JPH1170250A - 遊技装置および遊技場システム - Google Patents

遊技装置および遊技場システム

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JPH1170250A
JPH1170250A JP24930697A JP24930697A JPH1170250A JP H1170250 A JPH1170250 A JP H1170250A JP 24930697 A JP24930697 A JP 24930697A JP 24930697 A JP24930697 A JP 24930697A JP H1170250 A JPH1170250 A JP H1170250A
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JP
Japan
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game
player
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service
balls
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JP24930697A
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English (en)
Inventor
Ichiro Ito
一郎 伊藤
Yoshiaki Fukuda
義明 福田
Hiroshi Takahashi
弘 高橋
Masaru Hirai
勝 平井
Toshikazu Yokota
利和 横田
Masahito Shimizu
雅人 清水
Masaharu Hata
真晴 畑
Tsutomu Tanaka
田中  勉
Noriyuki Kasuya
則之 粕谷
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SHIRUTETSUKU KK
Sayama Precision Ind Co Ltd
Silver Denken KK
Original Assignee
SHIRUTETSUKU KK
Sayama Precision Ind Co Ltd
Silver Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技による客の損害意識を緩和し、客離れを
抑制する。 【解決手段】 遊技者が遊技終了用押釦15aを操作し
て遊技を終了したとき、勝敗判定装置78は、遊技者の
保有玉と貸玉との差に基づいて、その遊技者が損をした
か否かを判定し、損をしたと判定されたとき、レシート
発行制御装置80が、その損した程度に応じたサービス
ポイントが印刷されたサービス券をプリンタ14から発
行させる。この遊技者は、遊技装置から発行されたサー
ビス券を自動景品交換機に入れて景品と交換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパチンコ遊
技機などの遊技装置において、遊技者が遊技によって遊
技媒体を獲得できなかった場合に、その遊技者にサービ
スの提供をするための技術に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば、パチンコ遊技
装置は、遊技者が玉貸機に料金を投入し玉貸機から貸し
出されたパチンコ玉をパチンコ台に打ち込むと、その打
ち込まれたパチンコ玉を内部に回収するとともに、打ち
込まれたパチンコ玉が入賞する毎に一定数のパチンコ玉
を賞球として排出する。遊技者は、玉貸機から貸し出さ
れたパチンコ玉とパチンコ台から排出されるパチンコ玉
で遊技を続け、遊技終了時に残ったパチンコ玉を景品と
交換している。
【0003】このような遊技では、遊技者が最終的に獲
得したパチンコ玉の数が玉貸機に投入した金額に対して
多ければ一応の満足感(勝利感)を得ることができる
が、来店する全ての客に満足感を与えていたのでは遊技
店の経営が成り立たたない。
【0004】したがって、一般には、玉貸機から貸し出
されたパチンコ玉もパチンコ台から排出されたパチンコ
玉もすべてパチンコ台に回収されて、遊技が続行できな
くなる遊技者の数を多くして、店の収益を上げなければ
ならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、満足な
パチンコ玉を得られずに遊技を終了した遊技者にしてみ
れば遊技そのものを楽しんだという気持ちよりも損害意
識の方が強く、特に、玉貸機に投入した金額が多かった
遊技者は、その店で再度遊技をする気になれず、客離れ
が進んで、かえって店の業績低下を招いてしまう。
【0006】本発明は、遊技結果が不満であった遊技者
に対して特定のサービスを提供して、遊技者の損害意識
を緩和し、客離れを抑制することができる遊技装置およ
び遊技場システムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の請求項1の遊技装置は、遊技者から料金を徴
収して遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出機と、前記遊技
媒体貸出機が貸し出した遊技媒体を受け入れて遊技を可
能とし、該受け入れた遊技媒体を回収し、遊技で入賞す
る毎に所定数の遊技媒体を排出する遊技台と、遊技者が
操作するための操作部と、遊技者が前記遊技媒体貸出機
から貸し出された遊技媒体によって遊技を開始してから
前記操作部を操作するまでの遊技期間中に、前記遊技媒
体貸出機が貸し出した遊技媒体数または前記遊技媒体貸
出機が徴収した金額を累計する第1の計数手段と、前記
遊技期間中に前記遊技台が排出した遊技媒体数を累計す
る第2の計数手段と、前記遊技期間中に前記遊技台が回
収した遊技媒体数を累計する第3の計数手段と、前記第
1の計数手段、第2の計数手段および第3の計数手段の
累計結果に基づいて、遊技者が保有している保有遊技媒
体数を算出する演算手段と、前記操作部が操作されたと
き、前記演算手段によって算出されている遊技者の保有
遊技媒体数と前記第1の計数手段の累計結果とに基づい
て前記操作部を操作した遊技者が損をしたか否かを判定
する勝敗判定手段と、前記勝敗判定手段によって遊技者
が損をしたと判定されたとき、該遊技者に対して特定の
サービスを提供するサービス付与手段とを備えている。
【0008】このため、遊技終了時に遊技者が操作部を
操作すると、その時点で遊技者が保有している保有遊技
媒体数と、遊技期間中に遊技媒体貸出機が貸し出した遊
技媒体数または徴収金額の累計とに基づいてその遊技者
が損をしたか否かが判定され、損をしたと判定されたと
き、その遊技者に対して特定のサービスが提供される。
【0009】また、本発明の請求項2の遊技装置は、請
求項1記載の遊技装置において、前記サービス付与手段
は、景品と交換可能なサービス情報が記録された記録体
を遊技者に提供するように構成されている。
【0010】このため、損をしたと判定された遊技者に
対して、景品と交換可能なサービス情報が記録された記
録体が提供され、遊技者はこの記録体を景品と交換する
ことができる。
【0011】また、本発明の請求項3の遊技場システム
は、前記請求項2記載の遊技装置と、前記遊技装置が遊
技者に提供した記録体を受け入れ、該記録体に記録され
ているサービス情報を読み出して、読み出したサービス
情報に対応した景品を出力する景品自動交換機とを備え
ている。
【0012】このため、遊技装置から提供された記録体
を遊技者が景品自動交換機に入れると、その記録体に記
録されているサービス情報に応じた景品を受け取ること
ができ、損をした多くの客がフロントに集中して、フロ
ント業務に支障をきたすことがなく、しかも、遊技に負
けたにもかかわらずフロントに行ってサービスを受ける
恥ずかしさを遊技者に感じさせずに済む。
【0013】また、本発明の請求項4の遊技場システム
は、請求項3記載の遊技場システムにおいて、前記遊技
装置は、前記サービス付与手段が前記記録体を提供する
毎に該記録体に記録されているサービス情報を前記景品
自動交換機に送信するサービス情報送信手段を有し、前
記景品自動交換機は、サービス情報を記憶するためのメ
モリと、前記遊技装置のサービス情報送信手段から送信
されたサービス情報を受信して前記メモリに書き込むサ
ービス情報書込手段と、前記記録体を受け入れたときに
該記録体に記録されているサービス情報が前記メモリに
記憶されているサービス情報と合致するか否かを判定す
る照合手段とを備え、前記受け入れた記録体に記録され
ているサービス情報が前記メモリに記憶されているサー
ビス情報に合致すると判定されたときに景品の交換が可
能となるように構成されている。
【0014】このため、景品自動交換機に受け入れた記
録体が遊技装置から発行された正規の記録体である場合
に限り、景品交換が可能になり、不正な記録体よる景品
交換を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明を適用した一実施形
態のパチンコ遊技装置10の外観図、図2は、パチンコ
遊技装置の内部構造およびこのパチンコ遊技装置10を
有する遊技場全体の構成を示す図である。このパチンコ
遊技装置10は、この装置内だけでパチンコ玉を循環さ
せて、基本的にパチンコ玉の持ち出しおよび持込みを禁
止して、遊技者が獲得したパチンコ玉については装置内
に戻してもらい、その戻し玉数等が印刷されたレシート
を発行させ、遊技者はフロント(図示せず)でレシート
と景品とを交換する。
【0016】図1において、このパチンコ遊技装置10
の上部には、遊技成績その他の各種情報を画像表示する
ための液晶表示器11が設けられている。
【0017】前記液晶表示器11の側方にはレシート排
出口14aが設けられ、内部には遊技者が獲得した玉数
またはサービス情報をレシートに印字して発行するプリ
ンタ14が設けられている。
【0018】液晶表示器11およびプリンタ14の下方
には、遊技者が操作するための操作部15が設けられて
いる。操作部15には、遊技終了時に操作するための遊
技終了用押釦15aと、遊技者がパチンコ台17に戻し
て預けたパチンコ玉を遊技を続行するために排出させる
戻し玉排出用押釦15bと、遊技中に一時的に離席する
ために操作する離席用押釦15cとが設けられている。
【0019】前記操作部15の下方にはパチンコ台17
が配置されている。パチンコ台17は、レバー17aが
回転操作されると上皿17b内のパチンコ玉を打ち込
み、そのパチンコ玉が入賞穴に入賞すると上皿17bま
たは下皿17cに所定数の賞玉を排出し、打ち込まれた
玉(入賞玉および外れ玉)を後述する下部タンク27
(図2参照)に回収する。
【0020】パチンコ台17の側方には玉貸機18が配
設されている。玉貸機18は、硬貨投入口18aから投
入された硬貨を徴収しその金額に応じた数のパチンコ玉
を貸出口18bから貸し出す。この玉貸機18は、例え
ば徴収金額100円毎に、25個のパチンコ玉を出力す
るとともに後述する制御装置50へパルスを出力する。
【0021】パチンコ台17の下にはテーブル19が設
けられており、このテーブル19のほぼ中央にはパチン
コ台17から排出されたパチンコ玉(賞玉)をためてお
くための玉箱20が配置されている。この玉箱20は、
操作レバー20aを操作するとゲート20b(図2参
照)が開いて、玉箱20内に貯留していたパチンコ玉
を、後述する戻し玉検出装置32を介して装置内部の下
部タンク27へ戻せるようになっている。また、図示し
ていないが、この玉箱20には、玉箱内の一定高さ以上
のパチンコ玉をゲート20bを介さず戻し玉検出装置3
2に直接送るオーバフロー機構が設けられている。
【0022】一方、図2に示すように、この遊技装置内
上部には、パチンコ玉を貯留するための上部タンク24
が設けられている。この上部タンク24には、内部に貯
留しているパチンコ玉の量を検出するための上部タンク
センサ25が設けられている。上部タンクセンサ25の
出力は、後述する制御装置50へ出力される。
【0023】上部タンク24は、その下方に配置されて
いるパチンコ台17、玉貸機18および戻し玉排出装置
26にパチンコ玉を供給する。
【0024】戻し玉排出装置26は、制御装置50から
の信号によってパチンコ玉を玉箱20に排出する。
【0025】パチンコ台17が賞玉として排出するため
のパチンコ玉は、上部タンク24から補給玉検出装置3
1を介して供給される。
【0026】補給玉検出装置31は、上部タンク24か
ら上皿17b、下皿17cへ排出されるパチンコ玉を検
出する毎にパルスを制御装置50へ出力する。
【0027】玉箱20から装置内へ戻されるパチンコ玉
は、戻し玉検出装置32を介して装置内下部に配置され
た下部タンク27内へ落下収容される。この戻し玉検出
装置32は、玉箱20から下部タンク27内へ戻される
パチンコ玉を検出する毎にパルスを制御装置50へ出力
する。
【0028】下部タンク27には、タンク内に貯留され
ているパチンコ玉の量を検出するための下部タンクセン
サ28が設けられている。
【0029】また、パチンコ台17に打ち込まれたパチ
ンコ玉は、回収玉検出装置33を介して下部タンク27
内へ落下収容される。回収玉検出装置33は、パチンコ
台17から下部タンク27内へ回収されるパチンコ玉を
検出する毎にパルスを制御装置50へ出力する。
【0030】下部タンク27に貯留されたパチンコ玉
は、揚送装置34によって上部タンク24へ揚送され
る。この揚送装置34は、上部タンクセンサ25の出力
を受け、上部タンク24内のパチンコ玉が下限レベルに
達すると、そのパチンコ玉が上限レベルに達するまで駆
動される。
【0031】通信装置40は、パチンコ遊技装置10と
店内に設置された自動景品交換機100との間で通信を
行なうためのものである。
【0032】制御装置50は、前記各センサからの信
号、玉貸機18や各検出装置からのパルス、操作部15
の各押釦操作に応じて、液晶表示器11に表示する情報
の出力、プリンタ14からのレシート発行制御、戻し玉
排出装置26および揚送装置34の制御等を行うととも
に、自動景品交換機100へのサービス情報の送信を行
なう。なお、以下の説明では、玉貸機18や各検出装置
31〜33は、貸し出したパチンコ玉や検出したパチン
コ玉1個当り1パルスを出力するものとする。
【0033】次に、制御装置50の構成を図3に基づい
て説明する。図3において、揚送制御装置51は、上部
タンクセンサ25から信号に基づいて揚送装置34を駆
動して上部タンク24内のパチンコ玉の量を所定の範囲
内に保つようにし、この際に下部タンクセンサ28から
の信号も監視して、このパチンコ遊技装置内のパチンコ
玉の総保有量の異常や揚送装置34の異常等を検知す
る。この異常は、図示しない通信手段によって店内の管
理装置へ知らされる。
【0034】玉貸機18、補給玉検出装置31、戻し玉
検出装置32および回収玉検出装置33からの各パルス
は、それぞれ貸玉計数装置61、補給玉計数装置62、
戻し玉計数装置63、回収玉計数装置64に入力され
る。
【0035】貸玉計数装置61はこの実施形態の第1の
計数装置を構成するものであり、玉貸機18から貸し出
される貸玉数を累計する。補給玉計数装置62はこの実
施形態の第2の計数手段を構成するものであり、パチン
コ台17から排出された補給玉数を累計する。回収玉計
数装置64はこの実施形態の第3の計数手段を構成する
ものであり、パチンコ台17が回収した回収玉数を累計
する。また、戻し玉計数装置63は、玉箱20から下部
タンク27内に戻された戻し玉を累計する。
【0036】上記各計数装置61〜64は、遊技者が遊
技終了用押釦15aを操作した後にリセットされるた
め、各計数装置61〜64の出力は、一人の遊技者が玉
貸機18から貸し出されたパチンコ玉によって遊技を開
始してから遊技を終了するまでの遊技期間中に貸し出さ
れた貸玉数、補給玉数、回収玉数および戻し玉数の累計
を示している。
【0037】演算装置75は、上記各計数装置61〜6
4の累計結果をそれぞれ遊技成績メモリ76に記憶する
とともに、補給玉累計Aと貸玉累計Lとを加算した値か
ら回収玉累計Bを減算して、遊技者が保有している保有
玉数(持ち玉数)Cを求めて遊技成績メモリ76に記憶
し、この保有玉数Cと貸玉累計Lとの差Kを求めて遊技
成績メモリ76に記憶する。また、演算制御装置75
は、戻し玉計数装置63の累計結果を所定数(例えば1
00)で除算し、その商を景品数、余りを余り玉として
求めて遊技成績メモリ76に記憶する。なお、これらの
各記憶値は、各計数装置61〜64の出力が変化する毎
に演算制御装置75によって順次更新される。
【0038】戻し玉排出制御装置77は、戻し玉排出用
押釦15bが操作されたとき、遊技成績メモリ76に記
憶されている戻し玉累計が例えば100以上あるときに
は、戻し玉排出装置26から100個のパチンコ玉を排
出させ、戻し玉計数装置63の累計値を100だけ減算
更新する。また、遊技成績メモリ76に記憶されている
戻し玉累計が100より少ないときには、その記憶され
ている戻し玉数分のパチンコ玉をすべて戻し玉排出装置
26から排出させ、戻し玉計数装置63の累計結果を0
にリセットする。なお、戻し玉排出制御装置77は、後
述する離席制御装置87からの離席信号を受けている間
は、戻し玉排出用押釦15bの操作を受け付けない。
【0039】勝敗判定装置78は、遊技終了用釦15a
が操作されたときに遊技成績メモリ76に記憶されてい
る保有玉数Cと貸玉累計Lとの差Kを読み出し、その差
Kが例えば−250より大きい場合(遊技者が得をした
かあるいは実際の損が1000円未満で僅少の場合)に
は、遊技者はサービス対象となる損をしていないと判定
し、差Kが−250以下の場合には遊技者がサービス対
象となる損をしていると判定する。
【0040】サービスポイント決定装置79は、後述す
るレシート発行制御装置80とともにこの実施形態のサ
ービス付与手段を構成するものであり、勝敗判定装置7
8において、遊技者がサービス対象となる損をしたと判
定されたとき、この遊技者に付与するサービスポイント
を決定する。
【0041】例えば、保有玉数Cと貸玉累計Lとの差K
が−250〜−749の範囲(損した額が1000円以
上3000円未満の範囲)では20ポイント、差Kが−
750〜−1249の範囲(損した額が3000円以上
5000円未満の範囲)では40ポイント、差Kが−1
250〜−2549の範囲(損した額が5000以上1
0000円未満の範囲)では100ポイントというよう
に、損した額をランクに分けて、各ランク毎に異なるサ
ービスポイントを付与する。また、差Kの絶対値に一定
の係数(例えば0.1)を乗じた値あるいは損した額
(この例では差K×4円)に一定の係数(例えば0.0
2)を乗じた値にしてもよい。
【0042】レシート発行制御装置80は、遊技終了用
押釦15aが操作されたときに、遊技成績メモリ76に
1以上の戻し玉数が記憶されていて、且つ、勝敗判定装
置78においてサービス対象となる損をしていないと判
定された場合に、遊技成績メモリ76に記憶されている
戻し玉数、景品数および余り玉数等が印刷されたレシー
トをプリンタ14から発行させる。
【0043】また、レシート発行制御装置80は、遊技
終了用押釦15aが操作されたときに、遊技成績メモリ
76に1以上の戻し玉数が記憶されていて、且つ勝敗判
定装置78において遊技者がサービス対象となる損をし
ている判定された場合には、遊技成績メモリ76に記憶
されている戻し玉数、景品数および余り玉数等が印刷さ
れたレシートをプリンタ14から発行させた後に、サー
ビスポイント決定装置79によって決定されたサービス
ポイント、台番号、発行日時を含むサービス情報が印刷
されたレシートをサービス券としてプリンタ14から発
行させる。
【0044】また、レシート発行制御装置80は、遊技
終了用押釦15aが操作されたときに、遊技成績メモリ
76に記憶されている戻し玉数が0で、且つ、勝敗判定
装置78において遊技者がサービス対象となる損をした
と判定された場合には、サービスポイント決定装置79
によって決定されたサービスポイント、台番号、発行日
時とを含むサービス情報が印刷されたレシートをサービ
ス券としてプリンタ14から発行させる。
【0045】なお、レシート発行制御装置80は、遊技
終了用押釦15aが操作されてレシートおよびサービス
券を発行した場合にはその発行後に、また、レシートを
発行しない場合には、遊技終了用押釦15aが操作され
た直後に、各計数装置61〜64の各累計結果および遊
技成績メモリ76の内容をリセットして次の遊技者によ
る遊技に備える。また、レシート発行制御装置80は、
後述する離席制御装置87からの離席信号を受けている
間は、遊技終了用押釦15aの操作を受け付けない。ま
た、プリンタ14から発行するレシート(サービス券を
含む)には、遊技者に判りやすい文字、数字、記号だけ
でなく、後述する自動景品交換機100やフロントのレ
シート読取装置(図示せず)による機械的な読み取りが
容易なように、例えばバーコード等で戻し玉数等やサー
ビス情報を印刷する。
【0046】打止め制御装置82は、戻し玉計数装置6
3の計数結果が、予め設定された打止め数に達したと
き、打止め信号を表示制御装置85および遊技台17へ
出力して、遊技を終了させる。
【0047】画像メモリ83には、店の宣伝、遊技中の
遊技成績や打止め等を表示するための各種の画像データ
が予め記憶されている。
【0048】表示制御装置85は、回収玉検出装置33
から短い周期でパルスが連続的に出力されているときに
は遊技が継続していると判断して、遊技成績メモリ76
に記憶されている遊技者の遊技成績等を液晶表示器11
に表示させる。また、後述する離席制御装置87からの
離席信号を受けている間は、遊技成績に代わって「離席
中」等を表示する。また、離席信号を受けていない状態
で、回収玉検出装置33からパルスが出力さない状態が
一定時間(例えば数秒間)が続いたときには、「遊技を
終了するときには、玉箱内、皿内のパチンコ玉を戻して
から遊技終了用押釦を押して下さい。遊技を中断して離
席する場合には、玉箱内、皿内のパチンコ玉を戻してか
ら離席用押釦を押して下さい。また、戻し玉で遊技を続
行する場合には、戻し玉排出用押釦を押して下さい。な
お、パチンコ玉がない場合でもサービス券が発行される
ことがありますので、遊技終了用押釦を押して下さ
い。」等のメッセージを液晶表示器11に表示する。
【0049】そして、このメッセージが表示されてから
一定時間内に回収玉検出装置33からパルスが出力され
た場合には、遊技が再開されたものとして遊技成績を表
示する。また、上記メッセージが表示されてから一定時
間内にいずれの押釦も操作されず、回収玉検出装置33
からパルスが出力されない場合には、遊技成績メモリ7
6の保有玉の有無を調べ、保有玉が無い場合には、この
遊技者による遊技は終了したものとして、各計数装置6
1〜64および遊技成績メモリ76の内容をリセットす
る。また、保有玉が有る場合には「遊技中断中」等を液
晶表示器11に表示する。
【0050】サービス情報送信装置86は、レシート発
行制御装置80がサービス券を発行したとき、サービス
ポイント、台番号、発行日時等を含むサービス情報を通
信装置40を介して自動景品交換機100へ送信する。
【0051】離席制御装置87は、遊技期間中に離席用
押釦15cが操作された場合、離席信号を戻し玉排出制
御装置77、レシート発行制御装置80および表示制御
装置85に一定時間(例えば3分間)出力して、戻し玉
排出用押釦15aおよび遊技終了用押釦15aの操作を
受け付けないようにする。
【0052】一方、遊技場に設置された自動景品交換機
100には、例えば、煙草、缶飲料、チョコレート、ガ
ム等の景品が予め内部に収容されており、図4に示すよ
うに、その操作面100aには、これらの景品を選択す
るための複数の景品選択釦101と、レシートを受け入
れるためのレシート口102と、景品を排出するための
景品排出口103が設けられている。
【0053】自動景品交換機100は、図5に示すよう
に、通信装置110、メモリ111、サービス情報書込
装置112、レシート読取装置113、照合装置11
4、景品排出装置115および景品交換制御装置116
によって構成されている。
【0054】サービス情報書込装置112は、通信装置
110を介して受信したサービス情報をメモリ111に
書き込む。レシート読取装置113は、レシート口10
2から受け入れたレシートを引き込んでそのレシートに
印刷されている情報を読み取る。
【0055】また、照合装置114はレシート読取装置
113が読み取った情報とメモリ111に記憶されてい
る情報とを照合する。景品排出装置115は、内部に収
容している景品を選択的に景品排出口103へ排出させ
る。
【0056】景品交換制御装置116は、交換可能な景
品のポイントを予め記憶し、レシートから読み取った情
報がメモリ111に記憶されている情報と一致した場合
に、そのレシートに記録されているサービスポイントで
交換可能な景品の景品釦をランプで点灯表示し、点灯表
示された景品釦のいずれかが操作されたとき、その景品
釦に対応した景品を景品排出装置115によって景品排
出口103へ排出させ、その景品のポイントをレシート
から読み取ったサービスポイントから減算し、この減算
結果で交換可能な景品があればその景品釦を点灯表示
し、減算結果で交換可能な景品がない場合には、そのレ
シートに関するメモリ111の情報を消去する。
【0057】次のこのパチンコ遊技装置10および自動
景品交換機100の動作について説明する。
【0058】予め、パチンコ遊技装置10の各計数装置
61〜64および遊技成績メモリ76の内容は、前の遊
技者の遊技終了時にリセットされているものとする。
【0059】ここで新たな遊技者が玉貸機18に硬貨を
投入して玉貸機18から貸し出されたパチンコ玉をパチ
ンコ台17の上皿17bに入れて遊技を開始する。玉貸
機18が貸し出したパチンコ玉の数は貸出計数装置61
によって累計される。
【0060】パチンコ台17に打ち込まれたパチンコ玉
が入賞穴に入賞すると、上部タンク24から補給玉検出
装置31を介して賞玉が上皿17bに排出され、上皿1
7bが満杯になると下皿17cに排出される。パチンコ
台17の入賞穴に入賞したパチンコ玉及び外れ玉は、回
収玉検出装置33を介して下部タンク27内へ落下す
る。補給玉および回収玉の数は、それぞれ補給玉計数装
置62、回収玉計数装置64によって累計される。
【0061】下皿17c(または上皿17b)に満杯に
なったパチンコ玉は、遊技者によって玉箱20内に移さ
れ、玉箱20内に溜まったパチンコ玉は操作レバー20
aの操作によって、戻し玉検出装置32を介して下部タ
ンク27内へ落下する。また、操作レバー20aを操作
せずに玉箱20内がパチンコ玉で満杯になるとオーバー
フローしたパチンコ玉が戻し玉検出装置32を介して下
部タンク27内へ落下する。戻し玉検出装置32を介し
て下部タンク27内へ戻されたパチンコ玉の数は、戻し
玉計数装置63によって累計される。
【0062】また、戻し玉が無い状態で、玉貸機18か
ら貸し出されたパチンコ玉とパチンコ台17から賞球と
して排出されたパチンコ玉が全て回収されると、遊技者
は、玉貸機18に硬貨をさらに投入して玉貸機18から
貸し出されたパチンコ玉で遊技を続け、戻し玉がある場
合には戻し玉排出用押釦15bを押して、戻し玉を排出
させて遊技を続行する。
【0063】このようにして遊技が継続している間、前
記したように貸玉、補給玉、戻し玉、回収玉等が累計さ
れ、これらの累計結果に応じた各種の遊技成績が遊技成
績メモリ76に記憶される。
【0064】表示制御装置85は、戻し玉が無い状態で
は、保有玉数Cを液晶表示器11に表示し、戻し玉があ
る場合には、戻し玉数、パチンコ玉100個単位で表し
た景品数および余り玉を液晶表示器11に表示して、遊
技者に遊技中の成績を知らせる。
【0065】そして、遊技者の保有玉がすべてパチンコ
台に回収されて0になる、即ち、戻し玉が0でパチンコ
台17の上皿17b、下皿17cおよび玉箱20が空に
なって、打ち込むパチンコ玉が無くなり、数秒が経過す
ると、液晶表示器11に前記メッセージが表示される。
【0066】このメッセージを見た遊技者が遊技終了用
押釦15aを操作すると、その遊技者の保有玉C(この
場合0)から貸玉累計Lが減算され、その減算結果Kは
−Lとなる。つまり、この場合、遊技者は玉貸機18に
投入した金額分だけ損したことになり、差K(=−L)
が−250以下の場合には、遊技者はサービス対象とな
る損をしていると判定されて、その差Kに応じたサービ
スポイント、台番号、発行日時等のサービス情報が印刷
されたレシートがサービス券としてプリンタ14から発
行され、自動景品交換機100に対して、サービス券に
印刷したサービス情報が送信される。このサービス情報
は自動景品交換機100で受信されてメモリ111に書
き込まれる。
【0067】また、遊技者が保有玉が無くなって遊技終
了用押釦15aを操作しないで直ちに離席してしまった
場合には、一定時間後に各計数装置61〜64および遊
技成績メモリ76の内容がリセットされて、次の遊技者
の遊技に備える。
【0068】また、保有玉が有り、その保有玉の全てが
戻し玉として遊技装置内に戻された状態で、遊技終了用
押釦15aが押されると、液晶表示器11に表示されて
いた戻し玉数、景品数および余り玉数が印字されたレシ
ートがプリンタ14から発行される。そして、遊技者の
保有玉数Cと貸玉累計Lとの差Kが−250以下の場合
には、差Kに応じたサービスポイント、台番号、発行日
時等のサービス情報が印刷されたサービス券がプリンタ
14から追加発行される。そして、自動景品交換機10
0に対して、サービス券に印刷したサービス情報が送信
され、このサービス情報が自動景品交換機100で受信
されてメモリ111に書き込まれる。
【0069】また、差Kが−250より大きい場合には
遊技者はサービス対象となる損をしていないと判定さ
れ、サービス券は発行されない。
【0070】遊技を終了したときに、そのパチンコ遊技
装置10からサービス券を受け取った遊技者は、サービ
ス券を自動景品交換機100に持ってゆき、レシート口
102に入れる。
【0071】自動景品交換機100は、レシート口10
2に受け入れたサービス券に印刷された情報を読み取
り、この読み取った情報に合致するサービス情報がメモ
リ11に記憶されていれば、読み取った情報に含まれる
サービスポイントで交換可能な景品の景品選択釦をラン
プで点灯表示する。そして、遊技者が点灯表示されてい
る景品選択釦を操作すると、その景品が景品排出口10
3から排出される。また、受け入れたレシートに印刷さ
れている情報がメモリ111の情報と合致しない場合に
は、不正に作成したレシートと判断して、景品交換がで
きないようにする。
【0072】なお、戻し玉、景品数等が印刷されたレシ
ートが発行された場合には、そのレシートをフロントに
持ってゆき、景品と交換をする。
【0073】このように、このパチンコ遊技装置10で
は、遊技者が遊技終了用押釦15aを操作して遊技を終
了したとき、貸玉、補給玉、回収玉の累計に基づいて遊
技者の保有玉を求め、この保有玉と貸玉との差に基づい
て、その遊技者が損をしたか否かを判定し、損をしたと
判定された遊技者に対しては、その損した程度に応じた
サービスポイントが印刷されたサービス券を発行して、
そのサービス券で景品を交換できるようにしている。
【0074】このため、遊技結果に満足できなかった遊
技者の損害意識を緩和することができ、客離れを抑制す
ることができる。
【0075】また、パチンコ遊技装置10が発行したサ
ービス券を受け入れ、サービス券にに印刷されているサ
ービス情報を読み出して、読み出したサービス情報に応
じた景品を出力する景品自動交換機100を遊技場に設
けたので、損をした多くの客がフロントに集中して、フ
ロント業務に支障をきたすことがなく、しかも、遊技に
負けたにもかかわらずフロントに行って小額の景品を交
換する恥ずかしさを遊技者に感じさせずに済む。
【0076】また、景品自動交換機100は、パチンコ
遊技装置10が発行したサービス券に印刷されているサ
ービス情報と、パチンコ遊技装置10から送信されてき
たサービス情報とを照合し、両者が合致するときに景品
の交換を可能にしているので、不正なサービス券の利用
を未然に防ぐことができる。
【0077】前記実施形態では、サービス情報が印刷さ
れたサービス券をプリンタから発行することによって、
遊技で損をした遊技者にサービスを付与するようにして
いたが、遊技店が客に発行した会員カード(例えば磁気
カード)にサービスポイントを記録するようにしてもよ
い。
【0078】この場合、会員カードに対する情報の読み
書きが可能なカード読書装置と、遊技者がカード読書装
置に挿入した会員カードにサービス情報を書き込んで返
却させるサービス情報書込手段とをパチンコ遊技装置側
に設けておき、遊技者が会員カードを挿入した状態で遊
技終了時に特定の釦を押す、あるいは遊技終了時に会員
カードを挿入すると、前記実施形態と同様にその遊技者
が損をしたか否かを判定し、損をした場合には、その損
した程度に応じたサービスポイントを遊技者の会員カー
ドに記録し、また、すでに会員カードにサービスポイン
トが記録されている場合には、新たなサービスポイント
を追加して記録する。この場合には、サービスポイント
が増えるまで使わないようにすることができるので、僅
かな損であってもその損した玉数や金額に比例したサー
ビスポイントを付与することができる。
【0079】また、このような会員カードを用いた場合
には、自動景品交換機にカード読取装置を設けておき、
このカード読取装置に挿入された会員カードのサービス
ポイントを読み出し、読み出したサービスポイントに応
じた景品と交換させる。
【0080】また、会員カードを挿入しないで遊技を終
了した遊技者に対してはサービス券を印刷発行し、会員
カードを挿入して遊技を終了した遊技者にはその会員カ
ードにサービス情報を書き込んで返却するようにパチン
コ遊技装置を構成しておくとともに、自動景品交換機に
レシート読取装置とカード読取装置とを併設しておき、
会員カードとサービス券のいずれでも景品を交換できる
ようにしてもよい。
【0081】また、前記実施形態では、保有玉はあるが
損をしている状態で遊技を終了したときに、その保有玉
分のレシートとサービス券とを発行するようにしていた
が、損した程度に応じたサービス玉数を実際の保有玉に
加算し、その加算結果をサービス付与後の保有玉として
1枚のレシートに印刷して発行するようにしてもよい。
このようにすれば、遊技者がサービス券を取り忘れるこ
とがなくなる。
【0082】また、前記実施形態では、保有玉数Cから
貸玉累計Lを減じた結果(差K)が−250以下か否か
によって、遊技者が損をしたか否かを判定していたが、
これは本発明を限定するものでない。例えば、保有玉数
Cから貸玉累計Lを減じた結果(差K)が負か否かによ
って遊技者が損をしたか否かを判定したり、あるいは、
保有玉数に所定の換金率を乗じて得られる金額から玉貸
機18が徴収した金額を減じた結果が一定金額(例えば
0円、−1000円等)以下か否かによって、遊技者が
損をしたか否かを判定するようにしてもよく、判定基準
となる玉数や金額は、店によって任意に設定することが
できる。
【0083】また、前記実施形態では、パチンコ遊技装
置が発行したサービス券に対して自動景品交換機で景品
の交換ができるようになっていたが、保有玉数をレシー
トに印刷して発行するとき、あるいは保有玉数を前記会
員カードに記録して返却するときに、記録した情報を自
動景品交換機に送信するようにパチンコ遊技装置を構成
するとともに、自動景品交換機で保有玉数が記録された
レシートや会員カードを読み取ってこれをメモリの情報
と照合して景品ができるようにしてもよい。
【0084】また、前記実施形態では、遊技者の損した
程度に応じたサービス情報をプリンタでレシートに印刷
して遊技者に渡すようにしていたが、予め定額(例えば
20ポイント、50ポイント、100ポイント)のサー
ビスポイントがそれぞれ印刷されているサービス券をパ
チンコ遊技装置内に収容しておき、遊技者が損した程度
に応じたサービス券を選択して排出するようにしてもよ
い。
【0085】また、前記実施形態では、サービス券に記
録した情報でパチンコ店にある景品と交換できるように
していたが、パチンコ遊技店内に喫茶室等が有る場合に
は、その喫茶室で飲食に使用可能なサービス券を遊技者
に提供するようにしたり、あるいは他の店で利用可能な
サービス券を遊技者に提供してもよい。
【0086】また、前記実施形態では、損をしたと判定
された遊技者にその場でサービスを付与するようにして
いたが、前記会員カードを挿入して遊技を行なった遊技
者に対するサービスとして、損した程度に応じたサービ
スポイントを含むサービス情報を遊技装置からフロント
の管理装置へ送信し、フロントの管理装置内のメモリに
各会員毎に一定期間(例えば1ヵ月間)累積しておき、
その累積ポイント数に応じて、サービスを付与するよう
にしてもよい。また、会員カードに一定期間の遊技の勝
敗結果や損した程度等を集計記憶させ、一定期間中に負
けた回数や損した程度が一定値を超えた場合に、遊技装
置からサービス情報を付与するようにしてもよい。
【0087】また、遊技者に付与するサービス情報とし
て、液晶表示装置11に遊技成績が優秀な台を表示し、
その台を優先的に使用させるようにしてもよい。この場
合、パチンコ遊技装置は、フロントの管理装置と通信を
行い、管理装置に記憶されている各パチンコ遊技装置の
遊技成績情報のうち、遊技中でない優秀台の情報の送信
を要求し、この要求に対して管理装置側から送られてく
る台の情報を液晶表示器11に表示する。
【0088】また、前記実施形態では、1つの遊技台で
遊技媒体を循環させる単独機能型の遊技装置について説
明したが、数台の遊技台とそれら遊技台に共通の遊技媒
体還流機構とが一体に形成された遊技装置においても本
発明を適用でき、また、直線的に配置された多数の遊技
台で島を構成する遊技装置においても本発明を適用でき
る。
【0089】このような単独型でない遊技装置の場合で
も、遊技者から料金を徴収して遊技媒体を貸し出す遊技
媒体貸出機と、遊技の終了時に遊技者が操作するための
操作部と、遊技期間中の貸出玉(あるいは徴収金額)、
補給玉、回収玉を累計するための各計数手段と、遊技者
の保有玉を算出する算出手段、操作部が操作されたとき
の遊技者の保有玉数と貸玉あるいは徴収金額の累計とに
基づいて操作部を操作した遊技者が損をしたか否かを判
定する勝敗判定手段と、この勝敗判定手段によって遊技
者が損をしたと判定されたとき遊技者に対して特定のサ
ービスを提供するサービス付与手段とを、各遊技台毎に
独立に設けておけばよい。
【0090】また、前記実施形態は、パチンコ遊技装置
に本発明を適用した例を示したが、メダルを投入して遊
技する他の遊技装置等にも本発明を同様に適用できる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の遊技装置は、遊技者が遊技を終了したときに保有
している保有遊技媒体数と遊技媒体貸出機から貸し出さ
れた遊技媒体数または遊技媒体貸出機が徴収した金額と
に基づいて、その遊技者が損をしたか否かを判定し、損
をしたと判定された遊技者に対しては、特定のサービス
を提供するように構成されている。
【0092】このため、損をした遊技者は特定のサービ
スを受けることができ、遊技結果に満足できなかった遊
技者の損害意識を緩和することができ、客離れを抑制す
ることができる。
【0093】また、本発明の請求項2の遊技装置は、サ
ービス付与手段が、景品と交換可能なサービス情報が記
録された記録体を遊技者に提供するように構成されてい
るので、損をしたと判定された遊技者は遊技装置から提
供を受けた記録体を景品と交換することができる。
【0094】また、本発明の遊技場システムでは、前記
遊技装置が出力した記録体を受け入れ、その記録体に記
録されているサービス情報を読み出して、読み出したサ
ービス情報に対応した景品を出力する景品自動交換機を
有している。
【0095】このため、損をした多くの客がフロントに
集中して、フロント業務に支障をきたすことがなく、し
かも、遊技に負けたにもかかわらずフロントに行ってサ
ービスを受ける恥ずかしさを遊技者に感じさせずに済
む。
【0096】また、本発明の請求項4の遊技場システム
では、サービス付与手段が記録体を提供する毎にその記
録体に記録されているサービス情報を景品自動交換機に
送信するサービス情報送信手段を遊技装置に設けるとと
もに、景品自動交換機側には、サービス情報を記憶する
ためのメモリと、遊技装置から送信されたサービス情報
を受信してメモリに書き込むサービス情報書込手段と、
受け入れた記録体に記録されているサービス情報がメモ
リに記憶されているサービス情報と合致するか否かを判
定する照合手段とを設け、受け入れた記録体に記録され
ているサービス情報がメモリに記憶されているサービス
情報に合致すると判定されたときに景品の交換が可能と
なるように構成されている。
【0097】このため、景品自動交換機に受け入れた記
録体が遊技装置から発行された正規の記録体である場合
に限り景品交換が可能になり、不正な記録体よる景品交
換を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施形態のパチンコ遊技装
置の正面図
【図2】一実施形態のパチンコ遊技装置の内部構成と遊
技場システムの全体図
【図3】一実施形態の要部の構成図
【図4】一実施形態の自動景品交換機の操作面を示す図
【図5】一実施形態の自動景品交換機の内部構成を示す
【符号の説明】
10 パチンコ遊技装置 15 操作部 17 パチンコ台 18 玉貸機 31 補給玉検出装置 33 回収玉検出装置 50 制御装置 61 貸玉計数装置 62 補給玉計数装置 64 回収玉計数装置 75 演算装置 76 遊技成績メモリ 78 勝敗判定装置 79 サービスポイント決定装置 80 レシート発行制御装置
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図4】
【図5】
【図2】
【図3】
フロントページの続き (72)発明者 福田 義明 埼玉県狭山市富士見2丁目15番1号 狭山 精密工業株式会社内 (72)発明者 高橋 弘 埼玉県狭山市富士見2丁目15番1号 狭山 精密工業株式会社内 (72)発明者 平井 勝 埼玉県狭山市富士見2丁目15番1号 狭山 精密工業株式会社内 (72)発明者 横田 利和 東京都杉並区阿佐谷北6丁目30番6号 シ ルバー電研株式会社内 (72)発明者 清水 雅人 東京都杉並区阿佐谷北6丁目30番6号 シ ルバー電研株式会社内 (72)発明者 畑 真晴 東京都杉並区阿佐谷北6丁目30番6号 シ ルバー電研株式会社内 (72)発明者 田中 勉 埼玉県川越市的場1丁目11番地4 株式会 社シルテック内 (72)発明者 粕谷 則之 埼玉県川越市的場1丁目11番地4 株式会 社シルテック内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技者から料金を徴収して遊技媒体を貸し
    出す遊技媒体貸出機と、 前記遊技媒体貸出機が貸し出した遊技媒体を受け入れて
    遊技を可能とし、該受け入れた遊技媒体を回収し、遊技
    で入賞する毎に所定数の遊技媒体を排出する遊技台と、 遊技者が操作するための操作部と、 遊技者が前記遊技媒体貸出機から貸し出された遊技媒体
    によって遊技を開始してから前記操作部を操作するまで
    の遊技期間中に、前記遊技媒体貸出機が貸し出した遊技
    媒体数または前記遊技媒体貸出機が徴収した金額を累計
    する第1の計数手段と、 前記遊技期間中に前記遊技台が排出した遊技媒体数を累
    計する第2の計数手段と、 前記遊技期間中に前記遊技台が回収した遊技媒体数を累
    計する第3の計数手段と、 前記第1の計数手段、第2の計数手段および第3の計数
    手段の累計結果に基づいて、遊技者が保有している保有
    遊技媒体数を算出する演算手段と、 前記操作部が操作されたとき、前記演算手段によって算
    出されている遊技者の保有遊技媒体数と前記第1の計数
    手段の累計結果とに基づいて前記操作部を操作した遊技
    者が損をしたか否かを判定する勝敗判定手段と、 前記勝敗判定手段によって遊技者が損をしたと判定され
    たとき、該遊技者に対して特定のサービスを提供するサ
    ービス付与手段とを備えた遊技装置。
  2. 【請求項2】前記サービス付与手段は、景品と交換可能
    なサービス情報が記録された記録体を遊技者に提供する
    ように構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    遊技装置。
  3. 【請求項3】前記請求項2記載の遊技装置と、 前記遊技装置が遊技者に提供した記録体を受け入れ、該
    記録体に記録されているサービス情報を読み出して、読
    み出したサービス情報に対応した景品を出力する景品自
    動交換機とを備えた遊技場システム。
  4. 【請求項4】前記遊技装置は、 前記サービス付与手段が前記記録体を提供する毎に該記
    録体に記録されているサービス情報を前記景品自動交換
    機に送信するサービス情報送信手段を有し、前記景品自
    動交換機は、 サービス情報を記憶するためのメモリと、 前記遊技装置のサービス情報送信手段から送信されたサ
    ービス情報を受信して前記メモリに書き込むサービス情
    報書込手段と、 前記記録体を受け入れたときに該記録体に記録されてい
    るサービス情報が前記メモリに記憶されているサービス
    情報と合致するか否かを判定する照合手段とを備え、前
    記受け入れた記録体に記録されているサービス情報が前
    記メモリに記憶されているサービス情報に合致すると判
    定されたときに景品の交換が可能となるように構成され
    ていることを特徴とする請求項3記載の遊技場システ
    ム。
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Cited By (6)

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