JPH1168869A - 多値qam復調装置 - Google Patents
多値qam復調装置Info
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- H04L27/38—Demodulator circuits; Receiver circuits
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Abstract
AM信号の信号点が本来存在しない位置で検出されて
も、復調データの信頼性が低下しないようにする。 【解決手段】直交検波器1は、多値QAM変調方式によ
り変調された変調信号Srを直交検波して互いに直交関
係のIチャンネルおよびQチャンネルのアナログ信号を
出力する。フィルタ2は、直交検波出力に波形整形を行
ってアナログ復調信号SiおよびSqを出力する。識別
器3は、アナログ復調信号Si,Sqをデジタル化して
IチャンネルおよびQチャンネルのデジタル復調信号D
1i,D1qとして出力する。置換回路4は、本来の信
号点配置から外れた信号点のデジタル復調信号D1i,
D1qを検出したときに、本来の信号点配置内のデジタ
ル復調信号D2i,D2qに置換する。デマッピング回
路5は、デジタル復調信号D2i,D2qから原符号デ
ータDi,Dqを再生する。
Description
に関し、特に多値QAM(直交振幅変調)信号を直交検
波し、デジタル化した後にデマッピングして原符号デー
タを再生する多値QAM復調装置に関する。
ブロック図である。
信号Srを直交検波して互いに直交関係のIチャンネル
およびQチャンネルのアナログ復調信号を出力する直交
検波器1と、直交検波出力に波形整形を行ってアナログ
復調信号SiおよびSqを出力するフィルタ2と、アナ
ログ復調信号Si,Sqをデジタル化してデジタル復調
信号D1i,D1qとして出力する識別器3と、デジタ
ル復調信号D1i,D1qから原符号データDi,Dq
を再生するデマッピング回路5とを有している。
マッピング回路を設け、符号語間の最小自由距離が最大
になるように最適状態に信号空間に配置して送信する。
受信側では、送信側のマッピング回路の逆の動作を行う
デマッピング回路5を設けている。
び64値QAM信号の信号点配置を示しており、内側の
点線部分が32値QAM信号の信号点配置を示してい
る。識別器23は、このように信号点配置されたIチャ
ンネルおよびQチャンネルのアナログ復調信号Si,S
qを受けて識別し、各信号点に対応するデジタル値を出
力する。すなわち、図6に示したように、Iチャンネル
およびQチャンネルについて、予め設定されたスレッシ
ュホールドレベルL1,L2,L3と比較し、高低を判
定して8つに識別区分することにより、ビットI1,I
2,I3およびビットQ1,Q2,Q3のデジタル復調
信号D1i,D1qをそれぞれ出力する。
て32値QAM信号の場合、64値QAM信号の場合と
同様にI,Q各チャンネルについて8つに識別区分する
識別器が必要である。そして、32値QAM信号が伝送
区間におけるフエージングやノイズ等の影響を受けたこ
とによって、信号点が図6に示した点線外に位置して本
来の信号点配置から外れたとき、本来存在しない信号点
の信号が識別器によって識別検出されることになる。こ
のような点線外の信号のデータが識別器により検出され
てデマッピング回路へ出力されたときは、デマッピング
回路では、原符号データを正常に再現できず不定なデー
タを出力する。このため、ビットエラーが発生し復調デ
ータの信頼性が低下するという問題点を有している。
号の場合にも発生する。また、図7に示すようなハニカ
ム構造の多値QAM信号の信号点配置の場合でも、Iチ
ャンネルおよびQチャンネルのアナログ復調信号の変換
入力信号範囲において、点線で囲んだ本来の信号配置の
外側に検出可能な信号点が存在するので、同様にビット
エラーが発生するという問題点を有している。
の影響によって、多値QAM信号の信号点が本来存在し
ない位置で検出されても、復調データの信頼性が低下す
るのを防止できる多値QAM復調装置を提供することに
ある。
装置は、多値QAM(直交振幅変調)信号を直交検波
し、デジタル化した後にデマッピングして原符号データ
を再生する多値QAM復調装置において、多値QAM信
号の本来の信号点配置から外れた配置外信号点のデジタ
ル復調信号が検出されたとき、このデジタル復調信号を
本来の信号点配置内の信号点のデジタル復調信号に置換
する置換手段を設ける。
信号点のデジタル復調信号を検出する検出回路と、前記
配置外信号点からの距離が最も近い前記配置内信号点の
デジタル復調信号に置換するための置換パターンを予め
記憶している記憶回路と、前記検出回路の検出結果を受
けて前記置換パターンに基づき前記配置内信号点のデジ
タル復調信号を選択する回路とを有する。また、前記置
換手段は、前記配置外信号点のデジタル復調信号を検出
する検出回路と、この検出回路の検出結果を受けて前記
配置内信号点のデジタル復調信号を生成する組み合わせ
論理回路とを有する。また、前記置換手段は、前記デジ
タル変換手段から出力されるデジタル復調信号をアドレ
スとして置換処理後のデジタル復調信号のデータが予め
書き込まれているROMを有する。
て説明する。
図であり、図8に示した従来例と同じ構成要素には同一
符号を付している。
変調された変調信号Srを直交検波して互いに直交関係
のIチャンネルおよびQチャンネルのアナログ復調信号
を出力する直交検波器1と、直交検波出力に波形整形を
行ってアナログ復調信号SiおよびSqを出力するフィ
ルタ2と、アナログ復調信号Si,Sqをデジタル化し
てIチャンネルおよびQチャンネルのデジタル復調信号
D1i,D1qとして出力する識別器3と、多値QAM
変調信号の本来の信号点配置から外れた信号点のデジタ
ル復調信号D1i,D1qを検出したときに、本来の信
号点配置内のデジタル復調信号D2i,D2qに置換す
る置換回路4と、置換回路4から出力されるデジタル復
調信号D2i,D2qから原符号データDi,Dqを再
生するデマッピング回路5とを有している。
置は、変調方式により一意的に決定されるものである。
従って、復調して検出された信号点が、本来の信号点配
置内のものか否かを容易に判定することができる。そこ
で、本来の信号点配置から外れた信号点を検出したとき
は、その信号点からの距離が最も近い本来の信号点配置
内の信号に置換することにより、デマッピングにおいて
不定なデータが出力されるのを防止できる。
ブロック図である。
出力されるデジタル復調信号D1i,D1qを受け、本
来の信号点配置から外れた信号点のデジタル復調信号を
検出する。置換パターン記憶回路42は、本来の信号点
配置から外れた配置外信号点のデジタル復調信号を、本
来の信号点配置の配置内信号点のデジタル復調信号信号
に置換するための置換パターンを予め記憶している。セ
レクタ43は、配置外信号検出回路41によって配置外
信号が検出されたとき、置換パターン記憶回路42に予
め記憶されている置換パターンに基づき配置外信号を配
置内信号に置換し、デジタル復調信号D2i,D2qと
して出力する。
ーンの一例を示している。ここで、本来の信号点をアル
ファベットで示し、配置外信号点を括弧付きアルファベ
ットで示している。そして、配置外信号点が検出された
ときは、配置外信号点からの距離が最も近い本来の信号
点に置換するように設定している。例えば、配置外信号
点(A)は配置内信号点Aに置換するように、また、配
置外の2つの信号点(F)は配置内信号点Fにそれぞれ
置換するように設定している。
図である。
44は、識別器3から出力されるデジタル復調信号D1
i,D1qを受け、本来の信号配置の配置外の信号を検
出する回路である。置換論理回路45は、配置外信号検
出回路44から検出信号を受け、配置外信号点のデジタ
ル復調信号を、予め定められた配置内信号のデジタル復
調信号に置換する組み合わせ論理回路で構成されてい
る。
た配置外信号点(A)に検出されたデジタル復調信号
を、配置内信号点Aのデジタル復調信号に置換する場合
の回路構成例を示している。この場合、識別器3から出
力される配置外信号点(A)のIチャンネルおよびQチ
ャンネルのデジタル復調信号は、図6に示したように、
D1i=「010」およびD1q=「111」である。
部は、Iチャンネルのデジタル復調信号D1iが「01
0」となったときに「1」を出力し、また、「111」
検出部は、Qチャンネルのデジタル復調信号D1qが
「111」となったときに「1」を出力する。置換論理
回路45は、配置外信号検出回路44から検出信号を受
けたときに、配置内信号点Aのデジタル復調信号D2i
=「010」,D2q=「110」として出力する。な
お、配置外信号検出回路44および置換論理回路45
は、図5に示した全ての配置外信号点(A)〜(T)に
それぞれ対応できるように構成されている。
図であり、ROM46を用いて構成されている。
1i,D1qをアドレスとして、置換処理後のデジタル
復調信号D2i,D2qのデータが予め書き込まれてい
る。例えば図5に示すような置換パターンに基づいて、
配置外信号点がアドレスされたときに該当する配置内信
号点の置換データを読み出し、また、配置内信号点がア
ドレスされたときには同一のデータを読み出す。
32値QAM信号を例としているが、直角格子構造の1
28値QAM信号の場合であっても、また、ハニカム構
造の多値QAM信号の場合であっても同様に置換処理を
行うことができる。
値QAM信号が伝送区間におけるフエージングやノイズ
等の影響を受けて、本来存在しない信号点の信号が識別
器によって検出されたとしても、本来存在する信号点の
信号に置換してデマッピング回路へ出力することによ
り、デマッピング回路では不定なデータを出力すること
がないので、復調データの信頼性を向上でき、ビットエ
ラーの発生を防止することができる。
すブロック図である。
す図である。
す図である。
図である。
M信号の信号点配置を示す図である。
示す図である。
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 多値QAM(直交振幅変調)信号を直交
検波して互いに直交関係のアナログ復調信号を出力する
直交検波手段と、前記アナログ復調信号をデジタル化し
てデジタル復調信号を出力するデジタル変換手段と、前
記デジタル復調信号をデマッピングして原符号データを
再生する手段とを備える多値QAM復調装置において、
前記多値QAM信号の本来の信号点配置から外れた配置
外信号点の前記デジタル復調信号を、前記本来の信号点
配置の配置内信号点のデジタル復調信号に置換する置換
手段を有することを特徴とする多値QAM復調装置。 - 【請求項2】 前記置換手段は、前記配置外信号点から
の距離が最も近い前記配置内信号点のデジタル復調信号
に置換することを特徴とする請求項1記載の多値QAM
復調装置。 - 【請求項3】 前記置換手段は、前記配置外信号点のデ
ジタル復調信号を検出する検出回路と、前記配置外信号
点のデジタル復調信号を前記配置内信号点のデジタル復
調信号に置換するための置換パターンを予め記憶してい
る記憶回路と、前記検出回路の検出結果を受けて前記置
換パターンに基づき前記配置内信号点のデジタル復調信
号を選択する回路とを有することを特徴とする請求項2
記載の多値QAM復調装置。 - 【請求項4】 前記置換手段は、前記配置外信号点のデ
ジタル復調信号を検出する検出回路と、この検出回路の
検出結果を受けて前記配置内信号点のデジタル復調信号
を生成する組み合わせ論理回路とを有することを特徴と
する請求項2記載の多値QAM復調装置。 - 【請求項5】 前記置換手段は、前記デジタル変換手段
から出力されるデジタル復調信号をアドレスとして置換
処理後のデジタル復調信号のデータが予め書き込まれて
いるROMを有することを特徴とする請求項2記載の多
値QAM復調装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP09221672A JP3088352B2 (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 多値qam復調装置 |
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JPH1168869A true JPH1168869A (ja) | 1999-03-09 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3088352B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000041374A1 (en) * | 1998-12-31 | 2000-07-13 | Dsp Software Engineering, Inc. | Computer method and apparatus for modem point slicing |
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- 1997-08-18 JP JP09221672A patent/JP3088352B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-08-12 US US09/133,758 patent/US6028475A/en not_active Expired - Lifetime
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