JPH1170186A - ゴルフボール - Google Patents

ゴルフボール

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Publication number
JPH1170186A
JPH1170186A JP10179696A JP17969698A JPH1170186A JP H1170186 A JPH1170186 A JP H1170186A JP 10179696 A JP10179696 A JP 10179696A JP 17969698 A JP17969698 A JP 17969698A JP H1170186 A JPH1170186 A JP H1170186A
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JP
Japan
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dimples
parting line
dimple
golf ball
center
Prior art date
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Pending
Application number
JP10179696A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsunori Kasashima
厚紀 笠嶋
Keisuke Ihara
敬介 井原
Hirotaka Shimozaka
浩貴 下坂
Hiroshi Masutani
寛 増谷
Michio Inoue
道夫 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Sports Co Ltd
Original Assignee
Bridgestone Sports Co Ltd
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Publication date
Application filed by Bridgestone Sports Co Ltd filed Critical Bridgestone Sports Co Ltd
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Publication of JPH1170186A publication Critical patent/JPH1170186A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 一対の割型を分離可能に接合することに
よって内部に球状のキャビティが形成される金型により
成形され、8面体、立方8面体、12面体及び20面体
のいずれかの多面体配列方法によってディンプルが配列
され、かつディンプルと交差しない大円が一本も存在し
ないゴルフボールにおいて、上記金型の接合部によって
形成されるパーティングラインと交差するディンプルの
うち、このパーティングラインと中心交差するディンプ
ル以外のディンプルをパーティングラインより上又は下
に移動させるか、又は該ディンプルの直径を小さくする
ことにより、該ディンプルを上記パーティングライン外
に配列すると共に、ディンプルの表面占有率を71%以
上としたことを特徴とするゴルフボール。 【効果】 本発明のゴルフボールは、高いシンメトリー
性を保ちつつ、ディンプルの表面占有率の大きな配列と
なるので、飛びの方向性と飛距離が優れ、かつその金型
も簡略化されて、金型成形により支障なく製造すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディンプルと交差し
ない大円が1本も存在せず、シンメトリー性の高いゴル
フボールに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ゴルフ
ボールにおいて、ディンプル配列やディンプル形状(直
径、深さ、断面形状等)はゴルフボールの飛び性能に大
きな影響を与えるため、従来からゴルフボール表面に多
数のディンプルを均等に或いは密に配列させる配列法が
種々提案されている。このようなディンプル配列法とし
ては、従来、8面体、立方8面体、12面体、20面体
といった多面体配列法が好適なものとして知られてい
る。
【0003】また、ディンプル形状を調整し、ゴルフボ
ールをポール打ち(回転軸が赤道面)した場合とシーム
打ち(回転軸がポールを結ぶ線)した場合とで、ディン
プルの実効総容積がほぼ同じとなるようにする試みもな
されている(特公平6−7875号公報)。
【0004】しかしながら、ゴルフボールは、互いに2
等分に分割された割型を分離可能に接合することにより
内部に球状キャビティを形成した成型用金型により成形
されており、軸対称に成型加工するため、両割型のキャ
ビティ内の頂点間を結んだ線に相当するポール軸の回り
については真円度が高くなり、逆に割型の接合面に相当
するパーティングラインで囲まれた面上に存在する軸の
回りについては真円度が低くなる傾向がある。このた
め、従来のゴルフボールは、その真円度の違いから、シ
ョットする位置の違いにより飛び性能に差が生じる場合
があり、ルールによって特別の場合以外はボールを動か
すことができず、あるがままの状態で打撃しなければな
らないゴルフ競技にあっては、上記飛び性能のバラツキ
は大きな問題となる。
【0005】即ち、ゴルフボールを打撃するとクラブの
番手により回転数は異なるもののいずれも所謂バックス
ピンが生じ、この場合図7(A),(B)に示したよう
に、ボールの打撃箇所によって、ゴルフボールaのパー
ティングラインb上に互いに対向する2点c,c、及び
中心点dの3点を結ぶ直線eを回転軸とするバックスピ
ンを生じるようにボールaを打撃fする所謂ポール打撃
(A図)と、ボールaのパーティングラインbを円周線
とする円形平面gと直交し、かつボールaの中心dを通
る直線hを回転軸とするバックスピンを生じるようにボ
ールaを打撃iする所謂シーム打撃(B図)とに大別さ
れるが、上述したように上記ポール打ち(A図)の場合
は回転軸eの回りが真円でないため、余計な揚力や抗力
を受けやすく、一方シーム打ち(B図)の場合は回転軸
hの回りが真円に近いため、ゴルフボールに余計な揚力
や抗力がほとんど生じることがなく、このため単にポー
ル打撃とシーム打撃とでディンプルの効果が等しくなる
ように設計した場合には、ポール打ちの方が真円度の乱
れによりディンプルの効果が大きくなり、ゴルフボール
に余計な揚力や抗力が生じ、シーム打撃した場合とは飛
び性能が異なることとなり、ショット箇所による飛び性
能にバラツキが生じることとなる。
【0006】従って、ショット箇所による飛び性能にバ
ラツキのないシンメトリー性に優れたゴルフボールを得
るためには、ボールの形状、即ちボールの真円度をも考
慮してディンプル配置、ディンプル形状を設計し、ディ
ンプル効果を最適化することが望まれるが、未だ十分に
要請に応えるには至っていない。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、ディンプルが8面体、立方8面体、12面体又は
20面体の多面体配列され、ポール打ちとシーム打ちと
で同じ弾道が得られ、ショット箇所により飛び性能にバ
ラツキを生じるようなことのないシンメトリー性に優
れ、しかも割金型により支障なく成形し得るゴルフボー
ルを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明は、上記目的を達成するため、一対の割型を分離可
能に接合することによって内部に球状のキャビティが形
成される金型により成形され、8面体、立方8面体、1
2面体及び20面体のいずれかの多面体配列方法によっ
てディンプルが配列され、かつディンプルと交差しない
大円が一本も存在しないゴルフボールにおいて、上記金
型の接合部によって形成されるパーティングラインと交
差するディンプルのうち、このパーティングラインと中
心交差するディンプル以外のディンプルをパーティング
ラインより上又は下に移動させるか、又は該ディンプル
の直径を小さくすることにより、該ディンプルを上記パ
ーティングライン外に配列すると共に、ディンプルの表
面占有率を71%以上としたことを特徴とするゴルフボ
ールを提供する。
【0009】即ち、パーティングライン上にこれと交差
するディンプルを有し、他にディンプルと交差しない大
円を持たないゴルフボールは従来より種々提案されてお
り、このようなゴルフボールは、パーティングラインに
交差するディンプルを持たないゴルフボールよりシンメ
トリー性は高いものであるとされている。この場合、シ
ンメトリー性はディンプル配列にも依存し、シンメトリ
ー性からは8面体配列、立方8面体配列、12面体配列
又は20面体配列が好適なものであるが、従来このよう
な多面体配列方法によりディンプル配列を行う場合、デ
ィンプルが上記パーティングラインに交差しないように
配列させるのが通常である。一方、上記多面体配列方法
により、シンメトリー性を考慮し、しかもディンプルの
表面占有率を71%以上となるようにディンプルを多く
又はディンプル直径を大きくしてディンプル配列を行う
と、パーティングラインに交差するディンプル数が20
個を超え、かなり多くなる。このようなパーティングラ
インに交差するディンプルを有するゴルフボールを割金
型で成形する場合、このディンプル形成箇所に対応して
上下割型の分割部を波形状に形成し、その突起部内面に
ディンプル形成用凸部を設けたり、分割面に溝を形成
し、この溝にディンプル形成用ピンを埋め込むなどの手
法が知られているが、上記のようにパーティングライン
に交差するディンプル数が多くなると、金型の製作が複
雑化して面倒になり、コストも高価なものになる上、金
型の強度に問題が生じる。この場合、上記パーティング
ラインに交差するディンプルの数を20個以下の少数に
なるように局限して、上記多面体配列方法に従い、ディ
ンプルを配列すると、ディンプルの設置場所がかなり限
定され、その結果ディンプルの表面占有率が少なくな
り、ゴルフボールの飛距離の点で問題が生じる。
【0010】そこで、上記問題を解決するため検討を行
った結果、高いシンメトリー性を保ちつつ、飛距離の点
でディンプルの表面占有率が71%以上という高い配列
を行うため、まずパーティングライン上のディンプル数
によらず多面体配列を行ったところ、パーティングライ
ンに交差するディンプルは、その数が20を超えても、
その中心がパーティングラインに交差するものと、中心
外でパーティングラインに交差するものがあり、このう
ちパーティングラインと中心外で交差するディンプルの
配置位置をパーティングラインより上又は下に移動さ
せ、あるいはその直径を小さくしてパーティングライン
と交差させないようにした場合、上記中心外交差するデ
ィンプルの移動又はディンプル直径の小径化により、厳
密な多面体配列とはわずかに外れるとしても、十分シン
メトリー性が高く、シーム打撃とポール打撃とでスピン
量や打ち出し角に実質的に違いの生じないゴルフボール
が得られ、しかもこの場合、パーティングラインに交差
するディンプルの全数が20個を超えてもパーティング
ラインと中心交差するディンプル数を20個以下に局限
すれば、ディンプル配列の自由度が向上し、シンメトリ
ー性及び飛距離を十分満足し得るゴルフボールが得られ
ること、また、パーティングラインに交差するディンプ
ル数は上記パーティングラインと中心交差するディンプ
ルだけとなるので、金型製作の点から有利であることを
知見したものである。
【0011】従って、本発明のゴルフボールは、飛距離
性能に優れ、かつシンメトリー性が高く、シーム打ちと
ポール打ちとで性能が実質的に同じであり、しかも金型
製作も容易で安価であり、金型強度に問題もなく、金型
によって支障なく成形し得るものである。
【0012】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明のゴルフボールは、一対の割型を分離可能に
接合することによって内部に球状のキャビティが形成さ
れる金型により成形され、8面体、立方8面体、12面
体及び20面体のいずれかの多面体配列方法によってデ
ィンプルが配列され、かつディンプルと交差しない大円
が一本も存在しないものである。
【0013】この場合、8面体、立方8面体、12面体
又は20面体の多面体配列方法によるディンプル配置
は、公知の方法によって行うことができるが、本発明に
おいては、ディンプルの表面占有率が71%以上、好ま
しくは73〜85%、より好ましくは74〜82%とす
ることが必要であり、71%より表面占有率が少ないと
飛距離性能が低下する。なお、本発明において、ディン
プルの表面占有率は、ゴルフボールを完全な球体とみな
してその表面を仮想球面としたとき、個々のディンプル
の縁部によって囲まれる仮想球面上の表面積の総和が仮
想球面の全表面積に占める割合である。
【0014】また、本発明において、ディンプルは平面
円形状であることが好ましいが、その直径は1.8〜5
mm、特に2.3〜4.5mmであることが好ましく、
更に深さは0.05〜0.3mm、特に0.09〜0.
25mmであることが好ましい。この場合、後述するパ
ーティングラインと中心交差するディンプルの直径は2
〜5mm、特に3〜4mmとすることが好ましい。ま
た、該中心交差ディンプルの深さは0.1〜0.3m
m、特に0.13〜0.25mmとすることが好まし
い。
【0015】ディンプルは、直径、深さが同じである1
種類としてもよく、直径と深さのいずれか一方又は双方
が相違する2種類以上としてもよいが、直径が異なる2
〜6種、特に2〜4種のディンプルを配列することが好
ましい。また、ディンプル数は、上記表面占有率を確保
する点から300〜600個、より好ましくは350〜
550個、更に好ましくは372〜500個とすること
が好ましい。
【0016】而して、本発明においては、上記ディンプ
ルを8面体、立方8面体、12面体又は20面体配列に
従って、しかもディンプルと交差しない大円が一本も存
在しないように配置するものであるが、この際、上記金
型の接合部によって形成されるパーティングラインと交
差するディンプル数については本質的に考慮することな
く、好ましくは、パーティングラインと中心で交差する
ディンプル数が4〜20個、好ましくは4〜16個、更
に好ましくは6〜12個となるように(但し、パーティ
ングラインと中心外で交差するディンプルの数は考慮し
ないで)、ディンプル配列を行う。
【0017】次いで、図1に示したように、パーティン
グラインPに交差するディンプルのうち、ディンプルの
中心CがパーティングラインP上にある中心交差ディン
プルD1はそのままの位置とし、中心Cがパーティング
ラインPの外にある中心外交差ディンプルD2をパーテ
ィングラインPの上又は下に移動させたり、あるいは該
中心外交差ディンプルD2の直径を小さくして、パーテ
ィングラインPと交差しないようにし、その交差を解消
する(図中、このパーティングラインとの交差を解消し
たディンプルをD3で示す)。この場合、上記中心外交
差ディンプルD2をパーティングラインPの上又は下に
移動させると共に、その直径を小さくしてもよい。
【0018】例えば、図6は従来の正20面体配列され
たゴルフボールであるが、パーティングラインPに対す
る中心交差ディンプルD1はそのままの位置とし、中心
外交差ディンプルD2をパーティングラインの上又は下
にずらしたり、その直径を小さくし、パーティングライ
ンPを交差しないようにするものである。
【0019】従って、本発明において、パーティングラ
イン上のディンプルの個数は4〜20個、好ましくは4
〜16個、更に好ましくは6〜12個設けることが好ま
しい。ディンプル数が少なすぎるとシンメトリー性が低
下する場合があり、多すぎると割型に多数のディンプル
形成用ピン配設用の溝を設ける必要が生じ、金型強度が
低下するおそれがある。
【0020】なお、本発明において、ディンプルとパー
ティングラインあるいは大円とが交差しないとは、パー
ティングラインあるいは大円がディンプルをよぎること
はないことを意味し、パーティングラインあるいは大円
と接するディンプルは、パーティングライン又は大円と
交差しないディンプルに含まれる。
【0021】上記ゴルフボールは、分離可能に接合する
一対の割型からなる金型によって成形されるが、この場
合、割型はパーティングライン上の中心交差ディンプル
以外のディンプル配置位置に対応するキャビティ面にデ
ィンプル形成用凸部を形成すると共に、パーティングラ
イン上の中心交差ディンプルについては、上記一対の割
型の接合面に溝を設け、これにディンプル形成用ピンを
埋め込んだ金型を用いることが好適である。
【0022】本発明において、ゴルフボールの構造も特
に制限されるものではなく、ワンピースゴルフボール、
ツーピースゴルフボール、3層構造以上のマルチピース
ゴルフボール等のソリッドゴルフボールとしても、糸巻
きゴルフボールとしてもよい。
【0023】更に、ゴルフボールの直径及び重量はゴル
フ規則に従って形成し得る。
【0024】
【発明の効果】本発明のゴルフボールは、高いシンメト
リー性を保ちつつ、ディンプルの表面占有率の大きな配
列となるので、飛びの方向性と飛距離が優れ、かつその
金型も簡略化されて、金型成形により支障なく製造する
ことができる。
【0025】
【実施例】以下、実施例、比較例を示し本発明を具体的
に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるもので
はない。
【0026】ラージサイズのツーピースソリッドゴルフ
ボール(直径42.67mm、重さ45.2g)の表面
に図2〜5に示すように円形ディンプルを設けた。
【0027】この場合、各ゴルフボールのディンプル配
列、ディンプル占有率は下記の通りである。
【0028】実施例1:図2 ディンプル総数462個,4種,20面体配列 パーティングラインが中心を通るディンプル(D1,直
径3.8mm)の数 6個 ディンプル占有率 75%
【0029】実施例2:図3 ディンプル総数406個,2種,8面体配列 パーティングラインが中心を通るディンプル(D1,直
径3.7mm)の数 12個 ディンプル占有率 75%
【0030】比較例1:図4 ディンプル総数462個,4種,20面体配列 パーティングラインが中心を通るディンプル(D1,直
径3.7mm)の数 6個 ディンプル占有率 70%
【0031】比較例2:図5 ディンプル総数406個,2種,8面体配列 パーティングラインが中心を通るディンプル(D1,直
径3.7mm)の数 12個 ディンプル占有率 70%
【0032】次に、上記実施例,比較例のゴルフボール
につき、ブリヂストンスポーツ(株)製の#1ウッド
プロ230チタン(ロフト11°)を用い、ミヤマエ製
のスイングロボットを使い、ヘッドスピード45m/s
で各ボールを打ち、その飛距離を測定した。結果を表1
に示す。
【0033】
【表1】
【0034】なお、実施例のボールは、比較例のボール
に比べてシーム打ちとポール打ちとで飛距離に差がな
く、シンメトリー性が高いことが認められた。
【図面の簡単な説明】
【図1】パーティングラインに交差するディンプルの平
面図である。
【図2】本発明の一実施例にかかるゴルフボールであ
る。
【図3】本発明の他の実施例にかかるゴルフボールであ
る。
【図4】本発明の比較例にかかるゴルフボールである。
【図5】本発明の他の比較例にかかるゴルフボールであ
る。
【図6】従来の正20面体配列されたディンプルを有す
るゴルフボールである。
【図7】ゴルフボールをショットする場合の打撃方向を
説明する説明図であり、(A)はポール打撃、(B)は
シーム打撃を示す。
【符号の説明】
P パーティングライン D1 パーティングライン上の中心交差ディンプル D2 パーティングライン上の中心外交差ディンプル D3 パーティングラインから移動したディンプル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増谷 寛 埼玉県秩父市大野原20番地 ブリヂストン スポーツ株式会社内 (72)発明者 井上 道夫 埼玉県秩父市大野原20番地 ブリヂストン スポーツ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の割型を分離可能に接合することに
    よって内部に球状のキャビティが形成される金型により
    成形され、8面体、立方8面体、12面体及び20面体
    のいずれかの多面体配列方法によってディンプルが配列
    され、かつディンプルと交差しない大円が一本も存在し
    ないゴルフボールにおいて、上記金型の接合部によって
    形成されるパーティングラインと交差するディンプルの
    うち、このパーティングラインと中心交差するディンプ
    ル以外のディンプルをパーティングラインより上又は下
    に移動させるか、又は該ディンプルの直径を小さくする
    ことにより、該ディンプルを上記パーティングライン外
    に配列すると共に、ディンプルの表面占有率を71%以
    上としたことを特徴とするゴルフボール。
  2. 【請求項2】 上記パーティングラインと中心交差する
    ディンプルの数が4〜20個である請求項1記載のゴル
    フボール。
  3. 【請求項3】 上記パーティングラインと中心交差する
    ディンプルの直径が2〜5mmである請求項1又は2記
    載のゴルフボール。
  4. 【請求項4】 パーティングラインと中心交差するディ
    ンプルが上記一対の割型のいずれか一方又は双方の接合
    面に埋め込まれたディンプル形成用ピンによって形成さ
    れたものである請求項1乃至3のいずれか1項記載のゴ
    ルフボール。
JP10179696A 1997-06-17 1998-06-11 ゴルフボール Pending JPH1170186A (ja)

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JP9-176399 1997-06-17
JP17639997 1997-06-17
JP10179696A JPH1170186A (ja) 1997-06-17 1998-06-11 ゴルフボール

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003038681A (ja) * 2001-07-27 2003-02-12 Bridgestone Sports Co Ltd ゴルフボール
US6540625B2 (en) 2000-06-23 2003-04-01 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Golf ball
US8083977B2 (en) 2009-12-29 2011-12-27 Bridgestone Sports Co., Ltd. Golf ball mold, golf ball and method of manufacturing a golf ball
US8273281B2 (en) 2009-12-29 2012-09-25 Bridgestone Sports Co., Ltd. Golf ball mold, golf ball and golf ball manufacturing method

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