JPH1167439A - 加熱調理装置 - Google Patents
加熱調理装置Info
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- JPH1167439A JPH1167439A JP24465497A JP24465497A JPH1167439A JP H1167439 A JPH1167439 A JP H1167439A JP 24465497 A JP24465497 A JP 24465497A JP 24465497 A JP24465497 A JP 24465497A JP H1167439 A JPH1167439 A JP H1167439A
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- cooking
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- cooked
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加熱調理方法の異なった複数の調理品を収容
容器に収容したまま同時に加熱調理することができ、し
かも、調理者がその都度調理方法を選択する必要なく加
熱調理を行うことができる加熱調理装置を提供する。 【解決手段】 加熱調理装置は、調理品を収容する可搬
形の収容容器1と、この収容容器を載置する載置部10
を有する調理器9とからなる。収容容器は複数の収容部
2と各々の収容部に収容された調理品のための調理情報
を記録する情報記録部7aとを有し、調理器は収容容器
の収容部配置に対応して載置部に配置された複数の加熱
調理部11と、情報記録部から調理情報を受け取る情報
受取り部12と、該調理情報に基づき各々の加熱調理部
の作動を制御する制御部13とを有する。
容器に収容したまま同時に加熱調理することができ、し
かも、調理者がその都度調理方法を選択する必要なく加
熱調理を行うことができる加熱調理装置を提供する。 【解決手段】 加熱調理装置は、調理品を収容する可搬
形の収容容器1と、この収容容器を載置する載置部10
を有する調理器9とからなる。収容容器は複数の収容部
2と各々の収容部に収容された調理品のための調理情報
を記録する情報記録部7aとを有し、調理器は収容容器
の収容部配置に対応して載置部に配置された複数の加熱
調理部11と、情報記録部から調理情報を受け取る情報
受取り部12と、該調理情報に基づき各々の加熱調理部
の作動を制御する制御部13とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運搬可能な収容容
器に調理品を収容したまま該収容容器に設けられた情報
記憶部からその調理品の調理情報を受け取って加熱調理
を行うことができる加熱調理装置に関する。
器に調理品を収容したまま該収容容器に設けられた情報
記憶部からその調理品の調理情報を受け取って加熱調理
を行うことができる加熱調理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の加熱調理器は、調理者がその調理
品に応じて加熱調理の温度や時間を自ら設定、調整し加
熱調理を行うものが一般的である。また、特公平7−3
2068号や特開平5−126339号には外部記憶媒
体としてICカードやバーコード等に調理品の一般的調
理情報を予め記憶させておき、それを加熱調理器に読み
込ませることにより調理者が自ら設定、調整することな
く加熱調理を可能とする調理装置が開示されている。
品に応じて加熱調理の温度や時間を自ら設定、調整し加
熱調理を行うものが一般的である。また、特公平7−3
2068号や特開平5−126339号には外部記憶媒
体としてICカードやバーコード等に調理品の一般的調
理情報を予め記憶させておき、それを加熱調理器に読み
込ませることにより調理者が自ら設定、調整することな
く加熱調理を可能とする調理装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
加熱調理器はいずれの場合においても調理者が調理品に
関する何らかの情報を選択して調理器に与える必要があ
り、また複数の調理品を同時に適切な加熱方法で調理す
ることはできない。
加熱調理器はいずれの場合においても調理者が調理品に
関する何らかの情報を選択して調理器に与える必要があ
り、また複数の調理品を同時に適切な加熱方法で調理す
ることはできない。
【0004】したがって、本発明の第1の目的は、加熱
調理方法の異なった複数の調理品を可搬形の収容容器に
収容したまま同時に加熱調理することができ、しかも、
調理者がその都度調理方法を選択する必要なく加熱調理
を行うことができる加熱調理装置を提供することにあ
る。
調理方法の異なった複数の調理品を可搬形の収容容器に
収容したまま同時に加熱調理することができ、しかも、
調理者がその都度調理方法を選択する必要なく加熱調理
を行うことができる加熱調理装置を提供することにあ
る。
【0005】本発明の第2の目的は、調理品を可搬形の
収容容器に収容したままその調理品の調理情報を収容容
器から調理器に与えて加熱調理することができ、しか
も、収容容器に保持される調理情報を調理品に合わせて
自由に書き換えることができる加熱調理装置を提供する
ことにある。
収容容器に収容したままその調理品の調理情報を収容容
器から調理器に与えて加熱調理することができ、しか
も、収容容器に保持される調理情報を調理品に合わせて
自由に書き換えることができる加熱調理装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、調理品を収容する
可搬形の収容容器と、この収容容器を載置する載置部を
有する調理器とからなる加熱調理装置であって、前記収
容容器は複数の収容部と各々の収容部に収容された調理
品のための調理情報を記憶する情報記憶部とを有し、前
記調理器は前記収容容器の収容部配置に対応して前記載
置部に配置された複数の加熱調理部と、前記情報記憶部
に記憶されている調理情報を受け取る情報受取部と、該
調理情報に基づき各々の加熱調理部の作動を制御する制
御部とを有することを特徴とするものである。
るために、請求項1に記載の発明は、調理品を収容する
可搬形の収容容器と、この収容容器を載置する載置部を
有する調理器とからなる加熱調理装置であって、前記収
容容器は複数の収容部と各々の収容部に収容された調理
品のための調理情報を記憶する情報記憶部とを有し、前
記調理器は前記収容容器の収容部配置に対応して前記載
置部に配置された複数の加熱調理部と、前記情報記憶部
に記憶されている調理情報を受け取る情報受取部と、該
調理情報に基づき各々の加熱調理部の作動を制御する制
御部とを有することを特徴とするものである。
【0007】上記の構成によれば、可搬形の収容容器の
複数の収容部にそれぞれ調理品を収容したまま該収容容
器を調理器の載置部に載せ、収容容器の情報記憶部に記
憶されている調理情報を調理器の情報受取部で受け取る
ことにより、収容容器の情報記憶部に記憶されている調
理情報に基づいて収容容器内の調理品を各々最適な加熱
方法で同時に加熱調理する事ができる。したがって、複
数の調理品を容易に最適な調理方法で調理することがで
きる。また、調理品は収容容器内に収容したまま運搬し
調理することができるので、調理器を予めユーザー宅に
設置し、所望の調理品を収容した収容容器をそのユーザ
ー宅に宅配する方式の調理品宅配システムに適用すれ
ば、調理品質の良好な調理食材をユーザーに提供できる
こととなる。
複数の収容部にそれぞれ調理品を収容したまま該収容容
器を調理器の載置部に載せ、収容容器の情報記憶部に記
憶されている調理情報を調理器の情報受取部で受け取る
ことにより、収容容器の情報記憶部に記憶されている調
理情報に基づいて収容容器内の調理品を各々最適な加熱
方法で同時に加熱調理する事ができる。したがって、複
数の調理品を容易に最適な調理方法で調理することがで
きる。また、調理品は収容容器内に収容したまま運搬し
調理することができるので、調理器を予めユーザー宅に
設置し、所望の調理品を収容した収容容器をそのユーザ
ー宅に宅配する方式の調理品宅配システムに適用すれ
ば、調理品質の良好な調理食材をユーザーに提供できる
こととなる。
【0008】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項2に記載の発明は、調理品を収容するための収容
部を有する可搬形の収容容器と、この収容容器を載置す
る載置部を有する調理器とからなる加熱調理装置であっ
て、前記収容容器はその内部に収容される調理品のため
の調理情報を記憶するための外部から書き込み可能な情
報記憶部を有し、前記調理器は前記載置部に配置された
加熱調理部と、前記情報記憶部から調理情報を受け取る
情報受取部と、該調理情報に基づき加熱調理部の作動を
制御する制御部とを有することを特徴とするものであ
る。
請求項2に記載の発明は、調理品を収容するための収容
部を有する可搬形の収容容器と、この収容容器を載置す
る載置部を有する調理器とからなる加熱調理装置であっ
て、前記収容容器はその内部に収容される調理品のため
の調理情報を記憶するための外部から書き込み可能な情
報記憶部を有し、前記調理器は前記載置部に配置された
加熱調理部と、前記情報記憶部から調理情報を受け取る
情報受取部と、該調理情報に基づき加熱調理部の作動を
制御する制御部とを有することを特徴とするものであ
る。
【0009】上記の構成によれば、調理品を可搬形の収
容容器に収容したままその調理品の調理情報を収容容器
から調理器に与えて加熱調理することができ、しかも、
収容容器の情報記憶部に保持される調理情報を調理品に
合わせて自由に書き換えることができるので、収容容器
にその都度異なる調理品を収容して運搬し調理に供する
場合であっても、その収容部に収容された調理品のため
の調理情報を収容容器の情報記憶から調理器に与えるこ
とができるので、調理品宅配システムに適した加熱調理
装置を提供することができる。
容容器に収容したままその調理品の調理情報を収容容器
から調理器に与えて加熱調理することができ、しかも、
収容容器の情報記憶部に保持される調理情報を調理品に
合わせて自由に書き換えることができるので、収容容器
にその都度異なる調理品を収容して運搬し調理に供する
場合であっても、その収容部に収容された調理品のため
の調理情報を収容容器の情報記憶から調理器に与えるこ
とができるので、調理品宅配システムに適した加熱調理
装置を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0011】
【実施例】図1〜図2は、収容容器と調理器とからなる
本発明装置の一実施例を示したものであり、図1は収容
容器、図2は調理器の説明図である。また、図3は収容
容器に内蔵される情報記憶部のブロック構成図である。
本発明装置の一実施例を示したものであり、図1は収容
容器、図2は調理器の説明図である。また、図3は収容
容器に内蔵される情報記憶部のブロック構成図である。
【0012】はじめに図1を参照すると、収容容器1
は、一例として3つの調理品収容部2を有する下容器3
と、この下容器3の上部に着脱可能に装着された上容器
4とからなり、各収容部2には調理品を収容する食器5
が収容可能となっている。なお、食器5にはご飯、おか
ず、スープ等の調理品を収容できるが、必要に応じて何
れかの食器5に加熱を必要としない食品例えば漬け物や
サラダなどを収容しておくこともできる。一方、加熱を
必要とする食品は予め完全に調理された食品であっても
よいが、中間段階までの調理を施したものであってもよ
い。また、食品は必要に応じて冷凍した状態で食器5に
収容することができる。
は、一例として3つの調理品収容部2を有する下容器3
と、この下容器3の上部に着脱可能に装着された上容器
4とからなり、各収容部2には調理品を収容する食器5
が収容可能となっている。なお、食器5にはご飯、おか
ず、スープ等の調理品を収容できるが、必要に応じて何
れかの食器5に加熱を必要としない食品例えば漬け物や
サラダなどを収容しておくこともできる。一方、加熱を
必要とする食品は予め完全に調理された食品であっても
よいが、中間段階までの調理を施したものであってもよ
い。また、食品は必要に応じて冷凍した状態で食器5に
収容することができる。
【0013】下容器3は、耐熱ポリプロピレン、耐熱A
BS、ポリエーテルスルホン、ポリフェニンサルファド
などの耐熱性の高い樹脂成形体で形成されており、調理
品収容部2の底部にはそれぞれ後述する誘導加熱コイル
により発熱する板状の発熱体6が組み込まれている。な
お、収容容器1の各収容部2の底部にこの種の発熱体6
を設ける代わりに、食器5自体を調理器の誘導加熱コイ
ルにより発熱させるよう構成してもよい。その場合、誘
導加熱コイルから発せられる高周波磁界を透過させるた
めに収容容器1の各収容部2の底部に開口を形成した
り、該底部を非磁性材料により形成することが好まし
い。また、食器5自体を誘導加熱する場合は、食器全体
またはその一部を磁性材料からなる発熱体6で形成する
ことができ、例えば食器5の外底面に発熱体6として磁
性材料からなるコーティング層を形成しておくことがで
きる。
BS、ポリエーテルスルホン、ポリフェニンサルファド
などの耐熱性の高い樹脂成形体で形成されており、調理
品収容部2の底部にはそれぞれ後述する誘導加熱コイル
により発熱する板状の発熱体6が組み込まれている。な
お、収容容器1の各収容部2の底部にこの種の発熱体6
を設ける代わりに、食器5自体を調理器の誘導加熱コイ
ルにより発熱させるよう構成してもよい。その場合、誘
導加熱コイルから発せられる高周波磁界を透過させるた
めに収容容器1の各収容部2の底部に開口を形成した
り、該底部を非磁性材料により形成することが好まし
い。また、食器5自体を誘導加熱する場合は、食器全体
またはその一部を磁性材料からなる発熱体6で形成する
ことができ、例えば食器5の外底面に発熱体6として磁
性材料からなるコーティング層を形成しておくことがで
きる。
【0014】下容器3には、食器5に入れて加熱調理す
る調理品の加熱温度、時間、保温時の温度などの調理情
報を情報記憶部としてのメモリチップ(RAM)7aに
記憶するための情報記憶装置7が組み込まれている。図
3に示す情報記憶装置7はデータ入力部7bと、データ
出力部7cと、電子データ記憶部7aに対する情報の読
み書きや、データ入力部7bおよびデータ出力部7cに
対するデータの入出力を指令するコントローラ7dと、
バッテリー7eとからなっている。データ入力部7bお
よびデータ出力部7cにおける入出力信号としては光、
電波又は磁気等のいずれを用いてもよい。
る調理品の加熱温度、時間、保温時の温度などの調理情
報を情報記憶部としてのメモリチップ(RAM)7aに
記憶するための情報記憶装置7が組み込まれている。図
3に示す情報記憶装置7はデータ入力部7bと、データ
出力部7cと、電子データ記憶部7aに対する情報の読
み書きや、データ入力部7bおよびデータ出力部7cに
対するデータの入出力を指令するコントローラ7dと、
バッテリー7eとからなっている。データ入力部7bお
よびデータ出力部7cにおける入出力信号としては光、
電波又は磁気等のいずれを用いてもよい。
【0015】上容器4は、主に発泡スチロール、発泡ウ
レタンなどの熱伝導率の比較的小さい断熱材8で構成さ
れており、その外側はポリプロピレンなどの樹脂成形体
で形成されている。
レタンなどの熱伝導率の比較的小さい断熱材8で構成さ
れており、その外側はポリプロピレンなどの樹脂成形体
で形成されている。
【0016】なお、図1は調理品収容部を3つ設けた例
を図示しているが、必要に応じてこの数は増減できる。
を図示しているが、必要に応じてこの数は増減できる。
【0017】図2を参照すると、調理器9は、上面に前
記収容容器1を載置する容器載置部10を有し、この容
器載置部10には例として3つの加熱調理部11が設け
てある。さらに調理器9には収容容器1の情報記憶部7
aに記憶されている調理情報を情報記憶装置7のデータ
出力部7cから受け取る情報受取り部12と、この情報
受取り部12から受け取った調理情報に基づき加熱調理
部11を個別に作動制御する制御部13とが設けられて
いる。なお、収容容器1のデータ出力部7cが光、電波
の信号を送信する送信部を有するときは、調理器9の情
報受取り部12はその信号を受け取る受信部を設ける。
記収容容器1を載置する容器載置部10を有し、この容
器載置部10には例として3つの加熱調理部11が設け
てある。さらに調理器9には収容容器1の情報記憶部7
aに記憶されている調理情報を情報記憶装置7のデータ
出力部7cから受け取る情報受取り部12と、この情報
受取り部12から受け取った調理情報に基づき加熱調理
部11を個別に作動制御する制御部13とが設けられて
いる。なお、収容容器1のデータ出力部7cが光、電波
の信号を送信する送信部を有するときは、調理器9の情
報受取り部12はその信号を受け取る受信部を設ける。
【0018】この実施例では、各加熱調理部11には誘
導加熱コイル11aとその上部を覆う非磁性体からなる
トッププレート11bとが設けられており、さらにトッ
ププレート11b上には収容容器1の発熱体6の表面温
度を感知する温度センサー14が設けられている。な
お、図2は加熱調理部を3つ設けた例を図示している
が、必要に応じてこの数は増減できる。
導加熱コイル11aとその上部を覆う非磁性体からなる
トッププレート11bとが設けられており、さらにトッ
ププレート11b上には収容容器1の発熱体6の表面温
度を感知する温度センサー14が設けられている。な
お、図2は加熱調理部を3つ設けた例を図示している
が、必要に応じてこの数は増減できる。
【0019】なお、調理器9の加熱調理部11に電熱ヒ
ータを備えたものであっても本発明の所期の目的を達成
し得るが、特に上記実施例においては各加熱調理部11
に設けた誘導加熱コイル11aによって収容容器1の調
理品収容部2の底部の発熱体6を発熱するので、安全性
の高い調理器9を提供することができる。
ータを備えたものであっても本発明の所期の目的を達成
し得るが、特に上記実施例においては各加熱調理部11
に設けた誘導加熱コイル11aによって収容容器1の調
理品収容部2の底部の発熱体6を発熱するので、安全性
の高い調理器9を提供することができる。
【0020】また、上記構成の加熱調理装置を用いれ
ば、食品を収容した所定数の食器5を収容容器1内に収
容した後、調理が完了した時点まで、すなわち、例えば
収容容器1の運搬中、調理前、若しくは調理中等に収容
容器1を開ける必要がないので、食品の衛生管理が容易
になる。
ば、食品を収容した所定数の食器5を収容容器1内に収
容した後、調理が完了した時点まで、すなわち、例えば
収容容器1の運搬中、調理前、若しくは調理中等に収容
容器1を開ける必要がないので、食品の衛生管理が容易
になる。
【0021】以上、図示実施例につき説明したが、本発
明は上記実施例の態様のみに限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載した発明の範囲内においてその構
成要素に種々の変更を加えることができる。例えば、収
容容器1に設けられる書き換え可能な情報記憶部として
は外部から光、電磁波または磁気によりパターン情報を
直接書き込むことができる光式、電磁波式または磁気式
の記憶媒体であってもよい。その場合、光式、電磁波式
または磁気式記録媒体を収容容器の外面に配置しておく
ことができる。また、収容容器1に設ける情報記憶部は
書き換え不可能なものであっても本発明の第1の目的を
達成することができる。したがって、収容容器1の外面
等に情報記憶部としてパターン信号を印刷したバーコー
ドラベルを貼っておいてもよい。この場合は調理情報を
書き換えることができないので、収容容器1に調理品を
収容する際にその調理品の調理情報を記憶したバーコー
ドラベルを収容容器1の外面に貼り替えることとなる。
明は上記実施例の態様のみに限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載した発明の範囲内においてその構
成要素に種々の変更を加えることができる。例えば、収
容容器1に設けられる書き換え可能な情報記憶部として
は外部から光、電磁波または磁気によりパターン情報を
直接書き込むことができる光式、電磁波式または磁気式
の記憶媒体であってもよい。その場合、光式、電磁波式
または磁気式記録媒体を収容容器の外面に配置しておく
ことができる。また、収容容器1に設ける情報記憶部は
書き換え不可能なものであっても本発明の第1の目的を
達成することができる。したがって、収容容器1の外面
等に情報記憶部としてパターン信号を印刷したバーコー
ドラベルを貼っておいてもよい。この場合は調理情報を
書き換えることができないので、収容容器1に調理品を
収容する際にその調理品の調理情報を記憶したバーコー
ドラベルを収容容器1の外面に貼り替えることとなる。
【0022】一方、収容容器1に書き換え可能な情報記
憶部を設ける発明においては、外収容容器1内に収容さ
れる調理品を単一の調理方法で加熱調理するものであっ
ても本発明の第2の目的を達成することができる。した
がって、収容容器1内に単一または複数の収容部2を形
成し、収容容器1に設けられる書き換え可能な情報記憶
部は単一の調理情報を記憶するものであってもよい。
憶部を設ける発明においては、外収容容器1内に収容さ
れる調理品を単一の調理方法で加熱調理するものであっ
ても本発明の第2の目的を達成することができる。した
がって、収容容器1内に単一または複数の収容部2を形
成し、収容容器1に設けられる書き換え可能な情報記憶
部は単一の調理情報を記憶するものであってもよい。
【0023】
【発明の効果】以上のの説明から明らかなように、本発
明によれば、加熱調理方法の異なった複数の調理品を同
時に加熱調理することができるとともに、各調理品の調
理情報を収容容器に設けた情報記憶部から調理器に与え
て調理加熱制御を行わせることができるので、その都度
設定を行うことなく加熱調理を行うことができる加熱調
理装置を提供することができる。
明によれば、加熱調理方法の異なった複数の調理品を同
時に加熱調理することができるとともに、各調理品の調
理情報を収容容器に設けた情報記憶部から調理器に与え
て調理加熱制御を行わせることができるので、その都度
設定を行うことなく加熱調理を行うことができる加熱調
理装置を提供することができる。
【0024】また、本発明によれば、調理品を可搬形の
収容容器に収容したままその調理品の調理情報を収容容
器から調理器に与えて加熱調理することができ、しか
も、収容容器の情報記憶部に保持される調理情報を調理
品に合わせて自由に書き換えることができるので、収容
容器にその都度異なる調理品を収容して運搬し調理に供
する場合であっても、その収容部に収容された調理品の
ための調理情報を収容容器の情報記憶から調理器に与え
ることができるので、調理品宅配システムに適した加熱
調理装置を提供することができる。
収容容器に収容したままその調理品の調理情報を収容容
器から調理器に与えて加熱調理することができ、しか
も、収容容器の情報記憶部に保持される調理情報を調理
品に合わせて自由に書き換えることができるので、収容
容器にその都度異なる調理品を収容して運搬し調理に供
する場合であっても、その収容部に収容された調理品の
ための調理情報を収容容器の情報記憶から調理器に与え
ることができるので、調理品宅配システムに適した加熱
調理装置を提供することができる。
【図1】本発明の収容容器の実施例を示し、(a)、
(b)、(c)はそれぞれ収容容器の斜視図、平面図及
び正面図である。
(b)、(c)はそれぞれ収容容器の斜視図、平面図及
び正面図である。
【図2】本発明の調理器の実施例を示し、(a)、
(b)、(c)はそれぞれ調理器の斜視図、平面図及び
正面図である。
(b)、(c)はそれぞれ調理器の斜視図、平面図及び
正面図である。
【図3】図1に示す収容容器に内蔵される情報記憶装置
の構成例を示すブロック構成図である。
の構成例を示すブロック構成図である。
1 収容容器 2 収容部 3 下容器 4 上容器 5 食器 6 発熱体 7 情報記憶装置 7a メモリチップ(情報記憶部) 8 断熱材 9 調理器 10 容器載置部 11 誘導加熱調理部 12 情報受取部 13 制御部 14 温度センサー
Claims (2)
- 【請求項1】 調理品を収容する可搬形の収容容器と、
この収容容器を載置する載置部を有する調理器とからな
り、前記収容容器は複数の収容部と各々の収容部に収容
された調理品のための調理情報を記憶する情報記憶部と
を有し、前記調理器は前記収容容器の収容部配置に対応
して前記載置部に配置された複数の加熱調理部と、前記
情報記憶部に記憶されている調理情報を受け取る情報受
取部と、該調理情報に基づき各々の加熱調理部の作動を
制御する制御部とを有することを特徴とする加熱調理装
置。 - 【請求項2】 調理品を収容する可搬形の収容容器と、
この収容容器を載置する載置部を有する調理器とからな
り、前記収容容器はその内部に収容される調理品のため
の調理情報を記憶する外部から書き込み可能な情報記憶
部を有し、前記調理器は前記収容容器の収容部配置に対
応して前記載置部に配置された加熱調理部と、前記情報
記憶部に記憶されている調理情報を受け取る情報受取部
と、該調理情報に基づき加熱調理部の作動を制御する制
御部とを有することを特徴とする加熱調理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24465497A JPH1167439A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 加熱調理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24465497A JPH1167439A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 加熱調理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1167439A true JPH1167439A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=17121972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24465497A Pending JPH1167439A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 加熱調理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1167439A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007134128A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Sanki Shoji:Kk | 誘導加熱調理装置と食品パッキング体 |
USRE42513E1 (en) | 2003-01-30 | 2011-07-05 | Hr Technology, Inc. | RFID—controlled smart range and method of cooking and heating |
-
1997
- 1997-08-26 JP JP24465497A patent/JPH1167439A/ja active Pending
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