JPH1169265A - 圧縮データの属性格納方法 - Google Patents

圧縮データの属性格納方法

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JPH1169265A
JPH1169265A JP9226092A JP22609297A JPH1169265A JP H1169265 A JPH1169265 A JP H1169265A JP 9226092 A JP9226092 A JP 9226092A JP 22609297 A JP22609297 A JP 22609297A JP H1169265 A JPH1169265 A JP H1169265A
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JP
Japan
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data
moving image
image data
compressed moving
compressed
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JP9226092A
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Inventor
Eriko Koda
恵理子 幸田
Hideaki Ozawa
英明 小澤
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Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】MPEGに対し容易にデータ内の検索が可能と
なり、動画データの高速なブラウジング、必要データの
高速検索および通信用データを介してオンラインショッ
ピング、間引き情報の転送、および再生情報により再生
方法を任意に選択できるような方法を実現する。 【解決手段】動画データの圧縮時または圧縮後に、プラ
イベートデータ2eに圧縮ビデオデータ2cと圧縮オー
ディオデータ2dの付加情報2f〜2pを格納する。圧
縮動画データの再生時に、これら付加情報を利用してビ
デオデータの検索や早送り、巻き戻し再生を行うことが
容易になる。また、転送時にも、同一ファイル内に格納
されている付加情報を参照することにより、再生方法の
決定やデータ検索を容易かつ高速に行うことが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、属性情報を同一デ
ータ内に格納することにより、圧縮データの属性情報を
高速に検出し、データ転送やデータ編集を行った後も属
性データを利用することができるような圧縮データの属
性格納方法に関する。
【0002】
【従来の技術】動画の圧縮技術としては、近年、国際標
準規格であるMPEG(MovingPicture
Experts Group)による圧縮率の向上と二
次記憶装置の低価格化が図られ、その結果、動画を家庭
用コンピュータで扱うことができるようになってきた。
MPEGにおいては、ピクチャ内圧縮ピクチャ(以下、
Iピクチャ)、前方向予測圧縮ピクチャ(以下、Pピク
チャ)、および前後方向予測圧縮ピクチャ(以下、Bピ
クチャ)により動画を圧縮している。このうち、Iピク
チャは、画像を小ブロックに分割して、各ブロック内で
離散コサイン変換(以下、DCT)を行う。これによっ
て、画像情報を低周波数成分の係数に集中させる。さら
に、その値を、人間の視覚が高周波成分に鈍いことを利
用して量子化する。この2つの処理により、圧縮された
動画情報を、ハフマンテーブルを用いて符号化する。ま
た、Pピクチャは、時間的に前のIピクチャまたはPピ
クチャを参照して差分圧縮を行う。さらに、Bピクチャ
は、時間的に前にあるIピクチャまたはPピクチャと、
時間に後にあるPピクチャまたはIピクチャを参照して
差分圧縮を行う。このように、ピクチャ間差分圧縮を用
いて、高能率な圧縮を可能としている。MPEGは圧縮
されたVideoストリームと、圧縮されたAudio
ストリームと、これらの2つのストリームを転送する場
合に、パケットに分割して任意の順序で配列したSys
temストリームから構成される。すなわち、圧縮動画
データと、圧縮音声データをパケットと呼ぶ単位でマル
チプレクスしたものがMPEGデータである。前記のS
ystemストリームには、パックヘッダ、パケットヘ
ッダ等が設けられる。
【0003】従来より、長時間の動画データを再生する
場合には、動画データのブラウジング(見出しのみを見
ること)や特殊再生や動画のシーン変化点の検索を行い
たいという要求が生じている。MPEGは、順方向の通
常再生を主な再生方法として考えられた圧縮方法であ
り、また上述のように複数ピクチャ間で差分圧縮を行っ
ている。そのため、各ピクチャのデータサイズが異な
る。このようなデータへのランダムアクセスを行うに
は、初めから各ピクチャのヘッダを検出し、目的とする
ピクチャの位置を取得する必要がある。また、データが
圧縮されているために、シーン変化点を検出するために
は、一度伸長してから画像処理を行う必要がある。従来
では、このような問題を解決するために、Video
CD等の規格では、圧縮データの属性やインデクスを別
ファイルに保存し、それを利用してランダムアクセスや
検索を行っていた。しかしながら、この場合、別ファイ
ルに保存された属性と圧縮データの対応付けを行うた
め、常に複数ファイルを一まとめにして扱う必要があ
る。さらに、それらのファイルを複写またはデータ転送
する場合には、複数ファイルを全てコピーする必要があ
るので、管理が複雑になるという問題があった。一方、
別ファイルを用いない方法としては、例えば特開平5−
344495号公報に記載の動画像符号化方式や、特開
平6−162116号公報に記載の動画像符号化装置等
がある。これらの技術においては、MPEGのビデオデ
ータ内にあるビデオシーケンスヘッダ、GOPヘッダ、
ピクチャヘッダ内に格納することが可能なユーザデータ
にインデクス情報を記録する。そして、そのインデクス
情報を用いて動画データの検索を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来にお
けるVideo CD等で採用されている別ファイルに
属性やインデクスデータを保持する方法では、圧縮デー
タと属性ファイルとを関連付ける必要があり、またネッ
トワークを介して転送する場合には、属性ファイルも同
時に転送する必要があるので、圧縮データとその属性フ
ァイルの管理が煩雑になるという問題があった。また、
前記公報に記載された方法では、ビデオデータのインデ
クス情報は付加できるが、オーディオデータやシステム
ストリームの付加情報を格納することができないという
問題があった。そこで、本発明の目的は、これら従来の
課題を解決し、動画の再生、ブラウジング、検索、編集
等を容易かつ高速に行うことができるようにするととも
に、オンラインショッピングや間引き情報の作成等に利
用することができる圧縮データの属性格納方法を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による圧縮データの属性格納および利用方法
では、動画データを圧縮する際、または圧縮した後に、
システムストリームのパケットの1種類であるプライベ
ートデータ領域、またはビデオデータ内にあるビデオシ
ーケンスヘッダ、GOPヘッダ、ピクチャヘッダ内のユ
ーザデータ領域に再生情報、間引き情報、編集情報、あ
るいは検索情報等を格納する。第1の実施例では、動画
の圧縮時にプライベートデータ領域を確保する。また、
圧縮と同時に画像処理を行って動画のシーン変化点を検
出し、プライベートデータに格納する。入力装置により
注目画像としてマークする指示があった場合には、その
情報もプライベートデータに格納する。また、圧縮後、
データを再生しながら、検索に必要な情報を書き込むこ
とも可能である。これらの情報を基にして、圧縮データ
の検索およびブラウジングが可能となる。第2の実施例
では、圧縮データ生成時に、オンラインショッピングに
必要な基本情報をプライベートデータ領域に格納する。
そして、データ圧縮後、購入に必要な情報を対象とする
画像データに対応するユーザデータ領域に格納する。こ
れにより、圧縮データを用いて自動オンラインショッピ
ングが可能となる。第3の実施例では、間引き情報を動
画データ圧縮時に付加する。これにより、再生時にコン
ピュータの性能が不足している場合、再生方法を選択し
て動画を間引いたり、重要なシーンだけを再生すること
が可能となる。また、第4の実施例では、再生情報を動
画データ圧縮時および圧縮後に付加する。これにより、
再生時にアプリケーションにより再生方法の表示を行う
ことができるので、再生方法の選択が可能となる。さら
に、第5の実施例では、再生情報を動画データ圧縮時お
よび圧縮後に付加する場合に、別のファイルに格納する
ことにより、さらに容易で高速に検索や編集が可能とな
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。 (第1の実施例)図1は、本発明の第1の実施例を示す
動画圧縮システムの構成図である。図1において、1a
は各装置を制御するためのプロセッサ、1bはメインメ
モリであって、プロセッサ1aはメインメモリ1bに格
納されたプログラムを読み込んで動作する。1cは映像
および音声情報を入力するための入力装置、1dは入力
装置1c内の映像と音声データをディジタル化するAD
コンバータ、1eはADコンバータ1dからのデータを
受け取り、ピクチャを圧縮するエンコーダ、1fはエン
コーダ1eで圧縮されたデータを記憶する二次記憶装
置、1iは圧縮データを復号するデコーダ、1gは復号
されたデータを格納するフレームメモリ、1hはフレー
ムメモリ1gのデータを読み出して表示するディスプレ
イ、1jは操作者がキーボード等から入力するための入
力装置である。図1から明らかなように、本発明では、
ハードウェアの構成自体には特徴はないが、エンコーダ
1eにより圧縮する際の処理およびデコーダ1iにより
伸長する際の処理に特徴がある。
【0007】図2は、本発明が適用される圧縮データ格
納フォーマットを示す図である。図2において、2aは
映像入力装置1cから入力された映像情報をエンコーダ
1eで圧縮し、二次記憶装置1fに記録された圧縮デー
タである。この圧縮データ1aは、複数のGOP(Gr
oup of Picture)データと複数のヘッダ
の集合からなる。ここで、2bはGOPデータの始まり
を示すGOPヘッダ、2cはGOPヘッダに属する1G
OP分のピクチャの圧縮データ、2dは2cに時間的に
対応するオーディオ圧縮データ、2eはGOPヘッダと
GOP内データ(2b,2c,2d)の属性情報を記述
するためのプライベートデータである。このプライベー
トデータの詳細は、その下方に示すように、検索用の文
字列を保持するための領域2f〜2i、GOPデータ2
c内のシーン変化点の位置を示すための領域2j、ハイ
ライトシーンの存在を示すフラグ2k、ユーザが重要で
あるとしてマーキングしているチェックシーンの存在を
示すフラグ2l、ユーザデータに対応するシステムスト
リーム中に音声データが含まれているか否かを示すフラ
グ2m、ビデオデータ2cとオーディオデータ2dのハ
イパーリンク先(関連する場所)のデータの格納位置の
ファイルオフセット情報を示すフィールド2n、ビデオ
データ2cとオーディオデータ2dの前GOPデータの
格納位置のファイルオフセット情報を示す2o、ビデオ
データ2cとオーディオデータ2dの後GOPデータの
格納位置のファイルオフセット情報を示すフィールド2
pからなる。
【0008】検索用の文字列を保持する領域2f〜2i
には、各領域に異なる文字列が格納可能である。フィー
ルド2jが0の場合には、該当するGOP内にはシーン
変化点は含まれない。それ以外の値である場合には、G
OP中のシーンが変化するピクチャ位置を示す。フィー
ルド2kにハイライトシーンが含まれる場合、このフラ
グがONとなる。フィールド2lがONとなるのは、G
OP内のチェックシーンが含まれる場合である。フィー
ルド2mのフラグが0となるのは、無音声の場合であ
る。フィールド2nを参照することにより、関連情報へ
のジャンプが容易となる。フィールド2o,2pを参照
することにより、圧縮データ2aの早送り、巻き戻し再
生を高速に行える。また、前後プライベートデータへの
アクセスも容易となり、文字列検索等が高速に行える。
【0009】図3は、本発明の第1の実施例を示す動画
圧縮処理手順のフローチャートである。先ず、処理3a
では、エンコーダ1eを制御するためのプログラムを呼
び出し、二次記憶装置1f内に圧縮動画を格納するため
のファイルをオープンする。次に、処理3bでは、入力
装置1jから録画開始要求があると、処理3cで二次記
憶装置1f内に圧縮データのヘッダおよびGOPヘッダ
を格納する。そして、処理3d〜3mにおいて、映像入
力装置1cおよびコンバータ1dからGOP数用の画像
を入力してエンコーダ1eで圧縮する。すなわち、処理
3dでは、GOP内ピクチャ数だけピクチャの圧縮を行
い(処理3e)、そのピクチャに対して入力装置1cか
ら注目画像の位置指定があったか否かを判定する(処理
3f)。指定があった場合には、処理3gで該当するピ
クチャのGOP内の位置をメインメモリに記録する。ま
た、処理3hでシーン変化点であったか否かを判定し、
変化点であった場合には、処理3iで該当するピクチャ
のGOP内の位置をメインメモリに記録する。そして、
圧縮したピクチャを二次記憶装置1fに格納する(処理
3j)。処理3e〜3jで、ピクチャの圧縮処理が終了
したならば、そのピクチャに対応する音声の圧縮を行
う。すなわち、処理3kで音声の圧縮を行い、処理3l
で無音声のデータか否かを判定し、その結果、無音声で
あった場合には、処理3mにおいてその位置をメインメ
モリに格納する。その後、3nにより、GOP内の注目
画像位置、シーン変化点、音声データの有無をプライベ
ートデータ2eとして、二次記憶装置1fに格納する。
以下、処理3cから3nまでを、入力装置1jから録画
停止要求が入力されるまで繰り返し行う。処理3oで
は、二次記憶装置1f内にオープンしたファイルをクロ
ーズし、処理を終了する。これにより、図2に示したフ
ォーマットの圧縮データが生成される。
【0010】図4は、図3におけるプライベートデータ
格納処理の詳細フローチャートである。圧縮データ2a
のプライベートデータ領域2eに、GOP位置のリンク
情報を格納するのであるが、MPEGの各データが格納
された後にこれらのプライベートデータを格納する。先
ず、処理4aで、GOPヘッダを検索するためのプログ
ラムを呼び出し、二次記憶装置1f内の圧縮データ2a
をオープンする。そして、処理4c〜4kにより、上記
処理で格納された圧縮動画像のGOPヘッダを検出し、
ポインタ情報をフィールド2n〜2pに格納する。すな
わち、処理4cで、始めのGOPヘッダ位置を検索し、
そのGOP位置をメインメモリ1b内のカウンタに格納
する(処理4d)。処理4eでは、そのGOPデータの
プライベートデータ2eの前GOPポインタデータ2p
にNULLを格納する。次に、処理4fでは、対象GO
Pデータが終了するまで、処理4gから処理4hを行
う。すなわち、処理4gでは、次のGOPヘッダ位置お
よびプライベートデータ位置を検索する。処理4iで
は、現在のカウンタ値を前GOPポインタデータ2pに
格納する。次に、処理4jでは、そのGOPヘッダ位置
をメインメモリ内のカウンタに格納する。また、処理4
hでは、カウンタ値を前GOPのプライベートデータ内
のフィールド2oにも格納する。処理4gから4hを繰
り返し行うことにより、各GOP間のリンク位置が設定
可能となる。処理4fでは、GOPデータが終了したな
らば、最終GOPデータのユーザ領域の後GOPリンク
位置にNULLを格納する(処理4k)。これらの処理
により、圧縮データの全てについて、GOP間のリンク
データを設定することが可能となる(処理4l)。
【0011】図5は、ユーザからの入力をプライベート
データ領域に格納するための処理を示すフローチャート
である。先ず、処理5aでは、プライベートデータ領域
にユーザからの入力データを格納するプログラムを呼び
出し、二次記憶装置1f内の圧縮画像データ2aをオー
プンする。そして、5c〜5sにより、図3の処理で作
成された圧縮動画像データ2aのプライベートデータに
ユーザからの入力データを格納する。すなわち、処理5
bでは、ユーザデータ入力APが終了するまで、処理5
cから5sまでを実行する。処理5cでは、入力装置1
jからの入力を判定し、キーワード入力、ハイライトシ
ーンの指定、ハイパーリンク先指定の処理のいずれかを
実行する。ユーザからの入力がキーワード入力であった
場合には、処理5dでキーワードを入力する動画位置の
指定を行う。ユーザの入力したキーワード入力位置が正
しい場合には、処理5gでそのGOPに対応するプライ
ベートデータ位置を検索する。処理5hでは、プライベ
ートデータ領域2aから2dまでに文字列の入力が可能
であるか否かを判定する。可能な場合には、処理5iに
おいて、ユーザからの文字入力を取得し、フィールド2
aから2dの中でデータが0の領域に文字列を格納す
る。これらの処理により、各画像にキーワードを付加す
ることが可能となる。
【0012】次に、処理5cで、ユーザからの入力がハ
イライトシーンの指定であった場合には、処理5jでハ
イライトシーンフラグを入力する動画位置を指定する。
処理5kでは、ユーザの入力したハイライトシーンフラ
グ指定位置が正しいか否かを判定し、正しい場合には、
処理5lで該当するGOPのプライベートデータを検索
する。そして、処理5mでプライベートデータ領域2l
のフラグをONにする。上記の処理により、ハイライト
シーンの設定が可能となる。処理5cで、ユーザからの
入力がリンク先データ入力であった場合には、処理5n
で、リンク先データを入力する動画位置を指定する。処
理5oでは、ユーザの指定したリンク先データ入力位置
が正しいか否かを判定し、正しい場合には、処理5pで
該当するGOPのプライベートデータを検索する。そし
て、5qでは、そのGOPデータとリンクする画像位置
を入力装置から取得する。その位置が正しい場合、プラ
イベートデータ領域2eにリンク先のオフセット値を格
納する。この処理により、リンク先ポインタの設定が可
能となる。
【0013】図6は、ユーザが圧縮データ中の情報を検
索するAPのユーザインタフェース画面図である。図6
において、6aはディスプレイ1hに表示されたユーザ
インタフェース画面である。画面6bは、二次記憶装置
1fに記録された圧縮データを再生する画面である。ボ
タン6cから6kまでは、画面6bに表示するデータを
制御するボタンであって、入力装置1jを用いてユーザ
が選択することが可能である。ボタン6cは再生、ボタ
ン6dは停止、ボタン6eは一時停止、ボタン6fは巻
き戻し、ボタン6gは早送り、ボタン6hはシーン変化
点へ巻き戻し、ボタン6iはシーン変化点への早送り、
ボタン6jは検索、ボタン6kはハイライトシーンの再
生を、それぞれ行う。6lはスクロールバーであって、
画像6bの再生位置を示すスクロールバーであり、マー
カー6mにより画面6bに表示されている経過時間の位
置を示す。また、マーカー6nは、動画入力時に指定さ
れた注目画像の位置を示す。例えば、全体で10分かか
る場合であれば、3分までの時点、5分までの時点、お
よび8分までの時点をそれぞれ示すものである。
【0014】図6において、ボタン6cを選択すると、
再生する圧縮データが選択できる。再生中に早送りボタ
ン6gが選択されると、現在再生中のGOPに対応する
プライベートデータ中の領域2oを検索し、次のGOP
の再生位置を獲得し、ファイルポインタを移動する。先
頭のIピクチャだけを再生したならば、また次のGOP
位置をシークし、次Iピクチャを再生する。この処理を
繰り返すことにより、早送り再生が可能となる。巻き戻
しボタン6fが選択された場合には、上記処理と逆向き
のポインタをたどることにより、巻き戻し再生が可能と
なる。また、再生中にシーン変化点早送りボタン6iが
選択されたならば、現在再生中のGOP以降のプライベ
ートデータを検索する。そして、フィールド2kが0で
ないデータを検索する。フィールド2kが0でない場
合、そのフィールドに格納されているピクチャ番号を取
得し、その位置から再生を行う。シーン変化点巻き戻し
ボタン6hが選択された場合には、上記処理と逆向きの
ポインタをたどることにより、シーン変化点巻き戻し再
生が可能となる。
【0015】図6において、検索ボタン6jが選択され
たならば、子ウィンドウを表示し、文字列の入力を促
す。検索対象となる文字列が入力されたならば、各プラ
イベートデータの2fから2jを順次検索し、その文字
列が検索対象となる文字列と一致した場合には、該当す
るGOPデータを表示する。ハイライトシーンボタン6
kが選択された場合には、各プライベートデータのフィ
ールド2kを検索し、そのフィールドがONの場合、対
応するGOPデータを表示する。この処理を順次繰り返
し行うことにより、その圧縮データ2aのハイライトシ
ーンだけを再生することが可能となる。画像再生中に画
面6aが入力装置により指定されたならば、ハイパーリ
ンク先にジャンプする。この場合、現在再生中のGOP
データに対応するプライベートデータ内のフィールド2
nを検索し、そのフィールドがNULLでない場合に
は、リンク先のデータにポインタを移動して再生する。
以上の処理により、本発明の圧縮データの付加情報を圧
縮データ内の拡張領域に格納して、そのデータを用いて
キーワード検索、早送り、巻き戻し、ハイライトシーン
再生、およびハイパーリンク先へのジャンプ等を行うこ
とが可能となる。
【0016】(第2の実施例)第2の実施例として、二
次記憶装置内に記録されている圧縮データを利用して、
オンラインショッピングを簡単に行う場合を説明する。
図7は、本発明の第2の実施例を示す通信システムの構
成図である。図7において、7aは各装置を制御するた
めのプロセッサ、7bはプロセッサ7aが実行するプロ
グラムを格納しているメインメモリ、7cは画像を取り
込むためのカメラ、7dは映像入力装置で取り込んだア
ナログビデオデータをディジタル化し、エンコーダに出
力するためのADコンバータ、7eは入力画像を圧縮す
るエンコーダ、7fはエンコーダ7eにより符号化され
た動画データを格納する二次記憶装置、7iは圧縮され
たデータを伸長、つまり復号するデコーダ、7hはディ
スプレイ、7jは映像入力装置7cによる録画開始録画
停止を指示するためのコマンドを入力する入力装置、7
kはネットワーク装置、7lは公衆回線である。また、
システムB〜nは他のシステムであり、破線で示す本発
明の装置はサーバシステムAからこれらの他コンピュー
タにアクセスが可能である。他のシステムB〜nは、い
ずれもサーバシステムAと類似したハードウェア構成を
有している。
【0017】図8は、本発明の第2の実施例を示す圧縮
データ格納フォーマット図である。図8において、8a
は入力装置7cから入力された映像情報をエンコーダ7
eで圧縮して、二次記憶装置7fに記録された圧縮デー
タである。圧縮データ8aには、パック1〜パックnが
格納されている。パック1には、パックヘッダ8b、シ
ステムヘッダ8c、パケットヘッダ8dおよびプライベ
ートデータ8e,8f,8gが含まれる。プライベート
データには、オンラインショッピング用データが格納さ
れている。フィールド8eには、この圧縮データ内で紹
介する商品を提供する会社名が格納されており、またフ
ィールド8fには、この圧縮データ8aで紹介する商品
を注文するためのホームページとメールアドレスが格納
されており、またフィールド8gには、フィールド8e
に記載されている会社の電話番号が格納されている。こ
れらのデータは、商品紹介ビデオをエンコードする際
に、あるいはエンコードした後に格納される。次に、パ
ック2には、パックヘッダ8h、パケットヘッダととも
に、ビデオパケット8iが含まれる。このビデオパケッ
ト8iには、圧縮されてビデオデータとともにユーザデ
ータ8jが含まれている。ユーザデータ8jには、以降
のビデオデータに含まれる商品の属性として、フィール
ド8k〜8oまでにそれぞれ商品名、価格、サイズ、
色、その他の情報が格納されている。このユーザデータ
8jは、各GOPに1つ以上あり、オンラインショッピ
ングの対象商品が紹介される毎にフィールド8k〜8o
にデータが格納される。これらのデータは、商品紹介ビ
デオをエンコードする際に、またはエンコードした後
に、自動または手動で入力可能である。さらに、これら
の属性のうちの価格8lを格納する場合には、値を固定
化しないで、ユーザに問い合わせを行う。例えば、最初
は○○○円〜○○○円と格納しておき、画面表示の際に
ガイダンスにより問い合わせを行い、ユーザからの応答
により商品の相場、送料の有無、オプションの有無等に
よって適切な値に決定する。このように、図8では、プ
ライベートデータ8dに通信用データを、ユーザデータ
8jに商品データを格納しているが、いずれの領域に格
納しても差し支えない。
【0018】図9は、図8におけるユーザデータの格納
方法を示す動作フローチャートである。先ず処理9aで
は、圧縮プログラムを呼び出し圧縮データを格納するフ
ァイルを二次記憶装置7bにオープンする。そして、処
理9bで入力装置7cから入力される商品紹介ビデオを
A/Dコンバータ7dを通してエンコーダ7eでエンコ
ードする。この時、圧縮データの先頭のプライベートデ
ータ領域8dには、フィールド8eから8gに会社名等
を格納する。次に、ピクチャのエンコードを行う際に、
GOPヘッダ内のユーザデータ領域8jに商品名等を格
納するための領域を確保する。これらのフィールドは、
全てのエンコードが終了した後にデータを入力する。処
理9bのエンコードが終了したならば、処理9cでエン
コードデータを最初から再生する(処理9d)。ここ
で、商品説明のシーンがディスプレイ7hに表示されて
いる際に、入力装置7jで画面が選択されたならば(処
理9e)、商品名、価格、サイズ等のユーザデータを記
入するための入力用ウィンドウをディスプレイ上に表示
する(処理9g)。ここで、ユーザから商品名、価格、
サイズ等が入力装置7jから入力されたならば、対応す
るGOPヘッダのユーザデータ領域にそれらの値を格納
する(処理9h)。この処理を商品数だけ繰り返すこと
により、商品紹介ビデオをエンコードで圧縮した後、オ
ンラインショッピングデータ8aに商品データが格納さ
れる。
【0019】図10(a)(b)は、図9におけるオン
ラインショッピングのためのAPの画面図である。図1
0(a)において、10aはディスプレイ7hに表示さ
れたユーザインタフェース画面、10bは二次記憶装置
7fに記録された圧縮データを再生する画面、10c〜
10hは画面10bに表示されるデータを制御するボタ
ンであって、入力装置7jを用いてユーザが選択可能で
ある。ボタン10cは再生、ボタン10dは停止、ボタ
ン10eは一時停止、ボタン10fは巻き戻し、ボタン
10gは早送り、ボタン10hは表示中の商品の詳細デ
ータの表示する。再生ボタン10cを選択すると、オン
ラインショッピング用データがメインメモリ7bから呼
び出され、二次記憶装置7fに格納されている商品紹介
データ8aをオープンする。 このデータをデコーダ7
iを通してデコードし、ディスプレイ7hの画面10b
に表示する。再生時には、先頭にあるプライベートデー
タ8dの内容をメインメモリ7b中のバッファ2に格納
する。新しいユーザデータの内容を商品値介データから
取得した場合には、前のユーザデータの内容を破棄し、
新しい内容をバッファ2に格納する。
【0020】次に、データの再生中に入力装置7jを用
いてボタン10hを選択すると、図10(b)に示す圧
縮データの詳細表10iが表示される。そして、バッフ
ァ2に格納されている内容を、画面10iの各フィール
ド(商品の価格10j、サイズ10k、色10l、商品
名)に表示する。ユーザは、選択フィールド10kでサ
イズの選択を、選択フィールド10lで色の選択を、そ
れぞれ行うことができる。また、サイズ、色の選択後に
ボタン10mを選択すると、商品注文の命令が発行され
る。注文命令が発行されると、ネットワーク装置7kを
通して、選択画面10iで選択された商品の注文表をバ
ッファ1内の会社名宛に送信する。この注文表を受け取
ったサーバシステムAは、商品の発送を行う。その後、
代金振り込み先の指定をクライアントシステムBに対し
て行う。以上の処理により、本発明のデータ格納方法を
用いてネットワークを用いたオンラインショッピングを
行うことが可能となる。
【0021】(第3の実施例)次に、二次記憶装置内に
記録されている圧縮データを、間引き情報を用いてデコ
ードするシステムの性能に合わせて間引き再生する再生
方法について説明する。図11は、本発明の第3の実施
例を示す圧縮データフォーマットの図である。このデー
タは、図1に示すハードウェア上で稼動するエンコード
プログラムにより生成される。図中、11aはエンコー
ドされた圧縮データ、11bはGOPヘッダ、11cは
GOPデータ11aの間引き情報を格納するためのユー
ザデータ領域である。フィールド11cには、GOP内
のピクチャの並び(11d)、GOPサイズ(11
e)、シーンの重要度(11f)、同GOP内のオーデ
ィオデータの位置(11g)が含まれる。これらのデー
タは、圧縮データの生成中または生成後にGOP内のデ
ータ解析プログラムを利用して格納される。
【0022】図12は、図11における間引き再生の処
理フローチャートである。先ず、処理12aでは、間引
き再生プログラムをメインメモリから呼び出し、二次記
憶装置内の再生する圧縮データをオープンする。次に、
処理12b,12cでは、再生を実行するシステムのC
PU能力および他アプリケーションの実行状況から、こ
のシステムにおいて圧縮データを30フレーム/s(通
常のテレビ再生速度)の性能で再生可能か否かを判定す
る。表示が可能な場合には、処理12dで通常再生を行
う。しかし、性能が足りないため、30フレーム/sで
再生できない場合には、処理12eにおいて、重要シー
ンだけの再生か否かをユーザに選択させる。重要シーン
だけの再生である場合には、処理12fで再生データが
終了するまで、処理12gから12nまでの処理で重要
シーンだけを再生する。すなわち、処理12bで判定し
たシステムの性能に合わせて、しきい値となる重要度を
決定し、フィールド11fに含まれる重要度がしきい値
よりも大きい場合には(処理12g)、ユーザデータの
対象であるGOPデータを再生する(処理12h)。し
きい値以下の場合には、処理12iにおいてフィールド
11eを参照し、次GOPデータまでファイルポインタ
を進める。一方、処理12eにおいて、重要シーンだけ
の再生が選択されなかった場合には、処理12jから1
2mにより間引き再生を行う。処理12kにおいて、フ
ィールド11dと11gからピクチャの並び情報とオー
ディオの位置情報を取得する。処理12lでは、GOP
内のIピクチャだけをデコーダに送る。オーディオデー
タは、処理12kで取得した情報を基にデコーダに送
る。GOP内ピクチャ数が30であり、そのうちの1枚
がIピクチャの場合、1秒間に1枚の静止画を表示し、
それに対応する音声を再生することになる。上記処理に
より、二次記憶装置内に記録されている圧縮データを、
間引き情報を用いてデコードするシステムの性能に合わ
せて間引き再生することが可能となる。
【0023】(第4の実施例)次に、二次記憶装置内に
記録されている圧縮データを、その圧縮データに付加さ
れた再生情報を用いて再生する場合の例を説明する。図
13は、本発明の第4の実施例を示す圧縮データフォー
マット図である。このデータは、図1に示すハードウェ
ア上で稼動するエンコードプログラムにより生成され
る。13aは、エンコーダ1eで圧縮した動画データで
あり、二次記憶装置1cに記録される。また、13bは
圧縮データ内のプライベートデータ領域であって、フィ
ールド13cから13jにそれぞれ言語種別、3D対応
映像フラグ、複数ストリーム再生、エフェクト情報、元
ソース情報、作成情報、セキュリティ情報、編集履歴、
劣化情報が格納されている。さらに、言語種別のフィー
ルド13cは、日本語、英語、仏語に分類されている。
なお、複数ストリームとは、対象となる圧縮動画データ
が複数本存在する場合であり、エフェクト情報とは、次
の画像に切り替わる際に順次異なる画面に移っていくな
ど、画面効果の情報である。
【0024】図14は、再生方法が選択可能なAPのユ
ーザインタフェース画面の図である。プライベートデー
タ13bを用いて、再生時に選択可能な機能のアイコン
を表示する。ユーザがファイルオープンを指定すると、
再生APは二次記憶装置1fに格納されたファイルをオ
ープンし、画面14aのインタフェースを表示する。ボ
タン14cから14jは画面14bに表示するデータを
制御するボタンであり、入力装置1jを用いてユーザが
選択可能である。ボタン14cは再生、ボタン14dは
停止、ボタン14eは一時停止、ボタン14fは巻き戻
し、ボタン14gは早送りである。再生ボタン14cが
選択されると、画面14bにはデコーダ1iで伸長され
た動画データが表示される。ボタン14h〜14kは再
生方法を選択するためのボタンである。すなわち、ボタ
ン14hは圧縮データ内の音声データが複数ある場合、
言語種別を選択するボタンであり、ボタン14lは圧縮
データが3D対応の場合、デコーダ1lが3D対応か否
かを判定し、対応可能である場合には3D動画を表示す
る。圧縮データ内に複数の同時に再生するための動画が
存在している場合には、ボタン14jを選択することに
より、デコーダ1lが複数の別ストリームを再生可能か
否かを判定し、再生可能な場合には複数ウィンドウに動
画を表示する。ボタン14kはその圧縮データ内でエフ
ェクト機能を利用するデータが存在する場合、エフェク
トをかけて動画表示を行うことを選択するためのボタン
である。このボタン14kを選択した場合、デコーダ1
lがエフェクト対応か否かを判定し、対応可能な場合に
はデータ伸長時にエフェクトをかけて画面14bに表示
する。上記処理により、圧縮データ中のプライベートデ
ータ(またはユーザデータ)を利用して、ユーザが再生
方法を選択することが可能になる。また、このAPによ
り、複数の再生方法を指定することができる。
【0025】次に、本発明の第5の実施例を説明する。
第5の実施例においては、図1の二次記憶装置1fの他
にさらに二次記憶装置(1mとする)を設け、二次記憶
装置1fには対象となるMPEGデータを格納し、二次
記憶装置1mには、前述のように、対象となるMPEG
圧縮動画像内のプライベートデータまたはユーザデータ
内に、検索用データ、通信用データおよび商品データ、
間引き情報、あるいは再生情報等の付加情報を格納して
おき、先ず別ファイルの付加情報を読み取って、その情
報を基に二次記憶装置1fから読み出したMPEGデー
タから希望のデータのブラウジングや検索を高速に行
う。また、通信用データおよび商品データを先に別ファ
イルから読み取っておくことにより、対象となるMPE
Gデータを送信すると同時にオンラインショッピングを
行うことができる。さらに、別ファイルの間引き情報や
再生情報を先に読み取っておくことにより、対象となる
MPEGデータの間引き送信やデータの再生方法の選択
を高速に行うことができる。なお、第1の実施例〜第5
の実施例では、圧縮動画データとしてMPEGの例で説
明したが、本発明はこれに限定されず、他の方式の圧縮
動画データにも適用できるのは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
圧縮データのプライベートデータまたはユーザデータ領
域に検索用データを格納することにより、容易にデータ
内の検索が可能となる。その結果、動画データのブラウ
ジング、必要なデータの検索を高速に行うことが可能と
なる。また、通信用データを格納することにより、オン
ラインショッピング用データを作成し、ユーザが商品を
選択することにより自動的に注文を行うことが可能とな
る。さらに、ユーザデータ領域に間引き情報を格納した
場合には、その情報を用いてデータの間引きを行うこと
も可能である。さらに、再生情報をユーザデータ領域に
格納することにより、再生時に再生方法をユーザに選択
させることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第3および第4の実施例を示す
コンピュータシステムのブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示すデータフォーマッ
ト図である。
【図3】図2のデータを生成する処理手順のフローチャ
ートである。
【図4】図2のデータを格納する処理手順のフローチャ
ートである。
【図5】図2のデータを検索する処理手順のフローチャ
ートである。
【図6】図5の処理を行うためのアプリケーションのユ
ーザインタフェースを示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例を示す通信システムのブ
ロック図である。
【図8】図7のシステムで生成されるデータフォーマッ
トを示す図である。
【図9】図8のデータを生成する処理手順のフローチャ
ートである。
【図10】図8のデータを用いてオンラインショッピン
グを行うアプリケーションインタフェースを示す図であ
る。
【図11】本発明の第3の実施例を示すデータフォーマ
ットを示す図である。
【図12】図11のデータを用いた間引き再生処理の概
要を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第4の実施例を示すデータフォーマ
ットを示す図である。
【図14】図13のデータを用いて圧縮データの再生方
法を選択するアプリケーションのインタフェースを示す
図である。
【符号の説明】
1a,7a…プロセッサ、1b,7b…メインメモリ、
1c,7c…映像入力装置。1d,7d…A/Dコンバ
ータ、1E,7E…エンコーダ、1f,7f…二次記憶
装置、1g,7g…フレームメモリ、1h,7h…ディ
スプレイ、1i,7i…デコーダ、1j,7j…入力装
置、7l…ネットワーク、B,C,・・n…クライアン
トシステム、2a…圧縮データ、2bGOPヘッダデー
タ、2c…ビデオデータ、2d…オーディオデータ、2
f…検索用文字列フィールド1、2g…検索用文字列フ
ィールド2、2h…検索用文字列フィールド3、2i…
検索用文字列フィールド4、2j…シーンチェンジ用デ
ータフィールド、2k…ハイライトシーン用フラグフィ
ールド、2l…チェックシーン用データフィールド、2
m…音声データ用フィールド、2n…リンク先ポインタ
用フィールド、2o…前GOPポインタ用フィールド、2
p…後GOPポインタ用フィールド。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮動画データを検索またはブラウジン
    グする動画表示方法であって、 圧縮処理と同時にあるいは圧縮処理の後に、該圧縮動画
    データの拡張用に設けられ、かつ同一データ内に存在す
    る拡張領域に、該圧縮動画データに対応する検索用デー
    タを格納し、 該圧縮動画データを伸長して画面に表示する際に、該検
    索用データを検索し、 検索された該検索用データを基に、該圧縮動画データ内
    の検索対象データを画面に高速表示することを特徴とす
    る圧縮データの属性格納方法。
  2. 【請求項2】 圧縮動画データを用いて遠方の他のシス
    テムとの間でネットワークを介して通信し、オンライン
    でショッピングを行う方法であって、 圧縮処理と同時にあるいは圧縮処理の後に、該圧縮動画
    データの拡張用に設けられ、かつ同一データ内に存在す
    る拡張領域に、該圧縮動画データに対応する通信用デー
    タおよび商品データを格納し、 該圧縮動画データを他システムの端末に送信し、 該端末が該圧縮動画データを受信し、かつ伸長して画面
    に表示する際に、該通信用データおよび該商品データを
    指定または問い合わせに応答し、 上記指定項目および応答事項に基づいて商品の注文を行
    うことを特徴とする圧縮データの属性格納方法。
  3. 【請求項3】 圧縮動画データに格納されているデータ
    を用いてデータの間引き再生または間引きデータ送信を
    行う方法であって、 圧縮処理と同時にあるいは圧縮処理の後に、該圧縮動画
    データの拡張用に設けられ、かつ同一データ内に存在す
    る拡張領域に、該圧縮動画データに対応する間引き情報
    を格納し、 該間引き情報を読み出し、該圧縮動画データを伸長して
    画面に表示する際あるいは転送する際に、該間引き情報
    を利用して対象の間引きデータを決定し、 該圧縮動画データの再生またはデータ転送を行うことを
    特徴とする圧縮データの属性格納方法。
  4. 【請求項4】 圧縮動画データに格納されているデータ
    を用いて再生する圧縮動画データの再生方法であって、 圧縮処理と同時にあるいは圧縮処理の後に、該圧縮動画
    データの拡張用に設けられ、かつ同一データ内に存在す
    る拡張領域に、該圧縮動画データに対える再生情報を格
    納し、 該再生情報を読み出し、該圧縮動画データを伸長して画
    面に表示する際に、該再生情報を用いて伸長することを
    特徴とする圧縮データの属性格納方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4に記載の圧縮データの属性
    格納および利用方法において、 前記圧縮動画データ(第1の圧縮動画データ)とは別の
    第2の圧縮動画データの拡張領域に、該第1の圧縮動画
    データに対する検索用データ、通信用データおよび商品
    データ、間引き情報、あるいは再生情報を格納し、 該格納された第2の圧縮動画データを別ファイルに記憶
    し、 該別ファイルから該検索用データ、通信用データおよび
    商品データ、間引き情報、あるいは再生情報を読み出
    し、 読み出した情報を基に、第1の圧縮動画データに対する
    検索、オンラインショッピング、間引き再生または間引
    き転送、あるいは伸長を行うことを特徴とする圧縮デー
    タの属性格納方法。
JP9226092A 1997-08-22 1997-08-22 圧縮データの属性格納方法 Pending JPH1169265A (ja)

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Cited By (3)

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JP2002165210A (ja) * 2000-08-04 2002-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ送信端末及びデータ送受信装置
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WO2005125196A1 (ja) * 2004-06-22 2005-12-29 Pioneer Corporation 情報記録媒体、情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、並びにコンピュータプログラム

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