JPH08121272A - フイルタ部材の取付装置 - Google Patents
フイルタ部材の取付装置Info
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- JPH08121272A JPH08121272A JP28614294A JP28614294A JPH08121272A JP H08121272 A JPH08121272 A JP H08121272A JP 28614294 A JP28614294 A JP 28614294A JP 28614294 A JP28614294 A JP 28614294A JP H08121272 A JPH08121272 A JP H08121272A
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- filter element
- packing material
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/02—Air cleaners
- F02M35/024—Air cleaners using filters, e.g. moistened
- F02M35/02416—Fixing, mounting, supporting or arranging filter elements; Filter element cartridges
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/02—Air cleaners
- F02M35/024—Air cleaners using filters, e.g. moistened
- F02M35/02475—Air cleaners using filters, e.g. moistened characterised by the shape of the filter element
- F02M35/02491—Flat filter elements, e.g. rectangular
Abstract
(57)【要約】
［目的］ ケース本体の上面の開口から出し入れするフ
イルタエレメントのパッキング材をケース本体の壁面に
有効，適切に圧着してシール効果を向上させる。 ［構成］ プリーツ加工してブロック状にしたろ材１１
ａの後側周縁にパッキング材１１ｂを装着したフイルタ
エレメント１１を正面角形の枠体１２に嵌め込み、複数
のフック１３ｄを持つ上蓋板１３ａと縦長孔１３ｃを有
する一対の脚片１３ｂからなる蓋部材１３と枠体１２と
をリンク片１４により二つのピン１２ｂ，１４ａと縦長
孔１３ｃを介し回動可能に連結してフイルタ部材Ｆとな
し、このフイルタ部材Ｆを蓋部材１３の脚片１３ｂに吊
り下げてケース本体１５の上面に設けた開口１６から内
部に挿入配設し、蓋部材１３を押し下げてリンク片１４
を回動させ、このリンク片１４により枠体１２ともども
フイルタエレメント１１を前進させ、そのパッキング材
１１ｂをケース本体１５の壁面に圧着して密封する。
イルタエレメントのパッキング材をケース本体の壁面に
有効，適切に圧着してシール効果を向上させる。 ［構成］ プリーツ加工してブロック状にしたろ材１１
ａの後側周縁にパッキング材１１ｂを装着したフイルタ
エレメント１１を正面角形の枠体１２に嵌め込み、複数
のフック１３ｄを持つ上蓋板１３ａと縦長孔１３ｃを有
する一対の脚片１３ｂからなる蓋部材１３と枠体１２と
をリンク片１４により二つのピン１２ｂ，１４ａと縦長
孔１３ｃを介し回動可能に連結してフイルタ部材Ｆとな
し、このフイルタ部材Ｆを蓋部材１３の脚片１３ｂに吊
り下げてケース本体１５の上面に設けた開口１６から内
部に挿入配設し、蓋部材１３を押し下げてリンク片１４
を回動させ、このリンク片１４により枠体１２ともども
フイルタエレメント１１を前進させ、そのパッキング材
１１ｂをケース本体１５の壁面に圧着して密封する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はエンジンの吸気等を処
理するフイルタエレメントをケース本体に簡単に交換可
能に組込めるようにしたフイルタ部材の取付装置に関す
る。
理するフイルタエレメントをケース本体に簡単に交換可
能に組込めるようにしたフイルタ部材の取付装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】エンジンの吸気系ダクトの途中にフイル
タケースを配置し、エンジンの作動のまま、ケース本体
中にフイルタエレメントを交換可能に組付けるタイプの
ものが、米国特許第５０３０２６４号により提案されて
いる。その概略を示せば図５，図６のとおりであり、フ
イルタ部材Ｆはフイルタエレメント１と、受枠部材２
と、蓋部材３とで形成され、フイルタエレメント１は一
連のろ紙１ａをプリーツ加工してその周囲を紙等の縁片
１ｃでおおい、かつ背面の周縁にパッキング材１ｂが装
着されており、枠体２は合成樹脂製で、両面が開放され
ていて、後側周囲にはフイルタエレメント１のパッキン
グ材１ｂを受ける棚部２ａが設けられると共に両側壁に
は縦レール片２ｂと楕円状の中央突子２ｃが設けられ、
蓋部材３は角形の上蓋板３ａとその左右両側から下方に
伸びる脚片３ｂからなり、脚片３ｂは後側縁３ｂ2 が直
立する一方、前側縁３ｂ1 は脚片３ｂの上幅が広く下幅
が狭くなるように傾斜し、中央部には縦長なガイド孔３
ｃがそれぞれ設けられている。
タケースを配置し、エンジンの作動のまま、ケース本体
中にフイルタエレメントを交換可能に組付けるタイプの
ものが、米国特許第５０３０２６４号により提案されて
いる。その概略を示せば図５，図６のとおりであり、フ
イルタ部材Ｆはフイルタエレメント１と、受枠部材２
と、蓋部材３とで形成され、フイルタエレメント１は一
連のろ紙１ａをプリーツ加工してその周囲を紙等の縁片
１ｃでおおい、かつ背面の周縁にパッキング材１ｂが装
着されており、枠体２は合成樹脂製で、両面が開放され
ていて、後側周囲にはフイルタエレメント１のパッキン
グ材１ｂを受ける棚部２ａが設けられると共に両側壁に
は縦レール片２ｂと楕円状の中央突子２ｃが設けられ、
蓋部材３は角形の上蓋板３ａとその左右両側から下方に
伸びる脚片３ｂからなり、脚片３ｂは後側縁３ｂ2 が直
立する一方、前側縁３ｂ1 は脚片３ｂの上幅が広く下幅
が狭くなるように傾斜し、中央部には縦長なガイド孔３
ｃがそれぞれ設けられている。
【０００３】一方、外気取入れダクト（図５で右側に当
たる）と送りダクト（左側に当たる）につながるケース
本体５は合成樹脂からなり、中央部上面には上記フイル
タ部材Ｆを自由に出し入れできる大きさの開口６が設け
られると共にケース本体５にはフイルタ部材Ｆのパッキ
ング材１ｂを当接させるためのフランジ５ａが、開口６
の一片をなしかつケース本体の他の三方を囲む状態に形
成され、又ケース本体５の両側壁には開口６に対応させ
て蓋部材３の腕片３ｂの前側縁３ｂ1 を案内する傾いた
レール片７が設けられている。
たる）と送りダクト（左側に当たる）につながるケース
本体５は合成樹脂からなり、中央部上面には上記フイル
タ部材Ｆを自由に出し入れできる大きさの開口６が設け
られると共にケース本体５にはフイルタ部材Ｆのパッキ
ング材１ｂを当接させるためのフランジ５ａが、開口６
の一片をなしかつケース本体の他の三方を囲む状態に形
成され、又ケース本体５の両側壁には開口６に対応させ
て蓋部材３の腕片３ｂの前側縁３ｂ1 を案内する傾いた
レール片７が設けられている。
【０００４】そこで、フイルタエレメント１を後側から
枠体２の中に嵌め合せ、その枠体２の上から蓋部材３を
かぶせ、蓋部材３の両側脚片３ｂの後側縁３ｂ2 を枠体
２両側の縦レール片２ｂに当接させると共に脚片３ｂの
ガイド孔３ｃに枠体２の突子２ｃを嵌め込んでフイルタ
部材Ｆとなし、これをケース本体５内に、開口６から脚
片３ｂの傾いた前側縁３ｂ1 をケース本体側の傾いたレ
ール片７に沿わせながら挿入し、レール片７に案内され
た脚片３ｂの下降により枠体２ともどもフイルタエレメ
ン１を後方に動かしてパッキング材１ｂをケース本体５
のフランジ５ａの内面に圧接させ、同時に上蓋体３ａを
開口６に被着して、ケース本体５内におけるフイルタ部
材の配設部をシールする。
枠体２の中に嵌め合せ、その枠体２の上から蓋部材３を
かぶせ、蓋部材３の両側脚片３ｂの後側縁３ｂ2 を枠体
２両側の縦レール片２ｂに当接させると共に脚片３ｂの
ガイド孔３ｃに枠体２の突子２ｃを嵌め込んでフイルタ
部材Ｆとなし、これをケース本体５内に、開口６から脚
片３ｂの傾いた前側縁３ｂ1 をケース本体側の傾いたレ
ール片７に沿わせながら挿入し、レール片７に案内され
た脚片３ｂの下降により枠体２ともどもフイルタエレメ
ン１を後方に動かしてパッキング材１ｂをケース本体５
のフランジ５ａの内面に圧接させ、同時に上蓋体３ａを
開口６に被着して、ケース本体５内におけるフイルタ部
材の配設部をシールする。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来装置
では、蓋部材の脚片３ｂの傾いた前側縁３ｂ1 とケース
本体５の傾斜レール片７を接触させてのくさび作用によ
って、フイルタ部材Ｆのパッキング材１ｂをケース本体
５の内壁面に圧接させて、その周囲部をシールするよう
にしているが、これは脚片３ｂとレール片７の面同士の
滑り動作によるものなので、両者間の摩擦損失が少なか
らずあって、実際には差程のシール効果を期待すること
ができず、又脚片３ｂをレール片７上に深くくい込ませ
てしまうと、その後における脚片３ｂの引き抜きが容易
でなく、フイルタエレメントの交換がやりにくい。
では、蓋部材の脚片３ｂの傾いた前側縁３ｂ1 とケース
本体５の傾斜レール片７を接触させてのくさび作用によ
って、フイルタ部材Ｆのパッキング材１ｂをケース本体
５の内壁面に圧接させて、その周囲部をシールするよう
にしているが、これは脚片３ｂとレール片７の面同士の
滑り動作によるものなので、両者間の摩擦損失が少なか
らずあって、実際には差程のシール効果を期待すること
ができず、又脚片３ｂをレール片７上に深くくい込ませ
てしまうと、その後における脚片３ｂの引き抜きが容易
でなく、フイルタエレメントの交換がやりにくい。
【０００６】そこで、この発明は、傾斜面同士の滑動に
よることなく、損失を少なくして、フイルタ部材のパッ
キングの圧着効果が適切に得られるようになし、シール
性能を向上させると同時にフイルタエレメントの交換を
やり易くすることを目的とする。
よることなく、損失を少なくして、フイルタ部材のパッ
キングの圧着効果が適切に得られるようになし、シール
性能を向上させると同時にフイルタエレメントの交換を
やり易くすることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的のもとにこの発
明は、フイルタ部材の取付装置として、ブロック状をな
すろ材の片面側の周縁にパッキング材を装着したフイル
タエレメントと、両面が開放された片面側周囲にパッキ
ング受け用の棚部を有すると共に両側にピンを有する角
形の枠体と、周縁にフックを持つ上蓋板とその両側から
下に伸び縦向きの長孔を有する脚片からなる蓋部材及び
一端に通孔を備え他端にピンを持つ一対のリンク片とか
らなり、上記フイルタエレメントを枠体に嵌め合せ、こ
の枠体と上蓋部材とを上記リンク片により回動可能に連
結してフイルタ部材となし、このフイルタ部材を脚片を
介しケース本体の上面に設けた所定大きさの角形の開口
からケース本体中に出入自在に配設し、蓋部材の脚片の
押し下げによりフイルタエレメントのパッキング材をケ
ース本体の対向壁面に圧着させることを特徴とするもの
である。
明は、フイルタ部材の取付装置として、ブロック状をな
すろ材の片面側の周縁にパッキング材を装着したフイル
タエレメントと、両面が開放された片面側周囲にパッキ
ング受け用の棚部を有すると共に両側にピンを有する角
形の枠体と、周縁にフックを持つ上蓋板とその両側から
下に伸び縦向きの長孔を有する脚片からなる蓋部材及び
一端に通孔を備え他端にピンを持つ一対のリンク片とか
らなり、上記フイルタエレメントを枠体に嵌め合せ、こ
の枠体と上蓋部材とを上記リンク片により回動可能に連
結してフイルタ部材となし、このフイルタ部材を脚片を
介しケース本体の上面に設けた所定大きさの角形の開口
からケース本体中に出入自在に配設し、蓋部材の脚片の
押し下げによりフイルタエレメントのパッキング材をケ
ース本体の対向壁面に圧着させることを特徴とするもの
である。
【０００８】
【実施例】以下、図１ないし図５を参照してこの発明の
実施例につき説明する。図１はこの発明に係るフイルタ
部材Ｆを分解して示すものであり、１１はフイルタエレ
メントで、一連のろ紙又は不織布等を波状にプリーツ加
工したろ材１１ａの四方の周囲が紙材，薄鉄板等の縁片
１１ｃでおおわれてブロック状をなし、背面（本例では
クリーンサイドとなる側）の周縁にポリウレタンゴム等
のパッキング材１１ｂが装着されており、角形の枠体１
２は合成樹脂又は金属（軽合金，鉄板）製で、前後両面
が開放されていて、後側（図１で右側）周囲にはフイル
タエレメント１１のパッキング材１１ｂを受ける棚部１
２ａが設けられ、両側壁の中央部にはピン１２ｂが左右
方向に突設されている。
実施例につき説明する。図１はこの発明に係るフイルタ
部材Ｆを分解して示すものであり、１１はフイルタエレ
メントで、一連のろ紙又は不織布等を波状にプリーツ加
工したろ材１１ａの四方の周囲が紙材，薄鉄板等の縁片
１１ｃでおおわれてブロック状をなし、背面（本例では
クリーンサイドとなる側）の周縁にポリウレタンゴム等
のパッキング材１１ｂが装着されており、角形の枠体１
２は合成樹脂又は金属（軽合金，鉄板）製で、前後両面
が開放されていて、後側（図１で右側）周囲にはフイル
タエレメント１１のパッキング材１１ｂを受ける棚部１
２ａが設けられ、両側壁の中央部にはピン１２ｂが左右
方向に突設されている。
【０００９】１３は同じ合成樹脂又は金属製の蓋部材
で、角形の上蓋板１３ａとその左右両側から下に伸びる
幅の一様な脚片１３ｂからなり、脚片１３ｂは下半部に
縦向きの長孔１３ｃを備える一方、上蓋板１３ａの縁片
にフック１３が複数内外方向に開閉可能に設けられてお
り、又、１４は左右一対のリンク片で、一端に蓋部材１
３の長孔１３ｃに回動可能に挿入すべきピン１４ａを備
えると共に他端には枠体１２の側壁のピン１２ｂを回動
可能に嵌め合す通孔１４ｂを備えている。
で、角形の上蓋板１３ａとその左右両側から下に伸びる
幅の一様な脚片１３ｂからなり、脚片１３ｂは下半部に
縦向きの長孔１３ｃを備える一方、上蓋板１３ａの縁片
にフック１３が複数内外方向に開閉可能に設けられてお
り、又、１４は左右一対のリンク片で、一端に蓋部材１
３の長孔１３ｃに回動可能に挿入すべきピン１４ａを備
えると共に他端には枠体１２の側壁のピン１２ｂを回動
可能に嵌め合す通孔１４ｂを備えている。
【００１０】又、図２はケース本体１５を示すもので、
合成樹脂又は、金属製で外気取入れ側の入口ケース１５
Ａと送り側の出口ケース１５Ｂとからなり、入口ケース
１５Ａと出口ケース１５Ｂは両側壁部及び下壁部がフラ
ンジ１５Ａ2 ，１５Ｂ2 によって突き合せられ、溶着又
は溶接によって結合されており、その突き合せ部の上面
には入口ケース１５ａの立上り片と出口ケース１５Ｂの
フランジ１５Ｂ2 によって囲まれた上記フイルタ部材Ｆ
の平面積より若干大きく出し入れの自由な開口１６が形
成され、入口ケース１５Ａは端部に入口パイプ１５Ａ1
を有し、両側壁の内面には、図３のように開口１６に対
応する位置で蓋部材１３の脚片１３ｂに係合してこれを
案内する板状の案内部材１７が設けられると共に下壁上
にはフイルタ部材Ｆの受け板１８が設けられており、一
方、出口ケース１５Ｂは入口ケース１５Ａより一回り小
さく形成され（しかし、必ずしもこのようにすることは
ない）周囲のフランジ１５Ｂ2 の内面がフイルタ部材Ｆ
のパッング受けをなし、端部には出口パイプ１５Ｂ1 を
備えており、そして、開口１６を囲む入口ケース１５Ａ
の立上り片及び出口ケース１５Ｂのフランジ１５Ｂ2 に
は蓋部材１３のフック１３ｄを係止する止め具１９がフ
ックに対応して設けられている。図３，図４において２
０はケース本体１５の開口１６上に固着されたパッキン
グ材である。
合成樹脂又は、金属製で外気取入れ側の入口ケース１５
Ａと送り側の出口ケース１５Ｂとからなり、入口ケース
１５Ａと出口ケース１５Ｂは両側壁部及び下壁部がフラ
ンジ１５Ａ2 ，１５Ｂ2 によって突き合せられ、溶着又
は溶接によって結合されており、その突き合せ部の上面
には入口ケース１５ａの立上り片と出口ケース１５Ｂの
フランジ１５Ｂ2 によって囲まれた上記フイルタ部材Ｆ
の平面積より若干大きく出し入れの自由な開口１６が形
成され、入口ケース１５Ａは端部に入口パイプ１５Ａ1
を有し、両側壁の内面には、図３のように開口１６に対
応する位置で蓋部材１３の脚片１３ｂに係合してこれを
案内する板状の案内部材１７が設けられると共に下壁上
にはフイルタ部材Ｆの受け板１８が設けられており、一
方、出口ケース１５Ｂは入口ケース１５Ａより一回り小
さく形成され（しかし、必ずしもこのようにすることは
ない）周囲のフランジ１５Ｂ2 の内面がフイルタ部材Ｆ
のパッング受けをなし、端部には出口パイプ１５Ｂ1 を
備えており、そして、開口１６を囲む入口ケース１５Ａ
の立上り片及び出口ケース１５Ｂのフランジ１５Ｂ2 に
は蓋部材１３のフック１３ｄを係止する止め具１９がフ
ックに対応して設けられている。図３，図４において２
０はケース本体１５の開口１６上に固着されたパッキン
グ材である。
【００１１】そこで、枠体１２内に後側からフイルタエ
レメント１１を嵌め合せ、かつ枠体１２の両側のピン１
２ｂにリンク片１４の通孔１４ｂを嵌め込む一方、各リ
ンク片１４のピン１４ａを蓋部材１３両側の脚片１３ｂ
の内側から長孔１３ｃにそれぞれ嵌め込んでフイルタ部
材Ｆとなし、図３のように枠体１２を蓋部材１３の脚片
１３ｂで吊下げた状態にして開口１６からケース本体１
５内に挿入し、脚片１３ｂの前側縁をケース本体１５内
の案内部材１７の縁みぞに係合させながらフイルタ部材
Ｆを下降させ、下壁上の受け板１８上にのせる。そのと
きにはリンク片１４のピン１４ａは脚片１３ｂの長孔１
３ｃの下端部にあり、リンク片１４は起立ぎみで、フイ
ルタ部材Ｆの枠体１２とエレメント１１は後退していて
パッキング材１１ｂと出口ケース１５Ｂの対向壁面との
間に隙間があり、又蓋部材１３の上蓋板１３ａはケース
本体１５の開口１６から離れている。
レメント１１を嵌め合せ、かつ枠体１２の両側のピン１
２ｂにリンク片１４の通孔１４ｂを嵌め込む一方、各リ
ンク片１４のピン１４ａを蓋部材１３両側の脚片１３ｂ
の内側から長孔１３ｃにそれぞれ嵌め込んでフイルタ部
材Ｆとなし、図３のように枠体１２を蓋部材１３の脚片
１３ｂで吊下げた状態にして開口１６からケース本体１
５内に挿入し、脚片１３ｂの前側縁をケース本体１５内
の案内部材１７の縁みぞに係合させながらフイルタ部材
Ｆを下降させ、下壁上の受け板１８上にのせる。そのと
きにはリンク片１４のピン１４ａは脚片１３ｂの長孔１
３ｃの下端部にあり、リンク片１４は起立ぎみで、フイ
ルタ部材Ｆの枠体１２とエレメント１１は後退していて
パッキング材１１ｂと出口ケース１５Ｂの対向壁面との
間に隙間があり、又蓋部材１３の上蓋板１３ａはケース
本体１５の開口１６から離れている。
【００１２】その状態で、蓋部材１３を下降させると、
先ず、図４の点線のようにリンク片１４のピン１４ａが
脚片１３ｂの長孔１３ｃの上端に当接し、上蓋板縁辺の
フック１３ｄの先端が開口縁辺の止め具１９の上端に接
触して外方に開く、しかし、このときにはフイルタ部材
Ｆの枠体１２及びエレメント１１は動かないで元の位置
にある。
先ず、図４の点線のようにリンク片１４のピン１４ａが
脚片１３ｂの長孔１３ｃの上端に当接し、上蓋板縁辺の
フック１３ｄの先端が開口縁辺の止め具１９の上端に接
触して外方に開く、しかし、このときにはフイルタ部材
Ｆの枠体１２及びエレメント１１は動かないで元の位置
にある。
【００１３】この状態で、更に蓋部材１３を押し下げれ
ば、長孔１３ｃの上端がピン１４ａを押し下げることに
なり、リンク片１４が枠体１２のピン１２ａを中心に下
側に回動し、その傾きを小さくすると同時にピン１２ａ
を介して枠体１２ともどもフイルタエレメント１１を前
進させ、パッキング材１１ｂを出口ケース１５Ｂの対向
壁面に当接させ、かつ蓋部材１３の継続的な押し下げ動
作によってパッキング材１１ｂを対向壁面に圧着する。
その際、上蓋板１３ａのフック１３ｄがケース本体１５
の開口１６の止め具１９に係止することになり、開口１
６が上蓋板１３ａで密封されると同時にフイルタ部材Ｆ
のパッキング材１１ｂがケース本体１５の壁面に圧着状
態に維持される。
ば、長孔１３ｃの上端がピン１４ａを押し下げることに
なり、リンク片１４が枠体１２のピン１２ａを中心に下
側に回動し、その傾きを小さくすると同時にピン１２ａ
を介して枠体１２ともどもフイルタエレメント１１を前
進させ、パッキング材１１ｂを出口ケース１５Ｂの対向
壁面に当接させ、かつ蓋部材１３の継続的な押し下げ動
作によってパッキング材１１ｂを対向壁面に圧着する。
その際、上蓋板１３ａのフック１３ｄがケース本体１５
の開口１６の止め具１９に係止することになり、開口１
６が上蓋板１３ａで密封されると同時にフイルタ部材Ｆ
のパッキング材１１ｂがケース本体１５の壁面に圧着状
態に維持される。
【００１４】かくて、使用時には外気が入口パイプ１５
Ａ1 から入口ケース１５Ａ内に取入れられ、フイルタエ
レメント１１により塵埃等が除去されて、出口ケース１
５Ｂ内に入り、出口パイプ１５Ｂ1 から吸気管側に送ら
れる。
Ａ1 から入口ケース１５Ａ内に取入れられ、フイルタエ
レメント１１により塵埃等が除去されて、出口ケース１
５Ｂ内に入り、出口パイプ１５Ｂ1 から吸気管側に送ら
れる。
【００１５】又、フイルタエレメント１１の交換に当た
っては、蓋部材１３のフック１３ｄを外方に開いて止め
具１９との係合を解いた上で、蓋部材１３を持ち上げれ
ば、フック片１４のピン１４ａに対する圧迫が解除さ
れ、かつ対向壁面に対するパッキング材１１ｂの圧着状
態も解消され、長孔１３ｃの下端がフック片１４のピン
１４ａに当接するにいたって枠体１２とフイルタエレメ
ント１１が後退しながら上方に持上げられ、開口１６か
ら取出される。そこで、目詰まりしたフイルタエレメン
ト１１を枠体１２から外し、新しいものと交換し、これ
を蓋部材１３を介し、上述のようにしてケース本体１５
内に気密に設置する。
っては、蓋部材１３のフック１３ｄを外方に開いて止め
具１９との係合を解いた上で、蓋部材１３を持ち上げれ
ば、フック片１４のピン１４ａに対する圧迫が解除さ
れ、かつ対向壁面に対するパッキング材１１ｂの圧着状
態も解消され、長孔１３ｃの下端がフック片１４のピン
１４ａに当接するにいたって枠体１２とフイルタエレメ
ント１１が後退しながら上方に持上げられ、開口１６か
ら取出される。そこで、目詰まりしたフイルタエレメン
ト１１を枠体１２から外し、新しいものと交換し、これ
を蓋部材１３を介し、上述のようにしてケース本体１５
内に気密に設置する。
【００１６】なお、上述の例ではアイルタエレメントと
して、ろ紙，不織布をプリーツ加工したろ材を用いるも
のとして示したが、これに限らず、全体としてブロック
状をなし片面側の周縁にパッキング材を装着できるもの
であれば、ウール材，網材，合成樹脂又は金属の多孔質
材等によるものとしてもよく、又フイルタエレメントは
セットスペース上の損失を問題にしなければ角形でなく
丸形であってもよく、更にケース本体は二ツ割りにせず
全一体であってもよい。そして、この発明はエンジンの
吸気の処理に限らず、車室内の空気の浄化にも使用する
ことができる。
して、ろ紙，不織布をプリーツ加工したろ材を用いるも
のとして示したが、これに限らず、全体としてブロック
状をなし片面側の周縁にパッキング材を装着できるもの
であれば、ウール材，網材，合成樹脂又は金属の多孔質
材等によるものとしてもよく、又フイルタエレメントは
セットスペース上の損失を問題にしなければ角形でなく
丸形であってもよく、更にケース本体は二ツ割りにせず
全一体であってもよい。そして、この発明はエンジンの
吸気の処理に限らず、車室内の空気の浄化にも使用する
ことができる。
【００１７】
【発明の効果】この発明はブロック状をなし片面側の周
縁にパッキング材を装着したフイルタエレメントを用い
る形式のフイルタ部材の取付装置として、上述のように
構成されているので、傾斜面を利用してパッキング材を
ケース本体の壁面に押し付ける従来のものに比べ、摩擦
による損失が少なく、フイルタエレメントを円滑に移動
させて、そのパッキング材を有効，確実にケース本体の
壁面に圧着させることができ、斜面同士のくい込み現象
も起こらず、ケース本体からのフイルタエレメントの取
出しも容易で、新しいものとの交換もやり易い。
縁にパッキング材を装着したフイルタエレメントを用い
る形式のフイルタ部材の取付装置として、上述のように
構成されているので、傾斜面を利用してパッキング材を
ケース本体の壁面に押し付ける従来のものに比べ、摩擦
による損失が少なく、フイルタエレメントを円滑に移動
させて、そのパッキング材を有効，確実にケース本体の
壁面に圧着させることができ、斜面同士のくい込み現象
も起こらず、ケース本体からのフイルタエレメントの取
出しも容易で、新しいものとの交換もやり易い。
【図１】この発明に係るフイルタ部材の分解斜視図。
【図２】ケース本体の斜視図。
【図３】ケース本体中にフイルタ部材を挿入した状態の
断面図。
断面図。
【図４】フイルタ部材のパッキング材を圧着させた状態
の部分断面図。
の部分断面図。
【図５】従来のフイルタ部材の配設状態を示す部分断面
図。
図。
【図６】従来のフイルタ部材の分解斜視図。
１１ フイルタエレメント １１ａ ろ材 １１ｂ パッキング材 １２ 枠体 １２ｂ ピン １３ 蓋部材 １３ａ 上蓋板 １３ｂ 脚片 １３ｃ 長孔 １４ リンク片 １５ ケース本体 １５Ａ 入口ケース １５Ｂ 出口ケース １６ 開口 １７ 案内部材 Ｆ フイルタ部材
Claims (1)
- 【請求項１】 ブロック状をなすろ材の片面側の周縁に
パッキング材を装着したフイルタエレメントと、両面が
開放された片面側周囲にパッキング受け用の棚部を有す
ると共に両側にピンを有する角形の枠体と、周縁にフッ
クを持つ上蓋板とその両側から下に伸び縦向きの長孔を
有する脚片からなる蓋部材及び一端に通孔を備え他端に
ピンを持つ一対のリンク片とからなり、上記フイルタエ
レメントを枠体に嵌め合せ、この枠体と上蓋部材とを上
記リンク片により回動可能に連結してフイルタ部材とな
し、このフイルタ部材を脚片を介しケース本体の上面に
設けた所定大きさの角形の開口からケース本体中に出入
自在に配設し、蓋部材の脚片の押し下げによりフイルタ
エレメントのパッキング材をケース本体の対向壁面に圧
着させることを特徴とするフイルタ部材の取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28614294A JPH08121272A (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | フイルタ部材の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28614294A JPH08121272A (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | フイルタ部材の取付装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08121272A true JPH08121272A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17700485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28614294A Pending JPH08121272A (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | フイルタ部材の取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08121272A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002101225A1 (en) * | 2000-03-31 | 2002-12-19 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Air cleaner |
| JP2008223485A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Toyota Boshoku Corp | エアクリーナ |
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| JP2013137025A (ja) * | 2003-02-11 | 2013-07-11 | Donaldson Co Inc | エアクリーナ装置、点検整備可能なフィルタエレメント、および組立て方法 |
| CN104153919A (zh) * | 2013-07-02 | 2014-11-19 | 株式会社理韩 | 汽车用空气滤清器 |
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| CN110682770A (zh) * | 2019-10-30 | 2020-01-14 | 中国北方车辆研究所 | 一种多排多列圆形滤芯压紧机构 |
| US10583383B2 (en) | 2014-08-27 | 2020-03-10 | Mann+Hummel Gmbh | Filter element with an oblique sealing plane |
-
1994
- 1994-10-27 JP JP28614294A patent/JPH08121272A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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