JPH1170875A - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents

車両用ブレーキ装置

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JPH1170875A
JPH1170875A JP9304240A JP30424097A JPH1170875A JP H1170875 A JPH1170875 A JP H1170875A JP 9304240 A JP9304240 A JP 9304240A JP 30424097 A JP30424097 A JP 30424097A JP H1170875 A JPH1170875 A JP H1170875A
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Japan
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braking force
pressure
brake
brake fluid
generating means
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JP9304240A
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Takahiro Kiso
隆浩 木曽
Kazutoshi Yogo
和俊 余語
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の制動終了時の揺り返しの挙動を低減で
き乗員の不快感を低減したブレーキ装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 ブレーキ液圧の発生源におけるブレーキ
液圧の低下時に、管路における後輪側の車輪に対して設
けられた第2の制動力発生手段側の第1のブレーキ液圧
がブレーキ液圧発生手段側および前輪側の車輪に対して
設けられた第1の制動力発生手段側の第2のブレーキ液
圧より高くなるように差圧を設けることによって、発生
源および第1の制動力発生手段における減圧特性と第2
の制動力発生手段における減圧特性とを異ならせる特性
変更手段が配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に配設される
ブレーキ装置に関し、特に車両の制動時の挙動を向上し
たブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来車両に搭載されているブレーキ装置
は、通常、乗員によって操作されるブレーキペダル、こ
のペダル操作に伴ってマスタシリンダ圧を発生するマス
タシリンダ、このマスタシリンダ圧を伝達するブレーキ
配管およびマスタシリンダ圧を受けて車輪に制動力を発
生させるホイールシリンダ等によって構成されている。
このようなブレーキ装置では、乗員のブレーキペダル操
作の踏力調整によってマスタシリンダ圧を増減圧し、こ
のマスタシリンダ圧がホイールシリンダに加わりホイー
ルシリンダ圧を発生することによって、制動力を得てい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のブレ
ーキ装置では、ブレーキペダル踏み込みによる車両制動
時には車体の前方に荷重移動があり、車体のピッチング
挙動が発生する。そして、このピッチング挙動に伴う車
両停止の車体の揺り返しは、乗員によりブレーキペダル
をよほど巧く緩めなければ急制動になればなるほど大き
なものとなり、乗員に不快感を与えることとなる。
【0004】本発明は以上のようなことを鑑みて、車両
の制動終了時の揺り返しの挙動を低減でき乗員の不快感
を低減したブレーキ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では請求項1に記載の特性変更手段を採用す
ることができる。すなわち、この特性変更手段によっ
て、発生源のブレーキ液圧の減圧時に、第2の制動力発
生手段側の第1のブレーキ液圧が発生源および第1の制
動力発生手段側の第2のブレーキ液圧よりも高くなるよ
うに差圧が設けられる。このように発生源におけるブレ
ーキ液圧の減圧時において減圧特性が相違すると、たと
え発生源においてブレーキ液圧が減圧されても、第2の
制動力発生手段には、制動力を発揮することができるブ
レーキ液圧が保持されるため、車両停止時直前等におい
て乗員がブレーキペダルを緩めた際に後輪のみが路面反
力を受ける期間ができ、車両の揺り返し作用を緩和する
ことができる。
【0006】なお、車両停止時の揺り返しの低減原理に
ついて以下に詳述する。車両停止時の揺れ返しを小さく
するためには、車両が停止した瞬間の車両ピッチ角を小
さくすることが必要である。車両は、そのサスペンショ
ンの構造上、ブレーキをかけている車輪を支えている車
体部分を沈めようとする特性が存在する。そして、同じ
車体減速度で車両が止まろうとする場合、前輪と後輪の
制動力の比率によって車体のピッチ角を可変することが
できる。すなわち、後輪の制動力比率が前輪と比べて大
きい程ピッチ角を小さくすることができる。
【0007】また、ピッチ角は、車体減速度に応じて、
前輪側へ車体の荷重移動が起こるために発生するもので
ある。なお、車体減速度が大きければ大きいほど、荷重
移動も大きくなり、ピッチ角も大きくなる。通常乗員
(運転者)は、車両停止直前にブレーキを緩めることに
よって車両停止時のピッチング(揺り返し)を低減しよ
うとするが、これはブレーキを緩めることで、車体減速
度を小さくし、まさに車両が停止する寸前に荷重移動を
抑制してピッチ角を小さくしようとする動作である。す
なわち、乗員によるブレーキ緩めによる揺り返し低減
は、車体減速度低下によるもののみであったが、本発明
では乗員が車両停止直前にブレーキを緩める動作を利用
するとともに、後輪側の制動力比率を前輪側よりも高め
ることにより、減速度低下を抑えて(制動距離増大を抑
制して)且つ車両停止寸前のピッチ角をより効果的に低
減して、停止時の揺り返しを抑制することを可能とす
る。
【0008】請求項2に記載の発明を採用すれば、発生
源における増圧変化と第1、第2の制動力発生手段にお
ける増圧変化は同様となるが、発生源におけるブレーキ
液圧の減圧時において、この発生源および第1の制動力
発生手段における減圧変化と第2の制動力発生手段にお
ける減圧変化との特性が相違する。このように、ブレー
キ液圧の増圧の際には発生源における増圧と同様の応答
性をもって第1、第2の制動力発生手段が増圧されて制
動力が確保される。これに対して、ブレーキ液圧の減圧
時には、第2の制動力発生手段側のブレーキ液圧変化が
発生源における減圧変化よりも遅延され、この第2の制
動力発生手段における減圧変化の遅延により制動比率を
高めた状態が存在し、ピッチング方向の揺り返し挙動を
抑制することができる。
【0009】なお、上述のようなブレーキ液圧の変化の
特性の相違は、請求項4乃至請求項6に記載の作用をも
って達成することができる。この際の具体的な構成のー
例として、請求項6に記載の比例制御弁を挙げることが
できる。また、請求項9および10に記載の如く、発生
源におけるブレーキ液圧あるいは第2の制動力発生手段
におけるブレーキ液圧が所定以下の値となった場合に、
第2の制動力発生手段にかかるブレーキ液圧を発生源の
ブレーキ液圧と同等の圧力としたら、少なくとも発生源
におけるブレーキ液圧が0となった際において第2の制
動力発生手段にかかるブレーキ液圧も0とすることがで
き、車両に制動力を与える操作がない場合には確実に制
動力の発生を禁止することができ、ブレーキの引きずり
を防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるブレーキ装置
の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に
おける第1実施例を示すブレーキ配管モデル図である。
本実施例では、前輪駆動の4輪車において、右前輪−左
後輪、左前輪−右後輪の各配管系統を備えるX配管の車
両に本発明によるブレーキ装置を適用した例について示
す。
【0011】図1において、車両に制動力を加える際に
乗員によって踏み込まれるペダル1は、倍力装置2と接
続されており、ペダル1に加えられる踏力およびペダル
1のストロークがこの倍力装置に伝達される。倍力装置
2は、第1室と第2室との2室を少なくとも有してお
り、例えば第1室を大気室、第2室を負圧室とすること
ができ、負圧室における負圧は、例えばエンジンのイン
テークマニホールド負圧あるいはバキュームポンプによ
る負圧が用いられる。そして、この倍力装置2は、大気
室と負圧室との圧力差をもって、乗員のペダル踏力ある
いはペダルストロークを直接倍力する。倍力装置2は、
このように倍力された踏力あるいはペダルストロークを
マスタシリンダ3に伝達するブッシュロッド等を備えて
おり、このブッシュロッドがマスタシリンダ3に配設さ
れたマスタピストンを押圧することによりマスタシリン
ダ圧PUが発生される。なお、マスタシリンダ3は、こ
のマスタシリンダ3内にブレーキ液を供給したり、また
マスタシリンダ3内の余剰ブレーキ液を貯留するための
独自のマスタリザーバ3aを備えている。
【0012】このように、通常車両には、車体に制動力
を与えるためのブレーキ液発生手段として、これらブレ
ーキペダル1、倍力装置2、マスタシリンダ3等が備え
られている。マスタシリンダ3から延びる管路Aは途中
で枝分かれして、この管路Aの各先端には、右前輪FR
に配設されて車輪に制動力を加える第1のホイールシリ
ンダ4、および左後輪RLに配設されて車輪に制動力を
加える第2のホイールシリンダ5が接続されている。な
お、これら第1、第2のホイールシリンダは、制動力発
生手段として構成されている。
【0013】この管路Aにおいて、第1、第2のホイー
ルシリンダ4、5への枝分かれの部位から第2のホイー
ルシリンダ5までの間の管路中には、比例制御弁6が配
設されている。この比例制御弁6には、折れ点圧力PA
が設定されており、第2のホイールシリンダ5に加えら
れているホイールシリンダ圧PLが折れ点圧力PA以上
であれば、第2のホイールシリンダ5側からマスタシリ
ンダ3側へブレーキ液が流動する際に、第2のホイール
シリンダ5側のブレーキ液圧を所定の減衰比にて減圧す
る。すなわち、第2のホイールシリンダ5側のブレーキ
液圧を抑制する。また、この比例制御弁6は、マスタシ
リンダ3側から第2のホイールシリンダ5側にブレーキ
液が流動する際には、マスタシリンダ圧PUに関わらず
マスタシリンダ圧PUと同等のブレーキ液圧を第2のホ
イールシリンダ5に伝達する。すなわち、通常比例制御
弁が後輪側に配設される際にはマスタシリンダ3側から
第2のホイールシリンダ側にブレーキ液が流動する際に
所定の減衰比にて圧力を抑制して流動するように正接さ
れるが、本発明においては第2のホイールシリンダ5側
からマスタシリンダ3側へブレーキ液が流動する際に所
定の減衰比にて圧力が減圧されるように逆接されてい
る。なお、管路Aを、第2のホイールシリンダ5から比
例制御弁6に至る第1の管路部位A1と、比例制御弁6
からマスタシリンダ3および第1のホイールシリンダ4
に至る第2の管路部位A2とに分けることができる。
【0014】以上のように構成される第1実施例の作用
効果を図2および図3に基づいて説明する。まず、図2
に基づいて、マスタシリンダ圧PUの増減圧変化に対す
る、第2のホイールシリンダ5におけるホイールシリン
ダ圧PL1の圧力変化について説明する。
【0015】図2は、乗員によりブレーキペダル1が踏
み込まれた車両制動状態における、マスタシリンダ圧P
Uと第2のホイールシリンダ5におけるホイールシリン
ダ圧PL1との相対変化の特性を示す図である。図2に
おいて、乗員がペダル1を踏むことによりマスタシリン
ダ圧が増圧されて、マスタシリンダ圧が比例制御弁6に
設定された折れ点圧力PAよりも高い圧力Pになったと
する。この際、マスタシリンダ圧PUが0→P、ホイー
ルシリンダ圧PL1が0→Pの過程においては、第2の
ホイールシリンダ5におけるホイールシリンダ圧PLは
マスタシリンダ圧PUの変化に追従して、ほぼ1対1の
関係で直線Mのように増加する。
【0016】次に、マスタシリンダ圧PUおよびホイー
ルシリンダ圧PL1が圧力Pになった後に、乗員がブレ
ーキペダル1に対する踏力を弱めたとする。この際、乗
員の踏力低減に応じてマスタシリンダ圧PUが減少する
が、比例制御弁6が存在するために、ホイールシリンダ
圧PL1は、マスタシリンダ圧PUの減圧変化よりも遅
れた減圧変化を示す。すなわち、マスタシリンダ圧PU
の減圧時には、比例制御弁6に対して第1の管路部位A
1側から第1の管路部位A2側へブレーキ液が流動する
とともに、第2の管路部位A1側にあるホイールシリン
ダ圧PL1が折れ点圧力PAよりも高いために、比例制
御弁6がブレーキ液圧の減衰効果を発揮する。この際、
このブレーキ液圧の減衰は比例制御弁6に定められてい
る減衰比に基づいて実行される。この減衰比は、たとえ
ば図2における直線Kのように設定される。この場合ホ
イールシリンダ圧PL1の減圧変化はこの直線Kの傾き
に近づくように実現されるため、マスタシリンダ圧PU
の減圧変化とは減圧特性が異なることとなる。すなわ
ち、例えば乗員がー定の変化率で踏力を弱めた際には、
マスタシリンダ圧PUの減圧変化は直線Mのように変化
するが、ホイールシリンダ圧PL1の減圧変化は、折れ
点圧力PAまでは折れ線Lにほぼ沿って変化する。すな
わち、マスタシリンダ圧PUがホイールシリンダ圧PL
1=Pから比例制御弁6によって減衰される所定の圧力
までは、ホイールシリンダ圧PL1はほぼ圧力Pを保
つ。そして、たとえばマスタシリンダ圧PUがα1であ
る場合において、ホイールシリンダ圧PL1は、β1の
ように直線Kの傾きに沿って移行する。このため、ホイ
ールシリンダ圧PL1が圧力Pをほぼ保持している間、
およびホイールシリンダ圧PL1=β1であるように直
線Kに沿ってホイールシリンダ圧PL1が移行している
場合は、ホイールシリンダ圧PL1はたとえばマスタシ
リンダ圧PU=α1よりも高いブレーキ液圧として保持
されている。このように、マスタシリンダ圧PUが折れ
点圧力PA以上の圧力を有している際のホイールシリン
ダ圧PL1の減圧変化は、図2においてマスタシリンダ
圧PUとホイールシリンダ圧PL1とが1対1を示す直
線Mよりも上側の領域で推移する。
【0017】なお、マスタシリンダ圧PUが折れ点圧力
PAになれば、ホイールシリンダ圧PL1は、マスタシ
リンダ圧PUとほぼ同一になる。そして、マスタシリン
ダ圧PUが折れ点圧力PAよりも小さくなった場合に
は、比例制御弁6による減衰効果がなくなるため、マス
タシリンダ圧PUの減圧変化とホイールシリンダ圧PL
1の減圧変化はー致する。また、乗員がブレーキペダル
1から足を離してマスタシリンダ圧PUが0となった際
には、ホイールシリンダ圧PL1も圧力が0となる。よ
って、乗員が車両に制動力を加える意思がなくなれば、
ブレーキの引き釣りを起こすことなく、制動力発生が終
了する。
【0018】また、図3を用いて、乗員によりブレーキ
ペダル1が踏み込まれた車両制動状態における時間変化
と、マスタシリンダ圧PUおよび第1のホイールシリン
ダ4におけるホイールシリンダ圧PL1との相対変化の
特性について説明する。図3において、乗員のブレーキ
ペダル1の踏み込み操作によって、マスタシリンダ圧P
Uおよびホイールシリンダ圧PL1が時間t1までの間
にブレーキ液圧Pまで増圧される際には、直線Rのよう
に変化する。すなわち、マスタシリンダ圧PUおよびホ
イールシリンダ圧PL1の増圧時には、双方の増圧特性
に相違はない。
【0019】次に、ホイールシリンダ圧PL1およびマ
スタシリンダ圧PUが時間t1からt5にかけてブレー
キ液圧Pから減圧される際において、ホイールシリンダ
圧PL1の減圧変化とマスタシリンダ圧PUの減圧変化
を、時間軸を基準として説明する。なお、この時間t1
において車両が停止直前状態で、同時に乗員が、車両停
止時の揺り返しを低減するために、ペダルを緩める動作
を行ったと仮定する。
【0020】ブレーキペダルの緩めによるマスタシリン
ダ圧PUの減圧変化を、乗員のブレーキペダル1への踏
力減少に対応した直線Xに沿う特性とする。これに対し
て、比例制御弁6に設定された折れ点圧力PAよりもマ
スタシリンダ圧PUが高い場合におけるホイールシリン
ダ圧PL1は、比例制御弁6による第1の管路部位A1
側から第2の管路圧力減衰効果によって曲線Sのように
減圧変化する。よって、マスタシリンダ圧PUが圧力γ
になるのが時間t2であるのに対し、ホイールシリンダ
圧PL1が圧力γになるのは時間t3であるというよう
に、後輪側のホイールシリンダ圧PL1の減圧変化の方
がマスタシリンダ圧PUの減圧変化よりも遅れることと
なる。よって、図3からも分かるように、マスタシリン
ダ圧PUおよびホイールシリンダ圧PL1が折れ点圧力
PAに至る時間t4までは、ホイールシリンダ圧PL1
の方がマスタシリンダ圧PUよりも高い圧力となる。
【0021】なお、マスタシリンダ圧PUが折れ点圧力
PA以下となったt4とほぼ同期して、マスタシリンダ
圧PUとホイールシリンダ圧PL1との減圧変化はー致
し、マスタシリンダ圧PUとホイールシリンダ圧PL1
とも同一となる。このように、第2のホイールシリンダ
5のホイールシリンダ圧PL1が、乗員によりブレーキ
ペダルが緩められた過程において、マスタシリンダ圧P
Uよりも高く保持される。このため、車両制動時にピッ
チング挙動が発生した場合に、特に車両停止時にはピッ
チング挙動の反動である揺り返し挙動が起こるが、乗員
が揺り返し低減のためにペダルを緩めた際、制動力配分
比率が後輪配分寄りになることによって、ピッチ角が低
減し、揺り返しを抑制することができる。すなわち、前
輪側のブレーキ液圧は車両停止時にブレーキペダルが緩
められた際にはすぐに低下されて前輪が発生する制動力
は減少するが、後輪側のブレーキ液圧はその過程におい
て前輪側よりも大きくなり、発生する制動力も通常より
も大きくなる。よって、車両停止時前輪と後輪との制動
力比率を後輪よりにすることにより、車体後方を沈み込
ませ、ピッチ角を抑制し、その反動である揺り返しも低
減できる。なお、このような効果を得る際には、比例制
御弁6の折れ点圧力PAを乗員が緩くペダルを踏んだ際
に発生するような比較的低い圧力、たとえば5Kg/c
mm)あるいはペダルを踏んでいない状態の折れ点圧力
=大気圧に設定しておいてもよい。この際には前輪側の
ブレーキ圧力に比べて後輪側のブレーキ圧力が高くなる
領域が大きくなることが予想でき、揺り返しの抑制をー
層的確に実現できる。また、この際に比例制御弁6の減
衰比も任意に設定することができ、たとえば車両重量あ
るいは車重配分等に基づいて設定する。
【0022】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく以下のように種々変形可能である。たとえば、上述
の実施例では、ブレーキ液圧発生手段によるブレーキ液
圧の発生は、乗員のペダル操作によりマスタシリンダに
マスタシリンダ圧PUが発生されることによって実現さ
れていた。しかしながら、例えば車間距離が所定距離以
下になった際に、乗員のブレーキペダルの踏み込みに関
わらずブレーキを作動する自動ブレーキに本発明を適用
してもよい。この際には、ブレーキペダルおよびマスタ
シリンダ等の替わりに、自動ブレーキ用のポンプ等を本
発明におけるブレーキ液圧発生手段として採用する。こ
の場合においても、上述の実施例と同等の作用効果を得
ることができる。
【0023】なお、上述の実施例ではX配管のブレーキ
システムに本発明を適用したが、右前輪FR−左前輪F
L、右後輪RR−左後輪RLの各配管系統を備える前後
配管のシステムに本発明を適用しても同様の効果をえる
ことができる。なお、この際には、右後輪RR−左後輪
RLの配管系統において、逆接された1つの比例制御弁
が右後輪RR、左後輪RLの双方のホイールシリンダに
作用するように管路の枝分かれ部よりもマスタシリンダ
側に配置するようにしてもよいし、右後輪RR−左後輪
RLの配管系統において2つの比例制御弁をそれぞれの
後輪に対して設けるようにしてもよい。
【0024】なお、後輪側の車輪には本発明の特徴であ
る逆接された比例制御弁に加えて正接される通常の比例
制御弁を設けるようにしてもよい。この通常の比例制御
弁は、たとえば図1における枝分かれ部から比例制御弁
6の間の管路に配置してもよいし、比例制御弁6から第
2のホイールシリンダ5までの間に設けるようにしても
よい。なお、この通常の比例制御弁6は、乗員のブレー
キペダル1の操作によるマスタシリンダ圧PUの増圧に
伴って第2のホイールシリンダ5のホイールシリンダ圧
を増圧する際に、第1のホイールシリンダ4におけるホ
イールシリンダ圧の増圧勾配よりも小さくするために設
けられている。すなわち、通常、車両の制動時には荷重
移動が発生するため、前輪に比べて後輪の方がロック傾
向が生じ易い。よって、前輪に加えられる制動力に比べ
て後輪に加えられる制動力を小さくするために、通常第
2の比例制御弁6が配設される。
【0025】なお、枝分かれ部から比例制御弁6の間の
管路に通常の比例制御弁を追加配置した際のブレーキ液
圧の変化を図4に示す。この第2のホイールシリンダ5
には、前述の通常の比例制御弁60の作用によって、マ
スタシリンダ圧PUが所定の減衰比にて減衰されて加え
られる。すなわち、通常の比例制御弁60に設定された
折れ点圧力が圧力PBであるとすると、マスタシリンダ
圧PUが折れ点圧力PB以上になった際には、折れ線Q
のように第2のホイールシリンダ5のホイールシリンダ
圧PL2の増圧勾配が減少する。
【0026】しかしながら、マスタシリンダ圧PUの増
加に伴って、マスタシリンダ圧PUが圧力Pである際
に、ホイールシリンダ圧PL2が、比例制御弁6におけ
る折れ点圧力PAより高い圧力Ppとなったとする。そ
して、この状態から乗員の踏力が減少されてマスタシリ
ンダ圧PUが減圧されると、このマスタシリンダ圧PU
の減圧変化は折れ線Qに沿う変化となるが、ホイールシ
リンダ圧PL2は、比例制御弁6に設定された減衰比を
示す直線Kに沿うように、折れ線Nの如く移行する。す
なわち、比例制御弁6によって、第2のホイールシリン
ダ5側のブレーキ液圧が直線Kに沿うように保持される
ため、たとえば図4に示す如く、マスタシリンダ圧PU
が圧力α2である際のホイールシリンダ圧PL2は圧力
β2となり、圧力α2より圧力β2の方が高い圧力とな
る。
【0027】そして、マスタシリンダ圧PUと第2のホ
イールシリンダ5におけるホイールシリンダ圧PL2と
が同ーとなった後は、折れ線Qに沿って双方のブレーキ
液圧がほぼ1対1の関係で移行する。なお、マスタシリ
ンダ圧PUが0となった際には、ホイールシリンダ圧P
L2も0となる。このように正接される通常の比例制御
弁を付加構成しても同様の効果を得ることができる。
【0028】なお、本発明をオートマチック車に適用す
れば以下のような効果も得ることができる。たとえば、
オートマチック車では、車両停止時に乗員によりブレー
キペダルが所定以上踏み込まれていなければ、クリープ
現象により車両が動きだしてしまう。すなわち、車両停
止時に乗員により踏み込まれているブレーキペダルが無
意識に緩まってしまった場合には、クリープ現象により
発進してしまう。しかしながら、本発明による逆接され
る比例制御弁6を設けて、この比例制御弁6の折れ点圧
力を非常に小さくしておけば、乗員により無意識にブレ
ーキペダルが緩められたとしても、少なくとも後輪側の
ホイールシリンダ5にブレーキ液圧がマスタシリンダ圧
より高く保持されるため、乗員の意図しない車両発進を
抑制することができる。
【0029】本発明の前・後輪を入れ換えることにより
以下のような、効果を得ることもできる。一般に後輪よ
りも大きい制動力を発生させる前輪ホイールシリンダ圧
がマスタシリンダ圧よりも大きくなる領域を設けると、
マスタシリンダ圧に対してヒステリシス(遅れ)を付け
ることとなり減速度のコントロール性能を向上できると
いう効果がある。たとえば、運転者が、ある減速度にて
停止しようとした場合に、運転者の無意識の操作(運転
者の疲労等による)でペダル踏み込みが緩まって減速度
が緩くなった場合に、図2の直線Lのような軌跡を辿る
ためマスタシリンダ圧PUが低下した場合でもホイール
シリンダ圧PL1が下がらない。これは、ヒステリシス
効果により、マスタシリンダ圧PUの微妙な変動をホイ
ールシリンダ圧PL1に伝えないもしくは伝達が緩和さ
れるため、減速度の変動が抑制させるものとなる。
【0030】また、逆接された比例制御弁6の代わり
に、差圧制御電磁弁を用いるようにしてもよい。また、
ソレノイドへの電流値に応じて、差圧を任意に調整でき
る差圧制御電磁弁を用いるようにしてもよい。なお、こ
の差圧制御電磁弁とは、後輪のホイールシリンダ圧とマ
スタシリンダ圧との間の差圧が所定以上となった際、す
なわちマスタシリンダ圧が後輪のホイールシリンダ圧よ
りも所定圧以上低くなった際にホイールシリンダ側から
マスタシリンダ側へのブレーキ液の流動を許容し、この
所定差圧が付くまではホイールシリンダ側からマスタシ
リンダ側へのブレーキ液の流動を抑制もしくは禁止する
ものである。なお、マスタシリンダ側から後輪ホイール
シリンダ側へのブレーキ液の流動は圧力差に関係なく許
容する方がフェールセーフ上有利である。また、ブレー
キ踏み込みを検出するセンサおよび車輪速あるいは車体
速を検知・演算するセンサからの信号を受けて差圧制御
電磁弁を電子制御するようにしてもよく、この際には、
通常状態すなわちブレーキが踏み込まれていない際およ
びブレーキペダルが踏み込まれて車体速度が停止直前と
なるまでの間はマスタシリンダ側とホイールシリンダ側
とを相互流動可能な単なる連通ポートとし、車体速度が
停止直前となった後(車体速度あるいは車輪速度が所定
速度以下となった以後)は、前述の差圧制御電磁弁のポ
ートに制御するようにされた、2位置制御電磁弁を採用
するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用したブレーキ装置における構成を
示すモデル図である。
【図2】本発明を採用したブレーキ装置における制動力
発生手段側とブレーキ液圧発生手段側との圧力の関係を
示す特性図である。
【図3】本発明を採用したブレーキ装置における制動力
発生手段側およびブレーキ液圧発生手段側のブレーキ液
圧の経時変化を示す特性図である。
【図4】他の実施例における制動力発生手段側とブレー
キ液圧発生手段側との圧力の関係を示す特性図である。
【符号の説明】
1 ブレーキペダル 2 倍力装置 3 マスタシリンダ 4 第1のホイールシリンダ 5 第2のホイールシリンダ 6 逆接された比例制御弁 A 管路 A1 第1の管路部位 A2 第2の管路部位

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に制動力を加えるべくブレーキ液圧
    を発生する発生源を有するブレーキ液圧発生手段と、 前記ブレーキ液圧を受けて前輪側の車輪に制動力を発生
    させる第1の制動力発生手段と、 前記ブレーキ液圧を受けて後輪側の車輪に制動力を発生
    させる第2の制動力発生手段と、 前記ブレーキ液圧発生手段と前記第1および第2の制動
    力発生手段とを連通する管路と、を備える車両用ブレー
    キ装置において、 前記管路における前記第2の制動力発生手段側のみに、 前記発生源におけるブレーキ液圧の低下時に、前記管路
    における前記第2の制動力発生手段側の第1のブレーキ
    液圧が前記ブレーキ液圧発生手段側および第1の制動力
    発生手段側の第2のブレーキ液圧より高くなるように差
    圧を設けることによって、前記発生源および前記第1の
    制動力発生手段における減圧特性と前記第2の制動力発
    生手段における減圧特性とを異ならせる特性変更手段が
    配設されていることを特徴とする車両用ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 車両に制動力を加えるべくブレーキ液圧
    を発生する発生源を有するブレーキ液圧発生手段と、 前記ブレーキ液圧を受けて前輪側の車輪に制動力を発生
    させる第1の制動力発生手段と、 前記ブレーキ液圧を受けて後輪側の車輪に制動力を発生
    させる第2の制動力発生手段と、 前記ブレーキ液圧発生手段と前記第1および第2の制動
    力発生手段とを連通する管路と、を備える車両用ブレー
    キ装置において、 前記管路における前記第2の制動力発生手段側のみに、 前記ブレーキ液圧発生手段の発生源におけるブレーキ液
    圧の増圧変化とー致して前記第2の制動力発生手段に対
    するブレーキ液圧を増圧するとともに、前記発生源にお
    いてブレーキ液圧が低下する際には前記発生源および第
    1の制動力発生手段における前記ブレーキ液圧の減圧変
    化と前記第2の制動力発生手段における減圧変化とを相
    違させる特性変更手段が配設されていることを特徴とす
    る車両用ブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記特性変更手段は、前記管路におい
    て、前記発生源におけるブレーキ液圧の低下時に、前記
    管路における前記第2の制動力発生手段側の第1のブレ
    ーキ液圧を前記ブレーキ液圧発生手段および第1の制動
    力発生手段側の第2のブレーキ液圧より所定時間高く保
    持するように前記発生源および第1の制動力発生手段に
    おける減圧特性と前記第2の制動力発生手段における減
    圧特性とを相違させることを特徴とする請求項2に記載
    の車両用ブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 前記特性変更手段は、前記管路における
    前記第2の制動力発生手段側のブレーキ液を前記ブレー
    キ液圧発生手段側にブレーキ液量を減衰して流動するこ
    とによって前記発生源および第1の制動力発生手段にお
    ける減圧特性と前記第2の制動力発生手段側における減
    圧特性とを相違させることを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の車両用ブレーキ装置。
  5. 【請求項5】 前記特性変更手段は、前記管路において
    前記ブレーキ液圧発生手段側から前記第2の制動力発生
    手段側にブレーキ液が流動する際の流動抵抗より、前記
    第2の制動力発生手段側から前記ブレーキ液圧発生手段
    側へブレーキ液が流動する際の流動抵抗を大きくするこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用
    ブレーキ装置。
  6. 【請求項6】 前記管路において前記特性変更手段は、
    前記ブレーキ液圧発生手段から前記第2の制動力発生手
    段に至る管路を、 前記特性変更手段の配設位置から前記第2の制動力発生
    手段に至る第1の管路部位と、 前記ブレーキ液発生手段および第1の制動力発生手段か
    ら前記特性変更手段の配設位置に至る第2の管路部位
    と、 に分割し、 この特性変更手段には、前記第1の管路部位から前記第
    2の管路部位へのブレーキ液の流動の際に、所定の圧力
    比をもってブレーキ液圧の減衰を行うように接続された
    比例制御弁が採用されることを特徴とする請求項1乃至
    請求項5のいずれかに記載の車両用ブレーキ装置。
  7. 【請求項7】 前記ブレーキ液圧発生手段は、 車両制動時に乗員によって踏み込み操作されるブレーキ
    ペダルと、 前記ブレーキペダルへの踏み込み状態に伴うストローク
    の変化状態に応じて増減圧されるブレーキ液圧を発生す
    る発生源とを備えることを特徴とする請求項1乃至請求
    項6のいずれかに記載の車両用ブレーキ装置。
  8. 【請求項8】 前記特性変更手段は、 前記乗員のペダル踏力の低下に伴い減圧する前記発生源
    におけるブレーキ液圧変化よりも、前記第2の制動力発
    生手段におけるブレーキ液圧の減圧変化を遅延すること
    を特徴とする請求項7に記載の車両用ブレーキ装置。
  9. 【請求項9】 前記特性変更手段は、前記発生源におけ
    るブレーキ液圧が所定圧以下となった際に、前記第2の
    制動力発生手段にかかるブレーキ液圧と前記発生源およ
    び第1の制動力発生手段におけるブレーキ液圧とを同等
    とすることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれ
    かに記載の車両ブレーキ装置。
  10. 【請求項10】 車両に制動力を加えるべく乗員が踏み
    込み操作を行うブレーキペダルと、 前記ブレーキペダルに対する操作に応じてマスタシリン
    ダ圧を発生するマスタシリンダと、 前記車両に制動力を与えるべく前輪に制動力を発生させ
    る第1のホイールシリンダと、 前記車両に制動力を与えるべく後輪に制動力を発生させ
    る第2のホイールシリンダと、 前記マスタシリンダと前記第1、第2のホイールシリン
    ダとを結ぶ管路と、 前記管路における第2のホイールシリンダ側のみに配設
    され、前記マスタシリンダ圧の減圧時に、前記第2のホ
    イールシリンダ側のブレーキ液を所定の圧力比にて圧力
    保持しつつ前記マスタシリンダ側に流動する比例制御弁
    と、 を備えることを特徴とする車両用ブレーキ装置。
  11. 【請求項11】 車両制動時に乗員のペダル踏み込み操
    作に伴って前輪制動力および後輪制動力を所定比で増加
    させるとともに、乗員によるペダルの緩め時には前輪制
    動力に対する後輪制動力の比が所定量大きく設定されて
    いることを特徴とする車両用ブレーキ装置。
JP9304240A 1997-07-01 1997-11-06 車両用ブレーキ装置 Withdrawn JPH1170875A (ja)

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