JPH1170481A - 締結具駆動工具 - Google Patents

締結具駆動工具

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JPH1170481A
JPH1170481A JP10180786A JP18078698A JPH1170481A JP H1170481 A JPH1170481 A JP H1170481A JP 10180786 A JP10180786 A JP 10180786A JP 18078698 A JP18078698 A JP 18078698A JP H1170481 A JPH1170481 A JP H1170481A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 締結具駆動工具のワーク接触部を小さく目立
たない外形として、ワークを損傷することなくノーズ部
の視認性と工具の操作、取扱を改善すること。 【解決手段】 ノーズ部に摺動自在に連結され、かつ、
ノーズ部の端部を越えて前方に突出するように付勢され
工具制御機構を作動させるワーク接触部と、工具制御部
に連結されリンクを受承する溝を有するブラケットと、
リンクのネジ部に配設された調節ナットと、リンクのネ
ジ部において調節ナットとブラケットの間に配設された
弾性リングとを具備し、調節ナットを回転させることに
よりワーク接触部が調節され、弾性リングによりワーク
接触部の調節が意図せずに変化することを防止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に動力型締
結具駆動工具に関し、特に、装飾用締結具のための空気
圧駆動工具のワーク接触部、駆動深さ調節機構、回転式
ノーズ部、およびマガジン組立体の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】締結具をワークに打込、駆動するために
の空気圧または燃焼動力型締結具駆動工具は周知となっ
ており、仕上釘を木製装飾具等のワークに打込、駆動す
るために用いられている。締結具は、複数の締結具を帯
状に連結した締結具集成体をマガジン内に収納して供給
される。マガジンは締結具駆動工具のノーズ部に連結さ
れる。個々の締結具がノーズ部に設けたチャンネルに順
次給送される。前記ノーズ部のチャンネルを通して打込
部材が締結具の後方から押し出され、締結具の後端に衝
接して締結具が前記締結具集成体から分離されると共
に、ノーズ部の開口部からワーク内に打込、駆動され
る。マガジンがノーズ部のチャンネルに関して直角に向
けられている締結具駆動工具がある。また、マガジンが
ノーズ部のチャンネルに対して所定の角度で後方に傾斜
させて設け、ノーズ部の逃げを改善すると共に、締結具
駆動工具の取扱および操作、特に、壁と天井の間の隅部
などの狭い空間での釘打ち作業を容易にしたものがあ
る。
【0003】締結具駆動工具は、また、ワーク接触部を
具備している。ワーク接触部は、締結具駆動工具を作動
可能状態としたり作動不能状態とする安全装置としての
工具制御機構に連結されている。ワーク接触部は、前方
に付勢されてノーズ部の端部を越えて突出しており、所
定の動作範囲内で前記駆動部材およびチャンネルに平行
に後方および前方へ移動可能となっている。使用に際し
てワーク接触部の先端がワークの表面に押圧され、ワー
ク接触部がノーズ部の端部に関して後方へ移動して、工
具制御機構が作動し、締結具駆動工具が作動可能状態と
なる。ワーク接触部は、ワークから取り外され或いは解
放されたときに、前方へ付勢された位置へ復帰可能とな
っている。これにより、締結具駆動工具は作動不能状態
となる。
【0004】従来のワーク接触部は締結具駆動工具を位
置決めするときに邪魔になり、ある領域にノーズ部を接
近させる妨げとなることがある。従来のワーク接触部
は、また、オペレータによるノーズ部の視認性を阻害
し、締結具のワークに対する正しい位置決めを阻害する
ことがある。ワークに対して締結具を正確に位置決めす
ることは、特に、仕上作業では望ましいことである。米
国特許第5564614号には、ループ状の針金部材に
より形成されノーズ部の前方に配置されたワーク接触部
が開示されている。然しながら、このワーク接触部は既
述の欠点がある。従来のワーク接触部は、ワークを損傷
しないように一般的に大きな外形または大きな接触面積
を有している。少なくとも仕上用締結具駆動工具に関し
ては、ワーク接触部の外形を小さくすることには抵抗が
あったように思える。と言うのは、そのようにするとワ
ークを損傷すると考えられていたからである。然しなが
ら、相対的に大きな外形のワーク接触部は、ワーク接触
部が締結具駆動工具の操作を阻害することを助長し、更
に、締結具駆動工具の重量を増加させるだけである。
【0005】他の望ましい締結具駆動工具の特徴は、締
結具のワーク内への貫通深さ或いは駆動深さの調節であ
る。駆動深さの調節は、一般的に、ワーク接触部がノー
ズ部の端部を越えて前方へ突き出す程度を調節すること
により行われ、以て、駆動部材のワークの方向への突き
出し量が調節され、締結具のワーク内への打込長さが調
節される。締結具の頭部はワーク表面から下へもぐり込
むことを防止し、ワーク表面と面一となり、或いは、ワ
ークの表面から突き出すこととなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
の駆動深さ調節機構は一般的に複雑な組立体であり、多
くの関連する構成要素を有し、しばしば、特に、締結具
駆動工具を長期間使用している場合に設定した深さを維
持できない。米国特許第5564614号に開示された
ループ状の針金部材により形成されたワーク接触部は、
締結具駆動工具を作動可能、不能とする点火制御帯にネ
ジ式に連結されている。より詳細には、ワーク接触部の
ネジ部は、点火制御帯の平行に離間、配置された第1と
第2のラグまたはフランジに形成された第1と第2の軸
方向に整列した孔内に配置されている。歯付の調節ホイ
ールまたはナットが、前記ワーク接触部のネジ部におい
て点火制御帯の平行フランジの間で回転自在に配設さ
れ、かつ、圧縮バネが前方のフランジと調節ホイールの
凹みの形成さた端面の間に配設されている。これによ
り、調節ホイールが意図せず回転することを防止すると
共に、衝撃を吸収している。ワーク接触部のネジ部は、
後方のフランジの第2の孔に通したソケットまたはフラ
ンジ付のスリーブ内に配置されており、点火制御帯のフ
ランジに対してワーク接触部が円滑に移動、調節できる
ようになっている。フランジ付のスリーブにはエンドキ
ャップが取り付けられており、ノーズ部の端部方向への
ワーク接触部の調節範囲を限定している。米国特許第5
564614号の駆動深さ調節機構は、フランジを形成
し、そこに孔を穿設したりすることを含む多くの製造工
程が必要であり、かつ、組み立てが難しく、従ってコス
トが増加する。更に、圧縮バネが強くない限り、圧縮バ
ネによるワーク接触部の駆動深さが意図せずに調節され
てしまうことを防止する効果は疑わしく、然しながら、
バネを強くすると、平行フランジの間にそのような強力
なバネを組み付けることが難しくなる。
【0007】また、ノーズ部のチャンネルに引っ掛かっ
た締結具を取り出すために、ノーズ部のチャンネルにア
クセスすることができる締結具駆動工具が望ましい。例
えば、Paslode, Model IM250 F-16 (商標名)コードレ
ス仕上釘打ち機は、ヒンジ式に連結された2つの構成要
素を具備し、それらは、ノーズ部の端部から離反した後
端に設けられたC形の凹部を有するレバーにより閉鎖位
置に保持されている。前記レバーは、引っ張りバネの付
勢力に抗してノーズ部の端部に向かって前方に移動可能
となっており、ノーズ部の構成要素をC形凹部から解放
できるようになっている。然しながら、ヒンジ式に連結
されたノーズ部の構成要素の間に形成されたチャンネル
に引っ掛かった締結具は、前記構成要素を引き離そうと
作用し、ノーズ部を開いてチャンネルにアクセスする必
要がある時、ノーズ部の端部に向かってレバーを移動さ
せることを妨げる。また、レバーに設けられた把持部は
つかみにくい位置にあるため、レバーを操作しにくくな
っている。実際上は、オペレータはノーズ部を開くため
に、レバーに衝撃力を加えることがあるが、これは締結
具駆動工具を損傷するので望ましくない。また、IM250
F16 のレバーは、その移動行程がノーズ部の長手方向に
沿って拘束されていないので回転し易く、オペレータ
は、正確にノーズ部の長手方向に沿ってレバーを移動さ
せなければならない。従ってレバーの操作は、特にノー
ズ部に締結具が引っ掛かった時に更に複雑になる。最後
に、ノーズ部を回動させ、レバーのC形の凹部にノーズ
部の構成要素を係合させるために、レバーを手操作しな
ければならない。
【0008】また、動力型締結具駆動工具は、一般的
に、帯状の締結具集成体を受容するためにマガジン内に
チャンネルが形成されている。マガジンの対面する一対
の側面の間の間隔は非常に重要である。この間隔が広過
ぎると、締結具集成体の隣接する締結具の端部がマガジ
ンのチャンネル内で重なり合い、引っ掛かり易くなる。
間隔が狭過ぎると、締結具集成体がチャンネル内で移動
できなくなる。この問題は、締結具集成体が完全に平坦
でないときに顕著になる。従来のマガジンは、マガジン
のチャンネルを形成する側壁の間隔の精度から生じる問
題を持っていた。例えば、シングルピースまたは1個構
成のマガジンは、一般的に押出成形プロセスにより形成
され、チャンネルつまりマガジンの中心軸線に沿った中
空の通路は、ドーナッツ状の断面形状を有している。こ
のプロセスでは、然しながら、チャンネルの寸法を、特
に、押出成形された1個構成のマガジンの全長にわたっ
て正確に形成することはできない。周知の押出成形され
た1個構成のマガジンは、チャンネルの寸法を直すため
に、時間とコストのかかるサイジング工程を必要とす
る。2つの押出成形された半体部から成る他のマガジン
は、スペーサ部材により正確な間隔を得ている。このス
ペーサは半体部を固定する横方向のネジにより固定され
る。押出成形された半体部を用いるマガジンは、1個構
成のマガジンと比較してチャンネルの寸法が正確である
が、然しながら、2個構成のマガジンは1個構成のマガ
ジンと比較して部品点数が多く、穿設や横断方向の孔に
ネジを形成したりしなければならず、コストが増加す
る。
【0009】本発明の目的は、従来技術の問題を解決し
た空気作動式の仕上締結具駆動工具を提供することであ
る。本発明の目的は、新規なワーク接触部と、新規な駆
動深さ調節機構と、新規なノーズ部と、新規なマガジン
とを有する新規な締結具駆動工具を提供することであ
る。
【0010】本発明の他の目的は、締結具をワーク内に
案内するためのチャンネルを備えたノーズ部と、ノーズ
部の端部を越えて前方に突き出すように付勢された先端
を有するワーク接触部とを有し、ワーク接触部がワーク
に対して押圧されたときに、ワーク接触部がノーズ部の
底面に沿って、ノーズ部のチャンネルに平行に後方およ
び前方へスライドして、工具制御機構を作動させると共
に、ワーク接触部を小さく目立たない外形として、ワー
クを損傷することなくノーズ部の視認性と工具の操作、
取扱を改善することである。
【0011】本発明の他の目的は、ノーズ部に摺動自在
に連結され、かつ、ノーズ部の端部を越えて前方に突出
するように付勢された工具制御機構を作動させるワーク
接触部と、前記ワーク接触部に連結され、前記ワーク接
触部の先端から後方に前記ノーズ部の一側に沿って延び
るネジ部が形成された端部を有するリンクと、前記工具
制御部に連結され、共通の軸線に沿って形成された前記
リンクを受承する溝を有し、かつ、2つの互いに離間す
る指部を有するブラケットと、前記リンクのネジ部にお
いて前記ブラケットの指部の間に配設された調節ナット
と、前記リンクのネジ部において前記調節ナットと前記
指部の一方との間に配設された弾性リングとを具備し、
前記調節ナットを回転させることにより前記ワーク接触
部が調節され、前記弾性リングにより前記ワーク接触部
の調節が意図せずに変化することを防止した新規な締結
具駆動工具を提供することである。
【0012】更に本発明は、開放位置と閉鎖位置との間
で前板に回動自在に取り付けられた背板を有するノーズ
部であって、閉鎖位置にあるとき、前記ノーズ部の端部
から締結具をワーク内に押し出すためのチャンネルが前
記背板と前記前板の間に形成され、かつ、前記ノーズ部
が開放位置にあるとき前記チャンネルが露出するノーズ
部を有する新規な締結具駆動工具を提供することであ
る。前記背板と前記前板が閉鎖位置にあるとき、前記背
板および前板の一側から突き出した突起部が、レバーの
凹部に受承され、前記レバーが前記ノーズ部の端部に向
かって付勢されて、前記ノーズ部を閉鎖位置に保持し、
かつ、前記レバーは、前記バネ部材の付勢力に対抗して
前記ノーズ部の端部から後方へ離反動作することによ
り、前記実質的に係合している第1と第2の突起部が前
記レバーの前記凹部から解放され、前記第1と第2の突
起部が前記レバーの凹部から解放されることにより、前
記背板が前記前板に対して解放位置に回動可能となる新
規な締結具駆動工具を提供することである。
【0013】更に本発明の他の目的は、対応の側壁を有
し個々に押出成形され得る第1と第2の長尺部材を整
合、連結させることにより形成されるマガジンのチャン
ネル内に配置された複数の締結具を帯状につなげた締結
具集成体から個々の締結具を順次に受承するチャンネル
を備えたノーズ部を有する締結具駆動工具であって、第
1と第2の長尺部材は、前記マガジンの開口端部に形成
された孔にテーパ部材を配置することにより、互いに離
反方向に付勢され、前記孔は前記長尺部材の制動する部
分により形成され、かつ、前記マガジンの全長にわたっ
て延設されていおり、前記テーパ部材により前記側壁が
正確に離間して、両者間にマガジンのチャンネルが形成
されるようにした新規の締結具駆動工具を提供すること
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、工具制御機構
を有する締結具駆動工具において、締結具をワークへ案
内するチャンネルを備え、端部、頂面、底面および側面
を有するノーズ部と、凹所の形成された頂部、底部、実
質的に対向する側部および先端を有するワーク接触部と
を具備し、前記ノーズ部の底部および側部が前記ワーク
接触部の凹所内に配置され、これにより、ワーク接触部
が前記ノーズ部に対して摺動自在に保持され、前記ワー
ク接触部の先端は前記ノーズ部の端部を越えて突出する
ように付勢されており、前記ワーク接触部は、前記工具
制御機構に連結されており、前記ワーク接触部が前記ノ
ーズ部の下側で前記ノーズ部のチャンネルに対して平行
に後方に移動することにより前記工具制御機構が作動
し、かつ、前方に移動することにより前記工具制御機構
が作動を停止し、前記ワーク接触部を前記ノーズ部の下
側に配置することによりノーズ部の視認性を改善した締
結具駆動工具を要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、締結具として
の仕上釘を斜めに並べて帯状に一体に形成した集成体と
した締結具帯の締結具を打込、駆動するために用いるこ
とのできる締結具駆動工具10は、ハウジング20、ハ
ウジング20に連結されたノーズ部100、ハウジング
20から延びるハンドル30、ノーズ部100に連結さ
れたマガジン40を主要な構成要素として具備してい
る。マガジン40は、図示するように、ノーズ部100
から公報へ所定角度でハンドル30の方へ延びている。
前記マガジンは、ノーズ部100から直角に延びてるよ
うに形成してもよい。図1に示す実施形態では、ハンド
ル40の先端部に空気供給継手50が設けられている。
図3、5を参照すると、ノーズ部100は、この技術分
野で周知となっているように、締結具帯から分離された
個々の締結具を受け、その締結具をノーズ部100の開
口部から目標の材料に向かって案内、駆動するためのチ
ャンネル102を有している。本実施形態では、一例と
して傾斜したマガジンを有する駆動工具について説明す
るが、本発明は、空気式に駆動するか、燃焼ガス圧によ
り駆動するかによらず、ノーズ部100に対して垂直な
マガジンを有する駆動工具や、仕上釘を駆動する締結具
駆動工具に適用可能である。
【0016】締結具駆動工具10は、また、ワーク接触
部110を有している。ワーク接触部100は、この技
術分野で周知となっているように、締結具駆動工具を作
動可能、不能を制御する工具制御機構に連結されてい
る。図2から図5に示すように、ノーズ部100は、ま
た、端部104、頂面106、底面107、側面10
8、109を含んでいる。ワーク接触部110は、頂部
112、底部114、実質的に対向する側部116、1
18および先端119を含んでいる。図2、3を参照す
ると、ワーク接触部110は、また、頂部112に形成
された凹所120を含んでいる。ノーズ部100の底面
107および側面108、109はワーク接触部110
の凹所120内に配設されており、これによりワーク接
触部110はノーズ部100に摺動自在に保持される。
ワーク接触部110の先端119は、ノーズ部100の
端部104を越えて前方へ突き出している。ワーク接触
部110は、ノーズ部100の底面107に沿ってノー
ズ部100のチャンネル102に対して平行に後方およ
び前方に摺動自在となっている。ワーク接触部110が
後方に摺動することにより工具制御機構が作動して工具
10が作動可能となり、ワーク接触部110が前方へ摺
動することにより工具制御機構が作動停止となり、工具
10が作動不能となる。
【0017】ワーク接触部110をノーズ部100の底
面107の下側に同底部に沿って配置することにより、
締結具駆動後部10のオペレータによるノーズ部10
0、特にその端部104の視認性が著しく改善される。
従って、ワーク内に打込、駆動される締結具を正確に位
置決め可能となる。これは、仕上作業には非常に好まし
い。図2から4を参照すると、ワーク接触部110は、
比較的幅が狭く、かつ、底部114を含む表面がテーパ
状を呈し、ノーズ部100のワーク接触部110に近接
し、かつ、ワーク接触部110に部分的に包まれている
ために、目立たない形状となっており、オペレータによ
る視認性が更に改善されると共に、ノーズ部100の周
辺の隙間が広くなる。そしてそのために、締結具駆動後
部10の取扱、操作が容易になる。これは、壁面と天井
が接合する隅部等、狭い部位での釘打ち作業を行う場合
に望ましい。
【0018】図5 を参照すると、ノーズ部100の向き
合う側面108、109は、ノーズ部の頂面106から
底面107へ向けて拡開するように設けられている。ワ
ーク接触部110の凹所120は実質的に相補形状を呈
しており、互いに拡開する側壁122、124および底
壁126により形成されるあり溝となっている。つま
り、凹所120の拡開する側壁122、124が、ノー
ズ部100の拡開する側面108、109に接触し、凹
所120の底壁126はノーズ部100の底面107に
接触し、以て、ワーク接触部110がノーズ部100に
摺動自在に保持される。ノーズ部100は、ワーク接触
部110の凹所がノーズ部100に摺動自在に保持され
る部分的に相補形状の断面を有する限り、他の断面、例
えば正方形、三角形、曲面とすることができる。本発明
の特徴によれば、ワーク接触部110っはノーズ部10
0に関してノーズ部100のチャンネル102に対して
平行な方向に後方および前方へ摺動自在となっている。
【0019】図2、3、5を参照すると、ワーク接触部
110は、ノーズ部100の一側に沿ってワーク接触部
110の先端119から後方へ延びる腕130を含んで
いる。図3を参照すると、腕130はワーク接触部11
0の一側に対してオフセットされており、かつ、フラン
ジ132によりワーク接触部110に部分的に連結され
ている。フランジ132は、締結具駆動工具10の使用
中にワーク接触部110が邪魔にならないように、側部
133がテーパ状に形成されている。図2、3を参照す
ると、ワーク接触部110は、また、リンク140を有
している。リンク140は、ワーク接触部110の腕1
30から突出し、ノーズ部100の端部104から後方
に延びるネジ付の端部142を有している。図示する実
施形態では、腕130およびフランジ132を含むワー
ク接触部110はプラスチック材料から一体成形されて
いる。プラスチック材料としては、ウレタン、ポリウレ
タン、ガラスを充填したナイロン材料が含まれる。好ま
しい実施形態において、リンク140は、例えばインサ
ートモールディング法により、ワーク接触部の一体堰系
されたプラスチック部分に連結される。ワーク接触部1
10およびその先端119をプラスチックから成形する
ことにより、金属によりワーク接触部を形成していた従
来技術で生じ得る、先端119によるワークの損傷が抑
制される。この目的のためには、ワーク接触部110が
充分な剛性を有し工具制御機構を作動させることができ
る限り、柔軟な弾性のプラスチックが特に適している。
【0020】締結具駆動工具10は、また、ワーク接触
部110の先端119がノーズ部100の端部104を
越えて突出する長さを調節するための駆動深さ調節機構
200を含んでいる。図2、3を山椒閏と、ブラケット
210が工具制御機構に連結されると共に、締結駆動工
具10に移動可能に連結されている。ブラケット210
は、ノーズ部100に対して相対的にノーズ部100の
端部104に接近、離反のスライド動作が可能となって
いる。図示する実施形態では、ブラケット210は、該
ブラケットに形成された細長いスロット214に通され
たボルト212により締結具駆動工具10に部分的に連
結されている。こうした構成により、ブラケット210
はボルト210に対して相対的に、ノーズ部100のチ
ャンネル102に平行に、ノーズ部100の端部104
に接近、離反動作が可能となる。図1を参照すると、ブ
ラケット210はノーズ部100から後方へ延び、か
つ、本体20とロールピン33の間で直進動作時自在に
支持されており、以て、ブラケット210がボルト21
2を中心として回転することが防止される。圧縮バネ部
材216がブラケット210の端部217と、締結具駆
動工具10の部分215の間に配設されている。バネ部
材216は、ブラケット210をノーズ部100の端部
104へ向けて前方へ付勢する。バネ部材216は、ま
た、ブラケット210から後方に延びる突起部218を
中心として部分的に配設されており、これにより、バネ
部材216はブラケット210と共働するように保持さ
れる。
【0021】ブラケット210の前端219には、2つ
の互いに離間した指部220、230が設けられてい
る。この指部の各々は、溝223、233を形成するC
字状に湾曲した端部222、232を有している。溝2
23、233は、リンク140の中心軸線と一致する共
通の中心軸線に沿って各々の指部を横断するように形成
されている。リンク140の一部が、指部220、23
0の溝223、233内に配置される。指部220、2
30のC形に湾曲した端部222、232は、リンク1
40において溝223、233に配置された部分の両側
の部分に配置される。また、指部220、230は、リ
ンク140の中心軸線に対して幅寸法が比較的大きくな
っており、リンク140と指部220、230の間の摩
擦が低減され、ワーク接触部110の軸方向の位置決め
が容易、円滑になる。
【0022】調節ナット240がリンク140のネジ部
142に指部220、230の間に配置されている。ま
た、弾性リング250がリンク140のネジ部142に
配置されている。弾性リング250は、調節ナット24
0と指部220または230の一方の間において圧縮状
態で配置されている。弾性リング250は、弾性を有す
るOリング、ゴムまたはプラスチックのワッシャ部材と
することができる。こうしてワーク接触部110のリン
ク140は工具制御機構の部ラアケット210に連結さ
れ、そして、ナット240を回転させることにより、ワ
ーク接触部110がノーズ部100の端部104に対し
て接近または離反方向に調節可能となっている。ナット
240の外周面にローレット処理を施し回転を容易にし
てもよい。圧縮状に保持された弾性リング部材250は
調節ナット240が意図せず回転することを防止し、以
て、ワーク接触部110の調節が意図せず変化すること
を防止する。ワーク接触部の調節は締結具駆動工具10
の操作中または取扱中に実施することができる。
【0023】指部220、230のC形に湾曲した端部
222、232は、完全な環状の通路を形成するように
湾曲させて、この通路にリンク140を挿通させるよう
にしても、或いは、部分的な弧状に形成して、リンク1
40を部分的に受承するようにしてもよい。C形の端部
222、232をどの程度湾曲させるかにより、調節ナ
ット240と、指部220、230の間に配設された弾
性リング250の間の接触面積の程度が決まり、接触面
積が大きくなればワーク接触要素110の調節が意図せ
ず変化することが低減される。前記指部のC形の端部2
22、232はプレス加工またはスタンピング加工で形
成することにより、どの程度C形端部を湾曲させるかに
よらず、従来技術のようにドリル加工またはフライス加
工により孔を穿設ことと比べて安価に製造することがで
きる。C形端部222、232を完全に閉じた環状の形
状または殆ど閉じた環状の形成とする場合には、指部2
20、230はリンク140の同じ側部に沿って配置さ
れる。指部220、230に最小のC形または部分的な
C形の端部222、232を配設する場合には、ワッシ
ャ252をリンク140のネジ部142において弾性リ
ング250と指部230の間に配置する。この構成によ
れば、ワッッシャ252により閉じた環状面が形成さ
れ、この環状に前記弾性リング250が押圧され、弾性
リング250との接触面積が大きくなり、圧縮リング2
50による摩擦が大きくなる。
【0024】図2を参照すると、第1の調節制限部材1
44がリンク140に配設されている。第1の調節制限
部材144は、ワーク接触部110とブラケット210
の指部230の間で長手方向に固定されている。第1の
調節制限部材144は、ノーズ部100の端部104方
向へのワーク接触部100の調節範囲を限定している。
第2の調節制限部材143がリンク140のネジ部14
2において指部220の後方に配設されている。第2の
調節制限部材143は、ノーズ部100の端部104か
ら離反方向へのワーク接触部100の調節範囲を限定
し、以て、ワーク接触部110が工具10から外れるこ
とを防止している。調節制限部材143、144は、例
えば、リンク140に形成された溝に弾性的に嵌められ
たEリングとすることができる。第2の調節制限部材1
43は、リンク140のネジ部142に取り付けたエン
ドキャップとすることもできる。第1の調節制限部材1
44を除去して、リンク140に沿って調節ナット24
0が前進するネジ部142の範囲を制限することにより
ノーズ部100の端部104方向へのワーク接触部11
0の調節範囲を限定しても良い。
【0025】このように本実施形態による打込深さ調節
機構200は比較的単純で最小限の部品から成り、ノー
ズ部100の端部104に対するワーク接触部110の
調節を正確で信頼性あるものとする。打込深さ調節機構
200の弾性リング部材250は、締結具駆動工具10
の操作中および取扱中に調節ナット240が意図せず滑
り回転することを防止し、これは従来技術からの改良で
ある。また、指部220、230のC形に湾曲した端部
222、232は、ブラケット210をスタンピング法
によりシート状の素材から切り出すときに同時に形成す
ることができ、従来技術においては引き続きリンクを受
承するための孔を穿設するための工程が省略される。ワ
ーク接触部110は、ノーズ部100の端部104に対
して接近、離反するように、ノーズ部100に対して摺
動自在に支持されているので、指部220、230のC
形端部222、232は、従来技術のようにワーク接触
部110を支持する必要はない。指部220、230の
C形端部222、232は、リンク140の中心軸線に
沿ってワーク接触部110の移動をブラケット210に
伝えられるように、ワーク接触部110をブラケット2
10に調節可能に連結すればよい。
【0026】図2から図5を参照すると、ノーズ部10
0は背板150を有している。背板150は、ヒンジ部
161を中心として閉鎖位置と開放位置との間で回動自
在に前板160に取り付けられている。図5を参照する
と、閉鎖位置にあるとき、背板150および前板160
の間に、ノーズ部100からワークへ締結具を案内する
ためのチャンネル102が形成され、開放位置にあると
き、チャンネル102が露出する。
【0027】図4を参照すると、第1の突起部152
が、チャンネル102に対して横方向に背板150の側
部から突出し、第2の突起部162が、チャンネル10
2に対して横方向に背板150の同じ側部から突出して
いる。第1と第2の突起部152、162は、背板15
0および前板160が閉鎖位置にあるとき、隣接し実質
的に係合している。また、ノーズ部100の側部に沿っ
てレバー170が配設されている。レバー170は、チ
ャンネル102の中心軸に対して実質的に平行にノーズ
部100に対して後方および前方へ移動可能となってい
る。レバー170は、後端172と、ノーズ部100の
端部104の方に設けられた全端174とを有してい
る。全端174は、背板150と前板160が閉鎖位置
にあるとき、係合している第1と第2の突起部152を
受承するための凹部152を有している。
【0028】レバー170はボルト175によりノーズ
部100に移動可能にれ欠されている。ボルト170
は、レバー170に貫通形成されたスロット177内に
配置されている。圧縮バネ部材190がレバー170の
後端172とノーズ部100の支承部192の間に配設
されており、これによりレバー170はノーズ部100
の端部104の方に付勢されている。バネ部材190
は、レバー170から後方に突き出した後方突起部17
3に部分的に支持されており、これにより、バネ部材1
90はレバー170と共働するように保持される。レバ
ー170は、また、全端174から前方へ突き出した前
方突起部178を有している。前方突起部178は、ノ
ーズ部100のガイド部162、164の間に配置され
ている。ガイド部162、164により、レバー170
は、ノーズ部100のチャンネル102に実質的に平行
に案内される。
【0029】使用に際して、背板150および前板16
0が閉鎖位置にあるとき、実質的に係合する第1と第2
の突起部152、162は、レバー170の凹部180
に受承される。本発明のこの特徴によれば、凹部180
の上側の面182は、第1の突起部152の上面154
と係合し、凹部180の下側の面184は第2の突起部
162の下面163と係合する。これにより、背板15
0が前板160に対して回転することが防止される。然
しながら、レバー170は圧縮バネ部材190の付勢力
に対抗してノーズ部100の端部104から後方に移動
することでき、これにより第1と第2の突起部152、
162がレバー170の凹部180から解放される。第
1と第2の突起部152、162が凹部180から解放
されると、背板150が前板160に対して回動、離反
して開放位置へ移動する。図3、4を参照すると、レバ
ー170は、該レバーから横方向外方へ突き出した把持
部185を含んでいる。把持部185により、レバー1
70を手で把持し、該レバーを圧縮バネ部材190の付
勢力に対抗させてノーズ部100の端部104から後方
に移動させることができる。図4を参照すると、背板1
50の第1の突起部152は後方に設けられた斜面15
3を有している。レバー170は前方に設けられた斜面
171を有している。背板150が開放位置から閉鎖位
置へ移動するとき、レバー170の斜面171に背板1
50の斜面153が係合する。これにより、レバー17
0が圧縮バネ部材190の付勢力に対抗して後方へ移動
する。従って、レバー170をノーズ部100の端部1
04から後方へ移動させることなく、背板150を加法
位置から閉鎖位置へ移動可能となっている。
【0030】図1を参照すると、マガジン40はノーズ
部100にれン欠された基端部42を有している。マガ
ジン40に設けられたチャンネルから個々の締結具がノ
ーズ部100のチャンネル102に順次給送される。ま
た、マガジン40の先端44にはエンドプレート60が
取り付けられている。エンドプレート60はマガジン4
0の先端44に整合する面62を有している。エンドプ
レート60の面62は、エンドプレート60を貫通する
ボルトやネジなどの締結具66により先端44に固定さ
れる。図3を参照すると、ノーズ部100は、マガジン
40の基端部42に整合する面103を有している。マ
ガジン40は、ノーズ部100を貫通し、マガジン40
の基端部42内部に延びる締結具によりノーズ部100
に固定される。
【0031】マガジン40の断面図である図6を参照す
ると、締結具集成体を受容するチャンネル42は、仕上
釘または締結具の帯状の集成体の頭部およびシャンク部
を受容する実質的にT字状の断面を有している。マガジ
ン40は第1と第2のの長尺部材300、400を有し
ている。第1の長尺部材300は、側壁310、第1の
トップエッジ部330、第1のボトムエッジ部340を
有している。側壁310は内面312と、同じ形状の両
端面320とを有する。第1のトップエッジ部330は
第1の係合エッジ332を有している。第2の長尺部材
400は第2の側壁410、第2のトップエッジ部43
0、第2のボトムエッジ部440を有している。側壁4
10は第2の内面412と、同じ形状の両端面420と
を有する。第2のトップエッジ部430は第2の係合エ
ッジ432を有している。第1と第2の長尺部材30
0、400は互いに組み合わせられる。
【0032】第1の長尺部材300の第1のボトムエッ
ジ部340には、外フランジ360と内フランジ370
とにより凹所350が形成されている。凹所350は、
基端部42と先端44の間で第1の長尺部材300の全
長にわたって延設されている。第2の長尺部材400の
第2のボトムエッジ部440には、内面452、外面4
54を有する中間フランジ450が形成されている。組
み合わせたとき、第1の長尺部材300の第1の係合エ
ッジ332は、第2の長尺部材400の第2の係合エッ
ジ432と係合する。図示する実施形態では、第1と第
2の係合エッジ332、432は、相補形の段付き状の
形状を呈しており、第1と第2の長尺部材400を積極
的に位置合わせするようになっている。第2の長尺部材
400の中間フランジは、第1の長尺部材300の内フ
ランジ370および外フランジ360により形成される
凹所350内に配置される。第1の側壁320の内面3
12は、第2の側壁410の第2の内面412に対面す
る。
【0033】図1を参照すると、第1と第2のテーパ状
の部材47、48が、マガジン40の金端部42、先端
44の各々において、内フランジ450の内面452と
内フランジ370の間の開口部49内に配置される。こ
れにより、中間フランジ450が外フランジ360に押
しつけられ、中間フランジの外面454がマガジンの全
長にわたって外フランジ360に係合する。従って、第
1と第2の側壁310、410の第1と第2の内面31
2、412の間隔が正確に保たれ、両者間にチャンネル
46が形成される。本実施形態で、内フランジ450の
外面454と外フランジ360は、基端部42と先端4
4の間でマガジンの全長にわたって係合している。これ
により、マガジンのチャンネル46の寸法がマガジンの
長手方向に沿って変化することが実質的に防止される。
【0034】図6を参照すると、外フランジ360の内
面362は湾曲しており、中間フランジ450の外面4
54は、テーパ部材47、48により中間フランジが外
方へ付勢されたときに、外フランジ360の内面362
に相補形に係合するように湾曲している。図6を更に参
照すると、内フランジ370の内面372および中間フ
ランジ450の内面452は湾曲しており、内フランジ
370の湾曲した内面372が中間フランジ450の湾
曲面452に対面するしたときに、両者間に開口部49
が形成される。該開口部はマガジンの全長にわたって延
設されている。
【0035】既述したように、テーパ部材47、48は
マガジン40の開口部49内に挿入される。図1を参照
すると、エンドプレート60は、第1と第2の長尺部材
300、400の第1の端部により形成されるマガジン
40の先端44に配設される。2つの締結具66(図1
には一方のみ図示されている)がエンドプレート60を
貫通させて、マガジン40の対応する開口部302、4
02内に挿入される。これにより、エンドプレート60
がマガジン40に連結される。開口部302、402
は、第1と第2の長尺部材300、400の先端44に
形成されている(図6参照)。また、2つの締結具(図
示せず)が、ノーズ部100からマガジン40の基端部
42の開口部302、402内に挿入され、マガジンが
ノーズ部100に連結される。
【0036】図6を参照すると、第1と第2の長尺部材
300、400は、その全長にわたって同じ断面形状を
有している。第1と第2の長尺部材300、400は押
出成形プロセスにより成形することができる。第1と第
2の長尺部材300、400を押出成形することによ
り、第1と第2の長尺部材300、400の寸法精度が
著しく高くなる。つまり、開口部372、452により
形成される開口部49もまた押出成形により形成される
ので、従来技術の二分割式のマガジンで必要とされた穿
設工程が省略される。開口部302、402も同様に押
出成形プロセスでマガジン40の全長にわたって形成す
ることができ、従って、マガジン40の基端部42、先
端44からアクセスすることができる。また、テーパ部
材47、48は、好ましくは、曲面374、452によ
り形成される開口部49にマガジン40の基端部42、
先端44から螺合するタッピングネジとすることができ
る。これにより、マガジンの基端部42、先端44にネ
ジ部を形成する必要性がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】締結具駆動工具の側面図。
【図2】ノーズ部の側面図。
【図3】図1において矢視線a−aの方向に見たノーズ
部の平面図。
【図4】ノーズ部の反対側の側面図。
【図5】図1の矢視線b−bの方向見たノーズ部の正面
図。
【図6】図1の矢視線c−cに沿う締結具駆動工具の断
面図である。
【符号の説明】
10…締結具駆動工具 100…ノーズ部 104…ノーズ部の端部 102…チャンネル 110…ワーク接触部 120…凹所(あり溝) 140…リンク 210…ブラケット

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具制御機構を有する締結具駆動工具に
    おいて、 締結具をワークへ案内するチャンネルを備え、端部、頂
    面、底面および側面を有するノーズ部と、 凹所の形成された頂部、底部、実質的に対向する側部お
    よび先端を有するワーク接触部とを具備し、 前記ノーズ部の底部および側部が前記ワーク接触部の凹
    所内に配置され、これにより、ワーク接触部が前記ノー
    ズ部に対して摺動自在に保持され、前記ワーク接触部の
    先端は前記ノーズ部の端部を越えて突出するように付勢
    されており、 前記ワーク接触部は、前記工具制御機構に連結されてお
    り、前記ワーク接触部が前記ノーズ部の下側で前記ノー
    ズ部のチャンネルに対して平行に後方に移動することに
    より前記工具制御機構が作動し、かつ、前方に移動する
    ことにより前記工具制御機構が作動を停止し、 前記ワーク接触部を前記ノーズ部の下側に配置すること
    によりノーズ部の視認性を改善した締結具駆動工具。
  2. 【請求項2】 前記ノーズ部の側面は、前記ノーズ部の
    頂面から底面へ向かって互いに拡開してあり形の断面形
    状を呈しており、前記ワーク接触部の凹所が実質的に相
    補形のあり溝を形成し、前記ワーク接触部が前記ノーズ
    部に摺動自在に保持される請求項1に記載の締結具駆動
    工具。
  3. 【請求項3】 前記ワーク接触部が、前記ワーク接触部
    の先端から後方に前記ノーズ部の一側に沿って延び、前
    記工具制御機構に連結された腕を有している請求項1に
    記載の締結具駆動工具。
  4. 【請求項4】 前記ワーク接触部がプラスチックより成
    る請求項3に記載の締結具駆動工具。
  5. 【請求項5】 前記締結具駆動工具が、更に、リンクを
    具備し、 前記リンクが前記ワーク接触部から突き出したネジ部が
    形成された端部を有し、かつ、リンクの一部が、前記ワ
    ーク接触部のプラスチック部分に連結されている請求項
    4に記載の締結具駆動工具。
  6. 【請求項6】 前記締結具駆動工具が、更に、 前記ワーク接触部の腕に連結され、前記ワーク接触部の
    先端から後方に前記ノーズ部の一側に沿って延びるネジ
    部が形成された端部を有するリンクと、 前記工具制御部に連結され、共通の軸線に沿って形成さ
    れた前記リンクを受承する溝を有し、かつ、2つの互い
    に離間する指部を有するブラケットと、 前記リンクのネジ部において前記ブラケットの指部の間
    に配設された調節ナットと、 前記リンクのネジ部において前記調節ナットと前記指部
    の一方との間に配設された弾性リングを具備し、 前記調節ナットを回転させることにより前記ワーク接触
    部が調節され、前記弾性リングが前記ワーク接触部の調
    節が意図せずに変化することを防止する請求項3に記載
    の締結具駆動工具。
  7. 【請求項7】 前記締結具駆動工具が、更に、 前記リンクのネジ部において前記弾性リングと前記指部
    の一方の間に配設されたワッシャを具備する請求項6に
    記載の締結具駆動工具。
  8. 【請求項8】 ノーズ部に摺動自在に連結され、前記ノ
    ーズ部の端部越えて前方に突き出すように付勢され、締
    結具駆動工具を作動可能、作動不能とする工具制御機構
    を作動させるために前記ノーズ部に対して移動可能なワ
    ーク接触部を有する締結具駆動工具において、 前記ワーク接触部に連結され、前記ワーク接触部の先端
    から後方に前記ノーズ部の一側に沿って延びるネジ部が
    形成された端部を有するリンクと、 前記工具制御部に連結され、共通の軸線に沿って形成さ
    れた前記リンクを受承する溝を有し、かつ、2つの互い
    に離間する指部を有するブラケットと、 前記リンクのネジ部において前記ブラケットの指部の間
    に配設された調節ナットと、 前記リンクのネジ部において前記調節ナットと前記指部
    の一方との間に配設された弾性リングと、 前記リンクのネジ部において前記弾性リングと前記指部
    の一方の間に配設されたワッシャを具備し、 前記調節ナットを回転させることにより前記ワーク接触
    部が調節され、前記弾性リングが前記ワーク接触部の調
    節が意図せずに変化することを防止する締結具駆動工
    具。
  9. 【請求項9】 前記締結具駆動工具が、更に、前記リン
    クから突出する調節制限部材を具備し、前記調節制限部
    材は、前記リンクにおいて前記ブラケットの指部の外側
    の端部に向かって配設されており、前記ノーズ部から前
    記ワーク接触部が離反する方向への調節を制限し、以
    て、前記ワーク接触部が前記工具から分離することを防
    止する請求項8に記載の締結具駆動工具。
  10. 【請求項10】 前記調節ナットの外面にローレット処
    理が施されている請求項8に記載の締結具駆動工具。
  11. 【請求項11】 締結具駆動工具において、 開放位置と閉鎖位置との間で前板に回動自在に取り付け
    られた背板を有するノーズ部であって、閉鎖位置にある
    とき、前記ノーズ部の端部から締結具をワーク内に押し
    出すためのチャンネルが前記背板と前記前板の間に形成
    され、かつ、前記ノーズ部が開放位置にあるとき前記チ
    ャンネルが露出するノーズ部と、 前記背板の一側から前記チャンネルに対して横断方向に
    突き出した第1の突起部と、前記前板の同じ一側から前
    記チャンネルに対して実質的に横方向に突き出した第2
    の突起部であって、前記背板と前記前板が閉鎖位置にあ
    るとき、前記第1と第2の突起部が実質的に係合する第
    1と第2の突起部と、 前記ノーズ部の側部に沿って配設され、前記ノーズ部に
    対して後方および前方へ移動可能に設けられ、後端と前
    記ノーズ部に向かって設けられた前端とを有し、前記前
    端に実質的に係合している前記第1と第2の突起部を受
    承する凹部が形成されたレバーと、 前記レバーの後端に作用し、前記背板と前記前板が閉鎖
    位置にあるとき、前記第1と第2の突起部が前記レバー
    の凹部に受承される位置にレバーを前記ノーズ部の端部
    に向かって付勢し、前記第1と第2の突起部を実質的に
    係合状態に保持する圧縮バネ部材とを具備し、 前記レバーが、前記バネ部材の付勢力に対抗して前記ノ
    ーズ部の端部から後方へ離反動作することにより、前記
    実質的に係合している第1と第2の突起部が前記レバー
    の前記凹部から解放され、前記第1と第2の突起部が前
    記レバーの凹部から解放されることにより、前記背板が
    前記前板に対して解放位置に回動可能となる締結具駆動
    工具。
  12. 【請求項12】 前記レバーが前記ノーズ部に対して移
    動可能に連結されており、前記レバーが前記前端から突
    き出した前方突起部と、前記レバーの後端から突き出し
    た後方突起部とを有し、前記バネ部材の一端が前記後方
    突起部の周囲に巻設され、前記前方突起部が前記ノーズ
    部に設けられたガイド部材の間に配設され、これによ
    り、前記レバーが前記ノーズ部に対して実質的に平行に
    後方および前方へ移動可能となっている請求項11に記
    載の締結具駆動工具。
  13. 【請求項13】 前記レバーが、前記レバーから横方向
    外方へ突き出した把持部を有しており、これを把持して
    前記レバーを前記圧縮バネ部材の付勢力に対抗して前記
    ノーズ部の端部から離反方向へ後方に移動させるように
    なっている請求項11に記載の締結具駆動工具。
  14. 【請求項14】 前記背板の第1の突起部が斜面を有
    し、前記レバーが斜面を有しており、前記背板が前記開
    放位置から前記閉鎖位置へ移動するとき、背板の斜面が
    前記レバーの斜面に係合して、前記レバーが前記ノーズ
    部の端部から後方へ移動し、前記背板が閉鎖位置に回
    転、移動することが可能となる請求項11に記載の締結
    具駆動工具。
  15. 【請求項15】 複数の締結具を帯状につなげた締結具
    集成体から個々の締結具を受容して、ノーズ部の開口部
    から案内、押し出すチャンネルを備えたノーズ部を有す
    る締結具駆動工具において、 前記締結具集成体を受容するチャンネルと、前記ノーズ
    部に連結された基端部とを有し、前記チャンネルから前
    記ノーズ部へ個々の締結具を順次に給送するマガジンを
    具備し、 前記マガジンが、第1の内面と、第1の前端と、第1の
    後端と、第1のトップエッジと、第1のボトムエッジと
    を有する第1の側壁を備えた第1の長尺部材とを有し、 前記第1の長尺部材の第1のボトムエッジが、外フラン
    ジと内フランジとにより形成され、第1の長尺部材の全
    長にわたって延設された凹所を有し、 前記マガジンが、第2の内面と、第2の前端と、第2の
    後端と、第2のトップエッジと、第2のボトムエッジと
    を有する第2の側壁を備えた第2の長尺部材とを有し、 前記第2の長尺部材の第2のボトムエッジが、内面と外
    面とを有する中間フランジを有しており、 前記第1の側壁の第1の内面が前記第2の側壁の第2の
    内面に対面するように、前記第1の長尺部材の第1のト
    ップエッジが前記第2の長尺部材の第2のトップエッジ
    と係合可能で、かつ、前記第2のボトムエッジの中間フ
    ランジが前記前記第1のボトムエッジの内フランジと外
    フランジにより形成される凹所内に配置可能となってお
    り、 前記締結具駆動工具が、更に、前記マガジンの前端およ
    び後端において、前記中間フランジと前記内フランジの
    間に配設可能なテーパ部材を具備し、前記中間フランジ
    の外面が前記外フランジの内面に係合し、以て、前記第
    1の側壁の第1の内面が、前記第2の側壁の第2の内面
    に関して正確に離間、配置され、両者間にマガジン内部
    に前記チャンネルが形成される締結具駆動工具。
  16. 【請求項16】 前記外フランジの内面に形成される凹
    所の一部が湾曲面を有し、前記中間フランジの外面が湾
    曲面を有しおり、前記テーパ部材により付勢されること
    により、中間フランジの湾曲面が前記外フランジの湾曲
    面に係合可能となっている請求項15に記載の締結具駆
    動工具。
  17. 【請求項17】 前記内フランジの内面が湾曲面を有
    し、前記中間フランジの内面が湾曲面を有しており、前
    記内フランジの湾曲面が前記中間フランジの湾曲面に対
    設されて、両者間に開口部が形成され、該開口部内に前
    記テーパ部材が配設される請求項15に記載の締結具駆
    動工具。
  18. 【請求項18】 前記第1の長尺部材が、その長手方向
    に同じ断面形状を有し、前記第2の長尺部材が、その長
    手方向に同じ断面形状を有しており、以て、前記第1と
    第2の長尺部材が押出成形可能となっている請求項15
    に記載の締結具駆動工具。
  19. 【請求項19】 前記テーパ部材が、前記内フランジと
    前記中間フランジの間の開口部に係合可能なタッピング
    ネジである請求項17に記載の締結具駆動工具。
  20. 【請求項20】 前記締結具駆動工具が、更に、前記第
    1の長尺部材の第1の後端と、前記第2の長尺部材の第
    2の後端により形成されるマガジンの後端に配設可能な
    エンドプレートを具備する請求項15に記載の締結具駆
    動工具。
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