JPH116843A - 加速度センサ - Google Patents
加速度センサInfo
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- JPH116843A JPH116843A JP15881897A JP15881897A JPH116843A JP H116843 A JPH116843 A JP H116843A JP 15881897 A JP15881897 A JP 15881897A JP 15881897 A JP15881897 A JP 15881897A JP H116843 A JPH116843 A JP H116843A
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Abstract
する加速度センサに関し、信頼性を向上させる。 【解決手段】可動電極板11が図11の上下方向への力
を受けたとき、可動電極板11の端面がキャップ215
の内壁面に当接し、可動電極板11のそれ以上の移動が
阻止され、弾性変形内にとどまり、可動電極板11の塑
性変形が防止される。
Description
より加速度を検出する加速度センサに関する。
における電波の届かない区間における演算補間用や、各
種ロボットの位置、姿勢制御用として、車やロボットの
動きに伴って生じる加速度を検出する加速度センサが広
く用いられている。従来の加速度センサは、わずかな間
隙を置いて向き合わされた2枚の固定電極板と、それら
固定電極板どうしの間隙に配置された可動電極板とを備
え、加速度を受けると可動電極板が一方の固定電極板へ
接近することから、固定電極板それぞれと可動電極板と
の間の静電容量の変化をモニタしその静電容量変化に基
づいて加速度を検出する方式のものが一般的である(例
えば特開平4−32774号公報参照)。
ンサを組立てるにあたり、従来は、例えば前掲の公報か
らもわかるように、回路基板上に、固定電極板、可動電
極板や、その他の付属する部品を順次積み重ねて固定す
ることにより組立てが行われている。回路基板上には、
加速度を検出するための回路も搭載される。このように
して組み立てられた加速度センサは作動テストや調整を
経て完成品となる。
合、固定電極板と可動電極板との間の間隔は数十μm程
度しかなく、組立時のわずかなエラーにより不良品とな
る可能性があり、歩留まりをいま一歩向上させることが
できないでいるのが現状である。上記のようにして組み
立てられた加速度センサが作動不良の場合、不良の部分
のみを交換するとかえってコスト高となるため、通常
は、その不良品全体を廃却している。不良品全体を廃却
することにより不良の部分のみを交換するよりはコスト
の増加は抑えられるが、良品の部分を生かすことができ
ないため、コストの低減に限界がある。
っている必要があり、製品出荷時には良品であっても、
輸送中の振動や、ユーザ側での、例えば床に落としてし
まうなどの取扱い不注意により、容易に不良品となって
しまう可能性があり、それに気づかずに例えばカーナビ
ゲーションシステムや各種ロボットに組み込んだ後に動
作不良であることが判明すると大きな損失を招くおそれ
がある。
きな力に対し不良品となる可能性を大幅に低減させた信
頼性の高い加速度センサを提供することを目的とする。
明の加速度センサは、所定の間隙を挟んで互いに対向し
て広がる2枚の固定電極それぞれを有する同一寸法の2
枚の固定電極板と、それら2枚の固定電極板の、互いに
対向する表面の中央に接する2つのスペーサと、中央部
を取り巻くように複数のスリットが形成されたバネ部を
有しその中央部が2つのスペーサに挟まれて上記間隙内
に広がりそれら2枚の固定電極板を貫く方向の加速度に
応じてそれら2枚の固定電極板のうちのいずれか一方に
接近する可動電極板とを備え、固定電極それぞれと可動
電極板との間の静電容量の変化により上記方向の加速度
を検出する加速度センサにおいて、上記可動電極板が、
上記2枚の固定電極板に挟まれた間隙内にのみ配置され
るようにそれらの固定電極板よりも小さな寸法を有する
とともに、可動電極板の広がる方向の加速度により可動
電極板が2枚の固定電極板に挟まれた間隙から食み出す
方向に力を受けたときに、上記バネ部の弾性変形内で、
可動電極板の端が固定電極板の端に達するものであっ
て、固定電極板の端面に接触もしくは近接し、前記可動
電極板の端が前記固定電極板の端を越えて該2枚の固定
電極板に挟まれた間隔から食み出すのを阻止する食出阻
止部材を備えことを特徴とする。
材を備えたため、例えば輸送中やユーザ側である程度乱
暴に取り扱われても可動電極板の塑性変形が防止され、
信頼性の高い加速度センサが実現する。ここで、本発明
の加速度センサは、上記2枚の固定電極板、上記2つの
スペーサ、および上記可動電極板が1つのセンサモジュ
ールを構成し、そのセンサモジュールが搭載されるとと
もに、搭載されたセンサモジュールを構成する2枚の固
定電極それぞれと可動電極板との間の静電容量の変化に
基づいて上記方向の加速度を検出する加速度検出回路が
構成されてなる回路基板を備え、さらにその回路基板に
搭載されたセンサモジュールに被冠される、上記食出阻
止部材を兼ねた塵埃侵入防止用キャップを備えた構成と
することが好ましい。
侵入と可動電極板の塑性変形との双方が防止され、その
キャップが双方の役割りを兼ねることによりコストの低
減化も図られる。尚、本発明において、「固定電極を有
する固定電極板」は、その固定電極板自体が導電性を有
しその固定電極板自体が固定電極であってもよく、ある
いは例えば絶縁性のセラミックス基板の上に導電性材料
で固定電極が形成されたものであってもよい。
説明する。図1は、本発明の加速度センサの一実施形態
の、センサモジュールの部分の分解斜視図である。中央
に円盤状の可動電極板11、その両側に可動電極板11
を挟持するスペーサ12,13、さらにそれらのスペー
サ12,13の両側に、可動電極板11側を向いた表面
に固定電極141,151(図1には固定電極141の
み図示)が広がる固定電極板14,15が配置されてい
る。これら可動電極板11,2つの導電性スペーサ1
2,13、および表面に固定電極141,151が形成
されている2枚の固定電極板14,15には、それぞれ
の中央に固定のための孔111,121,131,14
2,152が穿設されており、それらの部品は、ボルト
部材16と、座金17およびナット18とからなる固定
具により、固定される。
14の裏面に対する面の外形が、座金17の、固定電極
板15の裏面に接する面の外形と同一の外形を有する係
止部161を有し、その係止部161から図1の上方に
延びる第1のロッド部162に雄ねじが螺刻されてお
り、さらに、図1の下方に延びる第2のロッド部162
にも雄ねじが螺刻されている。
は、固定電極板14、スペーサ12,可動電極板11,
スペーサ13,固定電極板15、さらに座金17の中央
の孔142,121,111,131,152,171
に挿通され、ナット18と螺合し、これにより、これら
の部品が一体となったセンサモジュールが構成される。
本実施形態では、ボルト部材16の係止部161ととも
に、ここではナット18も、本発明にいう固定具の係止
部の1つとして作用する。ボルト部材16の第2のロッ
ド部163は、後述するように、このセンサモジュール
を回路基板(図1には図示せず)に固定するために使用
される。
可動電極板11は、その中央部に固定用の孔111が穿
設されておりその孔111には、放射状に延びる複数の
スリット112が連なっている。また、この可動電極板
11は、中央部を取り巻くように形成された複数の円弧
状のスリット113aが設けられたバネ部113を有
し、主としてこのバネ部113の弾性変形により、この
バネ部113よりも外側の部分が、2枚の固定電極板1
4,15(図1参照)を貫く方向の加速度に応じて、そ
れら2枚の固定電極板14,15のうちの一方に接近す
る。
電極板上に形成された固定電極等を示す、それぞれ平面
図および裏面図である。図1に示す2枚の固定電極板1
4,15は、固定電極板141,151を含め、全く同
一の形状および構造を有しており、したがってここで
は、それら2枚の固定電極板14,15のうちの固定電
極板14について説明する。
ト部材16の第1のロッド部161が挿入される孔14
2が形成されている。また、図3に示すように、この固
定電極板14の表面143の、孔142の周辺には、可
動電極板11との導通をとるための導電性ランド144
が形成され、さらにその導電性ランド144からは離れ
て、固定電極141が広がっている。また、図4に示す
ように、この固定電極板14の裏面145には、孔14
2のまわりに導電性ランド146が形成されており、さ
らに表面143に広がる固定電極141と導通する配線
147が形成されている。
144と固定電極板裏面145に形成されたランド14
6は、スルーホール148により互いに電気的に接続さ
れている。また、固定電極板裏面145に形成された配
線147は、固定電極板表面143に広がる固定電極1
41から固定電極板表面に沿って延び、固定電極板端面
の、スルーホールを半割りにした形状の部分を経由して
固定電極板裏面145にまで延びる配線の一部分であ
る。
は、必要な孔を設けた、この固定電極板14よりもはる
かに大きな面積を有するセラミックス基板上に導電正パ
ターンを形成し焼成した後、図3,図4に示す形状とな
るように割ったものであり、このような製造方法によ
り、多数枚の固定電極板(固定電極等を含む)を安価に
製造することができる。
ンサモジュールの、それぞれ平面図、側面図、および図
5のX−X断面図である。2枚の固定電極板14,15
どうしの間隙は、例えば160μmであり、そのような
狭い間隙の中に、可動電極板11が配置されている。2
枚の固定電極板14,15を貫く方向に加速度が作用す
ると、可動電極板11が、それら2枚の固定電極板1
4,15のうちの一方に接近し、その可動電極板11
と、2枚の固定電極板14,15表面に形成された2枚
の固定電極141,151それぞれとの間の静電容量が
変化し、その静電容量変化に基づいて加速度が検出され
る。
形成された配線147,157は、前述したように、各
固定電極141,151(図1参照)に電気的に接続さ
れており、ボルト部材16は、図1に示す導電性スペー
サ12,13、固定電極板15,16上のランド等を介
して可動電極板11に電気的に接続されており、したが
ってこのセンサモジュールの段階で、すなわちこのセン
サモジュールを回路基板に搭載する前の段階で、配線1
47,157やボルト部材16に例えばプローブを当て
て加速度検出用の加速度検出回路と接続することによ
り、このセンサモジュールの良、不良の検査を行なうこ
とができ、もし不良であったときはそのセンサモジュー
ルのみ廃棄すればよく、回路基板20や加速度検出回路
21(後述する図9参照)まで廃棄する必要がなく、コ
ストの低減につながる。
板との接続の仕方を示す模式図である。図8に示すよう
に2枚の固定電極板14,15の裏面に形成された配線
147,157(図8には固定電極板15の裏面に形成
された配線157のみ図示されている。固定電極板14
の裏面の配線147については図4を参照)に、各リー
ド線149,159の一端が半田付けされている。その
半田付けの部分には、スルーホール等、固定電極板1
4,15の表面側への通路は存在せず、固定電極板1
4,15の裏面で半田付けを行なうことにより、半田フ
ラッスク等の、固定電極板14,15の表面側への侵入
が防止され、可動電極板11の動きが妨げられる要因が
減り、センサモジュールの信頼性が向上する。
59が接続されたセンサモジュールを回路基板21に搭
載した状態を示しており、図1に示すボルト部材16の
第2のロッド部163が回路基板21のボルト挿入孔2
11に挿入され回路基板21を挟んでナット212で固
定される。固定にはナット212とスプリングワッシャ
ー(図示せず)の組合せ、又は、ナット212を用い
ず、ロッド部163を回路基板21に直接ハンダ付け等
の方法で固定してもよい。
挿入孔211の周辺には、発振器221(図12参照)
からの配線パターン(図示せず)が形成されており、そ
の発振器221からの配線パターンには、可動電極板1
1が、ボルト部材16を介して電気的に接続されてい
る。また、図9に示す回路基板21には、リード線14
9,159が挿入されるリード線挿入孔213,214
が形成されており、それらのリード線挿入孔213,2
14にはそれぞれリード線149,159が挿入され、
回路基板21の裏面側の、各リード線挿入孔213,2
14のまわりと加速度検出回路22とを結ぶ各配線パタ
ーン(図示せず)に半田付けされる。
ルト部材16とナット212とにより回路基板21に固
定される。また可動電極板11は、そのボルト部材16
を介して、各固定電極141,151は、それぞれ各リ
ード線149,159を介して、回路基板21側の加速
度検出回路22に接続される。ここで、センサモジュー
ルと回路基板の熱膨張率の相違により、センサモジュー
ルが回路基板に対し相対的に、図9に示すA−A方向あ
るいはB−B方向に伸縮するが、ここではリード線14
9,159が可撓性を有しているため、多少の伸縮があ
ってもその伸縮による応力がセンサモジュールに直接的
には伝わらず、センサモジュールが回路基板の相対的な
伸縮により影響を受けることが防止される。
載したセンサモジュールを回路基板21から取り外すと
きは、2本のリード線149,159の半田付けを外
し、ナット212を取り外すだけで済み、きわめて簡単
にセンサモジュールを取り外したり交換することができ
る。図10は、回路基板に搭載され、さらにキャップが
被冠された状態のセンサモジュール、および回路基板を
示す平面図、図11は、図10のY−Y断面図である。
ただしここでは、回路基板上の加速度検出回路は図示省
略している。
への電力供給用、および加速度の検出結果の、他の回路
(図示せず)への伝達用のリード線211が固定されて
いる。この回路基板21には、前述のようにしてセンサ
モジュールが固定された後、プラスチック製のキャップ
215が被冠され、このキャップ215は、ゴムリング
216を挟んで、電磁ノイズ防止用の金具キャップ21
7で抑えられている。金属キャップ217には、回路基
板21に設けられた金属キャップ固定用孔218に挿入
される足部217aを有しており、その足部217aは
金属キャップ固定用孔218に挿入され回路基板21の
裏面でグラウンド用配線パターンに半田付けされる。こ
のようにして金属キャップ217が固定されることによ
り、ゴムリング216を介して、プラスチック製のキャ
ップ215が、回路基板表面に押し当てられた状態に固
定される。
の1つは、2つの固定電極板14,15どうしの間隙へ
の塵埃の侵入の防止であり、塵埃の侵入を確実に防止す
るために、キャップ215の、回路基板21に当接する
端面215aが半円形に形成されており、これにより、
その端面215aが回路基板21の表面に確実に線接触
し、微小な塵埃であってもその侵入を阻止している。
つの役割りは、可動電極板11の塑性変形を防止するこ
とである。この変形防止の観点から、キャップ215
は、その内壁面が固定電極板14,15の端面と接する
寸法に形成されている。可動電極板11は、固定電極1
41,151(図1,図3,図4参照)の寸法との兼ね
合い上、およびその可動電極板11のスムーズな動きを
補償するために、固定電極板14,15に挟まれた間隙
内にのみ配置される寸法に、換言すれば、固定電極板1
4,15の寸法よりも若干小さな寸法に形成されてい
る。例えばこの加速度センサを誤って落下してしまった
場合など、この可動電極板11が大きな加速度を受けた
とき、その加速度の方向が図11の左右方向のときは、
その加速度が大きくても、可動電極板11には固定電極
板14,15にぶつかるまで移動する以上の移動は生じ
ないが、その加速度の方向が図11の上下方向の場合、
可動電極板11は、キャップ215がないと2枚の固定
電極板14,15の端面を越えて大きく変形し、可動電
極板11のバネ部113(図2参照)が塑性変形不良品
となってしまうおそれがある。
る役割りを担っており、可動電極板11が図11の上下
方向に大きな加速度を受けてもその可動電極板11の端
面がキャップ215の内壁面に当接し、固定電極板1
4,15どうしの間隙からの食み出しが防止され、バネ
部113の変形は弾性変形以内の変形で済み、その加速
度が無くなると可動電極板11は元の位置に戻り、不良
品の発生が防止される。
キャップ215を被冠した状態の加速度センサのサンプ
ル3個(サンプルNo.1〜No.3)と、キャップ2
15を取り外した状態の加速度センサのサンプル3個
(サンプルNo.4〜No.6)を用意し、各サンプル
No.1〜No.6それぞれについて2回ずつ、1mの
高さからの自由落下による落下試験を行なった。表1,
表2にその試験結果を示す。尚、表1,表2中、「G」
は、重力加速度(9.8m/sec2 )相当の加速度を
あらわす記号である。
15を被冠することにより、落下等の取扱いミスにも強
い信頼性の高い加速度センサが構成される。図12は、
回路基板に搭載されたセンサモジュールに加わる加速度
を検出するための加速度検出回路を示すブロック図であ
る。図12に示す可動電極板11には、所定の周波数で
発振する発信器221からの信号が入力される。可動電
極板11に入力された信号は、加速度に応じて変化し
た、2枚の固定電極141,151それぞれと可動電極
板11とから形成されたコンデンサの静電容量に応じた
電圧の信号に変換され、それらの信号が2枚の固定電極
141,151それぞれから出力される。出力された信
号は、2つの整流器222_1,222_2で整流さ
れ、これにより直流成分の信号がそれぞれ生成され、2
つの初段アンプ223_1,223_2を経由して差動
増幅器224に入力される。差動増幅器224は、入力
された直流成分の信号の差分を増幅して加速度に対応す
る電圧信号OUTを出力する。
サモジュールの構造上も加速度検出回路上も差動型に形
成されており、温度度変化による熱膨張を受けても誤差
の小さい高精度な加速度センサが構成される。
ンサは、可動電極板の食み出しを阻止する食出阻止部材
を備えたため、可動電極板の塑性変形が防止され加速度
センサの信頼性が大きく向上する。
モジュールの部分の分解斜視図である。
れた固定電極を示す平面図である。
れた配線を示す裏面図である。
ある。
ある。
示す模式図である。
示す模式図である。
された状態のセンサモジュール、および回路基板を示す
平面図である。
わる加速度を検出するための加速度検出回路を示すブロ
ック図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 所定の間隙を挟んで互いに対向して広が
る2枚の固定電極それぞれを有する同一寸法の2枚の固
定電極板と、該2枚の固定電極板の、互いに対向する表
面の中央に接する2つのスペーサと、中央部を取り巻く
ように複数のスリットが形成されたバネ部を有し該中央
部が前記2つのスペーサに挟まれて前記間隙内に広がり
該2枚の固定電極板を貫く方向の加速度に応じて該2枚
の固定電極板のうちのいずれか一方に接近する可動電極
板とを備え、前記固定電極それぞれと前記可動電極板と
の間の静電容量の変化により前記方向の加速度を検出す
る加速度センサにおいて、 前記可動電極板が、前記2枚の固定電極板に挟まれた間
隙内にのみ配置されるように該固定電極板よりも小さな
寸法を有するとともに、該可動電極板の広がる方向の加
速度により該可動電極板が前記2枚の固定電極板に挟ま
れた間隙から食み出す方向に力を受けたときに、前記バ
ネ部の弾性変形内で、該可動電極板の端が該固定電極板
の端に達するものであって、 前記固定電極板の端面に接触もしくは近接し、前記可動
電極板の端が前記固定電極板の端を越えて該2枚の固定
電極板に挟まれた間隔から食み出すのを阻止する食出阻
止部材を備えことを特徴とする加速度センサ。 - 【請求項2】 前記2枚の固定電極板、前記2つのスペ
ーサ、および前記可動電極板が1つのセンサモジュール
を構成し、 前記センサモジュールが搭載されるとともに、搭載され
たセンサモジュールを構成する2枚の固定電極それぞれ
と可動電極板との間の静電容量の変化に基づいて前記方
向の加速度を検出する加速度検出回路が構成されてなる
回路基板を備え、さらに前記回路基板に搭載されたセン
サモジュールに被冠される、前記食出阻止部材を兼ねた
塵埃侵入防止用キャップを備えたことを特徴とする請求
項1記載の加速度センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15881897A JP4056584B2 (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 加速度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15881897A JP4056584B2 (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 加速度センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH116843A true JPH116843A (ja) | 1999-01-12 |
JP4056584B2 JP4056584B2 (ja) | 2008-03-05 |
Family
ID=15680048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15881897A Expired - Fee Related JP4056584B2 (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 加速度センサ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP4056584B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009500616A (ja) * | 2005-07-05 | 2009-01-08 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 力測定素子 |
CN114720721A (zh) * | 2022-03-17 | 2022-07-08 | 苏州敏芯微电子技术股份有限公司 | 电容式加速度传感器 |
-
1997
- 1997-06-16 JP JP15881897A patent/JP4056584B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009500616A (ja) * | 2005-07-05 | 2009-01-08 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 力測定素子 |
CN114720721A (zh) * | 2022-03-17 | 2022-07-08 | 苏州敏芯微电子技术股份有限公司 | 电容式加速度传感器 |
CN114720721B (zh) * | 2022-03-17 | 2024-04-26 | 苏州敏芯微电子技术股份有限公司 | 电容式加速度传感器 |
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---|---|
JP4056584B2 (ja) | 2008-03-05 |
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