JP4549276B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、集塵した塵埃を圧縮する機構を有する電気掃除機に関する。
図11は、従来の塵埃圧縮機構が設けられた電気掃除機の略示平面断面図である。該電気掃除機は、吸気流を発生する電動送風機2を後部に配した筐体301を備え、筐体301は、電動送風機2により発生した吸気流で塵埃を吸い込む吸込口303、及び吸込口303から吸い込まれた塵埃を集塵する集塵袋4を収容するための集塵室305を備えている。集塵室305には、集塵袋4を圧縮するための圧縮板306が設けられている。
図12は、従来の電気掃除機が備える圧縮板306の略示正面図、図13は、圧縮板306の略示側断面図である。圧縮板306は、略長方形であり一辺側に回動軸8を備えている。回動軸8は、圧縮板306が電動送風機側2から吸込口303側へ回動するように、電気掃除機の筐体301の底面部に形成された軸受9によって回動可能に支持されている。また、圧縮板306は、吸気流を通すために、格子状に形成された通気孔360fを備えている。
このように構成された電気掃除機においては、集塵袋4に集塵された塵埃を圧縮することにより、圧縮板306を備えない電気掃除機に比べて、より多くの塵埃を集塵袋4に集塵することができる。
特開平8−514号公報
しかしながら、従来の電気掃除機においては、圧縮板306が回動して集塵袋4を圧縮する場合、格子状の通気孔360fを有する圧縮板306と集塵袋4とが擦れ合い、通気孔360fの格子状部分が集塵袋4に引っ掛かり、集塵袋4が破損する虞があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、圧縮板の回動中心に対して略垂直な方向に長い複数の通気孔を備えることにより、格子状に形成された通気孔を備える電気掃除機に比べて、圧縮板が集塵袋の表面を滑らかに摺動することができ、集塵袋の破損を招くことなく、集塵袋を圧縮することができ、更に圧縮板の吸込口側の面よりも電動送風機側に、一端部を有し、吸込口から電動送風機へ、吸気流を案内する案内傾斜板を圧縮板に備えることにより、集塵袋を圧縮する際に案内傾斜板が集塵袋に引っ掛かることなく、しかも吸気流が吸込口から電動送風機へ滞りなく流れるようにすることができる電気掃除機を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、圧縮板を、板状部分、集塵室に支持される被支持部、及び被支持部及び板状部分を連結して、板状部分を吸込口側へ回動させるように撓む連結部によって構成することにより、従来の電気掃除機に比べて、圧縮板の回動機構をより簡単に構成することができる電気掃除機を提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、圧縮板を集塵室に挿脱可能に支持する凹状又は凸状の支持部を備えることにより、使用者は、電気掃除機の集塵室又は圧縮板を清掃する際に圧縮板を容易に着脱することができる電気掃除機を提供することにある。
更にまた、本発明の他の目的は、圧縮板に案内傾斜板を一体成形することにより、吸気流を吸込口から電動送風機へ案内可能な案内傾斜板を低コストで構成することができる電気掃除機を提供することにある。
本発明に係る電気掃除機は、吸気流を発生する電動送風機及び吸気流で塵埃を吸い込む吸込口の間に設けられていて、塵埃を集塵する集塵袋を収容する集塵室と、一部が該集塵室の前記電動送風機側に支持されており、前記電動送風機側から前記吸込口側へ回動することで前記集塵室に収容された集塵袋を圧縮する圧縮板とを備える電気掃除機において、前記圧縮板は、該圧縮板の回動中心に対して略垂直な方向に長い複数の通気孔と、前記吸込口側の面よりも前記電動送風機側に、一端部を有し、前記吸込口から前記電動送風機へ吸気流を案内する案内傾斜板とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、圧縮板が回動した場合、圧縮板の通気孔部分及び集塵袋が擦れ合う。
ところが、通気孔は、圧縮板の回動中心に対して略垂直な方向に長い長孔であるため、圧縮板及び集塵袋が擦れ合った場合であっても、通気孔の縁に沿うようにして集塵袋及び圧縮板が擦れ合う。従って、圧縮板が集塵袋に引っ掛かり、集塵袋が破損することはない。
また、圧縮板の通気孔を通る吸気流は、案内傾斜板によって、吸込口から電動送風機へ案内されるため、吸込口から電動送風機への吸気流が滞ることを防ぐことができる。
更に、案内傾斜板の吸込口側の端部は、圧縮板の吸込口側の面よりも電動送風機側に位置しているため、圧縮板が回動して集塵袋を圧縮する際に、案内傾斜板が集塵袋に引っ掛かることはない。
本発明に係る電気掃除機は、前記圧縮板が、板状部分と、前記集塵室に支持されている被支持部と、該被支持部及び前記板状部分を連結していて、前記板状部分を前記吸込口側へ回動させるように撓む連結部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、圧縮板の被支持部が集塵室に支持されていて、被支持部及び板状部分が連結部によって、連結されている。板状部分は、連結部が撓むことにより、吸込口側へ回動する。従って、回動軸及び軸受によって、圧縮板を集塵室に回動自在に支持する構成を有する電気掃除機に比べて、簡単な構成で、圧縮板の回動機構を構成することができる。
本発明に係る電気掃除機は、前記集塵室が、前記圧縮板を挿脱可能に支持する凹状又は凸状の支持部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、集塵室に備えられた凹状又は凸状の支持部によって、圧縮板が支持されており、圧縮板及び支持部は、挿脱可能に構成されている。従って、圧縮板を支持部から引き抜くことで、圧縮板を集塵室から取り外すことができ、圧縮板を支持部に、又は支持部を圧縮板に挿入することで、圧縮板を集塵室に取り付けることができる。
本発明に係る電気掃除機は、前記圧縮板及び前記案内傾斜板が、一体成形されていることを特徴とする。
本発明にあっては、圧縮板に案内傾斜板が一体成形されているため、案内傾斜板を別体で製造し、案内傾斜板を圧縮板に備える場合に比べて、低コストで電気掃除機を構成することができる。また、電気掃除機の製造工程において、案内傾斜板を圧縮板に取り付ける手間を要しない。
本発明によれば、格子状に形成された通気孔を備える電気掃除機に比べて、圧縮板が集塵袋の表面を滑らかに摺動することができ、集塵袋の破損を招くことなく、集塵袋を圧縮することができる。
また、案内傾斜板が集塵袋に引っ掛かることなく、しかも吸気流が吸込口から電動送風機へ滞りなく流れるようにすることができる。
本発明によれば、圧縮板の回動軸を集塵室に形成された軸受が支持する従来の電気掃除機に比べて、圧縮板の回動機構をより簡単に構成することができる。
本発明によれば、使用者は、電気掃除機の集塵室又は圧縮板を清掃する際に圧縮板を容易に着脱することができる。
また、従来の電気掃除機においては、上方へ引っ張られた圧縮板と共に電気掃除機の筐体が持ち上がり、筐体が持ち上がった状態で圧縮板が集塵室から外れた場合、筐体が落下し、電気掃除機が故障する虞があったが、本発明によれば、簡易に圧縮板を着脱することができるため、圧縮板と共に筐体が持ち上げられて、落下することはなく、電気掃除機の落下事故を防ぐことができる。
本発明によれば、吸気流を吸込口から電動送風機へ案内可能な圧縮板を備えた電気掃除機を、案内傾斜板を別体で備える場合に比べて、低コストで構成することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の略示側断面図である。
図中1は、中空の筐体であり、筐体1は、中央部分に円形の吸込口3を有する正面壁5b、背面壁1a、及び正面側と背面側とを仕切る仕切板5cを形成していて、筐体1の仕切板5cより背面側に電動送風機2を備えている。
電動送風機2は、筐体1の吸込口3から塵埃を吸い込むための吸気流を発生させるファン及び該ファンを回転させるモータを備えている。仕切板5c及び背面壁1aには、夫々通気用のスリット及び排気スリットが複数形成されており、電動送風機2によって発生した吸気流が筐体1の正面側から背面側へ通過し、そして背面壁1aの排気スリットから排気されるように構成されている。
また、筐体1の吸込口3と電動送風機2との間には、吸気流によって吸込口3に吸い込まれた塵埃を集塵する集塵袋4を収容する集塵室5が形成されている。
より具体的には、集塵室5は、底面部5a、底面部5aの正面側及び背面側に略垂直に形成されている正面壁5b及び仕切板5c、並びに底面部5aの両側に略垂直に形成された両側壁5dによって構成されており、上側には、集塵袋4を集塵室5に着脱するための開口部が開設されている。
集塵袋4は、開口を有しており、吸込口3に集塵袋4の開口を対向させた状態で集塵室5に収容される。
集塵室5の電動送風機2側、即ち仕切板5cには、フィルタが取り着けられており、集塵袋4を通過した微細粉塵を捕集する。
また、底面部5aの仕切板5c寄りの両側部分には、圧縮板6を支持する支持部50aが形成されている。支持部50aは、底面部5aから上方へ突出した角柱部分を有し、角柱部分の上端には、圧縮板6を支持する支持穴が形成されている。支持穴は、平面視が略矩形の穴である。
図2は、吸込口3側から見た圧縮板6の模式図、図3は、圧縮板6の略示側断面図である。
圧縮板6は、支持部50aに挿脱可能に挿嵌する被支持部としての挿嵌凸部62を有している。挿嵌凸部62は、可撓性の連結部61を介して、略長方形をなす板状部分60の一辺60aの両端側に、合成樹脂にて一体成形されている。
板状部分60の横方向及び縦方向の長さは、集塵室5の横方向及び縦方向の長さと略同一、つまり集塵室5に対して回動することで、集塵袋4を背面側から吸込口3側へ圧縮するために必要な長さである。また、板状部分60の一辺60a側には、圧縮板6を仕切板5c側へ付勢する図示しないねじりコイルばねが設けられている。
板状部分60は、板状部分60の側辺60eに略平行な方向に長い複数の通気孔60fを備えており、通気孔60fは、集塵室5に収容された集塵袋4に接触する範囲に、板状部分60の一辺60aに沿って等間隔で並ぶように形成されている。
図1に示すように、支持部50aに挿嵌凸部62が挿嵌している場合、板状部分60は、集塵室5に収容された集塵袋4に対向し、圧縮板6の板状部分60に形成された通気孔60fは吸込口3及び電動送風機2側を向く。
図4は、連結部61の略示側断面図である。連結部61は、板状部分60の一辺60aの両端から、側辺60eに略平行な方向へ突出していて、板状部分60に比べて薄肉であり、可撓性を有している。連結部61は、吸込口3側から見て矩形状であり、板状部分60と挿嵌凸部62とを連結し、板状部分60を回動可能に支持することができる寸法を有している。
挿嵌凸部62は、連結部61の先から、板状部分60及び連結部61の側辺60eに略平行な方向へ突出していて、支持部50aに挿嵌した場合、締り嵌めの状態になる凸状の形状をなしている。また挿嵌凸部62は、支持部50aへの挿嵌が容易になるように、連結部61側から先端部にかけて寸法が小さく形成されている。
また、圧縮板6は、吸気流を吸込口3から電動送風機2へ案内する案内傾斜板60gを備えている。
図5は、圧縮板6に備えられた案内傾斜板60gの略示斜視図、図6は、案内傾斜板60gを示す圧縮板6の略示部分側断面図である。
案内傾斜板60gは、通気孔60fの両内側面に一辺の各頂点が固定されていて、吸込口3から電動送風機2側へ倣うように、電動送風機2側斜め上方へ上り傾斜した略長方形の板状部材からなる。案内傾斜板60gの一辺は、板状部分60の吸込口3側の面60cより電動送風機2側に固定されていて、集塵室5に収容された集塵袋4が接触しないようにしてある。案内傾斜板60gの横幅は、通気孔60fの横幅と略同一長である。
案内傾斜板60gの一辺に略平行な他辺は、板状部分60の電動送風機2側の面60dより電動送風機2側にあり、一辺と他辺との幅は、吸気流を電動送風機2へ案内するために十分な幅を有している。
案内傾斜板60gは、各通気孔60fに3枚ずつ、板状部分60の他辺60b側に等間隔で、板状部分60と共に一体成形されている。
また、圧縮板6は、板状部分60の他辺60bの略中央部に、圧縮板6を吸込口3側へ回動させる駆動力を伝達する駆動力伝達部材70が当接する被当接部60hを形成している。
以下、圧縮板6以外の他の構成を説明する。
図1に示すように、両側壁5dの仕切板5c寄りの上側部分には、開口部を閉塞する蓋体10が両側壁5dに略垂直な回動軸によって回動自在に支持されている。開口部を閉塞した状態で、蓋体10の横方向略中央部、背面側には、筐体1の外側に臨む圧縮釦71及び圧縮釦71に加えられた押圧力を、圧縮板6を回動させる駆動力として伝達する駆動力伝達部材70を収容するための伝達部材収容部11を形成している。
駆動力伝達部材70は、筐体1の側面視が略V字状であり、圧縮釦71を介して外側から押圧される矩形状の被押圧板部70bと、圧縮板6の被当接部60hに背面側から当接する矩形状の当接板部70aとを有している。駆動力伝達部材70の稜線部分は、伝達部材収容部11の内側に、横方向の回動軸70cで回動自在に枢支されている。
伝達部材収容部11は、蓋体10の裏側から下方に凸設された板部、及び該板部の下端から吸込口3側に屈曲しており、駆動力伝達部材70の被押圧板部70bを上側に付勢するコイルばね72の一端を支持する支持板を有する鉤状部分を形成している。コイルばね72の他端は、圧縮された状態で、被押圧板部70bの裏側に当接している。そして、圧縮釦71が蓋体10の上面に対して略平行の位置にある場合、当接板部70aは、鉤状部分の先端に当接し、係止される。
上述のように構成された電気掃除機にあっては、電動送風機2が駆動した場合、電動送風機2により発生された吸気流とともに、吸込口3から吸い込まれた塵埃は、集塵袋4の背面側内面に衝突し、該内面に沿って上方及び下方へ移動し、更に正面側へ移動して、集塵袋4内の上側及び下側に溜まる。
圧縮釦71を、図1に示すように筐体1外部から下方へコイルばね72の弾性力に抗して押圧した場合、駆動力伝達部材70の当接板部70aは正面側に回動し、当接板部70aに当接する圧縮板6の板状部分60も正面側に回動する。そして、集塵袋4は、正面側に回動する圧縮板6によって圧縮され、集塵袋4内の塵埃は正面側に圧縮される。
圧縮板6が吸込口3側へ回動して、集塵袋4が圧縮される場合、圧縮板6及び集塵袋4は、擦れ合うが、通気孔60fは、板状部分60の回動中心に対して略垂直な方向に長い長孔であるため、圧縮板6の通気孔60f部分が集塵袋4に引っ掛かり、集塵袋4が破損する虞なく、集塵袋4を圧縮することができる。
圧縮釦71の押圧を解いた場合、駆動力伝達部材70は、コイルばね72の付勢力によって筐体1の外側方向に回動し、圧縮板6は、ねじりコイルばねの付勢力によって電動送風機2側に回動して、圧縮前の状態に戻る。
図7及び図8は、集塵室5へ挿脱された状態での圧縮板6及び支持部50aの略示側断面図である。
圧縮板6は、挿嵌凸部62が、集塵室5の支持部50aに挿脱可能に挿嵌しているため、図7に示すように、圧縮板6を上方へ引っ張ることで、従来の電気掃除機に比べて、圧縮板6を集塵室5から簡易に取り外すことができる。
また、図8に示すように、圧縮板6の挿嵌凸部62を集塵室5の支持部50aに挿嵌することで、従来の電気掃除機に比べて、圧縮板6を集塵室5に簡易取り付けることができる。
従って、電気掃除機の使用者は、集塵室5又は圧縮板6を清掃する際に、簡易に圧縮板6を着脱することができる。
また、従来の電気掃除機においては、上方へ引っ張られた圧縮板6と共に筐体1が持ち上がり、筐体1が持ち上がった状態で圧縮板6が集塵室5から外れた場合、筐体1が落下し、電気掃除機が故障する虞があったが、実施の形態1によれば、圧縮板6を上方へ引っ張ることで、簡易に圧縮板6を着脱することができるため、圧縮板6と共に筐体1が持ち上げられて、筐体1が落下するという事故を防ぐことができる。
更に、製造工程において、圧縮板6の挿嵌凸部62を支持部50aに挿入することで、圧縮板6を簡易に集塵室5に取り付けることができるため、回動軸及び軸受を備える従来の電気掃除機に比べて、効率的に電気掃除機を組み立てることができる。
また、実施の形態1にあっては、圧縮板6は、可撓性を有する連結部61によって、回動可能に構成されており、また圧縮板6、挿嵌凸部62、及び連結部61は、一体成形されているため、回動軸及び軸受を備える従来の電気掃除機に比べて、簡単な構成で電気掃除機を構成することができる。
更に、電動送風機2によって発生した吸気流は、案内傾斜板60gによって吸込口3から電動送風機2へ案内されるため、吸込口3から電動送風機2への吸気流が滞ることはなく、滑らかに流動する。
更にまた、案内傾斜板60gの吸込口3側の端部は、圧縮板6の吸込口3側の面60cよりも電動送風機2側に位置しているため、集塵袋4に案内傾斜板60gが引っ掛かり、集塵袋4が破損することを防ぐことができる。
更にまた、圧縮板6の、板状部分60、挿嵌凸部62、連結部61、及び案内傾斜板60gは、一体成形されているため、低コストで電気掃除機を構成することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係る電気掃除機は、圧縮板106と集塵室105の着脱に係る構成のみが実施の形態1とは異なるため、以下では主に上記相違点について説明する。
図9は、実施の形態2における電気掃除機が備える集塵室105へ挿入された圧縮板106の略示側断面図である。
実施の形態2に係る電気掃除機の集塵室105には、実施の形態1と同様の箇所、つまり底面部105aの仕切板寄りの両側部分には、圧縮板106を支持するために、上方へ突出している凸状の支持部150aが形成されている。
そして、圧縮板106は、実施の形態1の挿嵌凸部に代えて、支持部105aが挿嵌する被支持部としての凹部162を形成している。
実施の形態2に係る電気掃除機にあっては、実施の形態1と同様に使用者は、集塵室105及び圧縮板106を清掃する際に、簡易に圧縮板106を着脱することができる。また、筐体1の落下を防止することができる。
更に、集塵室105には、凸状の支持部150aが形成されているため、圧縮板106を集塵室105から取り外して、集塵室105を清掃する場合、凹状の支持部を備える電気掃除機に較べて、容易に集塵室105を清掃することができる。
実施の形態2に係る電気掃除機の圧縮板106及び支持部150a以外の他の構成、作用及び効果は、実施の形態1に係る電気掃除機の構成、作用及び効果と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付してその詳細な説明を省略する。
(実施の形態3)
実施の形態3に係る電気掃除機は、圧縮板206の構成のみが実施の形態1とは異なるため、以下では主に上記相違点について説明する。
図10は、実施の形態3に係る電気掃除機が備える圧縮板206の略示斜視図である。
実施の形態3に係る電気掃除機の圧縮板206は、実施の形態1と同様に、通気孔60f及び案内傾斜板60gを形成した板状部分60、連結部61、及び挿嵌凸部62を備えている。
圧縮板206は、集塵袋4を効果的に圧縮するために、各通気孔206の通気孔60fの内側に横方向の条体206i、つまり一辺60aに略平行な条体206iを複数備えている。条体206iは略円柱状であり、条体206iの吸込口3側の端面は、板状部分60の吸込口3側の面60cよりも電動送風機2側に位置している。また、条体206i及び板状部分60は一体成形されている。
実施の形態3に係る電気掃除機にあっては、圧縮板206の通気孔60f内側に条体206iが形成されているため、集塵袋4を圧縮板206によって、より効果的に圧縮することができる。
また、条体206iは、板状部分60の吸込口3側の面60cよりも電動送風機2側に位置しているため、圧縮板206が回動して、集塵袋4を圧縮する場合に条体206iが集塵袋4に引っ掛かる虞はなく、集塵袋4が破損することはない。
更に、条体206iを円柱状に形成しているため、角柱状に形成した条体に比べて、圧縮板206の条体206iが集塵袋4に引っ掛かりにくく、集塵袋4をより効果的に圧縮することができる。
実施の形態3に係る電気掃除機の圧縮板206以外の他の構成、作用及び効果は、実施の形態1に係る電気掃除機の構成、作用及び効果と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付してその詳細な説明を省略する。
本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の略示側断面図である。 吸込口側から見た圧縮板の模式図である。 圧縮板の略示側断面図である。 連結部の略示側断面図である。 圧縮板に備えられた案内傾斜板の略示斜視図である。 案内傾斜板を示す圧縮板の略示部分側断面図である。 集塵室へ挿脱された状態での圧縮板の略示側断面図である。 集塵室へ挿脱された状態での圧縮板の略示側断面図である。 実施の形態2における電気掃除機が備える集塵室へ挿入された圧縮板の略示側断面図である。 実施の形態3に係る電気掃除機が備える圧縮板の略示斜視図である。 従来の塵埃圧縮機構が設けられた電気掃除機の略示平面断面図である。 従来の電気掃除機が備える圧縮板の略示正面図である。 圧縮板の略示側断面図である。
符号の説明
1 筐体
1a 背面壁
2 電動送風機
3 吸込口
4 集塵袋
5 集塵室
5a 底面部
5b 正面壁
5c 仕切板
5d 側壁
6 圧縮板
10 蓋体
11 伝達部材収容部
50a 支持部
60a 一辺
60b 他辺
60e 側辺
60f 通気孔
60g 案内傾斜板
60h 被当接部
60 板状部分
61 連結部
62 挿嵌凸部
70 駆動力伝達部材
70a 当接板部
70b 被押圧板部
71 圧縮釦
72 コイルばね

Claims (4)

  1. 吸気流を発生する電動送風機及び吸気流で塵埃を吸い込む吸込口の間に設けられていて、塵埃を集塵する集塵袋を収容する集塵室と、一部が該集塵室の前記電動送風機側に支持されており、前記電動送風機側から前記吸込口側へ回動することで前記集塵室に収容された集塵袋を圧縮する圧縮板とを備える電気掃除機において、
    前記圧縮板は、
    該圧縮板の回動中心に対して略垂直な方向に長い複数の通気孔と、
    前記吸込口側の面よりも前記電動送風機側に、一端部を有し、前記吸込口から前記電動送風機へ吸気流を案内する案内傾斜板と
    を備えることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記圧縮板は、
    板状部分と、
    前記集塵室に支持されている被支持部と、
    該被支持部及び前記板状部分を連結していて、前記板状部分を前記吸込口側へ回動させるように撓む連結部と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記集塵室は、
    前記圧縮板を挿脱可能に支持する凹状又は凸状の支持部を備える
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 前記圧縮板及び前記案内傾斜板は、一体成形されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の電気掃除機。
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