JPH11214910A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH11214910A
JPH11214910A JP2777498A JP2777498A JPH11214910A JP H11214910 A JPH11214910 A JP H11214910A JP 2777498 A JP2777498 A JP 2777498A JP 2777498 A JP2777498 A JP 2777498A JP H11214910 A JPH11214910 A JP H11214910A
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JP
Japan
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antenna device
support member
base
antenna
flat
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Application number
JP2777498A
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English (en)
Inventor
Kazusuke Yanagisawa
和介 柳沢
Takumi Yano
工 矢野
Isao Yanagisawa
功 柳沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokowo Co Ltd
Original Assignee
Yokowo Co Ltd
Yokowo Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄い平面状のアンテナ素子20を用いて斬新
なデザインによるアンテナ装置を提供する。 【解決手段】 偏平で平面矩形状の基台10に、偏平で
平面形状が基台10とほぼ同じ支持部材12を、基台1
0の一端縁側で倒伏および起立状態に横軸回りに揺動自
在に配設する。また、支持部材12の中央の平面部12
aを2枚の板部材18、18を間隔を離して平行に配設
して形成し、これらの2枚の間に平面状のアンテナ素子
20を収容する。これらの板部材18、18を透明部材
で形成し、アンテナ素子20の絶縁基板を透明部材で形
成しパターンを不透明部材で形成する。そして、基台1
0に、地板導体部22を配設するとともに重り24を配
設する。アンテナ素子20と地板導体部22に、同軸ケ
ーブルを接続してアンテナ装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内用のアンテナ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】TV受像機の薄型化に伴い、室内用のT
V用アンテナ装置も薄型で小型のものが望まれている。
また、TV受像機の薄型化によりそのデザインが一新さ
れており、TV用アンテナ装置も従来にない斬新なデザ
インが望まれている。しかるに、従来の室内用アンテナ
装置は、2本のダイポールアンテナを略V字状に配設す
るものや、ループアンテナとダイポールアンテナの組み
合わせにより構成されているにすぎない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の室内用のTV用
アンテナ装置は、上述のごとき形状のものから何ら脱却
が図られていない。そこで、本発明は、かかる従来例の
事情に鑑みてなされたもので、薄い平面状のアンテナ素
子を用いて斬新なデザインによるアンテナ装置を提供す
ること目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明のアンテナ装置は、基台に、偏平な支持部
材を横軸回りに揺動自在に配設し、前記支持部材に平面
状のアンテナ素子を配設して構成されている。
【0005】そして、基台に、偏平な支持部材を横軸回
りに揺動自在であるとともに縦軸回りに回動自在に配設
し、前記支持部材に平面状のアンテナ素子を配設して構
成しても良い。
【0006】さらに、偏平な支持部材に平面状のアンテ
ナ素子を配設し、基台と前記支持部材のいずれか一方か
ら首部を介して球体部を設けたボール部材を突設し、他
方に前記球体部を挾持するボール受け部材を配設し、前
記支持部材を前記基台に対して回動および傾動自在に構
成することもできる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図3を参照して説明する。図1は、本発明のアン
テナ装置の第1実施例を示し、(a)は支持部材を起立
状態とした外観斜視図であり、(b)は支持部材を倒伏
状態とした側面図である。図2は、揺動機構の一例を示
す要部分解斜視図である。図3は、支持部材の断面拡大
部分図である。
【0008】まず、図1において、偏平で平面矩形状の
基台10に、偏平で平面形状が基台10とほぼ同じ平面
形状の支持部材12が横軸回りに倒伏および起立自在に
配設される。そして、この横軸回りの揺動機構は、基台
10の一端縁側に設けられ、支持部材12を倒伏させた
状態では、図1(b)のごとく、基台10に支持部材1
2が全体的に重ね合わされた状態となる。また、横軸回
りの揺動機構の一例は、図2に示すごとく、支持部材1
2の一縁側に設けたハウジング12bに一軸上にピン1
4、14が適宜に固定され、これらのピン14、14を
適宜な締め付け力で割り締め部材16、16により挾持
し、これらの割り締め部材16、16が基台10に固定
されて構成されている。ここで、割り締め部材16に
は、ピン14を受け入れる横方向の貫通孔16aと、こ
れらの貫通孔16aを縦方向に通過するスリット16b
と、これらのスリット16bの間隔を調整して貫通孔1
6aの内寸法を調整するビス16cが設けられている。
【0009】さらに、支持部材12は、中央の平面部1
2aが、図3に示すごとく、アクリル絶縁樹脂板または
ガラス板などの透明な2枚の板部材18、18が所定間
隔だけ離されて平行に配設されて形成される。そして、
これらの板部材18、18間に平面状のアンテナ素子2
0が収容配設される。このアンテナ素子20の一例は、
透明な絶縁基板上に銅箔などの不透明導電材によりアン
テナエレメントのパターンが形成されている。そこで、
外側からは、図1(a)に示すごとく、支持部材12の
透明な平面部12aに不透明なパターンが空中に浮いて
いるように見える。また、基台10には、導電材による
地板導体部22が配設され、この地板導体部22と支持
部材12に配設されたアンテナ素子20に、図示しない
同軸ケーブルなどが適宜に接続される。さらに、基台1
0の揺動機構が設けられた側と反対側の他端縁側に、適
宜な重量を有する重り24が配設される。
【0010】かかる構成からなる第1実施例のアンテナ
装置にあっては、使用の際には、図1(a)に示すごと
く、支持部材12を起立状態とし、その平面部12aを
放送信号の電波の入来方向に向けてその仰角と方位角を
適宜に設定する。また、不使用の際には、図1(b)に
示すごとく、支持部材12を基台10に倒伏して重ね合
わせた状態として、コンパクトな形状で適宜に収納する
ことができる。そして、この第1実施例のアンテナ装置
は、従来にない斬新な形状である。また、重り24を基
台10の他端縁側に設けることで、支持部材12が基台
10に対して大きく開いた起立状態(開き角度が鈍角な
状態)であっても転倒するようなことがない。
【0011】なお、アンテナ素子20は、TV放送信号
を受信するものに限られず、FM放送信号などの他の放
送信号を受信するものであっても良い。また、アンテナ
素子20が支持部材12を起立状態としたその内側に見
え外側からは見えないように、外側となる板部材18を
不透明部材で形成しても良い。そして、アンテナ素子2
0の絶縁基板が不透明なものであっても良い。さらに、
アンテナ素子20は、一方の板部材18を絶縁基板とし
てその上にパターンを配設して形成したものであっても
良い。
【0012】次に、本発明の第2実施例を図4ないし図
7を参照して説明する。図4は、本発明のアンテナ装置
の第2実施例で支持部材を起立状態とした外観斜視図で
ある。図5は、横軸回りに揺動自在であるとともに縦軸
回りに回動自在な機構の一例を示す要部分解斜視図であ
る。図6は、ピンと縦軸の外観斜視図である。図7は、
縦軸ハウジングを示し、(a)は平面図であり、(b)
はA−A矢視断面図である。図4および図5において、
図1と同じ部材には同じ符号を付けて重複する説明を省
略する。
【0013】図4において、基台10に支持部材12が
横軸回りに倒伏および起立自在であるとともに縦軸回り
に回動自在に配設される。この横軸回りに揺動自在で縦
軸回りに回動自在な機構は、図5ないし図7に示すごと
く、基台10に縦軸30が縦軸ハウジング32により縦
軸回りに回動自在で軸方向に抜けないように配設され
る。ここで、縦軸30の回動に適宜な抵抗力を与えるよ
うに、縦軸ハウジング32にはスリット32aが設けら
れていて、縦軸30を弾力的に挾持するようになされて
いる。そして、縦軸30には、横軸としてのピン34を
挿通する横方向の貫通孔30aと、これを通る縦方向の
スリット30bと、このスリット30bの幅を調整する
ビス30cが設けられ、ピン34を挾持する力を調整す
るようになされている。そして、ピン34の両端側には
それぞれネジ孔34a、34aが刻設されている。さら
に、支持部材12の下端縁に設けたハウジング12bに
は、縦軸30の先端部とピン34が挿通される縦軸挿入
凹部12cが設けられ、挿入状態でハウジング12bに
ピン34がビス等により固定される。なお、支持部材1
2に配設される平面状のアンテナ素子36は、絶縁基板
およびパターンがともに透明部材で形成される。そこ
で、支持部材12の平面部12aは、素通し状態であ
る。
【0014】かかる構成からなる第2実施例のアンテナ
装置にあっては、使用の際には、支持部材12を起立状
態として適宜な仰角に設定するとともに、基台10を動
かすことなしに縦軸回りに適宜に回動させてその方位角
を設定することができる。そして、第2実施例のアンテ
ナ装置は、支持部材12の平面部12aが素通し状態で
あり、極めて斬新なデザインが得られる。
【0015】続いて、本発明の第3実施例を図8ないし
図11を参照して説明する。図8は、本発明のアンテナ
装置の第3実施例で支持部材を起立状態とした外観斜視
図である。図9は、横軸回りの揺動機構の一例を示す縦
断面図である。図10は、横軸としてのピンを示し、
(a)は正面図であり、(b)は側面図である。図11
は、ピンの先端部が挿入される有底孔の底面の形状を示
す図である。
【0016】図8において、基台10に、支持部材12
が横軸回りに揺動自在に配設されることは、第1実施例
と同様である。また、支持部材12に同様に図示しない
平面状のアンテナ素子が配設される。さらに、支持部材
12には、写真スタンドのごとく、写真や絵や印刷物な
ど40を収容できるように構成されている。
【0017】そして、揺動機構は、基台10と支持部材
12に横軸方向の一軸上に互いに対向させて有底孔4
2、44が設けられる。そして、支持部材12に設けた
一方の有底孔44の底面には、冠歯車状の凹凸44aが
設けられる。また、基台10に設けた他方の有底孔42
には、その周壁に軸方向の溝42a、42a…が設けら
れる。さらに、これらの有底孔42、44に跨るように
ピン46が挿入される。このピン46の先端面であり一
方の有底孔44側に挿入される一端面には、冠歯車状の
凹凸46aが設けられる。また、ピン46の他端面から
弾性突起46b、46b…が突設され、さらに他端面側
の外周面には軸方向に溝42a、42a…に嵌合できる
突条部46c、46c…が設けられる。そして、このピ
ン46が、基台10の有底孔42に弾性突起46b、4
6b…側から軸方向に移動自在であるが軸回りには相対
的に回動ができないように挿入される。さらに、弾性突
起46b、46b…を弾性変形させてピン46の全体を
有底孔42内に挿入させ、この状態で基台10に支持部
材12を組み付ける。すると、有底孔42に対向する有
底孔44内にピン46が弾性突起46b、46b…の弾
力により軸方向に移動して挿入される。そして、一方の
有底孔44の底面の凹凸44aに、ピン46の一端面の
凹凸46aが当接して、互いに噛合した状態となる。
【0018】かかる構成からなる第3実施例のアンテナ
装置にあっては、写真や絵や印刷物など40を飾るスタ
ンドとしても兼用することができる。なお、図8に示す
一例では、支持部材12の内側面から見えるように写真
や絵や印刷物など40を収容するようにしたものが示さ
れているが、これの限られず、外側面から見えるように
収容しても良く、また両面側からそれぞれに見えるよう
にそれぞれ収容できるようにしても良い。
【0019】そして、支持部材12の起立状態は、弾性
突起46b、46b…の弾力でピン46と有底孔44の
凹凸46a、44aが互いに噛合して確実に保持される
ので、振動などにより設定された仰角が不必要に変化す
るようなことがない。しかも、ある程度以上の力を支持
部材12に揺動方向に加えることで、弾性突起46b、
46b…が弾性変形して2つの凹凸46a、44aの噛
合が解除されて仰角の調整がなしえる。ここで、ピン4
6を弾性突起46b、46b…と一体的に樹脂で成形で
きるので、部品点数が少なく揺動機構の構造が簡単なも
のとなり、また組み付けも容易であって、量産に好適で
ある。なお、ピン46の一端面の凹凸46aを有底孔4
4の凹凸44aに適宜に弾力的に押圧できれば良く、弾
性突起46b、46b…に代えて、コイルスプリングな
どを用いても良い。さらに、ピン46は、有底孔42に
軸方向に移動できるとともに軸回りに相対回転しなけれ
ば、いかなる形状であっても良い。さらに、底面に冠歯
車状の凹凸が設けられる有底孔は、基台10に設けられ
ていても良い。そして、底面に凹凸が設けられない有底
孔は、ピン46に弾力を付勢できる構成であればこれに
限られず、貫通孔であっても良い。
【0020】さらに、本発明の第4実施例を図12およ
び図13を参照して説明する。図12は、本発明のアン
テナ装置の第4実施例で支持部材を起立状態とした外観
斜視図である。図13は、玉形ジャーナル状の回動およ
び傾動機構の一例を示す縦断面図である。
【0021】図12および図13において、小山状の基
台50の頂部に、偏平な支持部材12が回動および傾動
自在に配設される。この支持部材12には、他の実施例
と同様に、平面状のアンテナ素子が配設される。そし
て、支持部材12の下端縁に、首部52aを介してその
先端部に球体部52bが設けられたボール部材52が突
設される。また、基台50には、球体部52bを挾持す
る球面凹部54a、56aが設けられた一対のボール受
け部材54、56が設けれれている。このボール受け部
材54、56を連結するネジ58により球体部52bを
挾持する圧力が調整される。このボール部材52および
ボール受け部材54、56により、いわゆる玉形ジャー
ナル状の機構が形成される。そこで、ボール受け部材5
4、56に対して、ボール部材52は回動自在であると
ともにいかなる方向へも一定の角度で傾動自在である。
しかも、ボール部材52は、一対のボール受け部材5
4、56の対向面と平行な方向へは大きな角度で傾動す
ることが可能である。そこで、このボール部材52が大
きく傾動できる向きに合わせて、基台50には傾動用凹
部50aが設けられる。
【0022】かかる構成の第4実施例のアンテナ装置に
あっては、小さな角度であればいかなる方向へも支持部
材12を傾動させることができ、また基台50の傾動用
凹部50aにボール部材52を挿入するようにして支持
部材12を大きく倒すことができる。さらに、ボール部
材52の軸回りに、支持部材12を回動させることがで
きる。そこで、支持部材12の平面部12aを放送信号
の入来方向に応じていかなる方向へも自在に向けること
が可能である。この第4実施例にあっても、従来にない
新たな形状である。
【0023】なお、上記実施例において、支持部材12
はいずれも偏平で平面矩形状であるが、これに限られ
ず、偏平であれば平面円形状などであっても良い。そし
て、この支持部材12に配設されるアンテナ素子20
は、平面状であれば良く、その受信できる放送帯域はい
かなるものであっても良く、またその構造はいかなるも
のであっても良く、さらには送信用のアンテナ素子であ
っても良い。また、支持部材12の平面部12aは、透
明状態の中にアンテナ素子20のパターンが浮いて見え
るものや、素通し状態のものに限られず、板部材18、
18に不透明部材を用いたものや、アンテナ素子20の
絶縁基板に不透明基板を用いたものであっても良い。さ
らに、支持部材12の平面部12aは、平面状のアンテ
ナ素子20が適宜に配設できれば良く、2枚の板部材1
8、18を用いるものに限られないことは勿論である。
そして、実施例では地板導体部22を基台10に配設し
ているが、支持部材12の面積を大きなものとしてこれ
に地板導体部22を配設しても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアンテナ
装置は構成されているので、以下のごとき格別な効果を
奏する。
【0025】請求項1記載のアンテナ装置にあっては、
平面状のアンテナ素子が配設される偏平な支持部材が、
基台に対して倒伏および起立状態に揺動自在に構成され
ており、従来にない斬新なデザインのアンテナ装置を提
供できる。
【0026】そして、請求項2記載のアンテナ装置にあ
っては、平面状のアンテナ素子が配設される偏平な支持
部材が、基台に対して横軸回りに揺動自在であるととも
に縦軸回りにも回動自在に構成されており、支持部材の
方位角を基台を動かすことなしに調整することができ
る。また、従来にない新たなデザインのアンテナ装置を
提供できる。
【0027】さらに、請求項3記載のアンテナ装置にあ
っては、支持部材が基台に対してあらゆる方向に傾動で
きるとともに回動自在であるので、支持部材を放送電波
の入来方向に調整するのが極めて容易である。また、従
来にない新たなデザインのアンテナ装置でもある。
【0028】また、請求項4記載のアンテナ装置にあっ
ては、基台に地板導体部を設けたので、支持部材の面積
を大きくすることなしにアンテナ利得を高いもとするこ
とができるができる。
【0029】また、請求項5記載のアンテナ装置にあっ
ては、支持部材を倒伏させた状態では、基台に支持部材
が重ね合わされるので、極めてコンパクトな形状とする
ことができ、収納などに便利である。
【0030】また、請求項6記載のアンテナ装置にあっ
ては、基台に重りを設けたので、支持部材が基台に対し
て鈍角に大きく開いて起立した状態であっても、支持部
材の重さで基台が転倒するようなことがない。
【0031】また、請求項7記載のアンテナ装置にあっ
ては、ピンの一端面に設けた冠歯車状の凹凸が有底孔の
底面に設けた凹凸に弾力的に押圧されて噛合しているの
で、支持部材の起立状態の姿勢が確実に保持される。そ
して、支持部材に揺動方向にある程度以上の力を加える
ことで、2つの凹凸の噛合が解除されて揺動が可能とな
る。
【0032】また、請求項8記載のアンテナ装置にあっ
ては、ピンに弾性突起を一体的に成形することで、揺動
機構の部品点数が少なく、また組み付けが簡単であり、
量産に好適である。
【0033】また、請求項9記載のアンテナ装置にあっ
ては、支持部材に間隔を離して平行に設けた2枚の板部
材で配設するので、その間に平面状のアンテナ素子を容
易に収容することができる。しかも、板部材が、アンテ
ナ素子のレドームとして機能する。
【0034】また、請求項10記載のアンテナ装置にあ
っては、支持部材に配設される2枚の板部材の一方を絶
縁基板としてその内側面にアンテナ素子を形成するの
で、それだけ部品点数が少なくて足りる。
【0035】また、請求項11記載のアンテナ装置にあ
っては、支持部材の中央の平面部の空中にアンテナ素子
のパターンが浮かぶように外側から見える極めて斬新な
アンテナ装置のデザインを提供できる。
【0036】また、請求項12記載のアンテナ装置にあ
っては、支持部材の中央の平面部は素通し状態であり、
これも従来にない新規なデザインを構成している。
【0037】また、請求項13記載のアンテナ装置にあ
っては、支持部材に写真や絵や印刷物などを収容させ
て、いわゆる写真スタンドとして兼用でき、室内インテ
リアとして好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナ装置の第1実施例を示し、
(a)は支持部材を起立状態とした外観斜視図であり、
(b)は支持部材を倒伏状態とした側面図である。
【図2】第1実施例の揺動機構の一例を示す要部分解斜
視図である。
【図3】第1実施例の支持部材の断面拡大部分図であ
る。
【図4】本発明のアンテナ装置の第2実施例で支持部材
を起立状態とした外観斜視図である。
【図5】第2実施例の横軸回りに揺動自在であるととも
に縦軸回りに回動自在な機構の一例を示す要部分解斜視
図である。
【図6】第2実施例のピンと縦軸の外観斜視図である。
【図7】第2実施例の縦軸ハウジングを示し、(a)は
平面図であり、(b)はA−A矢視断面図である。
【図8】本発明のアンテナ装置の第3実施例で支持部材
を起立状態とした外観斜視図である。
【図9】第3実施例の横軸回りの揺動機構の一例を示す
縦断面図である。
【図10】第3実施例の横軸としてのピンを示し、
(a)は正面図であり、(b)は側面図である。
【図11】第3実施例のピンの先端部が挿入される有底
孔の形状を示す図である。
【図12】本発明のアンテナ装置の第4実施例で支持部
材を起立状態とした外観斜視図である。
【図13】第4実施例の玉形ジャーナル状の回動および
傾動機構の一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10、50 基台 12 支持部材 12a 平面部 12b ハウジング 14、34、46 ピン 16 割り締め部材 18 板部材 20、36 アンテナ素子 22 地板導体部 24 重り 30 縦軸 40 写真や絵や印刷物など 42、44 有底孔 42a 溝 44a、46a 凹凸 46b 弾性突起 46c 突条部 52 ボール部材 52a 首部 52b 球体部 54、56 ボール受け部材

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台に、偏平な支持部材を横軸回りに揺
    動自在に配設し、前記支持部材に平面状のアンテナ素子
    を配設して構成したことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 基台に、偏平な支持部材を横軸回りに揺
    動自在であるとともに縦軸回りに回動自在に配設し、前
    記支持部材に平面状のアンテナ素子を配設して構成した
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 偏平な支持部材に平面状のアンテナ素子
    を配設し、基台と前記支持部材のいずれか一方から首部
    を介して球体部を設けたボール部材を突設し、他方に前
    記球体部を挾持するボール受け部材を配設し、前記支持
    部材を前記基台に対して回動および傾動自在に構成した
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載のいずれかのアン
    テナ装置において、前記基台に地板導体部を配設して構
    成したことを特徴とするアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載のアンテナ装置に
    おいて、前記横軸を偏平な前記基台の一端縁側に設け、
    前記基台と前記支持部材の平面形状をほぼ同じとして、
    倒伏状態の前記支持部材が前記基台に全体的に重ね合わ
    されるように構成したことを特徴とするアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のアンテナ装置において、
    前記基台の前記横軸が設けられた一端縁側と反対側の他
    端縁側に重りを配設して構成したことを特徴とするアン
    テナ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のアンテナ装置において、
    前記基台と前記支持部材に、前記横軸方向の一軸上に孔
    をそれぞれ設け、しかもこれらの孔の少なくとも一方を
    有底孔としてその底面に冠歯車状の凹凸を設け、一端面
    に冠歯車状の凹凸を設けたピンを、前記一端面を前記一
    方の有底孔の前記底面に当接させて前記2つの孔に跨る
    ように挿入し、前記ピンを前記一方の有底孔側に向けて
    弾性付勢する弾性部材を設けて構成したことを特徴とす
    るアンテナ装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のアンテナ装置において、
    前記基台と前記支持部材にそれぞれ設けた前記孔をとも
    に有底孔とし、前記ピンの他端面より弾性突起を突出
    し、前記2つの有底孔に跨るように挿入された状態で、
    前記弾性突起が前記他方の有底孔の底面に当接して弾性
    変形して前記ピンを前記一方の有底孔側に向けて弾性付
    勢するように構成したことを特徴とするアンテナ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし3記載のいずれかのアン
    テナ装置において、前記支持部材に2枚の板部材を間隔
    を離して平行に配設し、これらの2枚の板部材間に前記
    アンテナ素子を収容して構成したことを特徴とするアン
    テナ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし3記載のいずれかのア
    ンテナ装置において、前記支持部材に2枚の板部材を間
    隔を離して平行に配設し、いずれか一方の前記板部材を
    絶縁基板としてその内側面にパターンを設けて前記アン
    テナ素子を形成して構成したことを特徴とするアンテナ
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし3記載のいずれかのア
    ンテナ装置において、前記支持部材の中央の平面部を透
    明部材で形成し、前記アンテナ素子を絶縁基板を透明部
    材でパターンを不透明部材で形成して構成したことを特
    徴とするアンテナ装置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし3記載のいずれかのア
    ンテナ装置において、前記支持部材の中央の平面部を透
    明部材で形成し、前記アンテナ素子を絶縁基板とパター
    ンを透明部材で形成して構成したことを特徴とするアン
    テナ装置。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし3記載のいずれかのア
    ンテナ装置において、前記支持部材の少なくとも一方の
    面に、外側から見えるように写真や絵や印刷物などを収
    容するように構成したことを特徴とするアンテナ装置。
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