JP2002304420A

JP2002304420A - 視聴覚コンテンツ配信システム

Info

Publication number: JP2002304420A
Application number: JP2001106403A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Sato; 雅裕佐藤; Kota Nagashima; 耕太永島
Original assignee: Fuji Xerox System Service Co Ltd
Current assignee: Fuji Xerox System Service Co Ltd
Priority date: 2001-04-04
Filing date: 2001-04-04
Publication date: 2002-10-18

Abstract

(57)【要約】【課題】クライアントが所望のセッションの部分シー
ンを視聴することが可能な視聴覚コンテンツ配信システ
ムを提供すること。【解決手段】セッションの分割コンテンツを形成する
動画、音声、スライドを時系列的に結合する結合手段
と、検索用のデータを編集する検索データ編集手段と、
前記検索データ編集手段で編集された検索データをクラ
イアントが検索する検索手段と、時系列的に表示された
セッションの分割コンテンツのスライドをクライアント
が選択する選択手段と、選択手段で選択された分割コン
テンツをクライアントに配信する配信手段とを有するよ
うにする。また、検索手段でセッションの分割コンテン
ツの音声データをテキスト化し検索できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、視聴覚コンテンツ
配信システムに関し、特に、セミナー、講演会、製品紹
介等の音声・画像・文字などの情報（以下、視聴覚コン
テンツと呼ぶ）をスタンドアロン若しくはネットワーク
を介してクライアントに提供可能な視聴覚コンテンツ配
信システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、インターネット上のＷＷＷ（Ｗｏ
ｒｌｄｗｉｄｅＷｅｂ）による動画、音声等の視聴
覚コンテンツ（一般的には、マルチメディア情報とも呼
ばれている）の配信サービスが行われている。例えば、
インターネットによりストリーミングファイルをダウン
ロードして動画、音声等のデータを再生することができ
る。すなわち、インターネットなどのネットワークを介
することによって、一般ユーザであるクライアントは、
視聴覚コンテンツを提供するサーバから居ながらにして
クライアント自身のコンピュータに所望の視聴覚コンテ
ンツを表示若しくはダウンロードしたり、クライアント
側からもサーバにアクセスして双方向での通信を行い所
望の視聴覚コンテンツを取得することも可能である。

【０００３】また、クライアントはインターネット上の
ＷＷＷを通じて、種々のマルチメディア情報を取得する
ことが可能であるが、例えば、開催されたセミナー、講
演会等の内容の視聴覚コンテンツを動画、音声等により
視聴することも可能である。

【０００４】このような開催されたセミナー、講演会等
の内容の視聴覚コンテンツの配信サービスは、クライア
ントへセッションのタイトルの一覧を提示して、一覧よ
りクライアントが選択したセッションのタイトルの動
画、音声を配信したり、また、キーワードによる検索に
より該当するセッションのタイトルの一覧をクライアン
トに提示して、クライアントが選択したセッションのタ
イトルの動画、音声を配信するものである。いうところ
のセッションは、タイトルで表示されたテーマに関する
全体の内容を指し、また、コンテンツは、内容の意味で
使用している。

【０００５】従来のインターネット上のＷＷＷによる視
聴覚コンテンツ、特に開催されたセミナー、講演会等の
内容に関する配信サービスは、クライアントへセッショ
ンのタイトルの一覧を提示して、一覧よりクライアント
が選択したセッションのタイトルの動画、音声を配信し
たり、また、キーワードによる検索により該当するセッ
ションのタイトルの一覧をクライアントに提示して、ク
ライアントが選択したセッションのタイトルの動画、音
声を配信するものである。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、セッシ
ョンのタイトルの一覧からクライアントが選択したセッ
ションが動画の場合、動画は最初から連続再生されるた
め、クライアントは動画の最初のシーンより視聴して目
的のシーンを見つけださなければならず、セッションの
一部（コンテンツ）のみを選択して視聴することができ
ない。したがって、所望の数分間の動画のシーンを見る
ために、最初から視聴しなくてはならないのでは、クラ
イアントにとって耐えがたく、非効率的である。

【０００７】また、キーワードによる検索は、主にセッ
ションのタイトル名によるものであり、検索での絞り込
みができないため、所望の部分のシーン（コンテンツ）
を見つけることが困難である。

【０００８】そこで、本発明は、上述の点に鑑みてなさ
れたものであり、クライアントの検索操作により、検索
の結果を時系列でサムネール化したスライドでクライア
ントに提示して、クライアントが目的とするセッション
の部分のシーンを視聴することが可能な視聴覚コンテン
ツ配信システムを提供することを目的とする。

【０００９】また、本発明は、サーバの処理を軽減し
て、クライアントを待たせることなく短時間で目的のコ
ンテンツを提供できる視聴覚コンテンツ配信システムを
提供することを目的とする。

【００１０】また、本発明は、視聴覚コンテンツを形成
する音声情報を検索することにより、コンテンツの内容
に密着した検索が可能な視聴覚コンテンツ配信システム
を提供することを目的とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明による視聴覚コン
テンツ配信システムは、動画と音声と静止画像、文字情
報等を含むスライドとからなるセッションの分割コンテ
ンツをストリーミングによりサーバからクライアント端
末装置に配信する視聴覚コンテンツ配信システムであっ
て、前記セッションの分割コンテンツを形成する動画、
音声、スライドを時系列的に結合する結合手段と、検索
用のデータを編集する検索データ編集手段と、前記検索
データ編集手段で編集された検索データをクライアント
が検索する検索手段と、セッションのスライド又は時系
列的に表示されたセッションの分割コンテンツのスライ
ドをクライアントが選択する選択手段と、前記選択手段
で選択されたセッション又は分割コンテンツをクライア
ントに配信する配信手段と、クライアント端末装置にセ
ッション又はセッションの分割コンテンツを表示する表
示手段とを有するようにしたものである。

【００１２】また、本発明による視聴覚コンテンツ配信
システムの結合手段は、前記セッションの動画及び音声
を動画データ及び音声データとして記憶するステップ
と、記録した動画データ及び音声データをデータ圧縮す
るステップと、圧縮したセッションの動画データ及び音
声データを時系列的に分割コンテンツに区分するステッ
プと、区分された分割コンテンツ毎にファイル名を付与
するステップと、区分された分割コンテンツの動画デー
タ毎に再生開始時間を付与するステップと、分割コンテ
ンツ毎に圧縮した動画データ及び音声データ、分割コン
テンツのファイル名及び動画データの再生開始時間を記
憶装置に記憶するステップと、前記再生開始時間に対応
した分割コンテンツのスライドにファイル名及び前記再
生開始時間を付与するステップと、スライドデータ、ス
ライドのファイル名及び再生開始時間を記憶装置に記憶
するステップとからなるようにしたものである。

【００１３】また、本発明による視聴覚コンテンツ配信
システムの分割コンテンツのスライドは、再生開始時間
からの動画データの１シーンより切り出した静止画像で
あるようにしたものである。

【００１４】また、本発明による視聴覚コンテンツ配信
システムの検索データ編集手段は、セッションのタイト
ル及びセッションの概要をテキスト化するステップと、
セッションの分割コンテンツのスライド上の文字及び文
章をテキスト化するステップと、セッションの分割コン
テンツの音声データをテキスト化するステップと、前記
各ステップに於けるテキスト化されたデータを識別符号
としてのセッションＩＤと分割コンテンツの再生開始時
間と共に記憶するステップとからなるようにしたもので
ある。

【００１５】また、本発明による視聴覚コンテンツ配信
システムの検索手段は、クライアントからキーワードを
入力する入力ステップと、前記検索データ編集手段で作
成されたテキストを記憶した記憶装置より読み出すステ
ップと、前記キーワードと前記記憶装置より読み出した
テキストとを照合するステップと、照合によりキーワー
ドと前記テキストが一致したときに、テキストに対応す
るセッションの識別符号としてのセッションＩＤを含む
情報又は識別符号としてのセッションＩＤ及び再生開始
時間を含む情報をクライアントに出力するステップとか
らなるようにしたものである。

【００１６】また、本発明による視聴覚コンテンツ配信
システムの選択手段は、前記検索手段で検索された該当
セッションを各セッションの代表スライドの一覧より選
択するステップと、選択されたセッションの代表スライ
ドの識別符号としてのセッションＩＤを含む情報をサー
バに送信するステップとからなるようにしたものであ
る。

【００１７】また、本発明による視聴覚コンテンツ配信
システムの選択手段は、時系列に表示された分割コンテ
ンツ毎のスライドの一覧よりクライアントが選択するス
テップと、選択されたスライドの識別符号としてのセッ
ションＩＤ及び再生開始時間を含む情報をサーバに送信
するステップとからなるようにしたものである。

【００１８】また、本発明による視聴覚コンテンツ配信
システムの配信手段は、前記選択手段により選択された
セッション又は分割コンテンツの識別符号としてのセッ
ションＩＤ及び再生開始時間を含む情報をサーバが受信
するステップと、受信したセッション又は分割コンテン
ツのファイル名及び再生開始時間より該当するセッショ
ン又は分割コンテンツの動画ファイル及びスライドファ
イルの記憶位置を決定するステップと、前記記憶位置よ
り動画データ及びスライドデータを読み出すステップ
と、読み出した動画データ及びスライドデータをクライ
アントに送信するステップとからなるようにしたもので
ある。

【００１９】また、本発明による視聴覚コンテンツ配信
システムの表示手段は、クライアント端末装置にセッシ
ョン又は分割コンテンツのスライド又は動画又は静止画
像を表示するステップと、前記スライド又は動画又は静
止画像を表示する領域と異なる領域に関連スライド又は
デモンストレーション動画を表示するステップと、前記
関連スライド又はデモンストレーション動画を表示する
領域と異なる領域に音声を伴う動画を表示するステップ
とからようにしたものである。

【００２０】また、本発明による視聴覚コンテンツ配信
システムの表示手段は、クライアント端末装置にセッシ
ョン又は分割コンテンツのスライド又は動画又は静止画
像の画像サイズを可変して表示することが可能なように
したものである。

【００２１】

【発明の実施の形態】次に、本発明による視聴覚コンテ
ンツ配信システムの実施の形態について図面を参照して
説明する。なお、本発明による視聴覚コンテンツ配信シ
ステムは、音声・画像・文字などの情報（視聴覚コンテ
ンツ）をクライアントに配信するシステムであるが、特
に、セミナー、講演会、製品紹介等の視聴覚コンテンツ
をインターネットその他のネットワーク（以下、通信網
と呼ぶ）を介してクライアントに配信するシステムであ
る。図１は、本発明による視聴覚コンテンツ配信システ
ムの構成を示すブロック図、図２は、クライアント端末
装置の表示部にコンテンツの動画、音声、スライド、タ
イトルを表示した例を示す図、図３は、クライアント端
末装置の表示部にセッションのスライドデータがサムネ
ール一覧として表示された例を示す図、図４は、クライ
アント端末装置の表示部にスライドデータがサムネール
一覧として表示された例を示す図、図５は、編集用コン
ピュータ２０の構成を示すブロック図である。

【００２２】図１乃至図５に示すように、視聴覚コンテ
ンツ配信システム１は、一般ユーザである利用者、すな
わちクライアントが操作するクライアント端末装置１０
と、通信網としてのＷＡＮ（ＷｉｄｅＡｒｅａＮｅ
ｔｗｏｒｋ）１１と、クライアントに視聴覚コンテンツ
を配信可能な視聴覚コンテンツ配信装置１２を有する。

【００２３】図１に示すように、クライアント端末装置
１０は、パーソナルコンピュータからなり、記憶装置に
はブラウザ（閲覧ソフトウェア）が組み込まれ、このブ
ラウザを利用して表示部に表示される。

【００２４】図２に示すように、クライアント端末装置
１０の表示部には、視聴覚コンテンツの動画、音声、ス
ライド、タイトル等が表示される。図２に示すように、
視聴覚コンテンツとしてのセッション又は分割コンテン
ツのスライド又は動画又は静止画像はスライド表示の領
域に表示され、関連スライド又はデモンストレーション
動画は、図２に示すデモ画像表示の領域に表示される。
また、音声を伴う動画が動画音声再生の領域に表示され
る。動画音声再生の領域の下段には、音声の出力、ボリ
ューム等を制御する音声ボタンが表示される。また、タ
イトルの欄には、セッション又はコンテンツのタイトル
等が表示される。また、図２に示す操作部のスライド選
択は、セッション又はコンテンツ再生終了時、又は再生
中にサムネール一覧を表示するためのボタンである。図
２に示す操作部の画面サイズ調整は、デモ画像表示の領
域の画像サイズを可変するためのものである。

【００２５】また、図３に示すように、クライアント端
末装置１０の表示部には、後述する検索手段により検索
されたセッションの代表スライドがサムネール一覧とし
て表示された例を示す。各代表スライドの左下には、セ
ッションの再生時間が表示されている。スライド下に表
示されている矢印“⇒”は、再生しようとするスライド
を選択するボタンである。したがって、クライアント
は、図３に示すように、操作手段としてのマウスで表示
部上に表示されているカーソルを移動させて例えば、セ
ッション１の代表するスライドの矢印“⇒”をクリック
（指示）することによってセッション１を再生すること
ができる。

【００２６】また、図４に示すように、クライアント端
末装置１０の表示部には、スライドデータがサムネール
一覧として表示されており、各スライドは、再生開始時
間による時系列で表示されている。各スライドの下に
は、再生開始時間が表示され、また、スライド下に表示
されている矢印“⇒”は、再生しようとするスライドを
選択するボタンである。したがって、クライアントは、
図４に示すように、操作手段としてのマウスで表示部上
に表示されているカーソルを移動させて例えば、スライ
ド３の矢印“⇒”をクリック（指示）することによって
スライド３のコンテンツを再生することができる。

【００２７】また、図１に示すように、通信網としての
ＷＡＮ１１はインターネットで構成されている。しかし
て、本実施の形態によるＷＡＮ１１は、インターネット
に限らず、その他のネットワークにより通信可能なもの
であればよく、通信網として機能するものであればよ
い。

【００２８】図１に示すように、視聴覚コンテンツ配信
装置１２は、通信網としてのＷＡＮ１１に接続するため
の中継装置としてのルーター１５と、図示せぬ記憶装置
内にセッションテーブルファイル３０等を格納したウェ
ブサーバ１６と、記憶装置内にスライドデータファイル
３１等を格納したデータベースサーバ１７と、記憶装置
内に動画データファイル３３等を格納したストリーミン
グサーバ１９と、記憶装置内に検索データファイル３２
等を格納したサーチサーバ１８と、コンテンツの編集等
を行う編集用コンピュータ２０とを有している。

【００２９】視聴覚コンテンツ配信装置１２のルーター
１５、ウェブサーバ１６、データベースサーバ１７、ス
トリーミングサーバ１９、サーチサーバ１８の各サーバ
及び編集等を行う編集用コンピュータ２０は、通信ケー
ブルで接続されてＬＡＮが形成されており、視聴覚コン
テンツ配信装置１２のルーター１５を介してインターネ
ットと接続されて外部、本実施の形態ではクライアント
端末装置１０との双方向による通信が可能となってい
る。なお、編集用コンピュータ２０をＬＡＮと接続せず
に、スタンドアロンで使用してもよい。

【００３０】図１に示すように、視聴覚コンテンツ配信
装置１２のウェブサーバ１６は、クライアントからのサ
ービスの要求の受付、サービスの提供を行うものであ
る。

【００３１】視聴覚コンテンツ配信装置１２のデータベ
ースサーバ１７は、スライドテータ等のコンテンツを記
憶しており、スライドの検索、読み出し、管理等を行う
ものである。

【００３２】視聴覚コンテンツ配信装置１２のストリー
ミングサーバ１９は、動画データ等のコンテンツを記憶
しており、指定された動画データを送出するものであ
る。

【００３３】視聴覚コンテンツ配信装置１２のサーチサ
ーバ１８は、クライアントからの検索要求に対して、検
索データファイル３２の検索を行い、検索結果をクライ
アントに出力するものである。

【００３４】次に、視聴覚コンテンツ配信装置１２の編
集用コンピュータ２０の構成について、図５を参照して
説明する。

【００３５】図５に示すように、編集用コンピュータ２
０は、サーバが記憶しているデータの編集、検索用デー
タの編集等を行うものである。

【００３６】図５に示すように、編集用コンピュータ２
０は、制御手段としてのＣＰＵ（中央演算制御装置）２
０ｊ、記憶装置としてのメモリ２０ｋ、ＨＤＤ（ハード
ディスクドライブ）２０ｅ、操作手段としてのキーボー
ド２０ｈ、マウス２０ｉ、計時手段としてのタイマ２０
ｌ、出力手段としてのスピーカ２０ｓ、通信制御手段と
してのネットワークコントローラ２０ｏの他に、動画像
の圧縮処理を行うＭＰＥＧ処理部２０ａ、音声のテキス
ト化を行う音声認識処理部２０ｂ、イメージ上の文字を
テキスト化する文字認識処理部２０ｃ、動画音声再生装
置２０ｔからの画像音声の入力を行う動画音声入力部２
０ｄを備えている。また、読取手段としてのスキャナー
２０ｇからのデータをＳＣＳＩコントローラ２０ｍから
読み込み可能である。ＨＤＤ２０ｅは、ウェブサーバ１
６、データベースサーバ１７、ストリーミングサーバ１
９、サーチサーバ１８の各サーバが記憶するデータ、検
索用データの一時記憶を行う他、編集用コンピュータ２
０の制御用ソフトウェアも記憶している。なお、ＭＰＥ
Ｇ処理部２０ａ、音声認識処理部２０ｂ、文字認識処理
部２０ｃでの各処理は、編集用コンピュータ２０のソフ
トウェアで処理を行うようにしてよい。

【００３７】次に、図６及び図７を参照して、視聴覚コ
ンテンツ配信システム１の各サーバが記憶する各ファイ
ルの関連及びセッションについて以下に説明する。

【００３８】図６は、図１に示す視聴覚コンテンツ配信
システム１のウェブサーバ１６、データベースサーバ１
７、ストリーミングサーバ１９、サーチサーバ１８の各
サーバが記憶する各ファイルの関連を示す図、図７は、
セッションが分割コンテンツ１から分割コンテンツ６ま
での６個の分割コンテンツで構成された例を示す図であ
る。なお、以下の説明で、セッションは、タイトルで表
されたテーマに関する全体の内容を指し、また、分割コ
ンテンツは、前記セッションを分割した個々の内容を指
す。これにより、１つのセッションは、１以上の分割コ
ンテンツからなる。本実施の形態では、図７に示すよう
に、セッションは、分割コンテンツ１から分割コンテン
ツ６までの６個の分割コンテンツでなり、各分割コンテ
ンツは再生開始時間（図７に示すＴ１からＴ６）により
区切らたものである。また、分割コンテンツのスライド
は、再生開始時間からの動画データの１シーンより切り
出した静止画像である。

【００３９】図１及び図６に示すように、ウェブサーバ
１６のセッションテーブルファイル３０は、セッション
のインデックスとしてのセッションテーブルを記憶して
いる。セッションテーブルは、各セッション毎に識別符
号としてのセッションＩＤ、セッション名、セッション
サマリー（概要）、動画ファイル名及び代表スライドフ
ァイル名からなる。なお、識別符号としてのセッション
ＩＤは、セッションを特定するためのインデックスとし
て用いられる。

【００４０】データベースサーバ１７のスライドデータ
ファイル３１は、スライドテーブル、及びスライドファ
イルを記憶したスライドデータベースよりなる。スライ
ドテーブルは、セッションＩＤ毎のスライドファイル
名、スライドファイル再生開始時間、スライドタイトル
からなる。また、スライドデータベースのスライドファ
イルには、セッションの各分割コンテンツの再生開始時
間毎にスライドデータが格納されている。

【００４１】サーチサーバ１８の検索データファイル３
２は、全文検索用テーブル及び文字列データからなる検
索データベースを記憶している。検索データベースは、
セッションＩＤ毎にセッションサマリー、セッション
名、スライドの文字等の文字列データよりなる。

【００４２】ストリーミングサーバ１９の動画データフ
ァイル３３は、動画テーブル及び動画データベースから
なる動画ファイルを記憶しており、動画ファイル名毎に
動画ファイルを記憶している。また、動画データベース
の動画ファイルは、セッションの各分割コンテンツの再
生開始時間ごとに動画データが格納されている。

【００４３】また、ウェブサーバ１６、データベースサ
ーバ１７、ストリーミングサーバ１９、サーチサーバ１
８の各サーバのファイルは、ウェブサーバ１６のセッシ
ョンテーブルファイル３０のセッションＩＤ及び動画フ
ァイル名をインデックスとして、各サーバのセッション
関連のファイルに一義的にアクセスできるようになって
おり、また、ウェブサーバ１６のセッションテーブルフ
ァイル３０のセッションＩＤ及び動画ファイル名をイン
デックスとして、再生開始時間を指定することによりセ
ッションの分割コンテンツのファイルに一義的にアクセ
スできる。

【００４４】次に、本発明による視聴覚コンテンツ配信
システムの処理方法について、図８乃至図１５のフロー
チャートを参照して説明する。

【００４５】本発明による視聴覚コンテンツ配信システ
ム１は、セッションの分割コンテンツを形成する動画、
音声、スライドを時系列的に結合する結合手段と、検索
用のデータを編集する検索データ編集手段と、検索デー
タ編集手段で編集された検索データをクライアントが検
索する検索手段と、セッションのスライド又は時系列的
に表示されたセッションの分割コンテンツをクライアン
トが選択する選択手段と、選択手段で選択された分割コ
ンテンツをクライアントに配信する配信手段と、クライ
アント端末装置にセッション又はセッションの分割コン
テンツを表示する表示手段とを有している。

【００４６】ます、図８のフローチャートを参照して、
視聴覚コンテンツ配信システム１の結合手段の処理方法
について説明する。

【００４７】図８に示すように、ビデオカメラ等の撮像
手段（図示せず）で撮影した動画及び音声を動画音声入
力部２０ｄ（図５に図示）より動画データ及び音声デー
タとして編集用コンピュータ２０の記憶装置であるＨＤ
Ｄ２０ｅに記憶するステップＳ１と、編集用コンピュー
タ２０の記憶装置に記憶した動画データ及び音声データ
をＭＰＥＧ処理部２０ａでＭＰＥＧ方式等によりデータ
を圧縮するステップＳ２と、分割コンテンツ毎に圧縮し
た動画データ及び音声データにファイル名を付与するス
テップＳ３と、分割コンテンツ毎に再生開始時間を付与
するステップＳ４と、分割コンテンツ毎に圧縮した動画
データと音声データ、ファイル名及び再生開始時間を編
集用コンピュータ２０の記憶装置であるＨＤＤ２０ｅに
記憶するステップＳ５と、再生開始時間に対応したスラ
イドにファイル名及び再生開始時間を付与するステップ
Ｓ６と、スライドデータ、ファイル名及び再生開始時間
を編集用コンピュータ２０の記憶装置であるＨＤＤ２０
ｅに記憶するステップＳ７よりなる。ステップＳ５及び
ステップＳ６で編集用コンピュータ２０の記憶装置であ
るＨＤＤ２０ｅに格納されたそれぞれのデータは、図５
に示すＬＡＮによってそれぞれのサーバへ転送される。
また、編集用コンピュータ２０をスタンドアロンで使用
している場合には、編集用コンピュータ２０の記憶装置
であるＨＤＤ２０ｅのデータをＣＤ−ＲＯＭやＤＶＤ−
ＲＯＭ等の大容量記憶メディア（記憶媒体と称する）に
記憶して、この記憶媒体を使用してそれぞれのサーバに
データを記憶するようにしてもよい。

【００４８】なお、記憶装置であるＨＤＤ２０ｅも広義
の意味では記憶媒体としての作用を有するものである
が、ここでは、持ち運び可能なＣＤ−ＲＯＭやＤＶＤ−
ＲＯＭ等の大容量記憶メディアのことを意味する。そし
て、本実施の形態では、通信網であるＷＡＮ１１を介し
てクライアント端末装置１０との通信を行うものである
が、ＣＤ−ＲＯＭやＤＶＤ−ＲＯＭ等の記憶媒体を使用
することによって通信網であるＷＡＮ１１を介さずにク
ライアント先に出向いて視聴覚コンテンツ配信システム
１をスタンドアロンの状態でのサービスの提供も可能で
ある。また、携帯型のコンピュータ内の記憶装置である
ＨＤＤに前記記憶媒体と同様の内容を記憶させることに
よっても同様のサービスを提供することが可能である。

【００４９】次に、図９のフローチャートを参照して、
視聴覚コンテンツ配信システム１の検索データ編集手段
の処理方法について説明する。

【００５０】図９に示すように、検索データ編集手段で
作成、編集する検索データは、クライアントによる分割
コンテンツの検索操作時に使用する検索用データベース
の検索データである。

【００５１】検索データ編集手段は、セッション名及び
セッションのサマリーをテキスト化するステップＳ１０
と、静止画像を含むスライド上の文字及び文章をテキス
ト化するステップ１１と、セッションの音声データをテ
キスト化するステップＳ１２と、各ステップに於けるテ
キスト化されたデータを対応するセッションＩＤと分割
コンテンツの再生開始時間と共に編集用コンピュータ２
０の記憶装置であるＨＤＤ２０ｅに記憶するステップＳ
１３とからなる。

【００５２】ステップ１１に於けるスライド上の文字及
び文章のテキスト化は、プレゼンテーション作成用ソフ
トウェア（編集用コンピュータ２０に内蔵のソフトウェ
アである）で作成したスライドファイルから文字を抽出
するものである。また、スキャナーなどで読み取ったイ
メージデータは、文字認識処理部２０ｃ（図５に図示）
により文字部分を抽出してテキスト化する。また、ステ
ップＳ１２に於ける分割コンテンツの音声データのテキ
スト化は、例えば、講演者、発表者の音声データを音声
認識処理部２０ｂにより音声の認識処理を行って、音声
データをテキスト化するものである。このとき、音声デ
ータの文節解析を行い、固有名詞のみをテキスト化する
ようにしてもよい。

【００５３】編集用コンピュータ２０の記憶装置である
ＨＤＤ２０ｅにステップＳ１３で格納されたそれぞれの
データは、ＬＡＮによってサーチサーバ１８（図１に図
示）へ転送される。また、編集用コンピュータ２０をス
タンドアロンで使用しているときには、編集用コンピュ
ータ２０の記憶装置であるＨＤＤ２０ｅのデータをＣＤ
−ＲＯＭやＤＶＤ−ＲＯＭ等の大容量記憶メディアに記
憶して、このメディアを使用してそれぞれのサーチサー
バ１８にデータを記憶するようにしてもよい。

【００５４】次に、図１０のフローチャートを参照し
て、視聴覚コンテンツ配信システム１の検索手段につい
て説明する。

【００５５】図１０に示すように、視聴覚コンテンツ配
信システム１の検索手段は、クライアントからキーワー
ドを入力する入力ステップＳ２０と、前記検索データ編
集手段で作成されたテキストを記憶したサーチサーバ１
８の記憶装置の検索データベースより検索データとして
のテキストを読み出すステップＳ２１と、前記キーワー
ドとサーチサーバ１８の記憶装置より読み出したテキス
トとを照合するステップＳ２２と、照合によりキーワー
ドと前記テキストが一致したときに、テキストに対応す
るセッションのセッションＩＤを含む情報、又はセッシ
ョンの分割コンテンツを示すセッションＩＤ及び再生開
始時間を含む情報をクライアントに出力するステップＳ
２３とからなる。

【００５６】ステップＳ２２に於けるキーワードによる
照合は、サーチサーバ１８の記憶装置に記憶されたセッ
ションのタイトル、セッションの概要、セッションの分
割コンテンツのスライド上の文字及び文章、分割コンテ
ンツの音声データのテキスト文とで行われる。また、照
合処理に順番をつけて、例えば、最初に、セッションの
タイトルと行い、照合した結果一致するものが無いとき
には、セッションの概要と照合を行い、次に、スライド
上の文字及び文章との照合、音声データのテキストとの
照合と順に照合を行うようにしてもよい。

【００５７】次に、図１１及び図１２に示すフローチャ
ートを参照して、視聴覚コンテンツ配信システム１の選
択手段の処理方法について説明する。

【００５８】図１１及び図１２に示すように、視聴覚コ
ンテンツ配信システム１の選択手段は、ウェブサーバ１
６及びクライアント端末装置１０に記憶されてたソフト
ウェアによる一連の処理（ステップ）によるものであ
り、クライアントが所望の視聴覚コンテンツを前述した
検索手段により検索して得られた視聴覚コンテンツを選
択するものである。図３及び図４に示すように、クライ
アント端末装置１０の表示部に表示された表示画面を用
いて行う。

【００５９】図１６に示すように、クライアント端末装
置１０の表示部に表示されたセッション名、スライドか
らの選択等の選択ボタンにマウスのカーソルを移動させ
てクリックすることにより、セッションＩＤがウェブサ
ーバ１６に送信され、データベースサーバ１７のスライ
ドデータファイル３１よりスライドテーブルのセッショ
ンＩＤ、スライドファイル名、スライドファイル再生開
始時間、スライトタイトル及びスライドデータがウェブ
サーバ１６を経由してクライアント端末装置１０に送信
される。クライアント端末装置１０の表示部にはセッシ
ョンのスライド又は時系列にセッションの分割コンテン
ツのスライドがサムネール形式で表示される。図１１に
示す視聴覚コンテンツ配信システム１のセッションの選
択手段は、前記検索手段で検索された該当セッションを
各セッションの代表スライドの一覧より選択するステッ
プＳ３０と、選択されたセッションの代表スライドの識
別符号としてのセッションＩＤを含む情報をサーバに送
信するステップＳ３１とからなる。

【００６０】また、図１２に示す視聴覚コンテンツ配信
システム１の分割コンテンツの選択手段は、時系列に表
示されたセッションの分割コンテンツのスライドの一覧
より視聴したい視聴覚コンテンツのスライドを選択する
ステップＳ４０と、選択されたスライドのセッションＩ
Ｄ及び再生開始時間を含む情報をウェブサーバ１６に送
信するステップＳ４１とからなる。

【００６１】次に、図１３のフローチャートを参照し
て、視聴覚コンテンツ配信システム１の配信手段の処理
方法について説明する。視聴覚コンテンツ配信システム
１の配信手段は、ストリーミングサーバ１９、データベ
ースサーバ１７、ウェブサーバ１６及びクライアント端
末装置１０に記憶されたソフトウェアによる一連の処理
（ステップ）によるものである。

【００６２】図１３に示すように、視聴覚コンテンツ配
信システムの配信手段は、クライアントにより前記選択
手段で選択された視聴覚コンテンツのセッションＩＤ及
び再生開始時間をウェブサーバ１６で受信するステップ
Ｓ５０と、受信したセッションＩＤ名及び再生開始時間
より該当する分割コンテンツの動画データベース上の動
画ファイル及びスライドデータベース上のスライドファ
イルの記憶位置を決定するステップＳ５１と、決定した
記憶位置より動画ファイルの動画データ及ぶスライドフ
ァイルのスライドデータを読み出すステップＳ５２と、
読み出した動画データ及びスライドデータをクライアン
ト端末装置１０に送信するステップＳ５３とからなる。
この配信手段により、クライアント端末装置１０には視
聴覚コンテンツの動画が再生され、同時に、分割コンテ
ンツのスライドが表示される。

【００６３】以下に、視聴覚コンテンツ配信システムに
よるクライアントへの視聴覚コンテンツの配信の形態に
ついて、図１４のフローチャートをも参照して説明す
る。

【００６４】図１、図２、図１４及び図１６に示すよう
に、最初に、ＷＡＮ１１による通信網を介してウェブサ
ーバ１６から配信可能なセッションの一覧及びキーワー
ド検索のガイド情報等の視聴覚コンテンツをクライアン
ト端末装置１０に出力し、クライアント端末装置１０の
表示部にガイド情報が表示される（ステップＳ６０）。

【００６５】次に、クライアントは、図１６に示すよう
なキーワード検索により所望のセッションを検索する
（ステップＳ６１）。検索は、検索手段により実行され
（ステップＳ６２）、照合が一致したセッションのセッ
ションＩＤがウェブサーバ１６に出力される（ステップ
Ｓ６３）。ウェブサーバ１６は、セッションＩＤより図
６に示すセッションテーブルよりセッションＩＤ、セッ
ション名、セッションサマリー、動画ファイル名等のデ
ータをクライアント端末装置１０に送信する（ステップ
Ｓ６４）。クライアント端末装置１０の表示部にはセッ
ション名、セッションサマリー等が表示される。

【００６６】次に、クライアントは視聴するセッション
を選択する。選択されたセッションのセッションＩＤが
ウェブサーバ１６に送信される（ステップＳ６５）。

【００６７】ウェブサーバ１６は、受信したセッション
ＩＤをデータベースサーバ１７に出力し、データベース
サーバ１７はセッションＩＤをインデックスとしてスラ
イドファイルよりスライドデータを呼び出してウェブサ
ーバ１６に出力する（ステップＳ６６）。ウェブサーバ
１６は、セッションＩＤ、スライドデータ、及び各スラ
イドの再生開始時間をクライアントに送信する（ステッ
プＳ６７）。クライアント端末装置１０の表示部には、
図３及び図４に示すように、スライドデータがサムネー
ル一覧として表示される（ステップＳ６８）。なお、サ
ムネール一覧での各サムネールにはセッションＩＤ及び
再生開始時間が組み込まれている。

【００６８】図４に示すように、各スライドは、再生開
始時間による時系列で表示されており、各スライドの下
に再生開始時間が表示されている。そして、クライアン
トがサムネール一覧より任意のスライドを選択すると、
選択したサムネイルに組み込まれているセッションＩＤ
及び再生開始時間がクライアント端末装置１０からウェ
ブサーバ１６に送られる（ステップＳ６９）。

【００６９】ウェブサーバ１６は、クライアント端末装
置１０より送られてきたセッションＩＤ及び再生開始時
間をストリーミングサーバ１９及びデータベースサーバ
１７に引き渡す（ステップＳ７０）。

【００７０】ストリーミングサーバ１９は、セッション
ＩＤ及び再生開始時間より分割コンテンツの動画データ
を特定し、また、データベースサーバ１７はセッション
ＩＤ及び再生開始時間よりスライドデータを特定する
（ステップＳ７１）。ストリーミングサーバ１９は、動
画データをクライアント端末装置１０に送信し、データ
ベースサーバ１７は、スライドデータをクライアント端
末装置１０に送信する。クライアント端末装置１０の表
示部には、視聴覚コンテンツの動画、音声、静止画を含
むスライドが再生される（ステップＳ７２）。

【００７１】以下に、視聴覚コンテンツ配信システムに
よるクライアント端末装置１０への視聴覚コンテンツの
表示の形態について、図１５のフローチャートをも参照
して説明する。前記視聴覚コンテンツ配信システムの配
信手段によりクライアントにに配信されるセッション又
は分割コンテンツは、クライアント端末装置１０の表示
部に図２で示す形式で表示される。図１５に示すように
視聴覚コンテンツ配信システムの表示手段は、クライア
ント端末装置にセッション又は分割コンテンツのスライ
ド又は動画又は静止画像を表示するステップＳ８０と、
前記スライド又は動画又は静止画像を表示する領域と異
なる領域に関連スライド又はデモンストレーション動画
を表示するステップＳ８１と、前記関連スライド又はデ
モンストレーション動画を表示する領域と異なる領域に
音声を伴う動画を表示するステップＳ８２とからなる。

【００７２】以上のように、本発明は、図１６から明ら
かなように、所望の視聴覚コンテンツをタイトルからの
選択、キーワード検索からの選択、スライドからの選択
などのように種々の角度から検索して表示させることが
できる。

【００７３】なお、本発明は、前述した実施の形態に拘
束されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で適宜変
更することが可能である。

【００７４】

【発明の効果】以上述べたように、本発明による視聴覚
コンテンツ配信システムは、検索したセッションの分割
コンテンツをサムネール化したスライドを時系列でクラ
イアントに提示することができ、スライドを選択するこ
とにより、セッションの動画を最初のシーンより連続し
て再生することなく、必要な動画を視聴することができ
るため、クライアントに精神的な苦痛を与えることな
く、クライアントは効率的に目的とするものを視聴する
ことができる。

【００７５】また、コンテンツの音声情報データを用い
て検索を行うことにより、コンテンツに内容に密着した
検索を行うことができるため、検索の精度が向上して目
的のコンテンツを探すことができる。

【００７６】また、クライアント端末装置よりセッショ
ンＩＤ、再生開始時間が送信されるため、サーバはクラ
イアント端末装置から出力された情報に基づき、容易に
サーバの所定のファイルにアクセスすることができるた
め、クライアントを待たせずに視聴覚コンテンツを配信
することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による視聴覚コンテンツ配信システムの
構成を示すブロック図である。

【図２】クライアント端末装置の表示部に視聴覚コンテ
ンツの動画、音声、スライド、タイトルを表示した例を
示す図である。

【図３】クライアント端末装置の表示部にセッションの
スライドデータがサムネール一覧として表示された例を
示す図である。

【図４】クライアント端末装置の表示部にスライドデー
タがサムネール一覧として表示された例を示す図であ
る。

【図５】編集用コンピュータの構成を示すブロック図で
ある。

【図６】視聴覚コンテンツ配信システムの各サーバが記
憶する各ファイルの関連図である。

【図７】セッションが分割コンテンツ１から分割コンテ
ンツ６までの６個の分割コンテンツで構成された例を示
す図である。

【図８】視聴覚コンテンツ配信システムの結合手段の処
理方法のフローチャートである。

【図９】視聴覚コンテンツ配信システムの検索データ編
集手段の処理方法のフローチャートである。

【図１０】視聴覚コンテンツ配信システムの検索手段の
処理方法のフローチャートである。

【図１１】視聴覚コンテンツ配信システムのセッション
の選択手段の処理方法のフローチャートである。

【図１２】視聴覚コンテンツ配信システムの分割コンテ
ンツの選択手段の処理方法のフローチャートである。

【図１３】視聴覚コンテンツ配信システムの配信手段の
処理方法のフローチャートである。

【図１４】視聴覚コンテンツ配信システムによるクライ
アントへの視聴覚コンテンツの配信の形態を示すフロー
チャートである。

【図１５】視聴覚コンテンツ配信システムによるクライ
アント端末装置への視聴覚コンテンツの表示の形態を示
すフローチャートである。

【図１６】クライアント端末装置の表示部に視聴覚コン
テンツを検索・選択するための表示画面を示す図であ
る。

【符号の説明】

１視聴覚コンテンツ配信システム１０クライアント端末装置１１通信網（ＷＡＮ）１２視聴覚コンテンツ配信装置１５ルーター１６ウェブサーバ１７データベースサーバ１８サーチサーバ１９ストリーミングサーバ２０編集用コンピュータ２０ａＭＰＥＧ処理部２０ｂ音声認識処理部２０ｃ文字認識処理部２０ｄ動画音声入力部３０セッションテーブルファイル３１スライドデータファイル３２検索データファイル３３動画データファイル

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｈ０４Ｎ 5/44 Ｈ０４Ｎ 5/44 Ｚ５Ｃ０６４ 5/445 5/445 Ｚ 5/76 5/76 Ｂ 5/93 7/173 ６４０Ａ 7/173 ６４０ 5/93 ＥＦターム(参考） 5B075 ND16 NR03 NR16 PP03 PP13 PP22 PQ02 PQ05 PQ46 5B085 BA07 BG07 CA04 CA07 5C025 BA18 BA28 BA30 CA03 CB10 DA05 DA10 5C052 AC08 DD10 5C053 FA07 FA14 FA30 GA11 GB09 GB37 HA30 JA21 JA22 KA01 KA24 LA06 LA14 5C064 BA07 BB10 BC18 BC20 BC23 BC25 BD02 BD07 BD08

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】動画と音声と静止画像、文字情報等を含
むスライドとからなるセッションの分割コンテンツをス
トリーミングによりサーバからクライアント端末装置に
配信する視聴覚コンテンツ配信システムであって、前記セッションの分割コンテンツを形成する動画、音
声、スライドを時系列的に結合する結合手段と、検索用
のデータを編集する検索データ編集手段と、前記検索デ
ータ編集手段で編集された検索データをクライアントが
検索する検索手段と、セッションのスライド又は時系列
的に表示されたセッションの分割コンテンツのスライド
をクライアントが選択する選択手段と、前記選択手段で
選択されたセッション又は分割コンテンツをクライアン
トに配信する配信手段と、クライアント端末装置にセッ
ション又はセッションの分割コンテンツを表示する表示
手段とを有することを特徴とする視聴覚コンテンツ配信
システム。
【請求項２】前記結合手段は、前記セッションの動画
及び音声を動画データ及び音声データとして記憶するス
テップと、記録した動画データ及び音声データをデータ
圧縮するステップと、圧縮したセッションの動画データ
及び音声データを時系列的に分割コンテンツに区分する
ステップと、区分された分割コンテンツ毎にファイル名
を付与するステップと、区分された分割コンテンツの動
画データ毎に再生開始時間を付与するステップと、分割
コンテンツ毎に圧縮した動画データ及び音声データ、分
割コンテンツのファイル名及び動画データの再生開始時
間を記憶装置に記憶するステップと、前記再生開始時間
に対応した分割コンテンツのスライドにファイル名及び
前記再生開始時間を付与するステップと、スライドデー
タ、スライドのファイル名及び再生開始時間を記憶装置
に記憶するステップとからなることを特徴とする請求項
１記載の視聴覚コンテンツ配信システム。
【請求項３】前記分割コンテンツのスライドは、再生
開始時間からの動画データの１シーンより切り出した静
止画像であることを特徴とする請求項１記載の視聴覚コ
ンテンツ配信システム。
【請求項４】前記検索データ編集手段は、セッション
のタイトル及びセッションの概要をテキスト化するステ
ップと、セッションの分割コンテンツのスライド上の文
字及び文章をテキスト化するステップと、セッションの
分割コンテンツの音声データをテキスト化するステップ
と、前記各ステップに於けるテキスト化されたデータを
識別符号としてのセッションＩＤと分割コンテンツの再
生開始時間と共に記憶するステップとからなることを特
徴とする請求項１記載の視聴覚コンテンツ配信システ
ム。
【請求項５】前記検索手段は、クライアントからキー
ワードを入力する入力ステップと、前記検索データ編集
手段で作成されたテキストを記憶した記憶装置より読み
出すステップと、前記キーワードと前記記憶装置より読
み出したテキストとを照合するステップと、照合により
キーワードと前記テキストが一致したときに、テキスト
に対応するセッションの識別符号としてのセッションＩ
Ｄを含む情報又は識別符号としてのセッションＩＤ及び
再生開始時間を含む情報をクライアントに出力するステ
ップとからなることを特徴とする請求項１記載の視聴覚
コンテンツ配信システム。
【請求項６】前記選択手段は、前記検索手段で検索さ
れた該当セッションを各セッションの代表スライドの一
覧より選択するステップと、選択されたセッションの代
表スライドの識別符号としてのセッションＩＤを含む情
報をサーバに送信するステップとからなること特徴とす
る請求項１記載の視聴覚コンテンツ配信システム。
【請求項７】前記選択手段は、時系列に表示された分
割コンテンツ毎のスライドの一覧よりクライアントが選
択するステップと、選択されたスライドの識別符号とし
てのセッションＩＤ及び再生開始時間を含む情報をサー
バに送信するステップとからなることを特徴とする請求
項１記載の視聴覚コンテンツ配信システム。
【請求項８】前記配信手段は、前記選択手段により選
択されたセッション又は分割コンテンツの識別符号とし
てのセッションＩＤ及び再生開始時間を含む情報をサー
バが受信するステップと、受信したセッション又は分割
コンテンツのファイル名及び再生開始時間より該当する
セッション又は分割コンテンツの動画ファイル及びスラ
イドファイルの記憶位置を決定するステップと、前記記
憶位置より動画データ及びスライドデータを読み出すス
テップと、読み出した動画データ及びスライドデータを
クライアントに送信するステップとからなることを特徴
とする請求項１記載の視聴覚コンテンツ配信システム。
【請求項９】前記表示手段は、クライアント端末装置
にセッション又は分割コンテンツのスライド又は動画又
は静止画像を表示するステップと、前記スライド又は動
画又は静止画像を表示する領域と異なる領域に関連スラ
イド又はデモンストレーション動画を表示するステップ
と、前記関連スライド又はデモンストレーション動画を
表示する領域と異なる領域に音声を伴う動画を表示する
ステップとからなること特徴とする請求項１記載の視聴
覚コンテンツ配信システム。
【請求項１０】前記表示手段は、前記クライアント端
末装置にセッション又は分割コンテンツのスライド又は
動画又は静止画像の画像サイズを可変して表示すること
が可能であることを特徴とする請求項１記載の視聴覚コ
ンテンツ配信システム。