JP2002353936A - 通信システムの制御チャネルを介してシグナリング情報を送信する方法 - Google Patents
通信システムの制御チャネルを介してシグナリング情報を送信する方法Info
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Abstract
を提供すること。 【解決手段】 第1のシグナリング情報は主制御チャネ
ルを介して送信される。この第1のシグナリング情報
は、特定の情報の組として定義される。第2のシグナリ
ング情報は、第2制御チャネルを介して送信される。送
信前に、第2のシグナリング情報は、第1のシグナリン
グ情報を表すスクランブリング手順に従ってスクランブ
ル化される。このスクランブリング手順により、第1シ
グナリング情報のコンテンツを第2シグナリング情報に
組み込んで符号化して、第1と第2のシグナリング情報
の完全性を保護する。
Description
し、特に無線通信システムの信頼性高いシグナリング情
報の伝送方法に関する。
は、通信チャネルを介してチャネル符号化された情報を
搬送(即ち、送受信)する。チャネル符号化により、通
信システムの通信チャネルを介して搬送される情報の完
全性を保護している。特に、情報が、システムの通信チ
ャネルを介して通信信号の形態で伝播された後、情報を
受信した際にエラーを検出するのを助けるために情報の
チャネル符号化が行われる。
する異常により、搬送された情報にエラーの発生する確
率を減らすよう機能する。かくしてチャネル符号化は、
エラー検出のみならずエラー訂正にも用いられる。
システムとの間で搬送される情報、即ちユーザ情報は、
通信標準機関により確立された標準の一部である様々な
ルールとプロトコールに従って処理される。ユーザ情報
は、通常データチャネル、即ちトラフィックチャネルを
介して搬送される。ユーザ情報に加えてシグナリング情
報もユーザ間および通信システムの機器間で搬送され、
通信システムが適用する特定のプロトコールを実行して
いる。シグナリング情報は、シグナリングチャネル即ち
制御チャネルを介して搬送され、通信システムの様々な
機器(ユーザまたはシステム)により生成される。シグ
ナリング情報は、ルールを提供し、このルールによりこ
のユーザ情報が通信機器の様々な機器により処理され、
送信され、受信される。シグナリング情報は、通信シス
テムのプロトコールを表し、それを実行する。
に複数の制御チャネルの使用を必要とするような標準に
適合している。例えば、cdma2000−1x−EV
−DV標準に適合している符号分割多重アクセス(CD
MA)通信システムにおいては、データチャネル毎に2
つの制御チャネルが存在する。データチャネルに関連す
る制御チャネルは、シグナリング情報を搬送し、このシ
グナリング情報が、ユーザ情報がデータチャネルを介し
て送信されるべき方法およびユーザ情報がデータチャネ
ルを介して伝播した後処理されるべき方法を指示してい
る。主制御チャネルと称する第1制御チャネルは、ユー
ザ情報用のタイミング情報を含んでいる。二次制御チャ
ネルと称する第2制御チャネルは、データチャネルを介
して送信されたユーザ情報のフォーマットと識別(子)
を記述する様々な情報を含んでいる。
に適合するCDMAシステムにおいては、制御チャネル
とデータチャネルの両方の情報は、あるタイムスロット
または複数のタイムスロットの間のサブパケットの形態
で送信される。cdma2000−1x−EV−DV標
準では、タイムスロットは1.25ミリ秒と規定してい
る。送信側においては、ユーザ情報のブロック(ビット
のグループ)が符号化され、その結果ユーザ情報の符号
化ブロック(パケットと称する)は、いくつかのサブパ
ケットに分割される。ユーザ情報のチャネル符号化は、
ユーザ情報のオリジナルブロックに含まれる情報を1つ
のサブパケットあるいは複数のサブパケットの組合せか
ら取り出すことができる。オリジナルブロックに含まれ
る情報量は、ペイロードサイズと称する。ペイロードサ
イズは、第2制御チャネル情報に含まれる情報の一部で
ある。
期して並列に送信され、他の情報も含む。特に、第2制
御チャネル情報は、共有チャネル上でユーザを特定する
サブパケットのMAC IDを含む。さらに第2チャネ
ル情報は、(1)データチャネルを介して送信される特
定のサブパケットを識別するサブパケットIDと、
(2)論理自動再送要求(Automatic Retransmission r
eQuest,ARQ)チャネルを識別する自動再送要求(A
RQ)チャネルIDと、(3)サブパケットのグループ
を別のグループと分けるために、送信中のサブパケット
のグループの第1サブパケットを特定する新たなパケッ
ト識別子を含む。
内のサブパケットが割当てられる特定のタイムスロット
に関する情報を含む。主制御チャネル情報は、データチ
ャネル用に用いられるスロットの数のみならず第2制御
チャネル用に用いられるスロットの数も指示する。例え
ば、主制御チャネルは、第2制御チャネルとデータチャ
ネルが4個のタイムスロットに渡って送信されることを
示す情報を含む。したがって、第2制御チャネルとデー
タチャネルに関連するサブパケットは、4個のタイムス
ロットを介して送信される。その為、主制御チャネルが
エラーを含んで受信される場合には、第2制御チャネル
とデータチャネル内に含まれる情報は、適正に復号化さ
れない。
機は、エラーを含んだ主制御チャネル情報を受領して、
第2制御チャネル情報とデータチャネル情報は3個のタ
イムスロットの間送信されたことを示した場合には、受
信機は第2制御チャネル情報の3個のタイムスロットと
データチャネル情報の3個のタイムスロットのみを復号
化する。ある場合には第2制御チャネル情報は正確に復
号化されるが、その理由は情報は各スロット内で繰り返
されるからである。しかし、多くの場合受信した情報
(ユーザ情報と第2制御チャネル情報)は、適正には復
号化されず、適正に取り出されず、その結果エラーとな
る。
ネル情報を正確に復号化する際に、ある種の不確実さが
あるが、その理由は主制御チャネル情報の信頼性が欠け
ているからである。言い換えると二次制御チャネル情報
を適正に復号化できたことは、主チャネル情報にエラー
がないことを必ずしも意味しない。さらにまた、二次制
御チャネル情報が、エラーを含んだ主チャネル情報から
適正に復号化された場合でも、データチャネル情報は依
然として適正に復号化されない場合がある。エラーを含
んだシグナリング情報の問題は、そのような情報および
ユーザ情報に適用されるチャネル符号化の量を増加する
ことにより通常解決される。
るエラー検出/エラー訂正符号は、それぞれデータチャ
ネルと制御チャネルを介して伝播されるユーザ情報とシ
グナリング情報上の異常およびノイズソースの影響をう
ち消すのに役立つ。しかし、エラー検出/エラー訂正符
号化は、さらに余分のチャネル容量を必要とするが、そ
の理由はこのような符号化は、シグナリングチャネルと
ユーザチャネルで搬送されるべき情報が増えるからであ
る。一般的に容量要件と伝送パワー要件には比例する関
係があり、また通信システムの容量要件と帯域要件との
間にも比例関係がある。
ービスプロバイダは、通信システムの通信チャネル用に
用いられる追加されたチャネル符号化に関連する容量、
パワー、帯域の余分のコストをかぶらなければならな
い。特に、シグナリングチャネルは、データチャネルよ
りもより頑強なチャネル符号化を必要とするが、その理
由は、シグナリング情報は、ユーザ情報を取り出し復号
化するために用いられる厳しいタイミング情報と処理情
報を含んでいるからである。
がエラーを含んで受信された場合には適正に復号化する
ことはできず、これはユーザ情報そのものをエラーの有
無に関わらず受信したか否か無関係に当てはまることで
ある。cdma2000−1x−EV−DVに適合し複
数のシグナリングチャネルを有するCDMAシステムの
ような通信システムにおいては、シグナリングチャネル
内に余分のかつ頑強なチャネル符号化を用いることはシ
ステムの資源、例えば送信パワー要件、帯域要件、容量
要件等に過剰な負担をかけることになる。
チャネルに適用されるチャネル符号化の量を増やすこと
なくシグナリングチャネル情報の完全性を保護する方法
を提供することである。cdma2000−1x−EV
−DV適合のCDMA通信システムにおいては、本発明
の目的は主制御チャネルで発生したエラーを余分のチャ
ネル符号化を用いることなく検出し、修正することがで
きる方法を提供し、その結果受信した第2制御チャネル
情報と受信したデータチャネル情報を正確に復号化でき
る方法を提供することである。
チャネル情報を信頼性よく伝送する技術を提供する。本
発明の方法によれば、シグナリング情報を用いてユーザ
情報および他のシグナリング情報を適正に復号化する。
第1シグナリングチャネルに含まれる情報を第2シグナ
リングチャネル内に含まれる情報にスクランブリング系
(方式)を用いて符号化し、これにより余分のチャネル
符号化を用いずに、両方の制御チャネルに含まれる情報
の完全性を改善する。
グ情報の特定の組が与えられ、その特定の組からの各シ
グナリング情報は、第2のシグナリングチャネル情報に
適用される特定のスクランブリング系の異なるスクラン
ブル手順に関係づけられる。このようにして、第1シグ
ナリングチャネル内で発生するエラーを検出し、修正す
るが、これは追加的なチャネル符号化を用いずに行うこ
とができ、これにより第2シグナリングチャネルからの
情報とユーザ情報を正しく復号化される。スクランブリ
ング系の好ましい種類は、異なる拡散係数を有する直交
Walsh符号の使用とインターリービングを含む。
情報を信頼性よく伝送する技術を提供する。本発明の方
法によれば、シグナリング情報を用いてユーザ情報およ
び他のシグナリング情報を適正に復号化する。第1シグ
ナリングチャネルに含まれる情報を第2シグナリングチ
ャネル内に含まれる情報にスクランブリング系(方式)
を用いて符号化し、これにより余分のチャネル符号化を
用いずに、両方の制御チャネルに含まれる情報の完全性
を改善する。
グ情報の特定の組が与えられ、その特定の組からの各シ
グナリング情報は、第2のシグナリングチャネル情報に
適用される特定のスクランブリング系の異なるスクラン
ブル手順に関係づけられる。このようにして、第1シグ
ナリングチャネル内で発生するエラーを検出し、修正す
るが、これは追加的なチャネル符号化を用いずに行うこ
とができ、これにより第2シグナリングチャネルからの
情報とユーザ情報を正しく復号化される。スクランブリ
ング系の好ましい種類は、異なる拡散係数を有する直交
Walsh符号の使用とインターリービングを含む。
とデータチャネルに適用されて、エラー検出機能を与え
る。チャネル符号化また同時にエラー修正機能も与える
ことができる。エラー検出用に用いられるチャネル符号
化の一例は、CRC(CyclicRedundancy Code)であ
る。
000−1x−EV−DV標準に適用したCDMA無線
通信システムを例に説明する。しかし、本発明は、この
ようなCDMA通信システムに限定されるものではな
い。図1に示したチャネルフォーマットは、単なる例示
で本発明の方法は他の標準に適合した他の種類の通信シ
ステムにも適用可能である。
たCDMAシステムにおいては、主制御チャネルで送信
されるシグナリング情報は、1タイムスロットの持続時
間を占有する。しかし、二次制御チャネルとデータチャ
ネルで送信されるシグナリング情報は、連続したいかな
る数のタイムスロットも占有することが可能である。デ
ータチャネルと第2制御チャネルにより占有されるタイ
ムスロットの数は、主制御チャネルにより搬送される情
報内に示されている。
ネル中に第1制御チャネル内に含まれる情報を符号化す
る為にスクランブル化する。余分のチャネル符号化が第
2チャネル情報内に追加されることはない。第1制御チ
ャネルのサブパケット内の情報は、第2制御チャネルと
対応するデータチャネル内のサブパケットの長さ(タイ
ムスロットの数)を示す。特に、第1制御チャネルのサ
ブパケット(L=2)102は、対応する第2制御チャ
ネル情報(即ち、サブパケット112)と対応するデー
タチャネル情報(即ち、サブパケット122)が2個の
タイムスロットを有することを示す情報を有している。
は、その対応する第2制御チャネルのサブパケット11
4とデータチャネルサブパケット124がそれぞれ1個
のタイムスロットの長さを有することを示す情報を有し
ている。サブパケット(L=4)106は、その対応す
る第2制御チャネル(即ち、サブパケット116)とデ
ータチャネルサブパケット(即ち、サブパケット12
6)は、4個のタイムスロットの長さを有することを示
す情報を有する。サブパケット(L=2)108は、そ
の対応する第2制御チャネルサブパケット118とデー
タチャネルサブパケット128がそれぞれ2個のタイム
スロットの長さを有することを示す情報を有する。サブ
パケット(L=1)110は、その対応する第2制御チ
ャネルサブパケット120とデータチャネルサブパケッ
ト130がそれぞれ1個のタイムスロット長さを有する
ことを示す情報を有する。
報の組が規定されスクランブル系の特定のスクランブル
手順がその組の各構成情報に関連づけられる。特定の主
制御チャネルに関連するスクランブル手順が、主制御チ
ャネル情報が送信されるべき時は常に実行される。例え
ば、主制御チャネル情報の組は、Length=1,Length=
2,Length=4,Length=8を含む。使用可能な特定の
スクランブル系は、公知のインターリービング技術であ
る。インターリービングにおいては、パケット情報の送
信時間順序が変更される。
リズムあるいはデジタルハードウェアあるいはその両方
で実現されるインターリーバで実行される。インターリ
ーバは、スクランブルされるべき情報をマトリックス形
式に構成する。例えば、スクランブルされるべき情報の
ブロックをm個の部分に分けて、それぞれの部分がn個
のビットを含む。即ち、第1部分がフラグメント(a
11,a12,a13....a1n)を含み、第2部分が
フラグメント(a21,a22,a23....a2 n)を
含み、第3部分がフラグメント(a31,a32,a
33....a3n)を含み以下同様に、m番目の部分がフ
ラグメント(am1,am2,am3....a mn)を含
むようにする。ここで、amnは、情報を表示するため
に用いられるシンボルである。mとnは、2以上の整数
である。そのためマトリックス(行列式)は次の通りと
なる。
報をコラム(縦列)毎(column bycolumn)に順番に出
力することである。これにより、情報の元の順序をスク
ランブルできる。言い換えると、インターリーバへの入
力ビットストリームが(a1 1,a12,...,
a1n,a21,a22,...,a2n,......,a
m1,a m2,...,amn)のときには、出力ビット
ストリームは(a11,a21,...,am1,
a12,a22,...,am2,......,a1n,a
2n,...,a mn)である、ただし、(指示がない場
合)第1コラムはインターリーバにより最初に出力され
ることを仮定している。主制御チャネル内の情報が、1
個のタイムスロットの長さを示している場合には、第2
情報は、最初に出力された第1コラムでインターリーブ
され、その後残りのコラムでインターリーブされる。
個のタイムスロットの長さを有する場合には、第2コラ
ムが最初に出力され、その後残りのコラムが後に続き、
第1コラムが最後に出力される。主制御チャネル情報内
に含まれる情報が4個のタイムスロットの長さを示す場
合には、第3コラムが最初に出力され、主制御チャネル
情報内に含まれる情報が8個のタイムスロットの長さを
示す場合には、第4コラムが最初に出力される。そのた
め、規定されたシグナリング情報の組からの各シグナリ
ング情報は、スクランブル系の特定の手順に関連づけら
れる。即ち、特定のスクランブル手順は、規定された組
からの特定のシグナリング情報を転送する為に実行され
る。
御チャネル情報は、第2制御チャネル情報内に符号化さ
れる。他の長さも主制御チャネル情報の規定された組に
加えこの長さを上記に説明したのとは異なるインターリ
ービング手順に関連づけることもできる。
第2制御チャネル情報とユーザ情報を受信すると、ディ
スクランブリング(スクランブルされたものを元に戻
す)操作が、受信した主制御チャネル情報と規定された
スクランブリング系(方式)に従って第2制御チャネル
情報上で実行される。例えば、受信した主制御チャネル
情報が2個のタイムスロットの長さを示している場合に
は、受信機器は、受信した第2チャネル情報は、インタ
ーリーバにより出力されるべき情報の第1コラムである
第2コラムでもってインターリーブされたものとする。
ランブルし、その後情報を復号化する。主制御チャネル
が誤り情報を含んでいる場合には、第2制御チャネルに
対する復号化操作でエラーを検出するが、その理由はデ
ィスクランブリング操作は、正確なものではないからで
ある。言い換えると、第2制御チャネル情報の状態に関
わらず、主制御チャネル情報がエラーを含んでいる場合
には、復号化操作はエラーを検出する。
ときには、第2制御チャネル情報は、正確に復号化され
ない。正確に復号化された第2制御チャネル情報は、よ
り信頼性が高く、データチャネル情報をより信頼性高く
復号化することができる。他の種類のインターリービン
グ手順を用いて第2制御チャネル情報(あるいは一般的
にはシグナリングチャネル情報)をスクランブルするを
スクランブルする。そして本発明の方法は、上記の特定
のインターリービング手順に限定されるものではない。
ルのエラー検出の別の方法および正確な情報が第1シグ
ナリングチャネルで送信されたことを決定し確認する方
法を提供する。通信システムとしてcdma2000−
1x−EV−DV適合CDMAシステムを考える。即
ち、第1シグナリングチャネルが主制御チャネルであ
り、第2シグナリングチャネルが第2制御チャネルであ
るとする。第2制御チャネルの情報の状態に関わらず、
主制御チャネル情報がエラーを含んでいる場合には、復
号化操作によりエラーを検出する。第2制御チャネル情
報をディスクランブルした後、第2制御チャネル情報で
受信した情報およびデータチャネルで受信した情報を復
号化する。
エラー状態にあるためエラーを検出することになる。こ
のような場合、別のスクランブル手順を受信情報に適用
し、そして受信情報を復号化する。このステップは、復
号化操作の結果がエラーを示さなくなるまで繰り返され
る。この時点で受信した主制御チャネル情報は、エラー
のない復号化操作となるようなスクランブル手順に関連
したものであると推論することができる。かくして、主
制御チャネル情報(より一般的には第1シグナリングチ
ャネル情報)を決定し確認することができる。
は、直交Walsh符号を第2シグナリングチャネルを
介して送信される情報に適用することである。ここで、
適用されるWalsh符号は、第1シグナリングチャネ
ルを介して送信されるシグナリング情報の組からの特定
の情報に関連づけられる。実際に規定された情報の組か
らのシグナリング情報は、特定の拡散係数を有するWa
lsh符号に関連づけられる。cdma2000−1x
−EV−DV適用のCDMAシステムの例を続けると、
主制御チャネルで送信された情報が2個のタイムスロッ
トのサブパケット長さを示す場合には、第2チャネル制
御情報は特定の拡散係数を有するWalsh符号を用い
てスクランブルされ、これにより第2チャネル制御情報
が2個のタイムスロットを占有することになる。
係数を有する直交Walsh符号の組から選択される。
そのため、特定のスクランブル手順は、特定の拡散係数
を有するWalsh符号を用いることである。受信端に
おいて、受信機は2個のタイムスロットの長さに関連す
るWalsh符号を受信した第2制御情報に適用する
が、その理由は主制御チャネルから受信した情報は、2
個のタイムスロットの長さを示しているからである。か
くして第2制御情報はスクランブルされ、その後2個の
タイムスロットに亘って復号化される。受信したデータ
チャネル情報もまた2個のタイムスロットに亘って復号
化される。
ブロックパターン(polarized block patterns)の生成
であり、各ブロックパターンが第1シグナリングチャネ
ルを介して送信されるある種の情報を表している。第1
シグナリングチャネルを介して送信すべき情報の組から
の各情報は、特定の極性ブロックパターンに関連づけら
れている。その後、特定の極性ブロックパターンは、第
1シグナリングチャネルを介して送信された情報に基づ
いて第2シグナリングチェネルを介して送信される。
ターンを生成する。その手順は次の通りである。第2シ
グナリングチャネルを介して送信すべき情報をブロック
情報に組織化し、チャネル符号化をブロック情報に適応
して、その結果Bブロックと称する符号化ブロック情報
が得られる。この符号化ブロック情報を再生して、その
結果特定の数のチャネル符号化ブロックとなる。このチ
ャネル符号化ブロックの特定の部分がその後極性化さ
れ、その結果Bブロックの一部は、−Bブロックとな
り、その結果得られた極性化ブロックパターンが、第1
シグナリングチャネルを介して送信されるべき特定の情
報に関連づけられる。
ブロックを操作することであり、その結果情報のコンテ
ンツは同一であるが使用される実際の情報シンボルが変
化して極性の変化を示す。例えば、Bブロックがビット
のストリングである場合には、「1」ビットは、「0」
ビットに変化し、「0」ビットは「1」ビットとなり、
その結果−Bブロックとなる。cdma2000−1x
−EV−DV適合のCDMAシステムに関し説明した上
記の例を用いると、主制御チャネルの情報の組をL=
1,L=2,L=4,L=8と定義し、極性化されたブ
ロックパターンの組を各Lの値に関連づけ、特定の組を
その後第2制御チャネルを介して送信する。
=2を{B−B}組に関連づけ、L=4を{BB−B−
B}組に関連づけ、L=8を{BBBB−B−B−B−
B}組に関連づけて生成し、その後送信する。この例に
おいては、極性化された特定の部分は、ブロックの全数
の半分である。受信端において、受信機は受信した主制
御チャネル情報に関連する特定の極性化ブロックパター
ンを検出する。特に、ブロックがスロットiでSiを受
領すると、L=2に対しては、受信したブロックがS1
−S2のように組み合わされる。L=4に対しては受信
ブロックは、S 1+S2−S3−S4として組み合わさ
れる。L=8に対しては、受信ブロックは、S1+S2
+S3+S4−S5−S6−S7−S8として組み合わ
される。
すると、受信信号はキャンセルされる。同様にL=4を
L=8または2として誤って解釈すると、信号はキャン
セルされる。同様に、L=8をL=2または4として誤
って解釈すると、信号はキャンセルされる。L>1をL
に対する他の値として誤って解釈すると、復号化中の情
報は無効となる。L=1を他のLの値として誤って解釈
すると、他の信号が後続のスロットに表れたときには、
エラーの検出することになる。
えて用いることができる。さらに本発明は、2個のシグ
ナリングチャネルを有する通信システムあるいは無線通
信システムに限定されるものではない。本発明の方法
は、様々なシグナリングチャネル構成を有する様々な種
類の通信システムに適用可能である。さらに本発明の方
法は、順方向リンク伝送と逆方向リンク伝送の両方に適
用可能である。順方向リンク伝送は、シグナリング情報
がシステム機器(例えば、基地局装置)からユーザ機器
(携帯電話)への送信である。逆方向リンク通信は、ユ
ーザ情報またはシグナリング情報がユーザ機器からシス
テム機器に送信される場合である。
記載した番号がある場合は、本発明の一実施例の対応関
係を示すものであって、本発明の範囲を限定するものと
解釈すべきではない。
EV−DV標準に適合したCDMAシステムの第1チャ
ネル、第2チャネル、データチャネルを介して送信され
る様々なサブパケットを表す図
Claims (9)
- 【請求項1】 (A) 第1シグナリングチャネルを介
して送信すべきシグナリング情報の組を用意するステッ
プと、 (B) 前記シグナリング情報の組から、特定のシグナ
リング情報に基づいて、第2シグナリングチャネルを介
して送信すべきシグナリング情報をスクランブルするス
テップとを有することを特徴とする通信システムの制御
チャネルを介してシグナリング情報を送信する方法。 - 【請求項2】 前記第1シグナリングチャネルを介して
送信されそして受信されたシグナリング情報を、更なる
チャネル符号化を適用することなく、エラー訂正するこ
とを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記(A)のステップは、スクランブル
系の特定のスクランブル手順を前記規定された前記シグ
ナリング情報の組からのシグナリング情報に関連づける
ことを特徴とする請求項1または2記載の方法。 - 【請求項4】 前記スクランブリング系は、第2シグナ
リングチャネルを介して送信されるべき、シグナリング
情報をインターリーブし、 前記(B)ステップは、 (B1) 前記第2シグナリングチャネル情報をマトリ
ックスの横行に組織化するステップと、 (B2) 前記マトリックスの縦列を順番に出力するス
テップとを有し、 前記第1シグナリングチャネル情報が、マトリックスの
どの縦列が最初に出力されるべきかを決定することを特
徴とする請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 前記スクランブリング系は、Walsh
符号を第2シグナリングチャネルを介して送信すべきシ
グナリング情報に適応し、 前記適応されたWalsh符号は、異なる拡散係数を有
する直交Walsh符号の組の一部であり、 前記(B)ステップは、 (B3) 拡散係数を有するWalsh符号を選択する
ステップを含むことを特徴とする請求項3または4に記
載の方法。 - 【請求項6】 前記スクランブリング系は、第2シグナ
リングチャネルを介して送信すべき情報に関連づけられ
た極性化ブロックパターンを生成し、 前記(B)ステップは、 (B4) 複製されたチャネル符号化ブロックの特定の
数を生成するステップと、 (B5) 複製されたチャネル符号化ブロックの特定の
部分を極性化するステップを有することを特徴とする請
求項3,4,5のいずれかに記載の方法。 - 【請求項7】 前記通信システムは、cdma2000
−1x−EV−DV標準に適合したCDMAシステムで
あることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記
載の方法。 - 【請求項8】 前記第1シグナリングチャネルは、CD
MA通信システムの主(第1)制御チャネルであり、 前記第2シグナリングチャネルは、CDMA通信システ
ムの第2制御チャネルであることを特徴とする請求項1
ないし7のいずれかに記載の方法。 - 【請求項9】 前記主制御チャネルを介して送信される
情報の組は、CDMAシステムの第2制御チャネルとデ
ータチャネルに対するサブパケット長さの表示を含むこ
とを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の方
法。
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