JPH1168433A - 無線機 - Google Patents
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- JPH1168433A JPH1168433A JP23906297A JP23906297A JPH1168433A JP H1168433 A JPH1168433 A JP H1168433A JP 23906297 A JP23906297 A JP 23906297A JP 23906297 A JP23906297 A JP 23906297A JP H1168433 A JPH1168433 A JP H1168433A
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- wireless device
- antenna element
- housing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 短くしかも一直線状に限定されないアンテナ
エレメント10を、回転および揺動自在に無線機本体1
2の筐体に配設した無線機を提供する。 【解決手段】 長手方向に平行でジグザグ状に導電材が
折り返され、この導電材の一端が前記長手方向の基端側
に導出されるとともに他端が前記長手方向の先端部また
は先端側に導出され、しかも断面外形を扁平としてアン
テナエレメント10を構成する。そして、このアンテナ
エレメント10の基端部を、縦軸回りに回転自在でしか
も横軸回りに揺動自在に支持具14により、無線機本体
12の筐体に配設する。
エレメント10を、回転および揺動自在に無線機本体1
2の筐体に配設した無線機を提供する。 【解決手段】 長手方向に平行でジグザグ状に導電材が
折り返され、この導電材の一端が前記長手方向の基端側
に導出されるとともに他端が前記長手方向の先端部また
は先端側に導出され、しかも断面外形を扁平としてアン
テナエレメント10を構成する。そして、このアンテナ
エレメント10の基端部を、縦軸回りに回転自在でしか
も横軸回りに揺動自在に支持具14により、無線機本体
12の筐体に配設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯に好適なラジ
オ受信機やテレビジョン受像機などの無線機に関するも
のである。
オ受信機やテレビジョン受像機などの無線機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯用のラジオ受信機やテレビジ
ョン受像機などの無線機にあっては、一般的に、無線機
本体の筐体に、伸縮式の多段ロッドアンテナがその基端
部で、縦軸回りに回転自在でしかも横軸回りに揺動自在
に、支持具により配設されている。
ョン受像機などの無線機にあっては、一般的に、無線機
本体の筐体に、伸縮式の多段ロッドアンテナがその基端
部で、縦軸回りに回転自在でしかも横軸回りに揺動自在
に、支持具により配設されている。
【0003】この多段ロッドアンテナは、伸長された状
態では、約80〜100cmにもなり、その取り扱いが
煩わしい。また、テレスコープ状の構造を有し、一直線
状である。そして、強度的ならびに製造上の問題から、
多段ロッドアンテナの断面形状は、円形のものが汎用さ
れている。
態では、約80〜100cmにもなり、その取り扱いが
煩わしい。また、テレスコープ状の構造を有し、一直線
状である。そして、強度的ならびに製造上の問題から、
多段ロッドアンテナの断面形状は、円形のものが汎用さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の多段ロッドアン
テナにあってはその長さが長いために、その取り扱いが
煩雑となっており、より短いアンテナが望まれている。
また、このアンテナはその構造上の理由で、一直線状の
形状に限定されており、無線機の外形に関するデザイン
を大きく制約するものとなっている。
テナにあってはその長さが長いために、その取り扱いが
煩雑となっており、より短いアンテナが望まれている。
また、このアンテナはその構造上の理由で、一直線状の
形状に限定されており、無線機の外形に関するデザイン
を大きく制約するものとなっている。
【0005】本発明は、上述のごとき従来技術の事情に
鑑みてなされたもので、短くしかも一直線状に限定され
ることのないアンテナエレメントを有する無線機を提供
することを目的とする。
鑑みてなされたもので、短くしかも一直線状に限定され
ることのないアンテナエレメントを有する無線機を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の無線機は、長手方向に平行でジグザグ状
に導電材が折り返され、この導電材の一端が前記長手方
向の基端側に導出されるとともに他端が前記長手方向の
先端部または先端側に導出され、しかも断面外形が扁平
なアンテナエレメントと、無線機本体と、前記アンテナ
エレメントを縦軸回りに回転自在でしかも横軸回りに揺
動自在にその基端部を前記無線機本体の筐体に配設する
支持具と、を備えて構成されている。
めに、本発明の無線機は、長手方向に平行でジグザグ状
に導電材が折り返され、この導電材の一端が前記長手方
向の基端側に導出されるとともに他端が前記長手方向の
先端部または先端側に導出され、しかも断面外形が扁平
なアンテナエレメントと、無線機本体と、前記アンテナ
エレメントを縦軸回りに回転自在でしかも横軸回りに揺
動自在にその基端部を前記無線機本体の筐体に配設する
支持具と、を備えて構成されている。
【0007】そして、前記アンテナエレメントを、前記
無線機本体の筐体の外形に添った形状に折り曲げまたは
屈曲させて構成しても良い。
無線機本体の筐体の外形に添った形状に折り曲げまたは
屈曲させて構成しても良い。
【0008】そして、前記アンテナエレメントを、その
断面扁平な幅方向が、揺動自在とする前記横軸と平行と
なるように配設して構成することもできる。
断面扁平な幅方向が、揺動自在とする前記横軸と平行と
なるように配設して構成することもできる。
【0009】そして、前記アンテナエレメントを、その
断面扁平な厚さ方向が、揺動自在とする前記横軸と平行
となるように配設して構成することもできる。
断面扁平な厚さ方向が、揺動自在とする前記横軸と平行
となるように配設して構成することもできる。
【0010】そして、前記アンテナエレメントの先端部
外側に磁石を設け、前記アンテナエレメントを前記無線
機本体の筐体に近づけた状態で、前記磁石を磁気力で吸
着する別の磁石を、前記アンテナエレメントに設けられ
た磁石に対応させて前記無線機本体の筐体に配設して構
成しても良い。
外側に磁石を設け、前記アンテナエレメントを前記無線
機本体の筐体に近づけた状態で、前記磁石を磁気力で吸
着する別の磁石を、前記アンテナエレメントに設けられ
た磁石に対応させて前記無線機本体の筐体に配設して構
成しても良い。
【0011】そして、前記アンテナエレメントの先端部
に係合孔を設け、前記アンテナエレメントを前記無線機
本体の筐体に近づけた状態で、前記係合孔に係合する係
合突起を、前記係合孔に対応させて前記無線機本体の筐
体に配設して構成しても良い。
に係合孔を設け、前記アンテナエレメントを前記無線機
本体の筐体に近づけた状態で、前記係合孔に係合する係
合突起を、前記係合孔に対応させて前記無線機本体の筐
体に配設して構成しても良い。
【0012】そして、前記アンテナエレメントを前記無
線機本体の筐体に近づけた状態で、前記アンテナエレメ
ントの先端部を側方からの挿入により収容する空間部と
その挿入開口端に狭窄部を有するクランプを、前記無線
機本体の筐体に配設して構成しても良い。
線機本体の筐体に近づけた状態で、前記アンテナエレメ
ントの先端部を側方からの挿入により収容する空間部と
その挿入開口端に狭窄部を有するクランプを、前記無線
機本体の筐体に配設して構成しても良い。
【0013】そして、前記アンテナエレメントを前記無
線機本体の筐体に近づけた状態で、前記アンテナエレメ
ントを弾性変形させてその先端を当接させ得る突起部を
前記無線機本体の筐体に配設して構成しても良い。
線機本体の筐体に近づけた状態で、前記アンテナエレメ
ントを弾性変形させてその先端を当接させ得る突起部を
前記無線機本体の筐体に配設して構成しても良い。
【0014】そして、前記支持具の配設位置から略一直
線上に2本の突起部を前記無線機本体の筐体に設け、前
記アンテナエレメントを前記無線機本体の筐体に近づけ
た状態で、前記アンテナエレメントを弾性変形させて前
記2本の突起部の間に縫うようにして挿入するように構
成しても良い。
線上に2本の突起部を前記無線機本体の筐体に設け、前
記アンテナエレメントを前記無線機本体の筐体に近づけ
た状態で、前記アンテナエレメントを弾性変形させて前
記2本の突起部の間に縫うようにして挿入するように構
成しても良い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例を図
1ないし図7を参照して説明する。図1は、本発明の無
線機の第1の実施例を示し、(a)は外観斜視図であ
り、(b)はアンテナエレメントを無線機本体の筐体に
近づけた状態を示す断面図である。図2は、本発明で用
いるアンテナエレメントと支持具の組み付け体を示し、
(a)は側面図であり、(b)は正面図である。図3
は、アンテナエレメントの外観斜視図である。図4は、
アンテナエレメントを無線機本体の筐体に近づけて保持
させる構造の一例を示す。図5は、アンテナエレメント
を無線機本体の筐体に近づけて保持させる構造の他の例
を示す。図6は、アンテナエレメントを無線機本体の筐
体に近づけて保持させる構造の別の他の例を示し、
(a)は正面図であり、(b)はA−A矢視端面拡大図
である。図7は、アンテナエレメントを無線機本体の筐
体に近づけて保持させる構造のさらに別の他の例を示
し、(a)は正面図であり、(b)は平面図であり、
(c)はB−B矢視端面拡大図である。
1ないし図7を参照して説明する。図1は、本発明の無
線機の第1の実施例を示し、(a)は外観斜視図であ
り、(b)はアンテナエレメントを無線機本体の筐体に
近づけた状態を示す断面図である。図2は、本発明で用
いるアンテナエレメントと支持具の組み付け体を示し、
(a)は側面図であり、(b)は正面図である。図3
は、アンテナエレメントの外観斜視図である。図4は、
アンテナエレメントを無線機本体の筐体に近づけて保持
させる構造の一例を示す。図5は、アンテナエレメント
を無線機本体の筐体に近づけて保持させる構造の他の例
を示す。図6は、アンテナエレメントを無線機本体の筐
体に近づけて保持させる構造の別の他の例を示し、
(a)は正面図であり、(b)はA−A矢視端面拡大図
である。図7は、アンテナエレメントを無線機本体の筐
体に近づけて保持させる構造のさらに別の他の例を示
し、(a)は正面図であり、(b)は平面図であり、
(c)はB−B矢視端面拡大図である。
【0016】まず、本発明の第1の実施例として示す無
線機の構造は、比較的に短く断面形状が扁平なアンテナ
エレメント10が、その基端部で無線機本体12の筐体
に、支持具14により、縦軸回りに回転自在で横軸回り
に揺動自在に配設されて構成されている。
線機の構造は、比較的に短く断面形状が扁平なアンテナ
エレメント10が、その基端部で無線機本体12の筐体
に、支持具14により、縦軸回りに回転自在で横軸回り
に揺動自在に配設されて構成されている。
【0017】この支持具14の構造は、図2に示すごと
く、取付金具14aの縦軸P方向の円筒状の軸受部に、
縦方向に軸が挿入されて縦軸P回りに回転自在とされ
る。また、支持具14の横軸Qにより揺動自在とされて
いる。かかる支持具14の構造は、本発明者らが先に出
願した特願平9−112710号で提案したごとく板金
をプレス加工して製造したものであっても良いし、また
従来の公知の切削加工により製造したいずれのものであ
っても良い。
く、取付金具14aの縦軸P方向の円筒状の軸受部に、
縦方向に軸が挿入されて縦軸P回りに回転自在とされ
る。また、支持具14の横軸Qにより揺動自在とされて
いる。かかる支持具14の構造は、本発明者らが先に出
願した特願平9−112710号で提案したごとく板金
をプレス加工して製造したものであっても良いし、また
従来の公知の切削加工により製造したいずれのものであ
っても良い。
【0018】また、アンテナエレメント10の構造は、
図3に示すごとく、絶縁材からなる細長形状でその断面
が扁平なベース部材10aに、複数本の導孔10b、1
0b…が、長手方向に平行でしかも扁平な方向に平行な
2直線上に配列されて貫通穿設されている。そして、こ
れらの導孔10b、10b…に、1本の導電材10cが
先端で折り返して順次挿通されて長手方向に長いジグザ
グ状とされる。さらに、導電材10cの一端が、ベース
部材10aの基端側から導出され、他端がベース部材1
0aの先端部または先端側から導出されている。なお、
このベース部材10aの先端部には、絶縁キャップ10
dが被せられている。
図3に示すごとく、絶縁材からなる細長形状でその断面
が扁平なベース部材10aに、複数本の導孔10b、1
0b…が、長手方向に平行でしかも扁平な方向に平行な
2直線上に配列されて貫通穿設されている。そして、こ
れらの導孔10b、10b…に、1本の導電材10cが
先端で折り返して順次挿通されて長手方向に長いジグザ
グ状とされる。さらに、導電材10cの一端が、ベース
部材10aの基端側から導出され、他端がベース部材1
0aの先端部または先端側から導出されている。なお、
このベース部材10aの先端部には、絶縁キャップ10
dが被せられている。
【0019】かかる構成において、アンテナエレメント
10の断面扁平の幅方向と、支持具14の横軸Qとが平
行となるように配設されており、図1(b)に示すごと
く、アンテナエレメント10は、扁平方向が横となった
状態で、無線機本体12の筐体に対して上下方向に揺動
される。そして、アンテナエレメント10のベース部材
10aを僅かに弾性変形できる絶縁樹脂で形成すること
で、その断面形状が扁平であること相まって、その厚さ
方向には容易に撓みを生ずる。そこで、図4に示すごと
く、アンテナエレメント10が少し撓んだ状態でその先
端が弾力的に当接し得る突起部20を無線機本体12の
筐体に設ける。すると、アンテナエレメント10を無線
機本体12の筐体に近づけて添った状態で保持すること
ができる。しかも、アンテナエレメント10を引き上げ
れば、撓みが生じて容易に保持を解除することもでき
る。
10の断面扁平の幅方向と、支持具14の横軸Qとが平
行となるように配設されており、図1(b)に示すごと
く、アンテナエレメント10は、扁平方向が横となった
状態で、無線機本体12の筐体に対して上下方向に揺動
される。そして、アンテナエレメント10のベース部材
10aを僅かに弾性変形できる絶縁樹脂で形成すること
で、その断面形状が扁平であること相まって、その厚さ
方向には容易に撓みを生ずる。そこで、図4に示すごと
く、アンテナエレメント10が少し撓んだ状態でその先
端が弾力的に当接し得る突起部20を無線機本体12の
筐体に設ける。すると、アンテナエレメント10を無線
機本体12の筐体に近づけて添った状態で保持すること
ができる。しかも、アンテナエレメント10を引き上げ
れば、撓みが生じて容易に保持を解除することもでき
る。
【0020】また、アンテナエレメント10を保持する
他の例として、図5に示すごとく、相互に磁気力で吸着
する一対の磁石22、22を、一方をアンテナエレメン
ト10の先端部に設け、他方をこれに対応させた位置で
無線機本体12の筐体に設けても良い。
他の例として、図5に示すごとく、相互に磁気力で吸着
する一対の磁石22、22を、一方をアンテナエレメン
ト10の先端部に設け、他方をこれに対応させた位置で
無線機本体12の筐体に設けても良い。
【0021】また、アンテナエレメント10を保持する
別の他の例として、図6に示すごとく、アンテナエレメ
ント10の先端部に対応させて無線機本体12の筐体
に、アンテナエレメント10を上方から挿入して収容で
きる空間部24aと、その開口端でアンテナエレメント
10の挿入しようとする幅より若干狭く通過の際に弾性
変形して開く狭窄部24bとを有するクランプ24を設
けても良い。
別の他の例として、図6に示すごとく、アンテナエレメ
ント10の先端部に対応させて無線機本体12の筐体
に、アンテナエレメント10を上方から挿入して収容で
きる空間部24aと、その開口端でアンテナエレメント
10の挿入しようとする幅より若干狭く通過の際に弾性
変形して開く狭窄部24bとを有するクランプ24を設
けても良い。
【0022】また、アンテナエレメント10を保持する
さらに別の他の例として、図7に示すごとく、アンテナ
エレメント10の先端部に厚さ方向に係合孔26aを貫
通穿設し、この係合孔26aに挿入できしかも先端に膨
大部を有する係合突起26bを、係合孔26aに対応さ
せて無線機本体12の筐体に配設しても良い。
さらに別の他の例として、図7に示すごとく、アンテナ
エレメント10の先端部に厚さ方向に係合孔26aを貫
通穿設し、この係合孔26aに挿入できしかも先端に膨
大部を有する係合突起26bを、係合孔26aに対応さ
せて無線機本体12の筐体に配設しても良い。
【0023】次に、本発明の無線機の第2の実施例を図
8を参照して説明する。図8は、本発明の無線機の第2
の実施例を示す図である。
8を参照して説明する。図8は、本発明の無線機の第2
の実施例を示す図である。
【0024】無線機本体12の筐体の外形は、デザイン
上の観点から、単純な直線からなる直方体でなく、曲線
や球面が多用された柔らかな印象のものとなっている。
そこで、第2の実施例で用いるアンテナエレメント30
は、その形状を無線機本体12の筐体の形状に添うよう
にして適宜に折り曲げまたは屈曲させたものである。こ
の第2の実施例にあっては、従来の多段ロッドアンテナ
のごとくその形状が一直線状に何ら限定されることが無
く、しかもそのベース部材を樹脂で構成することで、ア
ンテナ特性が影響を受けない範囲で、いかなる形状とす
ることも可能である。
上の観点から、単純な直線からなる直方体でなく、曲線
や球面が多用された柔らかな印象のものとなっている。
そこで、第2の実施例で用いるアンテナエレメント30
は、その形状を無線機本体12の筐体の形状に添うよう
にして適宜に折り曲げまたは屈曲させたものである。こ
の第2の実施例にあっては、従来の多段ロッドアンテナ
のごとくその形状が一直線状に何ら限定されることが無
く、しかもそのベース部材を樹脂で構成することで、ア
ンテナ特性が影響を受けない範囲で、いかなる形状とす
ることも可能である。
【0025】さらに、本発明の無線機の第3の実施例を
図9ないし図11を参照して説明する。図9は、本発明
の第3の実施例に用いるアンテナエレメントと支持具の
組み付け体を示し、(a)は側面図であり、(b)は正
面図である。図10は、アンテナエレメントを無線機本
体の筐体に近づけた状態を示す断面図である。図11
は、アンテナエレメントを無線機本体の筐体に近づけて
保持する一例を示し、(a)は正面図であり、(b)は
平面図である。
図9ないし図11を参照して説明する。図9は、本発明
の第3の実施例に用いるアンテナエレメントと支持具の
組み付け体を示し、(a)は側面図であり、(b)は正
面図である。図10は、アンテナエレメントを無線機本
体の筐体に近づけた状態を示す断面図である。図11
は、アンテナエレメントを無線機本体の筐体に近づけて
保持する一例を示し、(a)は正面図であり、(b)は
平面図である。
【0026】図9に示す組み付け体で、図2に示すもの
と相違する点は、アンテナエレメント40の断面扁平な
厚さ方向を、支持具14の横軸Qと平行となるようにし
たことにある。そして、図10に示すごとく、アンテナ
エレメント40は扁平方向が縦となった状態で無線機本
体12の筐体に対して上下方向に揺動される。そこで、
無線機本体12の筐体の前後方向にアンテナエレメント
40は小さな寸法で足りる。しかも、図11に示すごと
く、無線機本体12の筐体に支持具14の配設位置から
略一直線状に2本の突起部42、42が縦方向に突設さ
れる。かかる突起部42、42に対してし、アンテナエ
レメント40を厚さ方向に弾性変形させて2本の突起部
42、42の間に、これらを縫うようにして挿入すれ
ば、アンテナエレメント40が確実に保持される。
と相違する点は、アンテナエレメント40の断面扁平な
厚さ方向を、支持具14の横軸Qと平行となるようにし
たことにある。そして、図10に示すごとく、アンテナ
エレメント40は扁平方向が縦となった状態で無線機本
体12の筐体に対して上下方向に揺動される。そこで、
無線機本体12の筐体の前後方向にアンテナエレメント
40は小さな寸法で足りる。しかも、図11に示すごと
く、無線機本体12の筐体に支持具14の配設位置から
略一直線状に2本の突起部42、42が縦方向に突設さ
れる。かかる突起部42、42に対してし、アンテナエ
レメント40を厚さ方向に弾性変形させて2本の突起部
42、42の間に、これらを縫うようにして挿入すれ
ば、アンテナエレメント40が確実に保持される。
【0027】なお、上記実施例において、図4ないし図
7および図11に示すアンテナエレメント10、40の
保持構造は、いずれもアンテナエレメント10、40を
立てた状態から横に寝かせるように揺動させて保持させ
るものであるが、これに限られず、予め水平に倒したア
ンテナエレメント10、40を縦軸P回りに水平方向に
先端を振って保持させるように、突起部20、42、4
2と磁石22とクランプ24と係合突起26bを横に向
けて無線機本体12の筐体に配設しても良い。横に向け
て突設した係合突起26bに対応して係合孔26aも横
向きにアンテナエレメント10に穿設することは勿論で
ある。
7および図11に示すアンテナエレメント10、40の
保持構造は、いずれもアンテナエレメント10、40を
立てた状態から横に寝かせるように揺動させて保持させ
るものであるが、これに限られず、予め水平に倒したア
ンテナエレメント10、40を縦軸P回りに水平方向に
先端を振って保持させるように、突起部20、42、4
2と磁石22とクランプ24と係合突起26bを横に向
けて無線機本体12の筐体に配設しても良い。横に向け
て突設した係合突起26bに対応して係合孔26aも横
向きにアンテナエレメント10に穿設することは勿論で
ある。
【0028】さらに、本発明の無線機において、無線機
本体12はラジオ受信機やテレビジョン受像機に限られ
ず、いかなる無線受信機および無線通信機に応用されて
も良い。
本体12はラジオ受信機やテレビジョン受像機に限られ
ず、いかなる無線受信機および無線通信機に応用されて
も良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無線機は
構成されているので、以下のごとき格別な効果を奏す
る。
構成されているので、以下のごとき格別な効果を奏す
る。
【0030】請求項1ないし4記載のいずれの無線機
も、短いアンテナエレメントを備え、その取り扱いが容
易である。しかも、このアンテナエレメントは一直線状
でなくても良く、無線機の外形に関するデザインに対す
る制約が少ない。
も、短いアンテナエレメントを備え、その取り扱いが容
易である。しかも、このアンテナエレメントは一直線状
でなくても良く、無線機の外形に関するデザインに対す
る制約が少ない。
【0031】また、請求項5ないし9記載のいずれの無
線機にあっても、簡単な構造で、アンテナエレメントを
無線機本体の筐体に近づけて添った状態で保持すること
ができ、しかもその解除も極めて容易である。
線機にあっても、簡単な構造で、アンテナエレメントを
無線機本体の筐体に近づけて添った状態で保持すること
ができ、しかもその解除も極めて容易である。
【図1】本発明の無線機の第1の実施例を示し、(a)
は外観斜視図であり、(b)はアンテナエレメントを無
線機本体の筐体に近づけた状態を示す断面図である。
は外観斜視図であり、(b)はアンテナエレメントを無
線機本体の筐体に近づけた状態を示す断面図である。
【図2】本発明で用いるアンテナエレメントと支持具の
組み付け体を示し、(a)は側面図であり、(b)は正
面図である。
組み付け体を示し、(a)は側面図であり、(b)は正
面図である。
【図3】アンテナエレメントの外観斜視図である。
【図4】アンテナエレメントを無線機本体の筐体に近づ
けて保持させる構造の一例を示す。
けて保持させる構造の一例を示す。
【図5】アンテナエレメントを無線機本体の筐体に近づ
けて保持させる構造の他の例を示す。
けて保持させる構造の他の例を示す。
【図6】アンテナエレメントを無線機本体の筐体に近づ
けて保持させる構造の別の他の例を示し、(a)は正面
図であり、(b)はA−A矢視端面拡大図である。
けて保持させる構造の別の他の例を示し、(a)は正面
図であり、(b)はA−A矢視端面拡大図である。
【図7】アンテナエレメントを無線機本体の筐体に近づ
けて保持させる構造のさらに別の他の例を示し、(a)
は正面図であり、(b)は平面図であり、(c)はB−
B矢視端面拡大図である。
けて保持させる構造のさらに別の他の例を示し、(a)
は正面図であり、(b)は平面図であり、(c)はB−
B矢視端面拡大図である。
【図8】本発明の無線機の第2の実施例を示す図であ
る。
る。
【図9】本発明の第3の実施例に用いるアンテナエレメ
ントと支持具の組み付け体を示し、(a)は側面図であ
り、(b)は正面図である。
ントと支持具の組み付け体を示し、(a)は側面図であ
り、(b)は正面図である。
【図10】アンテナエレメントを無線機本体の筐体に近
づけた状態を示す断面図である。
づけた状態を示す断面図である。
【図11】アンテナエレメントを無線機本体の筐体に近
づけて保持する一例を示し、(a)は正面図であり、
(b)は平面図である。
づけて保持する一例を示し、(a)は正面図であり、
(b)は平面図である。
10、30、40 アンテナエレメント 10a ベース部材 10b 導孔 10c 導電材 12 無線機本体 14 支持具 20、42 突起部 22 磁石 24 クランプ 24a 空間部 24b 狭窄部 26a 係合孔 26b 係合突起 P 縦軸 Q 横軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森野 征行 東京都北区滝野川7丁目5番11号 株式会 社ヨコオ内 (72)発明者 岡山 和男 東京都北区滝野川7丁目5番11号 株式会 社ヨコオ内 (72)発明者 柳沢 功 東京都北区滝野川7丁目5番11号 株式会 社ヨコオ内 (72)発明者 福島 康夫 東京都北区滝野川7丁目5番11号 株式会 社ヨコオ内 (72)発明者 草野 信司 東京都北区滝野川7丁目5番11号 株式会 社ヨコオ内
Claims (9)
- 【請求項1】 長手方向に平行でジグザグ状に導電材が
折り返され、この導電材の一端が前記長手方向の基端側
に導出されるとともに他端が前記長手方向の先端部また
は先端側に導出され、しかも断面外形が扁平なアンテナ
エレメントと、無線機本体と、前記アンテナエレメント
を縦軸回りに回転自在でしかも横軸回りに揺動自在にそ
の基端部を前記無線機本体の筐体に配設する支持具と、
を備えて構成したことを特徴とする無線機。 - 【請求項2】 請求項1記載の無線機において、前記ア
ンテナエレメントを、前記無線機本体の筐体の外形に添
った形状に折り曲げまたは屈曲させて構成したことを特
徴とする無線機。 - 【請求項3】 請求項1記載の無線機において、前記ア
ンテナエレメントを、その断面扁平な幅方向が、揺動自
在とする前記横軸と平行となるように配設して構成した
ことを特徴とする無線機。 - 【請求項4】 請求項1記載の無線機において、前記ア
ンテナエレメントを、その断面扁平な厚さ方向が、揺動
自在とする前記横軸と平行となるように配設して構成し
たことを特徴とする無線機。 - 【請求項5】 請求項1記載の無線機において、前記ア
ンテナエレメントの先端部外側に磁石を設け、前記アン
テナエレメントを前記無線機本体の筐体に近づけた状態
で、前記磁石を磁気力で吸着する別の磁石を、前記アン
テナエレメントに設けられた磁石に対応させて前記無線
機本体の筐体に配設して構成したことを特徴とする無線
機。 - 【請求項6】 請求項1記載の無線機において、前記ア
ンテナエレメントの先端部に係合孔を設け、前記アンテ
ナエレメントを前記無線機本体の筐体に近づけた状態
で、前記係合孔に係合する係合突起を、前記係合孔に対
応させて前記無線機本体の筐体に配設して構成したこと
を特徴とする無線機。 - 【請求項7】 請求項1記載の無線機において、前記ア
ンテナエレメントを前記無線機本体の筐体に近づけた状
態で、前記アンテナエレメントの先端部を側方からの挿
入により収容する空間部とその挿入開口端に狭窄部を有
するクランプを、前記無線機本体の筐体に配設して構成
したことを特徴とする無線機。 - 【請求項8】 請求項1記載の無線機において、前記ア
ンテナエレメントを前記無線機本体の筐体に近づけた状
態で、前記アンテナエレメントを弾性変形させてその先
端を当接させ得る突起部を前記無線機本体の筐体に配設
して構成したことを特徴とする無線機。 - 【請求項9】 請求項1記載の無線機において、前記支
持具の配設位置から略一直線上に2本の突起部を前記無
線機本体の筐体に設け、前記アンテナエレメントを前記
無線機本体の筐体に近づけた状態で、前記アンテナエレ
メントを弾性変形させて前記2本の突起部の間に縫うよ
うにして挿入するように構成したことを特徴とする無線
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23906297A JPH1168433A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23906297A JPH1168433A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 無線機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1168433A true JPH1168433A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=17039307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23906297A Pending JPH1168433A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 無線機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1168433A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009267752A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 部材着脱構造および電子機器 |
JP2012195649A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Anritsu Networks Kk | 無給電アンテナ及び無線通信システム |
JP2013179625A (ja) * | 2013-04-12 | 2013-09-09 | Nec Casio Mobile Communications Ltd | アンテナ構造及び電子機器 |
CN104362429A (zh) * | 2014-12-09 | 2015-02-18 | 成都国蓉科技有限公司 | 无线电宽带天线 |
CN104377437A (zh) * | 2014-12-09 | 2015-02-25 | 成都国蓉科技有限公司 | 无线电天线 |
CN104409835A (zh) * | 2014-12-09 | 2015-03-11 | 成都国蓉科技有限公司 | 无线电通讯天线 |
CN104409837A (zh) * | 2014-12-09 | 2015-03-11 | 成都国蓉科技有限公司 | 应用于无线电通讯的宽频天线 |
-
1997
- 1997-08-20 JP JP23906297A patent/JPH1168433A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009267752A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 部材着脱構造および電子機器 |
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CN104362429A (zh) * | 2014-12-09 | 2015-02-18 | 成都国蓉科技有限公司 | 无线电宽带天线 |
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CN104409835A (zh) * | 2014-12-09 | 2015-03-11 | 成都国蓉科技有限公司 | 无线电通讯天线 |
CN104409837A (zh) * | 2014-12-09 | 2015-03-11 | 成都国蓉科技有限公司 | 应用于无线电通讯的宽频天线 |
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