JPH09122417A - フイルタ部材の取付装置 - Google Patents

フイルタ部材の取付装置

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JPH09122417A
JPH09122417A JP8033172A JP3317296A JPH09122417A JP H09122417 A JPH09122417 A JP H09122417A JP 8033172 A JP8033172 A JP 8033172A JP 3317296 A JP3317296 A JP 3317296A JP H09122417 A JPH09122417 A JP H09122417A
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新介 北林
Yukio Kaizu
由紀郎 海津
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Abstract

(57)【要約】 [課題] ケース本体に対するフイルタ部材の着脱に当
たり、保持枠脚板のてこ作用を利用してフイルタ部材の
出し入れをやり易くし、かつケース本体に対するシール
効果を向上させる。 [解決手段] 背面の周縁にパッキング材11bを装着
したフイルタエレメント11を蓋部材12aと脚板12
bからなる保持枠12の内側に嵌めてフイルタ部材Fと
なし、脚板12bの前側縁に突部12b1 を設け、入口
ケース15Aと出口ケース15Bを突き合せてケース本
体15を形成し、入口ケース15Aの上面には開口16
を設ける一方、下側の途中に上広がりの案内壁15A5
を設け、案内壁にはみぞ部15A6 を形成し、フイルタ
部材Fを開口16から前側に傾けてケース本体15内に
挿入し、保持枠脚板12bの突部12b1 をみぞ部15
6に係合させ、その係合接点を支点としてフイルタ部
材Fを後側に回動させると共に出口ケース15B上に取
付けたクリップ部材18を蓋部材12aに係止させて、
パッキング材11bを出口ケース壁面に圧接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はエンジンの吸入空
気等を処理するフイルタエレメントをケース本体に容
易,確実にかつ交換可能に組付けるようにしたフイルタ
部材の取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの吸気系ダクトの途中にフイル
タケースを配置し、エンジン作動のままでも、ケース本
体中にフイルタエレメントを交換可能に組付けられるタ
イプのものが、米国特許第5,030,264号により
提案されている。
【0003】その概略を示せば図9ないし図11のとお
りであり、フイルタ部材Fはフイルタエレメント1と、
受枠部材2及び閉さ部材3とで形成され、フイルタエレ
メント1は一連のろ紙1aをプリーツ加工したもので、
その周辺が紙等の縁片1cでおおわれ、かつ背面の周囲
にパッキング材1bが装着されており、枠部材2は合成
樹脂製で両面が開放されていて、後側(図で左側)周囲
にはフイルタエレメント1のパッキング材1bを受ける
棚部2aが設けられると共に両側壁には縦レール片2b
と中央突子2cが設けられ、閉さ部材3は上蓋板3aと
両側の脚板3bとで門型に形成され、脚板3bは後側縁
3b2 が直立する一方、前側縁3b1 は下幅が狭くなる
ように傾斜してくさび状をなし、中央部には縦長なガイ
ド孔3cがそれぞれ設けられている。
【0004】一方、外気の取入れダクト(図示しない
が、図10で右側に位置する)と取出しダクト(左側に
位置する)につながるケース本体5は合成樹脂からな
り、上面には上記フイルタ部材Fを自由に出し入れでき
る大きさの開口6が設けられ、又ケース本体5にはフイ
ルタ部材Fのパッキング材1bを当接させるためのフラ
ンジ5aが、開口6の一辺をなしかつケース本体5の他
の三方を囲む状態に形成され、更にケース本体5の両側
には開口6に対応させて閉さ部材3の脚板3bの前側縁
3b1 を案内するための傾いたレール片7が設けられて
いる。
【0005】そこで、フイルタエレメント1を後側から
枠部材2の中に嵌め合せ、その枠部材2に上から閉さ部
材3をかぶせ、その両側脚板3bの後側縁3b2 を枠部
材2の両側の縦レール片2bに当接させると共に脚板3
bのガイド孔3cに枠部材2の突子2cを嵌め込んでフ
イルタ部材Fとなし、これを開口6からケース本体5内
に、脚板3bの傾斜前側縁3b1 をケース本体5の傾い
たレール片7に沿わせながら挿入し、レール片7に案内
された脚板3bの下降により枠部材2ともどもフイルタ
エレメント1を後方(図10で左方)に動かして図11
のようにパッキング材1bをケース本体5のフランジ5
aの内面に圧接させ、それと同時に閉さ部材3の上蓋板
3aを開口6に当接させて、ケース本体5内をダーテイ
サイドとクリーンサイドに区分するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置では、
フイルタエレメント1を保持する受枠部材2と、これを
ケース本体5の開口6から出し入れしかつ開口を閉じる
閉さ部材3が別部品になっていて、構成を複雑にし組付
けに手間がかかり、又閉さ部材3の脚板3bの前側縁3
1 とケース本体5の傾いたレール片7との当接関係に
よるくさび作用でフイルタエレメント周縁のパッキング
材1bをケース本体5のフランジ5aの内面に圧接させ
て周囲部をシールするようになされていて、脚板3bと
レール片7との全長的な滑り動作を伴うものなので、両
者間に摩擦損失が少なからずあって、パッキング材1b
の押付けによるシール効果は左程期待することができ
ず、これを強めるため脚板3bをレール片7に沿って深
くくい込ませてしまうと、かみ合い現象が生じてその後
における脚板3bの引き抜きが容易でなく、その上パッ
キング材1bの全周的な圧接状態で引き抜かなければな
らず、大きな力を必要とし、フイルタ部材の交換作業や
点検作業がやりにくい。
【0007】そこで、この発明はフイルタエレメントを
保持する受枠部材がケース本体の閉さ部材を兼ねるよう
になすと共に脚板のてこ(回動)作用を利用するように
して、傾斜面同士の滑動部分を少なくし、フイルタエレ
メントの交換作業や点検作業をやり易くし、シール効果
を向上させることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題のもとにこの発
明は、フイルタ部材の取付装置として、ブロック状をな
すろ材の背面の周縁にパッキング材を装着したフイルタ
エレメントを、ケース本体の上面の開口を閉じる蓋部材
と下端部前側縁に弧状の突部を設けた両側の脚板及び底
板とで前後面が開放されている保持枠に嵌め合せてフイ
ルタ部材となし、入口パイプを有する入口ケースと、出
口パイプを有する出口ケースを突き合せ結合してケース
本体となし、その突き合せ部の上面には上記フイルタ部
材の平面積より大きな開口を設けると共に入口ケースの
下側途中にフイルタ部材の底端の幅にほぼ等しい底壁か
ら上向きに広がる案内壁を設け、この案内壁の下端部に
は上記弧状突部係合用のみぞ部を形成し、上記開口から
フイルタ部材をケース本体中に挿入し、保持枠の突部を
案内壁のみぞ部に係合させると共に出口ケースの上部フ
ランジに取付けたクリップ部材を保持枠の蓋部材に係止
させて、フイルタエレメントのパッキング材を出口ケー
スの壁面に圧接させること及びケース本体の出口ケース
の上部フランジ上にケース本体の開口側に所定に突き出
る指標部材を設けたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1ないし図5はこの発明に係る
装置の一例を示すものであり、図1において11はフイ
ルタエレメントで、一連のろ紙,不織布等を波状にプリ
ーツ加工したろ材11aの周辺が紙材,薄鉄板等の縁片
11cでおおわれてブロック状をなし、背面(クリーン
サイドになる図において左側)の周縁にはポリウレタン
ゴムやニトリルブタジエンゴム等の弾性的なパッキング
材11bが装着されており、12はフイルタエレメント
11の保持枠で、ナイロン,ポリプロピレン又はタルク
やグラスフアイバー混入のナイロン,ポリプロピレン等
の合成樹脂で形成され、上端の幅広なひさし状の蓋部材
12aと両側の脚板12b及び底板12cとで、フイル
タエレメント11のろ材11a部分を挿入できる大きさ
の前後両面が開放された角枠状に形成され、保持枠12
の内側にフイルタエレメント11を挿入したとき、蓋部
材12a,脚板12b,底板12cの後端面がパッキン
グ材11bの前側周囲面に当接するようになされてい
る。
【0010】蓋部材12aは中央の水平板部12a1
と、その前側(図で右側)にあって若干下に傾いたさひ
し部12a2 と、水平板部12a1 の途中から立上がっ
て後側(左側)に張出す段部12a3 及び両側において
ひさし部12a2 と段部12a3 とを結んでへ字形をな
す側縁部12a4 とで形成され、水平板部12a1 は次
に述べるケース本体のフイルタ部材挿入用の開口部に嵌
め込んで閉じるようになされ、段部12a3 の立上がり
部12a5 はクリップ部材の係止部となり、又段部12
3 の中央部には把手12dが設けられている。
【0011】一方、脚板12bは蓋部材12aの水平板
部12a1 の両側から下方に伸び、それらの前側縁の下
端部には前方に突出する弧状の突部12b1 とそれに続
いて下端に至る傾斜部12b2 が設けられ、かつ、両側
脚板12bの内面にはエレメント抑止用の突条12b3
が複数前後方向に設けられている。しかし、両側脚板1
2bの間隔をフイルタエレメント11の横幅に一致させ
れば、この突条12b3 はなくてもよい。
【0012】図2はケース本体15の一例を示し、保持
枠12と同じ合成樹脂で作られ、外気取入れ側の入口ケ
ース15Aと浄化空気取出し側の出口ケース15Bとか
らなり、又入口ケース15Aは出口ケース15Bより若
干高い奥ケース部15A1 と高さが低く上げ底になった
前ケース部15A2 とからなり、入口ケース15Aの奥
ケース部15A1 と出口ケース15Bは両側壁部と底壁
部がフランジ15A4,15B4 (出口ケース15Bは
上部にもフランジ15B4 を持つが入口ケース15Aは
備えていない)によって突き合せられ、摩擦溶着,接着
等の手段によって結合されており、その突き合せ部の上
面には、入口ケースの奥ケース部15A1 のコ字形端面
と出口ケース15Bの上部フランジ15B4 によって囲
まれ、かつフイルタ部材Fの平面積より大きく、傾けて
出し入れ自由な開口16が設けられ、そして、奥ケース
部15A1 のコ字形端面は出口ケース15Bに隣接する
部分が水平で、その途中から前ケース部15A2 側が低
くなるように傾いている。
【0013】又、入口ケース15Aの奥ケース部15A
1 の底壁の幅は上記フイルタ部材Fの底壁の幅にほぼ等
しくなされ、その底壁の前端(図で右端)から前ケース
部15A2 の上げ底壁に向かって広がるように傾いた案
内壁15A5 が設けられ、その案内壁15A5 の下端寄
りの位置には保持枠12の脚板12bに設けられた突部
12b1 係合用の弧状又は凹状のみぞ部15A6 が前に
膨出して形成されており、前ケース部15A2 の端壁に
は外気取入れダクトにつながる入口パイプ15A3 が設
けられている。
【0014】一方、出口ケース15Bは入口ケース15
Aの奥ケース部15A1 より若干小さく形成され、その
端壁には出口パイプ15B3 が設けられ、周囲のフラン
ジ15B4 の内面はフイルタエレメント11のパッキン
グ材受けをなし、上部フランジ15B4 の内面の上端か
ら若干下がった位置にはエレメントのパッキング材11
bの圧縮を促すための案内つば19が幅方向に設けら
れ、又そのフランジの外面両側部にはかけ止め具17が
付設され、各止め具17には薄鋼板製のクリップ部材1
8がそれぞれ起伏自在に取付けられている。
【0015】そこで、保持枠12の内側にフイルタエレ
メント11を後方から嵌め合せ、その背面のパッキング
材11bを蓋部材12aの水平板部12a1 と脚板12
b及び底板12cの後端面に当接させてフイルタ部材F
となし、把手12dに手をかけて吊り下げ、図3のよう
に若干前側(図で右側)に傾けた状態で開口16からケ
ース本体15内に挿入し、押し下げていけば保持枠12
の脚板12b下端部の弧状突部12b1 が入口ケース1
5A下側の上広がりの案内壁15A5 に当接し、これに
案内されてフイルタ部材Fは起立する状態になって下降
し、突部12b1 がみぞ部15A6 のところにくると、
図4のように突部12b1 がスナップ式にみぞ部15A
6 に係合する。そのときにはパッキング材11bの下辺
はフランジ15B4 の内面即ち出口ケース15Bの壁面
に圧接するが、パッキング材11bの下辺以外の部分は
出口ケース15bの壁面に当接しないと共に突部12b
1下側の傾斜部12b2 はまだ案内壁15A5 の下部内
面に当接していない。
【0016】この状態で、突部12b1 とみぞ部15A
6 の接点を支点としてフイルタ部材Fを後方に回動させ
ながら、出口ケース15B上のクリップ部材18をそれ
ぞれ前方に回動させて、先端屈曲部を保持枠蓋部材12
aの立上がり部12a5 にかけ止めるようにすれば、突
部12b1 下側の傾斜部12b2 が案内壁15A5 の内
面に当接するようになると同時に、パッキング材11b
の上辺が案内つば19の下に入るように案内され、図5
のようにパッキング材11bの下辺以外の部分も出口ケ
ース15Bの壁面に圧接し、ケース本体15に対しフイ
ルタ部材Fの周囲部を確実にシールすることになり、そ
れと同時に保持枠12の蓋部材12aの水平板部12a
1 がケース本体15の開口16に嵌合し、かつひさし部
12a2,両側縁部12a4 が開口16端面に密接して
これを閉じる。
【0017】かくて、使用時には外気が入口パイプ15
3 から入口ケース15A内に取入れられ、フイルタエ
レメント11を横切ることによりダストが除去されて出
口ケース15B中に入り、出口パイプ15B3 から吸気
管側に送られる。
【0018】又、フイルタエレメント11の交換に当た
っては、図5の装着状態において蓋部材12aに対する
クリップ部材18の係止を解き、把手12dに手をかけ
てフイルタ部材Fを図4のように若干前側(右側)に回
動させて、パッキング材11bの下辺以外の部分の出口
ケース15B壁面に対する圧迫状態を解除すると共に脚
板12bの突部12b1 下側の傾斜部12b2 を案内壁
15A5 から離れさせ、その状態でフイルタ部材Fを引
き上げれば、脚板12bの弧状突部12b1 が案内壁1
5A5 のみぞ部15A6 から容易に抜け出すことにな
り、フイルタ部材Fは開口16から取出される。そこ
で、目詰まりしたフイルタエレメント11を保持枠12
から取外して新しいものと交換し、保持枠12を上述の
ように操作してケース本体15内に気密に取付ける。
【0019】図6ないし図8はフイルタエレメント11
の交換に際し、フイルタ部材Fを間違いなく前側(右
側)に回動させてから引き上げるようにした変更例を示
すものであり、この例では出口ケース15Bの上部フラ
ンジ15B4 の上面に、起立片20aと開口16上に突
き出た張出し片20bからなる指標部材20が複数、保
持枠12の把手12dと干渉し合わない位置に設けられ
ており、その高さと張出し長さは、図7のようにケース
本体15中にフイルタ部材Fを直立に収容した状態から
図8のようにフイルタ部材Fを前側へ回動させるとき、
保持枠12の蓋部材12aの段部12a3 が衝突しない
ような高さと長さ、即ちフイルタ部材Fの回動を許容す
るよな高さと張出し長さになされている。
【0020】ケース本体15に対するフイルタ部材Fの
出し入れ作用は前記の例と同じに行われるが、フイルタ
部材Fの引き上げに当たり、指標部材20がない場合に
は、使用者が誤ってフイルタ部材Fを直ちに真直に引き
上げ、案内つば19に引っ掛けてフイルタエレメント1
1を損傷する恐れがあるが、開口16上に張出す指標部
材20を設けたことにより、引き上げに先立ってフイル
タ部材Fを前側に回動させなければならないことを認識
させることになる。
【0021】そして、指標部材20は見易すければ一つ
でもよく、出口ケース15Bと一体成形により又は別部
材として溶着等の手段により設けるようになし、図では
張出し片20aを水平にしたものを示したが、これに限
らず前下向きに傾いていても、フック状に曲がっていて
も、フイルタ部材Fの回動を促しそれを許容するもので
あれば差支えない。
【0022】又、上述の例では、フイルタエレメントと
してろ紙,不織布をプリーツ加工したろ材を用いるもの
を示したが、これに限らず、全体としてブロック状をな
し背面の周縁にパッキングを装着できるものであれば、
ウール材,網材又は金属,合成樹脂の多孔質によるもの
でもよく、更に入口ケース側の案内壁にみぞ部を全幅に
設けたものを示したが、これは脚板の突部に対応するよ
うに両側部だけに設けるようにしてもよい。そして、こ
の発明はエンジンの吸気の処理に限らず、車室内の空気
の浄化にも使用することができる。
【0023】
【発明の効果】この発明はブロック状をなし背面の周縁
にパッキング材を装着したフイルタエレメントを用いる
形式のフイルタ部材の取付装置として、上述のように構
成されているので、フイルタエレメントの保持枠をケー
ス本体の開口を閉じる閉さ部材を兼ねさせることがで
き、受枠部材と閉さ部材を別にする従来のものに比べ構
成が簡単で取扱い易く、又ケース本体に対するフイルタ
部材の着脱に当たっては、脚板の全長的な傾斜面を利用
する従来のものに比べ、面接触する部分が少なくフイル
タ部材の出し入れが楽であり、しかも出口ケースの壁面
に対するフイルタ部材の接離動作は、保持枠の脚板の回
動作用いわゆるてこ作用を利用して行うので、甚だ軽快
であり、そして、出口ケースの上部フランジ上にケース
本体の開口側に突き出る指標部材を設けることにより、
フイルタエレメントの交換に際しての保持枠の回動を誤
りなく行わせることができ、更にパッキング材の出口ケ
ースの壁面に対する圧迫は、脚板下端のくさび作用と上
部のクリップ部材の締め付けにより行うので、ケース本
体に対するシール効果が向上し、従来のように斜面同士
のくい込み現象は起こらず、フイルタ部材の取出しに大
きな力を必要とせず、交換作業や点検作業がやり易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るフイルタ部材の分離斜視図。
【図2】ケース本体の一例の斜視図。
【図3】フイルタ部材をケース本体に挿入する当初の状
態を示す断面図。
【図4】ケース本体にフイルタ部材を深く挿入した状態
の断面図。
【図5】フイルタ部材をケース本体に装着した状態の断
面図。
【図6】ケース本体の変更例の斜視図。
【図7】図6のケース本体にフイルタ部材を装着した状
態の断面図。
【図8】ケース本体からフイルタ部材を取出す当初の状
態を示す断面図。
【図9】従来のフイルタ部材の分離斜視図。
【図10】従来のフイルタ部材の挿入当初の状態を示す
断面図。
【図11】従来のフイルタ部材の装着状態を示す断面
図。
【符号の説明】
11 フイルタエレメント 11a ろ材 11b パッキング材 12 保持枠 12a 蓋部材 12b 脚板 12b1 突部 12c 底板 15 ケース本体 15A 入口ケース 15A1 奥ケース部 15A2 前ケース
部 15A3 入口パイプ 15A5 案内壁 15A6 みぞ部 15B 出口ケース 15B3 出口パイプ 15B4 フランジ 17 止め具 18 クリップ部材 20 指標部材 F フイルタ部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック状をなすろ材の背面の周縁にパ
    ッキング材を装着したフイルタエレメントを、ケース本
    体の上面の開口を閉じる蓋部材と下端部前側縁に弧状の
    突部を設けた両側の脚板及び底板とで前後面が開放され
    ている保持枠に嵌め合せてフイルタ部材となし、入口パ
    イプを有する入口ケースと、出口パイプを有する出口ケ
    ースを突き合せ結合してケース本体となし、その突き合
    せ部の上面には上記フイルタ部材の平面積より大きな開
    口を設けると共に入口ケースの下側途中にフイルタ部材
    の底端の幅にほぼ等しい底壁から上向きに広がる案内壁
    を設け、この案内壁の下端部には上記弧状突部係合用の
    みぞ部を形成し、上記開口からフイルタ部材をケース本
    体中に挿入し、保持枠の突部を案内壁のみぞ部に係合さ
    せると共に出口ケースの上部フランジに取付けたクリッ
    プ部材を保持枠の蓋部材に係止させて、フイルタエレメ
    ントのパッキング材を出口ケースの壁面に圧接させるこ
    とを特徴とするフイルタ部材の取付装置。
  2. 【請求項2】 ケース本体の出口ケースの上部フランジ
    上にケース本体の開口側に所定に突き出る指標部材を設
    けたことを特徴とする請求項1記載のフイルタ部材の取
    付装置。
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