JPH1170065A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH1170065A
JPH1170065A JP23374097A JP23374097A JPH1170065A JP H1170065 A JPH1170065 A JP H1170065A JP 23374097 A JP23374097 A JP 23374097A JP 23374097 A JP23374097 A JP 23374097A JP H1170065 A JPH1170065 A JP H1170065A
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Akira Igarashi
明 五十嵐
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランプ部材近傍に口板を向けて集塵袋を集
塵室に入れさえすれば、集塵袋の口板がクランプ部材か
ら離れていても、蓋体の閉動作に伴って集塵袋を掃除機
本体に確実に装着できるようにする。 【解決手段】 集塵袋1の口板3を弾性保持するクラン
プ部材24に、その口板側との係止部24bより延出し
て、その先端部から口板前面の周辺側と当接し、口板側
からの接触圧力によって従動させられながらこれを係止
部24bまで摺動案内する当接面24aを設けるととも
に、蓋体4の内面に、その蓋閉時に口板後面の周辺側と
当接し、これをクランプ部材24から離れた位置よりク
ランプ部材24の当接面24aと当接可能な位置を経て
クランプ部材24の係止部24bまで摺動案内可能な当
接部28を有する案内部材27を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集塵室内に交換可
能な集塵袋を装着して使用される電気掃除機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、掃除機本体に形成した集塵袋
収納用の集塵室を蓋で開閉できるようにするとともに、
集塵室内に交換可能な集塵袋を収納して使用される電気
掃除機は知られている。
【0003】図15及び図16は例えば特開平8−23
8202号公報に示された従来の電気掃除機を示すもの
で、図15はその吸込口近辺を蓋体を開放した状態で示
す側面断面図、図16はその吸込口近辺を蓋体を閉じた
状態で示す側面断面図である。
【0004】この従来例の電気掃除機は、集塵袋1を交
換する際に、集塵袋1の口板3を固定するクランプ部材
2の突出部2aを、図15に示すように誤って口板3の
上辺に乗せた状態で蓋体4を閉めても、図16に示すよ
うに蓋体4に設けた案内部材5の当接部5aが口板3の
上部に当接して口板3をシール部材6側へ案内し、クラ
ンプ部材2の突出部2aを口板3の上辺からその裏面側
へ外すことができるようにしている。これによって、ク
ランプ部材2の突出部2aが集塵袋1の口板3の上辺に
乗った状態で蓋体を閉めることがあっても、クランプ部
材2の突出部2aを口板3の上部裏面側に移動させるこ
とができ、蓋閉時に突出部2aにより口板3を変形させ
ることがなくなって、口板3を裏面側から押さえさせて
固定することができる。なお、各図中の符号7は掃除機
本体の電動送風機吸引側に形成されてその上部開口に着
脱自在に取り付けられる蓋体4と共に集塵袋1を収納す
る集塵室、8は集塵室7の前壁で、その中央部には孔が
形成され、この孔周縁にシール部材6が取り付けられて
いる。9は図示しない吸込みノズルに連なる接続パイプ
が差し込まれる吸込口、11はクランプ部材2を掃除機
本体に取付けるためのヒンジ部、12はクランプ部材2
の突出部2aを常時口板3との係合方向に付勢するばね
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の電気
掃除機では、集塵袋1の交換時にその口板3の上辺にク
ランプ部材2の突出部2aが乗った状態で蓋体4を閉め
るようなことがあっても、蓋体4に設けた案内部材5に
より、蓋体4の閉動作に伴って突出部2aを口板3の上
部裏面側に移動させることができる。しかしながら、蓋
体4を閉じる際の案内部材5の軌道と、集塵袋1を装着
する際の口板3の軌道の重なりが、クランプ部材2の極
近辺、つまり口板3の上辺にクランプ部材2の突出部2
aが乗った状態にある時の口板上辺位置近辺に限られて
いる。このため、口板3がクランプ部材2から離れた位
置にあると、案内部材5が口板3に当接することはな
く、この状態では集塵袋1が正しく装着されず、集塵袋
1の有無を検知する機能を搭載した電気掃除機の場合に
は蓋体4が閉まらず、また集塵袋検知機能を持たない電
気掃除機の場合には口板3とシール部材6との間に隙間
が生じ、そのまま使用されると塵挨が集塵室7内にこぼ
れ落ち、その塵埃が電動送風機内等に入り込み故障の原
因になるという難点があった。
【0006】本発明の技術的課題は、クランプ部材近傍
に口板を向けて集塵袋を集塵室に入れさえすれば、集塵
袋の口板がクランプ部材から離れていても、蓋体の閉動
作に伴って集塵袋を掃除機本体に確実に装着できるよう
にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
電気掃除機は、集塵袋の口板を弾性保持するクランプ部
材に、その口板側との係止部より延出して、その先端部
から口板前面の周辺側と当接し、口板側からの接触圧力
によって従動させられながらこれを係止部まで摺動案内
する当接面を設けるとともに、蓋体の内面に、その蓋閉
時に口板後面の周辺側と当接し、これをクランプ部材か
ら離れた位置よりクランプ部材の当接面と当接可能な位
置を経てクランプ部材の係止部まで摺動案内可能な当接
部を有する案内部材を設けたものである。
【0008】また、本発明の請求項2に係る電気掃除機
は、案内部材の当接部を複数設け、これら当接部が同時
に口板後面の周辺側と接触するように設定したものであ
る。
【0009】また、本発明の請求項3に係る電気掃除機
は、案内部材の当接部の幅を、案内部材そのものの肉厚
よりも大きくなるように設定したものである。
【0010】また、本発明の請求項4に係る電気掃除機
は、集塵袋の口板に、少なくとも案内部材やクランプ部
材との当接部が口板周辺よりも外方に突出する塵埃逆流
防止用のホルダを取り付け、ホルダと共に集塵袋を掃除
機本体の集塵室内に装着するとともに、ホルダを介して
集塵袋がクランプ部材や案内部材に当接するように構成
したものである。
【0011】また、本発明の請求項5に係る電気掃除機
は、集塵袋の口板に、少なくともその下縁部と両側縁部
の表裏面全長を両方から覆うコ字状枠からなるホルダを
取り付け、ホルダと共に集塵袋を掃除機本体の集塵室内
に装着するとともに、ホルダを介して集塵袋がクランプ
部材と案内部材とに当接するように構成したものであ
る。
【0012】また、本発明の請求項6に係る電気掃除機
は、掃除機本体の集塵室内に、集塵袋を集塵室内に挿入
する際に口板を支持して案内する移動可能な挿入ガイド
を設けたものである。
【0013】また、本発明の請求項7に係る電気掃除機
は、挿入ガイドに、口板の少なくとも側縁部が嵌入可能
な溝を形成するとともに、挿入ガイドの移動量を、挿入
ガイドの可動軌道と案内部材の当接部の可動軌道が交差
する範囲内に規制するストッパを設けたものである。
【0014】また、本発明の請求項8に係る電気掃除機
は、挿入ガイドを、常にシール部材から遠のく方向へ付
勢する付勢手段を設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施形態1.以下、図示実施形態に基づき本発明を説明
する。図1乃至図4は本発明の請求項1に係る電気掃除
機を示すもので、図1はその全体構成を示す側面断面
図、図2乃至図4はその動作を説明するための要部の側
面断面図であり、各図中、前述の従来例に相当する部分
には同一符号を付してある。
【0016】この第1実施形態の電気掃除機は、掃除機
本体21内に電動送風機22を装備し、電動送風機22
の上流側に吸込口9を、電動送風機22の下流側に排気
口23を設けている。電動送風機22と吸込口9の間に
は、集塵室7が形成され、集塵室7の一部は開口し、そ
の開口を覆うように開閉自在の蓋体4が取り付けられて
いる。そして集塵室7の内部に着脱自在の集塵袋1が装
着されている。掃除機本体21の集塵袋前面には、孔を
有する前壁8が本体21と一体に形成、または孔を有す
る別体からなる前壁8が本体21に固定されている。前
壁8は、その下縁の集塵室7側に、集塵袋1の口板3の
載置部となる凹状底部8aが形成されているとともに、
その中央部には穴を有するシール部材6が固定され、シ
ール部材6を介して吸込口9と連通している。
【0017】また、集塵室7内部には、集塵袋1の開口
に接着された平板状の開口付き口板3を固定するための
手段として、可動式のクランプ部材24を軸25により
取り付けている。クランプ部材24には、ヒンジ部より
延出する片の先端部に、口板3の着脱時にその上辺部と
接触する当接面24aが形成され、当接面24aの基端
側に、口板3を固定するためのフック24bが設けられ
ている。更にクランプ部材24のヒンジ部と掃除機本体
21との間にはねじりばね26が設置され、ねじりばね
26によって当接面24aが常時口板3と係合する方向
(反時計方向)に付勢されている。
【0018】蓋体4の内面には、口板3の裏面側上辺部
に当接可能な傾斜面からなる当接部28を有し、蓋閉時
に、口板3の上辺部をクランプ部材24の当接面24a
の先端部に案内し、当接面24a上をスライドさせ、シ
ール部材6側へ導く案内部材27が設けられている。
【0019】また、掃除機本体21には、電源スイッチ
29と電源コード30が設置されているが、電池内蔵品
でもよい。
【0020】次に、この第1実施形態の電気掃除機の作
用について説明する。まず新しい集塵袋1を集塵室7に
装着するに際し、図2に示すように集塵袋1をその口板
3が吸込口9側に向くように配置して、口板3を前壁8
の底部8aにフリーな状態で置く。この時、口板3がク
ランプ部材24から完全に離れた状態に置いてもよい
し、口板3の前面側上辺部がクランプ部材24の当接面
24aに接触した状態となるように置いてもよい。何れ
にしても、集塵袋1を集塵室7内に挿入する時点では、
口板3とクランプ部材24のフック24bとを係合させ
る必要はなく、単に口板3を単に前壁8の底部8aに置
くだけでよい。なお、ここでは集塵袋1をその口板3が
クランプ部材24から完全に離れた状態となるように集
塵袋1内に置いたものとする。
【0021】この状態から、図3に示すように蓋体4の
先端4aを掃除機本体21の凹部21a内に挿入して係
合させ、ここを支点として蓋体4を閉じる方向(矢印A
方向)に移動させると、案内部材27が蓋体4の動きに
合わせて口板3の裏面側から口板3に接近し、案内部材
27の当接部28が口板3の裏面側上辺部に所定の角度
をもって当接する。更に蓋体4の矢印A方向への移動が
進むと、口板3の上辺部が当接部28上をスライドし、
口板3が矢印B方向に移動し、図4に示すように案内部
材27の当接部28の面とクランプ部材24の当接面2
4aとの交点部に至る。
【0022】この状態から、更に蓋体4を矢印A方向へ
移動させると、口板3はその裏面側上辺部が案内部材2
7の当接部28に、その前面側上辺部がクランプ部材2
4の当接面24aに、当接した状態でクランプ部材24
を矢印C方向押しやりながら、これら当接部28の面と
当接面24a上をスライドし、シール部材6側へ移動す
る。
【0023】蓋体4により掃除機本体21の開口が閉じ
られる段階になると、図1に示すように口板3の上辺部
がクランプ部材24のフック24b部を乗り越えて、口
板3の前面がシール部材6と当接すると同時に、口板3
の裏面側上辺部がフック24bと係合して後方より押圧
され、シール部材6との当接状態が保持固定される。こ
れにより、集塵袋1の装着が完了する。
【0024】集塵袋1の装着を完了した後に蓋体4を開
放しても、ねじりばね26のばね力によりクランプ部材
24が口板3との係合方向に常時付勢されているので、
意図的にクランプ部材24をばね力に逆らって動かさな
い限り集塵袋1の装着が外れることはない。
【0025】また、集塵袋1を装着した後は、口板3の
開口とシール部材6の開口が連通され、その開口周縁で
口板3とシール部材6が当接して、口板3とシール部材
6間の隙間が無くなるので、電動送風機22を駆動して
塵埃の吸引を開始すると、塵埃がシール部材6の開口か
ら口板3の開口を通過して、集塵袋1に入り、途中で塵
埃が漏れることはない。
【0026】このように、この第1実施形態の電気掃除
機においては、集塵袋1を、その口板3が吸込口9側に
向くように配置し、口板3を集塵室7内の前壁8の底部
8aに単に置いて、蓋体4を閉じれば、蓋閉前に口板3
がクランプ部材24から完全に離れた状態にあっても集
塵袋1が確実に装着される。このため、集塵袋1の誤装
着が発生せず、塵埃を集塵室7内にこぼして、電動送風
機22で吸われて故障するような事故も発生することは
なく、かつ使い勝手が向上する。
【0027】実施形態2.図5は本発明の請求項1,2
に係る電気掃除機の要部である蓋体の案内部材部分を拡
大して示す斜視図、図6はそのクランプ部材を拡大して
示す斜視図であり、各図中、前述の第1実施形態と同一
部分には同一符号を付してある。なお、ここでは前述の
第1実施形態で用いた図1を参照しながら説明する。
【0028】この第2実施形態の電気掃除機は、案内部
材27Aを、図5に示すように蓋体4からその内方に平
行に延出する複数(ここでは3つ)の片31a,31
b,31cから形成し、かつ各片31a,31b,31
cのクランプ部材24に対向する側のエッジ28a,2
8b,28cに角度をつけて当接部28Aとしたもので
ある。
【0029】また、クランプ部材24の当接面24aの
一部に切欠き32を設けてホーク状としたものである。
【0030】この第2実施形態の電気掃除機において、
案内部材27Aのエッジ28a,28c間の距離aと、
クランプ部材24の当接面24a,24aの幅方向両端
間の距離cの関係は、a>cとなるように、また案内部
材27Aのエッジ28bの幅(肉厚)bと、クランプ部
材24の切欠き32の幅dの関係は、b<dとなるよう
に、それぞれ設定した。つまり、案内部材27Aの中央
に位置する片31bがクランプ部材24の切欠き32内
に、更にクランプ部材24の各当接面24a,24aが
案内部材27Aの各片31a,31b間の隙間と、各片
31b,31c間の隙間内に、それぞれ嵌入できるよう
に設定し、これらが蓋体4を掃除機本体21に装着した
際に、干渉することなく互いにほぞ組状に嵌まり込むよ
うにした。それ以外の構成は前述の第1実施形態のもの
と同様である。
【0031】この第2実施形態の電気掃除機において
は、口板3の裏面側上辺部に、案内部材27Aの当接部
28Aとなる各片31a,31b,31cのエッジ28
a,28b,28cが所定の角度をもって同時に当たる
ので、蓋閉時に案内部材27Aにかかる荷重が各エッジ
28a,28b,28cに分配される。このため、各エ
ッジ28a,28b,28cの負担が軽減され、蓋閉時
の荷重による案内部材27Aの変形や破壊が防止され
る。更に口板3においても応力集中がなくなって、その
変形が防止される。
【0032】実施形態3.図7は本発明の請求項1,3
に係る電気掃除機の要部である蓋体の案内部材部分の一
例を拡大して示す斜視図、図8は同じく請求項1,3に
係る電気掃除機の要部である蓋体の案内部材部分の他の
例を拡大して示す斜視図であり、各図中、前述の第1実
施形態と同一部分には同一符号を付してある。なお、こ
こでも説明にあたっては前述の第1実施形態で用いた図
1を参照する。
【0033】この第3実施形態の電気掃除機は、案内部
材の当接部の幅を、案内部材そのものの肉厚よりも大き
くなるように設定したものである。
【0034】その具体的手法として、図7の例では案内
部材27Bを、蓋体4からその内方に平行に延出する複
数(ここでは2つ)の片41a,41bのクランプ部材
24に対向する側のエッジに角度をつけて、各エッジ間
を連結面28dで一体に連結し、連結面28dを当接部
28Bとした断面コ字状に構成したものである。
【0035】また、図8の例では案内部材27Cを、蓋
体4からその内方に平行に延出する単一の片51のクラ
ンプ部材24に対向する側のエッジに角度をつけて、そ
こに片51の面に対して垂直にプレート28eを一体に
設け、プレート28を当接部28Cとした断面T形に構
成したものである。
【0036】いずれの例も共に当接部28B,28Cの
幅fを、片41a(又は41b),51の肉厚eと比
べ、f>eとなるように設定している。
【0037】また、前述の第2実施形態の図6のように
クランプ部材24をその当接面13の一部に切欠き32
を設けたホーク状とした場合は、各案内部材27B,2
7Cの各当接部28B,28Cの幅fとクランプ部材2
4の切欠き32の幅dの関係がf<dとなるように設定
したものである。しかし、各案内部材27B,27C
を、クランプ部材24からずらして、互いに干渉しない
位置に設置する場合は、前述の関係がf>dとなるよう
に設定してもよい。それ以外の構成は前述の第1実施形
態のものと同様である。
【0038】この第3実施形態の電気掃除機において
は、案内部材27Bの当接部28B、または案内部材2
7Cの当接部28Cが板状の面から構成され、蓋体4を
掃除機本体21に装着する際に、口板3の裏面側上辺部
に面接触するので、接触面積が稼ぎやすく、各案内部材
27B,27Cにかかる負担が前述の第1、第2実施形
態のものよりも軽減される。このため、蓋閉時の荷重に
よる各案内部材27B,27Cや口板3の変形を確実に
防止できて、信頼性が向上する。そして口板3とシール
部材6との間の隙間の発生を防げ、塵埃の口板3部分か
らの漏れを確実に防止することができる。
【0039】実施形態4.図9は本発明の請求項1,
2,3,4に係る電気掃除機の要部である集塵袋1の口
板とそのホルダとの関係を示す側面断面図であり、図
中、前述の第1実施形態と同一部分には同一符号を付し
てある。なお、ここでも説明にあたっては前述の第1実
施形態で用いた図1を参照する。
【0040】この第4実施形態の電気掃除機は、集塵袋
1の口板3に塵埃逆流防止用のホルダ61を取り付け、
ホルダ61と共に集塵袋1を掃除機本体21の集塵室7
内に装着するようにして、吸引した塵埃の逆流を防止で
きるようにしたものである。
【0041】これを更に詳述すると、ホルダ61は、中
央部に穴62を有するとともに、少なくとも上辺部63
が口板上辺よりも突出するプレート部64と、プレート
部64に一体形成されて穴62周縁より延出する筒部6
5とからなり、筒部65を口板3の穴から集塵袋1内に
差し込むことにより、集塵袋1に取り付けられ、この状
態で集塵室7内に装着されるようになっている。それ以
外の構成は前述の第1実施形態のものと同様である。
【0042】この第4実施形態の電気掃除機において
は、集塵袋1の集塵室7内への装着時(蓋閉時)に、ホ
ルダ61の口板上辺よりも突出するプレート上辺部63
の裏面側が受面となって、蓋体4側の案内部材27の当
接部28と接触し、ホルダ61の動作に伴って口板3が
移動する。つまり、集塵袋1の集塵室7内への装着時に
は、ホルダ61が口板3に代って前述の第1実施形態で
説明したと同様にこの移動経路の途中からは、ホルダ6
1がクランプ部材24の当接面24aとも当接した状態
で、これら案内部材27の当接部28の面とクランプ部
材24の当接面24a上をスライドしながらシール部材
6側へ移動し、蓋体4により掃除機本体21の開口が閉
じられる段階でクランプ部材24のフック24b部を乗
り越え、ホルダ61の前面がシール部材6と当接すると
同時に、ホルダ61の裏面側上辺部がフック24bと係
合して後方より押圧され、シール部材6との当接状態が
保持固定される。このため、案内部材27やクランプ部
材24と口板3との接触がなくなって、口板3の変形を
確実に防止することができ、口板3部分からの塵埃の漏
れを防ぐことができる。
【0043】実施形態5.図10は本発明の請求項1,
2,3,4,5,6に係る電気掃除機の要部である口板
取り付け部分を拡大して示す側面断面図であり、図中、
前述の第1実施形態と同一部分には同一符号を付してあ
る。なお、ここでも説明にあたっては前述の第1実施形
態で用いた図1を参照する。
【0044】この第5実施形態の電気掃除機は、掃除機
本体21の集塵室7内における前壁8の底部8aの後縁
部に、集塵袋1の口板3を前壁8の底部8aに挿入する
際に案内する挿入ガイド71をヒンジ72により取り付
け、挿入ガイド71の自由片部73により、口板3の挿
入時にこれを背面側で支持し、挿入作業を安定して行え
るようにしたものである。
【0045】この第5実施形態の電気掃除機において、
挿入ガイド71は、その自由片部73の大きさを、口板
3の裏面の一部、または前述の第4実施形態の図9のよ
うに口板3にホルダ61を取り付ける場合はホルダ61
の一部に、当接できるだけの大きさとし、かつ口板3あ
るいはホルダ61の可動軌道と蓋体4側の案内部材27
の当接部28の可動軌道が交差する範囲内に、口板3あ
るいはホルダ61を規制できるような位置に設置した。
それ以外の構成は前述の第1実施形態のものと同様であ
る。
【0046】この第5実施形態の電気掃除機において
は、集塵袋1の口板3あるいは前述のホルダ61の背面
側に挿入ガイド71がくるように、集塵袋1を集塵室7
内に挿入すると、口板3あるいはホルダ61が挿入ガイ
ド71に当接するか、もしくは挿入ガイド71とシール
部材6との間、換言すれば前述の各可動軌道が交差する
範囲内で、漂うように配置される。このため、蓋体4を
閉じる際、必ず案内部材27の当接部28が口板3ある
いはホルダ61の裏面側上辺部に当接してこれを拾い、
シール部材6側へ移動させる。そして、前述の第1実施
形態で説明したと同様にこの移動経路の途中からは、口
板3あるいはホルダ61はクランプ部材24の当接面2
4aとも当接した状態で、これら案内部材27の当接部
28の面とクランプ部材24の当接面24a上をスライ
ドしながらシール部材6側へ移動し、蓋体4により掃除
機本体21の開口が閉じられる段階でクランプ部材24
のフック24b部を乗り越え、口板3あるいはホルダ6
1の前面がシール部材6と当接すると同時に、口板3あ
るいはホルダ61の裏面側上辺部がフック24bと係合
して後方より押圧され、シール部材6との当接状態が保
持固定される。このため、確実に集塵袋1が集塵室7内
に装着される。
【0047】実施形態6.図11は本発明の請求項6,
7に係る電気掃除機の要部である口板挿入ガイドを拡大
して示す斜視図、図12はその口板取り付け部分を拡大
して示す側面断面図であり、各図中、前述の第1実施形
態と同一部分には同一符号を付してある。なお、ここで
も説明にあたっては前述の第1実施形態で用いた図1を
参照する。
【0048】この第6実施形態の電気掃除機は、集塵袋
1の口板3を前壁8の底部8aに挿入する際に案内する
挿入ガイド81を、図11に示すように基本的に断面コ
字状に形成し、コ字状の溝83が前壁底部8aの凹部内
に臨むように、かつ口板3の前面がシール部材6と当接
するのに邪魔にならない位置に配置して、その一端側
を、掃除機本体21の集塵室7内における前壁8の底部
8aの後縁部にヒンジ82により取り付け、集塵袋1の
口板3を前壁8の底部8aに挿入する際に、口板3の側
部をコ字状の溝83内に差し込むようにしたものであ
る。
【0049】また、図12に示すように集塵室7内の挿
入ガイド81後方における集塵袋1に接触しない位置
に、挿入ガイド81の後方への揺動量を規制するストッ
パ84を設置したものである。
【0050】この第6実施形態の電気掃除機において、
挿入ガイド81は、その溝83の幅を、口板3の厚みま
たは前述の第4実施形態の図9のように口板3にホルダ
61を取り付ける場合はホルダ61の厚みよりも若干大
きくなるような溝幅に設定するとともに、ストッパ84
の位置を、口板3あるいはホルダ61の可動軌道と蓋体
4側の案内部材27の当接部28の可動軌道が交差する
範囲内に、口板3あるいはホルダ61を規制できるよう
な位置に設定した。それ以外の構成は前述の第1実施形
態のものと同様である。
【0051】この第6実施形態の電気掃除機において
は、口板3あるいはホルダ61が挿入ガイド81の溝8
3の両側内壁で支持されて、これらがストッパ84とシ
ール部材6との間、換言すれば前述の各可動軌道が交差
する範囲内で一体に動くため、蓋体4を閉じる際、必ず
案内部材27の当接部28が口板3あるいはホルダ61
の裏面側上辺部に当接してこれを拾い、挿入ガイド81
と共にシール部材6側へ移動させる。そして、前述の第
1実施形態で説明したと同様にこの移動経路の途中から
は、口板3あるいはホルダ61はクランプ部材24の当
接面24aとも当接した状態で、これら案内部材27の
当接部28の面とクランプ部材24の当接面24a上を
スライドしながら挿入ガイド81と共にシール部材6側
へ移動し、蓋体4により掃除機本体21の開口が閉じら
れる段階でクランプ部材24のフック24b部を乗り越
え、口板3あるいはホルダ61の前面がシール部材6と
当接すると同時に、口板3あるいはホルダ61の裏面側
上辺部がフック24bと係合して後方より押圧され、シ
ール部材6との当接状態が保持固定される。このため、
確実に集塵袋1が集塵室7内に装着される。
【0052】そして、集塵袋1を集塵室7内に装着した
後は、挿入ガイド81と口板3もしくはホルダ61が離
れた位置関係となることがないので、挿入ガイド81が
集塵袋1側に自由揺動して、集塵袋1が膨らんだ時にこ
れに当接するようなことがなく、挿入ガイド81による
集塵袋1の破袋等の事故を防止できて、塵埃漏れ防ぐこ
とができる。
【0053】また、図12に示すように吸込口9を上に
向けて蓋体4の開閉、集塵袋1の着脱を行なっても、挿
入ガイド81がストッパ84に支持されて下方への動き
を規制されているので、挿入ガイド81から口板3が脱
落したり、案内部材27が口板3やホルダ61と接触し
なかったりするようなことはない。
【0054】実施形態7.図13は本発明の請求項6,
7に係る電気掃除機の要部である口板取り付け部分を拡
大して示す側面断面図であり、図中、前述の第6実施形
態と同一部分には同一符号を付してある。
【0055】この第7実施形態の電気掃除機は、集塵袋
1の口板3を前壁8の凹状底部8aに挿入する際に案内
する溝83付き挿入ガイド81Aのヒンジ82部を挟む
反対側に、前壁8の凹状底部8a内に延びるばね座片9
1を形成し、ばね座片91と前壁8の底部8aとの間に
ばね92を張設して、挿入ガイド81Aをこれの後方に
横設配置してある軸状のストッパ84側に常時付勢する
ようにした点が前述の第6実施形態のものと異なってお
り、それ以外の構成、すなわち挿入ガイド81Aとスト
ッパ84の設置位置や取り付け態様などは前述の第6実
施形態のものと同様である。
【0056】この第7実施形態の電気掃除機において、
挿入ガイド81Aに口板3あるいは前述の図9で説明し
たホルダ61を挿入してから後の作用は、前述の第6実
施形態のものと同様であるのでここでは説明を省略す
る。
【0057】この第7実施形態の電気掃除機において
は、挿入ガイド81Aがばね92により常時ストッパ8
4側に付勢されているので、蓋体4を開くと、挿入ガイ
ド81Aがシール部材6側から離れてストッパ84側に
移動して当接し、この状態に保持されて位置が規定され
る。このため、集塵袋1の取り出しが容易となる。
【0058】また、集塵袋1を挿入ガイド81Aに取り
付ける際も、挿入ガイド81Aがストッパ84側に当接
し、ばね力により保持されて位置が規定されるているの
で、集塵袋1の挿入ガイド81Aへの取り付けが容易と
なる。
【0059】このように、この第7実施形態において
は、集塵袋1の着脱を常に作業空間の確保が容易な位置
で行えるので使い勝手が向上する。更に集塵袋1を取り
出す際には口板3がシール部材6から離れているので、
シール部材6との擦れによる摩擦抵抗が無く、軽い操作
力で取り出せる上に、シール部材6の摩耗もなく長寿命
となる。
【0060】実施形態8.図14は本発明の請求項6,
7、8に係る電気掃除機の要部である集塵袋1の口板と
そのホルダとの関係を示す斜視図であり、図中、前述の
第1実施形態と同一部分には同一符号を付してある。な
お、ここでも説明にあたっては前述の第1実施形態で用
いた図1を参照する。
【0061】この第8実施形態の電気掃除機は、集塵袋
1の口板3に、その下縁部と両側縁部の表裏面を両方か
ら覆うコ字状枠からなるホルダ101を取り付け、ホル
ダ101と共に集塵袋1を掃除機本体21の集塵室7内
に装着するようにして、装着時の口板3の変形や、装着
前に既に変形してしまっている口板3の反りを矯正でき
るようにしたものである。
【0062】これを更に詳述すると、ホルダ101は、
口板3の側辺よりも長尺に設定されて開口部を内側に向
けた凹状の左右縦壁102,103と、同じく開口部を
内側に向けた凹状の下部横壁104からなり、左右縦壁
102,103が、蓋体4を閉じる時の案内部材27の
軌道上まで延出するように設定されている。それ以外の
構成は前述の第1実施形態のものと同様である。
【0063】この第8実施形態の電気掃除機において、
口板3の上下方向の反りは左右縦壁102,103の内
壁により、また口板3の左右方向の反りは下部横壁10
4の内壁により、それぞれ矯正される。したがって、集
塵袋1を集塵室7内に装着する際に蓋体4側の案内部材
27の当接部28から受ける接触荷重や、クランプ部材
24のフック24bから受ける荷重も、左右縦壁10
2,103と下部横壁104によって支持させることが
でき、口板3の変形を防止することができる。
【0064】また、左右縦壁102,103の長さを口
板3の側辺よりも長尺に設定しているので、蓋体4側の
案内部材27の位置を左右縦壁102,103の何れか
一方に対応する位置に、もしくは左右縦壁102,10
3のそれぞれに対応する一対の案内部材27を設置する
ことにより、案内部材27との係合によるシール部材6
側へのスライド運動をホルダ101に行わせることがで
きる。更にクランプ部材24の位置も、左右縦壁10
2,103の一方あるいは両方に対応させて設置すれ
ば、クランプ部材24との係合作用をホルダ101に行
わせることができる。なお、この場合においても、集塵
袋1を完全に装着時した際には口板3とシール部材6が
接触することは言うまでもない。これにより、一般に紙
から構成される口板3の変形に大きく影響を及ぼす案内
部材27とクランプ部材24との接触を完全に断つこと
ができ、口板3の変形を完全に防止し得、動作不良を起
こすことがなくなって、信頼性が向上する。
【0065】なお、前述の第5乃至第8実施形態では何
れも挿入ガイドとして揺動運動する方式のものを例に挙
げて説明したが、これをシール部材方向へ直線運動する
方式のものを採用することも可能であり、このような場
合でも前述の各実施形態と同等の作用効果を奏する。
【0066】また、前述の第6及び第7実施形態では何
れも挿入ガイドの揺動量を規制するストッパとして、挿
入ガイドの後方に軸部材を横設配置したものを例に挙げ
て説明したが、これを例えば挿入ガイドのヒンジ部に設
置する等、どのような機構を用いてもよい。いずれを採
用するにしても、集塵袋に接触しないように設置するこ
とが望ましい。
【0067】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によ
れば、集塵袋の口板を弾性保持するクランプ部材に、そ
の口板側との係止部より延出して、その先端部から口板
前面の周辺側と当接し、口板側からの接触圧力によって
従動させられながらこれを係止部まで摺動案内する当接
面を設けるとともに、蓋体の内面に、その蓋閉時に口板
後面の周辺側と当接し、これをクランプ部材から離れた
位置よりクランプ部材の当接面と当接可能な位置を経て
クランプ部材の係止部まで摺動案内可能な当接部を有す
る案内部材を設けたので、蓋閉前に口板がクランプ部材
から完全に離れた状態にあっても集塵袋が確実に装着さ
れる。このため、集塵袋の誤装着が発生せず、塵埃を集
塵室内にこぼして、電動送風機で吸われて故障するよう
な事故も発生することはなく、かつ使い勝手が向上す
る。
【0068】また、請求項2の発明によれば、案内部材
の当接部を複数設け、これら当接部が同時に口板後面の
周辺側と接触するように設定したので、蓋閉時に案内部
材にかかる荷重が分配されて負担が軽減され、蓋閉時の
荷重による案内部材の変形や破壊が防止される。更に口
板においても応力集中がなくなって、その変形が防止さ
れる。
【0069】また、請求項3の発明によれば、案内部材
の当接部の幅を、案内部材そのものの肉厚よりも大きく
なるように設定したので、案内部材にかかる負担がより
軽減され、蓋閉時の荷重による各案内部材や口板の変形
を確実に防止できて、信頼性が向上する。そして口板と
シール部材との間の隙間の発生を防げ、塵埃の口板部分
からの漏れを確実に防止することができる。
【0070】また、請求項4の発明によれば、集塵袋の
口板に、少なくとも案内部材やクランプ部材との当接部
が口板周辺よりも外方に突出する塵埃逆流防止用のホル
ダを取り付け、ホルダと共に塵袋を掃除機本体の集塵室
内に装着するとともに、ホルダを介して集塵袋がクラン
プ部材や案内部材に当接するように構成したので、案内
部材やクランプ部材と口板との接触がなくなって、口板
の変形を確実に防止することができ、口板部分からの塵
埃の漏れを防ぐことができる。
【0071】また、請求項5の発明によれば、集塵袋の
口板に、少なくともその下縁部と両側縁部の表裏面全長
を両方から覆うコ字状枠からなるホルダを取り付け、ホ
ルダと共に集塵袋を掃除機本体の集塵室内に装着すると
ともに、ホルダを介して集塵袋がクランプ部材と案内部
材とに当接するように構成したので、装着時の口板の変
形や、装着前に既に変形してしまっている口板の反りを
矯正することができる。このため、口板が変形していて
も、集塵袋を集塵室内に確実に装着することができる。
【0072】また、請求項6の発明によれば、掃除機本
体の集塵室内に、集塵袋を集塵室内に挿入する際に口板
を支持して案内する移動可能な挿入ガイドを設けたの
で、無造作に集塵袋を集塵室に入れてもこれを確実に装
着することができる。
【0073】また、請求項7の発明によれば、挿入ガイ
ドに、口板の少なくとも側縁部が嵌入可能な溝を形成す
るとともに、挿入ガイドの移動量を、挿入ガイドの可動
軌道と案内部材の当接部の可動軌道が交差する範囲内に
規制するストッパを設けたので、集塵袋を集塵室内に確
実に装着することができるとともに、挿入ガイドが口板
から離れて集塵袋側に自由揺動するのを防止することが
できる。このため、集塵袋が膨らんだ時にこれに挿入ガ
イドが当接するようなことがなく、挿入ガイドによる集
塵袋の破袋等の事故を未然に防止することができる。
【0074】また、請求項8の発明によれば、挿入ガイ
ドを、常にシール部材から遠のく方向へ付勢する付勢手
段を設けたので、集塵袋の着脱を常に作業空間の確保が
容易な位置で行えて使い勝手が向上するとともに、集塵
袋を取り出す際に口板とシール部材との擦れがなくなっ
て軽い操作力で取り出せる上に、シール部材の摩耗もな
く長寿命となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機の全
体構成を示す側面断面図である。
【図2】 第1実施形態に係る電気掃除機の動作を説明
するための要部の側面断面図である。
【図3】 第1実施形態に係る電気掃除機の動作を説明
するための要部の側面断面図である。
【図4】 第1実施形態に係る電気掃除機の動作を説明
するための要部の側面断面図である。
【図5】 本発明の第2実施形態に係る電気掃除機の要
部である蓋体の案内部材部分を拡大して示す斜視図であ
る。
【図6】 第2実施形態に係る電気掃除機のクランプ部
材を拡大して示す斜視図である。
【図7】 本発明の第3実施形態に係る電気掃除機の要
部である蓋体の案内部材部分の一例を拡大して示す斜視
図である。
【図8】 第3実施形態に係る電気掃除機の要部である
蓋体の案内部材部分の他の例を拡大して示す斜視図であ
る。
【図9】 本発明の第4実施形態に係る電気掃除機の要
部である集塵袋の口板とそのホルダとの関係を示す側面
断面図である。
【図10】 本発明の第5実施形態に係る電気掃除機の
要部である口板取り付け部分を拡大して示す側面断面図
である。
【図11】 本発明の第6実施形態に係る電気掃除機の
要部である口板挿入ガイドを拡大して示す斜視図であ
る。
【図12】 第6実施形態に係る電気掃除機の口板取り
付け部分を拡大して示す側面断面図である。
【図13】 本発明の第7実施形態に係る電気掃除機の
要部である口板取り付け部分を拡大して示す側面断面図
である。
【図14】 本発明の第8実施形態に係る電気掃除機の
要部である集塵袋の口板とそのホルダとの関係を示す斜
視図である。
【図15】 従来の電気掃除機の吸込口近辺を蓋体を開
放した状態で示す側面断面図である。
【図16】 従来の電気掃除機の吸込口近辺を蓋体を閉
じた状態で示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 集塵袋、3 集塵袋の口板、4 蓋体、6 シール
部材、7 集塵室、9集塵室の吸込口、21 掃除機本
体、24 クランプ部材、24a クランプ部材の当接
面、24b クランプ部材のフック(係止部)、26
ねじりばね、27,27A,27B,27C 案内部
材、28,28A,28B,28C 案内部材の当接
部、61 塵埃逆流防止用のホルダ、71,81,81
A 挿入ガイド、83 挿入ガイドの溝、84 ストッ
パ、92 ばね(付勢手段)、101 コ字状枠からな
るホルダ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掃除機本体に蓋体により開閉される集塵
    室を設けて、集塵室内に平板状の口板付き集塵袋を収納
    し、集塵室の吸込口周りに設けたシール部材と前記口板
    の前面とを当接させ、その状態をクランプ部材により弾
    性保持させるようにした電気掃除機において、 前記クランプ部材に、その口板側との係止部より延出し
    て、その先端部から口板前面の周辺側と当接し、該口板
    側からの接触圧力によって従動させられながらこれを前
    記係止部まで摺動案内する当接面を設けるとともに、 前記蓋体の内面に、その蓋閉時に口板後面の周辺側と当
    接し、これを前記クランプ部材から離れた位置より該ク
    ランプ部材の当接面と当接可能な位置を経て該クランプ
    部材の係止部まで摺動案内可能な当接部を有する案内部
    材を設けたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】 案内部材の当接部を複数設け、これら当
    接部が同時に口板後面の周辺側と接触するように設定し
    たことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 案内部材の当接部の幅を、該案内部材そ
    のものの肉厚よりも大きくなるように設定したことを特
    徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 集塵袋の口板に、少なくとも案内部材や
    クランプ部材との当接部が該口板周辺よりも外方に突出
    する塵埃逆流防止用のホルダを取り付け、該ホルダと共
    に集塵袋を掃除機本体の集塵室内に装着するとともに、
    該ホルダを介して集塵袋が前記クランプ部材や前記案内
    部材に当接するように構成したことを特徴とする請求項
    1乃至請求項3のいずれかに記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 集塵袋の口板に、少なくともその下縁部
    と両側縁部の表裏面全長を両方から覆うコ字状枠からな
    るホルダを取り付け、該ホルダと共に集塵袋を掃除機本
    体の集塵室内に装着するとともに、該ホルダを介して集
    塵袋が前記クランプ部材と前記案内部材とに当接するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれかに記載の電気掃除機。
  6. 【請求項6】 掃除機本体の集塵室内に、集塵袋を集塵
    室内に挿入する際に口板を支持して案内する移動可能な
    挿入ガイドを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求
    項5のいずれかに記載の電気掃除機。
  7. 【請求項7】 挿入ガイドに、口板の少なくとも側縁部
    が嵌入可能な溝を形成するとともに、挿入ガイドの移動
    量を、該挿入ガイドの可動軌道と案内部材の当接部の可
    動軌道が交差する範囲内に規制するストッパを設けたこ
    とを特徴とする請求項6記載の電気掃除機。
  8. 【請求項8】 挿入ガイドを、常に前記シール部材から
    遠のく方向へ付勢する付勢手段を設けたことを特徴とす
    る請求項7記載の電気掃除機。
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