JPH1168712A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH1168712A
JPH1168712A JP9230621A JP23062197A JPH1168712A JP H1168712 A JPH1168712 A JP H1168712A JP 9230621 A JP9230621 A JP 9230621A JP 23062197 A JP23062197 A JP 23062197A JP H1168712 A JPH1168712 A JP H1168712A
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JP
Japan
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error correction
correction code
frame
data
transmission data
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JP9230621A
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English (en)
Inventor
Makoto Imura
真 伊村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の通信装置は、付加情報部の開始及び終
了を示すフラグシーケンスFに誤りが発生すると符号化
情報部のデータに対して誤り訂正処理を行うことができ
ない為、例えば無線回線のように伝送エラーが発生しや
すい回線では再送回数が多くなり通信時間が長くなる等
問題があった。 【解決手段】 この発明の通信装置は、同一フレーム内
に、伝送データと誤り訂正符号を付加し送信することに
より、伝送データと誤り訂正符号を含む1フレームを正
常に受信できれば、符号化情報部のデータに誤り訂正処
理を行う。また、誤り訂正符号をフラグと誤検出する事
を防止もする。そして、悪品質の伝送路においてもデー
タの伝送を可能とすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信データを開
始フラグと終了フラグとにより挟まれた伝送データと、
上記伝送データの誤り訂正符号とを上記開始フラグと終
了フラグとの間に挟んで送受信する通信装置に関する。
特にHDLCフレーム構成の伝送データを送受信する通
信装置の誤り訂正方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の通信装置における誤り訂正方式と
しては、HDLCフレーミングされたデータフレーム
と、そのデータの誤り訂正符号をさらにフレーミング化
し送信するものが知られている。図16は、例えば、特
開平2−111164号公報に示された、従来の通信装
置における誤り訂正方式のデータを送信するフレーム構
成を示したものである。図16に示すフレーム構成は、
多数のフラグシーケンスFが配列されてなる同期信号部
と、伝送データがセットされている符号化情報部と、伝
送データフレームが終了し伝送制御手順への復帰を示す
復帰情報部とにより構成されている。さらに、符号化情
報部は、伝送データを伝送するためのHDLCフレーム
部と誤り訂正符号を伝送するための付加情報部とで構成
されている。
【0003】従来の通信装置によれば、符号化情報部と
その符号化情報部の誤り訂正符号を伝送する付加情報部
は、別の開始、終了フラグシーケンスFで挟まれている
フレームにて形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信装置におけ
る誤り訂正方式は以上のように構成されているので、伝
送路上の誤りにより、付加情報部の開始、終了を示すフ
ラグシーケンスFに誤りが発生すれば、たとえ符号化情
報部の開始、終了フラグシーケンスFに誤りがなくと
も、符号化情報部のデータに誤り訂正処理を行うことが
できず、伝送エラーの発生しやすい回線、例えば無線回
線を使用した場合などでは、通信時間が長くなるという
問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、符号化情報部の開始、終了フラ
グシーケンスFに誤りがなければ、符号化情報部のデー
タに誤り訂正処理を行うことができ、通信時間が短縮さ
れる通信装置を得ることを目的とする。また、誤り訂正
符号のビット列にて、開始又は終了フラグを誤検出しな
い通信装置を得ることを目的とする。また、HDLCフ
レームに1個の“1”と任意の数の“0”とさらにその
フレームデータの誤り訂正符号を付加し、1フレームの
データ長を一定とすることにより、終了フラグを検出で
きなくてもそのフレームを認識することができる通信装
置を得ることを目的とする。また、HDLCフレームに
1個の“1”と任意の数の“0”さらにそのフレームデ
ータの誤り訂正符号を付加し、1フレームのデータ長を
一定としたフレームを一つのフラグを挟んで1ブロック
分連続して送信することにより、一度フレームを検出す
れば、以後連続して送信されてくるフレームの開始、あ
るいは終了フラグを検出できなくてもフレームを認識す
ることができる通信装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明における通信デ
ータを開始フラグと終了フラグとにより挟まれた伝送デ
ータを送信する通信装置は、送信時に、誤り訂正制御部
が、上記伝送データの誤り訂正符号を生成し、この生成
した誤り訂正符号を上記開始フラグと終了フラグとの間
に挿入して1つの伝送データとすることを特徴とする。
【0007】また、上記通信装置は、誤り訂正符号を上
記開始フラグと終了フラグとの間に挿入した上記伝送デ
ータを受信し、上記誤り訂正制御部は、受信時に伝送路
上で上記伝送データに発生した誤りを、受信した上記伝
送データに含まれる上記誤り訂正符号より訂正すること
を特徴とする。
【0008】また、通信データを所定のビット数に分割
し、上記伝送データは、少なくとも上記分割した通信デ
ータにそれぞれフレーム番号を付加したデータと、送信
手順の信号と上記誤り訂正符号とにより構成され、上記
開始フラグと終了フラグとにより挟まれた伝送データを
1フレームとすることを特徴とする。
【0009】また、上記伝送データは、HDLC(HD
LCは、high level data link
control proceduresの略)フレーム
構成の伝送データであることを特徴とする。
【0010】また、上記誤り訂正制御部は、送信時に、
少なくとも上記終了フラグを特定するビット列が上記生
成した誤り訂正符号に含まれている場合、上記誤り訂正
符号に所定のビット情報を追加挿入して上記終了フラグ
を特定するビット列を含まない誤り訂正符号に変更し、
受信時に、上記誤り訂正符号に追加挿入された所定のビ
ットを除去した誤り訂正符号を用いて上記伝送データの
誤りを訂正することを特徴とする。
【0011】また、上記誤り訂正制御部は、送信時に付
加する上記誤り訂正符号の先頭に”0”を追加挿入する
とともに、誤り訂正符号のビット列に5個の連続した”
1”があれば上記5個の連続した”1”の後に”0”を
追加挿入して誤り訂正符号を生成し、受信時には、上記
誤り訂正制御部により送信時に追加挿入された上記誤り
訂正符号の先頭の”0”と上記5個の連続した”1”の
後にある”0”とを除去した誤り訂正符号を用いて、上
記伝送データの誤りを訂正することを特徴とする。
【0012】また、上記誤り訂正制御部は、送信時に付
加する上記誤り訂正符号の所定箇所に”0”を追加挿入
して誤り訂正符号を生成するとともに、受信時には、上
記誤り訂正制御部により送信時に追加挿入された上記誤
り訂正符号の所定箇所の”0”を除去した誤り訂正符号
を用いて、上記伝送データの誤りを訂正することを特徴
とする。
【0013】また、上記通信装置は、さらに、上記伝送
路上の誤り発生率を求め、上記誤り発生率が上記誤り訂
正制御部の誤り訂正能力を上回ると判断した場合、上記
誤り訂正制御部の誤り訂正能力を高める制御部を備える
ことを特徴とする。
【0014】また、上記誤り訂正制御部は、所定のフレ
ームの再送を行う場合、誤り訂正能力を高くするような
誤り訂正符号を生成し、上記再送を行うフレームに上記
生成した誤り訂正符号を付加することを特徴とする。
【0015】また、上記フレームは、上記フレームを所
定のビット長で複数のフレームに分割したことを示す識
別子を備え、上記通信装置は、さらに、所定のフレーム
を所定の回数再送を行っても受信側に正しく送信されな
かった場合、上記フレームを所定のビット長で複数のフ
レームに分割し、上記分割した複数のフレームの上記識
別子に分割したフレームであることを示す情報を設定
し、上記複数のフレームに分割したフレームを1つのフ
レームにまとめて送信する制御部を備えたことを特徴と
する。
【0016】また、上記通信装置は、異なる長さの伝送
データを生成する場合、さらに、送信時に、伝送データ
の長さが一定のデータ長になるように所定のビット情報
を上記伝送データに付加する伝送制御部を備え、上記誤
り訂正制御部は、上記伝送制御部により所定のビット情
報を付加した伝送データの誤り訂正符号を生成し、上記
生成した誤り訂正符号を上記伝送データに付加して送信
する事を特徴とする。
【0017】また、上記伝送制御部は、伝送データの長
さが一定のデータ長になるように1つの”1”と任意の
数の”0”とを上記伝送データに付加し、上記誤り訂正
制御部は、上記1つの”1”と任意の数の”0”とを付
加した伝送データの誤り訂正符号を生成し、上記生成し
た誤り訂正符号を上記伝送データに付加して送信するこ
とを特徴とする。
【0018】さらに、上記伝送制御部は、伝送データの
長さが一定のデータ長になるように任意の数の”0”を
上記伝送データに付加し、上記誤り訂正制御部は、上記
任意の数の”0”を付加した伝送データの誤り訂正符号
を生成し、上記生成した誤り訂正符号を上記伝送データ
に付加し、上記通信装置は、さらに、上記伝送データを
開始フレームと終了フレームとを兼ねた1つのフラグの
みで挟んで複数の伝送データを連続して送信する制御部
を備えたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下この発明の一実施の形態を図につい
て説明する。図1は本実施の形態による誤り伝送方式を
備える通信装置のブロック図である。図2は本実施の形
態によるフレームフォーマットを示す。図1において、
10は通信装置であり、11は通信装置10の全体制御
を行う制御部としての中央演算処理部(以下CPUとい
う)である。12はCPU11の制御処理を規定するプ
ログラムが格納されている読取専用メモリ(以下ROM
という)であり、記憶されるプログラムの1つとして誤
り伝送制御プログラムが格納されている。13はCPU
11が制御する制御処理の過程で発生するデータ類を格
納するための随時書換メモリ(以下RAMという)であ
る。14はHDLC制御手順に従いフレーミング・デフ
レーミングを行う伝送制御部であるHDLC制御部であ
る。15は、誤り訂正符号の生成及び誤り訂正符号から
受信データの誤り訂正処理を行う誤り訂正制御部であ
る。16は送受信される通信データの変調及び復調を行
うモデムである。17はモデム16に接続されて通信回
線とのインタフェースをとる網制御部である。18はマ
ン・マシンのインタフェースをとるためのキーやディス
プレイ等が配置された操作部である。図2において、フ
レームは、既知のHDLCフレーム情報と、本実施の形
態で付加した誤り訂正符号とで形成されている。21は
同期信号である開始フラグ、22はアドレスフィール
ド、23はコントロールフィールド、24は情報フィー
ルド、25はフレームチェックシーケンス、27は同期
信号である終了フラグである。左記で説明した21、2
2、23、24、25、27の符号が通信データである
既知のHDLCフレーム情報である。26は本発明で付
加した誤り訂正符号である。
【0020】次に図1に示した構成における通信装置に
よって、図2に示したフォーマットのフレームを生成す
る動作を説明する。図3は、本実施の形態によるフレー
ム生成手順を示す流れ図である。まず、操作部18よ
り、送信先のデータ、及び送信データが入力され(S
1)、CPU11によりRAM13に記憶される(S
2)。HDLC制御部14は、RAM13に記憶された
送信データを1フレームのデータ数毎に分割し(S
3)、さらに誤り再送を行う1ブロック内での通番であ
るフレーム番号を情報フィールド24の先頭に挿入し
(S4)、そのフレームデータのHDLCフレーミング
を、HDLC制御部14にて行う(S5)。次に、誤り
訂正制御部15にて、そのHDLCフレームのアドレス
フィールド22、コントロールフィールド23、情報フ
ィールド24、及びフレームチェックシーケンス25よ
り構成する通信データの誤り訂正符号26を生成し(S
6)、その誤り訂正符号26をCPU11にて、HDL
Cフレーム内のフレームチェックシーケンス25と終了
フラグ27との間に挿入する(S7)。上記S1〜S7
の手順はROM12に記憶されている誤り伝送制御プロ
グラムにプログラミングされている。上記の手順によっ
て生成された伝送データは、モデム16にて変調された
後、網制御部17にて受信機に送信される。尚、誤り訂
正制御部15において生成される誤り訂正符号は例えば
BCH方式(BCH:Bose ChaudhuriH
ocquenghem)により生成するものとする。
【0021】図4は本実施の形態による受信機側の動作
手順を示す流れ図である。受信機側においては、網制御
部17を経由してモデム16にて復調されたデータか
ら、CPU11にて誤り訂正符号26を取り出し(S1
0、S11)、誤り訂正制御部15にて誤り訂正符号2
6に基づいて受信データの誤り訂正処理を行う(S1
2)。その誤り訂正処理が施されたHDLCデータか
ら、HDLC制御部14にて、情報フィールド24のデ
ータのみを取り出し、RAM13に格納する(S1
3)。このとき、HDLC制御部14は、アドレスフィ
ールド22、コントロールフィールド23、及びフレー
ムチェックシーケンス25により情報フィールドのデー
タに誤りがないかどうかチェックを行い(S14)、誤
りがあれば(S15)それをCPU11に通知する(S
16)。CPU11は、1ブロックのデータ通信終了後
(S17)、送信機側に誤りのあったフレーム番号を通
知する(S18)。これにより、誤り再送にてエラーリ
カバリーを行う。
【0022】以上のように、実施の形態1における通信
装置は、同一フレームに、誤り訂正符号を含んで送信す
ることにより、開始フラグ21、終了フラグ27に誤り
がなければHDLCフレーム情報のデータに誤り訂正処
理を行うことができるように構成することを特徴とす
る。
【0023】実施の形態2.上記実施の形態1では、誤
り訂正制御部15にて生成された誤り訂正符号26をそ
のままHDLCフレーム内に挿入していた。しかし、誤
り訂正符号のデータの途中に、開始フラグ21或いは終
了フラグ27と同一のパターンを有することもあり、そ
の場合、そのフラグパターンを開始フラグ或いは終了フ
ラグとして検出してしまい、データ伝送ができなくな
る。開始フラグ及び終了フラグは“0111 111
0”というデータである。そこで、誤り訂正符号のビッ
ト列に5個の連続した“1”があればその直後に“0”
を挿入することにより、フラグパターンの発生、すなわ
ち開始及び終了フラグ誤検出を防止する。
【0024】次に、この実施の形態2における誤り訂正
符号の生成方法について図5の誤り訂正符号のフレーム
構成に基づいて、図6の誤り訂正符号の生成手順に従い
説明する。尚、通信装置のブロック構成は、上記実施の
形態1と同様である。まず、RAM13に記憶された送
信データを1フレームのデータ数毎に分割し、HDLC
フレーミングされたデータのアドレスフィールド22、
コントロールフィールド23、情報フィールド24、及
びフレームチェックシーケンス25から生成された誤り
訂正符号26の先頭に“0”を挿入する(S20)。こ
れは、誤り訂正符号26の直前に位置するデータである
フレームチェックシーケンス(FCS)フィールドのデ
ータのビット列に依存しないようにするための処理であ
る。次に、誤り訂正符号26の先頭から、“1”のデー
タが5個連続するビット列を検索し(S21)、そのビ
ット列が存在すれば(S22)、そのビット列の直後に
“0”を挿入して誤り訂正符号を生成する(S23)。
そして、生成した誤り訂正符号26をCPU11にて、
HDLCフレーム内のフレームチェックシーケンス25
と終了フラグ27との間に挿入する(S24)。
【0025】図7は本実施の形態による受信機側の動作
を示す流れ図である。受信機側では、誤り訂正符号内の
5個連続した“1”の後に“0”を挿入する0インサー
ション処理を施しているため、送られてきた誤り訂正符
号(0インサーションを含む)が何ビットあるのか受信
側では判らない。従って、予め決められた誤り訂正符号
のビット数から最大に0インサーションされた場合のビ
ット数を算出し、算出したビット数分の誤り訂正符号を
フレームより取り出す(S30)。また、予め決められ
た誤り訂正符号のビット数が、誤り訂正制御部15に記
憶されているものとする。例えば、誤り訂正制御部15
に記憶されている誤り訂正符号のビット数が16ビット
であると図8に示すように誤り訂正符号の先頭ビットは
固定で“0”であるため、残りの15ビットが全て
“1”である時が最大に0インサーション処理を行う場
合である。この列では、3個の“0”を挿入した場合が
誤り訂正符号の最大のビット数となる。このため、予め
決められた誤り訂正符号のビット数が16ビットである
とすると最大に0インサーションされた場合のビット数
は19ビットとなる。従って、終了フラグ27より19
ビットさかのぼった分のビット数が誤り訂正符号となる
(S31)。取得したビット列から“1”のデータが5
個連続するビット列を検索し、そのビット列が存在すれ
ばそのビット列の直後の“0”を除去する。つまり、取
得した誤り訂正符号より0インサーションされた“0”
データを除去する(S32)。上記S32の処理終了
後、最後尾より誤り訂正制御部15に記憶されている予
め決められた誤り訂正符号ビット数分のデータをS32
の処理後のデータより取り出す(S33)。誤り訂正制
御部15に記憶されている予め決められた誤り訂正符号
のビット数には、誤り訂正符号の先頭に挿入した“0”
データ1ビット分が含まれている。このため、S34の
処理でS33の処理後のデータより先頭に挿入された
“0”データ1ビット分を抽出し、誤り訂正符号を確定
する(S34)。S31で取り出したデータには誤り訂
正符号でないデータも含まれている可能性がある。この
ため、上記S32〜S34の処理によって、誤り訂正符
号でないにもか代わらず、取り出したデータを取り除く
処理を行っている。上記S34の処理において、確定し
た誤り訂正符号には、図6のS23によって行った0イ
ンサーション処理が施されていないデータである。この
まま、S34で確定した誤り訂正符号をHDLCデフレ
ーミング処理をすると正しくデフレーミング処理を行う
ことができない。これは、送信機側で図6の手順により
生成した誤り訂正符号をHDLCフレーミングして送信
しているためである。このため、連続する5個の“1”
ビット列が存在すれば、その直後に“0”データを挿入
し(S35)、アドレスフィールド22、コントロール
フィールド23、情報フィールド24、フレームチェッ
クシーケンス25により構成した通信データの最後尾に
S35で生成した誤り訂正符号を最後尾に追加する。そ
して、通信データに対して誤り訂正符号に基づいて誤り
訂正処理を行う。
【0026】このように、本実施の形態によれば、誤り
訂正制御部15にて生成された誤り訂正符号26と開始
或いは終了フラグとを誤検出する箇所に“0”を挿入す
るので、誤り訂正符号内に5個の連続した“1”のビッ
ト列であるフラグパターンが発生しなくなり、開始及び
終了フラグの誤検出によるデータの損失を防ぐことがで
きる。
【0027】実施の形態3.上記実施の形態2では、誤
り訂正制御部15にて生成された誤り訂正符号26のビ
ット列に5個の連続した“1”があればその直後に
“0”を挿入することにより、開始或いは終了フラグの
誤検出を防止していた。しかし、処理が複雑となるの
で、本実施の形態3では、図9に示すように、誤り訂正
制御部15にて生成された誤り訂正符号26の固定箇所
に“0”を挿入することにより、フラグパターンの発
生、すなわち開始或いは終了フラグの誤検出を防止す
る。
【0028】次に、この実施の形態3における誤り訂正
符号の生成方法について、図9の誤り訂正符号のフレー
ム構成に基づいて説明する。通信装置のブロック構成
は、上記実施の形態1と同様である。送信データを1フ
レームのデータ数毎に分割し、HDLCフレーミングさ
れたデータのアドレスフィールド22、コントロールフ
ィールド23、情報フィールド24、及びフレームチェ
ックシーケンス25から生成された誤り訂正符号26の
先頭、及び先頭から5ビットおきに“0”データを挿入
する。上記“0”データが挿入された誤り訂正符号26
をCPU11にて、HDLCフレーム内のフレームチェ
ックシーケンス25と終了フラグ27との間に挿入す
る。
【0029】受信機側においては、誤り訂正制御部15
に記憶されている予め決められた誤り訂正符号ビット数
と、“0”を挿入するビット数とを取り出し、取り出し
た誤り訂正符号ビット数と“0”を挿入するビット数と
を加算する。そして、終了フラグから上記加算したビッ
ト数を逆算して誤り訂正符号を取り出す。例えば、誤り
訂正符号のビット数が12ビットであると、“0”を挿
入するビット数は3ビットとなる。この為、12ビット
と3ビットを加算して15ビット分のデータを終了フラ
グ27から逆算して取り出すことになる。そして、送信
側において上記法則に従い挿入された“0”ビットを削
除する。これにより得た誤り訂正符号から誤り訂正処理
をアドレスフィールド22、コントロールフィールド2
3、情報フィールド24、フレームチェックシーケンス
25より構成された通信データに対し行う。
【0030】このように、本実施の形態によれば、誤り
訂正制御部15にて生成された誤り訂正符号26の固定
箇所に“0”を挿入するので、誤り訂正符号内に5個の
連続する“1”のビット列であるフラグパターンが発生
しなくなり、開始及び終了フラグの誤検出によるデータ
の損失を防ぐことができる。
【0031】実施の形態4.本発明による他の実施の形
態を図について説明する。通信装置のブロック構成は、
上記実施の形態1と同様である。図10はこの実施の形
態によるパーシャルページ送信処理の流れ図である。ま
ず、送信機からの1パーシャルページ分(複数フレーム
をまとめたものを1パーシャルページという)のデータ
を送信(S501)し、ページ応答信号が受信機より返
される(S502)のを待ち、ページ応答を受信し、そ
の応答により、エラーがないことが判明すれば(S50
3)、次ページが有れば(S509)次ページの送信
(S501)を行い、次ページがなければ通信を正常終
了(S512)する。また、ページ応答の受信において
エラーが有れば(S503)、そのパーシャルページの
エラー率を算出し、その確率がn%を越えているかどう
かの判断をCPU11にて行う(S504)。上記エラ
ー率は、「エラー無く送信できたフレーム数/総送信フ
レーム数」により算出する。尚、上記n%の確率は予め
ROM12に記憶されているものとする。エラー率がn
%以下である時、現在の誤り訂正能力が最大でなければ
(S510)、誤り訂正能力をより訂正能力の高い誤り
訂正方式に変更し(S511)、もう一度パーシャルペ
ージの送信を行う(S501)。エラー率がn%よりも
小さければ、エラーフレームの再送(S505)を行
い、ページ応答受信(S506)、エラー有無判断(S
507)、及び再送回数判断(S508)を行い、パー
シャルページの全フレームの送信を行う。ただし、全フ
レーム送信完了前に再送回数がc回になれば、通信を不
達として送信を終了する(S513)。
【0032】上記S510における誤り訂正能力は、誤
り訂正装置が変わればその能力は変わる。また、誤り訂
正能力は、最初から最大にすると伝送能力が落ちる。例
えば、100ビットのデータを送信する場合、訂正能力
の低い方式では誤り訂正ビットを10ビットとする。そ
して、送信ビット数は、合計で110ビットになる。し
かし、誤り訂正能力の高い方式では誤り訂正ビットが1
00ビットであるとすると、送信ビット数は合計で20
0ビットとなる。このため、送信データ量が増える。即
ち、高い誤り訂正能力の方式では、付加するデータも増
えるため、伝送時間を少なくするためには、はじめから
誤り訂正能力の高い方式では行わない。また、例えばB
CH誤り訂正方式では、訂正能力3ビット(1フレーム
で誤り3ビットまで訂正可能)は5ビット(1フレーム
で誤り5ビットまで訂正可能)に比べて当然誤り訂正能
力が低くなる。このため、上記S511において誤り訂
正能力をより訂正能力の高い誤り訂正方式に変更する場
合は、例えば、訂正能力を3ビットから5ビットに変更
する。また、上記S508における再送回数c回は、既
定値であればROM12に記憶されているものとする。
さらに、再送回数のカウントは、S505において、エ
ラーフレームの再送を行ったときにカウントする。カウ
ントは、RAM13に記憶する。以上の処理により、悪
品質の回線においても、通信時間を短縮する事が可能で
ある。
【0033】この実施の形態4で説明した通信装置は、
伝送路上の誤り率が誤り訂正能力を上回ると判断した際
に、誤り訂正制御部の誤り訂正能力をより高い方式に変
更し、悪品質の伝送路においてもデータの伝送を可能と
することを特徴とする。
【0034】実施の形態5.本発明による他の実施の形
態を図について説明する。通信装置のブロック構成は、
上記実施の形態1と同様である。図11はこの実施の形
態によるパーシャルページ送信処理の流れである。ま
ず、送信機からの1パーシャルページ分のデータを送信
し(S601)、ページ応答信号が受信機より返される
のを待ち(S602)、ページ応答を受信し、その応答
により、エラーがないことが判明すれば(S603)、
次ページが有れば(S610)次ページの送信(S60
1)を行い、次ページがなければ通信を正常終了する
(S611)。また、ページ応答の受信においてエラー
が有れば(S603)、現在の誤り訂正能力が最大でな
ければ(S604)、誤り訂正能力をより訂正能力の高
い誤り訂正方式に変更し(S605)、エラーフレーム
の再送(S606)、ページ応答受信(S607)、エ
ラー有無判断(S608)、及び再送回数判断(S60
9)を行い、パーシャルページの全フレームの送信を行
う。ただし、全フレーム送信完了前に再送回数がc回に
なれば、通信を不達として送信を終了する(S61
2)。以上の処理により、悪品質の回線においても、通
信時間を短縮する事が可能である。
【0035】以上のように、この実施の形態5で説明し
た通信装置は、誤り訂正制御部により訂正できなかった
フレームの再送を行う際に、誤り訂正能力をより高い方
式に変更することを特徴とする。
【0036】実施の形態6.本発明による他の実施の形
態を図について説明する。通信装置のブロック構成は、
上記実施の形態1と同様である。図12はこの実施の形
態によるフレームのフレーム構成である。まず、実施の
形態1の図2に示すフレーム構成にて、1パーシャルペ
ージの送信を行う。このとき、あるフレームの送信にエ
ラーが発生して一定回数再送を行っても全フレームを送
信することができなかった。そして、誤りを訂正しきれ
なかったフレームの情報フィールド24のデータをCP
U11により図12に示すように複数のフレーム例えば
情報フィールド24に100バイトのデータが格納され
ている場合は、50バイトずつに、2フレームに分割す
る。そして、さらに上記2フレームのそれぞれのフレー
ムの情報フィールド24に再送要求のあったフレーム番
号の他にフレーム内のデータが複数のフレームに分割さ
れたことを示す識別子とその分割番号を含めて送信す
る。図13に情報フィールド24に格納されているデー
タを分割する前と分割した後について示す。図13
(a)は、分割まえの情報フィールド24を示してい
る。図13(a)によると、分割前の情報フィールド
は、分割識別子とフレーム番号と送りたいデータにより
構成されている。分割識別子は分割前を示す「0」が設
定されている。フレーム番号は1パーシャルページにお
ける何番目のフレームであるかを示す番号が設定されて
いる。図13(b)は分割後の情報フィールド14の内
容を示している。図13(b)において、分割後の情報
フィールド14は分割識別子と分割ナンバとフレーム番
号と送りたいデータにより構成されている。分割識別子
は分割後であることを示す「1」が設定されている。分
割ナンバは分割したフレームのうち何番目のフレームで
あるかを示す番号が設定される。フレーム番号は、分割
前情報フィールドにおけるフレーム番号と、同じ番号が
設定される。送りたいデータは分割後のデータが設定さ
れる。上記例では、100バイトのデータを50バイト
ずつの2フレームに分割している。このため、送りたい
データは、50バイトのデータが格納される。以上の処
理により、悪品質の回線においても、通信時間を短縮す
る事が可能である。
【0037】以上のように、この実施の形態6で説明し
た通信装置は、誤り訂正制御部により誤りを訂正できな
かったフレームの再送を行う際に、ある一定回数再送し
ても送信できなかったときに、そのフレームのデータを
分割して、更に再送フレームの要求のあったフレーム番
号にフレーム内のデータが複数のフレームに分割された
ことを示す識別子を含めて、一つのフレームとして送信
することを特徴とする。
【0038】実施の形態7.本発明による他の実施の形
態を図について説明する。通信装置のブロック構成は、
上記実施の形態1と同様である。図14はこの実施の形
態によるフレームのフレーム構成である。まず、実施の
形態1の図2に示すフレーム構成にて、1パーシャルペ
ージの送信を行う。このとき、図14に示すフレームの
フレーム長は、図2に示す1フレームの最大フレーム長
(1フレームの最大フレーム長とは送りたい情報をHD
LCフレーミングし、さらに、誤り訂正符号を追加する
場合の最大データ長のことである。誤り訂正符号に0イ
ンサーション処理を行うと誤り訂正符号の長さが可変に
なる。このため、1フレームの最大長は、誤り訂正符号
に0インサーション処理を行った場合に挿入される
“0”の数が最大になる場合を1フレームの最大長とす
る)。以上のフレーム長になるように定める。このた
め、図14に示すフレームは、誤り訂正符号の終了フラ
グ27との間に1個の“1”と、フレーム長が、あらか
じめ定められたビット長と等しくなるように任意の数の
“0”を付加し、フレームを構成する。以上の処理によ
り、終了フラグ27を検出できなくとも、開始フラグ2
1を検出することができれば、フレーム長が固定である
ことから1フレームの認識をする事ができる。
【0039】以上のようにこの実施の形態7で説明した
通信装置はHDLCフレームに1個の“1”と任意の数
の“0”と、フレームデータの誤り訂正符号とを付加
し、1フレームのデータ長を固定とすることにより、終
了フラグを検出できなくてもそのフレームを認識するこ
とができるようにすることを特徴とする。
【0040】実施の形態8.本発明による他の実施の形
態を図について説明する。通信装置のブロック構成は、
上記実施の形態1と同様である。図15はこの実施の形
態によるフレームのフレーム構成である。図15に示す
フレームのフレーム長は、1フレームの最大長以上にな
るように定める。そして、フレームの長さがあらかじめ
定められたビット長より短いときは、図15に示すよう
に誤り訂正符号26とフラグ29との間に1個の“1”
データと、フレーム長が、あらかじめ定められたビット
長と等しくなるように任意の数の“0”データを付加す
る。そして、図15に示すように、1つのフレームは一
つのフラグ29のみをそれぞれの挟み、1パーシャルペ
ージ分のフレームを連続して送信する。以上の処理によ
り、一度フレームを認識したら、以後のフレームは開始
及び終了フラグを検出できなくとも、フレーム長が固定
であるためのフレームの認識をする事ができる。
【0041】以上のようにこの実施の形態8で説明した
通信装置は、HDLCフレームに1個の“1”と任意の
数の“0”と、フレームデータの誤り訂正符号とを付加
し、1フレームのデータ長を固定としたフレームを一つ
のフラグを挟んで1ブロック分連続して送信することに
より、一度フレームを検出すれば、以後連続して送信さ
れてくるフレームの開始、あるいは終了フラグを検出で
きなくてもフレームを認識することができるようにする
ことを特徴とする。
【0042】上記実施の形態7及び8には誤り訂正符号
26の後ろに1個の1と任意の数の連続する“0”を挿
入していた。しかし、受信側でフレームに追加したデー
タがどこからどこまでか判るように識別できれば、例え
ば“0”と“1”が交互になるように挿入するようにし
てもかまわない。上記実施の形態7及び8に記載した例
では、終了フラグ27或いは、フラグ29の手前から1
ビットずつさかのぼっていき初めての“1”が出てくる
までのデータを削除すればよいので本来のHDLCフレ
ームを容易に復元できる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明の通信装置によれ
ば、符号化情報部の開始、終了フラグシーケンスFに誤
りがなければ、符号化情報部のデータに誤り訂正処理を
行うことができ、通信時間が短縮される効果がある。
【0044】また、誤り訂正符号のビット列にて、フラ
グを誤検出しない効果がある。
【0045】また、HDLCフレームに任意の数の
“0”と、そのフレームデータの誤り訂正符号を付加
し、1フレームのデータ長を一定とすることにより、終
了フラグを検出できなくてもそのフレームを認識するこ
とができる効果がある。
【0046】また、HDLCフレームに任意の数の
“0”と、そのフレームデータの誤り訂正符号を付加
し、1フレームのデータ長を一定としたフレームを一つ
のフラグを挟んで1ブロック分連続して送信することに
より、一度フレームを検出すれば、以後連続して送信さ
れてくるフレームの開始、あるいは終了フラグを検出で
きなくてもフレームを認識することができる効果があ
る。
【0047】また、誤り発生率が誤り訂正制御部の誤り
訂正能力を上回る場合、誤り訂正制御部の誤り訂正能力
を高めることができる。このため、悪品質の伝送路にお
いてもデータの伝送を行うことができる効果がある。
【0048】さらに、受信側で誤り訂正しきれなかった
場合、再送を行うフレームを所定のビット長に分割して
分割したフレームを受信側に再送する。このため、受信
側へ送信するデータ長が誤りが発生したフレームよりも
短くなるため、再度誤りが発生する確率が低くなり、悪
品質の回線においても通信時間を短縮することが可能に
なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1、2、3、4、5、
6、7、8による誤り訂正装置を備えた通信装置のブロ
ック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1、2、3、4、5、
6、7、8によるフレームのフレームフォーマットを示
す図である。
【図3】 実施の形態1におけるフレーム生成手順を示
す流れ図である。
【図4】 実施の形態1における受信機側の操作手順を
示す流れ図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるフレームのフ
レームフォーマットを示す図である。
【図6】 実施の形態2における誤り訂正符号の生成手
順を示す流れ図である。
【図7】 実施の形態2における受信機側の動作を示す
流れ図である。
【図8】 実施の形態2における0インサーション処理
を説明する図である。
【図9】 この発明の実施の形態3によるフレームのフ
レームフォーマットを示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態4による1パーシャ
ルページの送信処理の流れ図である。
【図11】 この発明の実施の形態5によるパーシャル
ページの送信処理の流れ図である。
【図12】 この発明の実施の形態6によるフレームの
フレームフォーマットを示す図である。
【図13】 (a)及び(b)は、この発明の実施の形
態6における情報フィールドを説明する図である。
【図14】 この発明の実施の形態7によるフレームの
フレームフォーマットを示す図である。
【図15】 この発明の実施の形態8によるフレームの
フレームフォーマットを示す図である。
【図16】 従来の通信装置における誤り訂正方式のデ
ータを送信するフレーム構成を示す図である。
【符号の説明】
11 制御部(CPU)、12 ROM、13 RA
M、14 HDLC制御部、15 誤り訂正制御部、1
6 モデム、17 網制御部、18 操作部、21 開
始フラグ、22 アドレスフィールド、23 コントロ
ールフィールド、24 情報フィールド、25 フレー
ムチェックシーケンス、26 誤り訂正符号、27 終
了フラグ、28 フレームNO、29 フラグ。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信データを開始フラグと終了フラグと
    により挟まれた伝送データを送信する通信装置におい
    て、 送信時に上記伝送データの誤り訂正符号を生成し、この
    生成した誤り訂正符号を上記開始フラグと終了フラグと
    の間に挿入して1つの伝送データとする誤り訂正制御部
    を備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 上記通信装置は、誤り訂正符号を上記開
    始フラグと終了フラグとの間に挿入した上記伝送データ
    を受信し、上記誤り訂正制御部は、受信時に伝送路上で
    上記伝送データに発生した誤りを、受信した上記伝送デ
    ータに含まれる上記誤り訂正符号より訂正することを特
    徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 通信データを所定のビット数に分割し、
    上記伝送データは、少なくとも上記分割した通信データ
    にそれぞれフレーム番号を付加したデータと、送信手順
    の信号と上記誤り訂正符号とにより構成され、 上記開始フラグと終了フラグとにより挟まれた伝送デー
    タを1フレームとすることを特徴とする請求項2記載の
    通信装置。
  4. 【請求項4】 上記伝送データは、HDLC(HDLC
    は、high level data link co
    ntrol proceduresの略)フレーム構成
    の伝送データであることを特徴とする請求項3記載の通
    信装置。
  5. 【請求項5】 上記誤り訂正制御部は、送信時に、少な
    くとも上記終了フラグを特定するビット列が上記生成し
    た誤り訂正符号に含まれている場合、上記誤り訂正符号
    に所定のビット情報を追加挿入して上記終了フラグを特
    定するビット列を含まない誤り訂正符号に変更し、受信
    時に、上記誤り訂正符号に追加挿入された所定のビット
    を除去した誤り訂正符号を用いて上記伝送データの誤り
    を訂正することを特徴とする請求項4記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 上記誤り訂正制御部は、送信時に付加す
    る上記誤り訂正符号の先頭に”0”を追加挿入するとと
    もに、誤り訂正符号のビット列に5個の連続した”1”
    があれば上記5個の連続した”1”の後に”0”を追加
    挿入して誤り訂正符号を生成し、 受信時には、上記誤り訂正制御部により送信時に追加挿
    入された上記誤り訂正符号の先頭の”0”と上記5個の
    連続した”1”の後にある”0”とを除去した誤り訂正
    符号を用いて、上記伝送データの誤りを訂正することを
    特徴とする請求項5記載の通信装置。
  7. 【請求項7】 上記誤り訂正制御部は、送信時に付加す
    る上記誤り訂正符号の所定箇所に”0”を追加挿入して
    誤り訂正符号を生成するとともに、 受信時には、上記誤り訂正制御部により送信時に追加挿
    入された上記誤り訂正符号の所定箇所の”0”を除去し
    た誤り訂正符号を用いて、上記伝送データの誤りを訂正
    することを特徴とする請求項5記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 上記通信装置は、さらに、上記伝送路上
    の誤り発生率を求め、上記誤り発生率が上記誤り訂正制
    御部の誤り訂正能力を上回ると判断した場合、上記誤り
    訂正制御部の誤り訂正能力を高める制御部を備えること
    を特徴とする請求項2記載の通信装置。
  9. 【請求項9】 上記誤り訂正制御部は、所定のフレーム
    の再送を行う場合、誤り訂正能力を高くするような誤り
    訂正符号を生成し、上記再送を行うフレームに上記生成
    した誤り訂正符号を付加することを特徴とする請求項2
    記載の通信装置。
  10. 【請求項10】 上記フレームは、上記フレームを所定
    のビット長で複数のフレームに分割したことを示す識別
    子を備え、 上記通信装置は、さらに、所定のフレームを所定の回数
    再送を行っても受信側に正しく送信されなかった場合、
    上記フレームを所定のビット長で複数のフレームに分割
    し、上記分割した複数のフレームの上記識別子に分割し
    たフレームであることを示す情報を設定し、上記複数の
    フレームに分割したフレームを1つのフレームにまとめ
    て送信する制御部を備えたことを特徴とする請求項3記
    載の通信装置。
  11. 【請求項11】 上記通信装置は、異なる長さの伝送デ
    ータを生成する場合、さらに、送信時に、伝送データの
    長さが一定のデータ長になるように所定のビット情報を
    上記伝送データに付加する伝送制御部を備え、 上記誤り訂正制御部は、上記伝送制御部により所定のビ
    ット情報を付加した伝送データの誤り訂正符号を生成
    し、上記生成した誤り訂正符号を上記伝送データに付加
    して送信する事を特徴とする請求項1記載の通信装置。
  12. 【請求項12】 上記伝送制御部は、伝送データの長さ
    が一定のデータ長になるように1つの”1”と任意の数
    の”0”とを上記伝送データに付加し、 上記誤り訂正制御部は、上記1つの”1”と任意の数
    の”0”とを付加した伝送データの誤り訂正符号を生成
    し、上記生成した誤り訂正符号を上記伝送データに付加
    して送信することを特徴とする請求項11記載の通信装
    置。
  13. 【請求項13】 上記伝送制御部は、伝送データの長さ
    が一定のデータ長になるように任意の数の”0”を上記
    伝送データに付加し、 上記誤り訂正制御部は、上記任意の数の”0”を付加し
    た伝送データの誤り訂正符号を生成し、上記生成した誤
    り訂正符号を上記伝送データに付加し、 上記通信装置は、さらに、上記伝送データを開始フレー
    ムと終了フレームとを兼ねた1つのフラグのみで挟んで
    複数の伝送データを連続して送信する制御部を備えたこ
    とを特徴とする請求項11記載の通信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010009327A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Hitachi Ltd 照合システム
CN110268786A (zh) * 2017-02-07 2019-09-20 三星电子株式会社 无线蜂窝通信系统中发送控制和数据信息的方法和装置

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