JPH1168438A - テレビ用ダイポールアンテナおよびテレビジョン受像機 - Google Patents

テレビ用ダイポールアンテナおよびテレビジョン受像機

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Publication number
JPH1168438A
JPH1168438A JP23906197A JP23906197A JPH1168438A JP H1168438 A JPH1168438 A JP H1168438A JP 23906197 A JP23906197 A JP 23906197A JP 23906197 A JP23906197 A JP 23906197A JP H1168438 A JPH1168438 A JP H1168438A
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JP
Japan
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antenna
television
dipole antenna
antenna elements
longitudinal direction
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Application number
JP23906197A
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English (en)
Inventor
Kazusuke Yanagisawa
和介 柳沢
Takumi Yano
工 矢野
Takao Kawahara
隆夫 川原
Motoyuki Morino
征行 森野
Kazuo Okayama
和男 岡山
Isao Yanagisawa
功 柳沢
Yasuo Fukushima
康夫 福島
Shinji Kusano
信司 草野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokowo Co Ltd
Original Assignee
Yokowo Co Ltd
Yokowo Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yokowo Co Ltd, Yokowo Mfg Co Ltd filed Critical Yokowo Co Ltd
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビジョン放送のローチャンルとハイチャ
ンネルの両周波数に対してともに良好な利得を有し、し
かも長手方向に短いテレビ用ダイポールアンテナを提供
する。 【解決手段】 長手方向に平行でジグザグ状に導電材が
折り返されて形成された2本のアンテナエレメント1
2、12を用い、その基端部を取付具10に揺動自在に
配設して、そのV字状の開き角度を適宜に調整できるよ
うにする。2本のアンテナエレメント12、12の基端
部から導出される導電材を、テレビジョン受像機のアン
テナ入力端子に電気的接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長手方向に短いア
ンテナエレメントを用いて構成した、携帯用のテレビジ
ョン受像機のアンテナとして好適なテレビ用ダイポール
アンテナに関するものである。また、このテレビ用ダイ
ポールアンテナを用いたテレビジョン受像機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯用のテレビジョン受像機のア
ンテナにあっては、一般的に、テレビジョン受像機の筐
体に、伸縮式の多段ロッドアンテナが2本その基端部で
縦軸回りに回転自在でしかも横軸回りに揺動自在に、取
付具により適宜に配設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この多段ロッドアンテ
ナは、伸長された状態では、約80〜100cmにもな
り、その取り扱いが煩わしい。また、多段ロッドアンテ
ナは、その向きをテレビジョン放送電波が到来する方向
に調整操作して最高の感度が得られるようにすべく人が
触れると、ロッドアンテナと人体との間に生ずる浮遊容
量により、そのアンテナ特性が大きく変化し、調整操作
後に指などを離すと、必ずしも最適な状態が維持されて
いないなどの不具合があった。また、ロッドアンテナに
あっては、そのアンテナ長が受信周波数の波長の1/4
や3/4の状態では高い利得が得られるが、それ以外、
例えば1/2の状態では所望の利得を得ることができな
い。しかも、その受信帯域幅は、さほど広いものでな
い。そこで、仮にテレビジョン放送のローチャンネルの
90〜108MHzに最適なアンテナ長に設定したとす
ると、ハイチャンネルの170〜230MHzでは所望
の利得を得ることができない。よって、ハイチャンネル
を受信する際には、再度アンテナ長を少し短く調整操作
しなければならない。
【0004】本発明は、上述のごとき従来技術の事情に
鑑みてなされたもので、長手方向に短くて使用する際に
伸長させる必要が無く、また調整することなしにテレビ
ジョン放送のローチャンネルとハイチャンネルをともに
高い利得で受信でき、しかも人体の接触の有無によって
アンテナ特性の変動が少ないテレビ用ダイポールアンテ
ナを提供することを目的とする。また、かかるテレビ用
ダイポールアンテナを用いてアンテナの調整操作が容易
なテレビジョン受像機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明のテレビ用ダイポールアンテナは、長手方
向に平行でジグザグ状に導電材が折り返され、この導電
材の一端が前記長手方向の基端側に導出されるとともに
他端が前記長手方向の先端部または先端側に導出されて
なるアンテナエレメントを用いて、2本の前記アンテナ
エレメントの基端部を折れ点側として略V字状に配設
し、前記基端側に導出される2本の前記導電材をアンテ
ナ出力端として構成されている。
【0006】そして、前記2本のアンテナエレメント
を、その基端側で揺動自在として、前記2本のアンテナ
エレメントでなすV字状の開き角度を調整し得るように
構成しても良い。
【0007】さらに、前記2本のアンテナエレメントの
基端側のそれぞれの揺動軸を平行に配設するとともに、
前記2本のアンテナエレメントが同一平面上で揺動する
ように構成することもできる。
【0008】また、前記2本のアンテナエレメントの基
端側の揺動軸を同一軸上として、前記2本のアンテナエ
レメントが平行で異なるそれぞれの平面上で揺動するよ
うに構成することもできる。
【0009】そして、円筒状シャフト部とその一端側で
段差を有する小径部と両端部の係止爪を良電導材の板金
で一体に形成したシャフトと、前記円筒状シャフト部に
回転自在に嵌合する円筒状受け部とこの円筒状受け部か
らその軸と直交方向に突出して前記アンテナエレメント
と電気的接続される舌片部を良電導材の板金で一体に形
成した連結具と、前記シャフトの小径部に回転自在に嵌
合するとともに前記段差に当接する導電ラグ端子と、前
記シャフトの両端部を支持するとともに前記係止爪によ
って抜けが規制される一対のアームを突設した絶縁材か
らなる取付具と、により前記2本のアンテナエレメント
を前記取付具に対して揺動自在になすとともに、前記導
電ラグ端子からアンテナ出力を導出させるように構成す
ることもできる。
【0010】そして、前記取付具に先端に向けて細くな
るテーパー加工された略円柱状の係合柱を設け、この係
合柱の先端部の円周に凸状環を設けるとともに、この凸
状環の外径が径方向に弾性変形し得るように先端よりス
リットを設け、テレビジョン受像機の筐体に穿設された
係合孔に、前記凸状環を弾接させながら前記係合柱が挿
入できるように構成することもできる。
【0011】また、本発明のテレビジョン受像機は、長
手方向に平行でジグザグ状に導電材が折り返され、この
導電材の一端が前記長手方向の基端側に導出されるとと
もに他端が前記長手方向の先端部または先端側に導出さ
れてなるアンテナエレメントを用いて、2本の前記アン
テナエレメントの基端部を折れ点側として略V字状にテ
レビジョン受像機の筐体に配設し、前記基端側に導出さ
れる2本の前記導電材を前記テレビジョン受像機のアン
テナ入力端子に電気的接続して構成されている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のテレビ用ダイポー
ルアンテナの第1の実施例および本発明のテレビジョン
受像機を図1ないし図7を参照して説明する。図1は、
本発明のテレビ用ダイポールアンテナの第1の実施例の
外観図であり、(a)は正面図であり、(b)は側面図
である。図2は、図1(b)のA−A矢視断面拡大部分
図である。図3は、図1(a)のB−B矢視断面拡大部
分図である。図4は、シャフトの構造を示す組み立て斜
視図である。図5は、本発明のテレビ用ダイポールアン
テナで用いるアンテナエレメントの構造を示す外観斜視
図である。図6は、図5に示すアンテナエレメントのア
ンテナ特性の一例を示す図である。図7は、本発明のテ
レビ用ダイポールアンテナをテレビジョン受像機に組み
付ける構造を説明する図である。
【0013】まず、図1において、絶縁材からなる取付
具10に、2本のアンテナエレメント12、12が基端
部をそれぞれの平行な揺動軸により同一平面上でそれぞ
れ揺動自在に配設されている。また、取付具10には、
テレビジョン受像機へ組み付けるための係合柱14が一
体的に突設して形成されている。そして、アンテナエレ
メント12、12の基端部から導出された導電材に、テ
レビケーブル16、16の一端が電気的接続され、その
他端がテレビジョン受像機のアンテナ入力端子に電気的
接続される。
【0014】さらに、図2ないし図4により、取付具1
0に対してアンテナエレメント12、12が揺動自在に
配設される構造につき説明する。取付具10に2対のア
ーム10a、10a…が突設され、このアーム10a、
10a…に両端が支持されてシャフト18、18が配設
される。このシャフト18は、良電導材の板金により、
円筒状シャフト部18aと、その一端側で段差18bを
有する小径部18cと、その両端部の係止爪18d、1
8d…が一体的にプレス加工などにより形成される。そ
して、このシャフト18に嵌合される連結具20は、良
電導材の板金により、円筒状シャフト部18aに回転自
在に嵌合する円筒状受け部20aと、この円筒状受け部
20aからその軸と直交方向に突設する舌片部20bが
一体的にプレス加工などにより形成される。
【0015】そして、シャフト18をアーム10a、1
0aに挿入すると同時に、連結具20の円筒状受け部2
0aおよび導電ラグ端子22を貫通させる。この挿通の
際には、図4に示すごとく、小径部18c側の係止爪1
8d、18dはまだ折り曲げられていない。また、導電
ラグ端子22は小径部18cに回転自在であるとともに
段差18cに当接される。そして、挿通後に、小径部1
8c側の係止爪18d、18dを折り曲げてシャフト1
8の抜けが阻止される。
【0016】さらに、連結具20の舌片部20bには、
絶縁材からなるアンテナ連結具24が被せられるととも
に、このアンテナ連結具24から突出するカバーアーム
24a、24aによりシャフト18の両端が覆われる。
また、アンテナ連結具24には、アンテナエレメント1
2の基端部を収容するとともに抜けを阻止するアンテナ
収容部24bが設けられている。このアンテナ収容部2
4b内で、舌片部20bとアンテナエレメント12の基
端側から導出された導電材が適宜に電気的接続される。
すると、アンテナエレメント12の導電材が、連結具2
0とシャフト18と導電ラグ端子22を順次に介してテ
レビケーブル16に電気的接続される。
【0017】かかる構成にあっては、取付具10のアー
ム10a、10aに固定されたシャフト18を揺動軸と
して連結具20とアンテナ連結具24およびアンテナエ
レメント12が一体となって揺動でき、これによりアン
テナエレメント12が揺動自在とされる。
【0018】ここで、アンテナエレメント12の構造に
つき、図5を参照して説明する。断面扁平で細長形状の
絶縁材からなるケース12aに、複数本の導孔12b、
12b…を長手方向に平行でしかも長手方向に直交する
断面で扁平方向の2直線上に配設して貫通穿設し、これ
らの導孔12b、12b…に1本の導電材12cを長手
方向に長いジグザグ状となるように挿通してある。この
導電材12cの一端はケース12aの基端側に導出さ
せ、他端はケース12aの先端部または先端側に導出さ
れる。そして、ケース12aの基端部の側面に凹部12
d、12dが設けられ、アンテナ連結具24のアンテナ
収容部24bに挿入された際に、対応して設けられるア
ンテナ連結具24の凸部24c、24cに係合して抜け
が阻止される。なお、アンテナエレメント12のケース
12aの先端部には、絶縁キャップが被せられる。
【0019】この図5に示すアンテナエレメント12の
アンテナ特性は、図6に示すごとく、テレビジョン放送
のローチャンネル90〜108MHzおよびハイチャン
ネル170〜230MHzのいずれにあっても良好なア
ンテナ特性を示している。よって、このアンテナエレメ
ント12は、従来のロッドアンテナのごとくローチャン
ナルとハイチャンネルの切り換えに際してアンテン長を
変更する必要なしに、全チャンネルを良好な感度で受信
することができる。
【0020】さらに、取付具10に一体的に形成される
係合柱14につき説明する。係合柱14は、先端に向か
って細くなるテーパー加工がなされた略円柱状であり、
その先端部の円周に凸状環14aが設けられ、この凸状
環14aの外径が径方向に弾性変形できるように先端か
らスリット14bが設けられている。さらに、係合柱1
4の外周に、回転角度を規制するための規制突部14c
が設けられている。
【0021】そして、かかる係合柱14に対応させて、
図6に示すごとく、テレビジョン受像機30の筐体に
は、係合柱14が挿入される係合孔32が設けられてい
る。この係合孔32内に、その内周に凸状環14aを弾
接させて係合柱14が挿入され、凸状環14aの弾力に
より抜けが阻止される。しかも、この係合孔32の内周
には、係合柱14が軸回りに360度以上回転しないよ
うに、規制突部14cに対応した規制部材(図示せず)
が設けられている。
【0022】このようにして、係合柱14を係合孔32
に挿入して、テレビジョン受像機30に本発明のテレビ
用ダイポールアンテナを簡単に配設および分離すること
ができる。そして、導電ラグ端子22、22にそれぞれ
の一端が電気的接続されたテレビケーブル16、16の
他端がテレビジョン受像機30に設けたアンテナ入力端
子34、34に電気的接続される。そこで、シャフト1
8、18を揺動軸として2本のアンテナエレメント1
2、12を適宜に揺動させてそのV字状の開き角度を調
整してダイポールアンテナとして作用させ、しかもその
V字状の向きを係合柱14を回転軸として水平方向に回
転させることができる。なお、係合柱14は360度以
上回転できないので、テレビケーブル16、16が引き
ちぎられて断線するようなことがない。
【0023】ところで、本発明に用いるアンテナエレメ
ント12は、長手方向に長いジグザグ状とされた導電材
12c、12c…間に比較的に大きな浮遊容量が生じて
いて、この浮遊容量を調整してアンテナ特性が適宜に設
定されるものである。そこで、2本のアンテナエレメン
ト12、12のV字状の角度や向きを調整すべく人が接
触しても、このアンテナエレメント12、12と人体の
間に生ずる浮遊容量は、長手方向の導電材12c、12
c…間の浮遊容量に比べて小さく、アンテナ特性に大き
な影響を与えない。そこで、アンテナエレメント12、
12のV字状の角度およびその向きの調整が容易であ
る。
【0024】次に、本発明のテレビ用ダイポールアンテ
ナの別な実施例につき、図8ないし図10を参照して説
明する。図8は、本発明のテレビ用ダイポールアンテナ
の別な実施例の外観図であり、(a)は正面図であり、
(b)は側面図である。図9は、図8(a)のC−C矢
視断面拡大部分図である。図10は、図9に示す絶縁シ
ャフトなどの構造を示す分解斜視図である。図8ないし
図10において、図1ないし図7と同じまたは均等な部
材には、同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
【0025】図8ないし図10に示す別の実施例は、図
1ないし図7に示す実施例が平行な2本の揺動軸を用い
ているのに対して、1本の揺動軸を用いるようにした点
で相違する。まず、絶縁材からなる取付具40には、一
体的に係合柱14が設けられている。そして、取付具4
0に一対のアーム40a、40aが突設される。このア
ーム40a、40aにボルト42が貫通されナットの螺
合により適宜に固定される。このボルト42には絶縁シ
ャフト44が被せられ、この絶縁シャフト44には一方
の導電接触端子46と2つの連結具48、48と他方の
導電接触端子46が回転自在に順次に嵌合されている。
この連結具48は、良電導材の板金により、絶縁シャフ
ト44に回転自在に嵌合する円筒状受け部48aと、そ
の軸と直交方向に突出する舌片部48bと、円筒状受け
部48aの導電接触端子46側の一端側に扇状に設けら
れた接触部48cとがプレス加工などにより一体に形成
されている。さらに、この連結具48が絶縁材からなる
アンテナ連結具50に一体的に収容され、このアンテナ
連結具50の先端部にアンテナエレメント12の基端部
が適宜に収容固定され、その基端側より導出された導電
材が舌片部48bに電気的接続される。なお、組み付け
状態では、図9に示すごとく、2つの連結具48、48
は、相互には電気的接続されないように構成される。そ
して、連結具48、48の接触部48c、48cには、
それぞれ導電接触端子46、46がそれぞれに弾接して
電気的接続される。導電接触端子46、46の突片に
は、テレビケーブル16、16が電気的接続される。
【0026】図8ないし図10に示す本発明の別の実施
例にあっては、揺動軸が1本であるために、2本のアン
テナエレメント12、12は平行で異なるそれぞれの平
面上で揺動でき、2本を一つにまとめた状態で同方向に
揺動させてアンテナを適宜に収納状態とすることも可能
である。また、アンテナエレメント12、12の断面形
状およびその先端に設ける絶縁キャップなどの形状を適
宜に設定することで、2本のアンテナエレメント12、
12をまとめた状態で、あたかも1本のごとく見せるよ
うにすることも可能である。
【0027】なお、2本のアンテナエレメント12、1
2を、取付具10、40にその基端部で揺動自在に配設
する構造は、上記実施例に限られるものでないことは勿
論である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のテレビ用
ダイポールアンテナおよびテレビジョン受像機は構成さ
れているので、以下のごとき格別な効果を奏する。
【0029】請求項1ないし3記載のいずれのテレビ用
ダイポールアンテナにあっても、ダイポールアンテナを
形成する2本のアンテナエレメントがテレビジョン放送
のローチャンネルとハイチャンネルでともに良好なアン
テナ特性を有するので、チャンネルの切り換えの際にア
ンテナを調整操作する必要がない。しかも、長手方向に
短く、その取り扱いも容易である。
【0030】また、請求項4記載のテレビ用ダイポール
アンテナにあっては、上記請求項1ないし3の効果に加
えて、2本のアンテナエレメントの揺動軸が同一軸上に
あるので、2本をまとめた状態で同一方向に倒して、例
えば、テレビジョン受信機の筐体に添うようにしてアン
テナを収容することも可能である。
【0031】そして、請求項5記載のテレビ用ダイポー
ルアンテナにあっては、揺動軸としてのシャフトと連結
具を、板金のプレス加工でそれぞれ形成するので、軽量
および安価に製造できる。
【0032】そして、請求項6記載のテレビ用ダイポー
ルアンテナにあっては、テレビジョン受像機の筐体に穿
設された係合孔に弾力的に挿入係合できる係合柱を取付
具に一体的に形成したので、本発明のテレビ用ダイポー
ルアンテナを容易に配設および分離することができる。
また、係合柱の軸回りにアンテナを適宜に回転させてV
字状の向きを調整することができる。
【0033】また、本発明のテレビジョン受像機にあっ
ては、テレビジョン放送の全チャンネルに渡って長手方
向に短いアンテナで良好な感度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビ用ダイポールアンテナの第1の
実施例の外観図であり、(a)は正面図であり、(b)
は側面図である。
【図2】図1(b)のA−A矢視断面拡大部分図であ
る。
【図3】図1(a)のB−B矢視断面拡大部分図であ
る。
【図4】シャフトの構造を示す組み立て斜視図である。
【図5】本発明のテレビ用ダイポールアンテナで用いる
アンテナエレメントの構造を示す外観斜視図である。
【図6】図5に示すアンテナエレメントのアンテナ特性
の一例を示す図である。
【図7】本発明のテレビ用ダイポールアンテナをテレビ
ジョン受像機に組み付ける構造を説明する図である。
【図8】本発明のテレビ用ダイポールアンテナの別な実
施例の外観図であり、(a)は正面図であり、(b)は
側面図である。
【図9】図8(a)のC−C矢視断面拡大部分図であ
る。
【図10】図9に示す絶縁シャフトなどの構造を示す分
解斜視図である。
【符号の説明】
10、40 取付具 12 アンテナエレメント 14 係合柱 16 テレビケーブル 18 シャフト 18a 円筒状シャフト部 18b 段差 18c 小径部 18d 係止爪 20 連結具 20a 円筒状受け部 20b 舌片部 24 アンテナ連結具 30 テレビジョン受像機 32 係合孔 34 アンテナ入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 1/18 H04B 1/18 A H04N 5/64 551 H04N 5/64 551G (72)発明者 森野 征行 東京都北区滝野川7丁目5番11号 株式会 社ヨコオ内 (72)発明者 岡山 和男 東京都北区滝野川7丁目5番11号 株式会 社ヨコオ内 (72)発明者 柳沢 功 東京都北区滝野川7丁目5番11号 株式会 社ヨコオ内 (72)発明者 福島 康夫 東京都北区滝野川7丁目5番11号 株式会 社ヨコオ内 (72)発明者 草野 信司 東京都北区滝野川7丁目5番11号 株式会 社ヨコオ内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に平行でジグザグ状に導電材が
    折り返され、この導電材の一端が前記長手方向の基端側
    に導出されるとともに他端が前記長手方向の先端部また
    は先端側に導出されてなるアンテナエレメントを用い
    て、2本の前記アンテナエレメントの基端部を折れ点側
    として略V字状に配設し、前記基端側に導出される2本
    の前記導電材をアンテナ出力端として構成したことを特
    徴とするテレビ用ダイポールアンテナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテレビ用ダイポールアン
    テナにおいて、前記2本のアンテナエレメントを、その
    基端側で揺動自在として、前記2本のアンテナエレメン
    トでなすV字状の開き角度を調整し得るように構成した
    ことを特徴とするテレビ用ダイポールアンテナ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のテレビ用ダイポールアン
    テナにおいて、前記2本のアンテナエレメントの基端側
    のそれぞれの揺動軸を平行に配設するとともに、前記2
    本のアンテナエレメントが同一平面上で揺動するように
    構成したことを特徴とするテレビ用ダイポールアンテ
    ナ。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のテレビ用ダイポールアン
    テナにおいて、前記2本のアンテナエレメントの基端側
    の揺動軸を同一軸上として、前記2本のアンテナエレメ
    ントが平行で異なるそれぞれの平面上で揺動するように
    構成したことを特徴とするテレビ用ダイポールアンテ
    ナ。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のテレビ用ダイポールアン
    テナにおいて、円筒状シャフト部とその一端側で段差を
    有する小径部と両端部の係止爪を良電導材の板金で一体
    に形成したシャフトと、前記円筒状シャフト部に回転自
    在に嵌合する円筒状受け部とこの円筒状受け部からその
    軸と直交方向に突出して前記アンテナエレメントと電気
    的接続される舌片部を良電導材の板金で一体に形成した
    連結具と、前記シャフトの小径部に回転自在に嵌合する
    とともに前記段差に当接する導電ラグ端子と、前記シャ
    フトの両端部を支持するとともに前記係止爪によって抜
    けが規制される一対のアームを突設した絶縁材からなる
    取付具と、により前記2本のアンテナエレメントを前記
    取付具に対して揺動自在になすとともに、前記導電ラグ
    端子からアンテナ出力を導出させるように構成したこと
    を特徴とするテレビ用ダイポールアンテナ。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のテレビ用ダイポールアン
    テナにおいて、前記取付具に先端に向けて細くなるテー
    パー加工された略円柱状の係合柱を設け、この係合柱の
    先端部の円周に凸状環を設けるとともに、この凸状環の
    外径が径方向に弾性変形し得るように先端よりスリット
    を設け、テレビジョン受像機の筐体に穿設された係合孔
    に、前記凸状環を弾接させながら前記係合柱が挿入でき
    るように構成したことを特徴とするテレビ用ダイポール
    アンテナ。
  7. 【請求項7】 長手方向に平行でジグザグ状に導電材が
    折り返され、この導電材の一端が前記長手方向の基端側
    に導出されるとともに他端が前記長手方向の先端部また
    は先端側に導出されてなるアンテナエレメントを用い
    て、2本の前記アンテナエレメントの基端部を折れ点側
    として略V字状にテレビジョン受像機の筐体に配設し、
    前記基端側に導出される2本の前記導電材を前記テレビ
    ジョン受像機のアンテナ入力端子に電気的接続して構成
    したことを特徴とするテレビジョン受像機。
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