JPH1170483A - 汎用ステープラー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のステープラーの機能を損なわせず、ステ
ップルを縦方向にも打ったり、手元から遠く離れた部位
にも打ったりできるようにして、その用途をひろげる。 【解決手段】主要部（１）を腕部（２）と独立させ、主
要部（１）を回転させることでステップルを縦方向にも
打つことができるようにし、腕部（２）を引き伸ばすこ
とでステップルを手元から遠く離れた部位に打つことが
できるようにもした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、ステープラーの
主要部（１）や腕部（２）を簡単に操作して、その用途
をひろげることに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来のステープラーは、横方向すなわち
腕部（２）に対して垂直な方向にしかステップルを打つ
ことができなかったし、手元から遠く離れた部位にはス
テップルを打つことができなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のステ
ープラーにはなかった機能が備わることにより、柔軟性
をもたせ、その用途をひろげようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明者は、ステープラ
ーの主要部（１）を腕部（２）と独立させて、主要部
（１）を左右に回転させる機能を与え、針受部（３）に
は縦横十字型に溝を入れた。さらに、腕部（２）を伸ば
せる機能を備えさせた。その結果、目的に合うことをつ
きとめ発明を完成させることができた。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明では、主要部（１）を回転
させることによって、ステップルを、横方向すなわち腕
部（２）に対して垂直な方向だけでなく、縦方向にも打
つことができるようになった。また、腕部（２）を伸ば
すことで、手元から遠く離れた部位にステップルを打つ
ことも可能となった。

【０００６】

【実施例】ツマミ部（４）か主要部（１）を持って、主
要部（１）を左か右に９０度回転させることにより、ス
テップルを縦方向にも打てるようにした。障害物や利き
腕の関係から、回転させた後、腕部（２）からはみだし
た主要部（１）が作業のじゃまにならないよう、左右い
ずれの向きにも回転できるようになっている。また、腕
部（２）を引き伸ばすことにより、従来のステープラー
では届かなかった部位にまで、ステップルを打つことが
できるようになった。

【０００７】

【発明の効果】従来のステープラーの機能はそのまま残
し、簡単な操作によって、その用途をひろげることがで
きるようになった。また、従来のステープラーを基本に
して製造できるため、価格も従来のものに近く設定でき
る。なお、用途に合わせて、請求項１と請求項３のみの
もの、あるいは請求項２のみのものを、それぞれ別に製
造することもできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来通りにステップルを打つときの本発明の斜
視図である。

【図２】縦方向にステップルを打つときの本発明の斜視
図である。

【図３】腕部（２）を引き伸ばしたときの本発明の右側
面図である。

【符号の説明】

１は主要部、２は腕部、３は針受部、４はツマミ部

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】主要部（１）が回転するステープラー
2. 【請求項２】腕部（２）が伸縮するステープラー
3. 【請求項３】針受部（３）に縦横両方向の十字型の溝が
   ある請求項１のステープラー