JP2002318807A - メタデータ作成装置およびメタデータ作成方法 - Google Patents

メタデータ作成装置およびメタデータ作成方法

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JP2002318807A
JP2002318807A JP2001121484A JP2001121484A JP2002318807A JP 2002318807 A JP2002318807 A JP 2002318807A JP 2001121484 A JP2001121484 A JP 2001121484A JP 2001121484 A JP2001121484 A JP 2001121484A JP 2002318807 A JP2002318807 A JP 2002318807A
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Katsunao Takahashi
克直 高橋
Wataru Fujikawa
渡 藤川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G06F16/70Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of video data
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メタデータの作成者が、時間情報を持
つコンテンツを視聴し意味内容を判断しながらリアルタ
イムに観点および観点スコアを入力することで、コンテ
ンツの時間情報が付与された観点および観点スコアのメ
タデータを自動的に作成すること。 【解決手段】 メタデータの作成者から、時間情報を
持つコンテンツに対して観点および観点スコアの入力が
あった場合に、入力された観点および観点スコアの入力
時間に対応するコンテンツの時間情報を検出し、入力さ
れた観点および観点スコアに対応つけた時間情報を付与
して、観点および観点スコアに関するメタデータを作成
するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時間情報を持つコ
ンテンツに対し、観点および観点スコアのメタデータを
実時間で作成するメタデータ作成装置およびその方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、マルチメディアコンテンツの
特徴情報抽出を行うことでインデックス情報を作成する
ことが行われている。マルチメディアコンテンツの特徴
情報抽出は、手動で行う方法と、自動で行う方法があ
る。
【0003】自動で行う方法には、2通りの方法があ
る。1つの方法は、特徴情報抽出のアルゴリズムがマル
チメディアコンテンツの内容や品質に依存することなく
抽出する技術である。もう1つの方法は、それぞれのメ
ディアに特化した認識技術を用い、マルチメディアコン
テンツの意味を認識し構造化を行うものである。
【0004】前者では、例えば、電子情報通信学会信学
技報IE98−83「画紋情報を用いた動画像検索方式
に関する検討」では、動画像を構成する各フレームの平
均色情報を動画像の特徴情報として用いている。また、
古くから、各フレームのヒストグラムを特徴情報として
用いる方法がある。
【0005】後者では、例えば、電子情報通信学会信学
技法IE99−18「メディア理解による映像メディア
の構造化」では、シナリオ情報、音声情報、画像情報、
テロップ、CC(Closed Caption)情報を組合せ協調的
手法により、動画像の内容を構造化しようとしている。
【0006】また、電子情報通信学会論文誌D−IIVo
l.J80-D-II No.6 pp1590〜1599(1997)では、任意の動画
像シーンを人間の言葉で検索させる技術が報告されてい
る。この方法は、予めオブジェクト間の位置関係や動き
や変化を人間の言葉に対応付けておく。そして、この人
間の言葉に対応した、位置関係や動きや変化をした動画
像中のオブジェクトを半自動で切り出すことにより、任
意の動画像シーンを人間の言葉で検索する。
【0007】また、電子情報通信学会信学技法IE20
00−23「個人体験映像の構造化と要約−生体情報を
用いた映像要約によるライフメディア−」では、人間の
感性と動画像とを関連付ける研究が報告されている。こ
れは、人間の脳波波形のアルファ波、ベータ波を用い、
これらの脳波波形の変化を動画像の意味内容と関連付け
ている。
【0008】また、国際標準化組織MPEG−7では、
観点および観点スコアによりタグ付けされたマルチメデ
ィアコンテンツを用いて、高機能な検索・要約を実現し
ようとしている。しかしながら、MPEG−7(Moving
Picture Experts Group Phase−7)の標準化のスコー
プには、観点スコアの作成方法に関しては入っておら
ず、実装側の課題になっている。
【0009】現状では、人手を介してオフラインでタグ
付けを実現する方法が主流である。この方法では、ま
ず、映像のカット点(特徴点を)抽出し、映像をカット
点で区切ることで映像をシーン単位に区切る作業する。
次に、作成者が、各カット点毎の時間情報と、各シーン
毎に付与する観点と観点スコアを決定する。最後に、作
成者が、エディターを用いて、決定した時間情報および
観点と観点スコアから、XML(eXtensible Markup La
nguage)形式の、マルチメディアコンテンツに関する情
報であるメタデータを作成する。また、メタデータのコ
ンテンツ記述をする際には、作成者がキーボードを用い
て手作業で文字入力をしている。そして、インデックス
情報を作成する場合には、メタデータのユーザーが任意
の観点および観点スコアを入力することで、コンテンツ
から入力した観点および観点スコアに関する情報を抽出
し、インデックス情報を作成している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
観点メタデータ作成方法においては、以下の様な課題が
ある。
【0011】すなわち、各フレームの平均色やヒストグ
ラムを特徴方法として用いる方法では、単純に計算によ
り特徴情報を抽出できるが、特徴情報の抽出が色情報に
しか対応させられない。よって、特徴情報に、シナリオ
情報や、音声情報などが反映しないことになる。
【0012】また、シナリオ情報や、画像情報などの複
数の情報を用いる協調的手法が内容解析の精度向上には
寄与するが、シナリオ情報や、画像情報などの特徴情報
は、人間が見ることでは容易に検出できるが、自動で計
算して検出するのは難しい。よって、実用化には難問が
あると結論付けている。
【0013】また、位置関係や動きの変化をした動画像
中のオブジェクトを半自動で切り出す方法では、人間の
言葉の全てがフレーム間の位置関係や動きの変化に対応
するわけではないので、人間の言葉とマルチメディアコ
ンテンツとを自動的に関連付けることが難しい。また、
人間の言葉とマルチメディアコンテンツとの関連は、マ
ルチメディアコンテンツ毎に異なる。また、この関連付
けは、特定の動画像にしかできない。なお、該論文で
は、動画像の適用が特定のスポーツに限られている。
【0014】また、特徴情報を人間の感性に対応させ
る、人間の脳波波形を用いる方法では、脳の構造自体に
未知の部分が多く、実用化には時間がかかる。
【0015】さらには、これらの特徴情報の自動抽出方
法を用いて観点および観点スコアを生成すると、認識技
術の内容により、観点および観点スコアの種別や個数に
制約があったり、観点および観点スコアの精度が認識技
術の性能に依存するといった問題があった。
【0016】また、作成された観点および観点スコア
が、人間の感性と異質であったり、人間の感性と必ずし
も一致しないという問題がある。また、観点および観点
スコア抽出のために、複雑な装置や処理を行うことが多
く、コストがかかるという問題があった。
【0017】また、観点および観点スコアをメタデータ
作成者が手作業でオフラインで作成する技術では、映像
の再生装置とコンテンツ記述作成が協調して動いないた
め、作成者はマルチメディアコンテンツのカット点の時
間情報と、シーンの観点および観点スコアの対応を逐次
記録して行く必要がある。さらに、作成者は、この記録
した時間情報と観点および観点スコアを最終的なフォー
マットに記述し直す必要がある。このため、処理に膨大
な時間がかかり、コストがかかるといった問題があっ
た。
【0018】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、メタデータの作成者が時間情報を持つコンテンツ
を視聴し意味内容を判断しながらリアルタイムに観点お
よび観点スコアを入力することで、コンテンツの時間情
報が付与された観点のメタデータを自動的に作成するこ
とができるメタデータ作成装置およびその方法を提供す
ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、メタデータの
作成者により時間情報を持つコンテンツに対して観点お
よび観点スコアの入力があった場合に、入力された観点
および観点スコアの入力時間に対応するコンテンツの時
間情報を検出し、入力された観点および観点スコアにこ
の対応付けた時間情報を付与して、観点および観点スコ
アに関するメタデータを作成するようにしたものであ
る。
【0020】これにより、メタデータの作成者が時間情
報を有するコンテンツを視聴し意味内容を判断しなが
ら、作成者の感性に合った観点および観点スコアを入力
することで、コンテンツの時間情報が付与された観点お
よび観点スコアのメタデータをリアルタイムに作成する
ことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様にかかるメタ
データ作成装置は、少なくとも一人の作成者が、時間情
報を持つコンテンツの内容に対し任意の観点および前記
観点の観点スコアを入力するための観点スコア入力手段
と、前記作成者により前記観点および観点スコアの入力
がなされた場合に、前記観点および観点スコアの入力時
間に対応する前記コンテンツの前記時間情報を検出し、
検出した前記時間情報を前記入力された観点および観点
スコアに付与したメタデータを作成するメタデータ作成
手段と、を具備した構成を採る。
【0022】この構成により、作成者がコンテンツに対
し入力した観点および観点スコアに対する時間情報を検
出し、この検出した時間情報を付与したメタデータを自
動的に作成できるので、作成者がコンテンツを視聴しな
がら、感性に合ったメタデータを実時間で作成すること
ができる。
【0023】本発明の第2の態様は、第1の態様にかか
るメタデータ作成装置において、前記観点スコア入力手
段のキーに対して前記観点および観点スコアを割当てた
観点スコア割当テーブルを具備し、前記キーが押下され
た場合に前記キーに対応する前記観点および観点スコア
を前記コンテンツに対する観点および観点スコアとする
ものである。
【0024】この構成により、観点および観点スコアの
入力を一回のキー入力により行える。これにより、観点
および観点スコアの入力が飛躍的に簡易化されるので、
コンテンツに対してリアルタイムに観点および観点スコ
アの入力が行える。
【0025】本発明の第3の態様は、第2の態様にかか
るメタデータ作成装置において、前記メタデータ作成手
段は、前記キーが連続して押下された場合に、前に前記
キーが押下された時間に対応する前記コンテンツの時間
情報を前記観点および観点スコアの開始時間とし、後に
前記キーが押下された時間に対応する前記コンテンツの
時間情報を前記観点および観点スコアの終了時間とする
ものである。
【0026】この構成により、作成者が連続してキーを
押下することで、押下したキーのうち前に押下された時
間に対応するコンテンツの時間情報をキーの示す観点の
スタートタイムに、後にキーが押下された時間に対応す
るコンテンツの時間情報を観点のエンドタイムに設定で
きる。これにより、作成者が、コンテンツの時間情報を
逐次抽出して、観点および観点スコアに対応させる必要
がなくなる。
【0027】本発明の第4の態様は、第2の態様にかか
るメタデータ作成装置において、前記メタデータ作成手
段は、前記キーが連続して押下された場合に、前に前記
キーが押下された時間に対し所定時間をずらした時間に
対応する前記コンテンツの時間情報を前記観点および観
点スコアの開始時間とし、後に前記キーが押下された時
間に対し所定時間をずらした時間に対応する前記コンテ
ンツの時間情報を前記観点および観点スコアの終了時間
とするものである。
【0028】これにより、作成者がコンテンツを見て特
徴点を認識してから、実際に観点を入力するまでの時差
を考慮することができる。つまり、作成者が実際に観点
を入力しようとした時間にキーの示す観点を対応させる
ことができる。この結果、観点および観点スコアに正確
な時間情報を設定することができる。
【0029】本発明の第5の態様は、第2の態様にかか
るメタデータ作成装置において、前記メタデータ作成手
段は、前記キーが押下された時間に対応する前記コンテ
ンツの時間情報を前記観点および観点スコアの開始時間
とし、前記キーが開放された時間に対応する前記コンテ
ンツの時間情報を前記観点および観点スコアの終了時間
とするものである。
【0030】これにより、作成者がキーを継続的に押下
することで、継続的にキーが押下された時間に観点およ
び観点スコアを付与できる。さらに、キーが継続的に押
下された部分に対してのみ、押下されたキーに対する観
点および観点スコアを採用できる。これにより、作成者
が特徴的だと感じた部分にだけ、作成者の意図する観点
および観点スコアを入力することができる。
【0031】本発明の第6の態様は、第2の態様にかか
るメタデータ作成装置において、前記コンテンツをセグ
メントに分割し、前記セグメント毎に前記セグメントの
開始時間に対応する前記時間情報および前記セグメント
の終了時間に対応する前記時間情報を作成するセグメン
ト化手段を具備し、前記メタデータ作成手段は、前記キ
ーの押下があった場合に、前記キーの押下された時間に
対応する前記セグメントの前記開始時間に対応する前記
時間情報を前記観点および観点スコアの開始時間とし、
前記対応するセグメントの前記終了時間に対応する前記
時間情報を前記観点および観点スコアの終了時間とする
ものである。
【0032】この構成により、セグメント化された時間
内にキー押下されたキーが示す観点および観点スコアを
セグメント化された時間に対して付与することが可能で
ある。つまり、セグメントの開始時間をキーにより入力
された観点のスタートタイム、セグメントの終了時間を
キーにより入力された観点のエンドタイムに自動的に設
定できる。また、作成者が観点および観点スコアを入力
した時間より、前のカット点の時間を観点のスタートタ
イムに設定することができる。これにより、作成者が表
示されているコンテンツを見ながら、特徴的な部分を認
識してキー操作するまでに、多少の時差があったとして
も、観点のスタートタイムを前のカット点の時間までさ
かのぼって設定できる。
【0033】本発明の第7の態様は、第1から第6のい
ずれかの態様にかかるメタデータ作成装置において、入
力コンテンツから前記時間情報を持つコンテンツを作成
するコンテンツ作成手段を具備し、前記コンテンツ作成
手段が作成した前記時間情報を持つコンテンツに対して
前記観点および観点スコアを入力するものである。
【0034】この構成により、あらゆるコンテンツに対
して時間情報も持つコンテンツを作成できるので、あら
ゆるコンテンツに対しての観点および観点スコアのメタ
データを作成できる。
【0035】本発明の第8の態様は、第7の態様にかか
るメタデータ作成装置において、前記入力コンテンツを
表示するコンテンツ表示手段を具備した構成を採る。
【0036】この構成により、入力コンテンツを表示で
きる、作成者が入力されたコンテンツを確認しながら観
点および観点スコアを付与できる。
【0037】本発明の第9の態様は、第1から第6のい
ずれかの態様にかかるメタデータ作成装置において、時
間情報を持った符号化されたコンテンツを復号化し、前
記時間情報を持つコンテンツを生成するコンテンツ復号
化手段を具備し、前記復号化手段が生成した前記時間情
報を持つコンテンツに対して前記観点および観点スコア
を入力するものである。
【0038】この構成により、予め符号化されたコンテ
ンツを復号化すると共に時間情報を作成できるので、符
号化コンテンツに対しても作成者の感性に合ったメタデ
ータを実時間で作成することができる。
【0039】本発明の第10の態様は、第9の態様にか
かるメタデータ作成装置において、前記コンテンツ復号
化手段が復号化した前記時間情報を持つコンテンツを表
示するコンテンツ表示手段を具備した構成を採る。
【0040】この構成により、復号化したコンテンツを
視聴しつつ、観点のメタデータを作成することができる
ので、メタデータ作成者の感性に合致したメタデータを
実時間で作成することができる。
【0041】本発明の第11の態様は、第1の態様から
第10の態様のいずれかにかかるメタデータ作成装置に
おいて、作成された前記メタデータを記憶するメタデー
タ記憶手段と、前記メタデータ記憶手段に格納されたメ
タデータから前記観点および観点スコアを読み取る観点
スコア読み取り手段と、読み取った前記観点および前記
観点スコアを表示する観点スコア表示手段と、表示した
前記観点および観点スコアから任意の観点および観点ス
コアを選択する観点スコア選択手段と、選択した前記観
点および観点スコアを編集するための観点スコア編集手
段と、を具備した構成を採る。
【0042】この構成により、作成者が格納されたメタ
データの観点および観点スコアを表示し、任意の観点お
よび観点スコアを選択し編集できるので、観点および観
点スコアの編集を容易にできる。
【0043】本発明の第12の態様は、第11の態様に
かかるメタデータ作成装置において、前記観点スコア表
示手段は、前記読み取った観点および観点スコアを前記
時間情報順に並べて表示するものである。
【0044】この構成により、表示されるメタデータの
観点および観点スコアの一覧は、時間情報順に並べられ
ているので、作成者が観点および観点スコアを時間情報
順に確認できる。これにより、作成者が観点および観点
スコアを時間情報と対比しながら編集できる。
【0045】本発明の第13の態様は、第1の態様から
第12の態様のいずれかにかかるメタデータ作成装置に
おいて、前記時間情報を持つコンテンツは、動画像、音
声、テキスト、立体映像、アニメーションの少なくとも
1個以上のメディアから構成されるものである。
【0046】これにより、一般的なコンテンツに対して
メタデータを作成できる。
【0047】本発明の第14の態様は、第1の態様から
第13の態様のいずれかにかかるメタデータ作成装置に
おいて、前記メタデータの観点および観点スコアは、M
PEG−7、ユーザー定義の、少なくとも1個以上の観
点である。
【0048】これにより、観点および観点スコアを一般
的な形式とすることができるので、観点および観点スコ
アに汎用性を持たせることができる。
【0049】本発明の第15の態様は、第1の態様から
第14の態様のいずれかにかかるメタデータ作成装置に
おいて、前記メタデータは、構造化記述されているもの
である。
【0050】この構成により、メタデータを一般的な形
式にすることができるので、メタデータに汎用性を持た
すことができる。また、メタデータを構造化することに
より、メタデータに章や節をつけることができるので、
所望の観点および観点スコアを探す為に、メタデータ全
体を通して見る必要がなくなり、検索性が良くなる。ま
た、似た意味の観点および観点スコアをまとめて一つの
階層構造としておくことで、観点および観点スコア毎に
処理できるので、メタデータが使いやすくなる。
【0051】本発明の第16にかかるメタデータ入力端
末は、少なくとも一人の作成者が、コンテンツの内容に
対し任意の観点および前記観点の観点スコアを入力する
ための観点スコア入力手段と、絶対時間を発生する時間
発生手段と、前記作成者により前記観点および観点スコ
アの入力がなされた場合に、入力された前記観点および
観点スコアの入力時間に対応する前記絶対時間を検出
し、前記入力された観点および観点スコアに対応する前
記絶対時間を付与し、他の装置にネットワークを介して
送信する観点送信手段と、を具備した構成を採る。
【0052】この構成により、時間に沿って変化するコ
ンテンツ(野球、サッカー、コンサートなど)に対し、
作成者の感性に合った観点および観点スコアを入力で
き、かつ観点および観点スコアに絶対時間を付与でき
る。さらに、絶対時間を付与した観点および観点スコア
を、ネットワークを介しメタデータ作成装置などに送信
することができる。さらに、絶対時間を観点および観点
スコアに付与することで、観点および観点スコアの時間
情報をあらゆる装置において認識できるものにできる。
【0053】本発明の第17の態様にかかるメタデータ
作成装置は、第16の態様に記載のメタデータ入力端末
からネットワークを介して送信された、前記観点および
観点スコアと、前記観点および観点スコアの入力時間に
対応する前記絶対時間とを受信する観点スコア受信手段
と、前記受信した前記絶対時間を前記観点および観点ス
コアに付与したメタデータを作成するメタデータ作成手
段と、を具備した構成を採る。
【0054】この構成により、メタデータ作成装置は、
ネットワークを介して送信されてきた時間情報を付与さ
れた観点および観点スコアを受信することで、受信した
観点および観点スコアのメタデータを作成できる。
【0055】本発明の第18の態様は、少なくとも一人
の作成者が、時間情報を持つコンテンツの内容に対し入
力した任意の観点および前記観点の観点スコアの入力時
間に対応する前記コンテンツの前記時間情報を検出する
ステップと、検出した前記時間情報を前記入力された観
点および観点スコアに付与したメタデータを作成するス
テップと、を具備したことを特徴とするメタデータ作成
方法である。
【0056】本発明の第19の態様は、入力端末におい
て、少なくとも一人の作成者がコンテンツの内容に対し
入力した任意の観点および前記観点の観点スコアの入力
時間に対応する前記絶対時間を検出するステップと、前
記入力された観点および観点スコアに検出した前記絶対
時間を付与してネットワークを介してメタデータ作成装
置に送信するステップと、前記メタデータ作成装置にお
いて、前記入力端末から送られてきた前記絶対時間が付
与された前記観点および観点スコアを受信するステップ
と、前記受信した前記絶対時間を前記観点および観点ス
コアに付与したメタデータを作成するステップと、を具
備したことを特徴とするメタデータ作成方法である。
【0057】本発明の第20の態様は、コンピュータ
に、少なくとも一人の作成者が、時間情報を持つコンテ
ンツの内容に対し任意の観点および前記観点の観点スコ
アを入力した入力時間に対応する前記コンテンツの前記
時間情報を検出するステップと、検出した前記時間情報
を前記入力された観点および観点スコアに付与したメタ
データを作成するステップと、を行わせることを特徴と
するプログラムである。
【0058】以下、本発明の実施の形態にかかるメタデ
ータ作成装置(観点時間メタデータ作成装置)につい
て、添付図面を参照しつつ詳述する。
【0059】(実施の形態1)本発明の実施の形態1
は、メタデータの作成者がコンテンツをリアルタイムに
視聴しながら、コンテンツに対してリアルタイムに観点
およびこの観点の観点スコアを入力することを想定して
いる。以下、本発明の実施の形態1にかかるメタデータ
作成装置について、添付図面を用いて説明する。まず、
図1を用いて実施の形態1にかかるメタデータ作成装置
の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態
1にかかるメタデータ作成装置の構成を示すブロック図
である。
【0060】図1において、メタデータ作成装置f10
には、メタデータを作成する対象であるコンテンツ11
が入力される。コンテンツ11は、動画像や音声や動画
像/音声やテキストや立体映像、あるいはアニメーショ
ンの1個以上のメディアである。
【0061】また、メタデータ作成装置f10には、コ
ンテンツ11を入力する手段であるコンテンツ入力部1
01が設けられている。実施の形態1では、コンテンツ
入力部101は、カメラ等の映像入力手段を使用する。
【0062】また、メタデータ作成装置f10には、入
力されたコンテンツ11を表示するコンテンツ表示部1
03が設けられている。コンテンツ表示部103は、モ
ニターなどの映像表示手段である。
【0063】また、メタデータ作成装置f10には、コ
ンテンツ11を符号化し、符号化コンテンツ105を生
成するコンテンツ符号化部104が設けられている。コ
ンテンツ符号化部104の行う符号化フォーマットとし
ては、MPEG(Moving Picture Experts Group)−
1、MPEG−2、MPEG−4、MP−3(MPEG
−1Layer3)などが使用できる。また、コンテン
ツ符号化部104は、コンテンツの時間情報106も作
成する。時間情報106は、コンテンツの基準時間から
の相対時間で示されるローカルな時間情報である。
【0064】また、メタデータ作成装置f10には、コ
ンテンツ符号化部104が生成した符号化コンテンツ1
05を蓄積するコンテンツ記憶部107が設けられてい
る。
【0065】また、メタデータ作成装置f10には、作
成者がコンテンツ11の内容に応じた、観点および観点
スコアを入力する観点スコア入力部108が設けられて
いる。観点スコア入力部108としては、メタデータ作
成装置が使用可能な入力手段を用いればよく、PCのキ
ーボード、数字キー、矢印キー、マウス、リモートコン
トローラーのキー、電子機器に備わるキー、家庭用電化
機器に備わるキー、携帯機器に備わるキー、パネルのキ
ー、タッチパネルのキー、音声などの入力手段を用いて
よい。つまり、メタデータ作成者が観点スコアを付与し
たいときに、コンテンツ表示部103に表示されるコン
テンツ11を視聴しながら、入力可能な入力手段であれ
ばよい。
【0066】また、観点スコア入力部108として、こ
れらの入力手段を複数個使用して、複数の作成者が観点
を入力するようにしてもよい。この場合、感性は作成者
毎に異なるため、複数の作成者から異なる観点および観
点スコア109が入力されることになる。これにより、
あるコンテンツに対して異なる観点および観点スコア1
09が付与することができる。よって、メタデータの使
用者に対して、複数の作成者からのサービスが出来るよ
うになる。また、メタデータの使用者が、他の人が入力
した観点および観点スコアを用いることで、コンテンツ
からインデックス情報を生成することもできる。例え
ば、プロ野球の解説者が付与した観点および観点スコア
により作成したメタデータを、一般の人が使用すること
ができる。このようにして、コンテンツに付加価値を付
けることができる。
【0067】また、観点および観点スコアはMPEG−
7や他の国際標準や業界標準で用いられる観点である。
また、観点および観点スコアは後述するメタデータとな
った場合には、DTD(Document Type Definition)、
RDF、XML Schemaなどで記述される。な
お、観点は、ユーザー定義の観点でよい。さらに観点の
個数は複数でよく、上述の観点を組合せて用いてもよ
い。これにより、観点および観点スコアを一般的な形式
とすることができるので、観点および観点スコアに汎用
性を持たせることができる。
【0068】また、メタデータ作成装置f10には、時
間情報106(コンテンツ内の時間情報)と、観点スコ
ア入力部108で入力された観点および観点スコア10
9が入力された入力時間とを対応させ、観点および観点
スコア109に対応させた時間情報106を付与したメ
タデータ110を作成するメタデータ作成手段として制
御部(CPU)102が設けられている。また、制御部
102は、メタデータ生成手段以外にも、メタデータ作
成装置f10全体の制御もする。
【0069】また、制御部102は、メタデータ110
を図2に示すXMLのDTDで定義に基づいて作成す
る。図2は、実施の形態1にかかるメタデータ記述用D
TDを示した図である。
【0070】図2の201に示すように、メタデータ記
述用DTD200には、エレメントとして1つ以上の時
間情報であるKantenTimeが定義されている。また、図中
202に示すように、KantenTimeのエレメントとして1
つ以上の観点であるKantenおよび観点スコアであるScor
eが定義されている。また、KantenTimeの属性として、
図中203に示すように観点の開始時間であるStartTim
eと、図中204に示すように観点の終了時間であるEnd
Timeが必要なものとして定義されている。また、StartT
imeと、EndTimeとはキャラクタデータであると定義され
ている。また、図中205、206に示すように、Kant
enとScoreとはキャラクタデータであると定義されてい
る。
【0071】図3に、制御部102が実際に作成したメ
タデータの例を記す。図中301に記すように、時間0
秒(00:00:00)から時間10秒(00:10:
00)の間には観点Aと観点Aに対する観点スコア0.
8が付与されている。また、図中302に記すように、
時間10秒(00:10:00)から時間20秒(0
0:20:00)の間には観点Aと観点Aに対する観点
スコア0.2と、観点Bと観点Bに対する観点スコア1
とが付与されている。
【0072】また、メタデータ作成装置f10には、制
御部102で作成された観点のメタデータ110を蓄積
するメタデータ記憶部111が設けられている。
【0073】また、メタデータ作成装置f10には、観
点スコア入力部108の各入力キーに対して、所定の観
点および観点スコアを割当てた観点スコア割当テーブル
112が設けられている。具体的には、観点スコア割当
テーブル112には、図4に示すように、観点スコア入
力部108のキー401に対する、観点402と観点ス
コア403との組が複数格納されている。図4では、1
個の観点「A」に対するスコア情報と、スコア情報とを
観点スコア入力部108の10キーに割当てたときの例
である。図4は、実施の形態1にかかる観点スコア割当
テーブルの構成を示す図である。
【0074】これにより、例えば、作成者が10キーの
「4」を押下すると、観点「A」と観点「A」に対する
観点スコア「0.8」が入力されることになる。このよ
うにして、作成者は、観点および観点スコアを直接入力
しなくても、所定のキーを押下するだけで、所望の観点
および観点スコアを入力できる。また、作成者は、一回
のキー入力動作により、観点と観点スコアを同時に入力
できる。この結果、作成者の観点および観点スコア入力
動作が飛躍的に簡単になるので、観点および観点スコア
入力動作が飛躍的に速くなる。
【0075】また、観点スコア割当テーブルは、図5に
示すように、観点スコア入力部108で入力される情報
に対して、複数個の観点を割当ててもよい。図5は、実
施の形態1にかかる観点スコア割当テーブルのその他の
例を示す構成図である。
【0076】図5に示す観点スコア割当テーブル112
では、観点スコア入力部108の10キー401aに観
点「A」402aとその観点スコア403aを、観点ス
コア入力部108のキーボードのキー401bに観点
「B」402bとその観点スコア403bが割当てられ
ている。
【0077】図5に示すように観点スコア割当テーブル
112を設けることにより、複数の観点を持つ場合で
も、観点およびその観点スコアの入力を一回のキー入力
により行える。これにより、観点および観点スコアの入
力が飛躍的に簡易化されるので、コンテンツに対してリ
アルタイムに観点および観点スコアの入力が行える。な
お、観点スコア割当テーブル112には、3個以上の観
点を割当ててもよい。
【0078】また、実施の形態1では、作成者が観点ス
コア割当テーブル112を任意に設定できるようになっ
ている。以下、実施の形態1にかかる観点スコア割当テ
ーブルの設定処理について、図6を用いて説明する。図
6は、実施の形態1にかかる観点スコア割当テーブルの
設定フロー図である。
【0079】作成者が観点スコア入力部108を操作す
ることで、観点スコア割当テーブル設定動作に移行する
と、制御部102は観点スコア入力部108から観点お
よびこの観点の観点スコア(観点別スコア)の入力があ
るか判断する(ST601)。観点および観点別スコア
の入力があった場合、制御部102は入力された観点お
よび観点別スコアを有効なものとして、決定する(ST
602)。次に、制御部102は、観点スコア入力部1
08のいずれかのキーが押下されたか判断する(ST6
03)。そして、観点スコア入力部108のいずれかの
キーが押下されたと判断した場合には、押下されたキー
にST602で決定した観点および観点別スコアを割当
てる(ST604)。そして、全ての観点および観点別
スコアの設定終了が終了したら(ST605)、処理を
終了する。
【0080】このように、任意のキーに対して観点およ
び観点別スコアを設定することで、作成者の所望する観
点スコア割当テーブル112を設定できる。なお、本実
施の形態では観点スコア割当テーブル112を自由に設
定できるようにしたが、観点スコア割当テーブルを予め
デフォルトで用意する形態でもよい。
【0081】次に、実施の形態1にかかる観点および観
点スコアの入力方法について図7を用いて説明する。
【0082】実施の形態1では、キー押下された時刻か
ら、次にキー押下される時刻までの間に、押下されたキ
ーが示す観点および観点スコアを採用するものである。
【0083】図7を例にすると、時刻t1で「1」のキ
ーが押下され、時刻t2で「3」のキーが押下されてい
る。よって、時刻t1から時刻t2の間に「1」のキー
の示す観点および観点スコアを採用する。さらに、時刻
t3で「3」のキーが押下されているので、時刻t2か
ら時刻t3の間には、「3」のキーの示す観点および観
点スコアが採用される。
【0084】このように、観点スコア入力部108のキ
ーを連続して押下するという単純な操作により、観点お
よび観点スコアを入力できると共に観点および観点スコ
アにキーを押下した時間情報を対応付けられる。
【0085】次に、以上のように構成されたメタデータ
作成装置f10が入力されたコンテンツから図3に示す
ような観点および観点スコアのメタデータを作成する動
作について、図8を用いて説明する。図8は、実施の形
態1にかかるメタデータ作成装置のメタデータ作成動作
のフロー図である。
【0086】まず、コンテンツ入力部101がコンテン
ツ11を取り込み(ST801)、コンテンツ表示部1
03が取り込んだコンテンツ11を表示する(ST80
2)。次に、コンテンツ符号化部104が取り込んだコ
ンテンツ11を所定の形式に符号化し、符号化コンテン
ツ105とコンテンツの符号化の時間情報106を作成
する(ST803)。そして、制御部102が符号化コ
ンテンツ105をコンテンツ記憶部107に蓄積する
(ST804)。
【0087】また、制御部102は、符号化コンテンツ
105をコンテンツ記憶部107に蓄積するのと平行し
て、観点および観点スコアのメタデータ作成処理を行
う。
【0088】まず、制御部102は、観点スコア入力部
108から観点が入力されたか判断するために、観点ス
コア入力部108のいずれかのキーが押下されたかを判
断する(ST805)。このようにして、制御部102
は、観点スコア入力部108のキーが押下されたことを
検出することで、観点および観点スコアの入力が有った
ことを検出する。
【0089】そして、ST805において、制御部10
2がキーの押下を一定時間検出しないと、制御部102
はST803で符号化されたコンテンツに対応する観点
および観点スコアの入力がなかったとして、次のコンテ
ンツが有るか否かの判断をすることで、取り込むコンテ
ンツ11が終了したか判断する(ST806)。そし
て、すべてのコンテンツ11が終了していない場合はS
T801の処理に戻る。
【0090】一方、ST805において、制御部102
がキーの押下を検出すると、制御部102は、この押下
されたキーが観点スコア割当テーブル112に設定され
ているキーか判断する(ST807)。そして、制御部
102が、ST807において、押下されたキーが観点
スコア割当テーブル112にないと判断をすると、この
キー入力は不適切なものとして、ST806の処理に移
行する。
【0091】一方、制御部102が、ST807におい
て、押下されたキーが観点スコア割当テーブル112に
有るキーだと判断をすると、このキー入力が、キーの示
す観点および観点スコアの開始を示すものか、キーの示
す観点および観点スコアの開始および直前に入力された
観点および観点スコアの終了を示すものか判断する必要
がある。よって、制御部102は、このキー入力が初め
てのキー押下か否かを判断する(ST808)。
【0092】ST808で押下されたキーが初めてキー
押下であるという判断をすると、このキー入力がキーの
示す観点および観点スコアの開始を示すものなので、制
御部102は、観点スコア割当テーブル112を参照
し、押下されたキーが示す観点および観点スコアを検出
する(ST809)。そして、このキー押下のあった入
力時間に対応するコンテンツの時間情報を観点および観
点スコアの開始時間(スタートタイム)として設定する
(ST810)。
【0093】一方、ST808で押下されたキーが初め
てキー押下でないという判断をすると、キーが示す観点
および観点スコアの開始および直前に入力された観点お
よび観点スコアの終了も示すものなので、制御部102
は、まず、このキー押下のあった入力時間に対応するコ
ンテンツ11の時間情報を観点および観点スコアの終了
時間(観点エンドタイム)として設定する(ST81
1)。次に、制御部102は、観点スコア割当テーブル
112を参照し、押下されたキーが示す観点および観点
スコアを検出する(ST809)。そして、このキー押
下のあった入力時間を観点および観点スコアの開始時間
(観点スタートタイム)として設定する(ST81
0)。
【0094】以上のST801〜ST810の処理をコ
ンテンツ11が終了するまで繰り返す(ST806)。
そして、全てのコンテンツ11の処理が終了すると、終
了した時間に対応するコンテンツの時間情報が最後のキ
ー入力の示す観点および観点スコアの終了時間(観点エ
ンドタイム)であるので、コンテンツ11の終了時間に
対応する時間情報を観点のエンドタイムとして設定する
(ST812)。
【0095】そして、制御部102は、図2に示すDT
Dと、ST809で得た観点および観点スコアと、ST
810〜ST812で得た、観点のスタートタイムおよ
び観点のエンドタイムを用いて、図3に示すような、観
点および観点スコアにコンテンツの時間情報を付与した
メタデータを作成する(ST813)。そして、制御部
102は、最後に作成したメタデータをメタデータ記憶
部111に記憶する(ST814)。
【0096】以上のように、実施の形態1によれば、作
成者が、コンテンツを視聴し符号化しつつ、観点および
観点スコアを入力することで、メタデータを自動的に作
成することができる。これにより、メタデータ作成者の
感性に合致したメタデータを実時間で作成することがで
きる。
【0097】また、実施の形態1によれば、作成者が、
1つのキーを一回押下するだけで、観点と観点スコアを
同時に入力できるので、観点および観点スコアの入力が
飛躍的に速くなる。この結果、作成者が、コンテンツに
対して観点および観点スコアをリアルタイムに入力でき
る。
【0098】また、実施の形態1によれば、連続して押
下されたキーの入力時間を自動的にコンテンツの時間情
報と対応付け、かつ連続して押下されたキーのうち前に
押下された時間に対応するコンテンツの時間情報を観点
のスタートタイムに、後にキーが押下された時間に対応
するコンテンツの時間情報を観点のエンドタイムに設定
できる。そして、さらに、この設定した観点のスタート
タイムおよび観点のエンドタイムをキーの示す観点およ
び観点スコアに自動的に付与することができる。つま
り、作成者が連続して観点スコア入力部108のキーを
押下することで、押下したキーの示す観点および観点ス
コアに、キーが押下された間の時間情報を対応付けるこ
とができる。このため、メタデータ作成者が、コンテン
ツの時間情報を逐次抽出して、観点および観点スコアに
対応させ、図3に示すようなメタデータを手入力で作成
する必要がなくなる。この結果、リアルタイムに観点お
よび観点スコアのメタデータを作成できる。
【0099】また、実施の形態1は、コンテンツ符号化
部104があらゆる入力コンテンツに対して時間情報も
持つコンテンツを作成するので、あらゆるコンテンツに
対しての観点および観点スコアのメタデータを作成でき
る。
【0100】また、実施の形態1は、コンテンツ表示部
103が入力コンテンツを表示するので、作成者が入力
されたコンテンツを確認しながら観点および観点スコア
を付与できる。
【0101】また、作成したメタデータを他のメタデー
タに変換する手段を用いて、他のメタデータへフォーマ
ット変換するようにしてもよい。
【0102】また、実施の形態1では、コンテンツ記憶
部107と、メタデータ記憶部111とを別の構成とし
て説明したが、同一の構成にしてもよい。
【0103】また、メタデータ作成装置f10と、他の
ユーザー端末とをネットワークを介して接続し、メタデ
ータ作成装置f10が作成したコンテンツおよびこのコ
ンテンツのメタデータを他のユーザー端末にリアルタイ
ムに送信するようにしてもよい。
【0104】なお、実施の形態1では、メタデータのフ
ォーマットとしてXMLのDTDを用いて説明したが、
メタデータのフォーマットとして使用するフォーマット
はこれ以外でもよい。例えば、フォーマットとしては、
構造化記述である、RDF(Resource Definition Fram
ework)、SMIL(Synchronized Multimedia Integra
tion Language)でもよい。また、ユーザーが定義した
フォーマットを採用してもよい。このような構造化記述
のフォーマットをメタデータに採用することで、メタデ
ータを一般的な形式にすることができる。よって、メタ
データに汎用性を持たすことができる。また、メタデー
タを構造化することにより、メタデータに章や節をつけ
ることができるので、所望の観点および観点スコアを探
す為に、メタデータ全体を通して見る必要がなくなり、
検索性が良くなる。また、似た意味の観点および観点ス
コアをまとめて一つの階層構造としておくことで、観点
および観点スコア毎に処理できるので、メタデータが使
いやすくなる。
【0105】また、作成したメタデータを他のメタデー
タに変換する手段を用いて、他のメタデータへフォーマ
ット変換するようにしてもよい。
【0106】また、観点の名前を変換したり、観点スコ
アを変更したり、複数の観点と観点スコアから新たな観
点と観点スコアを作り出してもよい。さらに、ある観点
と観点スコアから新たな複数の観点と観点スコアを作り
出してもよいし、複数の観点と観点スコアから新たな複
数の観点と観点スコアを作り出してもよい。これは、例
えば、サッカーの試合で、観点として「鈴木」、「ゴー
ル」、「ドリブル」があった時に、「鈴木+ゴール」、
「鈴木+ドリブル」を「鈴木の見せ場」という観点にす
ることである。また、「鈴木の見せ場」という観点か
ら、「鈴木+ゴール」、「鈴木+ドリブル」という観点
を作るようにしても良い。
【0107】また、時間情報も変更してもよい。これ
は、例えば、現状では時間情報を、時間、分、秒、フレ
ームというように示していた場合(12:34:56:
15が12時間34分56秒15フレームを示す)に、
フレーム数を秒数に変換して12時間34分56.5秒
というようにすることである。
【0108】なお、実施の形態1では、コンテンツを符
号化するためにコンテンツ符号化部104を設けた形態
で説明したが、制御部102がコンテンツ符号化する形
態であってもよい。
【0109】また、実施の形態1では、制御部102が
メタデータ作成手段としての機能を有する形態で説明し
たが、メタデータ作成手段を専用のハードウェアで構成
してもよい。
【0110】また、メタデータ作成装置を一般的なPC
などの端末に行わせてもよい。この場合は、制御部10
2およびコンテンツ符号化部104の行う処理プログラ
ムを記憶媒体に格納し、制御部102がダウンロードし
て実行させるようにする。
【0111】また、実施の形態1にかかるメタデータ作
成装置f10は、PCなどの設置型の端末に適用して
も、デジタルカメラなどの携帯型の端末に適用しても良
い。メタデータ作成装置f10をデジタルカメラに適用
することで、作成者がコンテンツを録画しながら観点お
よび観点スコアを入力することができる。
【0112】(実施の形態2)実施の形態2にかかるメ
タデータ作成装置は、作成者が、観点スコア入力部10
8のキーを継続的に押下することで、観点および観点ス
コアを入力するようにしたものである。つまり、キーが
継続押下されている間は押下されているキーが示す観点
および観点スコアを採用する。そして、キーが押下され
ていない間は初期値(Default)のキーの示す観点およ
び観点スコアとして採用するものである。
【0113】例えば、図9に示すように、時刻t1〜t
2の間に「1」のキーが継続されて押下されたとする
と、時刻t1〜t2の間にキー「1」の示す観点および
観点スコアが採用される。例えば、図4に示す観点スコ
ア割当テーブル112を使用している場合には、時刻t
1〜t2の間には、観点「A」、観点スコア「0.2」
が採用される。
【0114】また、時刻t2〜t3の間には、いずれの
キーも押下されていないので、この部分には、デフォル
トとして「3」のキーに対応する観点および観点スコア
が採用される。例えば、図4に示す観点スコア割当テー
ブル112を使用している場合には、時刻t2〜t3の
間には、観点「A」、観点スコア「0.6」が採用され
る。
【0115】以下、実施の形態2にかかるメタデータ作
成装置のメタデータ作成動作について図10を用いて説
明する。図10は、実施の形態2にかかるメタデータ作
成装置のメタデータ作成動作のフロー図である。なお、
実施の形態2にかかるメタデータ作成装置は、実施の形
態1にかかるメタデータ作成装置と同一の構成を持つ。
よって、実施の形態2にかかるメタデータ作成装置の構
成については図1と同一とする。
【0116】処理を開始した段階では、観点スコア入力
部108のいずれのキーも押下されていない開放された
状態なので、制御部102は、キーが継続的に押下され
ているか否かを判断するためのキー押下継続フラグをO
FFする(ST1001)。なお、キー押下継続フラグ
には、制御部102内のフラグを使用する。
【0117】次に、コンテンツ入力部101がコンテン
ツ11を取り込み(ST1002)、コンテンツ表示部
103が取り込んだコンテンツ11を表示する(ST1
003)。次に、コンテンツ符号化部104が取り込ん
だコンテンツ11を所定の形式に符号化し、符号化コン
テンツ105とコンテンツの符号化の時間情報106を
作成する(ST1004)。そして、制御部102が符
号化コンテンツ105をコンテンツ記憶部107に蓄積
する(ST1005)。
【0118】また、制御部102は、符号化コンテンツ
105をコンテンツ記憶部107に蓄積するのと平行し
て、観点および観点スコアのメタデータ作成処理を行
う。
【0119】まず、制御部102は、既に観点スコア入
力部108のいずれかのキーが継続押下されている状態
であるか否かを調べるため、キー押下継続フラグがON
状態か否かを判断する(ST1006)。
【0120】そして、ST1006において、キー押下
フラグがOFF状態、つまりいずれのキーも押下されて
いない状態であると判断した場合には、制御部102
は、観点スコア入力部108から観点が入力されたか判
断するために、観点スコア入力部108のいずれかのキ
ーが押下されたかを判断する(ST1007)。このよ
うにして、制御部102は、観点スコア入力部108の
キーが押下されたことを検出することで、観点および観
点スコアの入力があったことを検出する。
【0121】そして、ST1007において、制御部1
02がキーの押下を一定時間検出しないと、制御部10
2はST1004で符号化されたコンテンツに対応する
観点および観点スコアの入力がなかったとして、次のコ
ンテンツがあるか否かの判断をすることで、取り込むコ
ンテンツ11が終了したか判断し(ST1008)、コ
ンテンツ11が終了していない場合はST1002の処
理に戻る。
【0122】一方、ST1007において、制御部10
2がキーの押下を検出すると、制御部102は、この押
下されたキーが観点スコア割当テーブル112に設定さ
れているキーか判断する(ST1009)。そして、制
御部102が、ST1009において、押下されたキー
が観点スコア割当テーブル112にないと判断をする
と、このキー入力は不適切なものとして、ST1008
の処理に移行する。
【0123】一方、制御部102が、ST1009にお
いて、押下されたキーが観点スコア割当テーブル112
にあるキーだと判断をすると、このキー入力が、キーの
示す観点および観点スコアの開始を示すものなので、制
御部102は、観点スコア割当テーブル112を参照
し、押下されたキーが示す観点および観点スコアを検出
する(ST1010)。そして、このキー押下のあった
入力時間に対応するコンテンツの時間情報を観点および
観点スコアの開始時間(スタートタイム)として設定す
る(ST1011)。さらに、制御部102は、ST1
007においてキーが押下された状態であるので、キー
押下継続フラグをONする(ST1012)。そして、
ST1008の処理に移行する。
【0124】一方、ST1006において、制御部10
2が、キー継続フラグがONの状態である、つまり、S
T1007で既にキーが押下されST1012でキー継
続フラグがONされた状態であるという判断をすると、
現在ST1007で押下されたキーが継続的に押下され
た状態であるか否かを判断するために、キーが押下され
た状態であるか判断する(ST1013)。
【0125】ST1013において、キーが押下された
状態であるという判断をすると、制御部102は、押下
されているキーが継続的に押下されているキーか、つま
りスタートタイムが設定されているキーと同一のキーか
否かを判断する(ST1014)。ST1014におい
て、押下されているキーが同一のキーつまりキーが変化
していないと判断すると、制御部102は、さらに継続
的にキーが押下されていると判断し、ST1008の処
理に移行する。
【0126】一方、ST1014において、押下されて
いるキーが同一のキーでない、つまり継続的に押下され
ているキーが変化したと判断すると、制御部102は、
キーの継続押下が終了したと判断する。そして、制御部
102は、この時間に対応するコンテンツの時間情報
を、スタートタイムが付与された観点のエンドタイムに
設定する(ST1015)。このようにして、制御部1
02は、継続押下されたキーの示す観点および観点スコ
アに対してスタートタイムとエンドタイムを設定する。
【0127】さらに、制御部102は、ST1014で
検出した、キーが観点スコア割当テーブル112に設定
されているキーか判断する(ST1016)。そして、
制御部102が、ST1016において、押下されたキ
ーが観点スコア割当テーブル112にないと判断をする
と、このキー入力は不適切なものとして、ST1008
の処理に移行する。
【0128】一方、ST1016において、押下された
キーが観点スコア割当テーブル112にあるキーだと判
断をすると、制御部102は、観点スコア割当テーブル
112を参照し、押下されたキーが示す観点および観点
スコアを検出する(ST1017)。そして、このキー
押下のあった入力時間に対応するコンテンツの時間情報
を観点および観点スコアの開始時間(スタートタイム)
として設定する(ST1020)。そして、ST100
8の処理に移行する。
【0129】一方、ST1013でキーが押下されてい
ないと判断すると、制御部102は、キーの継続押下が
終了したと判断する。そして、制御部102が、現在の
時間に対応するコンテンツの時間情報を、既にスタート
タイムが付与された観点および観点スコアのエンドタイ
ムとして設定する(ST1018)。このようにして、
継続押下されたキーの示す観点および観点スコアにスタ
ートタイムおよびエンドタイムを付与できる。
【0130】さらに、制御部102は、キーの継続押下
が終了しているので、キー押下フラグをOFFし(ST
1019)、ST1008の処理に移行する。
【0131】以上のST1002〜ST1020の処理
をコンテンツ11が終了するまで繰り返す(ST100
8)。そして、全てのコンテンツ11の処理が終了する
と、終了した時間に対応するコンテンツの時間情報が、
現在キーが継続して押下されているか否かに関わらず、
最後のキー入力の示す観点および観点スコアの終了時間
(エンドタイム)であるので、コンテンツ11の終了時
間に対応する時間情報を観点のエンドタイムとして設定
する(ST1021)。
【0132】そして、制御部102は、図2に示すDT
Dと、上述した処理で得た観点および観点スコアと、観
点のスタートタイムおよび観点のエンドタイムを用い
て、図3に示すような、観点および観点スコアにコンテ
ンツの時間情報を付与したメタデータを作成する(ST
1022)。そして、制御部102は、最後に作成した
メタデータをメタデータ記憶部111に記憶する(ST
1023)。
【0133】以上説明したように実施の形態2によれ
ば、キーが押下された時間に対応する時間情報を観点お
よびスコアの開始時間とし、キーが開放された時間に対
応する時間情報を観点および観点スコアの終了時間とす
ることができる。よって、作成者がコンテンツの時間情
報を意識することなく、キー操作することにより、メタ
データを作成できる。
【0134】さらに、実施の形態2によれば、キーが継
続的に押下された部分に対してのみ、押下されたキーに
対する観点および観点スコアを採用できる。これによ
り、作成者が特徴的だと感じた部分にだけ、作成者の意
図する観点および観点スコアを入力することができる。
つまり、作成者が特徴的だと感じた部分を、その他の部
分つまりデフォルトで観点および観点スコアが付与され
る部分と差別化できる。
【0135】また、実施の形態2によれば、採用した観
点および観点スコアに時間情報を自動的に付与すること
ができるので、実施の形態1と同様に、リアルタイムに
メタデータを作成できる。
【0136】なお、キーが継続的に押下された部分以外
に対しては、観点および観点スコアを付与しないように
する形態を採ってもよい。この形態によれば、コンテン
ツに対して観点および観点スコアのない部分を作成する
ことができる。このようにして作成したメタデータを使
用してインデックス情報を作成すると、作成者が意図し
てキー入力をした部分、つまり必要な部分のみから構成
されるインデックス情報を作成できる。
【0137】また、実施の形態2では、制御部102が
メタデータ作成手段としての機能を有する形態で説明し
たが、メタデータ作成手段を専用のハードウェアで構成
してもよい。
【0138】また、メタデータ作成装置を一般的なPC
に行わせてもよい。この場合は、制御部102およびコ
ンテンツ符号化部1104の行う処理プログラムを記憶
媒体に格納し、制御部102がダウンロードして実行さ
せるようにする。
【0139】(実施の形態3)実施の形態3にかかるメ
タデータ作成装置f20は、図11に示すように、コン
テンツ符号化部1104が、コンテンツ11の意味内容
に応じて、コンテンツ11をより小さい時間単位のセグ
メントに分割するセグメント化部1105を有するもの
である。そして、コンテンツ符号化部1104は、セグ
メントが変化する点の時間情報を時間情報106とする
ものである。つまり、コンテンツ符号化部1104は、
セグメントの開始時間と終了時間を時間情報106とす
るものである。
【0140】また、セグメント化部1105のセグメン
ト化の方法は、コンテンツ11が動画像や動画像/音声
としたときに、カット点(特徴点)を求めてセグメント
化し、カット点の時間を時間情報106とする。なお、
セグメント化部1105のセグメント化の方法は、これ
以外の方法であってもよい。なお、図11は、実施の形
態3にかかるメタデータ作成装置の構成を示すブロック
図である。
【0141】そして、制御部102は、観点スコア入力
部108を入力装置としたときに、時間情報106によ
りセグメント化された時間間隔内にキー押下されたキー
が示す観点および観点スコア109をセグメント化され
た時間に対して付与する。
【0142】例えば、制御部102は、図12に示すよ
うに、開始時刻がtaで、終了時刻がtbのセグメント
S1が表示されている時間内の時間t1に「1」という
キーが押下されたときは、「1」というキーの示す観点
および観点スコアをセグメントS1に採用する。つま
り、「1」というキーの示す観点および観点スコアの開
始時刻をセグメントS1の開始時刻taにし、「1」と
いうキーの示す観点および観点スコアの終了時刻をセグ
メントS1の終了時刻tbにする。
【0143】また、制御部102は、開始時刻がtb
で、終了時刻がtcのセグメントS2が表示されている
時間内の時間t2に「3」というキーが押下されたとき
は、「3」というキーの示す観点および観点スコアをセ
グメントS2に採用する。つまり、「3」というキーの
示す観点および観点スコアの開始時刻をセグメントS2
の開始時刻tbにし、「1」というキーの示す観点およ
び観点スコアの終了時刻をセグメントS1の終了時刻t
cにする。
【0144】また、制御部102は、開始時刻がtc
で、終了時刻がtdのセグメントS3が表示されている
時間内の時間t3に「5」というキーが、t4に「2」
というキーが押下されたときは、後に押下された「2」
というキーの示す観点および観点スコアをセグメントS
3に採用する。つまり、「2」というキーの示す観点お
よび観点スコアの開始時刻をセグメントS3の開始時刻
tcにし、「2」というキーの示す観点および観点スコ
アの終了時刻をセグメントS3の終了時刻tbにする。
なお、図12は、実施の形態3にかかる観点スコア入力
操作割当例を示した図である。
【0145】以下、実施の形態3にかかるメタデータ作
成装置のメタデータ作成動作について図13を用いて説
明する。図13は、実施の形態3にかかるメタデータ作
成フロー図である。
【0146】実施の形態3では、最初のセグメントの開
始時間は、必ず観点のスタートタイムになるので、制御
部102は、処理開始直後に最初のセグメントの開始時
間を観点のスタートタイムに設定する(ST130
1)。
【0147】次に、コンテンツ入力部101がコンテン
ツ11を取り込み(ST1302)、コンテンツ表示部
103が取り込んだコンテンツ11を表示する(ST1
303)。次に、セグメント化部1105が取り込んだ
コンテンツ11をセグメント化すると共に、コンテンツ
符号化部1104がこのセグメントを所定の形式に符号
化することで、符号化した符号化コンテンツ105を作
成する。また、コンテンツ符号化部1104は、セグメ
ント間の区切りを時間情報106として採用する(ST
1304)。
【0148】そして、制御部102が符号化コンテンツ
105をコンテンツ記憶部107に蓄積する(ST13
05)。
【0149】また、制御部102は、符号化コンテンツ
105をコンテンツ記憶部107に蓄積するのと平行し
て、観点および観点スコアのメタデータ作成処理を行
う。
【0150】まず、制御部102は、処理していない新
しい時間情報があるか判断する(ST1306)。これ
は、実施の形態3が、セグメントの開始時間と終了時間
をコンテンツの時間情報として観点および観点スコアに
付与する形態であるから、すべてのセグメントの開始時
間や終了時間をチェックする必要があるからである。
【0151】ST1306において、新しい時間情報が
ない場合は、最初にST1306の処理を行う場合であ
る。つまり、なんらキー入力がない状態である。よっ
て、制御部102は、キー押下があるか否かを判断する
(ST1307)。そして、ST1307において、制
御部102がキーの押下を一定時間検出しないと、制御
部102はST1304で符号化したコンテンツに対応
する観点および観点スコアに対してのキー入力がなかっ
たとして、次のコンテンツがあるか否かの判断をする。
そして、制御部102は、取り込むコンテンツ11が終
了したか判断し(ST1308)、コンテンツ11が終
了していない場合はST1302の処理に戻る。
【0152】一方、ST1307において、制御部10
2がキーの押下を検出した場合は、キーの示す観点およ
び観点スコアの入力があったことになる。よって、制御
部102は、この押下されたキーが観点スコア割当テー
ブル112に設定されているキーか判断する(ST13
09)。そして、制御部102が、ST1309におい
て、押下されたキーが観点スコア割当テーブル112に
ないと判断をすると、このキー入力は不適切なものとし
て、ST1308の処理に移行する。
【0153】一方、ST1309において、押下された
キーが観点スコア割当テーブル112にあるキーだと判
断をすると、制御部102は、観点スコア割当テーブル
112を参照し、押下されたキーが示す観点および観点
スコアを検出する(ST1310)。そして、ST13
10で検出した観点および観点スコアにST1310で
検出した観点のスタートタイムを設定し、ST1308
の処理に移行する。
【0154】一方、ST1306において、新しい時間
情報がある場合は、既に、ST1306〜ST1310
の処理を既に行っている場合である。つまり、観点のス
タートタイムが既に設定されている状態である。さら
に、この新しい時間情報は、次のセグメントの開始を意
味している。よって、制御部102は、この新しい時間
情報を既に設定してある観点のスタートタイムに対する
エンドタイムに設定する(ST1311)。そして、さ
らに、制御部102は、この新しい時間情報を観点のス
タートタイムとして設定し(ST1312)、ST13
07の処理に移行する。このようにして、新しいセグメ
ントに対しての観点および観点スコアの設定処理を開始
する。
【0155】そして、制御部102は、ST1307に
おいて、キー押下があるか否かを判断する。そして、S
T1307において、制御部102がキーの押下を一定
時間検出しないと、制御部102はST1304で符号
化したコンテンツに対応する観点および観点スコアに対
してのキー入力がなかったとして、次のコンテンツがあ
るか否かの判断をすることで、取り込むコンテンツ11
が終了したか判断し(ST1308)、コンテンツ11
が終了していない場合はST1302の処理に戻る。
【0156】一方、ST1307において、制御部10
2がキーの押下を検出した場合は、キーの示す観点およ
び観点スコアの入力があったことになる。よって、制御
部102は、この押下されたキーが観点スコア割当テー
ブル112に設定されているキーか判断する(ST13
09)。そして、制御部102が、ST1309におい
て、押下されたキーが観点スコア割当テーブル112に
ないと判断をすると、このキー入力は不適切なものとし
て、ST1308の処理に移行する。
【0157】一方、ST1309において、押下された
キーが観点スコア割当テーブル112にあるキーだと判
断をすると、制御部102は、観点スコア割当テーブル
112を参照し、押下されたキーが示す観点および観点
スコアを検出する(ST1310)。そして、ST13
10で検出した観点および観点スコアにST1312で
設定した観点のスタートタイムを設定し、ST1308
の処理に移行する。
【0158】以上のST1302〜ST1312の処理
をコンテンツ11が終了するまで繰り返す(ST130
8)。そして、全てのコンテンツ11の処理が終了する
と、終了した時間に対応するコンテンツの時間情報が、
最後のキー入力の示す観点および観点スコアの終了時間
(エンドタイム)であるので、コンテンツ11の終了時
間に対応する時間情報を観点のエンドタイムとして設定
する(ST1313)。
【0159】そして、制御部102は、図2に示すDT
Dと、上述した処理で得た観点および観点スコアと、観
点のスタートタイムおよび観点のエンドタイムを用い
て、図3に示すような、観点および観点スコアにコンテ
ンツの時間情報を付与したメタデータを作成する(ST
1314)。そして、制御部102は、最後に作成した
メタデータをメタデータ記憶部111に記憶する(ST
1315)。
【0160】また、実施の形態3では、同一セグメント
の時間間隔内で複数のキー押下があった場合には、押下
された複数のキーが同一観点を示す場合は、一番後に入
力された観点スコアを観点スコアとして採用する。ま
た、同一セグメントの時間間隔内で押下された複数のキ
ーが異なる観点を示す場合は、異なる複数の観点を全て
含むメタデータを作成する。また、セグメントの時間間
隔内にキー押下がなかった場合には、初期値(Defaul
t)を設定する。
【0161】このようにして、同一セグメント時間間隔
内で複数のキー押下があっても、誤動作することなく対
処できる。また、同一セグメント時間内にキー押下がな
い場合も対処できる。
【0162】ところで、セグメント化部1105の処理
能力が遅い場合、コンテンツ符号化部1104から出力
される時間情報が、現実の時間との時差がコンテンツの
1フレームより大きくなることがある。この場合は、キ
ーにより入力された観点に付与される時間情報が1つ前
のフレームの時間情報になるので、正しい時間情報が観
点に付与されなくなる。そこで、実施の形態3では、セ
グメント化部1105のカット点抽出にかかる時間を予
め計測しておき、キー入力があった時間に計測した時間
を加算した時間を、コンテンツ符号化部1104から出
力される時間情報106に対応させるようにしている。
【0163】以上説明したように、実施の形態3によれ
ば、セグメント化された時間内にキー押下されたキーが
示す観点スコア109をセグメント化された時間に対し
て付与することが可能である。つまり、セグメントの開
始時間をキーにより入力された観点のスタートタイム、
セグメントの終了時間をキーにより入力された観点のエ
ンドタイムに自動的に設定できる。これにより、実施の
形態1と同様に、作成者が手作業でメタデータを記述す
る必要がなくなる。
【0164】また、実施の形態3では、作成者が観点お
よび観点スコアを入力した時間より、前のカット点の時
間を観点のスタートタイムに設定することになる。つま
り、作成者が表示されているコンテンツを見ながら、特
徴的な部分を認識してキー操作するまでに、多少の時差
があったとしても、観点のスタートタイムを前のカット
点の時間までさかのぼって設定できる。これにより、キ
ーの入力時差を吸収することができる。これは、作成者
が、特徴的な部分を認識してキー操作するまでに、多少
の時差があるのが普通なので、非常に効果的である。
【0165】なお、実施の形態3では、コンテンツを符
号化するためにコンテンツ符号化部104を設けた形態
で説明したが、制御部102がコンテンツ符号化する形
態であってもよい。
【0166】また、実施の形態3では、コンテンツを符
号化するためにコンテンツ符号化部1104とセグメン
ト化部1105を設けた形態で説明したが、制御部10
2がコンテンツ符号化部1104とセグメント化部11
05の動作を行う形態であってもよい。
【0167】また、実施の形態3では、制御部102が
メタデータ作成手段としての機能を有する形態で説明し
たが、メタデータ作成手段を専用のハードウェアで構成
してもよい。
【0168】また、メタデータ作成装置を一般的なPC
に行わせてもよい。この場合は、制御部102およびコ
ンテンツ符号化部104の行う処理プログラムを記憶媒
体に格納し、制御部102がダウンロードして実行させ
るようにする。
【0169】なお、実施の形態3と、実施の形態1また
は実施の形態2を組合せた形態であってもよい。
【0170】(実施の形態4)実施の形態4にかかるメ
タデータ作成装置は、作成者が特徴点を認識してから、
実際に観点を入力するまでの時差である時間tdを考慮
したものである。つまり、作成者が入力した観点を作成
者が観点を入力しようとした時間に対応させるようにし
たものである。
【0171】具体的には、図14に示すように、時刻t
1にキー「1」が押下され、時刻t2にキー「3」が押
下された場合、キー「1」の示す観点および観点スコア
に対して、時刻t1から時間tdを引いた時刻t1’を
スタートタイムに、時刻t2から時間td引いた時刻t
2’をエンドタイムにするものである。また、同様に、
キーが押下された時刻t2〜t8に対しても、時間td
を引いた時刻t2’〜t8’を観点の時間情報に採用す
る。
【0172】次に、実施の形態4にかかるメタデータ作
成装置のメタデータを作成する動作について、図15を
用いて説明する。図15は、実施の形態4にかかるメタ
データ作成装置のメタデータ作成動作のフロー図であ
る。なお、実施の形態4にかかるメタデータ作成装置
は、実施の形態1にかかるメタデータ作成装置と同一の
構成を採るので、以下、実施の形態1で使用した符番を
使用して説明する。
【0173】まず、コンテンツ入力部101がコンテン
ツ11を取り込み(ST1501)、コンテンツ表示部
103が取り込んだコンテンツ11を表示する(ST1
502)。次に、コンテンツ符号化部104が取り込ん
だコンテンツ11を所定の形式に符号化し、符号化コン
テンツ105とコンテンツの符号化の時間情報106を
作成する(ST1503)。そして、制御部102が符
号化コンテンツ105をコンテンツ記憶部107に蓄積
する(ST1504)。
【0174】また、制御部102は、符号化コンテンツ
105をコンテンツ記憶部107に蓄積するのと平行し
て、観点および観点スコアのメタデータ作成処理を行
う。
【0175】まず、制御部102は、観点スコア入力部
108から観点が入力されたか判断するために、観点ス
コア入力部108のいずれかのキーが押下されたかを判
断する(ST1505)。このようにして、制御部10
2は、観点スコア入力部108のキーが押下されたこと
を検出することで、観点および観点スコアの入力があっ
たことを検出する。
【0176】そして、ST1505において、制御部1
02がキーの押下を一定時間検出しないと、制御部10
2はST1503で符号化されたコンテンツに対応する
観点および観点スコアの入力がなかったとして、次のコ
ンテンツがあるか否かの判断をすることで、取り込むコ
ンテンツ11が終了したか判断し(ST1506)、コ
ンテンツ11が終了していない場合はST1501の処
理に戻る。
【0177】一方、ST1505において、制御部10
2がキーの押下を検出すると、制御部102は、この押
下されたキーが観点スコア割当テーブル112に設定さ
れているキーか判断する(ST1507)。そして、制
御部102が、ST1507において、押下されたキー
が観点スコア割当テーブル112にないと判断をする
と、このキー入力は不適切なものとして、ST1506
の処理に移行する。
【0178】一方、制御部102が、ST1507にお
いて、押下されたキーが観点スコア割当テーブル112
にあるキーだと判断をすると、このキー入力が、キーの
示す観点および観点スコアの開始を示すものか、キーの
示す観点および観点スコアの開始および直前に入力され
た観点および観点スコアの終了も示すものか判断する必
要がある。よって、制御部102は、このキー入力が初
めてのキー押下か否かを判断する(ST1508)。
【0179】ST1508で押下されたキーが初めてキ
ー押下であるという判断をすると、このキー入力がキー
の示す観点および観点スコアの開始を示すものなので、
制御部102は、観点スコア割当テーブル112を参照
し、押下されたキーが示す観点および観点スコアを検出
する(ST1509)。そして、このキー押下のあった
入力時間に対応するコンテンツの時間情報から上述した
時間tdを引いた時間を観点および観点スコアの開始時
間(スタートタイム)として設定する(ST151
0)。
【0180】一方、ST1508で押下されたキーが初
めてキー押下でないという判断をすると、キーが示す観
点および観点スコアの開始および直前に入力された観点
および観点スコアの終了を示すものなので、制御部10
2は、まず、このキー押下のあった入力時間に対応する
コンテンツ11の時間情報から時間tdを引いた時間を
観点および観点スコアの終了時間(エンドタイム)とし
て設定する(ST1511)。次に、制御部102は、
観点スコア割当テーブル112を参照し、押下されたキ
ーが示す観点および観点スコアを検出する(ST150
9)。そして、このキー押下のあった入力時間から時間
tdを引いた時間を観点および観点スコアの開始時間
(スタートタイム)として設定する(ST1510)。
【0181】以上の、ST801〜ST810の処理を
コンテンツ11が終了するまで繰り返す(ST150
6)。そして、全てのコンテンツ11の処理が終了する
と、終了した時間に対応するコンテンツの時間情報が最
後のキー入力の示す観点および観点スコアの終了時間
(エンドタイム)であるので、コンテンツ11の終了時
間に対応する時間情報を観点のエンドタイムとして設定
する(ST1512)。
【0182】そして、制御部102は、図2に示すDT
Dと、ST1509で得た観点および観点スコアと、S
T1510〜ST1512で得た、観点のスタートタイ
ムおよび観点のエンドタイムを用いて、図3に示すよう
な、観点および観点スコアにコンテンツの時間情報を付
与したメタデータを作成する(ST1513)。そし
て、制御部102は、最後に作成したメタデータをメタ
データ記憶部111に記憶する(ST1514)。
【0183】以上説明したように、実施の形態4によれ
ば、作成者が表示されたコンテンツを見て特徴点を認識
してから、実際に観点を入力するまでの時差である時間
tdを考慮することができる。つまり、作成者が実際に
観点を入力しようとした時間にキーの示す観点を対応さ
せることができる。この結果、観点および観点スコアに
正確な時間情報を設定することができる。
【0184】ところで、コンテンツ符号化部104から
出力される時間情報106は、実際の時間に対してコン
テンツ符号化部104がコンテンツを符号化処理する時
間分遅れている。この時差は、コンテンツ符号化部10
4の処理能力が低いと大きな問題になる。実施の形態4
によれば、この問題を、上述した時間tdをコンテンツ
符号化部104にコンテンツが入力されてから符号化さ
れ時間情報106と共に出力されるまでの時間に対応さ
せることで解決できる。具体的には、実際にキー入力の
あった時間に対応する時間情報106に時間tdを加算
するようにする。このようにして、実施の形態4によれ
ば、コンテンツ符号化部104の処理能力も加味するこ
とができるので、時間情報をより正確に観点に設定でき
る。
【0185】なお、実施の形態4では、コンテンツを符
号化するためにコンテンツ符号化部104を設けた形態
で説明したが、制御部102がコンテンツ符号化する形
態であってもよい。
【0186】また、実施の形態4では、制御部102が
メタデータ作成手段としての機能を有する形態で説明し
たが、メタデータ作成手段を専用のハードウェアで構成
してもよい。
【0187】また、メタデータ作成装置を一般的なPC
に行わせてもよい。この場合は、制御部102およびコ
ンテンツ符号化部104の行う処理プログラムを記憶媒
体に格納し、制御部102がダウンロードして実行させ
るようにする。
【0188】(実施の形態5)実施の形態5にかかるメ
タデータ作成装置は、予め符号化されたコンテンツを格
納しておき、この格納された符号化コンテンツに対して
観点のメタデータを作成するものである。
【0189】図16は、実施の形態5にかかるメタデー
タ作成装置の構成を示すブロック図である。なお、図1
6においては、図1と同一の構成のものには同一の符番
を付与し、説明を省略する。
【0190】実施の形態5にかかるメタデータ作成装置
f11には、MPEGなどのフォーマットに符号化され
た符号化コンテンツ105を格納するコンテンツ記憶部
1601が設けられている。コンテンツ記憶部1601
は、ハードディスクなどの装置に内蔵された記憶手段で
あっても、DVDやビデオなどの外部記憶媒体であって
もよい。コンテンツ記憶部1601にハードディスクな
どの記憶手段を採用した場合には、コンテンツ記憶部1
601にネットワークを介して符号化コンテンツをダウ
ンロードする形態などが考えられる。
【0191】また、メタデータ作成装置f11には、コ
ンテンツ記憶部1601から出力された符号化コンテン
ツ105を復号化しコンテンツ11と時間情報106を
作成するコンテンツ復号化部1602が設けられてい
る。また、コンテンツ復号化部1602から出力された
コンテンツ11と時間情報106とは、コンテンツ入力
部1603に入力される。
【0192】コンテンツ入力部1603は、コンテンツ
11をコンテンツ表示部103に出力すると共に、コン
テンツ11と時間情報106を制御部102に出力す
る。
【0193】次に、実施の形態5にかかるメタデータ作
成装置f11のメタデータ作成動作について、図17を
用いて説明する。図17は、実施の形態5にかかるメタ
データ作成装置のメタデータ作成動作のフロー図であ
る。
【0194】まず、コンテンツ記憶部1601に蓄積さ
れている符号化コンテンツ105はコンテンツ復号化部
1602において復号化されコンテンツ11と時間情報
106が作成される(ST1701)。次に、コンテン
ツ入力部1603が、コンテンツ復号化部1602で復
号化されたコンテンツ11と時間情報106を取り込む
(ST1702)。そして、コンテンツ表示部103が
コンテンツ入力部1603から出力されたコンテンツ1
1を表示する(ST1703)。
【0195】次に、制御部102は、観点スコア入力部
108からのキー入力から、観点および観点スコア、観
点スタートタイムおよび観点エンドタイムの設定をする
(ST1704)。制御部102がST1704で行う
処理は、図8に示すST805〜ST812の処理、図
10に示すST1006〜ST1021の処理、図13
に示すST1306〜ST1313の処理、もしくは図
15に示すST1505〜ST1512の処理のいずれ
かの処理である。
【0196】次に、制御部102は、ST1705で設
定した、観点および観点スコア、観点スタートタイムお
よび観点エンドタイムを使用して、観点のメタデータを
作成する(ST1705)。そして、制御部102は、
作成したメタデータをメタデータ記憶部111に蓄積す
る(ST1706)。
【0197】以上のように、実施の形態5によれば、予
め符号化されたコンテンツを復号化すると共に時間情報
を作成できるので、符号化コンテンツに対しても作成者
の感性に合ったメタデータを実時間で作成することがで
きる。また、復号化したコンテンツを視聴しつつ、観点
のメタデータを作成することができるので、メタデータ
作成者の感性に合致したメタデータを実時間で作成する
ことができる。
【0198】なお、実施の形態5では、コンテンツ復号
化するためにコンテンツ復号化部1602を設けた形態
で説明したが、制御部102がコンテンツの復号化を行
う形態であってもよい。
【0199】また、実施の形態5では、制御部102が
メタデータ作成手段としての機能を有する形態で説明し
たが、メタデータ作成手段を専用のハードウェアで構成
してもよい。
【0200】また、メタデータ作成装置を一般的なPC
に行わせてもよい。この場合は、制御部102およびコ
ンテンツ復号化部1602の行う処理プログラムを記憶
媒体に格納し、制御部102がダウンロードして実行さ
せるようにする。
【0201】また、実施の形態5では、時間情報を持つ
符号化コンテンツをコンテンツ記憶部1601に予め格
納しておく形態で説明したが、時間情報を持つ符号化コ
ンテンツを外部から入力する形態であってもよい。
【0202】(実施の形態6)実施の形態6にかかるメ
タデータ作成装置は、作成者が、観点および観点スコア
を確認しながら入力できるようにしたものである。ま
た、作成者が、入力した観点および観点スコアを確認し
て、変更できるようにしたものである。
【0203】以下、実施の形態6にかかるメタデータ作
成装置の構成について図18を用いて説明する。図18
は、実施の形態6にかかるメタデータ作成装置の構成を
示すブロック図である。なお、既に説明した部分と同一
の部分については、同一の符番を付与し、説明を省略す
る。
【0204】実施の形態6にかかるメタデータ作成装置
f18には、観点スコア入力部108から入力された観
点および観点スコアを表示するメタデータ表示部180
1が設けられている。また、メタデータ表示部1801
には、観点スコア割当テーブル112の内容も表示でき
る。
【0205】また、メタデータ作成装置f18には、メ
タデータ表示部1801に表示する観点および観点スコ
アを選択するメタデータ選択部1802が設けられてい
る。メタデータ選択部1802は、メタデータ表示部1
801に入力された観点および観点スコアをリアルタイ
ムに表示するか、既に入力された観点および観点スコア
の一覧を表示するか選択にも使用される。また、メタデ
ータ選択部1802は、メタデータ表示部1801に入
力された観点および観点スコアの一覧を表示した場合、
表示されている一覧から個々の観点および観点スコアを
選択することにも使用できる。また、メタデータ選択部
1802は、マウスやキーボードなどの一般的な入力装
置である。
【0206】また、制御部(CPU)102は、メタデ
ータ選択部1802からの入力に応じて、メタデータ記
憶部111から観点とその観点に用いる観点スコアを読
み出す。また、制御部102は、観点スコア割当テーブ
ル112から観点および観点スコアとキーとの対応関係
の情報も読み取る。
【0207】次に、メタデータ作成装置f18のメタデ
ータ作成動作について図19を用いて説明する。図19
は、実施の形態7にかかるメタデータ作成装置のメタデ
ータ作成動作のフロー図である。
【0208】まず、制御部102が観点スコア割当テー
ブル112を参照し、観点スコア割当情報を読み込む
(ST1901)。次に、制御部102は読み込んだ観
点スコア割当情報をメタデータ表示部1801に送る。
そして、メタデータ表示部1801は、送られてきた観
点スコア割当情報を表示する(ST1902)。
【0209】これにより、作成者は、観点スコア入力部
108のキーと観点および観点スコアの割当を把握でき
る。
【0210】次に、コンテンツ入力部101がコンテン
ツ11を入力し(ST1903)、コンテンツ表示部1
03に表示する(ST1904)。
【0211】次に、制御部102は、上述したように表
示された観点スコア割当とコンテンツとを見た作成者が
観点スコア入力部108から入力した観点および観点ス
コアを受信し(ST1905)、この受信した観点およ
び観点スコアをメタデータ表示部1801に送る。そし
て、メタデータ表示部1801は、送られてきた観点お
よび観点スコアを表示する(ST1906)。
【0212】このようにして、作成者は、自分が入力し
た観点および観点スコアをリアルタイムに確認できる。
【0213】次に、制御部102は、観点スコア入力部
108から、観点および観点スコア内容を確定する旨の
キー入力があると、観点および観点スコア、観点スター
トタイムおよび観点エンドタイムの設定をする(ST1
907)。制御部102がST1907で行う処理は、
図8に示すST805〜ST812の処理、図10に示
すST1006〜ST1021の処理、図13に示すS
T1306〜ST1313の処理、もしくは図15に示
すST1505〜ST1512の処理のいずれかの処理
である。
【0214】次に、制御部102は、ST1907で設
定された、観点および観点スコア、観点スタートタイム
および観点エンドタイムを使用して、観点のメタデータ
を作成する(ST1908)。そして、制御部102
は、作成したメタデータをメタデータ記憶部111に蓄
積する(ST1909)。
【0215】このように作成者が入力した観点および観
点スコアを確認しながら、観点および観点スコアの入力
をできるので、コンテンツに対して正確に観点および観
点スコアが入力される。これにより、コンテンツに対し
て正確なメタデータが作成できる。
【0216】ところで、作成者が観点および観点スコア
を間違って入力したり、入力した後に変更したいという
場合が考えられる。そこで、実施の形態6のメタデータ
作成装置f18では、入力した観点および観点スコア
(メタデータ)を編集する機能も有している。
【0217】次に、実施の形態6にかかるメタデータ作
成装置のメタデータ編集動作について図20を用いて説
明する。図20は、実施の形態6にかかるメタデータ作
成装置のメタデータ編集の動作フロー図である。
【0218】制御部102はメタデータ選択部1802
からのメタデータ一覧表示指示を受信すると(ST20
01)、メタデータ記憶部111を参照し、入力があっ
た観点を読み取る(ST2002)。そして、読み取っ
た観点の一覧を作成し、図21(a)に示す図をメタデ
ータ表示部1801に表示する(ST2003)。この
ようにして、作成者が使用された観点を認識することが
できる。
【0219】次に、制御部102は、メタデータ選択部
1802から観点を選択する旨の入力があると(ST2
004)、選択された観点に関する、観点スコア、観点
スタートタイム、および観点エンドタイムの一覧をメタ
データ表示部1801に表示する(ST2005)。図
21(b)は、このとき表示される観点スコアの一覧を
示した図である。この図からわかるように、観点に対す
る、観点スコアと観点スタートタイムと観点エンドタイ
ムとの組の一覧が表示される。また、観点スコアは、観
点スタートタイム順で並び替えて表示されている。
【0220】このようにして、作成者が観点毎の観点ス
コアの一覧を認識でき、観点スコアの変更などの編集作
業を行うことができる。
【0221】次に、制御部102は、メタデータ選択部
1802から観点スコアの選択と、変更する旨の指示を
受けると(ST2006)、制御部102は観点スコア
変更用の画面をメタデータ表示部1801に表示する。
そして、観点スコア108からのキー入力を受けると、
選択した観点スコアをキー入力の示す観点スコアに変更
する(ST2007)。
【0222】また、制御部102は、メタデータ選択部
1802から観点スコアの選択と、観点スコアに対する
コンテンツを表示する旨の指示を受けると(ST200
8)、コンテンツ記憶部107から選択された観点スコ
アに対するコンテンツを読み出し、コンテンツ表示部1
03に送信する。そして、コンテンツ表示部103はこ
のコンテンツを表示する(ST2009)。
【0223】このようにして、作成者は、観点スコアに
対するコンテンツを再生することで、観点スコアに対す
るコンテンツの長さなどを把握できる。これにより、作
成者は適切に観点スタートタイムおよび観点エンドタイ
ムの変更をすることもできる。なお、観点スタートタイ
ムおよび観点エイドタイムの変更は、ST2007の処
理と同様に、観点スコアをメタデータ選択部1802で
選択し、観点スコア入力部108から時間情報を入力す
る。
【0224】次に、制御部102は、メタデータ選択部
1802から観点スコアによる観点スコアの抽出を行う
旨があると(ST2010)、メタデータ記憶部111
を参照し、検索条件に対応した観点スコアを持つメタデ
ータを抽出する。そして、抽出したメタデータの一覧を
メタデータ表示部1801に表示する(ST201
1)。図21(c)は、このときにメタデータ表示部1
801に表示された画像を示したものである。この例で
は、検索条件は、観点スコアが○○以上のものという条
件である。
【0225】このようにして、作成者は入力した観点ス
コアの分布を認識することができる。これにより、適切
に分布するように観点スコアを付与し直せる。
【0226】次に、制御部102は、メタデータ選択部
1802から観点スコアの選択と、観点スコアに対する
コンテンツを表示する旨の指示を受けると(ST201
2)、コンテンツ記憶部107から選択された観点スコ
アに対するコンテンツを読み出し、コンテンツ表示部1
03に送信する。そして、コンテンツ表示部103はこ
のコンテンツを表示する(ST2013)。
【0227】そして、ST2001〜ST2013の処
理を、メタデータの編集作業が終了するまで繰り返す
(ST2014)。
【0228】以上説明したように、実施の形態6によれ
ば、作成者が格納されたメタデータの観点および観点ス
コアを表示し、任意の観点および観点スコアを選択し編
集できるので、観点および観点スコアの編集を容易にで
きる。また、作成者は、メタデータ表示部1801に表
示されたメタデータの観点および観点スコアの一覧を参
照することで、入力されたメタデータの状況を正確に把
握できる。この結果、作成者は正確にメタデータの編集
ができる。また、表示されるメタデータの観点および観
点スコアの一覧は、時間情報順に並べられているので、
作成者が観点および観点スコアを時間情報順に確認でき
る。これにより、作成者が観点および観点スコアを時間
情報に対比して確認できる。
【0229】なお、実施の形態6の、メタデータ表示部
1801とメタデータ選択部1802とを、実施の形態
2に組合せて使用してもよい。
【0230】また、実施の形態6では、コンテンツ表示
部103とメタデータ表示部1801、および観点スコ
ア入力部108とメタデータ選択部1802を別々の構
成として説明したが、コンテンツ表示部103とメタデ
ータ表示部1801、および観点スコア入力部108を
同一の構成としてもよい。
【0231】また、実施の形態6では、コンテンツを符
号化するためにコンテンツ符号化部104を設けた形態
で説明したが、制御部102がコンテンツ符号化する形
態であってもよい。
【0232】また、実施の形態6では、制御部102が
メタデータ作成手段およびメタデータ編集手段としての
機能を有する形態で説明したが、メタデータ作成手段お
よびメタデータ編集手段を専用のハードウェアで構成し
てもよい。
【0233】また、メタデータ作成装置を一般的なPC
に行わせてもよい。この場合は、制御部102およびコ
ンテンツ符号化部104の行う処理プログラムを記憶媒
体に格納し、制御部102がダウンロードして実行させ
るようにする。
【0234】(実施の形態7)実施の形態7は、メタデ
ータ作成装置から、観点および観点スコアを入力する部
分を分離しメタデータ入力端末としたものである。そし
て、メタデータ作成装置とメタデータ入力端末とをネッ
トワークを介して接続したものである。このようにし
て、作成者がメタデータ入力端末のみを携帯して、メタ
データ入力端末から時間に沿って変化するコンテンツに
対して任意に観点および観点スコアを入力できる。そし
て、入力した観点および観点スコアのメタデータをネッ
トワーク経由でメタデータ作成装置に送信でき、メタデ
ータ作成装置がこの観点および観点スコアに関するメタ
データを作成できる。
【0235】しかし、単純にメタデータ作成装置とメタ
データ入力装置とを分離し、それぞれに情報送信手段お
よび情報受信手段を設けるだけでは、メタデータ作成装
置とメタデータ入力装置との時間情報にズレが生じる。
このため、作成者が観点および観点スコアを入力したタ
イミングを、コンテンツの時間情報に対応させられない
という問題がある。
【0236】そこで、実施の形態7では、メタデータ作
成装置とメタデータ入力装置との時間情報を同期させる
工夫をしている。
【0237】以下、実施の形態7にかかるメタデータ作
成装置の構成について図22を用いて説明する。図22
は、実施の形態7にかかるメタデータ作成システムの構
成を示すブロック図である。なお、既に説明した部分に
は、同一の符番を付与し、説明を省略する。
【0238】図22からわかるように、実施の形態7に
かかるメタデータ作成システムは、メタデータ作成装置
2201と、メタデータ入力端末2202と、コンテン
ツの受信手段を有するユーザー端末2203とが、ネッ
トワーク2204を介して接続された構成を採ってい
る。
【0239】ネットワーク2204としては、公衆回線
や、インターネットや、LANや、携帯電話網などの一
般的なネットワークが使用できる。
【0240】メタデータ作成装置2201には、コンテ
ンツ入力部101と、コンテンツ符号化部104と、観
点スコア割当テーブル112と、コンテンツ記憶部10
7と、メタデータ記憶部111とが設けられている。ま
た、メタデータ作成装置2201には、情報送信手段も
しくは情報受信手段として、時間情報送信部2205
と、観点スコア割当送信部2206と、観点スコア受信
部2207と、コンテンツ送信部2208と、が設けら
れている。
【0241】時間情報送信部2205は、コンテンツ符
号化部104が生成した時間情報を、ネットワーク22
04を介してメタデータ入力端末2202等の他の装置
に送信する情報送信手段である。また、観点スコア割当
送信部2206は、観点スコア割当テーブル112に格
納された内容を、ネットワーク2204を介してメタデ
ータ入力端末2202等の他の装置に送信する情報送信
手段である。また、観点スコア受信部2207は、メタ
データ入力端末2202等の他の装置から送られた観点
および観点スコアと、観点および観点スコアの入力時間
を受信する情報受信手段である。また、コンテンツ送信
部2208は、コンテンツ記憶部107に格納されたコ
ンテンツと、メタデータ記憶部111に格納されたメタ
データとをユーザー端末2203などの他の装置に送信
する情報送信手段である。
【0242】時間情報送信部2205、観点スコア割当
送信部2206、コンテンツ送信部2208とは、ネッ
トワーク2204の形態に合わせたプロトコルを使用し
て情報を送信する。また、観点スコア受信部2207
は、ネットワーク2204の形態に合わせたプロトコル
を使用して情報を受信する。
【0243】また、メタデータ作成装置2201には、
メタデータ作成手段として制御部(CPU)2209が
設けられている。制御部2209は、観点スコア受信部
2207が受信した観点および観点スコアと、観点およ
び観点スコア入力時間情報から観点のメタデータを作成
し、メタデータ記憶部111に格納する。制御部220
9が、観点および観点スコアと、これらの入力時間情報
からメタデータを作成する方法については、既に説明し
た制御部102と同一である。
【0244】また、制御部2209は、コンテンツ符号
化部104が生成した符号化コンテンツをコンテンツ記
憶部107に格納する処理、観点スコア割当テーブル1
12を参照しその内容を観点スコア割当送信部2206
に送る処理、およびコンテンツ記憶部107およびメタ
データ記憶部111を参照しコンテンツとコンテンツに
対応するメタデータをコンテンツ送信部2208に送る
処理を行う。
【0245】一方、メタデータ入力端末2202には、
観点スコア入力部108が設けられている。また、メタ
データ入力端末2202には、情報受信手段として観点
スコア割当受信部2210と時間情報受信部2211、
情報送信手段として観点スコア送信部2212が設けら
れている。
【0246】観点スコア割当受信部2210は、メタデ
ータ作成装置2201から送られてきた観点スコア割当
を受信する。また、時間情報受信部2211は、メタデ
ータ作成装置2201から送られてきた時間情報を受信
する。また、観点スコア送信部2212は、観点スコア
入力部108から入力された観点および観点スコアと、
それらの入力時間をメタデータ作成装置2201に送信
する。
【0247】また、観点スコア割当受信部2210と時
間情報受信部2211はネットワーク2204の形態に
合わせたプロトコルで情報の受信を行い、観点スコア送
信部2212はネットワーク2204の形態に合わせた
プロトコルで情報の送信を行う。
【0248】また、メタデータ入力端末2202には、
観点スコア入力部108から入力された観点および観点
スコアと、これらの観点および観点スコアの入力時間
を、時間情報受信部2211が受信した時間情報に対応
させて設定するメタデータ設定手段としての制御部(C
PU)2213が設けられている。制御部2213が、
観点スコア入力部108から入力された観点および観点
スコアと、これらの観点および観点スコアの入力時間を
対応付ける方法は、制御部102と同一である。
【0249】また、制御部2213は、観点スコア割当
受信部2210が受信した観点スコア割当を表示する観
点スコア表示部2214が設けられている。
【0250】また、ユーザー端末2203には、メタデ
ータ作成装置2201から送られてくるコンテンツおよ
びメタデータを受信するコンテンツ受信部2215と、
受信したコンテンツを再生するコンテンツ再生部221
6が設けられている。また、コンテンツ再生部2216
は、受信したメタデータを使用してコンテンツのインデ
ックス情報を生成し、表示もする。
【0251】以下、実施の形態7にかかるメタデータ作
成システムの動作について、図23を用いて説明する。
図23は、実施の形態7にかかるメタデータ作成システ
ムの動作シーケンス図である。
【0252】まず、メタデータ作成装置2201の制御
部2209が観点スコア割当テーブル112を参照し、
観点スコア割当を抽出し、観点スコア割当送信部220
6に送る。次に、観点スコア割当送信部2206は送ら
れてきた観点スコア割当をメタデータ入力端末2202
に送信する(ST2301)。
【0253】次に、メタデータ作成装置2201は、コ
ンテンツ入力部101から入力されたコンテンツをコン
テンツ符号化部104にて符号化する(ST230
2)。これと共に、コンテンツ符号化部104は、コン
テンツに時間情報を付与する。次に、制御部2209は
コンテンツ符号化部104が符号化したコンテンツの時
間情報を時間情報送信部2205に送る。そして、時間
情報送信部2205は、送られてきたコンテンツの時間
情報をメタデータ入力端末2202に送信する(ST2
303)。
【0254】一方、メタデータ入力端末2202は、観
点スコア割当を観点スコア割当受信部2210において
受信すると、受信した観点スコアを観点スコア表示部2
214において表示する。そして、表示された観点スコ
ア割当を認識した作成者が観点スコア入力部108から
観点および観点スコアを入力すると(ST2304)、
作成者が入力した情報を認識できるように、入力された
観点および観点スコアを観点スコア表示部2214に表
示する(ST2305)。なお、観点および観点スコア
の入力方法には、実施の形態1から実施の形態4までの
いずれの方法も適用でき、制御部2213は入力方法に
合わせて制御部104と同一の処理を行う。
【0255】次に、メタデータ入力端末2202の制御
部2213は、観点スコア入力部108から観点および
観点スコアの入力があった入力時間と、時間情報受信部
2211で受信したコンテンツの時間情報とを対応付け
る。(ST2306)。
【0256】そして、メタデータ入力端末2202の制
御部2213は、入力された観点および観点スコアと、
入力時間に対応するコンテンツの時間情報とを観点スコ
ア送信部2212を介して、メタデータ作成装置220
1に送信する(ST2307)。
【0257】一方、メタデータ作成装置2201は、観
点スコア受信部2207において、メタデータ入力端末
2202から送られてきた観点、観点スコアおよびコン
テンツの時間情報を受信する。そして、メタデータ作成
装置2201の制御部2209が、送られてきた観点、
観点スコアおよびコンテンツの時間情報からメタデータ
を作成する(ST2308)。なお、制御部2209
が、ST2308において行う処理は、図8に示すST
805〜ST812の処理、図10に示すST1006
〜ST1021の処理、図13に示すST1306〜S
T1313の処理、もしくは図15に示すST1505
〜ST1512の処理のいずれかの処理である。
【0258】次に、メタデータ作成装置2201の制御
部2209は、作成したメタデータをメタデータ記憶部
111に格納する。そして、ユーザー端末からのコンテ
ンツ配信依頼を受けると、制御部2209はコンテンツ
記憶部107とメタデータ記憶部111を参照し、依頼
のあったコンテンツおよびこのコンテンツに対応するメ
タデータを、コンテンツ送信部2208を介してユーザ
ー端末2203に送信する(ST2309)。そして、
コンテンツ受信部2215において、配信依頼したコン
テンツおよびメタデータを受信したユーザー端末220
3は、コンテンツ再生部2216において、受信したコ
ンテンツを再生する(ST2310)。また、コンテン
ツ再生部2216は、ユーザーから観点および観点スコ
アを使ったインデックス情報作成指示を受けると、イン
デックス情報を作成する。
【0259】そして、ST2301〜ST2310の処
理を、コンテンツが終了するまで継続する。
【0260】以上説明したように、実施の形態7によれ
ば、作成者が時間に沿って変化するコンテンツ(野球、
サッカー、コンサートなど)に対し、メタデータ入力端
末2202から観点および観点スコアを入力でき、かつ
観点および観点スコアにコンテンツの時間情報を付与で
きる。そして、ネットワーク2204を介してメタデー
タ作成装置2201に時間情報を付与した観点および観
点スコアを送信できる。そして、メタデータ作成装置2
201は、ネットワークを介して送信されてきた時間情
報を付与された観点および観点スコアを受信すること
で、受信した観点および観点スコアのメタデータを作成
できる。
【0261】また、実施の形態7によれば、メタデータ
作成装置2201をサーバーに持たせ、メタデータ入力
端末2202を作成者側に持たせることにより、作成者
側の装置の小型化が図れる。また、メタデータ入力端末
2202が小型化されることにより、複数の作成者にメ
タデータ入力端末2202を持たせ、共通のコンテンツ
を見ながら観点および観点スコアを入力させることもで
きる。例えば、サッカー場において、複数の観客席にメ
タデータ入力端末2202を設置し、試合を見ている複
数の作成者から試合に関する観点および観点スコアを入
力させ、この入力された観点および観点スコアをサッカ
ー場に設置したメタデータ作成装置に送る形態が考えら
れる。これによると、試合を観戦している人の感性に基
づいたメタデータをリアルタイムで作成することができ
る。さらに、このようにして、作成したメタデータを試
合のコンテンツと同時に一般家庭などにリアルタイムで
送ることもできる。
【0262】なお、実施の形態7では、作成者が時間に
沿って変化する情報を見て、その情報に対して任意の観
点および観点スコアを入力する形態で説明したが、メタ
データ入力端末にコンテンツ入力部101とコンテンツ
表示部103を具備する形態であってもよい。
【0263】また、メタデータ入力端末2202に、コ
ンテンツ符号化部104を有し、メタデータ入力端末2
202側で、入力された観点および観点スコアにコンテ
ンツ符号化部104が生成した時間情報を対応させる形
態であってもよい。この場合、メタデータ作成装置22
01からメタデータ入力端末2202にコンテンツの時
間情報を送信しなくてよいので、時間情報送信部220
5と、時間情報受信部2211を持つ必要はなくなる。
【0264】なお、実施の形態7は、制御部2209、
2213の行う処理を、プログラムとして格納し制御部
2209、2213がダウンロードして実行する形態で
あっても、制御部2209、2213の行う処理を専用
のハードウェアに行わせる形態であってもよい。
【0265】また、実施の形態7では、時間情報送信部
2205と、観点スコア割当送信部2206と、観点ス
コア受信部2207と、コンテンツ送信部2208とを
有する形態で説明したが、情報送信手段として時間情報
送信部2205と、観点スコア割当送信部2206と、
コンテンツ送信部2208とを同一の構成にしても良
い。また、情報送受信手段として、時間情報送信部22
05と、観点スコア割当送信部2206と、観点スコア
受信部2207と、コンテンツ送信部2208を同一の
構成にしても良い。また、観点スコア割当受信部221
0と観点スコア送信部2212を同一の情報送受信手段
として構成しても良い。
【0266】(実施の形態8)実施の形態8は、コンテ
ンツの時間情報に世界標準時間などの絶対時間を使用す
ることで、メタデータ作成装置からメタデータ入力端末
へ時間情報を送信しなくてもよいようにしたものであ
る。これは、コンテンツの時間情報に絶対時間を使用す
ることで、メタデータ作成装置とメタデータ入力端末間
で共通の時間情報を持つことができ、観点および観点ス
コアの入力時間をコンテンツの時間情報に正確に対応さ
せることができるからである。これに対し、実施の形態
7では、メタデータ作成装置とメタデータ入力端末との
間で共通の時間情報を持つために、コンテンツの時間情
報をメタデータ作成装置からメタデータ入力装置に送信
する必要がある。
【0267】以下、実施の形態8にかかるメタデータ作
成システムについて、図24を用いて説明する。図24
は、実施の形態8にかかるメタデータ作成システムの構
成を示すブロック図である。なお、既に説明した部分と
同一の部分については、同一の符号を付与し説明を省略
する。
【0268】実施の形態8のメタデータ作成装置240
1は、実施の形態7のメタデータ作成装置2201と比
べると時間情報送信部2205がなくなっている。ま
た、実施の形態8のメタデータ入力端末2402は、実
施の形態7のメタデータ入力端末2202から時間情報
受信部2211がなく、代わりに絶対時間を発生する時
間情報発生部2403が設けられている。また、実施の
形態8では、コンテンツ符号化部104は、コンテンツ
の時間情報として絶対時間を使用する。
【0269】以下、実施の形態8にかかるメタデータ作
成システムの、観点および観点スコア入力から、メタデ
ータ作成までの動作について説明する。
【0270】まず、観点スコア入力部108から入力さ
れた場合、制御部2213は、観点スコア入力部108
から入力された観点および観点スコアの入力時間を、時
間情報発生部2403が発生した絶対時間に対応させ
る。そして、制御部2213は、入力された観点および
観点スコアと観点および観点スコアの入力時間に対応す
る絶対時間とを、観点スコア送信部2212を介してメ
タデータ作成装置2401に送る。
【0271】一方、メタデータ作成装置2401は、入
力された観点および観点スコアと観点および観点スコア
の入力時間に対応する絶対時間とを受信すると、制御部
2209が受信した観点および観点スコアと、入力時間
に対応する絶対時間を観点のスタートタイムもしくは観
点のエンドタイムとして用いて、図3に示すような観点
のメタデータを作成する。
【0272】ここで、作成した観点のメタデータのスタ
ートタイムおよびエンドタイム、およびコンテンツ符号
化部104が生成した時間情報は共に絶対時間である。
つまり、スタートタイムおよびエンドタイム、およびコ
ンテンツ符号化部104が生成した時間情報は対応して
いる。
【0273】以上説明したように、実施の形態8によれ
ば、観点および観点スコアの入力時間を絶対時間に対応
させることで、観点および観点スコアの入力時間をあら
ゆる端末が認識することができる。これにより、メタデ
ータ作成装置2401からメタデータ入力端末2402
に対して、コンテンツの時間情報を送信しなくても、観
点および観点スコアの入力時間をコンテンツの時間情報
に対応させることができる。これにより、メタデータ作
成装置2401からメタデータ入力端末2402に対し
て、送信する情報量が削減できる。
【0274】なお、実施の形態8では、コンテンツの時
間情報に絶対時間を使用した形態で説明したが、メタデ
ータ作成装置2201とメタデータ入力端末2202間
で予め取り決めされた時間情報を用いてもよい。例え
ば、時間情報を何らかの特徴点の時間からの相対時間で
表してもよい。この場合は、メタデータ作成装置240
1とメタデータ入力端末で同一の特徴点を認識手段が必
要である。この特徴点の時間としては、コンテンツがス
ポーツの試合や劇などの場合は、その開始時間などが考
えられる。
【0275】また、時間情報発生部2403をメタデー
タ入力端末2402に具備せず、外部の端末に具備し、
外部の端末から時間情報が入力される形態であってもよ
い。
【0276】(実施の形態9)実施の形態9にかかるメ
タデータ作成システムは、複数の実施の形態8にかかる
メタデータ入力端末から出力された観点および観点スコ
アを編集するメタデータ編集装置を具備したものであ
る。
【0277】以下、実施の形態9にかかるメタデータ作
成システムの構成について図25を用いて説明する。図
25は、実施の形態9にかかるメタデータ作成システム
の構成を示すブロック図である。なお、既に説明した部
分と同一の部分については、同一の符番を付与し説明を
省略する。
【0278】図25からわかるように、実施の形態9に
かかるメタデータ作成システムは、複数のメタデータ入
力端末2402a〜2402nと、メタデータ編集装置
2500と、メタデータ作成装置2401と、ユーザー
端末2203とが、ネットワーク2204を介して接続
されている。
【0279】メタデータ入力端末2402a〜2402
nは、入力された観点および観点スコアと、入力された
観点および観点スコアの入力時間に対応した時間情報を
出力する。
【0280】メタデータ編集装置2500には、メタデ
ータ入力端末2402a〜2402nから出力された観
点および観点スコアと、観点および観点スコアの入力時
間に対応した時間情報とを受信する観点スコア受信部2
207が設けられている。
【0281】また、メタデータ編集装置2500には、
観点スコア受信部2207で受信した観点および観点ス
コアと、観点の時間情報とを格納する観点スコア記憶部
2503が設けられている。また、メタデータ編集装置
2500には、観点スコア記憶部2503に記憶された
観点および観点スコアと、観点の時間情報とを選択する
メタデータ選択部1802が設けられている。さらに、
メタデータ編集装置2500には、メタデータ選択部1
802からの指示により、観点スコア記憶部2503に
記憶された観点および観点スコアの一覧を表示するメタ
データ表示部1801が設けられている。
【0282】また、メタデータ編集装置2500には、
観点スコア受信部2207で受信した複数の、観点およ
び観点スコアと観点の時間情報とを、時間情報毎に整理
して観点スコア記憶部2503に格納する制御部250
1が設けられている。また、制御部2501は、観点ス
コア受信部2207で受信した複数の、観点および観点
スコアと観点の時間情報とを編集するメタデータ編集手
段としての機能も有する。制御部2501は、同一の時
間情報を有する観点および観点スコアを平均したり、最
も数の多い観点および観点スコアを検出するなどの編集
をする。そして、制御部2501は、編集した観点およ
び観点スコアと観点の時間情報を、メタデータ送信部2
502を介してメタデータ作成装置2401に送信す
る。
【0283】そして、メタデータ作成装置2401は、
送られてきた編集後の観点および観点スコアと、観点の
時間情報に基づいてメタデータを作成する。
【0284】また、メタデータ編集装置2500は、観
点スコア受信部2207で受信した複数の、観点および
観点スコアを制御部2501で自動的に編集する機能以
外に、作成者からの入力により編集する機能も有してい
る。
【0285】具体的には、作成者が、観点スコア受信部
2207で受信した観点および観点スコアを時間情報順
にまとめた一覧をメタデータ表示部1801に表示す
る。次に、作成者が表示した観点一覧から編集しようと
する時間を、メタデータ選択部1802を用いて選択す
る。そして、作成者が、選択した時間情報に対して観点
スコア入力部108から、所望の観点および観点スコア
を入力する。
【0286】以上のように、実施の形態9によれば、メ
タデータ作成システムが、複数のメタデータ入力端末2
402a〜2402nを有し、かつ複数のメタデータ入
力端末2402a〜2402nが同一の時間情報に対し
て異なる観点および観点スコアを入力した場合であって
も、異なる観点および観点スコアを編集してメタデータ
作成装置2401に出力することができる。そして、メ
タデータ作成装置2401が受信した編集後の観点およ
び観点スコアを用いてメタデータを作成できる。これに
より、メタデータ作成システムに複数のメタデータ入力
端末2402a〜2402nを具備することができる。
この結果、複数の作成者から観点および観点スコアの入
力を受けることのできるメタデータ作成システムを実現
できる。
【0287】なお、実施の形態9では、実施の形態8に
かかるメタデータ入力端末2402とメタデータ作成装
置2401を使用した形態で説明したが、実施の形態7
にかかるメタデータ入力端末2302とメタデータ作成
装置2201を使用した形態であってもよい。この場合
は、メタデータ作成装置2201からメタデータ入力端
末2201にコンテンツの時間情報を送信する必要があ
る。
【0288】また、実施の形態9では、メタデータ編集
装置2500を独立した装置として説明したが、メタデ
ータ編集装置2500をメタデータ作成装置2401に
具備した形態であってもよい。
【0289】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンテンツを視聴しつつ、観点および観点スコアを入力
でき、かつ観点の入力時間をコンテンツの時間情報に対
応させたメタデータを作成することができるので、メタ
データ作成者の感性に合致したメタデータを実時間で作
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかるメタデータ作成
装置の構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1にかかるメタデータ記述用DTD
を示した図
【図3】実施の形態1にかかるメタデータ記述の例を示
す図
【図4】実施の形態1にかかる観点スコア割当テーブル
の構成を示す図
【図5】実施の形態1にかかる観点スコア割当テーブル
のその他の構成図
【図6】実施の形態1にかかる観点スコア割当テーブル
の設定フロー図
【図7】実施の形態1にかかるメタデータ作成装置にお
ける観点スコア入力操作と観点と観点スコアと時間情報
との関係を示す図
【図8】実施の形態1にかかるメタデータ作成装置のメ
タデータ作成動作のフロー図
【図9】本発明の実施の形態2にかかるメタデータ作成
装置における観点スコア入力操作と観点と観点スコアと
時間情報との関係を示す図
【図10】実施の形態2にかかるメタデータ作成装置の
メタデータ作成動作のフロー図
【図11】本発明の実施の形態3にかかるメタデータ作
成装置の構成を示すブロック図
【図12】実施の形態3にかかるメタデータ作成装置に
おける観点スコア入力操作と観点と観点スコアと時間情
報との関係を示す図
【図13】実施の形態3にかかるメタデータ作成フロー
【図14】本発明の実施の形態4にかかるメタデータ作
成装置における観点スコア入力操作と観点と観点スコア
と時間情報との関係を示す図
【図15】実施の形態4にかかるメタデータ作成装置の
メタデータ作成動作のフロー図
【図16】本発明の実施の形態5にかかるメタデータ作
成装置の構成を示すブロック図
【図17】実施の形態5にかかるメタデータ作成装置の
メタデータ作成動作のフロー図
【図18】本発明の実施の形態6にかかるメタデータ作
成装置の構成を示すブロック図
【図19】実施の形態7にかかるメタデータ作成装置の
メタデータ作成動作のフロー図
【図20】実施の形態6にかかるメタデータ作成装置の
メタデータ編集の動作フロー図
【図21】(a) 実施の形態6にかかるメタデータ表
示部に表示される画像の第1の例を示した図 (b) 実施の形態6にかかるメタデータ表示部に表示
される画像の第2の例を示した図 (c) 実施の形態6にかかるメタデータ表示部に表示
される画像の第3の例を示した図
【図22】本発明の実施の形態7にかかるメタデータ作
成システムの構成を示すブロック図
【図23】実施の形態7にかかるメタデータ作成システ
ムの動作シーケンス図
【図24】本発明の実施の形態8にかかるメタデータ作
成システムの構成を示すブロック図
【図25】本発明の実施の形態9にかかるメタデータ作
成システムの構成を示すブロック図
【符号の説明】
f10、f11、f18、f20、2201、2401
メタデータ作成装置 101、1603、 コンテンツ入力部 102、2209、2213、2501 制御部(CP
U) 103 コンテンツ表示部 104、1104 コンテンツ符号化部 107、1601 コンテンツ記憶部 108 観点スコア入力部 111 メタデータ記憶部 112 観点スコア割当テーブル 1105 セグメント化部 1602 コンテンツ復号化部 1801 メタデータ表示部 1802 メタデータ選択部 2203 ユーザー端末 2204 ネットワーク 2205 時間情報送信部 2206 観点スコア割当送信部 2207 観点スコア受信部 2208 コンテンツ送信部 2210 観点スコア割当受信部 2211 時間情報受信部 2212 観点スコア送信部 2214 観点スコア表示部 2215 コンテンツ受信部 2216 コンテンツ再生部 2403 時間情報発生部 2500 メタデータ編集装置

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一人の作成者が、時間情報を
    持つコンテンツの内容に対し任意の観点および前記観点
    の観点スコアを入力するための観点スコア入力手段と、
    前記作成者により前記観点および観点スコアの入力がな
    された場合に、前記観点および観点スコアの入力時間に
    対応する前記コンテンツの前記時間情報を検出し、検出
    した前記時間情報を前記入力された観点および観点スコ
    アに付与したメタデータを作成するメタデータ作成手段
    と、を具備したことを特徴とするメタデータ作成装置。
  2. 【請求項2】 前記観点スコア入力手段のキーに対して
    前記観点および観点スコアを割当てた観点スコア割当テ
    ーブルを具備し、前記キーが押下された場合に前記キー
    に対応する前記観点および観点スコアを前記コンテンツ
    に対する観点および観点スコアとすることを特徴とする
    請求項1記載のメタデータ作成装置。
  3. 【請求項3】 前記メタデータ作成手段は、前記キーが
    連続して押下された場合に、前に前記キーが押下された
    時間に対応する前記コンテンツの時間情報を前記観点お
    よび観点スコアの開始時間とし、後に前記キーが押下さ
    れた時間に対応する前記コンテンツの時間情報を前記観
    点および観点スコアの終了時間とすることを特徴とする
    請求項2記載のメタデータ作成装置。
  4. 【請求項4】 前記メタデータ作成手段は、前記キーが
    連続して押下された場合に、前に前記キーが押下された
    時間に対し所定時間をずらした時間に対応する前記コン
    テンツの時間情報を前記観点および観点スコアの開始時
    間とし、後に前記キーが押下された時間に対し所定時間
    をずらした時間に対応する前記コンテンツの時間情報を
    前記観点および観点スコアの終了時間とすることを特徴
    とする請求項2記載のメタデータ作成装置。
  5. 【請求項5】 前記メタデータ作成手段は、前記キーが
    押下された時間に対応する前記コンテンツの時間情報を
    前記観点および観点スコアの開始時間とし、前記キーが
    開放された時間に対応する前記コンテンツの時間情報を
    前記観点および観点スコアの終了時間とすることを特徴
    とする請求項2記載のメタデータ作成装置。
  6. 【請求項6】 前記コンテンツをセグメントに分割し、
    前記セグメント毎に前記セグメントの開始時間に対応す
    る前記時間情報および前記セグメントの終了時間に対応
    する前記時間情報を作成するセグメント化手段を具備
    し、前記メタデータ作成手段は、前記キーの押下があっ
    た場合に、前記キーの押下された時間に対応する前記セ
    グメントの前記開始時間に対応する前記時間情報を前記
    観点および観点スコアの開始時間とし、前記対応するセ
    グメントの前記終了時間に対応する前記時間情報を前記
    観点および観点スコアの終了時間とすることを特徴とす
    る請求項2に記載のメタデータ作成装置。
  7. 【請求項7】 入力コンテンツから前記時間情報を持つ
    コンテンツを作成するコンテンツ作成手段を具備し、前
    記コンテンツ作成手段が作成した前記時間情報を持つコ
    ンテンツに対して前記観点および観点スコアを入力する
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記
    載のメタデータ作成装置。
  8. 【請求項8】 前記入力コンテンツを表示するコンテン
    ツ表示手段を具備したことを特徴とする請求項7記載の
    メタデータ作成装置。
  9. 【請求項9】 時間情報を持った符号化されたコンテン
    ツを復号化し、前記時間情報を持つコンテンツを生成す
    るコンテンツ復号化手段を具備し、前記復号化手段が生
    成した前記時間情報を持つコンテンツに対して前記観点
    および観点スコアを入力することを特徴とする請求項1
    から請求項6のいずれかに記載のメタデータ作成装置。
  10. 【請求項10】 前記コンテンツ復号化手段が復号化し
    た前記時間情報を持つコンテンツを表示するコンテンツ
    表示手段を具備したことを特徴とする請求項9記載のメ
    タデータ作成装置。
  11. 【請求項11】 作成された前記メタデータを記憶する
    メタデータ記憶手段と、前記メタデータ記憶手段に格納
    されたメタデータから前記観点および観点スコアを読み
    取る観点スコア読み取り手段と、読み取った前記観点お
    よび前記観点スコアを表示する観点スコア表示手段と、
    表示した前記観点および観点スコアから任意の観点およ
    び観点スコアを選択する観点スコア選択手段と、選択し
    た前記観点および観点スコアを編集するための観点スコ
    ア編集手段と、を具備したことを特徴とする請求項1か
    ら請求項10のいずれかに記載のメタデータ作成装置。
  12. 【請求項12】 前記観点スコア表示手段は、前記読み
    取った観点および観点スコアを前記時間情報順に並べて
    表示することを特徴とする請求項11記載のメタデータ
    作成装置。
  13. 【請求項13】 前記時間情報を持つコンテンツは、動
    画像、音声、テキスト、立体映像、アニメーションの少
    なくとも1個以上のメディアから構成されることを特徴
    とする請求項1から請求項12のいずれかに記載のメタ
    データ作成装置。
  14. 【請求項14】 前記メタデータの観点および観点スコ
    アは、MPEG−7、ユーザー定義の、少なくとも1個
    以上の観点であることを特徴とする請求項1から請求項
    13のいずれかに記載のメタデータ作成装置。
  15. 【請求項15】 前記メタデータは、構造化記述されて
    いることを特徴とする請求項1から請求項14のいずれ
    かに記載のメタデータ作成装置。
  16. 【請求項16】 少なくとも一人の作成者が、コンテン
    ツの内容に対し任意の観点および前記観点の観点スコア
    を入力するための観点スコア入力手段と、絶対時間を発
    生する時間発生手段と、前記作成者により前記観点およ
    び観点スコアの入力がなされた場合に、入力された前記
    観点および観点スコアの入力時間に対応する前記絶対時
    間を検出し、前記入力された観点および観点スコアに対
    応する前記絶対時間を付与し、他の装置にネットワーク
    を介して送信する観点送信手段と、を具備したことを特
    徴とするメタデータ入力端末。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のメタデータ入力端
    末からネットワークを介して送信された、前記観点およ
    び観点スコアと、前記観点および観点スコアの入力時間
    に対応する前記絶対時間とを受信する観点スコア受信手
    段と、前記受信した前記絶対時間を前記観点および観点
    スコアに付与したメタデータを作成するメタデータ作成
    手段と、を具備したことを特徴とするメタデータ作成装
    置。
  18. 【請求項18】 少なくとも一人の作成者が、時間情報
    を持つコンテンツの内容に対し入力した任意の観点およ
    び前記観点の観点スコアの入力時間に対応する前記コン
    テンツの前記時間情報を検出するステップと、検出した
    前記時間情報を前記入力された観点および観点スコアに
    付与したメタデータを作成するステップと、を具備した
    ことを特徴とするメタデータ作成方法。
  19. 【請求項19】 入力端末において、少なくとも一人の
    作成者がコンテンツの内容に対し入力した任意の観点お
    よび前記観点の観点スコアの入力時間に対応する前記絶
    対時間を検出するステップと、前記入力された観点およ
    び観点スコアに検出した前記絶対時間を付与してネット
    ワークを介してメタデータ作成装置に送信するステップ
    と、 前記メタデータ作成装置において、前記入力端末から送
    られてきた前記絶対時間が付与された前記観点および観
    点スコアを受信するステップと、前記受信した前記絶対
    時間を前記観点および観点スコアに付与したメタデータ
    を作成するステップと、を具備したことを特徴とするメ
    タデータ作成方法。
  20. 【請求項20】 コンピュータに、少なくとも一人の作
    成者が、時間情報を持つコンテンツの内容に対し任意の
    観点および前記観点の観点スコアを入力した入力時間に
    対応する前記コンテンツの前記時間情報を検出するステ
    ップと、検出した前記時間情報を前記入力された観点お
    よび観点スコアに付与したメタデータを作成するステッ
    プと、を行わせることを特徴とするプログラム。
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