0.3〜5μmであり、よ
り好ましくは0.5〜3μmである。着色粒子の平均粒
径が0.3μm未満の場合には、印字濃度が十分でな
く、また印字物の光沢が十分でないという問題が生じる
場合がある。また、平均粒径が5μmを超える場合には
画素に対する着色粒子の粒径が大きくなり、印字物の細
線などに画像の荒れを生じる場合がある。
SA−CP3遠心分離粒度分布測定装置により測定で
きる。液体現像剤を分散媒で希釈し、測定機の吸光度測
定範囲に合致するようにし、そして、このサンプルを2
400RPM/分の加速回転モードでの吸光度の変化か
ら粒子分布を測定し、平均粒径をメディアン径で計算す
る。
積固有抵抗が好ましくは1014Ω・cm以上で、その沸
点範囲が好ましくは200℃以上280℃以下、より好
ましくは210℃以上260℃以下の液体である。また
動粘度の10℃での値と50℃での値の差が好ましくは
3cst以下であり、より好ましくは2cst以下であ
る。さらに20℃での動粘度が好ましくは1cst以上
4cst以下であり、より好ましくは1.5cst以上
3.5cst以下の絶縁性液体が好適に用いられる。
合、液体現像剤中のトナーの電気泳動が良好になされ
ず、潜像の十分な現像が行なうことができない場合があ
る。
は、静電潜像担持体上で溶剤が揮発し、被転写体への転
写時の現像剤の状態が変化して転写が不安定になる場合
があり、280℃を超えた場合には、被転写体上のトナ
ー像の定着に要するエネルギーが大きくなり、装置構成
上好ましくない場合がある。
場合には、静電潜像担持体上での非画像部の現像剤の除
去が十分に行われず、地汚れが生じる場合があり、4c
stを超える場合には現像に要する時間が長くなり、プ
リンターの印字速度を低下させる場合がある。
の値の差が3cstを超える場合には、現像ローラーを
介して液体現像剤を供給し現像する画像形成方法の場合
に、現像性が現像剤中のトナー粒子の移動度に依存し、
ひいては溶剤の粘度に依存するため、動粘度の温度依存
性は現像濃度の温度依存性に結び付き温度によって印字
物の印字濃度が変化するというような問題が生じる場合
がある。
化水素系の絶縁性溶剤が好ましく、具体例としては、ア
イソパーL、アイソパーM(エクソン化学社製)、JW
S8947(エッソ石油社製)、アイソゾール400
(日本石油化学社製)、NP−LC、NP−HCS、N
P−SH(三井テキサコケミカル社製)、NAS−4
(日本油脂社製)などが好ましく、より好ましくはアイ
ソパーM、JWS8947、アイソゾール400、NP
−LC、NP−HCS、NP−SH、NAS−4、さら
に好ましくはJWS8947、NP−HCSが挙げられ
る。
染料および樹脂を主成分とするが、顔料を樹脂中に分散
させた着色粒子が好ましい。着色粒子中の顔料の割合と
しては好ましくは5重量%以上30重量%以下、より好
ましくは10重量%以上25重量%以下である。顔料の
割合が5重量%未満の場合には着色力が不十分となり、
30重量%を超えた場合には定着性が不十分となって、
印字物の光沢などに問題が生じる場合がある。
ルキッド樹脂、スチレン樹脂、フェノール樹脂、アクリ
ル樹脂、スチレン−アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、
ロジン変性フェノール樹脂、ロジン変性樹脂などが挙げ
られるが、ロジン変性樹脂を使用することが好ましい。
250以下であり、軟化点が70℃以上150℃以下で
あり、ロジン中のガムロジンの割合が20%以上である
ことが好ましい。かかるのロジン変性樹脂としては、ロ
ジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性フマル酸樹脂を使
用することが好ましく、具体例としては、荒川化学社製
のFGM−310,FGM−312、UNION CA
P社製のUNIREZ709,710,8112、81
15などが挙げられる。
性が不良になることがあり、250を超えると絶縁性液
体に対する分散性が不良となる場合がある。ここでいう
酸価の測定は、「塗料ハンドブック」(岩井信次編 昭
和29年 産業図書発行)、第635頁の記載に従って
行なうことができる。また、ロジン変性樹脂の軟化点が
70℃未満では保存性が不良となり、150℃を超える
と定着性が不良となる場合がある。さらに、ロジン変性
樹脂のロジン中のガムロジンの割合が20%未満の場合
には白地汚れ性が不良となる場合がある。
が、黒色系であれば、カーボンブラック(市販品では、
例えば三菱化成社製#30、#40、#50、MA−
7、11、100、220、キャボット社製MONAR
CH800,900,MOGUL−L,BLACK P
EARLS 130,REGAL330,400,66
0R、コロンビアカーボン社製Raven1255,1
020,1000など)の他、アルカリブルーなどをカ
ーボンブラックと混合して使用することも可能である。
ent Yellow−1,3,4,5,6,12,1
3,14,15,16,17,18,24,55,6
5,73,74,81,83,87,93,94,9
5,97,98,100,101,104,108,1
09,110,113,116,117,120,12
3,128,129,133,138,139,14
7,151,153,154,155,156,16
8,169,170,171,172,173が挙げら
れ、C.I.Pigment Yellow−12、1
3、14、17、81、95、109、154を使用す
ることが好ましい。
ent Red−1,2,3,4,5,6,7,8,
9,10,12,14,15,17,18,22,2
3,31,37,38,41,42,48:1,48:
2,48:3,48:4,49:1,49:2,50:
1,52:1,52:2,53:1,54,57:1,
58:4,60:1,63:1,63:2,64:1,
65,66,67,68,81,83,88,90,9
0:1,112,114,115,122,123,1
33,144,146,147,149,150,15
1,166,168,170,171,172,17
4,175,176,177,178,179,18
5,187,188,189,190,193,19
4,202,208,209,214,216,22
0,221,224,242,243,243:1,2
45,246,247が挙げられC.I.Pigmen
t Red−31,48:3,57:1,81,122
が好ましい。
ment Blue−1,2,9,14,15,16,
17:1,19,21,22,24,25,56,6
0,61,63,64が挙げられC.I.Pigmen
t Blue−15が好ましい。 それ以外にフタロシ
アニングリーン、オイルバイオレット、メチルオレン
ジ、メチルバイオレットなどが使われる。
を主成分とするが、軟化点の調整のためにポリエチレン
グリコールやポリプロピレングリコールなどを添加して
もく、さらに、荷電制御のために粒子中に荷電制御剤を
添加してもよく、粒子表面に荷電制御剤を付着せしめて
もよい。荷電制御剤を適切に選ぶことにより正、負いず
れにも帯電させることができる。荷電制御剤は特に限定
されないが、例えば、低分子量のレシチン、バリウムペ
テロネート、ナトリウムアルキルサクシネート、コバル
トナフテート、アルミニウムステアレート、コバルトオ
クテート、ジルコニウムナフテート、4級アンモニウム
塩および3級アミンなどの他、高分子型荷電制御剤等を
用いることができる。
れぞれに相溶性のよい部位を合わせもつグラフト型両親
媒性ポリマーは電荷が安定であるため好ましい。キャリ
ア溶剤に可溶である部位としては、例えば、高級脂肪酸
ビニルエステル、ビニルアルキルエーテル、アクリル酸
アルキルエステル、メタクリル酸アルキルエステルなど
から重合されるポリマーが挙げられる。また、結着樹脂
に可溶性の部位としては、例えば、酢酸ビニル、塩化ビ
ニル、メタクリル酸、アクリル酸メチル、メタクリル酸
メチル、アクリロニトリル、ジアルキルアミノアルキル
アクリレートなどから重合されるポリマーが挙げられる
がこれらに限定されない。他にも、このような両親媒性
ポリマーの例として、特公昭60−15063号公報に
示されたポリマーが知られている。液体現像剤中の荷電
制御剤の含量は特に限定されないが、液体現像剤中に
0.0001〜70重量%含まれることが好ましい。
のためにワックスを添加してもよい。ワックスとして
は、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックスな
どの合成ワックスやモンタンワックス、カルナバワック
スなどの天然ワックスが挙げられる。現像剤中のワック
スの含量は特に限定されないが、0.001〜10重量
%含まれることが好ましい。
画像形成方法について説明する。
の静電潜像を現像して顕像化するために用いられるもの
であるが、静電潜像担持体としては、例えば静電記録
紙、セレン系感光体、有機感光体、アモルファスシリコ
ン感光体などがある。静電潜像担持体として感光体を用
いた場合には、現像により顕像化された感光体上の顕像
を紙などの被転写体に転写し定着する。また、カラート
ナーを用いてフルカラー画像を形成する場合には、例え
ば静電潜像担持体上の静電潜像を液体トナーで現像し、
この現像により顕像化された顕像を被転写体に静電転写
するプロセスを繰り返すことによって被転写体上にフル
カラー画像を形成し、最終的に被転写体上に形成された
画像を定着するという方法がある。
スティクフィルム、金属、布、板など通常印刷が可能な
ものであれば、種類を問わない。これらの画像形成方法
は、例えば、複写機やレーザービームプリンターなどに
利用されるものである。
るが、本発明はこれらに限定されない。
(FGM310,酸価100,軟化点120℃,荒川化
学社製)1420g、Lionol red6BFG4
213(東洋インキ社製)400g、ポリエチレングリ
コ−ル(PEG6000,三洋化成社製)180gをミ
キサ−で予備混合した後、二軸押出し機を用いて溶融混
練した(フィ−ド量2kg/hr,温度100℃)。得
られた溶融混練物を冷却した後、サンプルミルを使用し
て粒径約50μmの粗粉とした。この粗粉を、恒温槽を
用いて50℃で8時間加温した。
荷電制御剤溶液108g(米国特許第3、900、41
2号明細書の実施例XI中で述べられた方法により製
作、固形分14%)、カルナバワックス16g、および
石油炭化水素系溶剤であり次の特性を持つ溶剤JWS8
9471250gとを混合し、 ・体積固有抵抗1014Ω・cm以上 ・20℃での動粘度2.5cst ・沸点範囲225℃から242℃ ・50℃と10℃の動粘度の差1.57cst 振動ミルで5時間粉砕して、平均粒子径1.2μmの液
体トナー原液を得た。この原液を固形分濃度が2%にな
るようにJWS8947で希釈して液体現像剤とした。
回の振動ミルによる粉砕および希釈を行ない、5ロット
のトナー組成物を得た。この間の粗粉は室温で保存し
た。
液体現像剤を用いて現像し、転写ドラム上に貼り付けた
アート紙上に画像を静電転写し、その画像を圧力ロ−ラ
−の温度200℃の条件で定着したところ、全てのロッ
トで良好な印字物を得ることができた。この印字物の画
像濃度を反射濃度計(RD918,マクベス社製)で測
定したところ、平均が1.38であり、ロット間のばら
つきも0.09と良好であった。
(FGM310,酸価100,軟化点120℃,荒川化
学社製)1420g、Lionol red6B FG
4213(東洋インキ社製)400g、ポリエチレング
リコール(PEG6000,三洋化成社製)180gを
ミキサーで予備混合した後、二軸押出し機を用いて溶融
混練した(フィード量2kg/hr,温度100℃)。
得られた溶融混練物を冷却した後、サンプルミルを使用
して粒径約50μmの粗粉とした。この粗粉200g
と、アクリル系高分子型荷電制御剤溶液108g(米国
特許第3、900、412号明細書の実施例XI中で述
べられた方法により製作、固形分14%)、カルナバワ
ックス16gおよびJWS8947 1250gとを混
合し、振動ミルにて5時間粉砕して、平均粒子径1.2
μmの液体トナーが得られた。この原液を固形分濃度が
2%になるようにJWS8947で希釈して現像剤とし
た。
分散を行ない、5ロットの現像剤を得た。この間の粗粉
の保存は室温で行なった。
を行なったところ、印字濃度にばらつきが見られた。こ
の印字物の画像濃度を反射濃度計(RD918,マクベ
ス社製)で測定したところ、平均が1.19であり、ロ
ット間のばらつきも0.22となり良好な印字が得られ
なかった。
(FGM310,酸価100,軟化点120℃,荒川化
学社製)1420g、カーボンブラック(MOGUL−
L,CABOT製)400g、ポリエチレングリコール
(PEG6000,三洋化成社製)180gをミキサー
で予備混合した後、二軸押出し機を用いて溶融混練した
(フィード量2kg/hr,温度100℃)。得られた
溶融混練物を冷却した後、サンプルミルを使用して粒径
約50μmの粗粉とした。この粗粉を、恒温槽を用いて
45℃で6時間加温した。
荷電制御剤溶液108g(米国特許3、900、412
号の実施例XI中で述べられた方法により製作、固形分
14%)、カルナバワックス16g、およびJWS89
47 1250gとを混合し、振動ミルにて5時間粉砕
して、平均粒子径1.2μmの液体トナー原液を得た。
この原液を固形分濃度が2%になるようにJWS894
7で希釈して現像剤とした。
月間に5回の振動ミルによる粉砕および希釈を行ない、
5ロットの液体現像剤を得た。この間の粗粉の保存は室
温で行なった。
評価を行なったところ、全てのロットで良好な印字物を
得ることができた。この印字物の画像濃度を反射濃度計
(RD918,マクベス社製)で測定したところ、平均
が1.48であり、ロット間のばらつきも0.08と良
好であった。
(FGM310,酸価100,軟化点120℃,荒川化
学社製)1420g、カーボンブラック(MOGUL−
L,CABOT製)400g、ポリエチレングリコ−ル
(PEG6000,三洋化成社製)180gをミキサー
で予備混合した後、二軸押出し機を用いて溶融混練した
(フィード量2kg/hr,温度100℃)。得られた
溶融混練物を冷却した後、サンプルミルを使用して粒径
約50μmの粗粉とした。この粗粉を、恒温槽を用いて
70℃で6時間加温した。すると粗粉が軟化して互いに
融着し、粗粉の粒径が大きくなった。
荷電制御剤溶液108g(米国特許第3、900、41
2号明細書の実施例XI中で述べられた方法により製
作、固形分14%)、カルナバワックス16g、および
JWS8947 1250gとを混合し、振動ミルにて
5時間粉砕したが、平均粒子径が6μmとなりうまく分
散できなかった。この原液を固形分濃度が2.5%にな
るようにJWS8947で希釈して現像剤とし、この現
像剤を用いて実施例1と同様の評価を行なったところ、
細線にあれが生じ、良好な印字物が得られなかった。
特性を発現する液体現像剤が製造でき、しかも液体現像
剤の製造ロット間および放置期間による粒子径や電気特
性にばらつきのない液体現像剤が製造でき。
Claims (3)
- 【請求項1】 トナー原材料の溶融混練、粗粉砕および
絶縁性液体中への湿式分散の各工程からなる液体現像剤
の製造法において、粗粉砕後のトナー組成物に加温処理
を施すことを特徴とする液体現像剤の製造法。 - 【請求項2】 前記加温処理の温度が40℃以上65℃
以下、処理時間が3時間以上であることを特徴とする請
求項1記載の液体現像剤の製造法。 - 【請求項3】 前記液体現像剤がフルカラー用現像剤で
あることを特徴とする請求項1または2記載の液体現像
剤の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9161492A JPH117166A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 液体現像剤の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9161492A JPH117166A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 液体現像剤の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH117166A true JPH117166A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15736108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9161492A Pending JPH117166A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 液体現像剤の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH117166A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007505953A (ja) * | 2003-09-18 | 2007-03-15 | リサーチ ラボラトリーズ オブ オーストラリアプロプライエタリイ リミテッド | マーキング液体の調製方法およびそれによって製造された生成物 |
-
1997
- 1997-06-18 JP JP9161492A patent/JPH117166A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007505953A (ja) * | 2003-09-18 | 2007-03-15 | リサーチ ラボラトリーズ オブ オーストラリアプロプライエタリイ リミテッド | マーキング液体の調製方法およびそれによって製造された生成物 |
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