JP2005064792A - アンテナ基板支持台、アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナの高機能化を可能にし、工程数およびコストを低減するとともにアンテナの小型化を図ることができるアンテナ基板支持台およびアンテナを提供すること。
【解決手段】このアンテナ基板支持台は、放射エレメント(24)の形成された放射基板(22)を接地導体(25)の形成された接地基板(23)に対して離間して装着するためのアンテナ基板支持台(1)であって、内側面に放射基板(22)の三辺が挿入または係合される案内溝(5a...5c)の形成されたコ字状の枠体(2a...2c)と、枠体(2a...2c)の底面に突設された接地基板(23)の係止孔に挿入される突起部(3a・3b)とを具備する。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば逆F型アンテナなど放射エレメントが形成された放射基板を接地導体が形成された接地基板に対向配置するアンテナ基板支持台および当該アンテナ基板支持台により放射基板を接地基板に対向配置してなるアンテナに関する。
近年、携帯電話機などの無線装置は小型化・高機能化が進んでおり、無線装置の筐体内に設けるアンテナも小型化が図られている。一方で、人工衛星により位置を測定するGPSや道路料金の収受を行うETCシステム(Electronic Toll Collection System)など、通信目的以外の無線装置が一般に普及しつつある。そして、これらを組み合わせた複合的な無線装置も登場している。このような無線装置に用いられるアンテナとしては、小型化を図るために、誘電体基板上にアンテナ線を面状に形成したアンテナが広く用いられ、例えば、逆F型アンテナが一般に知られている。
逆F型アンテナは、L型アンテナの放射エレメントの一部を接地したもので、小型化を図るために放射エレメントを誘電体基板などの主面に形成して接地導体と対向配置させたものである。図5は、逆F型アンテナの基本的構成を示す図である。
図5に示すように、逆F型アンテナ31は、銅や銀などの面状導体からなる接地導体35を形成した接地基板33の平行平面上に、同じく銅や銀などの面状導体からなる放射エレメント34を形成した放射基板32を対向配置し、放射エレメント34の端部に導体材料からなる給電部材36および短絡部材37の一端がそれぞれ接続されている。給電部材36および短絡部材37の他端は、接地導体35に絶縁して形成された給電端子38およびその近傍の接地導体35にそれぞれ接続されている。
この逆F型アンテナ31では、放射エレメント34の形状および大きさ、放射エレメント34と接地導体35との距離、放射エレメント34に給電する給電部材36の接続位置および短絡部材37の接続位置などが、アンテナ特性に影響を与えるパラメータとなっている。したがって、アンテナを安定して動作させるためには、放射基板32は、接地基板33と所定の距離だけ離間して平行に固定する必要がある。
このような逆F型アンテナ31において、放射基板32を接地基板33と所定の距離だけ離間して固定する方法としては、放射基板32と接地基板33との間に絶縁材料からなるアンテナ基板支持台としてのスペーサ39を挟み込んで、ねじ40などにより固定することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、従来の逆F型アンテナにおけるスペーサ39は、図5に示すように、放射基板32と接地基板33との間に配置されるため、放射基板32の接地導体35と対向する側の面に放射エレメントを形成する場合には、スペーサ39の固定位置と放射エレメントの配置位置とを離す必要があった。したがって、放射基板の両面に放射エレメントを形成すると放射基板の大きさが大きくなり、アンテナの小型化と高機能化を両立することが困難であった。
また、従来の逆F型アンテナにおけるスペーサ39は、放射基板32・接地基板33に形成された孔を介してスペーサ39の端面に形成されたねじ孔にねじ40をねじ込むことにより固定していたため、アンテナを組み立てる際に多くの工程数を要していた。このことは、アンテナ組立ての工程数およびコストがかさむ原因となる。さらに、ネジ40によるアンテナへの干渉を防ぐためにも、放射基板32や接地基板33におけるねじ40の配置を設計上考慮する必要があり、アンテナの小型化を図る場合に限界があった。
特開平9−252214号公報
このように、複数の基板を対向配置してなるアンテナにおける従来のアンテナ基板支持台およびアンテナでは、アンテナの小型化と高機能化の両立が難しいという問題がある。また、従来のアンテナ基板支持台およびアンテナでは、アンテナ組立てのための工程およびコストが大きくなるという問題がある。さらに、従来のアンテナ基板支持台およびアンテナでは、アンテナの小型化を図る場合に限界があるという問題がある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、アンテナの高機能化を可能にし、工程数およびコストを低減するとともにアンテナのさらなる小型化を図ることができるアンテナ基板支持台およびアンテナを提供することを目的としている。
上記した目的を達成するために、この発明のアンテナ基板支持台は、放射エレメントの形成された放射基板を接地導体の形成された接地基板に対して離間して装着するためのアンテナ基板支持台であって、内側面に放射基板の三辺が挿入または係合される案内溝の形成されたコ字状の枠体と、枠体の底面に突設された接地基板の係止孔に挿入される突起部とを具備している。
また、この発明のアンテナは、放射エレメントの形成された放射基板と、接地導体が形成されるとともに係止孔が形成された接地基板と、内側面に放射基板の三辺が挿入または係合される案内溝の形成されたコ字状の枠体と枠体の底面に突設された接地基板の係止孔に挿入される突起部とからなるアンテナ基板支持台とを具備している。
本発明では、内側面に放射基板の三辺が挿入または係合される案内溝の形成されたコ字状の枠体と、枠体の底面に突設された接地基板の係止孔に挿入される突起部とを備えるので、アンテナの高機能化を可能にし、工程数およびコストを低減するとともにアンテナのさらなる小型化を図ることができる。
本発明によれば、アンテナの高機能化を可能にし、工程数およびコストを低減するとともにアンテナのさらなる小型化を図ることができる。
以下、本発明の第1の実施の形態に係るアンテナ基板支持台を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係る第1の実施形態のアンテナ基板支持台の構成を示す斜視図、図2は、この実施形態のアンテナ基板支持台の展開図である。
図1に示すように、このアンテナ基板支持台1は、絶縁材料からなり四角柱状に形成された保持部材2a・2b・2cからなる枠体と、同じく絶縁材料からなり枠体の底面に突設された脚部材3a、3bとから構成されている。保持部材2a…2cは、それぞれ一体的に形成されて枠体をなし、アンテナの放射エレメントを形成した放射基板などの縁部を保持する作用をする。また、脚部材3a・3bは、接地導体を形成した基板(接地基板)などに配設された係止孔に嵌め込まれることで接地基板と固定され、放射基板と接地基板とを固定する作用をする。絶縁材料としては、ポリカーボネイト(PC)やポリオキシメチレン(POM)など、高周波特性のよい絶縁材料を用いることができ、一般的な射出成型などの手法により一体的に成型される。なお、この絶縁材料は弾性を有することが望ましい。
枠体の内側に対応する保持部材2a…2cの側面には、案内溝5a…5cがそれぞれ形成されている。保持部材2aの一方の端部には、直方体状に形成され絶縁材料からなる脚固定部4aが一体的に形成されており、他方の端部には、保持部材2bの一方の端部が、保持部材2aおよび2bが直角をなすように一体的に形成されている。保持部材2bの他方の端部には、保持部材2cの一方の端部が、保持部材2bおよび2cが直角をなすように一体的に形成されている。そして、全体として保持部材2a…2cは、一体となってコ字状に形成されている。保持部材2bおよび保持部材2cの接合点の底面には、直方体状に形成された絶縁材料からなる脚固定部4b(図示せず)が一体的に形成されている。脚固定部4aおよび4bの底面には、脚部材3aおよび3bがそれぞれ一体的に形成されている。
保持部材2a…2cは、四角柱の形状には限られず、少なくとも一つ以上の水平面を底面として有する柱状の形状であればよい。また、脚固定部4a・4bも、少なくとも一つ以上の水平面を底面として有していれば直方体の形状でなくてもよい。この水平面により、保持部材2a…2cおよび脚固定部4a・4bは、放射基板と接地基板とを平行に離間した状態を保つ作用をする。
コ字状に形成された保持部材2a…2cの内側の面に形成される案内溝5a…5cは、固定する放射基板の厚さに適合するように形成され、連続した案内溝5a…5cを構成している。保持部材2aに形成された案内溝5aの端部側には、基板留め6が形成されている。基板留め6は、案内溝5aの内壁に突起状に形成される。
案内溝5a…5cは、放射基板の縁部を挟み込んで放射基板を保持する作用をする。また、基板留め6は、案内溝5a…5cに挟み込んだ放射基板が容易に抜け落ちないように留めるストッパーの作用をする。
次に、図2を参照してこのアンテナ基板支持台1について詳細に説明する。保持部材2a…2cは、全体としてコ字状に形成され、長方形の放射基板の連続する三辺に沿わせるように形成されている。このコ字状の形状により、保持部材2a…2cは、放射基板に形成された放射エレメントを干渉することがなくなり、アンテナ特性を安定させることができる。
また、この保持部材2a…2cは、放射基板の縁部を挟み込んで固定するので、放射基板に形成された放射エレメントに対する干渉を最小限に抑えることができる。
保持部材2aと2bおよび2bと2cがそれぞれなす角度や、保持部材2a…2cの各々の長さは、固定対象となる放射基板の形状および各辺の長さに応じて決定される。この実施形態では長方形の基板を固定するため、保持部材2aおよび2cの長さが放射基板の短辺の長さ、保持部材2bの長さが放射基板の長辺の長さと対応している。
保持部材2aの端部および保持部材2b・2cの接合点の底面には、脚部材3a・3bを固定するための脚固定部4aおよび4bが直方体状に形成されている。そして、脚固定部4a・4bの底面(案内溝5a…5cが形成された面と反対側の面)には、脚部材3a・3bが突設されている。脚固定部4a・4bは、それぞれ脚部材3a・3bが固定されるのに十分な大きさに形成されている。
また、図2に示すように、保持部材2aおよび2cは、保持部材2bを介して平行に形成され、保持部材2cは保持部材2aよりも長さが短く形成されている。保持部材2cの長さが保持部材2aの長さよりも短く形成されたことにより、放射基板の一辺(長辺)の一隅に接続される給電部材等の接続領域を確保することができる。脚固定部4aおよび4bは、コの字状に形成された保持部材2a…2cにおいて対角線上に配置されている。この配置により、最小限の脚部材にて安定した基板保持を実現する。
案内溝5a…5cは、保持部材2a…2cおよび脚部材3a・3bが形成された側の脚固定部4a・4bの水平面(底面)と平行平面上に形成されている。これにより、保持される放射基板は、接地基板と平行平面上に固定されることになる。
基板留め6は、保持部材2aの底面と対向する側の案内溝5aの内壁面に形成されている。また、脚固定部4a・4bは、コ字上に形成された保持部材2a…2cの内側に収まるように形成されている。
このように、この実施形態に係るアンテナ基板支持台1によれば、絶縁材料からなり、放射基板の縁部に沿って形成され、該縁部を挟み込んで保持する保持部材2a…2cにより構成される枠体を備えるので、アンテナ基板支持台1が放射基板に形成された放射エレメントに与える影響を最小限にすることができる。また、このアンテナ基板支持台1は、放射基板の縁部を保持するので、放射基板の縁部の際まで放射エレメントが形成されていても干渉を最小限にすることができ、放射基板自体の大きさを必要最小限にすることができる。また、放射基板の縁部を保持するので、放射基板の両方の主面に放射エレメントを形成することができ、アンテナの高機能化と小型化の両立を図ることができる。さらに、放射基板の縁部を保持するので、放射基板に孔等を設ける必要がなく、アンテナ組立ての工程数を削減することができるとともに、製造コストを低減することができる。
また、このアンテナ基板支持台1によれば、放射基板の連続する三辺を保持する保持部材2a…2cのうち互いに対向する保持部材2aおよび2cが、それぞれ異なる長さとなるように形成したので、放射基板に接続する給電部材等の接続領域を確保するとともに、保持部材2cによる給電部材等への干渉を低減することができる。
さらに、このアンテナ基板支持台1によれば、基板留め6を備えるので、接着剤等を用いなくても放射基板を保持部材2a…2cからなる枠体に固定することができる。
続いて、図3を参照して、この実施形態のアンテナ基板支持台における脚部材3a・3bおよび基板留め6について詳細に説明する。図3は、この実施形態のアンテナ基板支持台における脚部3aを拡大した拡大図である。なお、脚部材3bは脚部材3aと同一の形状であるので、重複する説明は省略し脚部材3aについて説明する。
図3に示すように、絶縁材料からなる脚部材3aは、円柱状に形成されている。そして、脚部材3aの一方の端部は、脚固定部4aの底面と一体的に成型されている。また、脚部材3aの他方の端部は、その端面の放射状方向に向けて爪11が形成されるとともに、該端面には十文字の切り込み部12が形成されている。
脚部材3aが、固定先である接地基板に設けられ脚部材3a本体の直径に適合させた係止孔に挿入されると、爪11が切り込み部12方向にかしめられる。そして、爪11が該接地基板の孔を通過すると、脚部材3aは、接地基板に嵌め込まれて固定される。なお、この実施形態における脚部材3aは円柱状に形成されているが、これに限定されるものではない。すなわち、接地基板を貫通するのに十分な長さの柱状に形成され、一方の端面に爪11および切り込み部12が形成されていれば、同一の効果を得ることができる。
案内溝5aの端部に形成される基板留め6は、弾性を有する絶縁材料からなり、案内溝5aにおける保持部材2aの表面側の内壁面に一体的に形成され、半球状の凸部をなしている。放射基板の縁部が案内溝5aの端部方向から挿入されると、基板留め6は、その弾性により押し潰されるように変形して放射基板を押圧する。放射基板がそのまま挿入されて案内溝5bにまで達すると、基板留め6は、その弾性により元の形状に戻り、放射基板のストッパーの役割をする。したがって基板留め6は、放射基板を案内溝5a…5cに完全に挿入した状態で放射基板の縁部に引っ掛かるような位置に形成される。
このように、この実施形態に係るアンテナ基板支持台1によれば、脚部材3a・3bの端部に爪11、端面に切り込み部12が形成されるので、ねじなどを用いることなく、また特別な工具を必要とすることもなく、容易に接地基板に固定することができる。このことにより、アンテナの組み立て工程数の削減やコスト低減を実現することができる。
また、この実施形態に係るアンテナ基板支持台1によれば、基板留め6を備えるので、放射基板が抜け落ちたり移動してアンテナ特性が不安定になることを防止することができる。
続いて、図4を参照して本発明の第2の実施形態に係るアンテナについて詳細に説明する。図4は、本発明の第2の実施形態に係るアンテナの構成を示す図である。この実施形態に係るアンテナは、本発明の第1の実施形態のアンテナ基板支持台1を備えるものであるので、第1の実施形態に係るアンテナ基板支持台1に係る説明と重複する説明は省略する。
図4に示すように、このアンテナ21は、主面に放射エレメント24を形成した誘電体材料からなる放射基板22と、この放射基板22を案内溝5a…5cに挿入した本発明の第1の実施形態に係るアンテナ基板支持台1と、主面に接地導体25が形成され該接地導体形成面にアンテナ基板支持台1が固定された誘電体材料からなる接地基板23と具備している。
放射基板22の表面には、銀や銅などの高周波特性のよい面状導体からなる放射エレメント24が形成され、放射エレメント24の一端は、放射基板22の縁部に接するように形成されている。そして、放射エレメント24には、当該縁部において、短冊状の銅薄板などからなる給電部材26および短絡部材27の一方の端部がそれぞれ半田付けなどにより電気的に接続されている。なお、給電部材26および短絡部材27は、銀や銅などの面状導体に限定されるものではなく、弾性を有し高周波特性のよい導体材料であれば同様の効果を得ることができる。また、放射基板22および接地基板23としては、例えばセラミックなどの高周波特性の優れた誘電体材料を用いることができる。
アンテナ基板支持台1は、接地基板23に配設された孔(図示せず)に脚部材3a・3bを嵌め込み、爪11が接地基板23に引っ掛かるようにして固定されている。
給電部材26および短絡部材27の他方の端部は、放射基板22から接地基板23に向けて略垂下し、接地基板23に形成され接地導体25と絶縁された給電端子28およびその近傍の接地導体25と面接触することで電気的に接続されている。ここで、給電部材26および短絡部材27は、放射基板22および接地基板23の間隔よりもやや長く形成されている。
基板留め6は、案内溝5aの上端に形成され、放射基板22の縁部に引っ掛かるようにして放射基板22を固定している。一方、給電部材26および短絡部材27は弾性を有するので、放射基板22を装着したアンテナ基板支持台1を接地基板23に固定すると、放射基板22は、接地基板23との対向面と逆向きの応力を受けることになる。そのため、基板留め6が案内溝5aの上端側にしか形成されていなくても、放射基板22を固定することができる。
このように、この実施形態のアンテナ21によれば、アンテナ基板支持台1の案内溝5a…5cが放射基板22の縁部を挟み込むように保持することで接地基板23と固定するので、放射基板22における放射エレメント24の形成の自由度が大きくなるとともに、放射基板22の大きさを必要最小限とすることができる。
また、この実施形態のアンテナ21によれば、アンテナ基板支持台1の底面に設けられた脚部材3a・3bを接地基板23に配設された係止孔に嵌め込むことで放射基板22を接地基板23に固定し、給電部材26および短絡部材27の端部を給電端子28および接地導体25と面接触させたので、放射基板をアンテナ基板支持台の案内溝に挿入して該アンテナ支持台を接地基板に嵌め込むだけでアンテナを完成させることができる。すなわち、アンテナ組立ての際に工具類を必要とせず、アンテナ組立ての工程数を削減することができるとともに、コストを抑えることができる。
さらに、このアンテナ21によれば、互いに対向する保持部材2aおよび2cのうち、保持部材2cの長さを対向する保持部材2aよりも短く形成したので、給電部材等の接続領域を容易に確保することができ、様々な給電形態を有するアンテナを容易に実現することができる。
なお、本発明は上記実施形態のみに限定されるものではない。本発明の第1および第2の実施形態では、放射基板を長方形とした逆F型アンテナを想定して説明したが、これに限られるものではない。すなわち、放射エレメントなどが形成された基板と、接地導体などが形成された基板とを対向配置させて各々の基板を線材などにより接続する形態のアンテナであれば、どのような形状の放射基板でも、どのような方式のアンテナでも適用することができる。
本発明に係る第1の実施形態のアンテナ基板支持台の構成を示す斜視図である。 この実施形態のアンテナ基板支持台の展開図である。 この実施形態のアンテナ基板支持台における脚部を拡大した拡大図である。 本発明に係る第2の実施形態のアンテナの構成を示す図である 従来技術に係る逆F型アンテナの基本的構成を示す図である。
符号の説明
1…アンテナ基板支持台、2a・2b・2c…保持部材、3a・3b…脚部材、4a・4b…脚固定部、5a・5b・5c…案内溝、6…基板留め、11…爪、12…切り込み部、21…アンテナ、22…放射基板、23…接地基板、24…放射エレメント、25…接地導体、26…給電部材、27…短絡部材、28…給電端子、31…アンテナ、32…放射基板、33…接地基板、34…放射エレメント、35…接地導体、36…給電部材、37…短絡部材、38…給電端子、39…スペーサ、40…ねじ。

Claims (8)

  1. 放射エレメントの形成された放射基板を接地導体の形成された接地基板に対して離間して装着するためのアンテナ基板支持台であって、
    内側面に前記放射基板の三辺が挿入または係合される案内溝の形成されたコ字状の枠体と、
    前記枠体の底面に突設された前記接地基板の係止孔に挿入される突起部と
    を具備することを特徴とするアンテナ基板支持台。
  2. 前記コ字状の枠体の内側面に形成された案内溝の端部側の内壁には、突起状の基板留めが形成されていることを特徴とする請求項1記載のアンテナ基板支持台。
  3. 前記放射基板は矩形基板からなり、
    前記枠体は、前記放射基板の一辺および該一辺側の一隅を除く連続した三辺に沿うように形成されること
    を特徴とする請求項1または2記載のアンテナ基板支持台。
  4. 前記放射基板の一辺側の一隅は、給電点および接地点が形成された部位に近接する一隅であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアンテナ基板支持台。
  5. 前記突起部は、端部外周面が爪状に形成されるとともにその端面には溝が形成された脚部材からなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアンテナ基板支持台。
  6. 放射エレメントの形成された放射基板と、
    接地導体が形成されるとともに係止孔が形成された接地基板と、
    内側面に前記放射基板の三辺が挿入または係合される案内溝の形成されたコ字状の枠体と前記枠体の底面に突設された前記接地基板の前記係止孔に挿入される突起部とからなるアンテナ基板支持台と
    を具備することを特徴とするアンテナ。
  7. 前記放射基板は矩形基板からなり、
    前記枠体は、前記放射基板の一辺および該一辺側の一隅を除く連続した三辺に沿うように形成されること
    を特徴とする請求項6記載のアンテナ。
  8. 前記突起部は、端部外周面が爪状に形成されるとともにその端面には溝が形成された脚部材からなることを特徴とする請求項6または7記載のアンテナ。
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